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依存症:(BL)
- 1 :YukI:2006/02/05(日) 06:07:08
- どうも、はじめまして!
今回「依存症」を書くYukIです♪ 文章能力(エロ)向上の為にこの場を借りて頑張りたいな、と思っています!よろしくお願いします!(ペコリ 自分の趣味に突っ走る可能性大ですが、ついてきてくれると嬉しいです(笑)
アドバイス、リクエストなどは喜んで受け付けてますがあからさまな中傷行為は一切受け付けていません!
ではでは、「依存症」楽しんでいただければ幸いです♪ ※ボーイズラブ小説(男同士の恋愛)ですので、苦手な方は読まないことをお勧め致します!
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簡単な登場人物紹介
主人公: 柚木 アキラ (受です 笑)
何でも出来そう、長身、美人、冷静、賢いけどアフォい(どっち)
√逞しそうに見えるけど(笑)心配性、不安になりやすい。強がり。
恋人:比呂 雅紀 (攻め)
小さい、美人よりもカワイイ寄り、元気、おつむは弱い
√勉強は苦手だけど人の精神状態はすぐ察せる。一途。笑
基本的私の好みは逆王道です。笑
その他:ライバルやらなんやら登場予定...
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↓START!!↓
- 2 :YukI:2006/02/05(日) 06:44:18
- 「ん…ふ…んんっ」
放課後の教室でふたりきり。 雅紀はアキラに貪るような口付けをしていた。
ぴちゃぴちゃと厭らしい音が教室内に響く。
唇をはなし、ふたりの間に名残惜しそうな銀色の糸を引く。
「きょ、教室で行き成りすんなよ…っ。誰か来たら…!」 アキラは顔を火照らせながら言った。 「大丈夫だって!誰が放課後の教室なんかに用があるのさ?」 雅紀はにこにこしながらそう言ってアキラの制服のボタンを外そうとする。 それに対してアキラはその行為を必死に阻止する。 「な!駄目だって!」 「…まだ怖い?」 「…ん、と。ご、ごめん…」 てゆうか、此処教室だから…と付け足す。 「そっか」
雅紀とアキラはお互い両想いになって随分と経つが キスくらいしか交わした事が無く、まだ1度も「行為」をした事は無かった。 アキラは「行為」が怖いのだ。
「大丈夫だよ。俺、待つから」 そう言って雅樹は背伸びしてアキラを抱き締める。 「…有難う」 「ってか。アキラ、また背伸びた?」 「え…そう?」 「うん、ちゅーする時思った。背伸びしなきゃ届かないし。…俺が女みたい」 「うん、お前女の子みたい」 「え?女はアキラだろ?」 「やめてくれ」 そう言い終らない内に、雅紀はまたアキラに深く口付けをする。 「んふぁ…ッ。まさ…んっ」 酸素を求めて必死に喘ぐアキラの口の端からは唾液が流れる。 雅紀はアキラの口内を犯しているのを段々と下げ、 耳たぶと甘噛みする。 「あっ…まさき…!んあっ」 そして更に下げ、首筋を刺激する。 「っ…!あんっ雅っきぃ…!」 ちゅっという音がした後、雅紀は唇を首筋から離す。
「…もしかして、痕つけたか!?」 アキラは首筋を摩りながら言った。 「えへ!」 「さ、最悪…!恥ずかしいじゃんか!」 「やっぱり女っぽいのはアキラ方だ」 「…ばか」
そうやり取りしているとアキラは廊下の方で人の気配を感じた。 「!?」 「どうした?アキラ」 「いや、えと…今教室の前に人が居た気が」 アキラは目を細め、少しだけ開いた教室のドアを見ながら言った。 「まじで?」 「うん…。…見られたかもしれないぞ…?」 「あは、大丈夫だって!でももう帰るか?」 「ああ。もう直ぐ教室も鍵を掛けられるしな」 「夜道は危ないから送ってってやるよ!」 「…いや、結構まだ外明るいけど」
ふたりはそう言って教室を後にした。
人影の正体が誰かも分からないまま。
::続::
- 3 :YukI:2006/02/05(日) 06:58:33
- 翌日、アキラは目覚まし時計の音で目を覚ます。
「ん…もう朝か…。眠…」 昨日夜遅くまで学校の課題に追われていたアキラは少々寝不足で虚ろな目を擦りながらベッドから抜け出す。
顔を洗い、部屋に戻ると携帯を開いた。 「あれ。メール着てる」 雅紀かなあ。と思いながら携帯を操作する。 メールの送り主は雅紀では無く、電話帳にさえ登録していない人物だった。 「誰だ?これ…」
題名はついておらず、急いでメールを開く。 「っ!?」 アキラは目を疑った。 メールには添付ファイルがついており、 ファイルを開くと昨日の放課後、教室でアキラと雅紀がちょうどキスをしている最中に撮影された画像が表示された。
睡眠中は携帯の音を消している為に気づかなかったが、受信した時間は朝方だった。
アキラの携帯を持つ手が微かに震える。 スクロールすると、文章が打たれていた。 『他にも数枚撮った。ばらされたくなかったら朝7時半にこの写真と同じ所に来い』との事だった。 写真と同じ場所、というのは教室のことだろう。 「しっ…七時半!?」 アキラは驚いて時計を見る。 時計の針は6時45分を指していた。 アキラは朝の支度のペースが人1倍遅いため、7時半に学校…は間に合わないかもしれない。 でも、とにかく行くしかない。
アキラは朝食を抜いて急いで支度をした。
::続::
- 4 :YukI:2006/02/05(日) 07:14:59
- 「はぁっ…ま、間に合った?」
比較的学校に近い場所に住んでいるため、アキラは徒歩通学で登校している。 しかし、今日は思いっきり走って学校へ来たので息を切らして校内へ入る。 携帯を開いて時間を確認すると7時35分を指していた。 部活の朝練だろうか、色々な声が校舎にまで届いてくる。
しかし、校舎自体に人気は無く緊張しながらアキラは自分の教室へ向かった。
階段を上がり、長い廊下を進み、教室の前へ立つ。 何だか、入るの怖いな…と小さくつぶやく。 だけど携帯に送られてきた画像ははっきりと、アキラと雅紀と分かるくらい鮮明に写されており、 それを誰かに少しでも見られたらアキラとしては一貫の終わりだ。
深呼吸をして、アキラは教室のドアを開けた。
朝日が逆光となって教室が暗く見える。 アキラは教室を見回した。しかし、人影は全く無い。 「あれ…」 ほっとしたような、せっかく急いできたのに、という少しの苛立ちが混ざって生まれてくる。 「そ、そうだよな、わざわざそんなさ…」
と独り言を言いながら自分の席に着こうとした時。 「お、みーっけ」 アキラの背後で声がした。 アキラは驚いて振り向くと、教室の前にはクラスメイトの 金城裕也がいた。 「っ!?き、金城!?」 「5分、遅刻したよなー?遅いから様子見に行ってたんだよ」 裕也は余裕そうな笑みを浮かべてアキラに近づく。
「お、お前なのか!?写真撮ったり、メール俺に送ったり…!」 「おう、当たり前!アドはクラスの奴に聞いたら普通に教えてくれたしな」 「な…なんで呼び出したんだ…?俺達のこと、気持ち悪いと…?」 アキラは一言一言怯えながら口にする。 「いや?気持ち悪いとは思わない。だけど…雅紀だけズルイなあ、と思って」 「!?どういう…」 意味だ、と問う間も与えられずにアキラはドン、と床に押し倒された。
「な!?金城!放せよ…!」 「嫌だ」 「何で…!」 「おいアキラ。どうして俺はこんな朝早くに呼び出したか、分かるか?」 「…え?…人が少ない…から?」
その言葉に裕也はニヤリと口の端を上げた。 「正解。楽しませてもらうぜ、アキラ」
::続::
誤字脱字や文章のおかしいところがあるかもしれません; 多めに見てやってください!
- 5 :弥生:2006/02/05(日) 08:36:36
- あげ!!
誤字脱字なんて気にしませんので 頑張ってください!!
- 6 :あや:2006/02/05(日) 08:38:54
- オもしろぃですー(*´∀`*)
あげっ
- 7 :かな:2006/02/05(日) 09:34:44
- ぉもしろぉいょっフ
- 8 :Th'z:2006/02/05(日) 11:19:17
- 文章力ありますねー。
一つ言うと、スペースを空けてもらえたら読みやすいです;自分の携帯からはつめつめになっちゃってるんで(泣)
- 9 :ふり:2006/02/05(日) 14:30:15
- あげ。面白いです
頑張ってねv
- 10 :YukI:2006/02/05(日) 15:17:54
- わわ!沢山のコメント有難う御座います!
弥生さん →あげて下さって有難う御座います! 誤字脱字気にしないとはとても嬉しいですー!(笑) これからも頑張るので宜しかったら読んでくださいね♪
あやさん →上げて下さって有難う御座います! 面白いですか…!(照) そう言ってくださるとこの駄文も救われます!(笑)
かなさん →わわー!おおお面白いだなんて…! 更に面白い内容に出来る様努力したいです! コメント有難う御座いました!
Th'sさん →今文章力鍛え中なので、そう言ってもらえると激しく嬉しいです(笑) 携帯から読んで下さってるんですね! 次回から小説を投稿する際はなるべくスペースを空けたいと思います。 配慮がなってなくてすみません;
ふりさん →あげて下さり有難う御座います! 面白いですか!?て、照れますね…!(笑) はい、これからも頑張っていきますー!よろしくお願いしますね!(ペコリ)
- 11 :YukI:2006/02/05(日) 16:24:30
- 「楽しませて貰うって…!うあっ!」
アキラは床に押さえつけられたまま、乱暴に制服を脱がされる。
ボタンをぶちぶちと外され、Yシャツは僅かに破れる。
その様子で何をされるか薄々と察知したアキラは必死に抵抗する。
「い、嫌だ…!金城…!放せ…!」
じたばたと暴れるが、逞しい体つきの金城に貧弱な自分が敵うわけもない。
抵抗は無駄に終わった。
そう言えば金城ってアメフト部だっけ…。
こんな状況なのに呆然とした考えが一瞬頭を過ぎる。
「大人しくしとけよ。」
金城はまたニヤリと笑う。
「嫌っだ…!ひっ!」
裕也はアキラの胸の突起を舌で刺激する。
「んっあ…!放せぇ…!」 怖い、怖い、怖い。 アキラの脳内は恐怖でいっぱいだった。
身を捩じらせどうにか逃げようとするが、やはり無駄だった。
「やだ…!やだ…!放っせ…!ん…ぁ…っ怖い…!」
それでも裕也は構わずアキラの胸を愛撫する。
怖い筈なのに、初めての感覚に大きく反応してしまう。
「ん…っ!ぁんっ!」
「ははっしっかり反応してんじゃねえか!」
裕也はこちらを見ながら舌で甘噛みをする。
「ひぁ…!ぁんっ」
鋭い刺激にアキラの身体は大きく跳ねる。
口を噤もうと唇を噛み締めるが、それは裕也によって解かれる。
「んっふぁ…!ふ…」
濃厚なキスにアキラは頭が朦朧とする。
舌をすくっては絡ませ、すくっては絡ませ、
どちらのものか分からない唾液が下のアキラの口から垂れ、首筋を伝う。
少し暗い教室の中にまで、部活中の生徒たちの声が響く。
そうだ、もし人が来たら…。
アキラの心臓はドクン、と大きく鳴った。
::続::
- 12 :YukI:2006/02/05(日) 16:52:33
- 「だ、誰か来たら…んぁっ…どうする…っんだ!」
喘ぎながらも何とかそう口にする。
「俺はバレても構わないぜ?ほら。もっと楽しませろよ。」
そう言って裕也の手は段々と下に下がる。
手はアキラのズボンに到着し、片手でカチャカチャとベルトを解く。
「や…!やめ…!」
アキラは何で呼び出しに応じてしまったのだろう、と後悔する。
雅紀ともこんな事したことが無かった。
以前、雅紀が俺の服を脱がそうとしたが、泣いて抵抗した為未遂に終わった。
俺が泣いた時…あのときの雅紀の顔を見た瞬間あそこまで抵抗した俺は少し罪悪感を感じた。
だけど今は、アキラの眼からはその時よりも明らかに多く涙が流れていた。
「ぅぐ…ひっ…」
「何?泣いてんの?あはは!誘ってんのかよ!」
逆に裕也から罪悪感は全く伺えず、逆に悦を感じているようだった。
「ぁ…んっ!んぁ!」
太ももまでずらされたズボン。
下着越しに自身を擦られ、鈍い感覚に身を捩じらせる。
ゆっくり、ゆっくりとアキラの自身は先走りの蜜で下着を湿らせた。
「ははっ。もう濡れてきてるな」
にやにやとそう裕也に言われ、アキラは恥ずかしさでいっぱいになった。
「っ…!あんっ!言う、な…ぁぁっん!」
ボロボロになった制服を辛うじて纏ったまま、喘ぐしかない。
アキラが朦朧としていると、いきなり生臭さを感じた。
「っ!?ひ…んう…!」
それは裕也の自身であり、無理矢理口へ突っ込まれる。
「後で自分の中入れるんだからしっかり濡らしとけよ」
「!?んぅ…!ふぅ…!」
一気に喉の奥まで入れられて息苦しくなる。
「噛んだら承知しねぇぞ」
そうきつく言い放たれ、アキラは悪寒を感じる。
慣れない様子だったが仕方なく奉仕することにした。
「ん…!ふぁ…う…」
ぴちゃぴちゃと音を立て、必死に裕也を舐める。
だんだんと膨張する裕也の自身にアキラは戸惑う。
「んぁう…!う…!」
涙を流しながらも両手で裕也の自身を持つ。
どれだけ時間が立っただろう。
人のものを奉仕するのは初めてだったアキラは裕也を満足させるまで随分と時間をかけた。
「んっ。く…出すぞ」
「ふぁ…!」
裕也の発言の後、アキラの口の中に一気に苦味が広がった。
「うぁ…!ふ…!」
口を押さえながら、どこか吐き出す場所は無いかと変な配慮をするアキラ。
押さえた指の隙間からポタポタと白濁が滴る。
「あはっ!飲めや」
「ん…!?…!ぐ、んぐ」
眼を思い切り閉じ、ゴクリと喉を鳴らしてアキラは裕也の出したソレを飲み込んだ。
途端に吐き気がする。
「なぁ、もう…満、足だろ…!やめてくれよ…」
涙をぽろぽろと流しながらアキラは懇願する。
「何言ってんだよ。後で自分の中にコレ入れるんだからしっかりヤれ、って言ったばかりだろ?」
裕也は明るく言う。その言葉にアキラは絶望した。
「!?そ、そんな…!」
「さて、ここからが本番だからな!」
アキラは再び床に押したれたのだった。
::続::
半端エロシーン長いですね;だらだら書いててすみません;
- 13 :YukI:2006/02/05(日) 17:08:58
- 再び下着越しに鈍い刺激を受け、だんだんと下着を持ち上げる自身。
それがとても恥ずかしくて、でも僅かながら快感を覚える自分がいる。
「ん…あ…あん…」
もどかしくさえ感じる感覚に、アキラの腰はだんだんと浮いてくる。
先走りの蜜はさっきよりも多く溢れ、下着をぐっしょりの濡らした。
「き、金城…」
僅かながら残っている理性を必死に保ち、未だ抵抗を試みるアキラ。
「何?これだけじゃ物足りなくなった?」
「!?ぁあんっ…違…うん…」
勘違いを装っているのか、それとも本気にしているのか
金城は一気にアキラの下着を下ろした。
「ひ!んぁん…」
外気に晒された自身は、尚も主張を続ける。
「凄ぇ立ってる」
そう一言言ったあと、裕也はアキラの自身を咥える。
「ひぃ…!あっ!ぁあん!」
思わず大きな声を出してしまうアキラに、咥えながらも目で笑う裕也。
そんなつもりないのに、さっきよりも腰が大きく浮くアキラ。
「んぁ…!やだ…!」
達しそうになるが、アキラは必死にそれを堪える。
「イけよ」
裕也はそれを察し、アキラの先を軽く噛み絶頂を促す。
「ぁん…!ぁあっ!」
その声と同時にアキラは達してしまった。
裕也は当然のようにアキラの出した精を飲み干す。
::続::
- 14 :YukI:2006/02/05(日) 17:42:03
- その後、アキラには裕也自身を突っ込まれた。
アキラはそこを今まで排泄以外に使ったことがなく、慣れているはずも無かった。
裕也はソレを見て今までアキラと雅紀が行為を行っていなかった事を察知し、ニヤリと笑う。
「ひぃぁ…!つぅ…!」
痛みを感じ、涙を流すアキラ。
鉄のにおいが鼻を刺す。
どうやら中が切れて、血が出てきたらしい。慣らしていなかったので、切れるのも無理も無い。
肌蹴た制服のまま四つん這いにさせられ、腰を振られる。
「ん…!つぁ…!ん…ぁ…ぁん」
痛みとは別の感覚をだんだんと覚える。
にゅるにゅると血は痛みを中和し、裕也は更に激しく腰を振る。
「あんっ!」
そうしているうちにアキラは大きく反応した。
もっと、もっとという様に腰を動かす。
「どうした?ここがイイのか?」
裕也は其処を集中的に攻める。
「ひぃ…!ぁあん!」
アキラは大きく喘ぎ、自ら腰を振る。
「ふぁ…!はぁん…!あん!ぁあっ」
ぐちゅぐちゅと血は裕也の出入りを滑らかにし、アキラは必死に声を出した。
しかし、涙は止まっていなかった。
ごめん、ごめん、まさき…。
そう心の中でつぶやいたまま、裕也に促されてアキラは達した。
その締め付けでほぼ同時に裕也も。
::続::
- 15 :YukI:2006/02/05(日) 18:33:42
- 「ふぅ。楽しませてもらったぜ」
行為が終わった後、乱れた制服を整えながら裕也は言った。
アキラはYシャツのボタンが取られたため、前はだらりと開いたまま。
アキラは無言で俯く。
「お前、まじで今のが初めてだったんだな」
からかう様に笑いながら裕也は言う。
「う、うるさい…!」
アキラは俯いたまま、拳をぎゅっと握る。
「おいおい冷たいなあ。さっきまであんなの喘いでたくせに?」 「黙っておいて…くれないか…」 「ん?」 「ま、まさきに…この事…黙っておいてくれないか」 雅紀と、何れ恐怖心が無くなれば…初めての行為をしたかったのに…。
恋人でも何でもないクラスメイトと…いや今ではアキラにとってそれ以下の人物と最後までやってしまった。
それが雅紀に知られたら…。
「ああ良いぜ。俺もそっちの方が都合良いし」
「本当か?」
「その代わり。また呼び出すからな」
軽快にそう言う裕也に、アキラは絶望した。
「そん…な…」
「お前経験無いからまじ最高。写メ、ばらされたくなかったらまた付き合ってくれるよな?」
「く…」
アキラは裕也をにらみつける。
「おいおい、そんなにらむなよ。俺はお前の初めての人だぜ? まあ良いや。また連絡する。放課後にでも、な!」
アキラの弱味を完全に握っている裕也は笑いながら教室を後にした。
哀れな姿のアキラを残して。
::続:: …雅紀の影薄いですね(汗)
- 16 :YukI:2006/02/05(日) 20:08:45
- ――――――――――――――
「…寒い」 金城が出て行った後、ひとり残された俺は身震いした。
Yシャツは裂かれ、着ても着なくても同じようなものだった。
一応ブレザーを羽織ってみるが、みすぼらしさは変わらない。
「うーん…。どうしよう」
視界がぼやけ、ポタリと涙が落ちる。
一時的に止まってはいたが、再び俺は泣いてしまった。
怖かった。怖かった。怖かった。
でもその恐怖の中、快感を感じて乱れた自分がいた。
それが情けなくて、そして恥ずかしかった。
何で朝メールに気づいたとき、雅紀に相談しなかったんだろう。
何で教室に入ったんだろう。
何であいつを受け入れたんだろう。
俺は自分を責めた。
涙はまだ止まらず、俯いている俺から真っ直ぐ床に滴り落ちた。
今から雅紀に相談するには遅すぎる。逆に嫌われる。
「まさき…まさき…!」
俺はその場にしゃがみこむ。
そして助けを呼ぶべき人物では無い、自分の想い人の名をひたすらつぶやいた。
ふと、携帯がブルブルと震えて俺を呼んでいた。
「…誰だろう」
俺は携帯を手に取り画面を確認した。
「メール…」
メールを開くと…金城からだった。
前回と同じく添付ファイルがついており、俺は恐る恐るファイルを開く。
「っ!?」
ファイルを開くとまた写真が表示された。
その写真は、俺だった。
しかも、さっきの最中の。
肌蹴た制服、火照った身体、何よりこの表情。
これだけならまだ良いかもしれないが 昨日の放課後、雅紀につけられたキスの跡が首筋にくっきりと写ってる。
頭が朦朧としていた時、金城に撮られてたのか…?
スクロールすると、また文章が出てきた。
『さっきは楽しかったぜ。今度はコレ、比呂にばらされたくなかったら相手しろよ』
::続::
今回はアキラ視点です。
ふい〜、疲れた…! これ読んでくれてる方いるのでしょうか??笑 ひ、ひとりでも頑張ります!!笑
- 17 :奏:2006/02/05(日) 21:01:59
- あげですー
- 18 :………:2006/02/05(日) 21:05:51
- 俺だけかもしんないけど、ある小説に似たよーな描写つかってなぃ?
- 19 :315:2006/02/05(日) 21:08:31
- …………俺だけ?ある小説の描写に似たよーなのぉつかってなぃ?
- 20 :YukI:2006/02/05(日) 21:26:01
- コメント有難う御座います♪
:::::
奏さん →上げてくださり有難う御座います! 読んでくださっている方いるんだなあ、と安心しました! 宜しければ続きも読んでくださると嬉しいです♪
315さん(>>18->>19さん) →此処に置いてある皆さんの小説はあまり読んだことが無いので(それもどうだよ、って感じですが;) 本当に覚えが無いです…! しかし、此処でいくら弁解しても説得力が無いですよね(笑)
小説を書く際に色々な小説サイトさまへ勉強の為回ったりして、 表現がやや影響を受けている可能性はあります; しかし、わざと似せたのでは無いのは事実ですので、 ご理解頂ければ幸いです! 身に覚えがないとは言えど、もし不快に思わせてしまったら申し訳ありません; 単刀直入なコメント有難う御座いました!
:::::
- 21 :315:2006/02/05(日) 21:29:33
- 間違って二回書ぃちゃいました;ごめんなさい!!………でもほんとそッくりなんで…。偶然かもしれんけどっ
- 22 :YukI:2006/02/05(日) 21:43:42
- 315さん
→いえいえ!私も間違える事が結構ありますし!(笑) そんなに似ているんですか? でも本当に覚えが無い、と自信を持って言えますので その方の作品と私の書く駄文は本当に全くの無関係と考えて頂けると嬉しいです!
それでは失礼します。
- 23 :YukI:2006/02/05(日) 21:59:56
- 携帯で時間を確認すると、もうじき誰かが登校してくる時間帯だった。
「やば…」
俺は慌てて立ち上がる。
この格好…どうしよう。
僅かに行為中についてしまったのであろうどちらかの白濁がブレザーやズボンにこびり付いている。
気の所為かもしれないが、臭いが鼻につくようで不快だった。
こんな姿でクラスの奴に会ったらどう思われるか、考えただけでも恐ろしい。
「…サボろう、かな」
そう思いついた瞬間、酷い吐き気が襲ってきた。
何かが込み上げてくる様な、そんな感覚。
「ぅ…!?」
俺は荷物を持って教室を出て、片手で口を塞ぎトイレへ向かう。
蛇口を思いっきり捻って…吐き出した。
「ぉえっ…!はあ…っはあ…」
アイツの精が俺の胃の中に入ってる、そう思ったら無意識に口に指を突っ込み吐きやすいように促していた。
朝食を抜いてきた所為か、嘔吐しても胃液しか出てこない。
胃液の臭いが気になる。
「はぁ…はぁ…」
綺麗に口内や顔を濯ぎ、持っていたタオルで顔を拭く。
本当は全身を洗いたかった。気持ち悪かった。
情事中、喘いだ自分に心から後悔した。
胃の不快感は、まだ僅かながら残っていた。
トイレの近くの階段で、女子の声がする。もうそんな時間か!?俺は慌ててトイレから出た。
女子が居る階段を真っ直ぐに横切り、廊下を走る。
隣の校舎から下へ降りた。我武者羅に走って、たどり着いた先は体育館裏。
「はぁ…はぁ…」
適当にとにかく走っていたので疲れた。
まだ体育館に人が残っているのか、物音がした。しかし俺はそんな音を気にしなかった。
気がつくと、ブレザーに入っている携帯が再び震えているのが分かった。
ドクン、と胸が鳴る。
恐る恐る携帯を手に取り、画面を確認する。今回はメールでは無く電話で、相手は――雅紀だった。
俺は安心し、大きくため息をついた。そして急いで通話ボタンを押そうとした。
しかし、どんな風に雅紀と話せば良いんだろう?
どんな風に雅紀と手を繋げば…キスをすれば…。
まだ携帯電話は…雅紀は、俺を呼んでいた。
::続::
- 24 :ふり:2006/02/06(月) 00:11:42
- あげ。本当に面白いよv
でもアキラちょっと可哀想…
- 25 :YukI:2006/02/06(月) 00:29:04
- ふりさん
→2回もコメントやあげ、有難う御座います! 面白いですか…?何だかとても恥ずかしいです…!笑 アキラに関してこれからも物語を発展させるつもりなので、また宜しかったら読んでくださいね♪ 可哀想な彼に同情しちゃってください!(爆)
- 26 :YukI:2006/02/06(月) 00:54:21
- 少しの間、俺は携帯の通話ボタンに指を置いたまま硬直していた。
ブルル、と鈍い振動を感じる。
カチ――。 俺は思い切って通話ボタンを押した。とにかく安心したかった。
雅紀の声を聞きたかった。
「も…もしもし…」
俺の声は、少し掠れていたと思う。
――――――――――――
「あ、もしもし?アキラ?」
漸く出たアキラの声は、風邪でも引いたのか少し元気がなく、掠れていた。
「なんか…風邪でも引いた?」
「えっ?いや…そんな事無いと思うけど…」
次は声が微かに震えてる。
「どうした?ちょっと調子悪い?」
「べ、別に…普通だよ」
俺はアキラの様子が普通に思えなかったが、とりあえず話を進める。
「あ、そういえばお前もう学校に居る?」
「え?…どうして?」
「いやー、今日の授業別に大した事無いし一緒にサボりたいなと思って」
正直にそう言うと、いつもアキラに怒られるのだがそれでもアキラは一緒にサボってくれるので俺は明るくそう言った。
「・・・・・・」
アキラは何故か全然反応を示さない。 外に居るのか、雑音が聞こえる。もしかしてもう学校に向かっているのだろうか。
「アキラ?もしもーし。もしかして電波悪い?」
そう問いかけると、アキラはやっと口を開いた。
「あ…、ごめん。えと調子悪いかも…」
「やっぱり?今――外、だよな?」
「…うん」
「学校?」
「えっ…いや…えと…」
アキラは電話越しにもごもご、と言うのを躊躇っている。
「はは、どっちだよ。学校にまだ着いてないんだったら調子悪いんだし学校休みなよ!で、俺も休むー!」
わざと明るめに言い、元気の無いアキラを安心させる。
「じ、自分が休みたいだけだろ?」
俺の発言にいつもと同じ様につっこんでくれたアキラに、俺も安心する。
「看病に行くし!」
「え!?ちょ、今日は…」
「何?今日…アキラのお母さん仕事だよな?」
アキラのお母さんは仕事をしていて、いつも母親は夜遅くに帰宅する。
単身赴任の父親とは、ろくに連絡を取っていないらしい。
「うん…そうだけ、ど…」
「じゃ、お前はすぐ家に戻れ!俺はすぐお前の家行くから」
ちょっと強引だったかな?と思うけど、アキラの様子が明らかにおかしかった。
様子が気になったので、電話を切った途端に急いで準備をした。
そうだ、コンビニに行ってお見舞いの品でも買おう。
::続:: 雅紀とアキラのエロシーン早く書きたいなあ。笑
今回はアキラ視点の次に雅紀視点で書いてみました!
読みにくかったらスミマセン!汗
- 27 :YukI:2006/02/06(月) 19:36:33
- ↑の文章、おかしいところが多々ありました…!
以後気をつけます!
―――――――
雅紀がうちに来る…。
携帯を切った後、暫く呆然とした。
ポタポタと雅紀の声を聞いた途端流れてきた涙を拭う。
学校から家に戻るまで、この格好は少し恥ずかしいがこのまま授業を受けるよりはマシだ。
どんな風に雅紀に会うかより、俺はとにかく雅紀に会いたかった。
携帯をブレザーのポケットに入れ、まだ残る胃の不快感に耐えながら人通りのあまり無い裏門から学校を出た。
家に帰ると、母親はもう仕事に行ったようで誰も居なかった。
俺は部屋へ戻り、制服を脱いだ。ボタンの取れたYシャツは使い物にならないのでゴミ箱へすぐに投げ入れた。
ブレザーやズボン、ネクタイは明日クリーニングに出そうと思い、紙袋へ入れた。
そして、バスルームへ行ってシャワーを浴びた。
まだ俺の中に残ってる、あいつの中の精をかきだした。
指を入れる時の異物感に耐えながら、必死に。今日何回目だろうか、また俺は泣いた。
手早く、しかし念入りに身体を洗いバスルームを出た。
柔らかいバスタオルで身体を拭いてると、ふと鏡に映った自分が目に入る。
少し目が赤くなって気がして、俺は不安になった。
その次に、昨日俺の首筋に雅紀がつけた痕を確かめる。
つけたばかりの昨日よりは薄くなっているが、消えてはいない。
俺は寝巻きに等しいラフな格好に着替えて、雅紀を待った。
::続::
- 28 :弥生:2006/02/06(月) 20:27:58
- あげぇぇぇ!!
- 29 :YukI:2006/02/06(月) 21:03:30
- 「アイツ、大丈夫かな…」
雅紀は「柚木」と書かれた表札が置いてある家の前に立って、そう呟いた。
少し間をおいて、インターホンを指で押す。
家の中で響く、ピンポーンという音が雅紀の耳までか微かに届く。
「はい…」
インターホンについているマイクからアキラの声がし、雅紀は明るく対応する。
「アキラおはようー!待ったか?コンビニ寄ってたら遅くなったんだけど…。熱とかちゃんと計った?」
そう言いながら、カメラにコンビニの袋が映る様に右手を高く持ち上げる。
「いや…。まあ、入って。鍵は開いてるから…」
アキラは相変わらず少し元気が無い声で、雅紀を招いた。
「分かった。お邪魔しまーす」
インターホンの受話器を置いて、アキラは玄関に向かう。
ドアが閉まる音がして、雅紀が入ってきた事を察し、少しだけ心臓の鼓動が早まった。
「雅紀…」
「よー!大丈夫か?」
雅紀の顔を見るとアキラはひどく安心した反面、ちょっと前の裕也との行為を思い出した。
「まさき…まさき…!」
アキラは廊下に立ちすくし、溢れる涙を必死で拭う。
ああ、俺はどうすれば良いんだ。
雅紀に会ってももやもやした気持ちは晴れず、精液のにおいがまだ俺の身体に染み付いてる気がしてならない。
涙は止め処なく溢れ、床に滴る。
「あ、アキラ!?どうしたんだよ…!」
雅紀は慌てて靴を脱ぎ、アキラを優しく抱擁する。
――――――
きつく抱き締めてしまえば折れそうなほど華奢な身体。
それでも雅紀はいつもより強く、アキラを抱いた。
そうでもしなければアキラは今すぐにでも壊れそうで不安だった。
しゃくりを上げて、それでも声は出すまいと泣いているアキラの背中をポンポンと叩く。
いつもなら手を回してくるアキラだが、今日は自分の顔を覆ったままだ。
「部屋に行こう?な?」
その問いに、アキラはこくこくと頷く。
「歩けるか?」
そう聞くと、覚束ない足取りで進もうとしたので雅紀は支えながらアキラの部屋へ行った。
::続::
話あんまり進んでなくてすみません;
てゆうか、アキラを泣かせすぎですねわたし…!爆
- 30 :YukI:2006/02/06(月) 21:05:12
- 弥生さん
→あげて下さり有難う御座います♪ これからも頑張って書いていくので、よろしくお願いしますね★
- 31 :YukI:2006/02/06(月) 21:26:26
- 雅紀は部屋につくと、そっとアキラをソファに座らせる。
―――――
未だアキラは自分の顔を手で隠しているので、そっとアキラの手を握り顔が見える様にどかす。
少し力を入れたのが分かったが、抵抗はしなかった。
「アキラ…」
アキラの目元は真っ赤に染まっていて、涙の粒が長い睫毛に溜まりキラキラと光っていた。
「どうした…?しんどいのか?」
アキラの顔を覗き込み、俺は問う。アキラはうつむいたままだ。
「だいじょうぶ…。ほんとうごめん…」
「何で謝るんだよ…」
俺は袖でアキラの涙をゴシゴシの拭う。
「うわっ」
アキラはびっくりして声を出した。
袖を退けると、目は僅かに赤かったが涙はもう流れていない。
少し、虚ろなだけだ。
「お腹…空いてない?一応食べ物買ってきたんだ!
