■掲示板に戻る■
この声キミに届け【BL】
- 1 :咲夜:07/04(火) 14:52:51 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- ・古賀 亮輔(こが りょうすけ)
・廣谷 泉(ひろたに いずみ)
この声キミに届け。
- 2 :咲夜:07/04(火) 14:58:10 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 泉「起きて、亮ーっ、お・き・て!!」
亮「んぁ・・・・・・・・・・・・・・・・?」
俺は古賀 亮輔。 この春に寮制の男子校に入った。
そして今は朝の6時。 俺を起こしたやつが廣谷 泉。 泉は身長も155ほどで小さく、 色白で華奢な体つきだ。
黒目がちな大きな瞳を縁取る睫毛は長い。
少し高いというかかなり高い声。 差別をせず皆に優しい泉美。 頭は抜群に良い。 運動はそれほどできないがそこがまた可愛い。
とにかく可愛いんだ泉は。
寝起きの甘ったるい声で俺を起こす泉。
やめろ。
男に見えない男と1日の大半を一緒に過ごす俺。
・・・可哀想。
因みに泉は生徒会の副会長。 そして俺が会長。
意外と思っただろ?
俺実はテスト首席なんだぜ。 いつも全教科満点。 まぁ、泉もだけどな。
お揃いみたいで嬉しいとか。
俺と泉の出会いは2ヶ月前。 入学式の日だった。
- 3 :咲夜:07/04(火) 15:04:24 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は入学式の日から早々遅刻しそうになった。
亮「やっべー・・・・・・・・・・・っ」
息を切らしながら走ってると、 前方で小柄な男・・少年?が派手にコケた。
?「わっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なんか可哀想な上に痛そうだし、 見