つか風邪だったら薬飲まなきゃな!何か食べないと胃が荒れるから」
俺はコンビニの袋の中身をテーブルに広げる。
「あ…と…ごめん…今、お腹空いてないんだ…」
「そうか…」
「ほんとごめん…」
「いや別に謝んなくて良いって!風邪とかじゃ無いの?」
「う、うん…ちょっと気持ち悪くて」
「大丈夫か?横になりな?」
そういえば顔色が悪い。白い肌が更に青白く見える。握ってるても酷く冷たい。
「…ううん。このままで良い。あ、でも…喉渇いた…かも」
色々買ってきた俺に気を使ってくれているんだろうか。アキラはテーブルの上にちらりと目をやる。
「おう、飲み物あるよ!冷たいのだけど」
そう言って俺は過保護にペットボトルの蓋を開けて、アキラに手渡す。
「はい」
「有難う」
アキラはこくん、こくんと一口二口飲んだ後、唇を離す。
そして俺に抱きついてきた。
「…?」
僅かに震えるその身体は、キュっと強く俺を抱き締めた。
俺も腕を回し、暫くの間抱き合っていた。
::続::
- 32 :YukI:2006/02/06(月) 21:57:50
- ―――――
気遣ってくれる雅紀に申し訳ない。
何で俺を抱き締めてくれるんだ。
何度か「ごめん」と口にしてみたがどうして謝ってるのかは言えなくて。
優しく声を掛けてくれる彼が怖い。
でも好きなんだ。――好きなのに。
―――――:
俺は顔を上げると、雅紀をじっと見た。
「ん?」
優しく微笑み、首を傾げてみせる彼に口付けをした。
触れるだけですぐに唇を離したが、自分からするのはこれが初めてだった。
「アキラ…」
そう名前を呼んでくれたが、俺は無言で再び彼の唇を奪う。
何度も何度も重ねる。
ゆっくりと雅紀に体重をかけ、ソファに倒れこみながらもキスをし続ける。
「んふ…っ」
舌を自らねじ込み、吐息が漏れる。
雅紀は俺を受け入れる様に舌を絡ませ、応えてくれる。
「ふぁ…んっ…」
一生懸命にキスをする自分は、恥ずかしかったけど安堵感を求めていた。
雅紀は暖かかった。
そして俺は雅紀の唇から漸く離れ、首筋を舐めた。
いつもやってくれているように刺激する。そして、痕をつけた。
「アキラ…?痕つけた?」
俺の髪の毛を指で梳かしながら雅紀は問う。
「…うん」
「…なんか嬉しい」
そう言って彼は目を細め、俺の頬にキスを落とした。
ずっと、このままだったら良いのに。
暖かい彼の中にずっと居たい。
そう思いながら彼にまた抱きついた。
::続::
この場面書くの難しいです。えへ。笑 視点ころころ変えて遊んでますが読みにくかったら言ってくださいね! 色々試してます…!
- 33 :YukI:2006/02/06(月) 22:50:08
- 暫く抱きついていると、雅紀のお腹が鳴ったのが分かった。
「…まさき、お腹鳴ったろ」
「あ、バレた?」
雅紀は笑いながら言う。
「何か食べたら?色々買ってきたんだろ?」
「じゃあ食べようかな。お前も食べたくなったんなら食べなよ?」
そう言って雅紀は俺の頭を撫でる。
「うん。有難う」
でも今は空腹より不快感の方が大きい。
でも俺は少し目を伏せて一応お礼を言った。
雅紀はお握りの包み紙を開けて思いっきり頬張る。
その時海苔がパリっといい、雅紀は夢中で食べた。
「ふふ、美味しそうに食べるな」
そう言って雅紀を眺め、俺はペットボトルをまた手に取り、口にする。
雅紀はへらへらと笑ってきた。小さい身体なのによく食べるんだよなあ。
その時、携帯が鳴る。
ドクン、と動悸が激しくなる。
「ん、携帯鳴ってるぞ?」
お握りを片手に雅紀が言う。
「あ、ああ…」
俺は震える手で携帯を持つ。メールだった。送り主は、勿論金城。
「どうした?」
雅紀が俺の様子を怪しがる。
「いや、何でも無い…」
声は、震えてるだろうか。必死に平然を装う。
メールを開くと、今までの様に画像はついていなかった。
「堂々とふたりで休んでるな。
と言ってもお前の事今朝学校で見かけた奴結構いるみたいだぜ?
まあ別に俺は構わないけど。
じゃあまたな」
最後は音符のマークで締めくくられている内容、
「またな」、にぞっと悪寒を感じた。
冷や汗が滲み出る。
―――――
落ち着いてきたアキラだったが、携帯を握った途端また顔色が悪くなった。
本当に今日のアキラはどうしたんだろうか。
俺はふと、アキラの部屋にぽつんと置いてある紙袋に目をやった。
::続::
いやあー!難しい…!(そればっかり!) 雅紀はアキラのお見舞いの品、お握りを自分で食らっちゃいました。笑
- 34 :ふり:2006/02/07(火) 00:50:15
- 3回目ぇv
何も知らないんだよね雅紀… はやくきずいてあげなきゃ!! 金城くん酷い…
- 35 :YukI:2006/02/07(火) 02:01:20
- ふりさん★
→3度もコメント、上げどうも有難う御座います! 常連さんが出来てとても嬉しいです…! 雅紀は何も知らずにお握り食べてますからねぇ。笑 金城とアキラの絡みも試行錯誤しながら考えていますんで、 宜しかったら、その先も見て下さると嬉しいです★
ではでは〜♪
- 36 :YukI:2006/02/07(火) 02:24:03
- うう…だんだん文章が壊れてる気がします…またおかしいところ色々発見しました…!(汗)
::
その紙袋は小さく、中身が少し見えていた。
入っているのは制服か?
今日アキラが学校へ行くつもりだったのは知っていたが何故アキラは紙袋に制服を入れているのだろうか。
俺はお握りを一気に口に入れ、ソファから立ち上がり紙袋に手をやる。
「なあ、どうして制服紙袋に入れてんの?」
ほら、コレと紙袋の取っ手をとり持ち上げた。
―――――
俺は更に冷や汗が出たのが分かった。
雅紀が手に取った紙袋は、明日クリーニングに出そうとした
精まみれの制服が入ってるからだ。
俺は慌てて立ち上がり、紙袋を雅紀から奪おうとした。
「そ、ソレは駄目…!」
紙袋に手を伸ばしたが、ひょいと雅紀に避けられた。
「まさき…!」
小さい身体だから捕まえにくい。でもあの制服を見られたら…。
ちょこちょこ逃げ回る雅紀を俺は追いかける。
「はは、どうしたんだよ。制服に何か隠し事でもしてんの?」
雅紀は笑いながらそう聞いてきた。まさにその通り、とは言えない。
「うう…!」
俺は必死に紙袋を取ろうとする。
「そんなムキにならなくても良いじゃん。ただの制服だろ?」
そう言って雅紀は紙袋の中身を取り出した。
出てきたのは、白いものがこびり付いたブレザーだった。
―――――
俺は雅紀の制服を取り出した。
汚れてるからクリーニングにでも出すつもりだったのか。
それにしても…。
「この…白い汚れって…」
明らかに男が出すものだった。
滅茶苦茶にかかってる様子から、自涜行為では無いのも…明らかだった。
―――――
暫くの沈黙が続いた。
そして、再び携帯がアキラを呼んだ。
しかしアキラは携帯を取らなかった。それどころでは無かった。
メールの送り主が金城とも知らずに、携帯は鳴り続ける携帯を無視した――。
::続:: やっと話が動いてくれた!笑 エロシーン暫く無くてすみません;
- 37 :YukI:2006/02/07(火) 03:01:37
- あれれ?続き更新したのに何故か反映されてない…!泣
また書き直し…!orz
- 38 :YukI:2006/02/07(火) 03:27:04
- 携帯の音は止み、サブ画面に「新着メール1件」の表示が出る。
「…アキラ」
雅紀は小さい声で呼ぶ。しかしアキラは反応を示さない。
「…ねぇ…っ」
再び呼びかけるが、アキラは携帯に目をやる。
「メール…見なきゃ…」
アキラはテーブルに置いてある携帯を手に取り、メールを読む。
こんな状況なのに、いやこんな状況だからか。
アキラは画面に集中しながら、今日俺の携帯金城のメールしか受信していないなと暢気な事を考えため息を吐いた。
「ねぇ…アキラ…!」
それでもアキラは雅紀を無視し、窓の外に目をやった。
すると雅紀はアキラの方へ行き、肩を持つ。
「おい…っ何か言えよ…!」
「放して…」
アキラは俯く。
「何でっ…俺に何を隠してるのさ…!?」
雅紀はアキラの肩を持つ手をより一層強める。
「痛い…!痛い、から…」
アキラは雅紀の手を振りほどいた。
「何があったの…?話せれないのかよ…!」
雅紀に背を向けたアキラは、その場にしゃがみこんだ。
「アキラ…俺、何話されても怒らないぞ?だから…」
そう話を続けようとした途端。
「帰って…」
「えっ!?」
いきなりの言葉に雅紀は戸惑う。
「帰ってくれないか…!」
アキラは半ば怒鳴りながらどう言い放った。
「そんな…!帰れるわけ、ないじゃんか!」
「良いから!早く帰れ!」
「でも…具合も悪いんだろ?」
「すぐ治るから!頼むから早く帰ってくれ!」
アキラは雅紀が怒るかもしれないのを承知でそう強引に言った。
雅紀の居ない空間で過ごさなきゃ、身が持たない。
「…分かった」
雅紀は小さくそう言った。荷物を纏める音が背後から聞こえる。
「食べれる様になったら…食べておけよ?コンビニのだから…栄養あんま無いかもしれないけど」
少しだけ広げたコンビニの品を整理する音。
「じゃあ、お大事に。また連絡するから。その時で良いから、いや、もっと先で良いから…ちゃんと制服の事…話して欲しい。 本当、怒らないから」
噛みながら雅紀はそう言うと、ドアを閉めた。
途端に、アキラは涙を流す。
―――――
「ったく…!アキラはどうしたんだよ…!」
部屋を出た途端、アキラの小さい泣き声が聞こえてきた。
多分…じゃなくて絶対アキラは今泣いてる。
部屋に戻るべきだろうか。いや、どっちにしろ、否定されるだけだ。
ここはそっとしておくのが妥当か。
アキラは学校へ行こうとしていた。その時、何があったんだ…?
それとも俺が電話した時、学校へ居たのか。
頭がこんがらがる。
しょうがないので、俺はゆっくり、アキラの家を出た―――。
::続::
書き直し完了!今度は反映されますように!(願 書き直す前より雅紀がヘタれてます。笑
今日の更新は眠いのでこの辺で!
- 39 :YukI:2006/02/07(火) 08:39:41
- 今回は携帯からの更新です。
行が崩れたりしたらごめんなさい!汗
::::
―――――
俺は泣きやみ、雅紀が帰った事を確認する。
ああ言ってたけど、やっぱり俺の事は少なからず嫌っただろうし
本当の事を言ったら怒るに決まってる。
勿論嫌われたくなかったが、俺達の関係を金城にバラされるより
雅紀に少しだけ嫌われた方がマシなんだ。
俺はラフな恰好にジャンパーを羽織り外に出た。
その際、金城のメールは全て削除した。
だけどあの忌まわしい写真や内容は頭から削除できなかった。
外はさっきよりも温かくなっていたが、俺はジャンパーのファスナーを上まで上げた。
寒いのはきっとシャワーの後の完全に乾いていない髪の毛の所為。
そう自分に言い聞かせ、金城がメールで指示した通り
学校へ向かった。 ―――――
::続::
携帯から更新は文字数の関係で短いです!汗 雅紀視点もまとめて書きたかったんですが、PC点けたときに書きますね!
ではでは(*'▽')
- 40 :ふり:2006/02/07(火) 18:53:46
- あげ。
じゃぁ、勝手ながら常連さんになっちゃいますv 頑張ってね。雅紀やっと気付いたか… アキラこの後どうなるんだろ。凄い気になる!!
- 41 :YukI:2006/02/07(火) 19:24:35
- 本当は、あの時アキラを怒鳴ってでも隠してることを聞き出したかった。
だけど出来なかった。
最後には俺に大声を上げたけど、酷く不安そうで、すぐに壊れてしまいそうなのが分かった。
しかも…あんな露骨に話題から離れようとするアキラに、怒りよりもショックの方が大きいのが本音だ。
俺に何も言ってくれないのは、嫌われちゃったのかな。
帰り道、俺はそんな思考を巡らせた。
「…ん」
ふと、自分の携帯が鳴る。
この着メロは、クラスメイトからだな。
画面を見ると電話らしいので通話ボタンを押す。
「もしもし」
「おー、比呂か?」
声の主は仲の良い東城という男子だった。
「あ、東城か。どうした?」
「お前今日学校なんで休んだのかなあ、と思って」
「あ、サボり。今日の授業つまんないだろ?テストも終わったし…」
俺は少し笑いながら会話をする。
「マジかよ。俺も休めば良かったー!柚木も休んでるし」
やけにテンションが高い東城の声は、休み時間なのだろう教室の騒がしい中でも電話越しにはっきりと聞こえる。
「ああ、それは俺が誘った。つかまあ体調…悪いみたいだし」
「マジ?つか俺も誘えよー!でもさ、俺今朝柚木を学校で見たんだけど…
そんなに体調悪かったのか。ちょっと辛そうだったし」
俺はその言葉に東城よりもテンションが上がる。
「え!?あいつやっぱり学校に居たの!?」
「え…うん。見たし」
いきなりの大声でびっくりしたのだろうか。東城は少し戸惑ったような声を出した。
「ど、どんな感じだった!?」
「どんな感じって…別に…」
「さっき『辛そう』って言ったじゃんか!」
「ああ…。俺、裏門の方が近いからいっつもそっちから登校してるんだけど
今日もそっちから学校行こうとしたら、遠くに見える裏門から柚木が出てきたんだよ。
その時の柚木、ちょっと目が紅かったし…制服が…」
「制服…が!?」
俺はゴクンと生唾を飲み込む。
「なんて言うんだろう。白線の粉に突っ込んだみたいな。牛乳零したみたいに汚れてた。 あとYシャツもちょっとボロボロだったし…って 今、お前柚木と一緒じゃねぇの?一緒に休んだんだろ?」
「…いや…。アイツマジで体調悪いから…そっとして置いた…」
俺は呆然と話す。
「おいおい、病人をそっとしておくなよ。看病しろ、看病」
東城は可笑しそうに笑う。
「っそれより!他に!アキラに関して何かないか!?」
「えー…何も無いなあ。その後だって俺とすれ違う前の一個先の角で曲がったし」
「じゃあ…学校で変わった事とか!クラスでも良い!」
「別に無いよ。あ、でも1番乗りで教室入ったら後のほうにボタンが2、3個落ちてたりしたのはちょっと不思議に思ったよ。あれって柚木のだったりして!」
――――大体何が起きたか…察する事が出来た。
「他には…?」
俺は途端に冷静になり、東城に問いかける。
「んー…」
「他に教室に異変は無かったか!?お前の言う…牛乳零した様な汚れとか!」
「ああ。きっと牛乳じゃないけど、白いんだけど少し黄ばんだ汚れならあった。俺潔癖症入ってるから拭いたんだよ」
そう得意げに言う。こいつはソレが精という事に気がつかなかったのか。
「…そうか。他には…?教室の様子はもう良い。誰か…同じ様に柚木みたいな格好してる奴が居た、とか…」
「居ない居ない。そんな奴が授業受けてたら集中出来ないっつーの! まあいっつも集中してないけど」
ははは、と声を出して笑う東城。小さくチャイムの音が聞こえる。
「あ…ともう次の授業だ!とにかく変わった事といえば裕也がやけに機嫌が良いって事くらいだよ!まああんまり関係無いか!じゃあな!」
そう言って電話は切られた―――。
俺は切られた電話をまだ耳に当てたまま、無様にも暫く立っていた。
裕也の機嫌が良い…。
あいつはそういえばいつも不機嫌そうだった。
「裕也」、と名前を呼びかけてもシカトが8割だ。
そんなアイツが機嫌良いって…!まさか―――。
いや、可能性は極めて低いが0では無い。
俺は一旦家に帰った。
制服に着替える為だ。
―――――
ざわざわと皆が席につく中、東城は携帯を閉じながら言った。
「はい、これで満足ですか。裕也クン」
「はは、感謝するぜ!」
裕也はそう言って、今から授業が始まるにも関わらず教室を出た。
「ふう…俺今日学校、遅刻ギリギリだったんだよなあ…」
東城はそう呟いた。
::続::
この物語が携帯無しじゃ進みませんね。笑
- 42 :YukI:2006/02/07(火) 19:28:44
- ふりさん★
→毎度毎度上げ有難う御座います…! まだまだ稚拙な文章ですが、コメントを頂くととても励みになります♪ 今後の展開も読んでいただけたら幸いです!
ではでは!
- 43 :YukI:2006/02/07(火) 19:55:43
- ―――――
本当は学校へは制服で行かなきゃいけないんだけど…そんな事どうでも良い。
別に見つからなきゃ良いだけだ。
―――何もかも秘密にしておけば、良いだけだ。
俺は頭の中でそう唱えながら重い足を学校へ向かわせた。
―――――
アキラは校門を潜る。
そして今は殆ど使われていない校舎に入り、階段を上がる。
5階建ての校舎の最後の階段を上ると…屋上への扉を開けた。
「ぅ…っ」
薄暗い校舎とは正反対の日光にアキラは目を眩ませる。
少し目を閉じていると、声がした。
「よ。ちゃんと来たな」
その声にゾクリ、と寒気がしたのが分かった。
「き、金城…」
「なーんか今日の授業暇でさ。俺もお前みたいに休めば良かったなー」
下品に声を上げて笑う裕也に、アキラには恐怖しか感じられない。
「何のようだ…!」
やっとの事でそれを口にすると、裕也がこちらをギロりと見据える。
「ふん…まあこっちに来いよ」
そう言って手招きされたアキラは、行くしかなかった。
コンクリートの壁に凭れて座っている裕也に近づくと、ぐいっと手を引っ張られた。
「わ!」
ドン、という衝撃でアキラは裕也の元へ倒れこみ
腕に収まる形となる。
「おい…!離せ…!」
怖い、怖い、怖い…。
アキラにはソレしかなかった。
「離せ、だって?そんな口利いて良いのかなあ?
それに、お前制服で学校来てないようだし?」
裕也は下目使いでアキラを見るとぐい、と手首を掴む。
「ひぃっ…!」
「まあ、相手になれよ」
アキラは、今朝と同じ恐怖に襲われた―――。
―――――
制服を着て、俺は学校へ向かった。
と言っても鞄には教科書も何も入ってないから何しに行くんだ、って感じだけど。
その前に…アキラの家へ寄った。
うざいかもしれないけど、どうしても気になった。
さっきと同じ様に、インターホンを押す。
…反応は無い。しん、と静まり返っている。
「あれ…。やっぱ俺、うざい?」
もう一度押すが、やはり反応は無い。
「…ごめん!アキラ!」
俺はそう言って門を開け、家のドアに手を掛ける。
こっそり家に入ろうとしたのだ。ドアノブを下ろそうとしたが…下りない。
ガタガタとドアノブは下りる事を抵抗する。
「鍵閉めてる…?」
寝る時や、出かける時以外アキラはいつも鍵を閉めない。
無用心だからいつも言ってるんだけど「雅紀がいきなり来たら入れないだろ?」と言って開けたままだ。
俺は一人暮らしでアキラに合鍵を渡してるから、同じ様にしたかったんだろう。
喧嘩した時だって、アキラはいつも家の鍵を開けたままだった。
いつもの癖だったのか、それとも俺との仲直りを求めていたのか分からないが…。
今、アキラは相当俺を嫌ってるか。
それとも…出かけたのか。
「アキラ…!」
俺は学校へと急いだ。
::続:: さてさて、漸く話が動いてくれました!笑 例えオカシイ文章ばっかりでも書ききってやる!笑
- 44 :奏:2006/02/07(火) 22:22:39
- あげます
- 45 :ふり:2006/02/07(火) 22:32:48
- あげ。
ちゃんと読むよv ホント面白いしね。でも東城君も酷い… 雅紀だまされまくってるなぁ…
- 46 :YukI:2006/02/07(火) 23:29:22
- 今回のレス返しは携帯からです。
崩れてたらすみません!
奏さん★ →二回も上げてくださり有難う御座います♪ やる気が湧いてきてとても励みになりました! 下がらない様頑張って書きますね! また宜しかったら覗いてやってください(・∀・`●)
ふうさん★ →今回も上げてくださり本当に嬉しいです! それに本当に面白いだなんて…! 少しでも読み易い文章にしよう、と頭を捻ってるかいがあります♪ 東城もまた物語に出すつもりなので、 お暇があれば読んじゃって下さい☆
:::::
さてさて、次の更新は明日の予定です! 明日は学校が休みらしいので出来るだけ物語を進めれたら良いなあ、と考えてます。
それでは☆(◎ゝv・)
- 47 :弥生:2006/02/08(水) 19:59:38
あげあげあげあげ!!!何回言っても足りないくらいです!! 頑張ってw
- 48 :YukI:2006/02/08(水) 21:04:59
- うわあ…!
せっかく学校休みだったのに昼間寝てました…!なんてこった!
弥生さん★ →うおー!(奇声) 今回もコメント、そしてあげ連呼有難う御座います♪(笑) こちらこそ何度お礼を言っても足りませんよ…!(感涙 弥生さんの言葉を励みに、頑張って書いていきますね! それでは〜♪
- 49 :YukI:2006/02/08(水) 21:50:26
- ―――――
外は日が照っているとはいえ、まだ2月の上旬。
いくら何でもこの格好は…寒すぎる。
「は、放せよ…!」
ジャンパーはあっという間に剥ぎ取られ、背中の後ろで手を縛るのに使われた。
上半身は一応着ていたが下半身には何も纏われていなかった。
金城はニヤリと笑い、俺の両脚を持ち上げて俺の自身を口に含む。
「やめ…っ!んんっ」
必死に唇を噛締め、声を漏らさない様にする。
こんな奴に触れられて…喘いでたまるか。
俺は顔を左に向け目をきつく閉じた。
それでも、金城のチリチリと細かい舌使いに、身体は反応してしまう。
「ひぁっ…あ…」
唇は快感の為難なく開き、自身の先からは先走りの透明な蜜が溢れ出る。
「ん…ぁあんっ」
数時間前、行為を行ったばかりなのに自分は全然懲りちゃいない。
その情けなさと羞恥心で涙が目尻に溜まる。
「お前…感度良いな」
ずっと無言で俺を刺激していた金城が、舌で攻めながらそう口にする。
「うるさ…い…!ぁうっ…喋るなぁ…!」
―――――
今の時間を携帯で確認する。
「授業中だよな…」
そう呟き、走って来た為に汗ばんだ身体を立ち止まらせる。
アキラは今、学校に居るのだろうか。
もしかしたら本当に俺を拒否していて、家に閉じこもったままなのだろうか。
頭がこんがらがる。
校門を潜って、辺りをキョロキョロと見回してみたがそんなに容易く見つかるわけではない。
「電話…してみようかな」
俺は携帯電話を開き、アキラへ電話した。
::続::
今気づいたんですけど…東城と金城…名前被ってますね。汗
- 50 :ふり:2006/02/08(水) 22:42:02
- あげ。そういえばそうだねv
東城と金城。城が被ってる… でも読み方違うし、東城はじょうで金城はしろだし 別に平気だよv名前なんて話が面白ければOKだよv
- 51 :YukI:2006/02/08(水) 23:38:18
- ―――――
突然、脱ぎ捨てられたズボンから音楽が鳴る。携帯の着信だった。
「おっ。電話か?」
金城はそう言うと俺のズボンから携帯を取り出す。
「やめ…!出るな…!」
直感的に、電話を掛けてきた相手は雅紀だと感じる。
金城は口の端を僅かに上げると、画面を確認する。
俺の心を読んだかの様に、「お、雅紀からだぜ」と楽しそうに俺に告げる。
俺は必死に身を捩じらせ、縛られた両手を解こうとした。
しかしそんな簡単に解けるはずもなく、無駄に体力の消耗となる。
金城はそんな俺を見ながら通話ボタンを押した――。
―――――
少し出るまで時間がかかったが、呼び出し音止んだことに安心する。
「もしもし、アキラか?今どこに居る?家か?」
俺は早口でそう言うと、アキラの応答を待つ。
しかし、聞こえてきたのは――。
―――――
俺は携帯を口の近くに持っていかれた。
「いやだ…っぁ…っ」
拒否しようとしているのに、弱弱しい声しかでない。
金城は俺の自身をやんわりと包み、先走りの蜜を利用して扱く。
しばらく刺激されなかったそこは忽ち元気を取り戻し、主張 を始める。
「んぁ…!あんっ」
受話音量を最大にされ、微かに声がする。
雅紀が…俺を呼んでいる。
「まさ…きぃ…!」
―――――
「…アキラ!アキラ…!」
俺はショックだった。
まさかと思った予想が的中したのだから。
::続::
ひえー。お絵かきBBSでお絵かきしつつ打ってたら 随分と時間がかかってしまった;(爆) …良かったら見に来てくださいね(宣伝かよ)
やっとエロシーン突入です(笑)
- 52 :YukI:2006/02/08(水) 23:40:12
- ふりさん★
→あげてくださり有難う御座います♪ 本当嬉しいですー! わわ…!そうですよね…! かねしろ、とうじょうそれぞれ読みが違いますし平気ですよね…!笑 フォローに感謝です! それではまた宜しかったら読んで下さいませ♪
- 53 :弥生:2006/02/09(木) 16:58:57
- ファンになりますわw
- 54 :ふり:2006/02/09(木) 18:29:57
- あげ。
そうだよ、読み方違うし全然OKだよv 後、さん付けなしでいいからね 頑張れ〜続き気になる!!
- 55 :v(あっ゜v`v*こ):2006/02/09(木) 18:39:35
- むちゃおもしろいですね♪♪゛
はまりそうデスwワラ アゲる↑↑
YukIさn… 楽しみにしてるんで☆★ 更新ヨロシクです($'v`d)。+☆ 頑張って下さい※q(*・ω・*)p※ファイト!!
- 56 :ミント:2006/02/09(木) 21:00:12
- すっごくおもしろいです☆☆
あげっっっっ!!
- 57 :YukI:2006/02/09(木) 21:20:09
- 今日は寝ずに学校行ったので
帰ってきたら爆睡でした…!汗
というわけで今から更新しますね★
:::::
コメント返し♪
弥生さん★ →ふぁふぁふぁ…ファンだなんて! 私なんかのファンになっても良いことありませんよ…!震 せめてものお返しに会員No.1のカードを…!笑 ではでは、あげ有難う御座いました★
ふりさん★ →そういえば「さん」付けないで良いんですよ ね…? ちょっと照れますが(なぜ)出来るだけ努力しますねー! そして続き気にして頂いて嬉しいです…! 頑張って更新しますね♪
v(あっ゜v`v*こ)さん★ →むちゃ面白いだなんてむちゃ嬉しいですよ…!笑 底無し落ち無し沼な小説ですが 是非一緒にはまってやって下さい…!爆 あげ有難う御座います♪更新頑張りますねー!
- 58 :YukI:2006/02/09(木) 21:21:46
- ミントさん★
→あげ有難う御座います♪ おもしろいですか…!?照れます!笑 これからも少しでも面白い物語にしていきたいと思いますので 宜しかったらこの先もお付き合い下さいませ★
- 59 :YukI:2006/02/09(木) 22:20:20
- ふう…やっと更新です!
待っててくれた方々が居るなんて夢みたいです★
:::::
「アキラ…!今何処に居るんだ!?」
俺は必死に携帯に呼びかける。
だけど俺が答えた質問には反応せず、息苦しそうに「雅紀、雅紀」と呟く。
そんな声聴きたくないのに…。
もしかしたら学校じゃなくて…金城とホテルにでも行ったのかよ!
と、どんどん俺の思考回路は絶望へと突き進んでいく。
俺は携帯を耳に当てながらも、グラウンドの真ん中で突っ立ったままアキラの名を呼んだ…。
授業中の学校は静かで、俺の声はグラウンドで木魂する。
―――――
雅紀はずっと俺を呼んでくれている。
「ふっぅ…!」
それに答えようとしても、俺は厭らしい吐息と涙しか出すことが出来ない。
金城は俺の上を捲くりあげ、胸の突起を口に含みむと舌で転がす。
「んぁあ…!んぅ…!」
俺は顔を伏せ、肩で口を塞ぐ。それでも漏れる声が恥ずかしい。
すると金城は携帯を自分の耳に当てた。
「もしもーし、雅紀くん?」
にたにたと笑い、そう話しかけた。
―――――
「おい…!裕也か!」
俺は行き成りの声の主に驚く。
「正解ー。どうしたのかな?」
からかう様な口調に俺は怒りを覚える。
「ふざけるな!アキラを返せ!」
「ははは!アキラは今俺の手で気持ち良さそうにヨガってるぜ」
ほら、と裕也は口にすると聴きたくもないアキラの喘ぎ声が遠くでする。
「まあ、アキラに会いたかったら学校中探してみるんだな」
そう言って電話は切れた。
俺はほっとした。
アキラは――この学校にいる。
::続::
随分遅い更新となりました…!汗 すみません今ものっすごい眠くて…!(いいわけ
- 60 :ふり:2006/02/10(金) 19:14:11
- あげ、頑張ってねぇ
うん。さんはつけなくてOKですよぉ。 強制はしないんで、別にどっちでもいいでつ… この後どうなるか気になる!!
- 61 :弥生:2006/02/10(金) 20:43:12
- 大変ですよねぇこの時期w
- 62 :奏:2006/02/10(金) 20:56:31
- あげますー↑
- 63 :YukI:2006/02/11(土) 01:59:36
- うわあ更新しようと思ってたのに日付変わってしまった…!汗
:::::
レス返し★
ふりちゃん★ →今日もあげて下さり有難う御座いますー! じゃあまずは「ちゃん」付けで…!笑 ではでは、今から更新しますね!お待たせしてすみません;
弥生さん★ →コメント有難う御座います♪ 大変ですが終わりまで頑張っていきますね! それまで見届けて下されば幸いです★
奏さん★ →あげ有難う御座いますー! 下がらない様更新していきますので これからも読んでくだされば嬉しいです!
- 64 :YukI:2006/02/11(土) 03:42:17
- ―――――
「言うなってっ…言った…のにっ」
俺はいつの間にか後孔に指を入れられていた。
2本ほど入れられた其処を、ぐちゃぐちゃとかき回される。
「俺は今朝のことは、何も言ってないぜ?」
相変わらずニヤニヤと笑っている金城が憎い。
「そんな…っ…んぁっ」
俺は必死で身を捩じらせる。
さっきまで寒かった筈なのに、今は熱さを感じる下半身。
「ぅんっ…ん」
雅紀にばれた羞恥心故か、顔が更に火照っているのが分かる。
瞳から流れる涙も熱くて、ポタポタと流れては服に染み込んでいく。
「さてと、雅紀も学校中探し回ってるみたいだし。手っ取り早く済ませるぜ」
そう言うと、金城は自分のベルトをカチャカチャと鳴らしながら、外し始めた――。
―――――
俺は虱潰しに学校中を探す事にする。
風が吹いたような雑音が電話口から聞こえたので、外なんかにいるのだろうか。
俺はとりあえず、グラウンドの隅から隅まで探した。
::続::
短くてすみません;
- 65 :奏:2006/02/11(土) 22:24:32
- 頑張ってください★
あげです↑
- 66 :ふり:2006/02/13(月) 00:06:52
- あげ。
いいよ、それで。 頑張ってねv
- 67 :YukI:2006/02/13(月) 07:44:17
- 更新停滞していてすみません(・ω・`υ)
今日の夕方ごろに更新をまとめてやりたいと思っています! その際個人レスもさせて頂きますので…!
それでは!
- 68 :YukI:2006/02/14(火) 01:15:02
- 奏さん★
→毎回あげ有難う御座います! 頑張って書きますので、これからもよろしく御願しますね♪
ふりちゃん★ →今回もあげ有難うー!そして返信遅くなってすみません; これから続きを書きます!
:::::
大変遅くなりました!今から続きを書きますー!
- 69 :YukI:2006/02/14(火) 01:28:44
- 一応隅までグラウンドを見回ったが、人が居そうにない。
どこのクラスも体育で使っていないようなので
殺伐とした雰囲気だけが俺を包む。
「校舎――?」
他に野外といっても思いつかないので、校舎しか考えられない。
俺は1番近くにある南館へ走った。
頼むからアキラが居るように、そう願いながら。
―――――
金城は脱いだ制服と俺のズボンとで俺の脚を固定する。
俺はその固定の所為で嫌でもMの字に開脚してしまう。
「うぐ…!」
今朝のように口に金城の自身を突っ込まれ、息苦しくも必死に奉仕する。
どんどん大きくなるそれを早く抜いて貰えるよう、
甘噛みをし絶頂を促す。
金城は小さく唸った。
すると精を放たれ、顔は白濁で汚れる。
顔を拭いたいのだが生憎両手両足を縛られてる所為でそれすら出来ない。
ああ、俺はなんて無様なのだろう…。
雅紀…そう、心の中で呟く。
―――――
仮にも授業中な南館は静かで、俺も教師に見つからない様に
隠れたりしながらも慎重にアキラと裕也の影を探す。
図書室も覗いてみるが誰も居ない。
「畜生!」
屋上も探そうとしたが、この校舎の屋上は以前から締め切られており
通常の鍵に加え鎖やら南京錠が厳重にドアノブに巻きつけられていた。
いくら何でもこんな所には来ない、か…。
南館をくまなく探した俺は渡り廊下を使い、今は殆ど使用されていない旧校舎へ向かった。
::続::
更新めっちゃ遅れてすみません…!
- 70 :YukI:2006/02/14(火) 01:39:41
- 「アキラ…!アキラ…!」
俺は心の中で念じながら旧校舎へ辿り着く。
薄暗い校舎内には誰も居ないのだろうか、電気がひとつもついていない。
しかし、アキラがいる可能性は充分ある。
俺は1度階段を降り、1階から順番に探すことにした。
やはり1階も誰も居ないのか、しんと静まり返っている。
俺は教室ひとつひとつを調べて回る。
その時。
「あら、貴方は何組の生徒?」
背後にある資料室のドアが開く音。
そして若い女性教師の声がした。
畜生、こんな時に…。
俺は振り向くと、教師の方へ目をやった。
気取った視線に嫌悪感を覚える。
―――――
俺は後孔に指を再び入れられた。
にちゃにちゃとかき回される。
「ふぅ…!ぁあんっ」
汚れたままの顔を顰め、声を上げた。
気をよくしたのか、金城は指を抜き
俺の太ももを更に持ち上げて自身を一気に入れた。
「っああん…!」
いきなりのことで俺は驚き、目を見開く。
「んっあ…!っあん」
体制が体制なので朝よりも深く突かれる。
俺は気が変になりそうだった。
::続::
- 71 :ゆぅか:2006/02/14(火) 12:13:22
- ミャーチャーン!!!! ワラ
ふみこみゅのゥチらょー 読んじゃったょー ワラ ぉもしろぃねぇー。 BLってケッコウキツイ思ったけどケッコウぃぃヵも ぇ あげるねーn♪
- 72 :もも:2006/02/14(火) 15:38:02
- めっちゃイイ!!頑張って♪
- 73 :YukI:2006/02/14(火) 21:51:33
- ュゥヵちゃそ★
→書き込み有難う(´∀`) つか羞恥心で死にそうよン((笑)腐ってるからねわたし!((笑) 23ではお世話になりましたね★まあこれからも亀で気分屋に書いてくンで良かったらまた遊びにきてね(*'▽')らヒ
ももさん★ →めっちゃ良いですか!?照れますね((笑) これからも頑張って書き切りますので 宜しかったらこの先も読んでくだされば嬉しいです♪
- 74 :ふり:2006/02/14(火) 22:46:32
- 早く見つけないと!!
アキラ探してるのに何故若い教師さんなんかに つかまってるかなぁ…
面白いよぉ。ガンバって!
- 75 :栗:2006/02/14(火) 22:50:19
- おもしろすぎw
アゲアゲッ!
- 76 :YukI:2006/02/15(水) 01:09:53
- ふりちゃん★
→今日もコメント、あげ有難う♪ この場面結構もどかしいかもしれないけど 頑張って話を進めるのでまた読んで下さいな★(*'▽')
栗さん★ →面白過ぎだなんて勿体ないお言葉有難うございます!(((゚д゚;))) これからも少しでも面白い文章にしていきたいと思ってますので 宜しかったらお付き合いくださいませ!
::::: 更新はまた明日させて頂きます(´Д`;) 亀ですみません…!
- 77 :ゅぅヵ:2006/02/15(水) 15:22:15
- ォネーチャン!!!! ぇ
羞恥心とヵー。 死ンヂャダメョー(誰 ぁげぁげーww っヵ今日授業参観だった ブh
- 78 :もも:2006/02/15(水) 16:52:29
- また更新ガンガンょろしくっス!藁
- 79 :亜未:2006/02/15(水) 18:40:16
- 今ずっとみてきましたけどッ!!
面白いょー(o´Å`o)/
- 80 :スイカ:2006/02/15(水) 21:13:27
- あげc
- 81 :YukI:2006/02/15(水) 23:01:08
- レス返し★
ュゥヵちゃそ★ →妹ーーー!笑 うう…!分かった、あたい生き延びるよ!笑 あげ有難うね★といっても恥ずかしいけど さ!笑 授業参観お疲れー!ちゃんと手挙げて発表した??笑
ももさん★ →コメント有難う御座います★ 最近更新率が曖昧ですみません…! 出来るだけガンガンやりたいと思うので(笑) こちらこそよろしくお願いしますね♪
亜未さん★ →コメント有難う御座いますー! そして一気読みして下さって嬉しいです! これからも読んでいる方にとって面白いお話を書きたいと思っているので 宜しければこの先も読んでくださいね★
スイカさん★ →あげて下さり有難う御座います! 下がらないように頑張って更新しますので、 また読みに来てくだされば幸いです★ それでは!
:::::
今から少し更新しますね…!
- 82 : もも:2006/02/16(木) 13:48:18
- 頑張って!
- 83 :YukI:2006/02/16(木) 17:33:49
- …また更新したのに反映されてない…!
うおお、すみません今から昨日の分書きます…! ちゃんと確認しておくんだった orz
:::::
ももさん★ →はいー、頑張ります^^ 応援有難う御座いますね★
- 84 :小梅:2006/02/18(土) 18:29:30
- めげないでッ笑
頑張って下さいッ(*´▽`*)
- 85 :YukI:2006/02/19(日) 02:11:29
- PCがいかれてしまってました…!長文が送れないです泣
もう1度チャレンジしよう!
::::: 小梅さん★ →コメント有難う御座いますー! はい、小梅さんの一言で どうにか立ち直ることが出来ました!笑 頑張ってお話を進めるの で宜しかったら読んで下さいね! ではでは★
- 86 :ふり:2006/02/19(日) 17:26:56
- 何か大変だね…
まっ頑張ってv
- 87 :みな:2006/02/21(火) 21:51:08
- あげです
さっき一気に読んだんですけど凄く面白かったです 頑張ってください、続き楽しみです。
- 88 :亜未:2006/02/21(火) 23:08:38
- アゲッ!!!
頑張って書いてねー。+゜(*´∀`*)。+゜ ウチは気長に更新を待ちます(o´Å`o)
- 89 :みな:2006/02/22(水) 19:58:48
- また、あげます
- 90 :もも:2006/02/24(金) 20:47:04
- ファイト(〃`ー´!
- 91 :みな:2006/02/25(土) 00:48:37
- 気長にまってますね
- 92 :ゆづ:2006/02/25(土) 21:23:09
- 金城・・・イイヽ('ε`*)ノ
こーゆーの大好きです!! 文章力ありますねえ・・・あたしのかくヘボ小説とは大違いですわ(´`;) がんばってくださいヽ('ε`*)ノ
- 93 :もも:2006/02/26(日) 15:38:25
- あげ!!!!!!!!!!!!!!
- 94 :みな:2006/02/26(日) 23:21:12
- あげ。更新待ちです
- 95 :つ:2006/02/27(月) 23:18:45
- あげ
- 96 :YukI:2006/02/28(火) 00:50:02
- 皆様、沢山のコメント有難う御座います!
PCが壊れ気味な為更新を躊躇っていたので、 この小説も下がりに下がって消えたかな、と思っていました。
しかし、久々に携帯でここへ来ると 消えるどころか随分上の位置にタイトルがあり驚きました。 更新を待って下さっている方々もいらっしゃるようで大変嬉しく思っています。
更新を停滞していてごめんなさい。 明日、個人レスも小説の続きも書こうと思います! それまで待って下されば幸いです。
私が居ない間上げてくださった皆さん、小説を読んでくださっていた皆さん、 心より感謝申し上げます。
- 97 :YukI:2006/02/28(火) 15:27:50
- 皆様お久しぶりです!
今から続きを綴るんで 宜しければ読んでください★ お待たせして本当に申し訳ありませんでした!
:::::
「…っぁう…雅、紀…っ」
舌っ足らずに俺は雅紀の名を呼ぶ。
幾ら顔を伏せて現実逃避したくても
目の前に居るのは、俺の中に侵入しているのは
紛れもなく金城だ。
「っひぅ…!んああっ」
必死に顔を横に背け、肩で口を塞ぐが上手くいかない。
両手を後ろに拘束され、Mの字に開脚している俺は
自分自身の恰好に強い羞恥心が生まれる。
「うあ…あんっ」
頼むから、早く終わってくれ…。
俺はそう願う。
だけど、この行為が終わっても
また次の日、そのまた次の日と
金城は俺を呼び付けるだろう。
そんなことを考えていると、俺は意識が朦朧としてきた。
―――――
「ほら、貴方の学年と組は?」
女教師に見つかった俺は渋々資料室の前へ立つ。
「一年…A組、です」
本当は二年だが、隣にある南館の校舎は一年生が使っている。
俺は背が低いので一個くらいごまかしても平気だろう。
時には随分と低く見積もられることだってある。
「一年…A組ね」
「今日は病院寄らなきゃいけなかったんで遅れてきました。
学校にはちゃんと遅刻すると連絡しました。それでは」
俺は早口で嘘の塊を吐くと女教師に背を向け、階段へと向かった。
「こら!名前を言いなさい!あと何処へ行くつもり?」
しつこいな…。 俺はそう呟いたあと 「與那嶺です。この校舎の渡り廊下を使った方が
南館へは早く着きますから。それでは失礼します」
軽くお辞儀をした後、俺は階段を駆け上がった。
「誰だよ與那嶺って…」
自分で答えた偽名に違和感を覚えながら二階、三階を隈なく探した。
それでもアキラと金城は見つからなかった。
::続::
- 98 :YukI:2006/02/28(火) 17:26:56
- ♪コメントのお返事♪
ふりちゃん★ →コメント有難うー! 久々に更新したよン♪ 良かったら読んでやってね笑 頑張りますよー!
みなさん★ →私が居ない間に何度も上げてくださり本当に感謝です! 一気に読んで下さったみたいで嬉しい限りです♪ これからも書き続けるので、宜しく御願いしますね! 有難う御座いました★
亜未さん★ →あげ有難う御座います♪ 更新待ってて下さっていたとは感激です…! 頑張って更新しますので、 お付き合い下さいませ…!
ももさん★ →2度もあげてくださり本当に嬉しいです! 頑張って書きますので この先も読んで頂けると嬉しいです〜♪ 有難う御座いました!
ゆづさん★ →金城良いですか!笑 文章力あるだなんてとんでもない…! でもそういう御感想を頂けると頑張って話を考えてる甲斐があります★ 有難う御座いましたー!
つさん★ →あげ有難う御座いますー! これからは下がらない様に頑張って更新しますね! その先も宜しければ読んで下さい…! それでは^^
複数上げて下さったり、コメントを下さった方も居て本当に嬉しいです…! 頑張って書きますね!
- 99 :もも:2006/03/01(水) 16:20:51
- 頑張って下さい!
- 100 :YukI:2006/03/01(水) 16:56:16
- ももさん★
→はい、頑張ります(*'▽') 応援して下さり有難う御座いました♪ とてもやる気が出ました!
::::: 少しお知らせなのですが、 只今パソコンでのネットが出来ない状況になりました(´Д`;) これから暫くは携帯での更新となります! 改行がおかしかったり一回の更新が短い内容になったりと 不都合があるかとは思いますが 宜しければ付き合って頂けると嬉しいです。
- 101 :栗:2006/03/01(水) 21:19:57
- あげ!
書くの大変だと思いますが(現にわたしがそうなので笑) がんばって下さい!
- 102 :YukI:2006/03/02(木) 00:46:37
- 栗さん★
→あげ有難う御座います♪ 栗さんも小説をお書きになられてるんですか★ 大変ですがお互い頑張りましょうね(*'▽')
:::::
気付けば100越してましたね…! 感激です★有難う御座います!
- 103 :YukI:2006/03/02(木) 13:06:49
- その後、四階にもアキラや金城の影はなく俺は焦りを感じた。
残るは屋上だが、さっきの様に固く閉ざされていたら
行くだけ時間の無駄だ。
俺は階段を降り、他の校舎を探そうと急いだ。
一体、何処に居るんだ――。
時間を確認するともうすぐチャイムが鳴る事に気付く。
俺は絶望的なこの状況に追い詰められ、
急ぐ足を無理矢理止めると
その場に立ち尽くした。
:::::
涙は乾き始め、俺の頬に跡が付いたままだ。
朦朧とする意識の中、ぼんやりと空を見上げる。
風が吹くと忌まわしい匂いが鼻につく。
これからどうすれば良いのか
考えるとまた涙が溢れて来た。
:::::
どれくらい時間が経っただろう。
俺は金城との電話を思い出す。
外に居たような、少し雑音が混ざっていた。
「やっぱ‥‥屋上!」
俺は顔を上げ、再び旧校舎へと急いだ。
::続::
- 104 :YukI:2006/03/02(木) 17:00:14
- 俺はチャイムが鳴ってるのに気付き、
急いでいた足を更に早めた。
階段を駆け登り、あっという間に
屋上へと通じる扉へと到着した。
鎖や南京錠等は一切掛かっていなかった。
ドアノブを捻ると薄暗い校舎へ光りが漏れる。
一歩踏込み、あたりを見回した。
:::::
雅紀はふと、視界の端に人影を見つける。
目を細めてよく見ると
それはアキラだった。
「アキラ!」
急いで駆け寄ると、アキラは意識を失っていた。
そしてアキラの恰好に、雅紀は驚く。
足はきつく縛られた痕、下半身は何も纏っておらず
身体は汚れている。
両手は後ろで固定されていた。
雅紀は急いでそれを解くと、ぐったりしているアキラを抱き起こす。
「アキラ!アキラ!目を開けてくれ!」
その呼びかけが聞こえたのか、アキラは小さく身をよじらせる。
「アキラ…!」
雅紀は取り敢えずそこらへんに散らばっているアキラのズボンや下着を集め、アキラにはかせる。
「…まさ…き」
アキラはぼんやりと目を開け、 弱々しくそう口にした。
「アキラ!気がついたか!?」
アキラはゆっくりと雅紀の手を握る。 ::続:: 文字数の関係で半端ですがこの辺で!
- 105 :ュゥヵ:2006/03/02(木) 17:02:09
- ォ久しぶりー
ゴメンネー最近これなかったょ;;; なんヵ話がすごぃてんヵぃに… ぇ ぁげー
- 106 :YukI:2006/03/02(木) 17:07:15
- ュゥヵちゃそ★
→わ--、りぁるたいむュゥヵちゃそだ!((嬉) つかまだ見てらっしゃるとは本当恥ずかしいよ--((笑) でもあげ有難うね●'v`b♂嬉しいよ★ ではではこれからもョロシク--(*≧▽')
- 107 :YukI:2006/03/02(木) 22:29:42
- 「アキラ…!」
弱い力で手を握られた雅紀は、ぎゅっと強く握り返す。
「…っ」
アキラが何か言いかけた途端、強い風が吹く。
「寒いな…。大丈夫か?」
大丈夫じゃないのは解っているが
そうきいてしまう。
「うん…。大丈夫…」
アキラは小さい声でそう呟く。
やっぱりどう見ても大丈夫じゃない。
「取り敢えず、中に入ろうか」
雅紀がそう言うと、アキラは首を横に振った。
「が、学校に居たくない…!」
その声は今にも泣き出しそうだった。
「…解った。お前の家迄送るよ」
学校から結構近いし。
そう付け足す。
「有難う…」
「…歩けるか?」
「うん、大丈夫」
アキラはそう言って立ち上がろうとした。
が、足元がふらつき倒れそうになる。
「わっ」
「っと…。大丈夫?」
「ご、ごめん」
雅紀はアキラに背中を向け、その場にしゃがみこむ。
「ほら、おんぶしてあげるよ」
「へ?」
「だから、おんぶ!」
「でも…何か悪いし…」
アキラが少し俯くと、雅紀は早く早く、と急かした。
アキラは観念したのか、雅紀の背中にぴったりとくっついた。
身長はアキラの方が高いのに、おんぶしたアキラを雅紀はとても軽く感じた。 :続:
- 108 :YukI:2006/03/02(木) 23:25:27
- ―――――
「雅紀…」
「ん、何?」
「かなり見られてる気がするんだけど…」
「気のせいだろ」
交差点や駅前通り。
極力アキラの家へ早く着く為、
俺は最短ルートを選んで通る。
アキラをおんぶしたままなので、
おんぶされた本人は視線が痛いようだが
それでも俺から降りようとするどころか
しっかりと捕まっていてくれる。
嬉しくなった俺は早足で通りを抜けた。
「ふう…。到着!」
アキラの家の前に着くと門を潜る。
「あ、アキラ。鍵貸して」
「…うん」
ごそごそとポケットを探り、俺に鍵を渡す。
その際に少し触れたアキラの手は、まだ冷たかった。
鍵を開けると、一旦アキラを玄関に座らせる。
「ふう…」
しばし沈黙が流れた。
そういえばさっき俺、アキラに追い出されたんだと思い出す。
「あのさ、アキラ…」
俺、此処に居て良いかなと問おうとした瞬間。
「雅紀、ごめん…」
いきなり謝られた。
::続:: 読みにくかったら言ってくださいね…! 極力気をつけるので!
- 109 :w :2006/03/03(金) 09:02:33
- いいッス!
- 110 :YukI:2006/03/03(金) 15:04:01
- wさん★
→いいですか!((嬉) これからも頑張って書きますので よろしくお願いします♪ 感想有難う御座いました!
- 111 :YukI:2006/03/04(土) 06:33:42
- 「へ!?あ、ああ…分かった。すぐ帰るから」
アキラが謝ったのを申し訳ないがすぐ出ていってくれ、という意味合いだと解釈した俺は
ドアノブに手を掛ける。
「違う…!出ていかないで…!…ごめん、本当…」
アキラの肩が震える。
「アキラ…?何でお前が謝るんだよ…!」
「だって、怒るかと…怒ってるかと…」
「阿呆か!そんなわけないだろ!アキラをに対して怒らないよ!」
俺はアキラを抱き締める。
アキラは安心したのか、しゃくりを上げ泣き出す。
「怖かった、怖かった…」
「…よしよし」
俺はぽんぽん、とアキラの背中を叩いてやる。
アキラは俺にしがみつき、俺の肩を涙で濡らす。
俺達は玄関で暫く抱き合ったままだった。
*
どれくらい時間が経ったのだろうか。
アキラも少しずつ泣きやんできた。
「有難う…。もう、大丈夫だ」
アキラは俺から少し身体を放し、涙を拭う。
「そうか…」
俺は取り敢えず此処に居ても良いんだよな、と心の中で考える。
ふと、アキラの身体の汚れが気になった。
::続::
短いです、すみません(´Д`;)
- 112 :ぁむ:2006/03/04(土) 09:56:55
- めたおも∪ろぃです!!
ぁげ↑↑ぁげぇ↑↑
- 113 :ふり:2006/03/04(土) 12:13:18
- 久々に見たら更新されてた!
これからどうなるんだろぉ? すっごく気になるよ!!頑張ってねv
- 114 :つなみ:2006/03/04(土) 12:22:04
- ぁげ↑↑
- 115 : :2006/03/04(土) 15:29:22
- あげ
- 116 :YukI:2006/03/04(土) 17:47:02
- ♪レスお返事♪
ぁむさん★ →面白いとのご感想とても嬉しいです♪ あげも本当有難いです! これからも少しでも面白いものを書いていこうと思いますので よろしくお願いしますね!
ふりちゃん★ →久しぶりー! 更新再開したよー♪ これからの展開も良かったら見てやって下さいな★ 頑張って書くね。・*;+
つなみさん★ →あげ有難う御座います! 下がらない様に出来るだけ早いペースで 更新したいと思っております! 宜しければまた読んでいって下さいね♪
名無しさん★ →あげ有難う御座います! これから今日の更新をしますので 読んで頂ければ幸いです♪ ではでは☆
::::: 久々のPCからの更新です…!
- 117 :YukI:2006/03/04(土) 18:12:08
- やっぱり携帯から送ったものだと読み難いですね…!気をつけねば!
:::::
―――――
「アキラ…」
「ん?」
「風呂入るか!」
雅紀は俺の肩をしっかりと掴み、目を輝かせた。
「え!?ふ、風呂って…ちょっ」
俺は涙を拭いたばかりの目を丸くする。幾らなんでも唐突すぎる。
「だって身体、汚れたままじゃ気持ち悪いだろ?」
雅紀は俺の服に目をやりそう言った。
「あ…って、でも…!」
「洗ってやるからさ!」
そんなの更に抵抗がある。
それに服だけじゃない、身体はもっともっと汚れてる。
それを雅紀に見られるなんて。
今度こそ嫌われる。というか、今の時点で嫌われていないのが不思議で仕方ない。
「よし、じゃあ風呂に湯溜めてくるわ」
「ま、待って…!」
こういう時…俺が何か躊躇ってたり、迷ってたりしてる時の雅紀は強引で、俺はいつもそれについていくだけだ。
靴を脱ぎ、廊下を進む雅紀の後をふらふらと続く。
それに気づいた雅紀は俺を支えて風呂場まで行った。
「このボタンが『湯張り』か?」
雅紀が操作をするとピピピ、と音が鳴りバスタブにお湯が湧く。
「なあ…本当に入るのか?」
俺は隅の方で雅紀の様子を覗く。
「当たり前だろ?それにアキラ随分寒そうだ」
確かに。さっきから震えがとまらないのは事実だった。
風邪とも違う感覚で、まるで自分は何かに怯えているみたいだ。
もう雅紀しか近くに居ないのに。
::続:: 半端だなあ。
- 118 :つなみ:2006/03/04(土) 22:47:23
- 面白いです
頑張ってください。
勿論読ませてもらいますよ?
- 119 :YukI:2006/03/05(日) 19:43:42
- ♪レスお返事♪
つなみさん★ →面白いとのご感想、大変うれしく思います♪ これからも力いっぱい頑張らせて頂きますので よろしくお願いしますね! 読んで下さるとのコメント、本当に支えになります☆ ではでは!
- 120 :YukI:2006/03/05(日) 20:10:04
- PCからの更新…ですが誤字が今まで以上に多くなる可能性が高いです!
大目に見てやってくださいませ; :::::
「ふう…。じゃあお湯が溜まるまで部屋で待ってようか」
雅紀は俺の方を向いて、そう言った。
「ん、うん…」
頷いてしまったらもう後には引けず、俺と雅紀は部屋に向かった。
部屋は日差しのせいか、廊下よりも少し温度が高く感じたが寒いことには変わりない。
雅紀はエアコンの電源を入れてくれた。
「さて…と」
そう言い雅紀はソファに腰掛けた。
俺は少し戸惑い馬鹿みたく突っ立ったままだ。
「アキラ、大丈夫か?少し横になってる?」
雅紀は俺の方を向いてそう問いかける。
「あ…大丈夫…」
そう言って俺はベッドのほうに座る。少しだけベッドのスプリングが弾んだ。
「おいおい、座るんならこっちに座ってよ」
雅紀は自分の隣を指して明るく言う。俺に気を使ってくれてるんだ。
「えと…」
俺は少し俯く。何か隣に行くのは少し怖い。さっきの恐怖がまた戻ってきたみたいだ。
「じゃあ俺が隣行く」
少し真剣な貴重でそう言いながら立ち上がる。
俺は無言でベッドの端へ詰めて座り、雅紀のスペースを空けてやる。
といってもベッド自体そんなに小さくはないのだが。
2人分の体重を支えるベッドは、さっきよりも深く沈む。
「…怪我、してないか?」
「え…?」
雅紀は俺の両手を手に取り袖を捲る。
縛られた痕は、鬱血してしっかりと残ってる。
きっと足のほうも残っているだろう。
「ごめん…もう少し早く来てれば…」
雅紀は両手の痕を撫でながら俯く。
とても暖かい感触で、また泣きそうになるがどうにかこらえる。
雅紀が来てくれたのは、もう金城が屋上から立ち去った後だった。
俺はあの意識を半ば失っていて、その場に置き去りにされていた。
でもなんで雅紀が謝るんだ…。
「そんな…お前が謝ることじゃないよ」
謝るのはきっと俺のほうだ。
::続::
一旦切りますエロシーンはちょい待ってて下さい笑
誰か視点のほうが書き易いです読みにくかったらごめんなさいのなんですけど笑
- 121 :YukI:2006/03/05(日) 20:21:19
- 「いや…俺の責任だ。もっとアキラの様子に気づいてれば良かったんだ」
「雅紀、何で…」
てっきり怒るかと思ってた。
なのに目の前の人は…
「何で、雅紀が泣くんだよ…」
雅紀は俯いたまま、ぽたぽたと自分の制服のズボンに涙を落としていた。
俺の手を掴む力は強くなる。 しかし手のほうは痕が酷いだけで多少掴まれても痛みは殆ど無い。
雅紀が泣いているのを初めて見た俺は戸惑う。
顔を伏せているのであまり表情は見えないが、ズボンに出来始めた涙の染みからして
雅紀の心境が伺える。
「ごめん…、アキラ。本当ごめん…」
只管謝る雅紀。
ああこれじゃあさっきと立場が逆じゃないか。
何でお前が謝るんだ。
何で怒ってくれないんだ。
「大丈夫だよ…俺は平気だよ…」
俺は震える声と身体を必死に堪えて、雅紀を抱き締める。
「有難う、雅紀」
抱き締めると雅紀のにおいがして、安心した。
やっぱり俺はこの人以外に触れられたくない。
::続:: あああアキラの変な心の中書いちゃいました意味不明ですねorz
- 122 :YukI:2006/03/05(日) 20:41:27
- 暫くして、雅紀は顔を上げた。
雅紀の顔は泣いたせいで赤く、目も少し潤んでいる。
ぐすん、と鼻をすすりながら「ティッシュある?」と部屋を見回した。
雅紀のほうが断然可愛らしく女っぽいのに俺を女扱いするのが不思議で溜まらない。
この時の雅紀を見て俺はそう思った。
「ちょっと待って」
そう言ってローテーブルの下に隠れているティッシュの箱を手に取り、2,3枚出して雅紀の鼻に押し付ける。
「ん!おいアキラ…!」
「ほら、鼻かんで良いよ」
まるで小さい子とその親みたいな体勢がおかしく、俺は声を出して笑う。
「自分でやるよー」
雅紀はそう言って押し付けられたティッシュを手で押さえて反対側を向いた。
「…泣いたら頭痛くなった」
「大丈夫か?」
「俺この頭痛なかなか治んないんだよな」
軽く頭をふりながら雅紀は言う。その度に髪の毛がふわふわと踊る。
「頭痛薬あるよ」
「んー良い。今日お握り一個しか食べてないから胃が荒れると溜まったもんじゃないし」
へへ、と笑いながら頭を掻く雅紀。
「そっか」
少し沈黙した後、静かだった廊下でピーピーと機械音が鳴る。
「あ、お風呂が溜まったんだ…」
俺は思い出した様にそう言った。
「よっしゃ!じゃあアキラ洗ってあげるよ」
::続::
- 123 :なみ:2006/03/05(日) 23:11:31
- あげ
続き楽しみです
- 124 :YukI:2006/03/06(月) 04:53:12
- ♪レスお返事♪
なみさん★ →あげ有難う御座います♪ 続き楽しみにして下さり本当に嬉しく思います●'v`b♂ 頑張ってお話を進めるので よろしくお願いしますね!
- 125 :YukI:2006/03/06(月) 05:10:19
- 俺達は廊下に出た。裸足なので床の冷たさが更に鋭く感じる。
俺はまだ躊躇っており、半ば雅紀に引っ張られながら下の階へ連れて行かれた。
脱衣所につくと雅紀は俺の服に手をかける。
「ん…」
俺は小さく反応し、声を漏らした。ふたりとも無言なので恥ずかしさが増す。
「アキラ…」
雅紀は小さく俺の名を呼ぶと、口付けをしてきた。
といっても触れるか触れないかといった微妙なところだった。
「…だ、め…!」
俺は咄嗟に顔を逸らし、口を手で抑える。
「汚い、から」
雅紀と目を合わせれない。
無論、金城とはキスなんかしてない。
だけどキスよりも、もっともっと、それ以上の行為をしてしまった。
そのことはやっぱり後ろめたい。
「…平気だよ」
そう言って雅紀は俺の頬に触れる。
小さいけど骨張った手は温かく、優しく俺を包んでくれた。
「アキラは汚くない。もしアキラが自分を汚いだなんて思うんなら、俺がアキラを綺麗にしてやる!」
なんて、少し恥ずかしいけど…と雅紀は付け足す。
「…有難う」
俺は頬に触れている雅紀の手に自分の手を重ねる。
::続::
文字数がやっぱ厳しいなあ((泣)
- 126 :はずき:2006/03/06(月) 12:04:08
- ぁげぇ今,ぃっきに呼んでしまぃましたぁぁぁ★ミ
めちゃんこぉもろぃデスd(゜∀^*) この小説のファンになってしまぃました(●^艸^)これからも頑張ってさぃヾ(^V^)ノ
- 127 :YukI:2006/03/06(月) 13:47:50
- ♪レスお返事♪
はづきさん★ →あげ有難う御座います!(・∀・) そして一気に呼んで下さるとは感激です! ファンだなんて照れ臭いですがそう言って下さる存在がいるのは とても嬉しいです♪ これからも頑張るので宜しくお願いしますね!
- 128 :YukI:2006/03/06(月) 13:52:52
- ぎゃー!名前間違えちゃった!
はづきさんではなくはずきさんでしたね…! 本当ごめんなさい!!
- 129 :YukI:2006/03/06(月) 14:09:19
- 「んふ…あ」
俺達はキスをやり直した。
雅紀の舌は俺の口内に進入し、歯列をなぞる。
「…ふうっ」
雅紀は俺の舌を捕らえて絡ませる。 必死に俺はそれに舌で答えた。
ふたりの間からは甘い吐息が洩れ、お互いを貪るように求め合う。
角度を変えてはもう一度キスをし、 また角度を変えてはもう一度――俺達は何度もそれを繰り返した。
::続:: すみませんすごい短いです(´Д`;)
- 130 :YukI:2006/03/06(月) 18:20:28
- *
―――――
「自分で脱げるのに…」
アキラは少し恥ずかしそうな声で言う。
先ほどのキスのせいか、脱がされている為か、少しだけ顔が紅い。
「良いから良いから」
俺は構わずにアキラの衣類を剥がす。
アキラの色白で綺麗な肌は…所々擦り剥いた箇所があり
俺は酷く心が痛んだ。
その小さな傷を指でなぞってみる。
「っ…、どうした、の?」
痛みが生じたのか、アキラは身を強張らせる。
「あ、ごめん…。…後で消毒しような」
「大丈夫だって、どれも浅い傷だし」
アキラはニッコリと笑顔を見せてきた。
俺は白い肌にキスを落とし、ズボンに手をかける。
カチャカチャ、という金属音を鳴らしながらベルトを外した。
ズボンはやけに草臥れており、色も掠れている。
俺は太股の部分を持ち、ゆっくりと降ろした。
「あ…」
足を縛っていた痕が、時間が経ったせいで余計濃くなっていた。
痛々しく見える紅黒いその痕は俺を唖然とさせた。
それだけじゃない。アキラの太股部分は金城との行為の形跡がこびりついていた。
::続::
- 131 :YukI:2006/03/07(火) 02:33:35
- 俺の手が止まっているのに気付いたアキラは、膝を折って倒れ込むようにしゃがんだ。
「あんまり…見るな」
そして華奢な腕で自分を抱きしめる。
「ごめん…」
俺はアキラを包むように抱いた。
「ちゃんと…綺麗にするから。…だから、顔上げて」
何も着ていない背中をポンポンと優しく叩く。
「…うん」
小さく頷くアキラに俺は安心して、立ち上がる。
アキラに手を差しのべ、うずくまった身体を起こすのを手伝う。
「雅紀は…入らないのか?」
俺の手を取り、ゆっくりと体重を委ねて立ち上がりながらそう問う。
「…へ?」
いきなりの質問に、間の抜けた声をだしてしまった。
「だから、風呂」
そう言って俺の制服のネクタイを解く。
布とネクタイが擦れる音がして、床に落ちた。
俺は少し笑う。
「何それ、誘ってんの?」
「なっ…」
アキラは何か言いたげだったが、口を閉じて目線を下にした。
俺は制服のまま浴室に入り、アキラを洗うだけのつもりだったが、
俺のワイシャツのボタンをひとつひとつ外し始めたアキラに身を任せた。
::続::
ちょっと短め。
- 132 :ふり:2006/03/07(火) 19:22:06
- やっほぉ。金城kとは色々あったけど
この2人の仲が無事そうでなによりv 続き楽しみにしてんよぉVv
- 133 :YukI:2006/03/08(水) 02:34:15
- ♪コメントお返事♪
ふりちゃん★ →やっほぉ((笑) どうしても主人公の二人を幸せにしたい傾向が強くて 何か丸くまとまっちゃったよ-((笑) 続き楽しみにしてくれて有難う! 頑張ります☆●'v`b♂
- 134 :YukI:2006/03/08(水) 02:55:46
- 換気扇のスイッチを入れ忘れていたせいで
浴室の扉を開けた瞬間濃い湯気が俺達を包んだ。
真っ白で湿気た空気がたちこもっている。
「わっ。アキラ、換気扇回してくんない?」
「うん、ちょっと待って」
アキラは脱衣所にある換気扇のタイマーを操作した。
換気扇は動き始め、ゴーと低い機械音が耳に入る。
「サンキュ。…おいで」
そう言って俺はアキラに向かって右手を差しのべた。
シャワーを勢いよく出し、温度を手のひらで確認してからアキラにかけてやる。
霧の様に濃かった湯気も大分薄くなり、アキラの顔がしっかりと見えてきた。
手でアキラの肌を滑るようにして、大体の汚れを落とす。
「…傷、滲みるか?」
所々に出来た擦り傷に目をやる。
「ん…平気だ」
無理している様子もないので、俺はそのまま洗い続ける。
::続::
- 135 :苺ミルク:2006/03/08(水) 18:25:10
- ハロにちゎビーム♥(つ∀≦)ノ━━━━━━)д`)
メチャメチャ面白ぃデス!!!!雅紀かっこェェ笑 惚れちゃぃマスww大好きだaaa(ノ∀`*)ァハ これからもガンバってさい♫あげ!!!!!
- 136 :YukI:2006/03/08(水) 20:18:53
- ♪こめんとお返事♪
苺ミルクさん★ →ハイテンションな書き込み有難う御座います!((笑) 面白いと言って頂けて本当に嬉しいです♪ 雅紀恰好良いですか!?へたれにならない様に気をつけてるので 恰好良いとのご感想、とても安心しました!((笑) これからも頑張って書きますね! 応援、あげ共に有難う御座いました★
- 137 :YukI:2006/03/09(木) 13:23:31
- 汚れを落とした後、シャワーを止めてバスタブの蓋を開ける。
温かい湯気が再び現れ、俺の頬を撫でた。
「先に入っとくか?」
俺はさっきと同じ様にアキラに手を差しのべる。
アキラは俺の右手に目をやり顔を少しだけ紅く染めた。
「っと、ちょっと待ってて」
アキラはそう言って立ち上がると風呂場のドアを開けた。
何だろう、と疑問に思ったが考える間もなくアキラは再び風呂場へ戻ってきた。
片手に何かを持っている。
「ほら、これ入れるからな」
そう言ってアキラは俺に持っているものをを突き出す。
「…入浴剤?」
たしかにそう書かれている。
「うん、そう」
アキラはそう言って入浴剤が入っている容器の蓋を開け、
蓋にすり切り一杯の入浴剤を風呂に入れた。
入浴剤はあっという間に湯に溶け、
バスタブの中身はたちまち白く染まってゆく。
不透明で風呂の底が見えない。
「わー、真っ白」
俺は思わず声を上げた。
::続::
- 138 :YukI:2006/03/09(木) 20:24:47
- 「少しくらい透明でも良いのに…」
そう冗談交じりに呟くと、アキラはこちらを恥ずかしそうに睨んだ。
「嘘だって」
しゃがんでいるアキラに身長を合わせ、柔らかい前髪をかきあげ額にキスを落とす。
するとアキラはますます顔を紅くする。伏せた目には睫毛の影が落ち、白い肌に良く映えた。
「ほら、入りなよ」
そう言って俺はアキラを抱き抱えた。
「へっ!?ちょっと…!」
俗に言うお姫様抱っこに近い体勢で、
アキラは俺にしがみつく。
「大丈夫だよ、落としはしない」
俺はそう言ってアキラをゆっくりとバスタブの中に降ろした。
ちゃぷちゃぷと波打つ湯はアキラを優しく包む。
「風呂の温度、平気?」
「うん…」
アキラは長めの髪を耳にかける。
「雅紀も入れよ」
アキラはそう言って、俺を抱きつくように風呂に招き入れた。 その時に聞こえたアキラの小さな息遣いは、俺の頬を蒸気させた。
::続:: 雅紀過保護過ぎかな(((゚д゚;)))
- 139 : :2006/03/11(土) 14:33:04
- あげ
- 140 :唯:2006/03/14(火) 18:42:55
- あげw
金城はどうなったんだろ(・∀・)え うち鬼畜すきなんで・・・笑
- 141 :YukI:2006/03/16(木) 07:23:02
- ♪こめんとお返事♪
名無しさん★ →あげありがとうございます! そして反応遅くて申し訳ありません(´Д`;) これからは出来る限り早く返信したいと思います! 有難う御座いました♪
唯さん★ →あげ有難う御座います! 金城はその内再び登場させますよー♪ てゆうか鬼畜がお好きなんですね…! 解りましたー!次はエロ無しのつもりだったんですが、 なるべく唯さんのご期待に添えられるよう頑張ります! ご意見有難うございました★
お知らせ →あともう少し更新をお休みさせて下さい! 来週くらいにはまた復帰予定です! 気が向いたら上げといてく出されば泣いて喜びます★(←図々しい)
- 142 : :2006/03/17(金) 00:03:47
- また、あげ。
放置はしないでね
- 143 :コロロ (WBRXcNtpf.):2006/03/20(月) 19:51:34
- この小説めっちゃおもしろいです(≧∀≦)
YukIサン最高ですょ!!!放置なんて絶対しないでさい☆ もうずっとずっと待ってますから!!!描写とかまじうまいです・・・(ノ∀`*) めちゃ尊敬いたしますよまじで♪才能アリアリですね☆★☆ このカラダ小説で一番大好きデス!!こんなすごい小説見つけられてラッキーです(笑) 本当に更新待ってます!忙しいとは思いますがぜひ更新をお願いします(ノ∀ヽ)☆
- 144 :まちゅ:2006/03/20(月) 19:55:02
ぁたしも実ゎ前ヵら読nでました^^でも更新がなぃnでもぅ書ヵなぃのヵなぁと思ぃ コメしませnでしたぁ・・・すみませn↓↓でもゃっぱりすごぃので頑張ってほしぃと思ぃ松^^ まちゅも一生懸命応援してぃ松Иё^^ファイトです主さn♪
- 145 :遥:2006/03/20(月) 19:55:40
- どっちが女?
- 146 :まちゅ:2006/03/20(月) 19:57:56
- 145さn>BLなnで両方共男のコですょ^^
- 147 : :2006/03/20(月) 20:10:03
- age daisuki konosyousetu
- 148 :通りすがり:2006/03/20(月) 21:03:09
- ぁL+``ちゃぅょ♪
- 149 :ゅぅか:2006/03/21(火) 00:04:15
- ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
最近コナクテゴメン;;
ぇらぃょぅ え
継続ゎ力也 だっけ 笑
- 150 :lplp:2006/03/21(火) 18:33:35
- 更新してほしいです><お願いします!!!
- 151 :YukI:2006/03/21(火) 21:32:56
- ふい〜、やっと時間が出来た…!
卒業間際だったのであまり時間が無く、暫く更新を停滞させて頂いていました; しかし、皆様のコメントは本当に励みになりました! 更新を再開しますのでこれからも宜しくお願いします!
♪コメントお返事♪
名無しさん★ →またまたあげ有難う御座います! 長い間更新を滞らせていてすみません; 頑張って書き続けるので また来て下されば嬉しいです♪ それでは本当に有難う御座いました!
ココロさん★ →長文コメント有難う御座います! そして長い間更新止めていて本当に申し訳ないです! 数々のお褒めの言葉とても照れくさいですが、本当に嬉しいです! そして1番好きだなんて…!本当に本当に有難う御座います…! まだまだ修行の身なので「尊敬」というお言葉まで頂き大変恐縮ですが、 頑張って昇進していきたいと思いますので宜しくお願いしますね♪
まちゅさん★ →以前から読んで下さっていたんですね! 更新が不定期で申し訳ないですが、応援とても嬉しいです♪ でもでも挫折は絶対しませんのでこの続きも宜しければ読んで下さいね! 「ファイト」というお言葉を励みに頑張ります!
そしてそして、>>145の遥さんの御質問に答えてくださり有難う御座いました!
遥さん★ →せっかくの御質問に解答が遅くなって申し訳ありません; 冒頭、そして題名に記してある通りこの小説は「BL(ボーイズラブ)」なので 登場人物は今現在男性しか書いておりませんよ★ もしも同性愛に抵抗が無かったらまた覗いて下されば嬉しいです♪
名無しさん★ →あげ有難う御座います! 大好き、とのお言葉本当に嬉しいです★ やっぱり人が好いてくれる文章を書くことは難しいですが あなた様のような存在がいるからこそ書き続けることが出来ています! これからも頑張って更新しますね♪
通りすがりさん★ →あげ有難う御座います! さり気無いあげ、本当に嬉しいです♪ 宜しければまたあげちゃって下さいね!笑
ゅぅかちゃそ★ →ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!笑 久しぶりー!そうよね継続は力也だよね! あたいは頑張って書ききるぜー!うおおお…!(気合 またチャとかでお喋りしよーぜィ! こめンとさんくすでした★
lplpさん★ →コメント有難う御座います! 時間が無く更新を出来ずにいました…! これからはゆとりが出来たので頑張ってお話を進めますね! ずっと書いていなくて本当にすみませんでした;
- 152 :YukI:2006/03/21(火) 21:37:30
- 「狭い、な」
俺が腰まで浸かった途端
バスタブの淵から白く染まった湯が溢れてみるみる零れていった。
「うん、狭い」
アキラはそう答えたが、穏やかに微笑んでみせた。
風呂のせいで頬が薄く染まっている。
俺はアキラを首に手を回して抱きしめた。
「もう、寒くない?」
アキラは震えていなかった。
俺の腕に手をやり、
「ああ。…温かい」
そう答えた。
俺はアキラの目尻にキスを落とした。
唇にも優しく口付け、アキラは一生懸命それに答えてくれた。
::続:: エロ離れしててすみません汗
- 153 :lplp:2006/03/21(火) 21:49:19
- 更新きましたぁ><めちゃ嬉しいです♪
- 154 :弥夜:2006/03/22(水) 16:24:27
- 初めまして♪弥夜と申します。
ほんと、この小説大好きです!!! 最高です。続き楽しみにしてます☆
- 155 :YukI:2006/03/22(水) 18:44:59
- ♪こめんとお返事♪
lplpさん★ →はい!やっと更新再開しました! 待っていて下さり本当に有難う御座います♪ 嬉しい、とのお言葉でこっちまで嬉しくなりましたよ! これからも頑張りますので宜しくお願いしますね!
弥夜さん★ →初めまして!コメントどうも有難う御座います! 大好きだなんて本当に照れますが、これからも少しでも弥夜さんが好きでいて下さるよう 頑張って書き続けますね! それでは★(*≧▽')
- 156 :YukI:2006/03/22(水) 19:15:52
- :::::
校内にチャイムが鳴り響き、教室や中庭には弁当を広げる生徒たちで賑わい、
食堂ではお腹を空かせた生徒たちが集う。
廊下やテラスも人混みに塗れている中、金城は旧校舎へ向かった。
話し声は旧校舎へは届かず、独特の薄暗い雰囲気に包まれている。
両手を制服のポケットへ突っ込み、裾が擦り切れたズボンを更に引きずりながら数段飛ばしで階段を上がる。
一気に最上階まで上がると、屋上の扉を前に仁王立ちした。
数秒磨り硝子を睨んだ後にドアノブを握り扉を開いた。
風が強く吹いており、金城は顔の前に手をかざした。
辺りを軽く見回すが、金城が探している人物はそこにはいなかった。
金城はある一部分に目をやると、ニヤリと口の端を上げた。
「アキラはもう帰ったのか?」
そう、自分の背後に立つ人物にきく。
「…ああ。雅紀と帰ったのを見たよ」
「なんだ、つまらねえ」
「これからどうするんだよ。雅紀は何があったかをもう知ってるだろうし、一日に二度も柚木を呼び出して…」
「馬鹿。あんなチビにバレたって構わねえっての。それより東城、今度はお前の番。明日にでもアキラを呼び出せ」
::続::
- 157 :lplp:2006/03/22(水) 19:21:03
- キャァー(何? 更新きましたぁ><
めちゃ嬉しいです!!!また雅紀君の知らないところで アキラ君を犯しちゃってください(ぇ。 東城君も一緒のグルですか?!もう最高です☆
- 158 :YukI:2006/03/22(水) 19:39:17
- 「何でだ?柚木の連絡先なら俺が教えただろう?」
「本当馬鹿だな。
俺が呼び出したらあのチビにアキラがチクるだろ。それもあのふたりが一緒の時なら尚更だ。
ふたりと仲が良い、というか比呂と仲が良いお前なら怪しまれない。頼んだぞ」
金城はずいっと東城に顔を近づけながら一気にそう言うと、そのまま東城を睨みつけた。
東城は金城から目を逸らした後、解ったよと小さく呟いた。
「何なら、今度はお前がアキラとヤっても良いんだぜ?」
「馬鹿言え…」
「本気なんだがな」
クツクツと不気味に笑う金城を東城はまじまじと見る。
「なあ、何でお前は…柚木を無理矢理そんなことするんだ?」
金城はその質問に目を見開き、東城を先程よりも強く睨みつける。
その表情に、東城は少し怯えた表情を見せた。
「…別に」
暫くして、金城は東城から目を離し、晴れた青空を見上げた。
「…狡いからさ。あのチビが」
太陽に照らされた金城のカラーコンタクトを嵌めた碧い瞳は、より明るく染まった。
::続::
- 159 :果樹れn:2006/03/22(水) 19:46:24
このBL小説馬路ぉもしろぃでつ♪
アキラくn犯されちゃってはぃ(笑'艸`)
応援してぃ松ヽ(≧∀≦)ノネ♪
- 160 :YukI:2006/03/22(水) 19:47:43
- クツクツ笑ってるのをまじまじと見るって…何か変orz
♪こめんとお返事♪
lplpさん★ →をを!更新したとたんコメント頂けてびっくりです!((笑) はい!lplpさんのご期待に添えられるか解りませんが、
頑張ってこの先を執筆しますので 宜しくお願いしますね★ コメント有難う御座いました!
- 161 :*るり*:2006/03/22(水) 19:50:13
- ぁたしも密かに隠れて読んでましたぁ♪
頑張って下さいね♪隠れてでも読みますんで♪
- 167 :YukI:2006/03/23(木) 00:31:54
- ♪こめんとお返事♪
*るり*さん★ →またまたコメント有難う御座います! いえ!!書き込みがあるからこそ更新意欲が湧くんですよ!笑 迷惑だなんてとんでもないです! 本当に*るり*さんの様な優しい読者様が居てこそ この小説は存在するのですから! また是非感想やリクエスト頂けると嬉しいです♪
ふりちゃん★ →ふりちゃんお久しぶりー! 面白いとか本当毎回有難う…!(感涙 うをー、最近ちょっと時間が無くて更新お休みさせて頂いてました…! でもこれからは頑張るよ! コメント有難う!
ゅぅヵちゃそ★ →ぉぅ!!笑 ゅぅヵちゃその言葉を励みに頑張るよン♪ 詩サイト頑張ってくれーい!勿論行くね★ どっかランキングとか参加したら探しに流離うよ!笑
- 168 :YukI:2006/03/23(木) 01:29:22
- 「なあ、柚子ちゃん」
暫く適当に演奏していた鼻歌を止め、
からかうように彼に女のようなあだ名をつけて、そう呼ぶ
「だから、やめろよ。その呼び方」
彼は少し嫌がりながら片手に携帯ゲーム機を、空いた片手で頬杖をつく。
彼は少し不機嫌そうに眉間に皴を寄せた。
「…じゃあアキラ」
俺は彼の髪の毛を撫でながら呟く。
折れそうなほど華奢な身体つきの彼の髪の毛はやっぱり細く、
さらさらと俺の指をすり抜ける。
「…何だ?」
彼の名前を呼ぶと、視線だけこちらに集中したのが解った。
「俺、お前が好きだ」
彼が持っていた携帯ゲーム機からは単調なリズムで音楽が奏でられ、
蝉の鳴き声と交じっては俺の耳に届いた。
沈黙の間、俺は彼が戸惑っているのを静かに見つめていた。
彼は気付いていたから。
俺が彼に言った『好き』とは、彼に抱くべき感情ではないことを。
彼は目を泳がせて、やっと縁側から見える青空に視線を落ち着かせた。
彼は碧色が好きだった。
彼とのお別れ、会えなくなるのに何もできず、悔し涙を流した。
俺が唯一出来たことは、ひとりになったあの街でブルーコンポーゼのカラコンを買っただけだった。
::続::
- 169 :*るり*:2006/03/23(木) 17:14:14
- 更新されたたぁ♪本当にいいです(^∀^)b
YukIさん最高!!!更新が復帰して本当に良かったぁ(泣 めちゃくちゃ応援してますんで頑張って下さい!!!
- 170 : :2006/03/23(木) 18:45:57
- agegegegegegge^^
- 171 :YukI:2006/03/23(木) 21:05:27
- ♪コメントお返事♪
*るり*さん★ →わー!毎日の様にコメントを下さり有難う御座います!(感涙 復帰を喜んで頂けるだなんて、こちらまで嬉しくなります…! 最高だなんてとんでもないですよ! まだまだ役者不足な私ですが、*るり*さんの応援で頑張れます♪ ではでは(*'▽')
名無しさん★ →うをー!あげ有難う御座います! スローペースな展開でもどかしい作品とは思いますが 頑張ってお話を進めて行くので宜しくお願いしますね! 改めて有難う御座いました! それでは★('ч'*)
- 172 :YukI:2006/03/23(木) 21:23:18
- 「…柚子」
俺の部屋には新品の制服がハンガーにかけられていた。
まだ一度着ただけで春休み中ビニールを被ったままだ。
それでも母親には入学式まで汚すな、と何度も言い聞かされた。
「アキラだ。…何?」
入学式を迎えるのが憂鬱で仕方が無かった。
彼は俺と違う制服を着るのだろう。
俺ではない誰かと学校へ通うのだろう。
「好きだよ」
想いを伝えとかなければ、切り離されそうだった。
脳内は彼の好きな色ばかりに染まっていた。
「うん。…知ってる」
頬を紅く染めた彼を俺は見つめる。
彼は俺から目を逸らす。
「お前は…?俺の事、好きか?」
俺だって知っている。
どんなに誰かを想ったからって、誰かが俺を想うことは無いと。
ガキの頃は純粋だったな。
変わったきっかけはこれだった。
確かに彼を覚えていた。
忘れなんかしなかった。
しかし彼は俺を忘れたんだな。
過去の彼と、『クラスメイト』の金城裕也。
::続::
- 173 :YukI:2006/03/23(木) 21:55:17
- 「暑い…」
ふう、とため息をつくアキラの顔は汗が流れている。
「アキラ、鼻の頭にも汗かいてる」
そう言って俺は人差し指でアキラの鼻をつく。
それにアキラは目を閉じ、顔を逸らした。
「なあ、アキラ」
「何?」
逸らしていた顔をコチラに向け、首を傾げる。
「えっちなことしたら怒る?」
先程のことがあったので、出来るだけ冗談っぽく言ってみた。
しかし、それを聞いてアキラは目を丸くし、俯いてしまった。
耳にかけた髪の毛が零れる。
「…あ、ごめん。アキラ…」
少し無神経過ぎたか、と反省してアキラの顔を覗き込んだ。
零れた髪の毛を耳にかけ直してやろうと、掬おうとした瞬間。
「…んっ」
唇の感触を感じた。
舌は挿入されなかったものの、口付け自体の時間は長く、お互いの呼吸の限界まで離れなかった。
暫くしてお互いが離され、アキラの顔を伺うと少し涙ぐんだ瞳をコチラに向けて、「馬ー鹿」と言った。
そしてゆっくりと悪戯っぽい笑みをして見せる。
それに俺も笑って返した。
「うん…。馬鹿だ」
::続::
- 174 :*るり*:2006/03/23(木) 22:30:09
- おぉぅ☆アキラ君大胆♪
やっぱり描写とか台詞とかうまいですよ☆ 『馬鹿だ』・・・私も馬鹿だぁー!!!(ぇ。
- 175 :YukI:2006/03/23(木) 23:11:22
- ♪こめんとお返事♪
*るり*さん★ →わお!*るり*さんは私が更新したら すぐにコメントを下さるのでとても嬉しいです♪ 描写と台詞を褒めて頂ける事は頑張ってる分凄く嬉しいです(*'▽') *るり*さんが馬鹿だなんて本当有り得ないですよ! それなら私は超大馬鹿者ですから(((゚д゚;))) ではでは毎回コメントやご感想を本当に有難う御座います! これからも頑張りますね★
- 176 :弥夜:2006/03/24(金) 13:37:32
- ぉお!!(゚ロ゚屮)屮沢山更新されてるー!!
めっちゃ嬉しい〜〜!!続きも楽しみぃ〜!!! でも本当に描写上手いですねー。
- 177 :*るり*:2006/03/24(金) 17:24:02
- あぁ!下がってる!
描写うますぎです!!!本当に♪ エロシーンももう少しかも・・♪
- 178 :かささぎv:2006/03/24(金) 18:21:50
- ageとく〜
ここの小説かくれファンなのです。。 ちなみにオイラ雅紀派でつd(>∀●)
- 179 :lplp:2006/03/24(金) 18:57:30
- わ!更新されてましたぁ><
頑張って下さいね!オーエンしてます(*^_^*)
- 180 :*るり*:2006/03/24(金) 20:59:22
- あー!!!下がっちゃう!!!あげあげあげあげ〜!!!
頑張って下さい♪何度読み返しても上手いなぁ・・・♪
- 181 :YukI:2006/03/24(金) 21:34:46
- ♪こめんとお返事♪
弥夜さん★ →コメント有難う御座います♪ 続きも楽しみにして下さるとは本当に光栄です!(*≧▽')
描写が上手いとかとても恐縮です恥ずかしい…!(*≧w≦*) ではではこれからも宜しくお願いしますね!
*るり*さん★ →わお!私が留守中(?)に二度もあげ有難う御座います…! エロシーンなかなか無くて本当すみませ…!((泣) 読みかえすだなんて羞恥心で耐えきれませんです(((゚д゚;))) 読み返す暇も無いくらい高速で更新できるよう頑張ります(`・ω・´)
かささぎvさん★ →あげ有難う御座います!(ペコリ!) ぎゃー!隠れファンとか大変嬉しいです!((泣) かささぎvさんは雅紀派ですか! 頑張って活躍させますのでまた読んで頂けたら嬉しいです!
lplpさん★ →はい!更新しました! そして今からまた更新します((笑) 応援はとても励みになり、とても心強いです(`・ω・´) lplpさんの応援に応えられるよう頑張っていきますね! あげ有難う御座いました!
- 182 :藪中:2006/03/24(金) 22:23:33
- ageです!面白い!(・∀・)
- 183 :YukI:2006/03/24(金) 23:38:49
- :::::
暫くして、雅紀は俺をバスタブから上がらせた。 繊維の細かい薄手のタオルを手に取りボディーソープを数回出して泡立たせた。
雅紀の両手からはきめ細かい泡がどんどん溢れて下へと落ちる。
そして泡の付いた手で俺の腕を掴み、タオルで優しく擦る。
優し過ぎてくすぐったいくらいで、俺はくすくすと笑った。
「雅紀、くすぐったいよ」
「え?いや、怪我してるから…つい…」
雅紀は頭を掻こうとする…、が両手は泡だらけなのを思い出しその行為をやめる。
「でもそれは力入れなさ過ぎだって」
「何なら素手で洗ってあげようか?」
雅紀はそう言って俺の首筋に指を這わせ、そこからだんだんと指は下へ降りる。
「ん…」
俺は特に抵抗もせず、無言で雅紀の指に小さく反応する。
「う、…あ」
泡でぬめるのを利用し、胸の突起を刺激される。
雅紀に此処を触れられるのは初めてで、快感よりも嬉しさが俺の中を支配した。
今までは不安や恐怖から抵抗していたが、今日の事があってか今はその感情は殆ど無い。
怖いのはあいつだけだった。
「…なんてな!」
急に雅紀の指先は俺から離れて行った。
「へ?雅紀…」
::続::
- 184 :YukI:2006/03/24(金) 23:47:59
- ♪こめんとお返事♪
藪中さん★ →あげ有難う御座います♪ 面白いと言って頂けてとても嬉しいです…! これからも少しでも読んでいて面白い文章、お話を考えれるよう 頑張っていきますので宜しくお願いしますね★ 良かったらまた覗きに来て下さい!
- 185 :YukI:2006/03/25(土) 00:14:52
- 「雅紀…?」
俺は急に動きを止めた雅紀にきょとんとした表情を向ける。
「冗談。ごめんな、今日辛い思いしたのに。俺、不謹慎すぎ」
雅紀は俺を抱き締め、顔を埋める。
「そんな…」
別に気を使ってくれなくても良い、そう言うのも雅紀の優しさを否定しているようで言えない。
今のは恥ずかしかったけど雅紀が触ってくれてるのが嬉しかったし、気持ち良かった。
だからって自分から『そんな事無い、もっとして』だなんて顔から火が出る程恥ずかしい。
「…ん。有難う」
取り敢えず、そう答えた。
不安や恐怖感が完全には消えていないのは事実だし、雅紀が俺の事を気遣ってくれていて本当に嬉しかった。
その後雅紀は再び優しい手つきで丁寧に俺を洗ってくれて、
時々キスをしながらもそれ以上の事はせずに火照った身体に心地よさを感じながら風呂を上がった。
我慢するのはやっぱり相当辛いのだろう。
俺は雅紀に申し訳なかった。
::続::
微エロシーン(本当に)orz
- 186 :藪中:2006/03/25(土) 12:23:24
- 表現力というか言語力というのか、よくわからないけど凄い!(・∀・)え
ageage(・∀・)激しくもっかいage!
- 187 :青葉:2006/03/25(土) 12:27:03
面白いです(d'v`◎)頑張って下さい(*'ω`*)
- 188 :YukI:2006/03/25(土) 13:32:41
- ♪こめんとお返事♪
藪中さん★ →ぎゃ−!とんでもないお褒めのお言葉を頂いて恐縮です…!(*>m<*) 言語力を凄いと言われたのは初めてなのでとても嬉しいです(´;ω;`) 激しいあげ有難う御座います! 頑張る気力が湧いてきますよo'ν`))
青葉さん★ →コメント有難う御座います♪ 面白いですか!?(((゚д゚;))) そう言って頂けると地道に携帯から更新してる甲斐があります(感涙) はい!青葉さんの応援を糧に頑張っていきますので 宜しくお願いしますね♪
- 189 :YukI:2006/03/25(土) 13:56:28
- 「雅紀…」
「ん、何?早く拭かないと本当に風邪引くぞ」
俺は濡れた身体のまま、雅紀に抱き付いた。
「有難う、本当に有難う…」
「ア、アキラ…」
「我慢するのって、辛いんだよな?それなのに本当…」
雅紀に触れられるのは嬉しかったけど、
やっぱりその先へ行くとなるとまた恐怖が生まれるんだろうか。
早く平気になりたかった。
そのくせ別の男と二度も行為に溺れて、情けない。
「アキラ。…好きだよ」
俺の背中に手を回し、雅紀は穏やかにそう言った。
急にそんな事を言ってくるのでびっくりしたが、
俺は抱き付いている力を強めた。
「俺も…好き、だから」
「うん。…知ってる」
雅紀の言葉に俺はピクリ、と反応した。
どこかでその台詞…。
「どうかした?」
雅紀は俺の顔を覗き込む。
「ううん、なんでも無い。…有難う」
「うん。さあ、身体拭かなきゃな。湯冷めしない内に」
雅紀はそう言って真っ白いバスタオルを手に取った。
卸したてなのでふかふかと柔らかい手触りが気持ち良い。
「綺麗になったな」
洗う時の様に優しく俺の身体を拭きながら雅紀はそう言った。
「うん。綺麗だ」
::続::
- 190 :紗々('ω`*:2006/03/25(土) 14:05:01
- ぁげ♥
- 191 :藪中:2006/03/25(土) 15:52:41
- age(・∀・)
- 192 :オレンジジュース:2006/03/25(土) 17:47:13
- 更新してくだしゃぁ―ぃ。*゚゚(`Д´)゚゚*。おもしろぃデツょぉ!!!
- 193 :紗々('ω`*:2006/03/25(土) 19:58:01
- ぁげ♥
- 194 :弥夜:2006/03/25(土) 21:59:04
- おもしろいです!本当にっ。
あぁぁこの2人見てたら心臓持たないぃっ笑 ぁげぁげー
- 195 :YukI:2006/03/25(土) 22:32:39
- ♪こめんとお返事♪
紗々('ω`*さん★ →二度もあげ有難う御座います…! さりげないあげとても嬉しいです★ 頑張って下がらないように ペースを上げて更新出来る様に頑張りますね! ではでは♪
藪中さん★ →あげ有難う御座います! あげて下さってるレスを頂ける度、 小説を読んでくれている存在がいるんだなあと嬉しくなります(*'▽')★ これからも書き続けて行くので宜しくお願いしますね!
オレンジジュースさん★ →ひー!更新待って下さってるだなんて申し訳ないやら嬉しいやら恐縮やら…!(どれ) ではでは只今春休みの課題を片付け中ですが 息抜きに少し更新します((笑) 面白いと言って頂けて光栄です(`・ω・´) 有難う御座いました★
弥夜さん★ →ほほほ本当に面白いだなんてあわわわわ…!(挙動不審) 心臓が持たないだなんてそんな! アキラの心臓でも受け取って下さい!(いらない) ってゆうかこちらこそ弥夜さんの素敵なお言葉が心臓に直撃ですよ(((゚д゚;))) いつもコメント有難う御座います★
- 196 :YukI:2006/03/25(土) 23:14:41
- その後雅紀は俺にドライヤーまであててくれた。
そして俺は私服を、雅紀は制服を着直して部屋に戻った。
「…これからどうするか考えなくちゃな」
ソファにふたり仲良く座った時、雅紀が呟いた。
俺は黙っていた。あまり考えたくなかった。
「取り敢えず、明日は学校無理して行かなくて良いからな。
何なら俺も休むし」
「そんな…。お前は行った方が良いよ」
俺はまだ休もうかどうか考え中だし、と付け足す。
「ん。有難う。じゃあ俺も考え中」
そう明るい口調で言う雅紀に安心感を覚える。
「あ…。答えたくなかったら良いんだけど」
今度は先程とは打って変わって少し真剣な口調だ。
「ん、何?」
そう聞かなくても、大体は解る。
金城についてだろう。
「どうやって金城から呼び出されたんだ?」
俺の予想は的中した。
俺は目を少しだけ伏せ、答える。
「メールが届いた、んだ」
出にくくなった声をやっとの思いで絞り出し、ぎゅっと拳を握る。
「メールか…。何て?」
雅紀は俺にチラリと目をやると少し焦った様子で、答えれなかったら無理しないで、と頭を撫でる。
::続:: 文字制限のせいで半端((泣)
- 197 :みあ:2006/03/25(土) 23:32:53
- ぁげです!もしかして沖縄の方ですか?
- 198 :YukI:2006/03/26(日) 00:33:25
- ♪こめんとお返事♪
みあさん★ →あげ有難う御座います・∀・ これからも頑張って書きますね! いえいえ!私は沖縄出身ではありませんよー! 作品中に沖縄の方言でも混じってましたか!?(違うと思う) それはともかく((笑)宜しければまた読みに来て下さいね★
- 199 :YukI:2006/03/26(日) 00:54:12
- 「その、昨日さ…俺と雅紀、教室でキスしたろ?」
「うん…」
「誰か、いた気配が…したって言ったよな?…やっぱり見られてたみたい、で。その写メ撮られてて…」
ゆっくりと説明する。頭はちゃんと回転してくれてるのだろうか。
言葉が、単語が上手く出てこない。
いや、話すことはちゃんと頭の中にあるのに声にするのが追い付かない、
それでも雅紀は相槌を打ってくれる。
「今日の、朝起きたら…メール届いてて。…知らないアドレスだった。
……画像、が添付されてて、何だろうって…思って開いたら…。その、
…昨日の、その、写メで。指定した…時間までに学校に来ないと、
この写メ、…広めるって」
涙は出ないが、声も出ない。
一体どうなってんだ。
無意識の内に何度も咳払いを、利き手を喉に当てていた。
雅紀は俺の肩に手を置く。
「それでな、…それで…急いでが、学校、に行ったんだ。時間よりも少し、遅れた…けど。それで…ゲホッ」
それで、と話を続けようとするが渇いた咳が出て中断される。
「だ、大丈夫か?」
雅紀は俺の背中を摩ってくれた。
―うん。有難う。平気…
―あれ…?
::続::
- 200 : :2006/03/26(日) 03:04:49
- あげ。 褒め殺しあげ!!
- 201 :basketLOVE:2006/03/26(日) 10:48:10
- あげあげあげあげあげ
- 202 :ゅぅヵ:2006/03/26(日) 11:59:07
- 本当ニタマニシカコナクテゴメンネ;;
デモちゃぁぁぁんとょんでるょん 笑
最近ゎ春休みゃヵら暇すぎて暇人で。 笑
ゃばぃくらぃ寝てぉりますゎ 笑
最後になっちゃったけどぁげるね
- 203 :弥夜:2006/03/26(日) 15:53:26
- えぇぇえっ!どうしたのーァキラ―
って短ッッ ぁアゲますww
- 204 :藪中:2006/03/26(日) 18:37:38
- ageageage(・∀・)やばいくらいage!もひとつオマケにage!
- 205 :YukI:2006/03/26(日) 20:04:18
- ♪こめんとお返事♪
名無しさん★ →あげ有難う御座いますー! 褒め殺しあげだなんて…! そんなので殺されるなんて本望です…!(変態発言 これからも頑張っていくので宜しくお願いします♪
basketLOVEさん★ →あげ有難う御座います! 連呼までして頂いて嬉しいです!笑 更新トロくて下がりっぱな小説ですが あげてくださる存在がいるんだなあと嬉しくなります!
ゅぅヵちゃそ★ →久しぶりー!(抱 そかそか春休みだよね!次は中学生だっけ…?曖昧ですまん!泣 うちも高校の課題あるけど寝てばっかだよ 爆 お互い頑張ろうね★ あげ有難うね…!(感涙
弥夜さん★ →えへへ…!どうしたんでしょうアキラ…★(こいつめ 今から更新しますのでしばしお待ちを…! 気になって頂けているようで嬉しいです♪ あげ有難う御座いますー!頑張りますね!
薮中さん★ →おあー! ものすごい素敵なあげ方有難う御座います!笑 やばいくらいに感動です…! こちらこそオマケに本当に嬉しいです…(? やる気が出てきました!
久々にPCから更新します。
- 206 :YukI:2006/03/26(日) 20:25:21
- 心臓がドクン、と大きく鳴ったのが聴こえた。
でも、自分の声は聴こえない。
俺は喉を両手で押さえた。
「アキ、ラ…?」
―雅紀、俺の声聞こえてるか…?
「どうした?喉痛い?」
―聴こえてないのか…?
痛みは無いが、声もさっぱりだ。
俺は喉を両手で持ったままうつむき、口を金魚のようにパクパクと動かす。
声を出そうと試みるが、口からは空気が漏れるだけだ。
「…本当に大丈夫か?…無理して話さなくていいから。ごめん…!」
―違う、違う。話せないんだ…。
もう一度出そうと頑張る。しかし、幾ら声を絞り出そうとしても声は出てくれない。
パニックになりそうになるのを必死で抑え、深呼吸した。
俺は立ち上がり、机の引き出しからルーズリーフとシャープペンを取り出す。
「アキラ…?」
雅紀が不思議そうに此方を見る。
ローテーブルにルーズリーフを置き、シャープペンをノックして芯を出した。
雅紀はルーズリーフに何を書くのかと覗き込む。
『声が 出ない』
そう殴り書きした。
「…声が、出ないって…。冗談だろ?」
はは、と少しだけ笑い視線をルーズリーフから俺の顔に向ける。
俺は咄嗟に口を開き、言葉を紡ごうとするが断念する。
どうしよう。本当に出ないんだ。
そう書いて、力が抜けた様にシャープペンをテーブルに置く。
ガクガクと震える。さっきまでの安心感が突然消えて、不安になる。
::続::
- 207 :藪中:2006/03/26(日) 20:36:09
- どうなっちまうんだ(´゚Д゚`)ageage!
- 208 :YukI:2006/03/26(日) 20:45:32
- あー、ってゆうかレス数200以上いってましたね…!
有難う御座います(感涙
:::::
「…は、アキラ。本当にか…?」
こくこく、と2回頭を上下に動かす。
「どうして!?」
いきなり大きな声を出すので驚き、目を閉じた。
生理的に涙が出そうになるので拳を握り耐える。
―分からない。
「…そうだよ、な。分からないよなそりゃあ…」
雅紀は俺の頭を撫でる。
「話題が話題だったから、気分悪くなったんだよ。その内治るって」
―どうしよう
「そんなに深刻に考えないほうが良いよ。今日あった事は少しの間だけ忘れよう?」
俺は、また頷く。
声が出なくなるだなんて初めての事だから―といっても頻繁にあっても困るが―不安で仕方が無かった。
―病院とか行ったほうが良いのかな?
俺はどうしても気になり、ルーズリーフにそう書く。
「大丈夫だって。うん、大丈夫。…つーか病院、今の時間はもう開いてないから。
もしも、明日になっても治らなかったら考えよう?」
今日はちょっと無理に聞きすぎたから…。と、最後に雅紀はそう呟いた。
俺は、また頷く。
そして再び喉を包む込みように両手をあてる。
どうして出なくなったんだろう…?
::続::
- 209 :YukI:2006/03/26(日) 20:48:21
- ♪コメントお返事♪
薮中さん★ →うおー!(奇声 あげ有難う御座います! 続きを気になってるようで私の狙いどおr…じゃなくて 頑張ってお話を考えている甲斐があります!笑 これからも頑張りますね!
- 215 :YukI:2006/03/27(月) 00:17:30
- ♪こめんとお返事♪
みあさん★ →あげ有難う御座います♪ アキラ派でらっしゃいますか…!笑 アキラは地味に人気があるんだかないんだか分からない人物なので嬉しいです!笑 これからの展開もしっかり書いていくので宜しくお願いしますね♪
名無しさん★ →アゲ有難う御座います♪ 頑張って書くので宜しかったら暇つぶしにでも また読みに来て頂ければ嬉しいです★ ではでは!
弥夜さん★ →コメント有難う御座いますー! そうですアキラ声出なくなっちゃいました…! えへ!急な展開かもですが頑張って続きを執筆しますね! アゲも有難う御座います♪
ふりちゃん★ →おー!久しぶり★ 何故アキラの声が出なくなったというと……続きをお楽しみに!(爆 金城…!気になってくれて有難う!笑 頑張ってかきます♪コメント有難う御座いましたー!
- 216 :YukI:2006/03/27(月) 00:19:16
- ♪こめんとお返事♪
香さん★ →コメント有難う御座います…! 一気に読んで下さったようで感激です♪ てゆうかこんな文章読んで目のほうに異常は現れませんでしたか!?爆 はい!続きも頑張って書きますのでよろしくお願いします♪
- 217 :YukI:2006/03/27(月) 15:27:52
- もう日が沈みかけていて、雲は薄い紫色に染まりかかった頃、俺は雅紀を家に帰らせた。
雅紀はまだ居る、何なら泊まると言ってきたが俺は明日も平日だし母も帰ってくるからと半ば無理矢理に理由付けた。
不安でしょうがなかったが、雅紀には心配かけてばかりで申し訳なかったのだ。
ひとりになった部屋で、電気を点けずに薄暗いままベッドに倒れるように身を預けた。
柔らかい布団はスプリングで弾力があり、俺を優しく受け入れる。
ベッドに倒れたまま、試しにもう一度声を出そうとする。
―……っ。
涙が滲む。何故、出ないのか。
だんだんと息が上がるが、声らしい声はちっとも出ない。
俺はまた泣いた。
横になったまま膝を抱え、身を出来るだけ小さくした。
本来ならば声が漏れるのだろうが、
今の俺には大声で泣くことも出来ない。
―早く出るようになってくれ…。
俺は口だけそう動かすと、涙の粒がのったままの睫毛を下ろし、
目を閉じた。
::続::
- 218 :lplp:2006/03/27(月) 15:56:11
- キャーアキラ!大丈夫ですか?!
なんで声が・・・(泣)頑張って下さい!!!
- 219 :YukI:2006/03/27(月) 16:02:53
- 「く…あぁっ!」
足を開かされ、拘束される。
誰も居ない教室で俺は犯される。
「嫌だ、嫌だ…!」
両手は上で自由を奪われて、どんなにあがいても無駄だった。 乱暴な扱いをされても俺は反応する。
奴はゆっくりと切っ先をあてがったと思うと、一気に進入してきた。
「ひ、ん…あ…っ!」
一気に突き上げられ、俺は口を大きくあけ酸素を求める。
「はっ……あんっ」
俺は視線を上にやり、目の前の男の顔を確認する。
碧い瞳が鋭く光り、俺を捕らえて放さない。
眼が合った途端、金縛りにでもかかったように俺は目を見開いたまま男を見る。
「ふっ…、あっ…あ」
こちらをずっと見ている事に羞恥心を覚え、俺の顔は真っ赤に染まった。
困ったような、泣きそうな表情になってしまう。
俺は両手を縛っているのを解いて貰い、
男の背中に手を回した。
その時、教室の扉が開かれる。 「あ、アキラ…」
男に手を回した姿を見られた俺の額からは、ひんやりとした汗が流れた。
嘘だ、誤解だ。
雅紀は俺に冷ややかな視線を向け、背中を向けて行ってしまった。
「違う!違う!まさ、き…」
辺りが漆黒の暗闇に呑まれる。
俺の声は、届かない。 続
- 220 :YukI:2006/03/27(月) 16:06:38
- ♪こめんとお返事♪
lplpさん★ →コメント有難う御座います!アキラ声出なくなりました…! だんだんエロが程遠くなっている気がしますが(笑) 頑張って書きますね!
- 221 :オレンジジュース:2006/03/27(月) 16:43:37
- age☆何これかなり面白ぃデツ(≧∀≦)ノ~
- 222 :YukI:2006/03/27(月) 20:26:06
- ♪こめんとお返事♪
オレンジジュースさん★ →コメント有難う御座います♪ お、おもひろいだなんて!(言えてない) まだまだ拙い作品ですがそう言って頂けると励みになります! あげもとても有り難いです!頑張りますね(*'▽')
- 223 :もも:2006/03/27(月) 20:30:35
- あげ!!マヂ最高です(>_<)アキラと雅紀大好きです!頑張って下さいo(^-^o)(o^-^)o
- 224 :YukI:2006/03/27(月) 21:05:46
- 目を開けると、カーテンを締めていないのに部屋は真っ暗だった。
首から上を動かし時計を確認すると、デジタル時計の緑色のライトが四時半を指していた。
夢……。
額に手の甲をあてるとねっとりした嫌な脂汗がまとわり付く。
怠い身体を起き上がらせると、汗で絞ったら垂れてくるんではないか、というほど服も湿っていた。
先ほど見た夢を思いだし、自己嫌悪に浸る。
雅紀の表情、冷たい眼をした男、そして背中に手を回した自分。
「……っ」
声は出ない。
目元に手をやり、静かに涙を落とす。
眠るのが怖く、俺はベッドから出た。
乾燥したせいか喉が痛むので、何か飲もうと階段を降りる。
朝方だからか、布団からでてから冷気が自分を包み、着ている衣類と肌の狭い隙間まで冷たく感じられる。
::続:: 一旦切ります!
- 225 :YukI:2006/03/27(月) 21:11:32
- ♪こめんとお返事♪
ももさん★ →コメント有難う御座います★ ひぃー、最高ですか!(((゚д゚;))) アキラと雅紀も、ももさんに好かれて幸せなやつですよー! あげも有難う御座います!頑張りますね(*'▽')
- 226 : :2006/03/27(月) 21:39:48
- よかったぁ夢でしたかぁ='_`)ゞ
- 227 :ここあ:2006/03/27(月) 23:37:54
- ほわぁぁぁ・・!!
昨日、全部頑張って(笑)読んだのですけど、 初BLだったのでドキドキでした・・w YukI☆さんの素晴らしい書き方のおかげで、華々しいBLデビューする事ができましたv(待 でも、腐女子に目覚め・・・いやもう目覚めてしまい、部活に行ってる時も、 頭の中ではアキラの事がぐるぐる・・(汗 どうせ腐女子デビュー(ぇ)したのなら、YukI☆さんの小説を最後までつき合わせていただきたいと思います・・w ただのエロだけじゃなく、表現の仕方が〜・・www(´`*) これから毎日きますね(・∀・)b では頑張ってくださいなっ*
- 228 :YukI:2006/03/28(火) 01:34:56
- ♪こめんとお返事♪
ここあさん★ →長文コメント有難う御座います! 一気読みお疲れ様です!拙い文章なので目の疲労も半端じゃ無かったことでしょう!((笑) し、しかもこの作品でBLデビューだなんて(((゚д゚;)))あわわ、おめでとう御座いますというか申し訳御座いますというか(慌)でも貴重な役をつとめる事が出来て光栄です! そして部活中にもここあさんの脳内にアキラがお邪魔しちゃったようで…!ひ−、嬉しいやら申し訳ないやら((笑) 表現を褒めて頂けてとても有り難いです♪ 毎日来て頂けるとの事で私も極力毎日更新できるように頑張りますね!改めて有難うございました!(・∀・)
はしゃぎすぎて私も長文に(((゚д゚;)))
- 229 :もも:2006/03/28(火) 08:29:59
- あげ
- 230 :へい:2006/03/28(火) 09:18:52
- アゲ早く書いて
- 231 :藪中:2006/03/28(火) 11:08:51
- ageあげ挙げ(・∀・)おもしろいbb
- 232 :弥夜:2006/03/28(火) 13:29:57
- Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!
たくさん更新されてたぁo(> w <)〇゙ でもでも良かったなぁーァキラ。夢でー。 私もこの小説読んでたらどっきどき♪で汗絞れますわ((笑
- 233 :YukI:2006/03/28(火) 14:36:39
- ♪こめんとお返事♪
ももさん★ →あげ有難う御座います! 頑張って沢山更新しますので 宜しくお願いしますね★ ではでは!
へいさん★ →あげ有難う御座います! 更新を楽しみにして頂けているようで感激です! 今から更新しますね! ではでは★
藪中さん★ →あげ有難う御座います! 面白いと言って頂けてとても励みになりました★ 有難う御座いますね(*'▽') ではでは!
弥夜さん★ →コメント有難う御座いますー! エロからだんだん離れて行ってたので夢の中でエロシーン取入れました…!(こいつ) 絞ったら汗出ますか!((笑)素敵なご感想有難う御座います! これからも頑張りますね('ч'*)
- 234 :YukI:2006/03/28(火) 15:24:28
- 母はとっくに帰っていたのだろう、キッチンには夕食がラップをかけて置かれていた。
しかし食べる気にはなれず、俺は蛇口を捻り透明な液体をコップに注ぐ。
口に含むとそれは温く、一口、二口飲むと残りは流し台へ捨てた。
部屋へ戻り、携帯を確認すると二通メールが届いていた。
一通は雅紀から。俺を気遣うような内容だった。
俺は自然と顔が緩む。
もう一通を確認する。
今度は嫌な汗がまた額に滲む。
金城からだった。携帯を握る手がだんだん震えてくる。
本文は何も記されておらず、添付ファイルがついていた。
また、か……。
開く気にもなれず、俺はそのまま机に突っ伏した。
眠るのが怖く、目を閉じたまま色々な考えを巡らせていた。
::続::
- 235 :NANA:2006/03/28(火) 16:34:34
- ホントおもしろいです↑↑
頑張ってくださィ☆
- 236 :YukI:2006/03/28(火) 20:23:14
- ♪こめんとお返事♪
NANAさん★ →コメント有難う御座いますー! 面白いと言って頂けて感激です・・・! まだまだ未熟ですがNANAさんの応援、とても励みになります! 有難う御座いました!
- 237 :もも:2006/03/29(水) 12:19:25
- あげ
- 238 :藪中:2006/03/29(水) 16:52:24
- あg
- 239 :YukI:2006/03/29(水) 19:54:26
- ♪こめんとお返事♪
ももさん★ →あげ有難う御座います! 下がりがちな小説ですが頑張って更新しますね! ではでは!
藪中さん★ →あげ有難う御座います! 今から更新するのでよかったら読んで頂けると嬉しいです! ではでは!
- 240 :YukI:2006/03/29(水) 20:12:42
- 気がつくと朝になっていた。
カーテンを締めていない部屋からは朝日が眩しく差し込み、
けたたましく目覚ましは鳴り響く。
俺は顔をあげ、ふらつく足元をどうにか言うことを聞かせて立ち上がった。
顔を洗い、キッチンへ行くと母が朝食の用意をしていた。
「あら、おはよう。夕食、食べなかったみたいだけど
大丈夫なの」
うん……。そう言おうと口を開くが、はっと思い出す。
「どうしたの?」
母は首を傾げる。
俺はキッチンにあったメモ用紙を一枚破ると、ボールペンを走らせた。
声が出ない。
そう書いた紙を母に見せる。
「声が出ないって……。いつから?」
母は思ったより驚かず、俺を真っ直ぐ見る。
昨日から。そうメモ用紙に記す。
「うーん……。あなたのことだから精神的なものかもね」
皸の出来た右手を口元に持って行き、そう言った。
「今日は学校を休んで一応病院へ行きなさい」
その発言に俺は首を横に振った。
そしてボールペンを握る。病院へ行った後、遅れて学校へ行く。そうメモ用紙に書いた。
::続::
- 241 :フミ:2006/03/29(水) 21:16:06
- めっちゃおもしろイです☆
頑張ってくださイ↑↑
- 242 :YukI:2006/03/29(水) 21:46:40
- 朝食を一口、二口無理矢理詰め込み部屋へ戻ると、雅紀にメールを送った。
やっぱり声が出ないままだから病院へ行ってみる。
すると一分もしない内に携帯電話は細かく振動し、受信を知らせた。
俺も付き添う。
それだけ記されていた。
俺は解った。とだけ返事を送り、制服に着替えた。
*
三十分後、家のインターフォンが鳴った。きっと雅紀だろう。
俺は部屋を出て、母に雅紀が付き添ってくれることを知らせた。
「何だか悪いわね…」
そう困ったように呟いた後に雅紀くんに宜しくねと言付けられた。
「おはよう」
扉を開けると雅紀が制服を着て待っていた。
俺は一応微笑んでみる。
「もしかして、お前も学校行くの?」
服装からか、雅紀はその事に気付き、目を丸くする。
俺は頷く。
「平気なのか?」
心配そうな表情をする雅紀に、俺は微笑む。
「まさきが、いるから」
口だけをそう動かし、雅紀を見る。
「アキラ……。任せろっ!」
雅紀は照れたように笑って、俺を抱き締めた。
俺も口パクだけで雅紀に伝わった事が嬉しく、抱き締めた。
::続::
ひー、声が出ないって難しい!(ばか)
- 243 :YukI:2006/03/29(水) 21:49:28
- ♪こめんとお返事♪
フミさん★ →コメントどうも有難う御座います! 面白いと言われるとやっぱりとても嬉しいです! これからも頑張って少しでもマシなお話を書けるように頑張りますね★ 応援もとても励みになりました…!
- 244 :奈々美:2006/03/29(水) 21:51:18
- アキラめっちゃ可愛いです★
雅紀もかっこイイです★★ まじ頑張ってネdd
- 245 :さき:2006/03/29(水) 22:20:41
- ageです!!雅紀とアキラもっとラブAになってくれ〜o(><)o
- 246 :YukI:2006/03/29(水) 23:40:09
- ♪こめんとお返事♪
奈々美さん★ →コメント有難う御座います! アキラ可愛いですか?あわっわそう言って頂けると有り難いです! 雅紀も恰好良いだなんて!ヒィィー! 応援もとても温かいです(感涙)はい、頑張りますね!
さきさん★ →コメント有難う御座います! ですよね雅紀とアキラキス以上の事やってませんしね…! 本当にラブラブなお話もいつか書きたいです…! あげも有難う御座いました★
- 247 :栗:2006/03/29(水) 23:54:29
- めっちゃあげっ
おもしろいよぉぉぉぉ
- 248 :YukI:2006/03/30(木) 00:02:00
- 病院につくと、雅紀は受付での手続きを俺に代わって済ませてくれた。
「総合病院だから結構待たなきゃならないってさ。4階で待ってろって」
雅紀は俺の手を引いてエレベーターまで行き、ボタンを押した。
ボタンには淡く橙色の明かりが燈る。
ふたりとも何も言わずにエレベーターが来るのを待っていると、背後に少しずつ俺達と同じ様にエレベーターを待つ人が集まってくる。
やがてランプがボタンと同じ淡い橙色に燈り、扉が開く。
雅紀は俺の背中に軽く手を添えて中に入った。
中に入り、各階のボタンを前に雅紀は眉間に皴を寄せる。
俺が顔を覗き込むと、「……何階だっけ?」 と困ったような、笑ったような表情をしてみせて俺に聞いてきた。
俺は少しだけ笑って、右手の指を四本立てて見せた。
四階には余り人はおらず、少し不思議な雰囲気に包まれていた。
病院が静かなのは当たり前だがそこは特に音が無かった。
大きな窓が脇にある待合室にいる数人の患者は俯きがちだった。
::続::
- 249 :YukI:2006/03/30(木) 00:04:47
- ♪こめんとお返事♪
栗さん★ →めっちゃあげ有難う御座います! 面白いと言って頂けて感激です! これからも頑張って稚拙な文章を鍛えれたらと思っておりますので 宜しかったらまた読みに来て下さいね★
- 250 :香:2006/03/30(木) 00:27:52
- あげ↑↑
更新頑張ってくださぃ♪
- 251 :ァスヵ:2006/03/30(木) 08:06:02
- age!!!大好きです(>_<)頑張って下さぃ
- 252 :弥夜:2006/03/30(木) 12:29:27
- (`□´/)/ ナニィィイイイ!!来てない間に大分更新されてるー。
(・∀・)スンスンス-ン♪ ( ゚Д゚)ハッ! (´Д` )イェァ スンスンスンスーン 喜びの歌ですわ((何!!? ぁ。スイマセン;; ホント続き頑張って下さい!私はいつも応援してますw
- 253 :栗ボン:2006/03/30(木) 13:42:04
- ドゥヒャァァァ〜!!!!←変人
あげあげ祭りじゃぁぁぁぁ〜〜〜!!!((ワラ めっちゃいい!! アキラ、萌えェェェェェェ!!!!!! その調子でがんばってください!!!!
- 254 :ゅぅヵ:2006/03/30(木) 13:57:33
- ああああああああああああ!!!!!!!!
アキラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!! はょ声だしぃや! そぅでなぃとゥチ泣くで?! ぇ
ゴメンナサイ;;;半分荒らしヵも;;
アキラヵゎぃぃー!!! ぇ
なんヵ情景とヵきれぃょw
ガンバレィww
ぁげ
- 255 :YukI:2006/03/30(木) 20:36:18
- ♪こめんとお返事♪
香さん★ →コメント有難う御座います★ はい!更新が不定期な小説ですが 香さんの応援を励みに頑張ります(`・ω・´) あげも大感謝です…!(感涙)
ァスヵさん★ →コメント有難う御座います! だ、大好きだなんて!(((゚д゚;))) 有難う御座います嬉し恥ずかしです((爆) 頑張って更新しますね!
弥夜さん★ →コメント有難う御座います…! 喜びの歌ツボですから!((笑) そして応援有難う御座いますー! 続きも頑張って書きますね(`・ω・´)
栗ボンさん★ →コメント有難う御座います! アキラ萌えですか!そう言って頂けると頑張りがいがあります!((笑) あげあげ祭りも嬉しいです♪(*'▽') はい、これからも頑張りますね!
ュゥヵちゃそ★ →ぁぁぁぁぁ!((笑) 荒らしだなんてとんでもないぜ!あたいにとっては癒しだから!(意味不明) アキラが声出なかったらュゥヵちゃそ泣くのか!(((゚д゚;)))泣くュゥヵちゃそも見たいかもな…(変態) 情景とかきれいとかアキラかわいいとか果てしなく照れるけど嬉しいよ★ 有難うね●'v`b♂
- 256 :YukI:2006/03/30(木) 20:58:03
- そんな空気の中、雅紀は俺を椅子に座らせた。
青い生地で出来た椅子は、少しだけ色褪せており、この活気のない階にぴったりだと思った。
待っている間、雅紀は俺に「お腹空いてないか?」だとか「寒くない?」だとか
「もう1限始まっているな」など、首を縦か横に振れば簡単に回答できる問い掛けをしてきた。
俺はぎこちない問い掛けをする雅紀にちょっとだけ声のない笑いをこぼした。
どれだけの時間が経ったか解らないけど、漸く俺の名前を呼ばれた。
「いってくる」
口パクでそう伝えて立ち上がると、雅紀は俺の手を掴んだ。
「付き添おうか?」
そう聞いてきたので、小さく頷いた。
- 257 :YukI:2006/03/30(木) 21:29:19
- 診察室は待合室よりも明るく、担当医は若い男性だった。
眼鏡をかけており、レンズは赤茶色で縁取られていた。
科が科なので、その人は白衣を着ていない。
だから私服のシャツに直接名札を付けていた。「野末」先生と言うらしい。
「今日はどうされました?」
喋れない俺に代わって、雅紀が野末先生に説明をしてくれる。
野末先生は雅紀の話を聞きながらサラサラとドイツ語でカルテにペンを走らせた。
「声帯には問題は無いんですよね……」
そう独り言のような質問に、雅紀と俺は頷く。
「じゃあ……心因性、失声症でしょうね」
野末先生は俺達に聞き取りやすいように、ゆっくりと話した。
「へ……、しんいん、せ…?」
それでも雅紀の頭は混乱し、舌ったらずに野末先生の言葉を繰り返した。
「心因性の失声症です。ショックなことがあると、声が出なくなるというのは聞いたことありませんか?」
雅紀は視線だけ上にやり、「映画やドラマでなら……」と答えた。
「その映画やドラマでは、登場人物が声を失う前に何か精神的にショックな事があったと思うんですが」
そう野末先生は冷静に淡々と言葉を紡ぐ。
::続:: 何かメンタル要素満載ですね汗
- 258 :ふり:2006/03/30(木) 21:56:30
- アキラ大変だね…
早くアキラの声が聞きたいよぉ(聞けないけど…) 声が早く戻るように祈ってなきゃだな。うんv 何気に金城と東城くんの関係が微妙に気になるような そうじゃないような…(悩)ってな感じだよv やばい、マジで続きが気になるよ!!
- 259 :香:2006/03/30(木) 23:28:21
- AGE↑↑
更新いつまでぇも待ちますょ★ そしてあげますょ↑↑ 更新ふぁいとっ♪♪
- 260 :YukI:2006/03/31(金) 01:56:22
- ♪こめんとお返事♪
ふりちゃん★ →久しぶりー!米有難うね★ アキラの声が出るように祈ってくれてアキラも喜んでるよー! 口パクで「ありがとう」って言ってるよー((笑) そして続き気になるかい(´∀`) なんかスレ半分消費したけど1スレッドで終わらん気がしてきたぜ…!(馬鹿) ともかくいつも読んでくれて感謝ですよ★
香さん★ →コメント有難う御座います! あげもとても嬉しいです(´;ω;`) 更新待ちも感激でやる気が湧いてきます! ふぁいと一発頑張りますね(`・ω・´) 有難う御座いましたー!
- 261 :YukI:2006/03/31(金) 01:57:01
- 「ああ……。そう、だったかも……」
雅紀は自信なさ気に答える。
「その登場人物は彼と同じです」
彼、というのは俺を指しているらしい。
「彼もまた、最近何か精神的にショックを受けたのだと」
眼鏡が光る。
「会話中序々に声を失っていったようですが、その会話内容で彼の心にじわじわとショックを蘇らせたという可能性も」
眼鏡がズレたのか、野末先生は空いている左手でかけなおす。
「……どうすれば治るんですか」
雅紀は俺の様に声を絞りだし、質問した。
雅紀もショックで声が出なくなるんではないか、と俺は少し心配する。
「不安を和らげる薬……は一応出してみますが、それでどうこうなるわけではありませんからねえ……。
御本人の悩みやショック、精神的なものを汲み取ってあげることが大事ですよ。
あと、リラックスした状態になると一定の時間のみ回復する場合もあります」
そのまま声が出る状態を維持できるかは御本人次第です。そう付け足す。
「……そう、ですか」
今度は雅紀は力が抜けたような声を出す。
「また何かあったら来て下さい。あ、此処をすぐ出たところにある小さな受付で処方箋の書かれた紙を貰ってください」
::続::
- 262 :YukI:2006/03/31(金) 02:18:21
- 「わかりました……」
雅紀がそう言って先生に向けてお辞儀をしたとき、俺はぱくぱくと口を開いた。
ふたりともきょとん、とした表情を俺に向ける。
俺は少し恥ずかしくなり、俯くと野末先生は「何か言いたいんだね」と言って紙と先にピンクのようなオレンジのような色をした消しゴムがのっかった鉛筆を俺に与えてくれた。
俺はその鉛筆を握る。
睡眠導入剤を処方して下さい。
そう書いた。
それを見た野末先生は眉間に皴を刻んだ。
「睡眠、導入剤ねえ……。眠れないのかい?」
眠るのが怖いんです。
「ふむ……。でも薬に頼ってばかりだと眠気が次の日になってもとれなかったり、薬によっては依存症になる場合もあるからね……」
超短時間型のものでも、長時間型でも構いません。お願いします。
「……君は少し、薬に詳しいね。過去に服用したことがあるのかい」
野末先生は眼鏡越しに真っ直ぐ俺を見ると、そうきいてきた。
少しだけ。中学生の頃に。
「……中学生か」
::続:: 題名の「依存症」を作品中にも出せました(うれしそう) ギリギリ薬の名前は出さないよう気をつけました((笑)
- 263 :弥夜:2006/03/31(金) 11:03:15
- …精神的ショック!Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!
はわわわっ。・゚゚ '゚(*/□\*) '゚゚゚・。 ウワァーン!! 可哀相なァキラー((´Д`)アアー) …でも頑張って!!無事治る事を応援してるよ!ww
- 264 :林檎:2006/03/31(金) 12:50:25
- 続きかなり気になる!!
エロとしてでなく 物語として大好きです。 作者さんがんばってね
- 265 :藪中:2006/03/31(金) 16:25:22
- あげあげ・ω・
- 266 :YukI:2006/03/31(金) 17:47:33
- ♪こめんとお返事♪
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! アキラのこと応援していただいてとても感激です…! この先の展開も頑張って執筆しますので よかったら読んで下さいね★
林檎さん★ →コメント有難う御座います! 物語として好き、とのご感想本当に嬉しく思います…! そういう場面をあまり書いていないので申し訳なかったのですが、とても励みになりました! 頑張りますね!(*'▽')
藪中さん★ →あげ有難う御座います! 毎日のようにあげてくださるので本当に大感謝です! 今から更新しますね♪ ではでは(◎ゝv・)
- 267 :YukI:2006/03/31(金) 17:53:57
- 「解った。処方してみよう。だけどくれぐれも誤った服用はしないように」
野末先生は一度机の脇に置いたカルテに再びペンを走らせた。
俺は目を輝かせた。
どうも有難う御座います。
最後にそう書いて、雅紀と一緒に診察室を後にした。
「アキラ、睡眠薬…って」
雅紀は真面目な表情で問い掛けてきた。
「何で…そんなもの」
単語ごとに句切を入れながらゆっくりと言葉を吐き出す。
俺は周りに医者や看護士がいないことを確認して、携帯を開いた。
メール機能を使い、親指の先で文字を打ち込んでゆく。
ちょっと、嫌な夢を見た。もうあんな夢は、見たくないから。
そう打ち込んだ画面を雅紀に見せる。
「どんな夢……?」
そう聞いてくる雅紀に思わず携帯を握り直した手が硬直する。
「あ、ごめん……。アキラまた嫌なこと思い出させるところだったな」
ううん……。大丈夫だ。
「やっぱり学校行くのか?」
雅紀は俺の顔を覗き込むようにして聞いてきた。
うん。家にいるのもつまらないし。
携帯の画面を雅紀の方へ向ける。
「そうか…。俺もアイツに会わなきゃ。このままにはしておけない」
アイツ…。やはり金城のことだろう。
::続::
- 268 :あい:2006/03/31(金) 23:58:56
- 今まで読んできて一番おもしろいですdd
これからも頑張ってください!
- 269 :YukI:2006/04/01(土) 01:57:50
- ♪こめんとお返事♪
あいさん★ →コメント有難う御座います! 一番面白いですか!?(((゚д゚;))) あわわ、すごくもったいないお言葉を頂いて心から感謝です! はい!これからも頑張って書きますね♪
- 270 :もも:2006/04/01(土) 09:19:30
- あげ!
- 271 :藪中:2006/04/01(土) 13:25:38
- あげ
- 272 :YukI:2006/04/01(土) 19:30:40
- ♪こめんとお返事♪
ももさん★ →あげ有難う御座います! 今日はなかなか更新できなくてすみません汗 時間があったら更新しますね! ではでは★
藪中さん★ →あげ有難う御座います! 藪中さんは沢山あげてくださるので 本当に有り難いです♪ これからも頑張りますね!
- 273 :YukI:2006/04/01(土) 21:16:16
- 薬を受取り、病院を出た。
俺達が学校に着いたのは、ちょうど3限が終わったところだった。
教室に入るとにぎやかな声が耳に飛び込んでくる。
「あ、柚木、比呂。おはよう……といってももう昼近いけどな」 クラスメートが声をかけてくれたので、
俺は頭を軽く下げる。
するとそいつは不思議そうな表情を向ける。
「おはよう。あ、アキラは今……」
雅紀が俺に代わって代弁しようとするが、少し迷ったように俺を見る。
変に隠すより正直に話した方が良いだろう。
雅紀を見て、俺はゆっくりと頷いた。
それに対して雅紀も頷き返す。
「アキラは、今ちょっと声が出ないんだ」
雅紀が頭を掻きながらそう話す。
説明しにくそうな雅紀を、俺は横で見守る。
「声が出ない……って風邪とか?」
「いや……そういうのじゃないんだ」
「ふうん……。よく解んないけど、お大事にな。アキラ」
そう言ってそいつは俺の方を見たので、ありがとうの意味を込めて微笑んで見せる。
「……あ、そう言えば。今日金城来てないの?」
雅紀は思い出したように聞く。
「金城ー?今日は来てないみたいだぞ」
どうしたんだ、とそいつは聞き返す。
::続::
- 274 :YukI:2006/04/01(土) 21:32:27
- 「いや、来てないんなら良いんだ。有難う」
そう言って雅紀は俺を席へ向かわせる。
そのとき。
「雅紀!」
少し大きめな声で雅紀は呼ばれた。
「お、東城。おはよう」
声の主は雅紀と仲の良い東城だった。
東城は雅紀の肩に右手を乗せる。
「おはよう。あ、柚木もおはよう!」
俺はこくり、と頷く。
「あ、そういえば病院行ってきたんだよな。
どこか具合い悪いの?」
俺の顔を覗き込むようにして、東城は俺と目を合わせてきた。
「こいつ、ちょっと声が出なくなったんだ」
雅紀が話す。
「声が出ない!?何で!」
東城の声は少し裏返った上、大きめの声が更に大きく教室内に響く。
雅紀は「あんまり騒がないでくれる?」と東城に注意をした。
「ごめん……」
東城は今更遅いのだが口を両手で封じるというオーバーな動きをしてみせた。
「ちょっと……、精神的なものらしい」
雅紀は小さめな声で東城に説明をした。
「精神的なもの……」
「そう。だからって、そんなに大騒ぎしてやんなよ。
アキラもいい気しないだろ」
「……わかった」
東城は頷き、俺に「ごめんな」と謝ってきた。
俺は首を横に振り、軽く微笑む。
::続::
- 275 :ここあ:2006/04/01(土) 21:51:15
- わーわーわーわー!!
ついに東城でましたね(´v`*)てことはこれから・・?!(笑)
それにしてもアキラ・・・声がでないなんて・・(つд⊂)
- 276 :YukI:2006/04/01(土) 21:52:24
- 「俺もなんだか朝から身体怠くてさ。4限サボろうかな……」
東城は熱をはかるように額に左手をやり、そう口にした。
「平気か?無理すんなよ」
雅紀が気にかける。
「うーん。一応保健室行ってくるわ……。しんどい」
そう言って東城はふらふらと教室を出ていった。
「さっきまであんなに元気だったのにな。仮病か?」
雅紀は悪戯っぽく笑い、俺を見る。
それに俺も微笑んで、古い木と金属でつくられている椅子に腰を降ろした。
:::::
東城は教室から出た途端、急に全力で足を急がせた。
人気のない旧校舎の階段に腰掛け、携帯電話を取り出した。
ボタンを押し、誰かに電話をかける。 「もしもしっ!裕也か!?俺だよ!」
電話の相手、金城は不機嫌そうな声で言葉を返す。
「なんだよ、東城。俺は寝起きなんだよ、馬鹿が」
小さく舌打ちも聞こえたが、東城は必死に話す。
「どうするんだよ!柚木の奴、声が出なくなったらしいぞ!?」
「はあ?」
金城は濁った声を張り上げる。
「はあ、じゃなくて!何か、精神的なものらしい……。
やっぱり昨日のことが原因なんじゃないのか!?」
「はっ。ははは……」
::続::
- 277 :弥夜:2006/04/01(土) 21:56:12
- ぉお!!(゚ロ゚屮)屮 なんだか困りましたねぇ!何;;
ゎー東城キタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―!!w
- 278 :YukI:2006/04/01(土) 21:58:28
- ♪こめんとお返事♪
ここあさん★ →お久しぶりです・∀・★ はい!アキラの声が出ないかわりに東城を出してみましたー!(かわり?) これからお話を展開させていくので宜しければまた読んでくださいね★ コメント有難うございましたー!
- 279 :YukI:2006/04/01(土) 22:01:11
- ♪こめんとお返事♪
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! そうですよ東城きましたよ((笑) 何かぐちゃぐちゃな展開ですがコメント頂けて感激です! これからも頑張りますね(`・ω・´)
- 280 :那千:2006/04/02(日) 11:27:47
- 東城ってなんなんだああ!!!
まぢ応援してるよー↑↑
- 281 :ぷぅ仔:2006/04/02(日) 19:17:32
- ぁげデツ(♠'`★)ノ⌒頑張って下さぃИё(♭q'x`)♪
- 282 :YukI:2006/04/02(日) 21:24:05
- ♪こめんとお返事♪
那千さん★ →こめんと有難う御座います! 東城…!最初の予定ではこんなに活躍(?)するとは思ってませんでし…モゴ! 応援とても温かいですー! 頑張りますね(`・ω・´)
ぷぅ仔さん★ →コメント有難う御座います! 頑張ってとのお言葉を頂きやる気が湧いてきました! あげも励みになります(´;ω;`) 拙い文章ですが、精一杯頑張りますぞー!
- 283 :YukI:2006/04/02(日) 21:39:29
- 金城は暫くの間、狂ったように笑っていた。
携帯電話越しでもその声は鼓膜が破れるのでは、というくらい大きな声で
東城は思わず携帯電話との距離を空けた。
「ははは…。声が出ない、か…。
面白くなってきたじゃねえか」
やっと落ち着いた金城の口からは、ククク…と今度は低い笑いが漏れる。
「お、面白い!?
「ああ。はっ、こうも都合が良いとはな。
良いか、東城。お前は今日、昨日俺が指示した通りにアキラを呼び出せ。
解ったな?」
「は、やっぱり呼ぶのか」
東城の顔はさっきよりも更に青く染まった。
これからの自分の役目に、絶望する。
「当たり前だろ?まあ頑張れよ」
そう言って電話は一方的に切られた。
「やべーって。何考えてんだ、マジで……」
そう言って東城は座ったまま顔を埋め、チャイムが鳴ってもそのままだった。
::続::
- 284 :ぷぅ仔:2006/04/02(日) 21:42:34
- 更新きましたぁ★⌒(从'`●*)+嬉しぃデツ(d•゚v`●)+゚∞
- 285 :弥夜:2006/04/02(日) 22:26:19
- !?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!? なんてやつだぁー!
金城わーーっ!!w ホントやべーって。ww コレ以上ァキラ虐めないでぇー泣・゚・(ノε`)・゚・。
- 286 :ムーニ:2006/04/02(日) 22:33:52
- 初めまして!!
素敵すぎますんもう、ホント素敵! 今日はじめてここのサイト様に来たんですけど、この掲示板見て、しかもBL小説があって!? しかもものっすごい面白い小説じゃないですか!ファンになりました、惚れましたww って、無駄にテンション高くてごめんなさい…;; これからも読ませていただきますねーww
- 287 :香:2006/04/03(月) 00:48:53
- age↑↑
金城サイテーだぁ(>_<)!! 許せないわぁッ!!!! これからも頑張ってくださぃっ♪ 応援してます☆″
- 288 :YukI:2006/04/03(月) 01:07:53
- ♪こめんとお返事♪
ぷぅ仔さん★ →コメント有難う御座いますー! 喜んで頂けて、私も嬉しいです♪ これからもスローペースでも頑張って書ききるので 宜しくお願いしますね!
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! 金城は鬼畜担当なんで!笑(どんな… でもでも狙い通りのご感想が頂けて嬉しかったり(爆 アキラを庇って頂いて彼も幸せ者ですよ!有難う御座いますー!
ムーニさん★ →初めましてー! 面白いだなんてファンだなんて惚れただなんて どれも勿体無い言葉で本当に有難いですー! まだまだ稚拙な作品なので、やる気が湧いてきます! テンション高いコメントとても嬉しいです★
香さん★ →コメント有難う御座います! 金城について感想も嬉しいです…! はい!これからも力いっぱい頑張らせていただきます! あげ有難う御座いました!
- 289 :YukI:2006/04/03(月) 01:23:11
- :::::
4限目を知らせるチャイムが鳴り、俺と雅紀は席に着いた。
さっきまであんなにも賑やかだった教室内が落ち着いてくる。
ガラガラ、とドアの開く音がして担任の弓場先生が入ってきた。
担任の担当科目は国語なので、俺は急いで国語の教科書を机の上に用意する。
弓場先生は出席簿を確認した後席を軽く見回す。そして俺と目が合う。
「あら、柚木君に比呂君。おはよう」
「おはようございまーす」
雅紀はだらんと椅子に浅く座ったままそう返事をした。何故こいつは授業が始まるとすぐこんなにもだらしがないのか。
俺は小さくため息をついたあと、弓場先生に向かってお辞儀をした。
「具合は……大丈夫なの?」
そう首を傾げる先生を上目遣いで小さく頷く。クラスの皆が俺の席へ振り返ってる気がして少し恥ずかしい。
「そう、良かったわ。でも無理はしないでね。
ところで……東城君がいないみたいだけど」
「ああ、アイツなら保健室に行くとか行ってましたー」
雅紀がまただらけた話し方で先生の質問に答える。
「ええ、本当?全く東城君は……。昨日と今日二日続けて遅刻ギリギリだし。
ケジメがなってないわね」
そう言って出席簿にボールペンで何かを書き足す。
この反応からして、彼女は東城が仮病と言う事を見抜いているらしい。
何となく雅紀の方に目をやると、さっきの弓場先生の発言に顔を顰めている様に思えた。
俺は少し不思議に思ったが、教科書を開いて授業を受けた。
::続::
- 290 :ハルコ☆:2006/04/03(月) 03:05:52
- ず〜〜〜〜〜〜〜っとこっそりと読んでた隠れファンです★
(´・ω|壁|ジッ…
依存症はカラダ小説で一番のお気に入りです!!これからもこっそり応援してますので頑張ってくださいねw
ちなみにアキラLOVEです♪はやく声戻んないかな…((泣TДT泣)) 東城君のキャラも何気に好き♪(男好きだなこりゃ…) 更新楽しみです★☆
- 291 :サムョ:2006/04/03(月) 03:44:36
- 上げだョ!! 更新頑張って下さい!!!応援為とります√(†▼†)√
- 296 :ふり:2006/04/03(月) 23:57:05
- 久しぶりv
何か最近間空けでしかコメできなくてごめんね… でも、アキラ心配だよ… 金城君と東城君の動きも凄く気になるし!! うん。アキラ頑張ってねv雅紀もちゃんとアキラ守ってあげなくっちゃ! 続き楽しみにでてるよv 次もまた間空くかもだけど、しっかりきっちりちゃっかり(?)読んでるからねv
- 297 :YukI:2006/04/04(火) 00:38:03
- たくさんのコメントやあげありがとうございます!
各個人様に返信するべきなのでしょうが、只今時間がありません! 皆様も返信よりも、更新を望んでいると思いますので今日はそっちを先にやらさせて頂きます! 返信に関しては明日以降させて頂くつもりです;申し訳御座いません!!
−−−−− その後、昼休みや午後の授業を淡々と済まし、あっという間に放課後になった。
他の先生も弓場先生から事情は聞いたのだろう、授業で読み取るだのの指示はしなかったし、6限の体育の授業では「無理をするなよ」と何度も声を掛けられた。
「アキラ、一緒に帰ろ」
HRが終わった後、雅紀が声を掛ける。俺は頷き、鞄を手に取った。
廊下でも「ばいばい」、だの「また明日」、だの声を掛けられたが頷くことでそれに応えた。
「何か今日寒いな……」
独り言みたくつぶやく雅紀に、俺は頷く。まともに会話が出きない状態の俺といてこいつは何が楽しいんだろう。
少し残酷なことを考えながらも、校門を出た。
燃える太陽の光はくっきりと地面を橙色に染めて、空の向こうは薄暗い。
「あ、そうだ」
少しわざとらしく声をあげる雅紀に、俺は首を傾げる。どうしたんだろう。
「あのさ……。答えれたら、で良いんだ。本当。でも、どうしても聞きたいことがあって……」
俺に気を使っている。
という事は金城とのことについてか。
俺は鞄からノートと筆箱を取り出す。
筆箱から適当なペンを取り出し、書く。
何?大丈夫、答えれるよ。
「本当、無理しなくて良いからな。俺のせいで状態が悪化するとか…」
ぽつり、ぽつりと挙動不審な雅紀がなんだか可笑しい。
声が出なくなったのは雅紀のせいじゃない。俺あのとき、頭の中は結構落ち着いてたし。
「うん……でも、ごめんな…。あ、それでな、答えれたらで、質問なんだけど」
俺は雅紀の目を見て、その後頷く。
「俺が昨日の朝電話した時に、お前って学校にいた?」
うん。いたよ。
「じゃあさ、じゃあさ。学校を出た時間は?」
俺は少し考える。
そんな細かくは覚えてない。
「大体で良いんだ」
どうだっただろうか。俺はペンを握る手を動かせない。
「予鈴とかなる前?」
それはそうだ。人目がつかない為に出来るだけ急いで校門を出たんだから。
出るのは結構早かった。登校してくる人も少なかったし。
「そっか……」
有難う、そう言って俺の頭を撫でる。
質問ってそれだけか?
「ああ。それだけだ。ちょっと引っかかることがあって」
雅紀は、俺に何を聞きたかったのだろうか。
::続::
- 298 :奈々美:2006/04/04(火) 13:20:47
- 全然返事トカ書かなくてイイですよ↑↑
小説書いてくれるだけで嬉しいですし☆
- 299 :弥夜:2006/04/04(火) 19:02:03
- わー!更新されてるっっ。幸せ…( ´艸`)ムププ
よし来た―。さすがの雅紀!ww …小説書いてくれてるだけで、もう十分ですょ!w ホント返事なんて(゚ε゚)キニシナイ!!(*´I`)(´I`*)ネー でもちょっと寂しいヵナ……。ぁ、何でもないですッッ;;w
- 300 :藪中:2006/04/04(火) 19:05:39
- あげ!
- 301 :YukI:2006/04/04(火) 19:59:19
- ♪こめんとお返事♪
昨日は返信できないでごめんなさい!汗 今からお返事させて頂きます! ※携帯から閲覧している都合上、2回ほどに区切って皆様に返信致します…!
ハルコさん★ →隠れファンだなんて私にはとても勿体ないですよ…! 一番のお気に入り、と言って頂いてとても照れますが少しでもハルコさんのお気に入りに相応しい作品を書けたらな、と思ってます(*'▽') アキラと東城もお気に召したようで嬉しいです(^∀^) 特に東城を好きと言う方は少ないので((笑)
サムョさん★ →コメント有難う御座います! 応援して頂いてとても嬉しいです! 最近は時間がなく、更新が少し難しい状態なのですが サムョさんのように更新を待っていて下さる存在がいることを忘れません!(`・ω・´) あげも有難う御座いますね!
次のレスへ続きます!
- 302 :YukI:2006/04/04(火) 20:14:43
- ♪こめんとお返事♪
祭さん★ →コメント有難う御座います! う〜わ〜ですか!((笑) アキラも応援して下さって本当に有難う御座います! アキラに変わって御礼を致します((笑) あげもとても励みになりました!これからも頑張りますね!
名無しさん★ →あげ連呼有難う御座います! この小説が下へ下がりきらないのは、
あげてくださる優しいあなた様のおかげです!
頑張って更新しますので、宜しくおねがいしますね(^∀^)
藪中さん★ →2回もあげ有難う御座います! 藪中さんは本当に頻繁にあげてくださるので感謝してます…! これからも藪中さんがあげよう、と思えるような作品を書いていきたいと思います! 頑張りますね(`・ω・´)
栗さん★ →あげ有難う御座います! 更新がゆっくりなので、よく迷子になる小説ですが
見つけてあげて下さるのはとても嬉しいです! これからは自分で更新してさがらないように気をつけますね!
ひー、文字数の関係でまた続きます(´;ω;`)
- 303 :YukI:2006/04/04(火) 20:23:17
- ♪こめんとお返事♪
ふりちゃん★ →コメント有難うー!来てくれるだけで感激ですから! 感想いっぱいくれて有難うね! ふりちゃんは物語の隅々まで読んでくれてるんだなあ、と嬉しいよ♪ これからもしっかりちゃっかり宜しくね((笑)
奈々美さん★ →こめんと有難う御座います! あわわ、小説書くだけで嬉しいと言って頂けるだなんて(((゚д゚;))) やっぱりそんな素敵な言葉には返信せずにはいられません((笑) これからも拙い小説とうざったい返信をセットで宜しくお願いしますね!((笑)
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! 私の更新で幸せになってくれるだなんて!私こそ幸せですから!(´;ω;`) しかも返信に関して気にしないと気を使って頂いて…! 遅れるかもしれませんが、これからもコメントに関しては応えたいと思ってますので 宜しくお願いしますね♪
- 304 :りり:2006/04/05(水) 14:23:42
- ぁげます!!!!!たのしみです♪
- 305 :檸檬:2006/04/05(水) 20:58:58
- ageage
- 306 :林檎:2006/04/06(木) 11:54:10
- age
- 307 :YukI:2006/04/06(木) 15:37:57
- 今日も時間がないので更新を優先し、コメントやあげにたいするお返事は明日以降させて頂きます!
本当にごめんなさい…!
――――― :::::
「大丈夫なのか」
アキラの家の前について、俺達は向き合った。
うん、今日は母もそんなに遅くないはずだし。
アキラはさっき取り出したノートにそう書く。
「そっか。でも、何かあったらすぐ連絡しろよ。急いでそっち行くから」
アキラはにっこりと嬉しそうに笑うと、ありがとう、と口を動かした。
マンションのエレベーターに乗り、自分の住む5階へ行くボタンを押す。
待っている間、俺は俯き考え事をする。
弓場はたしかに、今日と昨日は東城が遅刻寸前だと言った。
しかしアキラが昨日学校から家に戻った時間帯はそれよりもっと早い時間。
けれど東城はアキラを目的したと電話で教えた――。
あれは、嘘なのだろうか。だとしたら、何のためについたのだろう。
もしかして、金城とグルなのか……?
いやな思考回路が頭を支配する。
部屋に帰ると、俺は妙な胸騒ぎを感じ始めた。
- 308 :あげ:2006/04/06(木) 20:48:16
- あげ
- 309 :nami:2006/04/06(木) 22:31:20
- 最高で━━す!!!!!!!
まぢ頑張ってくださィ!!!!!
- 310 :林檎:2006/04/07(金) 11:11:46
- age!!
- 311 :YukI:2006/04/07(金) 16:58:22
- ♪こめんとお返事♪
りりさん★ →コメント有難う御座います! 更新楽しみにして下さって本当に嬉しいです! 感謝の気持ちを更新でお返ししたいと思います! あげも有難う御座いますー♪
檸檬さん★ →あげ有難う御座います…! 下がらないように頑張ってお話を進めますね! 最近時間がないため下がりがちなのですが、 こうしてあげてくださると本当に有難いです♪
林檎さん★ →あげ有難う御座いますー! てゆうか2度もしてくださって本当に感激です! 今から更新するので宜しくお願いします! ではでは♪
namiさん★ →コメント有難う御座います! 最高ですか…!アワワ! そう言って頂けると頑張ってる甲斐があります(感涙 はい、応援を励みに頑張りますね!
お返事遅くなってすみませんでした!(土下座
- 312 :YukI:2006/04/07(金) 17:36:43
- :::::
ただいま……。
そう言って家の扉を開ける。といっても当然声は出ないので、口だけを動かした。
自分の部屋へ上がると、ベッドへ横たわる。まだ外は明るく、そのせいで布団は温まっていた。
このまま少し眠ってしまおうか、そう思った時。
今日見た夢が蘇る。
蒼色の目をした男に犯されて、雅紀が俺を置いていく夢。
俺はそれを思い出すと急いで身を起こした。やっぱり、眠れない。
俺は鞄から今日病院で貰った薬の袋を取り出し、中身を確認する。
数種類の錠剤が入っていた。
今は別に眠らなくても良いので、夜用にとっておこう。
そう思い以前薬入れとして使っていた引き出しにそれを入れておいた。この引き出しをまた使うんだと思うと、少し気が滅入る。
課題でもやろうか、と椅子に座ろうとした瞬間。
携帯電話が鳴った。
サブ画面を確認すると、メールを受信したことを知らせていた。
::続::
- 313 :弥夜:2006/04/07(金) 20:59:40
- ぁ、お久しぶりです( ゚∀゚)ノィョ―ゥ (ぇへ♪
ぃやぁー、イイですねぇ。やっぱりこの小説は!(=´Å`=)ノ …雅紀ぃー!!Σ(`д`ノ)ノ ヌオォ!! 気付いたのッッ!!? ってか気付いて!wそれよかσ(゚∀゚ォィラ)が教えたげる!何 (・∀・)グルじゃぁー!!(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ …(´Д`;)/ヽァ/ヽァ 疲れました;;笑゙ ( ´_ゝ`)フーン 続き、いっっつも楽しみにしてます♪(,,゚Д゚) ガンガレです!!w
- 314 :YukI:2006/04/08(土) 01:39:10
- ♪こめんとお返事♪
弥夜さん★ →お久しぶりです!イイと仰って頂けて嬉しいですー! 雅紀はちょっと怪しいなあ、と思ってる程度でしょうか笑 おお、弥夜さんが叫んでまで雅紀に教えてくれるとは…!喉が疲れたでしょう、のど飴をどうぞ!(スッ)爆 弥夜さんの応援を励みに、がんがりますね(`・ω・´)
- 315 :YukI:2006/04/08(土) 01:57:38
- メールの送り主は、雅紀だった。
俺のことを気遣ってくれてるのだろうか。そう思うとなんだか嬉しくなった。
思わずにやけてしまいそうな顔を必死に抑え、本文に目を通す。
「アキラ、具合はどう?やっぱ心配だから、俺と一緒にいないか?」
そう書かれていた。
昨日からずっと雅紀の世話になりっぱなしだ。
一緒にいてくれるのは勿論嬉しいが、やっぱり悪い気もする。 俺は少しの間どう返信しようか躊躇った。
:::::
やっぱり嫌な予感がするし、アキラが心配だ。
一応メールしてみよう。
そう思い鞄から携帯電話を探す。
「あれ?」
鞄の中に携帯電話はなかった。
手探りで教科書の間や鞄の外についてる小さなポケット、しまいにはペンケースの中まで探した。
それでも、見つからなかった。
「おかしいな……」
そう呟きながら制服の上からぱたぱたと身体を叩き、携帯らしき感触を探す。
「まさか……落とした、とか?」
畜生よりによってこんな時に。俺はそう言いながらもズボンのポケットに手をつっこんで中を確認した。
::続::
- 316 :栗:2006/04/08(土) 07:38:22
- え?どういうことぉぉ??????
めっちゃおもしろいです! アキラかっこいいし☆彡 頑張って!
- 317 :nami:2006/04/08(土) 13:05:10
- もしかして金城???
頑張れぇ↑↑☆
- 318 :るぁ (s/uB36Xd5Q):2006/04/08(土) 14:12:38
- あげます!
頑張って下さいよぉぉぉーーーッッ
続きがめっちゃ気になります
- 319 :YukI:2006/04/09(日) 19:54:58
- ひー、今から更新します…!泣
コメントのお返事はまた後日!(これで3回目ですね本当にすみません!)
−−−−−
:::::
迷ってると、またメールがきた。
今度は一番嫌な相手、金城だった。
俺は携帯を握り締めたまま、ぞくり、と寒気を感じた。
「声、出なくなったんだって?顔見せに来いよ」
たったそれだけの文章だったが、耳元で金城が声を張り上げ笑ってるようなきがした。
俺の身体は数秒前迄の冷静さの糸が切れたようにガタガタと震えだす。恐怖心が蘇ったのだ。
俺は雅紀へ返事を打った。
「今、金城からメールがきた。怖いから、一緒にいる……」
早く、雅紀の声が聴きたかった。俺の声が出ないと、雅紀に電話したって仕方が無い。
俺の指は小刻みに震え、送信のボタンを押した。
*
「本当か!?もし金城に呼び出されたとしても、絶対行くなよ!
俺、今アキラの家の近くのCDショップに居るんだけど出てこれる?
それから俺の家行こう」
暫くして、そう返事が来た。
::続::
- 320 :nami:2006/04/10(月) 14:52:27
- 頑張ってくださあああイ★★
- 321 :けぃすけ:2006/04/10(月) 15:27:03
- 聞いてください!俺には12歳の妹がいるんだけど…そいつがこのカラダ小説見てオナってるっぽぃんです…汗
たまにオレ、学校遅刻していくんですけど妹ゎオレよりも遅くでるんです!そんときにパソコンの部屋から「あん・・・ぁ!ぁん・・・」とか聞こえてくるんです!…ていいながらオレもシコってます!ワラ 主でもないので長文失礼しました。 ァゲです
- 322 :るぁ (s/uB36Xd5Q):2006/04/10(月) 15:42:47
- あげますね。
頑張ってください!
- 323 :YukI:2006/04/10(月) 20:14:04
- ♪遅れましたがこめんとお返事♪
栗さん★ →えっへへ…!どういうことでしょう★(こいつめ) この先の展開をじっくり書きたいと思ってるんで、良かったら読んで下さいね! アキラ恰好良いですか!?あわわ、いつも雅紀にかわいいかわいい言われてる設定なので(そうなの?)アキラも喜んでますよ!笑 あげも感謝です!
namiさん★ →おおお、金城でしょうかどうでしょうか!笑 なんだかそんな質問(?)頂くとうっかりこの先の展開を話してしまいそうです…!(馬鹿)口にガムテープしとこう(モゴ) 二度もあげも有難う御座いますー! それなのにお返事遅れてしまって申し訳ありませんでした!
るぁさん★ →二度もあげとコメント有難うございますー!感涙です…! 続きを気にして下さっているのに なかなか更新できなくて、本当に申し訳ないです!(´Д`;) 頑張って、とのコメントを頂けると本当に励みになります! これからも宜しくお願いします!
→続きます
- 324 :YukI:2006/04/10(月) 20:19:39
- けぃすけさん★
→あわわ、マジですか! 頑張ってエロい文章を書こうとしているので、 私としては楽しんで頂けているようで嬉しいですよ★(お兄様のけぃすけさんとしては少し複雑かもしれませんが;) いえいえ、長文だろうが短文だろうがコメントを頂けるのはとても喜ばしいことです…! 宜しかったらまた読みに来て下さいね! 妹さんにも宜しくお願いします(笑)
- 325 :YukI:2006/04/10(月) 20:42:35
- 「解った……。今から家を出る」
そう返事を打つと、俺は携帯を閉じた。
俺は私服に着替えると、財布と家の鍵をポケットに突っ込む。
携帯電話は、家に置いておいた。
今から雅紀に会いに行くし、金城のメールを受け取るのも嫌だったのだ。
俺の家の近くにあるCDショップは人通りが少ない場所にあり、
本当に何故こんなところで営業しているんだろう、と思うほどだった。
それでも一応中古品も扱っていたりして、売上を稼いでるみたいだ。
自動ドアを潜ると、「いらっしゃいませぇー」とやる気のなさそうな店員の声が耳にはいった。
その声はどこかで聞き覚えのある少し掠れたような声だったので、
俺は咄嗟にレジの方へ視線を移した。
「おー、アキラじゃん!」
沢山のCDに囲まれて、少し大きめのBGMがミックスされて耳に飛び込んできた。
「東城!」
何故か、そいつはそこにいた。
オレンジ色の布の上に、店名のロゴがプリントされたエプロンを着て。
*
その時、ちょうどアキラの部屋にある携帯電話がメールを受信した。
「ああ、待ってる」
::続::
今発熱中です私…!あれ、わたし馬鹿なはずなのに!爆
- 326 :nami:2006/04/11(火) 19:12:22
- 頑張ってくださああああイ☆
発熱すか!?!? あんまり無理しないでくださイね!!!!
- 327 :弥夜:2006/04/11(火) 21:27:17
- Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!なんだかァキラやばぃ!??
やっぱアレだょ。何だよ; 駄目だ、東城ッ!駄目だァァ!笑 …なんて言いつつ実はとってもワクワクしてます♪ もしかして…私、鬼畜!?ってかドS…!!?コラ;((*´∀`)クスクス (゚Д゚)ウボァー Yukiサン熱っスか!((´Д`)アアー) 私は本当の馬鹿なんで本当に熱なんか出てきません。笑 えー風邪にはビタミンです。蜜柑でも食べてお大事にw(゚д゚)シメジ
- 328 :nami:2006/04/15(土) 10:02:35
- あげ
- 329 :あsdfghjkl;;;;;::2006/04/15(土) 12:12:16
- sf
- 330 :マンカスg-g:2006/04/15(土) 12:44:16
- 」」」」」」」」」」d」fd」rhvf」5hd」
- 331 :ヨゥ:2006/04/16(日) 10:57:00
- ぁげます(◎'∀`o)ノ
- 332 :YukI:2006/04/16(日) 23:41:14
- 更新停滞していてすみません;
熱はどうにかおさまったものの、4月になってから本当に時間がありません; どうにか時間を作れるよう努力をしているのですが、少し更新ペースを落とさせてください!
あげてくださっている皆様、本当に有難う御座います。 時間があるときに更新して気持ちをお返しできるように頑張りますね。
- 333 :YukI:2006/04/17(月) 05:07:57
- とりあえず更新します!返信はまた後日必ずやさせて頂きますので…!
ってゆうか前回の更新で、アキラ普通に「東城!」とか話せてるし…! 熱のせいだ(言い訳) すみません致命的なミスです汗 ―――――
俺は驚き、東城の恰好をまじまじと見る。
「俺さ、ここでバイトしてんだよ。
あ、うちの学校はバイト禁止だとか今更なこと言うなよ?」
そう言って、エプロンを摘んで見せる。
俺は取り敢えず頷く。
「そういえばお前は雅紀と待ち合わせてるんだよな?」
そうだった。東城がいたことですっかり忘れていた。
「さっきまで雅紀、CD物色してたけどよっぽど暇だったのかロッカールーム入っていったぞ。
バイトのやつしか入っちゃ駄目なんだけど、
今は店の奴ら外で作業してるから、自由にやり放題よ」
ニヤリと笑ってレジの後ろにある扉を顎でさす。その扉がロッカールームへ繋がっているんだろうか。
「お前も行って良いよ。雅紀は中で俺の漫画でも読んでんじゃない?」
俺は有難う、と唇を動かしてレジの向こうへ通してもらった。
「真っ直ぐ行って三番目のドアだから。薄暗いから気をつけてな」
俺はもう一度頷き、扉を開けた。 ::続::
- 334 :nami:2006/04/19(水) 14:49:05
- 続き気になる!!!
あげ☆
- 335 :YukI:2006/04/21(金) 17:16:45
- ♪こめんとお返事♪
本当に遅くなってすみません;
namiさん★ →3度もコメントやあげをして頂いたのに無反応で本当にごめんなさい! そして改めて有難う御座います!とても励みになりました★ お蔭様で無事熱は下がりました…! なので頑張って更新しますね、頑張りますぞー!
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! ていうかいつもいつもハイテンションなコメントを頂けてうれしいです♪ おお、弥夜さんはSですか!笑 …私はドMですよ!爆 これから続きを執筆しますので、宜しかったらお読みくださいな…! ていうか反応遅くて本当すみません!
あsdfghjkl;;;;;:さん★ →あげて下さってるのですよね?(何か他に言いたいことがあったのならすみません!) でもあがっているのでともかく有難う御座いますー! 下がりがちで少し苛立つとは思いますが、 頑張りますね!笑
マンカスg-gさん★ →こちらもあげて下さったのですよね! 有難う御座います…!ていうかお返事が遅くなって本当に 申し訳なさでいっぱいです; これから頑張って更新しますね!
ヨゥさん★ →あげ有難う御座います! 和み系なかわいらしい顔文字でとても癒されました!笑 これから更新しますので宜しかったら読んで下さいな…! 反応遅くてすみませんでした!
- 336 :まみ:2006/04/22(土) 23:00:37
- あげ〜
- 344 :YukI:05/01(月) 18:38:42 HOST:p2063-ipbf206okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- うわーん、本当に更新できていなくてすみません…!泣
久々の更新です…!
:::::
廊下は光は全て遮断されており、視界が闇に包まれる。
「電気無いんだ、扱けたりしないように気をつけろよ」
背後からそう声がして、俺はそのまま顔を縦に振った。
塗装が剥がれかけたひとつ目のドアを見ると、結構分厚く作られているのが分かり、光が漏れない理由が分かった。
壁に手を伝わせながら前へ進む。
2個目のドアがあるのが分かる。触ったときの感触で入り口には何か張り紙を張られているようだが、暗くて見えなかった。
ゆっくりと先へすすむと、3つ目のドアノブに触れた。
ここか……。
一応コンコンと2度、小さくノックする。返事は無い。聞こえなかったのだろうか。
そう思いながらも俺はドアノブに手をかけた。
−−−−−
「1回学校戻ってみるか……」
俺はため息をつくと、立ち上がった。
部屋の鍵のみを持って制服のまま外へ出る。
落とした場所といえば、学校しか心あたりがないのだが、学校のどこに置いたのかは全く見当がつかない。
行ってみれば分かるか……。
そう思いながら、俺は学校へ向かった。外はやっぱりいつもより寒かった。
::続::
- 345 :YukI:05/01(月) 18:55:18 HOST:p2063-ipbf206okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- ♪こめんとお返事♪
まみさん★ →あげ有難う御座います! そして暫くの間無反応で申し訳ありませんー! これからは頑張って少しでも下がりにくく出来る様に 頻繁に更新したい、です…!(爆
檸檬さん★ →あげ有難う御座います! 檸檬さんの可愛らしい顔文字でやる気充電中です!笑 小説の展開は脳内ではある程度進んでいるものの、 なかなか文章にする時間がないので必死に根性と時間と体力との戦いですが 頑張って調節できるようにしますね!
高橋さん★ →初あげ有難う御座います感激です! はい、今迄怠けておりましたので高橋さんの応援を励みに 頑張らせて頂きますね! これからも一生懸命更新したいと思います!
むぅさん★ →あげ有難う御座います! ていうか3回もあげて頂いて本当に感謝感激で御座います…!(感涙 更新がとてもノロマなので、見捨てられないかヒヤヒヤしておりますが これからも出来るだけ時間を見つけて更新したいです!
namiさん★ →あげ有難う御座います! namiさんには頻繁にあげて頂いているので本当に嬉しい限りです♪ この感謝の気持ちを小説でお返ししたいと思っておりますので よろしくお願いします…!
オレンジジュースさん★ →コメント有難う御座います! 更新、本当にお待たせしてすみませんでした…! でも待っていてくださってとても嬉しいです…!と、申し訳なさもあったりなかったり(どっち 好い加減な更新頻度ですがこれからも読んで頂ければな、と思います!
*
皆様、非常に遅れてしまって本当に申し訳御座いませんでした! 沢山のこめんとやあげ、本当に有難く読ませて頂いております…! しかし皆様にはコメントのお返事よりもお話の更新を楽しみにして頂いていると思いますので これからは更新優先にしたいな、と考えております。 ですのでコメントのお返事は少しペースが遅れるかもしれません; でもでも、コメントやあげはとても有難いことには変わりないので 今まで通りに個人レスはちゃっかりとさせて頂きます! 好い加減な奴で本当に御免なさい!(ペコリ
- 346 :nana:05/02(火) 19:27:41 HOST:softbank221077058095.bbtec.net
- いえいえ!!!!
この小説大好きなんで あげちゃうんですよ!!!!! 小説でお返ししちゃって下さい!!!!! 期待してます!!!
- 347 :弥夜:05/02(火) 21:49:08 HOST:i58-94-183-137.s02.a001.ap.plala.or.jp
- (*´ェ`)ボー...(*゚ェ゚*)ハッ! お久しぶりです!
元気でしたかぁー??少し心配でした。ぇへ まぁ放置はナイだろうって思っていたんでねェ;;w …やっぱ更新ィィですね。笑 コメントも好きだけど、やっぱ更新ですよねww何;; これから地味に影から…ぃやたまに出没したりしながら 応援させて頂きますッ!じゃぁp(´∀`)q fight~♪w
- 348 :檸檬:05/05(金) 21:49:44 HOST:i58-94-183-137.s02.a001.ap.plala.or.jp
- age
- 349 :YukI:05/06(土) 02:28:21 HOST:p2115-ipbf12okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 皆様今回もコメント、あげをどうも有難う御座います…!(感涙)
明日以降に必ずや返させて頂きますね!励みになります!
::::: −−−−−
ドアを少し開けると一気に光が漏れ、俺は思わず目を細めた。
白い光が俺の視界に広がる。
目が慣れるのを顔を俯かせて暫く待った後、上げた。
「よ。よく来たな」
ぞくり、と全身に寒気を感じる。
「はははは、そんなに驚くなよ」
声の主は――金城だった。
俺は思わずドアを閉めようとするが、金城に腕を捕まれ部屋の中へと引き寄せられた。
とん、と金城の腕の中に俺は納まる。背は小さくない俺だが、俺より金城の方がずっと大きい。
まるで獣に捕らえられた恐怖に怯える小動物――、俺にはその例えがぴったりだ。
身体が小刻みに震える。抑えようと全身に力を入れるが、余計に酷くなる気がした。
金城は俺を左手で捕らえたまま、右手で俺の髪の毛を引っ張り、自分の顔に俺を近づけた。
「ふうん……。やけに大人しいな。声が出ないって本当なのか」
そう言って眼だけで笑う金城。その時気づいたが、今日は眼が蒼い。カラコンでもしているのだろうか。
そして俺は今日見た夢を思い出した。
「……っ!」
――うわあああああ!!
本来ならそう叫ぶことが出来る筈、だがやはり俺の口からは何の音も生まれない。
俺は口を力いっぱい広げて―でも声は一切出ないのだけど―その場に蹲る。その時金城の腕からは簡単に逃れることが出来た。
恐怖が俺を支配する。一瞬だけ合った金城の眼が怖い。声が怖い。
「別にこんなしっかりした部屋を用意しなくても良いのになー、東城のやつ」
金城は俺の様子など全く気にしていない様に話しかける。
「お前がどんなに喘いでも、声なんて一切でないんだから。な?」
俺は蹲っていた。
床を見つめていたのだけど、金城の蒼い目と眼が合った気がしてますます怯えた。
::続::
- 350 :YukI:05/06(土) 02:37:41 HOST:p2115-ipbf12okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- ♪こめんとお返事♪
今出来そうなのでしときますー!
nanaさん★ →コメント有難う御座います! だ、大好きだなんて…!! 本当に暖かいお言葉を頂けて私は幸せ者です…! 少しでもnanaさんの楽しめる小説を書けるように頑張って行きたいですー! ていうかもうこの感謝の気持ちを本当小説に練りこみたい…!が、頑張ろう! 有難う御座いました!
弥夜さん★ →本当お久しぶりです!心配かけて申し訳御座いませぬでした…! 更新喜んで頂けて私も嬉しいですー!毎日出来てたころが懐かしい…! 地味に影からだなんて!私の中では思いっきり弥夜さんのことは素敵なコメントしてくれる方にばっちりインプットされてますぞー!(迷惑★) それでは有難う御座いました!
檸檬さん★ →あげ有難う御座います! ていうか多分この小説すごい下がっていたと思うのですが、 ちゃんと見つけて下さってしかもあげて頂けて とても嬉しいです…! これからは頑張って更新であげれるように頑張ります!
* 夜は時間があるので(暇人) 出来たらまた夜のうちにもう1個更新出来そう、です…!(ああ宣言しちゃった!
- 351 :YukI:05/06(土) 03:03:44 HOST:p2115-ipbf12okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 「おーい、ずっとしゃがんでどうした?」
からかうように、俺を見下し声をかける。
俺は震えながら、そのままの姿勢を保つ。熱が出たみたいに、暑いのか寒いのかよく分からない。
「顔上げろよ、柚子」
金城のその言葉に、自分の心臓が大きく鳴ったのが分かった。
柚子――。
数年前の、初めて睡眠薬を使うことになった思い出――。
咄嗟に顔をあげ、金城のほうを見る。
「お、やっと顔を上げた。言う事聞いて偉い、偉い。俺に忠実になったか――それとも呼び方に反応したのか?」
勿論呼び方だった。
俺は大きく見開いた眼を、ずっと金城に向けていた。金城の眼の色はやっぱり蒼い。
もしかして関係あるのか。もしかして彼と知り合いなのか。
「まあ良いか、どっちでも」
金城はしゃがんで顔を近づける。
そして俺の耳に舌を入れてきた。
―……ひっ。
厭らしく、まるでひとつの生き物の様に這う舌からは唾液が垂れ、俺の顔を伝っていく。
「声出さない方が便利で良いけど、何か燃えないなあ」
『便利』と、俺をまるで道具の様に表現しながらも、金城の舌はどんどん下がっていく。
舌の独特な滑りが不快で、目尻に涙が溜まる。
俺は抵抗も出来ずに、ただただ怯えて小さく震えていた。
また制服を着たまま犯されるのだろうか。またクリーニングに出さなきゃいけないなあ。
能天気なことを考えて気を紛らわす。
金城はカッターシャツの上から、俺の胸の突起を刺激した。
―ひぁ…っ!
開きかけた口を必死に食いしばり耐ようとを試みる。
金城にねちねちとしつこく捏ね上げられ、突起してしまうそれに、俺は惨めな気持ちになった。
「色がシャツの上から透けてる。可愛いー」
思いっきり俺をからかう様な馬鹿にしたような金城の口調に、俺は金城よりも自分自身に腹が立った。
チュッと、そこを音を立てて吸われ、もどかしいような、何とも言えない感覚を覚える。
もう、どうにでもなってしまえ。
そう思うと、全身の力が抜けてしまった。
::続::
- 366 :YukI:05/22(月) 01:29:31 HOST:ser350283000393965
- 皆様へのコメントのお返事はまた後日させて頂きます…!
―――――
シャツを乱暴に剥がされ、身体に舌を這わされた。
もう俺は抵抗することもなく、腕をだらんと床に降ろしていた。
力が抜けて、目の焦点が合わなかった。
声も出ないので、店にいる東城に助けを求めることも出来ない。
しゃくりを上げて涙を流すが、変な息遣いで空気が漏れるだけだった。
また犯されて、泣いての繰り返し。馬鹿みたいだ。
俺は無表情で天井の電球を見つめていた。
といっても焦点はまともじゃないし、涙で視界はぼやけてるし、ただその光に視線を向けているだけだった。
今回はいつ終わるのだろう。ここが家から近くて良かった。あまり人に見られずに帰れる。
またそんな関係のないことを呆然と考えていると、下半身や胸に、さっきのような不快感がないのに気がついた。
それどころか、身体が温かく包まれる感覚までした。
不思議に思い、電球を見つめていた視線を少し降ろすと、金城の肩がそこにあった。
金城が、俺を抱きしめてる――?
俺は驚き、思わず身体に力が入る。
「何で抵抗しないんだ」
低めで、篭った声が耳に入ってきた。
::続::
- 373 :YukI:06/04(日) 04:12:00 HOST:p1224-ipbf07okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 更新を滞っていて本当に申し訳御座いません。
言い訳に過ぎないのですが、更新をする時間がない、の一言なのです。 パソコンを開くどころか携帯で此処を覗く機会も激減している状態で、更新をするのが非常に難しくなっております。
皆様からはたくさんのメッセージを頂き、本当に有難いのですが 個人レスを長い間溜めてしまっているのが事実です。 こんな中途半端な状況の中、ずるずると極度のスローペースで作品を書いていていいのかと悩んでいるのが本音であり、 「依存症」を打ち切りにしようかと悩んでいる最中でもあります。 本当に無責任な書き手で申し訳ありません。頑張れる限り続けたいとは思っているのですが このコミュニティサイトという公の場で自己満足でしか作品を維持できないのは考え物だと思うのです。 定期的に更新をしなければ読んでくださっている皆様に申し訳ないですし、 かといってその時間を取るのは難しい状態で、だけど膨大な更新の後に放置をして、また更新をして…という繰り返しももしかしたら読者の皆様を混乱させてしまうかもしれない、と悩んでおります。 少しだけ考えさせてください。その考えている間に、コメントを下さった方々にゆっくりではありますが、個人レスを返させて頂きます。
堅苦しい書き方でごめんなさい。読んでくださっている方々には本当に感謝しております。 高がコミュニティサイトの小規模な投稿小説―しかも官能的な描写が主なもの―じゃないか、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが 何分初めてこのような場を借りて作品を発表させて頂くので 自分としてはきちんとけじめをつけたいなと思っているのです。 御理解頂ければと思います。
- 374 :悠:06/10(土) 12:05:30 HOST:actkyo075129.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 私ゎ今のペースでも問題ないと思います。
実際このサイトでゎ時間がないといって更新をやめるヒトもいますがこの話を楽しみにしている私としてゎやめてしまうとかなり悲しいですよければ考えなおしていただければとおもいます。。。。。
- 375 :o´Д`)´Д`)´Д`):06/10(土) 14:19:46 HOST:244.247.12.221.megaegg.ne.jp
- HOSTが違うんですが・・・。偽じゃありませんよね・・・?
間違ってたらすみません><
- 376 :YukI:06/11(日) 00:30:20 HOST:p1224-ipbf07okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 少しだけお返事を返します…!本当に滞らせていて申し訳ありません!
弥夜さん★ →コメント有難う御座います…! いつも弥夜さんのコメント楽しく読ませて貰ってます♪ ハイテンションな書き込みを頂けると、こちらのテンションまで上がります。笑 「ファン」と仰って頂けて本当に嬉しいです^^ 色々な面で力が及んでいない私ですが、今この小説をどうするか考え中なので 次の更新はどうなるか解りませんが、少しだけ待っていて下さい…!
†永久†さん★ →あげ有難う御座います…! 頑張れるかどうか、只今検討中で御座います^^ 更新が停滞中のこんな小説を読んで下さっているなんて 本当に嬉しいです。有難う御座います。
檸檬さん★ →あげ有難う御座います! いつもいつもあげてくださり、本当に嬉しいのですが 更新が少なくて申し訳なくもあります…! 出来れば再開したいな、と思っております〜^^
nanaさん★ →あげ有難う御座います…! 更新が出来ずに下がってゆく小説をあげて頂けるのは本当に嬉しいしほっとします^^ 1ヶ月あまりもお返事できなくて本当にごめんなさい! そして本当に有難う御座います…!
ァィさん★ →あげ有難う御座います! 他の皆様の小説に埋もれてばかりの作品ですが 読者の方にあげて頂いているのを発見すると ちゃんと読んでくれる存在がいるのだなあと実感しております^^ いろいろ難しい状態ですみません><;
ベアさん★ →あげ有難う御座います…! 何度も連呼している文面を読んで続き書かなくちゃいけないよなあ…と 良い意味での焦りが生まれました^^ 早いところ結論を出さなければ、と思います。
muさん★ →あげ有難う御座いますー! 更新が本当に微妙で皆様のあげにばかり頼っているなあと 少ししみじみ思ってしまいました笑 こんな状態がずっと続いていて本当に申し訳ないです…!
まみさん★ →コメント有難う御座います! そして御尤もな意見も有難う御座います!! 予定ではもう少し時間の経過は早めに進めることを計画しておりましたが、更新が遅いのは言うまでもなく(笑)、 飛ばし飛ばしで書くと今より更に登場人物の心境などが疎かに描いてしまいそうなこともあり(これは私の文章力の乏しさが原因ですが;)、1日1日を濃いものにしたかったのでこのような書き方となっております^^ 今は特にアキラの心境を少しでも緻密に描きたい部分でもあるので本当にゆっくりです。…よね(汗)。もどかしい作品ですがご理解くださいませ…!
愛浬さん★ →あげ有難うございます…! てゆうかあげて頂いたのは思いっきり先月ですよね…!泣 本当に反応遅くてすみませんでした! あげて頂けて本当に嬉しいです!
弥夜さん★ →コメント有難う御座います! …ていうか何気に2回もコメント有難う御座いますー! 消えたんじゃねえの!?ってくらい下がってたみたいですね…! 本当にごめんなさいー!泣
一旦きりますね…!次レスに続きます…!
- 377 :YukI:06/11(日) 00:48:45 HOST:p1224-ipbf07okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- namiさん★
→コメント有難う御座いますー! っていうか私がいない間の2回目のコメントですよね…! ゆっくりで良いといわれると本当に安心します…! 有難う御座います、本当!いろいろ!
o´Д`)´Д`)´Д`)さん★ →コメント有難う御座います! そしてもう急かしてしまうほどとろくて本当にごめんなさい!土下座です…! >>375の件なのですが、私はPCよりも携帯電話で更新することが多いので、ホストが違うのはそのせいかもしれません; 携帯で更新する場合は数字が羅列したもの、私のPCの場合は「okayama.ocn.ne.jp」がホストの中に入るのかな?と思っております(曖昧) トリップをつけようかな、とも考えたのですがその様な対策が必須な荒らしも今のところなく平和ですし、 何より携帯で更新する場合はクッキー等がないので毎回名前やトリップを入力しなければならないため、 打ち間違いや打ち忘れが多発し返ってややこしいかな?と思いつけておりません^^とゆうわけでお恥ずかしながら(?)本物です…!
さおさん★ →コメント有難う御座います…! 今日…というかも最早数週間前…ですねorz 本当に反応遅くて申し訳ないですが読んで頂けて感謝です^^ 面白いと仰っていただけるのはやっぱり嬉しいです♪
飛鳥さん★ →コメント有難う御座います! 面白いですか!?あわわ…本当に嬉しいです…! 頑張れるかどうか解りませんが(力いっぱい突っ込んでやってくださいませ) 頑張れるように極力頑張りますので宜しくお願いします(?
悠さん★ →御意見有難う御座います。 楽しみにしている、と仰っていただけて本当に感激です。 しかし更新が今のままだと下がりに下がって消えてしまう…という1番虚しい結果にもなり兼ねないよなあ…と思ってもいます。^^; それに物語をスローペースで進めている為、読者の皆様が飽きてしまうかもという恐れもあります。 もう少し考えますね^^ 貴重な御意見有難う御座いました…!
- 378 :o´Д`)´Д`)´Д`):06/11(日) 14:29:41 HOST:34.254.12.221.megaegg.ne.jp
- あぁぁ!!!そうだったんですか?!すみません><
- 379 :ふり:06/11(日) 18:41:38 HOST:p3053-ipad10kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
- お久しぶりです。
久々に読んだんですけど このままのペースで良いと思うから 私も続けて欲しいって思うな。 ペース遅くても途中でやまちゃったら寂しいし。 出来ればなんだけど、最後まで読みたいv
じゃあ、ペース遅くっても頑張ってねv また、来るから
- 385 :YukI:07/07(金) 16:19:22 HOST:ser356616001063257
- 皆様、本当にお久しぶりです。
長い間放置をしていて本当にすみません!しかも続けるか続けないかはっきりしないままで…!
さて、これからのことなのですが、皆様に沢山の応援のお言葉を頂き、大変感激しております。 中途半端な部分が多いので、お叱りを頂くことを予想しており、そちらの意見の方が多かったら潔く依存症を打ち切ろうと考えておりました。 しかし、上記の通り皆様からはお叱りどころか温かいコメントやあげを頂いたのでとても驚きました。本当に、本当に有難うございます。
というわけで、そろそろ依存症の更新を再開したいなと考えております。 というか、再開をさせて下さい!
オフでの生活や、自分のサイト管理等で忙しくなり前の様に更新が難しくなるかもしれません。 なんとか今までは皆様のあげで存在を維持できてきましたが、もしかしたら下へ下がり最後には消えてしまうかもしれません。 本当に、消えてしまったらすみません。 それでも良いと言う方、依存症を読んでくださる方はこれからも宜しくお願いします。とても支えになります。
ずっと怠けていてすみませんでした。
- 386 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/08(土) 16:05:25 HOST:actkyo135142.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 更新してさるんですかッ!?これ以上に嬉しいことゎナイですッ☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆更新楽しみにしてますp(○´∀`)q ガンバッテくださぃ♪
- 387 :(〇*´3゜)/+.☆:07/08(土) 16:51:08 HOST:05004011269844_mf.ezweb.ne.jp
- こちらこそ感謝です
- 388 :弥夜:07/08(土) 22:31:34 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- ぉ久しぶりです♪(*・ω・)从(・ω・*)♪
私もちまちま読みに来ますw 再開してくれるなんて是非して下さいですょwホントww なのでこれから頑張って下さい!! 応援してます。(*ゝω・)っ+。o.+゚。【フェィト】+。o.+゚
- 389 :ミラィ:07/08(土) 23:53:36 HOST:wtl7sgtn01.jp-t.ne.jp
- 今日読むの初ですっ!!とっても面白かったんで是非続けて下さぃっ↑↑↑私達の為にっっ(e^□^e)笑)
- 390 :YukI:07/10(月) 02:28:37 HOST:ser356616001063257
- 皆様へのコメントは後日必ずや致します…!!
では早速続きを書きますね!
:::::
何を言ってるんだこいつは。
抵抗だなんて無意味じゃないか。
例え暴れたって金城は俺の服を必要以上に破って犯すに決まってる。 それを見てこいつが喜ぶのなら、大人しく相手をする方がマシだ。
相手をするだなんて、本当は凄く嫌だけど。
でも、何故こいつは俺を抱きしめているのだろう。
放せ、という意味を込めて金城を睨み付けてみるが、金城は俺を更に強い力で抱きしめる。
「何でだよ…。何で気付かないんだよ」
呟くようなその声は心底なにかを悔しがっているように聞こえた。 「おい、柚子…」
また、その名前を呼ぶ。確か、だいぶ前に俺のことをそう呼ぶ奴がひとりだけいたんだ。何故か、もう殆ど思い出せないが。
無理して思い出そうとすると、薬に頼ってばかりだった嫌な時期も一緒に思い出しそうで、胸騒ぎがする。
脳みそが鍵をかけているんだと医者は言った。
俺は鍵がかかったことに安堵した。
誰かを深く傷つけてしまったけれど、俺はそんな事も気にとめることが出来なかった。
柚子という呼び名は嫌な記憶を解く鍵なんだ。
だから、その名前を呼ばないでくれ。
「本当に、忘れたのか」
忘れたって…何をだよ。
そう問うことも出来ないまま、俺は金城のほうを睨み付けるに近いくらいのきつい目付きで見る。
「…打て」
金城がそう言って俺の身体を開放し、差し出してきたのは彼のもであろう携帯電話だった。
俺は咄嗟にこくり、と頷いて携帯電話を受け取った。
「お前は俺の事を覚えているか?」 だから覚えてるって何をだよ。
乱れた恰好のまま携帯電話を扱う俺は少し馬鹿みたいだがこの際しょうがない。
メール機能を利用し、ポチ、ポチとゆっくりではあるがそう打った。
「…じゃあ、初めて俺と会ったのはいつだ」
金城は何を言ってるんだろう。
今年、同じクラスになってからに決まってるだろう。
「……そう、か。それじゃあ俺のフルネームは知ってるか」
質問内容が解らない。
そう思いつつも液晶画面を声代わりに利用する。
お前の名前は、金城 ユウヤ。
漢字が解らないが、下の名前はユウヤなのは確かだ。
「お前は小学生の頃、同じ名前の友人が居なかったか」
ユウヤ――。
俺は少し打つ指を止めた。ユウヤだなんて、特別珍しい名前でもないし今のクラスにだって金城の他にもう一人いる。
いたのだろうけど、よく覚えてない。
「じゃあ、お前が柚子って呼び方に反応するのは何故だ」
金城は少し不機嫌そうな声で聞いてきた。この不機嫌さがピークに達した時、彼は俺に何かとんでもない事でもするのではないか。
そう不安になる。
柚子に反応するのは、昔そう呼ぶ奴がいたから。でも頼むからあまり呼ばないでくれ。
嫌な思い出も一緒に思い出しそうになる。
そう書いた画面を金城に見せると、彼は小さく舌打ちをした。
::続::
携帯を変えたので文字数の制限に少し余裕が出来ました(^∀^) 久々に書くとアキラなんだか男らしいなあ笑
- 391 :YukI:07/10(月) 03:12:17 HOST:ser356616001063257
- 「それじゃあ、お前が初めて男とセックスしたのは。いつ、誰とだ」
何故、そんな事も答えなきゃならないんだ。
「良いから、答えろよ」
俺に対する嫌がらせだろうか。正直、答えたくなんかないが金城をこれ以上不機嫌にさせない為…言ってしまえば、ご機嫌取りの為に俺は携帯に文字を打ち込む。
昨日の朝。お前と。
「…馬鹿が」
そう聞こえた。俺は金城の方を見る。
「お前が初めて男とヤッたのは中学の頃なんだよ」
何を言っているんだ金城は。
意味が解らない。それにお前だって昨日、俺に向かって『初めてだったのか』って聞いたじゃないか。
いきなりのでっちあげに惑わされるものか。
さっきよりも早打ちで文章を紡ぐ。
「それはお前が俺とヤッたことを覚えていたかどうかを確かめたんだよ。
お前は中学の頃、そしてそれよりもっと過去にあったことまで綺麗さっぱり忘れてやがることを確信したよ。
なあ、柚子?
この名前で思い出すなら幾らでも呼んでやるよ」
意味が解らない。
でも、やめてくれ。その名前を呼ばないで。
―柚子。おい、柚子!
携帯で文章を打ったがそれは無意味で、金城は声を張り上げる。
俺は咄嗟に俯いて耳を塞いだ。
金城の声にぴったりと合うように頭痛が始まる。
耳鳴り、幻聴、眩暈。
金城の声は耳を塞いでも俺の脳内に響き渡る。
うるさい、うるさい、うるさい。
その名前で俺を呼ぶな。
名前すら呼ばれなかったあの空間。
名前を呼んでくれる存在が出来た。
不器用ながらも傷の手当てだってしてくれた。色んなゲームソフトで遊ばせてくれた。
彼の家の縁側でなにかするのが俺は好きだった。
だけどずっと忘れてたんだ。だからその名前なんて嫌いだ。
「柚子!」
うるさい。
「聞いてるのか?思い出せ、柚子」
思い出したくもないのに?
「柚子!柚子!」
うるさい、うるさい、うるさい! 頭のすぐ後ろで、細い糸が勢い良く切れた音がした。
脳内がじわじわと熱くなる。
俺は目を固く閉じ、だけど口は大きく開けた。
「好い加減にしろ!黙れ!!俺は思い出したくないんだ!
黙れ、黙れ、黙れ!
お前の事なんか覚えてない!思い出したくもない!
もう二度と俺の名前を呼ばないでくれ!俺に近づくな!
消えてしまえ!お前の事なんてまたすぐに忘れる!何もかも覚えてない!」
最後にバシッと携帯を彼に投げ付けた後、俺は立ち上がり部屋を出た。
廊下はやっぱり暗く、何度か転びそうになった。
::続:: 矛盾点がありましたらすみません!
- 392 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/10(月) 11:30:37 HOST:actkyo087210.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- アキラ喋れるようになったんですЙё!!感動デスッッ。゚.o。(ノU≦泣)。o.゚。 ァゲ松☆ミなにゎともあれこの小説が再開されたのが@バンうれしぃですッッ更新頑張ってサイッ
- 393 :YukI:07/10(月) 21:04:45 HOST:ser356616001063257
- 思い出した?
思い出せない?
思い出したくない?
嫌な思い出も大切な思い出も忘れたんだ。
このままで良い、また鍵をかけてしまいたい。
「うわああァァ!」
俺は店を出て、人の目も気にせずに道を駆け抜けた。
周りの人々は俺を気違いと思ったのだろう、少しの間目を丸くした後、一緒にいる人と顔を見合わせて苦笑いをする。
そうだよ、俺はおかしいんだ。
誰かに依存していないと気が狂ってしまいそうで。とても、怖い。
さっき俺は誰に携帯電話を投げ付けたのだろう。
あのCDショップで誰がバイトしていたっけ。
それよりぐちゃぐちゃに着こなした制服が何だか寒い。
鼻水も出るし、息をする度鼻が痛いよ。
手で拭うと鼻の先は冷たくて、鼻水も一緒に凍ってしまえば良いなんて思ってみる。
ついでに涙も凍ってくれ。
早く、誰かに会わなくちゃ。だけど頭のおかしい俺を、俺の恋人は知らないんだ。
恋人、恋人。そうだ、雅紀に早く会わなくちゃ。
「雅紀、雅紀……!」
俺はひたすら雅紀の住むマンションに続く道へ走った。
走れば走るほど自分を物珍しそうに見る目が気になって、恐怖心が高まる。
雅紀のマンションまでもうすぐだ……!
―――――
「柚木のやつ、すごい勢いで出ていったぞ。それに、声が店まで聞こえた。
一体何をやってたんだよ、お前ら」
「さあな」
「さあなって……。柚木の奴ぷっつんいってたぞ?
俺は柚木を呼び出すために協力したんだから、聞く権利くらいあるだろう」
「……俺、は。……アキラが好きだった」
「ああ……。そうなんだろうな」
「違う。もっと昔。ガキの頃から好きだったんだ」
「ガキ?」
「小学生の頃から。俺とあいつは似ていた。
だけどあいつは不安定で、だから俺はいつもあいつを守ってやってた。……自分なりに」
―――――
結局携帯は学校にも無かった。
買い替えるの面倒臭いな……。
途中でアキラの家に寄ってみるが、留守らしかった。ひとりで出掛けて大丈夫なのだろうか。
もう外はすっかり暗くて、吐く息は淡く白に染まる。
今日行った病院で、医者はアキラの心の不安を汲み取ることが大切だと言った。
だけど俺に何が出来るのだろう。 アキラの不安を俺は少しでも和らげることが出来るのだろうか。
そんなことを考えながら、マンションのエレベーターに乗る。
五階に着きエレベーターを出ると、自分の部屋の前で何か塊があるのに気付いた。
その塊は人がうずくまっているようにも見える。
「あ、アキラ?」
俺はまさかと思い、その塊の名前を呼んでみる。
少しの間があり、アキラは顔を上げた。
「雅紀……」
「アキラ!お前、声…!
というか、どうしたんだよ、こんな所で!」
急いでアキラの元へ駆け寄り、抱きしめてやる。
アキラの身体は冷たく、昨日のように細かく震えていた。
「雅紀、雅紀……」
アキラも俺に抱き着き、ぽろぽろと涙を落とす。
しっかりと、俺は力強く彼を抱きしめた。
その時、俺はアキラの服装が乱れていることに気付いた。
「アキラ、服どうしたんだよ。まさかまた金城に…?」
アキラはびくり、と身体を強張らせた。
そしてその後に、それは大丈夫だった、金城は殆ど何もしてこなかったとしゃくりを上げながら言った。
「殆どって何だよ……」
俺は苛立ちつつもアキラを何とか立ち上がらせ、取り敢えず部屋の中へと招いた。
アキラに何かを問える状況ではなかったので、落ち着かせるためにアキラを支えながらドアを開けた。
「とにかく、今日は泊まってくれないか。俺はお前が心配だし、それに……っうわ!」
俺は玄関でそう言いながら後ろにいるアキラの方を振り向くと、いきなり身体が床に押し付けられる感覚がして、咄嗟に声を上げる。
「……アキラ?」
一瞬頭が混乱して、ただ呆然とするが、目の前にいる人物の名前を呼んでみる。
そう、俺はアキラに押し倒されたのだった。
そしてアキラは悲しそうな目をしながら、小さな口から消え入りそうな声で言葉を吐いた。
「雅紀……俺を抱いて」
::続::
このスレッドって500までですっけ、1000までですっけ…!(´・ω・`) 500までの場合は続編用にスレッドを立てる可能性が高いかもです…!
- 394 :さき:07/10(月) 23:01:19 HOST:ser350298003900129
- 凄い良いです!!上げ
- 395 :あさみ:07/10(月) 23:55:35 HOST:07012300287880_vx.ezweb.ne.jp
- おぉ!再開ですか、頑張ってください(≧ω≦)b
- 396 :YukI:07/11(火) 01:12:28 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- ♪コメントお返事♪
o´Д`)´Д`)´Д`)さん★ →いえいえ! こちらこそホストが公開されるようになったのを知っていたのだから そのことについて少し触れるべきでした! 復帰しよう!と思える気になったので、宜しければまたお願いしますね^^
ふりちゃん★ →久しぶりー!そして意見有難う御座います…! ふりちゃんは私が小説を書き始めたばかりのことからあげてくれた大切な人なので まだ読んでくれてることがとても嬉しいよー! これからも頑張ります!
弥夜さん★ →更新をずっと止めていた間も、そして復帰宣言をした時も コメントをくれてとても嬉しかったです^^ お陰でこれからも頑張れそうな気がします! こちらこそ、是非この作品を宜しく御願いしますね。
ベアさん★ →あげ有難う御座います。 更新出来ないときに「もう誰にも読まれていないかなあ…」と不安になったりすることもありましたが ・ベア・さんのようにいつも上げてくださる存在がいてとても支えになりました。 ずっと休んでてごめんなさい!
姫華さん★ →あげ有難う御座います。 せっかくあげてくださっていたのに、それになかなか答えることが出来ずにいて 本当に申し訳ないです; 宜しければまた読んでくださいね!
名無しさん★ →あげ有難う御座います。 名無しさんがあげて下さった時期は本当に打ち切りするほうに傾いていたので ちょうど良いタイミングにあげてくれて本当に嬉しい限りです^^ これからも更新頑張れそうです。
(萌*O∪O萌)+'。さん★ →あげ有難う御座います。 「がんばれ」とその一言だけでも応援をして頂けると 本当に嬉しいです^^ これからは更新がとても不安定になるので もしかしたら消えてしまうやもしれませんが、例えそうなってしまっても頑張れそうです!
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん★ →復帰宣言した時も、そしてそれからやった更新の後も 暖かいコメントをして下さって本当に有難う御座います。 再開を喜んで頂けるだなんて、こちらこそとても嬉しいです^^ これからも頑張りますね!有難う御座いました。
(〇*´3゜)/+.☆さん★ →コメント有難う御座います。 いえいえ、(〇*´3゜)/+.☆さんの様に温かい目で見守ってくださる 読者様がいてこそこの作品は成り立っているのです。 本当に、本当に有難う御座います。 これからも宜しく御願いします。
ミラィさん★ →コメント有難う御座います。 初めて読んで頂けたようで!面白いと言って頂けて本当に嬉しいです。 はい、ミラィさんが楽しみにして下さっている限り一生懸命執筆したいなと思います! 有難う御座いました!
さきさん★ →コメント有難う御座います! 凄い良いだなんて!暫く文章を書いていなかったので うまく頭の中でお話がまとめることができませんでしたが あげを頂いて本当に嬉しかったです。 これからも頑張りますね。
あさみさん★ →コメント有難う御座います。 はい!おかげさまで再開をすることが出来ました! これからも精一杯頑張らせていただきます。 宜しく御願いしますね^^
長い間、コメントのお返事が出来なくて申し訳ありませんでした!
- 397 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/11(火) 19:50:31 HOST:actkyo083031.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- コメ返しをあんなに一生懸命やってくださるなんて(感動
ってかうちのなかの金城の存在が大きくなってきてますッッ でもとりあえずアキラが喋れるようになって良かったデスッッァゲ松☆ミ
- 398 :YukI:07/11(火) 19:59:00 HOST:ser356616001063257
- 「……アキラ?何言ってるんだよ」
俺は苦笑しながら押し倒されたままの姿勢でアキラの髪の毛を撫で付ける。
「抱いて。今、すぐに」
そう言って俺の頬にキスを落とす。
俺は慌ててアキラの行動を阻止せねばと頭の中で考えて、驚きで固まったままの身体に鞭打ち、急いで起きた。
「雅紀……?」
自分の行動を拒否されたと思ったのか、雅紀はさっきよりさらに悲しそうな目を俺に向けた。
「……と、あの……。アキラさ、お腹空いたろう?
身体も冷えてるみたいだし、何か食べよう、な?」
こんな状態の彼を抱くなんて無理に決まってる。
俺はアキラの手を取り、部屋の奥へ入れた。
「……別にお腹空いてない」
「そうだとしても、身体を温めなくちゃ。
インスタントしかないけど食べてよ」
俺はキッチンに立ち、戸棚を漁り食料を探す。
予想通り栄養のつきそうなものは無く、即席麺やレンジで温めるだけのものばかりを見つける。こんなことならなにか買っておけば良かった。
「ラーメンでも良い?」
そうアキラに聞くと、蚊の鳴くような小さな声で「なんでも良い…」と答えた。
*
「はい、出来たよ。ごめんな簡単なものしかなくて」
そう言いながら器をローテーブルに置く。
器からはもくもくと真っ白い湯気が立ち、中を覗こうとすると熱気で顔が汗ばむくらいだ。
「……食べないの?」
一向に箸を取る気配がないアキラにそう聞いてみる。
「食べたら……してくれるか?」
またその話に戻ってしまう。
「取り敢えず食べなよ、ね」
俺は彼を器に集中させた。
アキラは本当に少しだけだが要約食べる気になってくれて、俺はその様子をただ見つめていた。
彼は一体どうしたのだろう。少し視線も朦朧としているみたいだ。
「ん、もうお腹いっぱい。ごめん……」
暫くして、そう言いながら箸を置いたアキラは、小さく俯いた。
「良いよ。食べれたみたいで良かった」
器洗ってくる、と言って席を立とうとした瞬間、クン、と服の裾を引っ張られた。
「早く、抱いてよ」
「あ、アキラ」
::続::
- 399 :YukI:07/12(水) 21:01:55 HOST:ser356616001063257
- 「お願いだから、セックスしようよ。もう嫌だ、俺……」
裾を引っ張っていた手の力はさらに強くなる。
「雅紀だって溜まってるんだろ?」
思いがけないアキラの言動に、目を丸くする。
普段滅多に…というか全然…そういう言葉を口にしないアキラが、そんなことを言うなんて。
「アキラ……酒でも飲んだのか?」
アキラはまるで酔っているかのようで、いつもは言わないような言動ばかりだ。
原因は金城に酒でも飲まされたんじゃないか。
「違う、飲んでない。雅紀が溜めてるの心配しただけだ」
「それは……有難う」
と、言うべきなのか。
「とにかく、アキラ疲れてるみたいだしさ、そんな状態のアキラを抱くわけにはいかないよ」
「何でだよ。
雅紀、本当は俺の他に恋人いるんだろ。
だからそんな俺とやらなくても平気なんだ。やりたかったら無理矢理にでもやってる」
俺は一瞬耳を疑った。何を言ってるんだろう。
今のアキラなりの冗談だろうか。
いや、冗談だとしても悪質すぎる。
「アキラ。怒るぞ」
俺は座り直し、アキラと向き合った。
アキラは目を伏せ、俺と目を合わせないようにする。
「何で怒るんだよ。本当のことを言っただけだ。
雅紀には彼女がいるんだろ。本当は俺なんかよりもっともっと美人な女の人の方が好きなんだ。
男に犯されてばかりの俺なんて、嫌いなんだろ」
「好い加減にしろよ。何でそんなことを言うんだ。
アキラ、ちょっと変だぞ」
本当は大声でそう叫んで、アキラに解ってほしい。
だけどアキラにはきっと届かない。彼は今、不安定すぎる。
「そうだよ、俺はおかしいんだ。
元々おかしいんだよ。雅紀、何で俺みたいな奴と付き合ってるんだ?
俺みたいに変な奴と一緒にい……」
アキラの言葉はそこで切れる。
無論、俺が口封じしたのだけど。
強引に噛み付くようなキス。
舌を滑り込ませ、アキラのと絡ませる。
鉄の味がじわりと広がり、彼の口を切ってしまったことに気付く。
アキラは必死に逃げようともがき、俺の胸をドンドンと叩き抵抗した。
「ん、ふ…!んんっ」
とても苦しそうなアキラだけど、離してやらない。
赤いのが混ざった唾液がアキラの口の端から垂れ、ポタポタと床に落ちる。
固く閉じたアキラの目には涙がにじむ。
「…っは。はあっ」
随分長い時間が経って、漸く俺は舌を抜いた。
口元を拭いながら酸素を求め、咳込む彼を俺は冷静に見つめる。
::続::
- 400 :YukI:07/12(水) 21:06:25 HOST:ser356616001063257
- ♪こめんとお返事♪
σ(´∀`悠)さん★ →コメント有難うゴザイマス!!! 悠さんには沢山コメントをして頂いているので感謝の気持ちでいっぱいです! コメントのお返事も不定期ですみません! 金城はこれからも出てくるので楽しみにしていて下さいね★
- 401 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/13(木) 21:24:04 HOST:actkyo058159.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- コメ返ぁりがとぅございますッッ
うちなんかゼンA感謝される程の事してませんy◎(汗 続きがすごく気になりますッッ更新がんばってサイッッ
- 402 :弥夜:07/14(金) 23:11:23 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- ゚+.(ノ゚ω゚)ノ゚+.゚オォォォォォ!!!!!
復活したんですか!嬉しい事ですww 更新ご苦労様です(つω`*)テヘ これからも頑張ってくださいww 久々にァキラ見れて興奮しました( *´艸)( 艸`*)ムププ
- 403 :YukI:07/15(土) 01:14:23 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 「……苦しい?」
見れば解ることだが、尋ねてみた。
アキラは、それには答えずに口元を拭う手をそこに止めたまま俺の方を見る。
涙は睫毛にしっとりと馴染み、部屋の照明でチラチラと光っていた。
その視線から一瞬だけ、目を逸らしてしまったが、また彼の目を見つめる。
「俺は、アキラしか好きな人なんていない。本当に、本当にアキラの事が大好きだよ。
アキラが俺の事嫌いになろうと、うざったく思ってもそれは変わらないからね。
次に今みたいなことを言ったら本気で、怒るぞ」
なんて。本当はアキラがそんなことを思ってただなんて怒るというか……悲しい。
そう考えていると、ゆっくりと身体が包まれる感覚がした。
アキラが俺に抱き付いてきたのだ。背中を丸くし、アキラのほうが背が高いはずなのにまるで幼子のように俺にしがみ付く。
解ってくれたのかな。そう思いながらアキラの背中をぽんぽん、と優しく叩いてやった。
しかし、安心したのも束の間、今度はいきなり背中がひんやりとした感覚に襲われる。
「ひっ!?」
思わず声をあげ、背中に手を当てて確認するが、どうやらアキラが俺の服を捲り背中を直接触ってるらしい。
その手はまだ動くつもりらしく、背中を撫でるように上へと進んでいった。
「おい!アキラ、何をやってるんだ?」
急いで彼の細い腕を掴み動きを止める。すると小さく鼻の啜る音が聞こえた。
「……俺だって雅紀が一番好きだよ。セックスするのも怖かったけど、いつかそれが失くなったら、雅紀とやれるんだって思ってた。……本当だよ」
俺の身体に顔を押し付けている為か、小さく、そして篭った声を聞き取る。
「でも違ったんだ。最低な一日だった。昨日が無くなれば良いのに。全て忘れたい。
やられてる最中にね、アイツのことを雅紀だって思い込もうって思ったけど無理だった。
本当は俺、雅紀とやるんだったらどんな感じなんだろうって想像したことあるんだ。……何回も。
その想像の中では、雅紀は何度も俺に大丈夫かって訊くんだ。何回身体を重ねても、まるで俺が初めてかのように。
いつもしてくれてるみたいに、頭を撫でてくれたり、キスをしたり。俺は雅紀に心配かけないように、少しだけ無理をするから、キスに答えたりは出来ないけど……やっぱり幸せなんだろうなって。
でも現実では雅紀に脱がされそうになると涙が発作的に出そうになったんだ。……ごめんな。
そんな優しい雅紀を考えてたのに、金城と照らし合わせることなんて出来るわけなかった。
あんな思い出、要らない……。
だから早く抱いて欲しい。本当に、俺のことを嫌いになっていないなら。
昨日だけで二度も強姦されたんだ。……もう怖くない。」
胸が痛んだ。俺に対する想いはとても嬉かったが、アキラは自虐的になってる。だけどそれを使って犯されたことを上手く誤魔化そうとしているという矛盾。
自分が悪いわけではないのに。忘れたいことを言い訳にして、金城の代償行為の失敗をも言い訳にして、俺とのセックスをどうしてこうも強要するのだ。
俺はどうしたら良い?
::続::
アキラあんまり主役ぽくないですね…orz 主役の恋人役みたいやもしれませんね一応ふたりが同じくらい主役なのですが!
PCから更新の為誤字・脱字多発の可能性がいつもより多いです;すみません!!
- 404 :さき:07/15(土) 08:32:02 HOST:ser350298003900129
- あげ!話しがすごくストーリー性あっておもしろいですo(^-^)o
- 405 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/15(土) 13:54:14 HOST:actkyo066138.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- すごくおもしろいデスッッ
とうとう雅紀とアキラが。。。。(鼻血 十分主役っぽいですy◎!!更新頑張ってサイッッ待って松☆ミ
- 406 :YukI:07/15(土) 17:29:42 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- ♪こめんとお返事♪
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん★ →毎日の様にコメントを頂けてとても嬉しいです! 最近はお返事が不定期なのでとても申し訳ないな、と思っていたのですが。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さんにはとても感謝です♪ 更新頑張りますね!ご期待に添えれるか不安ですがこれからもどうぞ宜しくお願いします。
弥夜さん★ →お久しぶりですー!そしてコメント有難う御座います(感涙) お陰様で更新を再開することが出来ました!最近は一応コンスタントに出来てるかな…?と思ってます(気のせい) はい、これからも頑張らせて頂きますね^^ 私も弥夜さんにこの作品を読んで頂けて嬉しかったです。
さきさん★ →あげ有難う御座います! ストーリー性ですか!随分長ったらしくて回りくどい書き方になっているので 自分の文章力のなさにへこんでおりましたが そう言って頂けると安心しました!(感涙) 面白いとのご感想も嬉しいですー! これからも頑張りますので宜しくお願いします。
- 407 :YukI:07/15(土) 17:54:52 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 「アキラ……」
そう呟いて、アキラの頭を見つめていると、アキラはまた話を進める。
「もし、お前が今俺を抱いてくれなくても、俺が雅紀を抱くから」
そう言った後アキラは俺の腰と腕の間に頭を入れる。
べろり、と俺の捲くられた背中が舐められる感触。
「アキラ……!」
俺は驚き、身体からアキラを離した。元々華奢な体つきのアキラの力は俺に敵う筈がなく、簡単に離れる。
どうしたら良いのだろう。
出来れば今の状態のアキラには無理をして欲しくないし、望みどおりの事をしてやりたい。
しかし、アキラの望みはアキラに無理をさせてしまう……。
俺だってアキラを抱きたい。でも……。様々な考えが頭の中で交差する。
暫くして、俺は口を開いた。
「……本当に、後悔するなよ」
その言葉に、アキラはぱっと顔をあげた。
::続:: あーついにきましたよこのときが(笑)
- 408 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/16(日) 08:13:09 HOST:actkyo080240.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 本当ですЙё
来ちゃってます!!続きがすごくきになりますッ 更新頑張ってサイッッ
- 409 :弥夜:07/17(月) 13:23:39 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- わー。ついにいっちゃぃます?w( *´艸)フム゚プ
良い展開になってきましたねww 更新楽しみにしてます(∀`* )♪ 雅紀頑張ってww;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
- 410 :YukI:07/17(月) 14:54:17 HOST:ser356616001063257
- 俺はアキラに手を差し延べ、ベッドに座らせる。
ゴムを探してくる、と言って引き出しに向かおうとすると、金城にはそのままでやられたらしく、アキラは俺にもそうして欲しいと懇願した。
「……そのままでやって辛いのはアキラなんだぞ?」
「平気。お願い……」
俺は小さく分かった、と呟いて片膝をベッドに乗せた。
ベッドはギシ、と音を立てる。
「……ごめん、な」
無理をさせて。そしてこれからもさせてしまうかもしれない。
こんな形で抱くことになって本当に、ごめん。
そんな意味を込めて俺は謝る。
そしてアキラをゆっくりと押し倒した。
髪の毛とシーツが擦れる音。俺はその髪の毛を撫でながらアキラの額にキスを落とす。
「雅紀、好き」
突然アキラはそう言ってきた。
その声は今にも泣き出しそうで、とてもか細い声。
俺はにっこりと笑う。
「俺も。大好き」
そして額に口づけたその唇は少し下に下がり耳を刺激する。
「んん……」
耳の穴に舌を差し込んでやるとアキラは小さく反応を示した。俺は舌を抜き、耳たぶを甘噛みする。
「あっ…ん」
肩をあげてその刺激に堪えられず声を上げてしまうアキラはとてもいやらしい表情で、顔も紅く染まっているのが解る。
アキラの着ている服を脱がそうと手をかけると、アキラは身体をビクン、と震わせた。
「大丈夫?」
俺は手を止めて尋ねる。
「大丈夫、だ……」
怯えたように身体をちいさく震わせているのが解る。
恥ずかしさに堪えているのだろうか。眼を固く閉じ、顔は更に真っ赤に染まっている。
俺はわざとゆっくりと彼の衣類を取り除く。
シャツを脱がすと白い肌が露になり、指先で胸についた突起を刺激してやる。
「ひ、ああ……」
突然の刺激に驚いたのか、アキラの身体は大きく反応する。
俺はそこを口に含み、丁寧に舐めてやる。
「あ、あ、雅紀……!ふ、あ」
身を攀らせ、快感に酔いしれるアキラはとても綺麗でもっと可愛がりたくなる。
俺はアキラがあまり意識しないように胸を刺激している間に下着ごと穿いている衣類を脱ぎ去った。
そして既に反応している自身を強く握ってやる。
「ひあっ!」
強い刺激に、アキラは大きく鳴いて身体を跳ねさせた。
::続:: 中途半端です汗
- 411 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/17(月) 16:19:55 HOST:actkyo077204.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- とぅA。。。(感激
ァゲ松☆ミ更新楽しみにしてます!!でもやっぱ頭の片隅に金城が・・・・(ワラ
- 412 :(〇*´3゜)/+.☆:07/18(火) 21:41:58 HOST:05004011269844_mf.ezweb.ne.jp
- アゲ[[
- 413 :さとみ:07/19(水) 18:52:33 HOST:ser350278009308790
- あげです!
おもしろすぎです(◎*u艸u*) 更新頑張ってくださいな♪
- 414 :YukI:07/20(木) 16:17:55 HOST:ser356616001063257
- 「アキラ、かわいい」
そう言って彼の頬に柔らかく口付ける。
「や、早くして……」
彼は照れ臭そうに身を攀らせた。
俺はクスリ、と笑いアキラの自身を口に含んだ。
「ふっ…あ、あ…!」
アキラからは先走りの蜜がトロトロと溢れているのが解り、それは絶頂を心待ちにしているようにも思えた。
俺は入念にアキラのものを舌で刺激し、先走りの蜜を舐め取る。
「は、あ。…まさ、雅紀、もう出、る……!あっ、あん」
息継ぎが難しいのだろう。アキラは一生懸命呼吸をしながら言葉を紡ぐ。
その話し方はとても色っぽくて、艶のある声が俺の聴覚を刺激する。
「良いよ、このまま出して」
俺は口に含んだままそう話し掛け、絶頂を促すためにアキラの自身の先を甘く噛んだ。
「ふっ……あん、は、……ああっ」
女のように高い声を出し、アキラは達した。
俺はアキラから出されたものを全て飲み干す。
「まさ……き。もしかして」
アキラは息を調わせながら話し掛ける。
目は達したせいか少しとろんとしている。
俺はにっこりと笑い、口の端を拭った。
「飲んだよ、全部」
「嘘……!ま、不味いだろ……?」 アキラは心配そうな顔をして、俺の方を伺う。
罪悪感を感じたのか、少しだけ泣きそうだ。
なんだか、いつものアキラに戻って来た気がして安心する。
「平気だよ、アキラのだもん。俺が飲みたかったんだ」
::続:: いつも中途半端ですみません!!!あとコメントのお返事も停滞していて申し訳ないです汗 いつか必ず返させていただきますね(`・ω・´)
- 415 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/20(木) 20:18:31 HOST:actkyo136186.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- なんだかんだいってかなりアキラ可愛いデスЙё
ァゲ松☆ミ金城ゎ一体どぅなったのでしょぅか??ってもぉmmmうちの馬鹿ッッ(失礼しました 更新頑張ってサイッッ
- 416 :YukI:07/20(木) 21:18:03 HOST:ser356616001063257
- ♪コメントお返事♪
σ(o´∀`悠)さん★ →沢山のコメント有難うございます!!! 悠さんには金城を気に入って頂けているようで何よりです♪笑 金城はまだ先になるかもしれませんが、登場させる予定なので待っていて下さいね! アキラも可愛いと言っていただけて嬉しいですー! ではでは有難うございました★
弥夜さん★ →コメント有難うございます!!! つつついに来ちゃいました…! 長かったです此処までの道則…!(滝汗) 私自身もなにげに緊張しております!(なぜ) はい、更新頑張りますー!!! 雅紀も弥夜さんの応援で頑張らせます!笑
(○*´3゜)/さん★ →アゲ有難うございますー!!! これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いしますね★ あとあと、ただいま携帯からコメントを返させて頂いているため、手打ちでお名前を入力しているのでもしかしたら誤りがあるかもしれません! その場合は本当にごめんなさい!
さとみさん★ →コメント有難うございます! 面白いと言って頂けるのは何よりも励みになります…! これからも不定期ではありますが、コメントのお返事も含めての更新、頑張らせていただきますので 宜しくお願いしますね!
- 424 :YukI:07/25(火) 23:16:43 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 「えと、上手く言えないけど……嬉しい」
アキラは上目遣いで俺を見る。その視線がとても女性のように色っぽくて、綺麗で。
俺の理性をゆっくりと、更に、崩した。
「愛してる。無理するなよ」
そう言って俺はチューブに入っているクリームを手に取り、絞り出して指先で掬う。
半透明なクリームは冷たく、思ったより柔らかい。
「ちょっと気持ち悪いかもしれないけど……。我慢できなくなったら言えよ」
俺はアキラの両足をクリームのついていない方の手で持ち、彼の秘部の周りからにそっと塗りはじめた。
既にアキラのそこは熱く、冷たかった筈のクリームもアキラの持つ体温と同じくらい熱くなる。
「ふ……っうん」
蕾の中に指を入れ始めようと、指先でそこを刺激すると、異物感のせいかアキラの息が強く漏れる。
「……アキラ、平気か」
「だ、大丈夫……。早く、早くして……」
「……分かった。息、吐いてて」
アキラの蕾をこれ以上傷つけぬよう、ゆっくり、ゆっくりとほぐしていく。
アキラもそれに合わせて呼吸をするが、吐く息が段々と甘くなって行くのが分かった。
「あ……、はんっ、あ……」
入り口をひくつかせ、さっきとは逆に指を自ら飲み込んで行く。
「気持ち良い?」
「ん……、あっあっ……。もっと、もっと……」
「もっとって……。二本も飲み込んでるよ、アキラ」
「や、あ……」
俺を入れるにはもう少し解す必要があるだろう。そう思って三本目の指を入れようとした時、アキラの身体が大きく跳ねた。
「ふ、あっ……あん!」
「……ここが良いの?」
まるでアキラの意思のように、くちゅ、くちゅとクリームは厭らしい音を響かせる。
俺はアキラが大きく反応する部分を更に刺激してやる。
「あ、あんっ!ま、まさきっ」
先程果てたアキラの自身はまた大きくなる。
「や、ん……。ああんっ」
「何、お前。もしかして後ろだけでいけるの?」
自身の先端からはまた密をとろとろと出しているので、刺激しながらアキラをからかってみる。
「ひ、あ、あん……分からないい……。ああん、んっ」
「アキラ、可愛い。でも、ちょっと待っててね。指ではいかせてあげない」
「んあっ」
そう言ってアキラの蕾から三本の指を抜いて、漸く自分のベルトを外し始めた。
::続::
またもペースまったりでごめんなさい〜! でも雅紀とアキラの初行為シーンはじっくりゆっくり書きたいな、なんて思っております!
コメント、有難く読ませて頂いております!(感涙) お返事はまたいつか必ずさせて頂きますね!本当に、更新する糧と勇気と元気を貰えるコメントはとても嬉しいです♪
- 425 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/26(水) 07:53:43 HOST:actkyo080237.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 更新キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!(Aちゃん用語ですいませんッ
アキラかなり焦らされてますЙё(ワラ 続き楽しみに待って松☆ミ
- 426 :ベア:07/28(金) 21:02:10 HOST:07012300287880_vx.ezweb.ne.jp
- あげ↑ですy
- 427 :(〇*´3゜)/+.☆:07/29(土) 17:02:51 HOST:05004011269844_mf.ezweb.ne.jp
- あげ
- 428 :あ:07/29(土) 22:12:54 HOST:softbank220008152123.bbtec.net
- あげ。
- 429 :弥夜:07/31(月) 01:33:02 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- ぁげ
p(`・ω・)qガンバって下さい♪p(・ω・´)q
- 430 :アダージョ:08/01(火) 16:36:06 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- ぁげマックス
- 431 :1:08/01(火) 20:02:35 HOST:eAc1Afc005.tky.mesh.ad.jp
- あげまーす
- 432 :さとみ:08/02(水) 20:26:40 HOST:ser350278009308790
- この小説本当好きです(☆*Oノ3O)
更新待ってます(*pV□Vq)☆+゚
- 433 :YukI:08/03(木) 03:33:58 HOST:ser356616001063257
- 更新停めててごめんなさい!
そしてあげ、コメント有難うございます。 暇を見て携帯のほうでちまちまと次回の更新分を打っている最中です。 大体更新の目安にしている長さまで打ち終えたら、すぐにアップしますので、それまで待っていてください! お待たせしていてすみません。 コメントは全て有り難く読ませていただいております('▽'*)♪
- 434 :夕莉:08/05(土) 11:58:02 HOST:tohk203192106180.itakita.net
- あげ↑
めっちゃおもしろいです!
- 435 :::::08/06(日) 15:42:01 HOST:124x35x168x183.ap124.ftth.ucom.ne.jp
- a-ge
- 436 :YukI:08/07(月) 06:34:57 HOST:ser356616001063257
- 自分のベルトを外し、ズボンを下げる。
アキラを見て、既に高ぶったそれは、下着越しでも直ぐに分かった。
「やだ、雅紀…。早く、して…」
アキラは今にも泣きそうな声で訴える。
先程の様に落ち着きがなくなっているようなので、髪の毛を撫でて安心させる。
「解ったよ。苦しかったら背中に手を回して。爪を立てて、良いから」
そう言って、俺は自身をアキラの秘部に宛がった。
クリームを塗り、指で十分に解したそこでも、
挿れるのは少しだけきつく、キュウキュウと俺を締め付けるのを感じた。
「あ、ふうぅ、ん……」
アキラは苦しそうに、小さく唸る。額が汗ばんでいるのが解る。
「力、抜いて……」
「や……。は、あ……出来ない、んっ」
「じゃあ、ゆっくり息を吐いて……。
力が入ってしまうなら逆にトイレで力むみたいに集中してみて。大丈夫だから」
本当は自分にも、こんなレクチャーやっている余裕なんてないのだけれど、
必死に一欠けらの理性で何とかコントロールする。
「ふ……、あっあん、はあっ」
アキラは俺の言ったことに従おうと、息を吐きながら耐えているみたいで、ゆっくりと俺の背中に手を回してきた。
「その調子、もうちょっと頑張って」
「あ、んん……。は、あ……」
少しずつ俺を受け入れ始めたアキラのそこは、深く、深く俺をくわえ込む。
「ふあ、……ひ、あんっ」
アキラから漏れる声は、ゆっくりと甘美なものになっていった。
::続::
- 437 :YukI:08/07(月) 07:07:37 HOST:ser356616001063257
- ♪こめンとお返事♪
弥夜ちゃん★ →お返事遅くなってごめんなさいー!でもコメントとても嬉しいです! アキラ、受けとは言え少し女々しくなりすぎかな?と思うときもあるのですが 『惚れそう』と言っていただけるとは感激です★ そしてお言葉に甘えて今回から『ちゃん』付けで呼ばせて頂きますので宜しくお願いしますー♪笑
かさん★ →私の小説でそう不快に感じたことがありましたら 申し訳ありません。 次は是非、どの部分をそう感じたのか 詳しく教えて頂けるととても助かります。
さきさん★ →あげ有難うございます! そして反応トロくてすみませんー!汗 上記のレスに関するお心づかい、とても嬉しく思います。 これからもこの作品を宜しくお願いしますね!(◎・U・)
さとみさん★ →コメントどうも有難うございます! 更新楽しみにして頂いてとても嬉しいですー! 不定期ですが丁寧に更新頑張りますね!(`・ω・´)★ 応援で力をつけますね!
ベアさん★ →あげ有難うございます! ベアさんはよく上げてくれるので 本当に嬉しいですよ! この小説が消えないのはベアさんのような存在がいるおかげです(`・ω・´) これからも頑張りますねー!
(〇*´3゜)/さん★ →あげ有難うございまーす! 携帯からなのでお名前を勝手に簡略化させて頂いております、 すみません…!(土下座) これからも頑張りますので 宜しくお願いします!
゜さん★ →あげ有難うございます! ずっと見てらっしゃった…?ドキン★(ときめくなよ笑) 以前からの読者様からコメントを頂けてとても感激であります! これからも読んでいただけるよう頑張りますね!
悠さん★ →お名前大幅に簡略してしまってごめんなさい汗 いえいえ、2ちゃん言葉何気に大好きなので全然構いませんよ★ 続き楽しみにして頂けるのはとっても嬉しいです! 金城ちょっと待っていてくださいねー笑
あさん★ →あげ有難うございます! そしてレス遅くなってすみません! でも小説があさんのような存在のお陰で上がっているのを見ると とても幸せになります! これからも小説頑張って執筆しますねー!
アダージョさん★ →初めまして(^∀^) そしてあげ有難うございます♪ アダージョさんのおかげでマックスまで上がることが出来ました笑 これからも宜しくお願いします★
: すみません、一旦切りますー! 絶対打ち間違いありますが大目に見てやってくださいー!ごめんなさい!
- 438 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/07(月) 22:44:10 HOST:actkyo137127.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 更新@バン乗り!?(謎
続きかなり気になりますЙёッッ 更新頑張ってサイッッ応援してます!!
- 439 :ふり:08/08(火) 16:18:04 HOST:p3250-ipad11kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
- 久しぶりーvまえのカキコ以来だから結構たつかなぁ?
ごめんねー…。たまには覗いてたんだけど書けなくって…。 でも、YUKIcがそんなふうに思ってってくれて嬉しーよーv 更新頑張って。あんまカキコできないけど 楽しみにしてるし、言葉だけだけど応援してるからv
- 440 :花屋敷:08/10(木) 13:02:44 HOST:p2237-ipad01kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
- あげ。面白いので続きが楽しみv
- 441 :(〇*´3゜)/+.☆:08/10(木) 19:41:08 HOST:05004011269844_mf.ezweb.ne.jp
- あげ☆
- 442 :弥夜:08/10(木) 22:42:19 HOST:i220-220-167-212.s02.a001.ap.plala.or.jp
- わーww更新きましたねェ(´∀`*)
ほんとこっちが嬉しいですょォォw 女々しい、そんなァキラが大好きなんです(爆 あ、ちゃん付けしてくれて ヽ(●´Д`○)ぁりがとぅ御座います!!(○´Д`●)ノw
- 443 :夕:08/11(金) 09:00:41 HOST:softbank221086039013.bbtec.net
- はじめまして〜。夕って言います(*^^*)
この小説が好きすぎて、書き込んじゃいました!!! モォさいこーです!!本にしてほしいくらいに!!!! アキラはカワぇえし雅紀はカッコぇえし・・・・ ホントに大大大大大好きです!!! てかテンション高っ スミマセン・・・・・。 最後まで読ませてもらうつもりなので、 これからもよしくお願いします<(_ _)>ペコッ
- 444 :花屋敷:08/11(金) 10:56:39 HOST:p4066-ipad10kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
- あげ
- 445 :めイ:08/11(金) 15:02:11 HOST:p2209-ipbf1107marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
- こここここここんにちは!はじめまして!
この小説をいっきに読ませていただきました.+(´^ω^`)+. もーやばいですね!いままで読んだ中で一番好きです>< もーね、アキラ可愛すぎですよ。雅紀かっこいいですし、 BLにここまでハマったの初めてです 素 文才ありすぎるYukIさんに乾杯! (やめれ 続き気になりますね^^これからも頑張ってください。
なんか文章滅茶苦茶ですが気にしないでください;
- 446 :YukI:08/11(金) 21:03:02 HOST:ser356616001063257
- 「ほら、アキラ……解る?全部入ったよ」
俺はほぼアキラを抱きしめるように支え、髪の毛に指を通す。
「は、あ……。雅紀っ……、ああっ」
先程より甘い息を吐きながら、アキラは涙で潤んだ瞳をこちらに向けた。
「苦しくない?痛くないか?」
「や、解らない……。ふ、あんっ!何だか、変な、感じ……。は、あ」
アキラはゆるゆると腰を動かす。
俺に回した華奢な腕に一層力が入った。
「気持ち悪い?我慢出来る?」
「気持ち悪いんじゃ、ないっん……!はっ、何だか……。むずむずする……」
挿れただけの状態がもどかしいのか、アキラは小さく喘ぎながらそれを訴える。
俺はそのアキラの姿に一瞬、見とれた。
汗で額に張り付いた長めの前髪に、紅く色づいた頬。
唇は熟れた果実を思わせるほどに艶やかで、その様子は女性的な魅力を感じさせる。
その厭らしい姿に俺は更に欲情した。
「ひ、あ……っ!まさ、雅紀……!」
「ごめん、アキラが可愛いから俺の、反応しちゃった」
そう、笑いながらアキラに言うと、彼は恥ずかしそうに目を伏せた。
「じゃあ、動くよ」
「ん……。早くう……」
何だかさっきから、アキラに急かされるたび何か引っ掛かる。
アキラの様子を見ながら、彼のペースに合わせているつもりだが、
俺が過保護過ぎて、アキラにとってもゆっくりに感じていたり、焦らされていると思っているのか。
それとも、早くこの行為を終わらせたいと思っているのか。
そんなこと、考えたくない。
だけど。やっぱりまだ、アキラは調子が戻っていない気がする。
::続::
コメント有り難く読ませて頂いております★ 最近は長文のコメントを下さる方々が多くてとても嬉しいです〜(^∀^) 読むのが勿体ないのでゆっくりゆっくり読んでおりますよ(笑 勿論、あげて下さっている方々にもとても感謝しております♪ どのレスも、統べてお返事させて頂くのでもう少しお待ち下さい〜!すみません!
- 447 :啓:08/11(金) 23:02:40 HOST:248.247.12.221.megaegg.ne.jp
- めっちゃおもしろい!!!この小説最高ッス!!!
更新してくださって嬉しいです><感激デス♪ 文才力があって本当に羨ましい・・・(*´∀`*) コメント返しとかは忙しかったらいいので物語の先が知りたいですw いつも素晴らしいお話感動です!!!
- 448 :夕:08/12(土) 09:17:49 HOST:softbank221086039013.bbtec.net
- 最新してるーーーっ!!!
早くも続きが気になりますww ホントに文を書くのうまいですよねぇ 本にしてほしい・・・・(しつこい 最新待ってます♪
- 449 :花屋敷:08/12(土) 11:27:04 HOST:p1056-ipad06kokuryo.gunma.ocn.ne.jp
- あがです↑↑
アキラくん、早く調子が戻って欲しい! そうじゃないと雅紀が…。
続き楽しみなんで頑張ってくださいv
- 450 :めイ:08/12(土) 15:45:57 HOST:p2209-ipbf1107marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
- あああああああげ!!
下がってる; てゆかYukIさん頑張ってくださいね! 最後まで依存症を見届けたいです! 少しづつでいいので更新頑張ってください><
- 451 :YukI:08/12(土) 19:46:14 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- 久々にPC立ち上げたら「レス数が450を越えています。...」との注意書きが!!
そろそろ新しいスレッドを作った方が良いのでしょうかね?? 取り敢えずコメントお返事しますね!
♪コメントお返事♪
夕莉さん★ →あげ有難う御座います! そしてずうっとお返事出来ずにいてごめんなさい〜!汗 面白いと言って頂けてうれしいです! これからも頑張りますね!
:::さん★ →どうも初めましてー! あげ有難う御座います! 頑張って更新しますのでこれからも宜しくお願いしますねー! ではでは!
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん★ →コメント有難う御座います! そしてお久しぶりですー!(誰のせいだ) 即コメントを頂けてとてもうれしいです!少しずつ更新したのですがもう読んで頂けましたでしょうか? これからも頑張って書きますね!
ふりちゃん★ →コメント有難うー!そしてお久しぶり! いえいえ、読んでくれてるだけで私はとても感激だよう!笑 「頑張って」ってコメントを貰えると本当にやる気が出ます! いつもコメント有難う!だいすき!笑
花屋敷さん★ →たくさんのあげとコメント有難う御座いますー! アキラと雅紀についてのご感想も有難う御座います! これからどうなるか頑張って書きますので良かったら読んでくださいね♪ ではではこれからも宜しくお願いします♪
(〇*´3゜)/+.☆さん★ →あげ有難う御座います! いつもあげてくれて本当にうれしいです! まだまだ未熟な作品ですがこれからも出来る限りの力を発揮して書いていくので また是非とも読んで頂けたらな、と思います!
弥夜ちゃん★ →コメントどうも有難うー! 女々しいアキラ好きですか!(笑)アキラもきっと喜んでるよー!笑 いえいえ!私も読者さんと親しい関係になれるのはとても嬉しいことです! これからもどうぞ宜しくねい♪
夕さん★ →どうも初めまして!そしてコメント有難う御座います〜! ほほほ本ですか!?私なんかの文章を本にしたら一日で大不評で絶版になりますよ!(早いよ) 書籍化というすばらしいご感想を頂けたのは初めてなのでとてもびっくりですよー笑 ではではこれからも宜しくお願いいたしますー♪
めイさん★ →どうもー!初めまして!コメント有難う御座います★ 一気読みお疲れさまです!私はこの小説の最初なんて今では読めないです恥ずかしいです…!(おいおい!) アキラと雅紀についてご感想有難う御座います!ふたりとも性格や口調について試行錯誤しているので(これでも) ハマって頂けることはとても嬉しいですー! 更新、本当に気まぐれなペースですが宜しくお願いします><
啓さん★ →コメント有難う御座います! 文章はいつも少しでも読みやすいようにしよう!と、考えながら打っているのですが、話はぶっちゃけ大体のつくりを考えて、その後は行き当たりばったりなので文才なんて本当に欠片もないです!(てゆうか書き手としては最低なやつだ!爆) コメントやあげは本当に私としてはとってもとっても有難いので、お返事しなきゃ私の気がすまないのですよ…!(だめだこいつ) 勿論、啓さんのようにお話の更新を待っている方が多いので、そちらの方の更新を優先させて頂いております♪ こちらこそ、素晴らしいコメント有難う御座いました!
: 誤字が御座いましたらすみません(またか)
- 452 :YukI:08/13(日) 00:24:10 HOST:p1140-ipbf11okayamaima.okayama.ocn.ne.jp
- アキラのことを気遣い、行為を止めれば彼は泣く。勿論俺だって既に高ぶってしまったそれを落ち着かせることは容易い事ではなく。
でも、彼の望みどおりに続けることが、完璧に良い判断だとは、限らない。
どうすれば良いんだよ。自分の無力さに腹が立つ。
やっと、やっと、念願だった彼と体を重ねることができたのに、それに集中できずこんなことばかり考えている。
俺が優柔不断なだけか。それとも俺はアキラを……信用していないのだろうか。
「まさ……き。どした、の」
苦しそうに浅く眉間に皺を刻み、アキラが俺の方を見上げる。
潤んだままの瞳を細めて懸命に呼吸するさまをまじまじと見つめると、俺はますます不安になる。
「動いて……大丈夫か?」
「何で二回も聞くんだ……?平気、だ……」
「解った」
結局、淫らな欲望が、理性よりも勝るという愚かな自分の脳内。
俺は小さく返事をして、ゆっくりと腰を動かした。
「ふ……、あっ」
クリームのお陰で動くことは簡単で、どんなにゆっくりでも、アキラは小さく声を出した。
俺は只管無言で腰を打ちつけ、アキラはそれに答えるように鳴く。
「あ、は……っ。あ、あんっ!」
厭らしい水音に、熱い吐息。
「ふうんっ。は、あんっ!は、あ」
指だけで大きく反応した箇所を狙い、刺激する。
「ああんっ!あ、あ!や、ん……雅紀、また、そこ……!」
「うん……。アキラ、ココ……気持ち良いでしょ」
そう言って、腰を打ち付ける。
「あぁ、ん!や、はあっ……あん……!」
:::::
――気持ち良いでしょ。
そう言って俺の方を見た雅紀は、何だかとても悲しそうだった。
だけどきっと気のせいだよな。だって俺たちこんなに幸せなんだから。
ふたりとも初めてセックスするんだから緊張しているんだ。
ちょっぴり不安だけど、俺も初めてが雅紀で嬉しい。
でも、さっきから頭が痛くて殆ど何も考えられないよ。嫌な事を思い出しそうでとても怖い。
ねえ、だから雅紀。早くしてよ、早く俺を安心させてくれよ……。
俺は雅紀を愛してる。本当だよ。だから、雅紀は俺を見放さないで。
いつも忘れてしまう俺に、薬を奪わないで。
ユーヤみたいに怒らないで。
誰も薬の代わりになんかなれないんだ。代償行為として彼を試したつもりはないのだけれど。
だけど、思い出すのは悲しいよ。
本当はずっと忘れられなかった。だから、雅紀。早くしてよ……。
::新しいスレッドへ続きます::
取り合えず、警告が表示されているのを区切りとして、今日辺りに新しくスレッドを作成しようと思います。 半年以上前から執筆させて頂いていたのですが、まさかこんなにも長い間続けていけるとは思っていませんでした! 全て皆様のお陰です、有難う御座います! 勿論、この作品は完結させて頂く予定ですので、これからも宜しくお願いします。
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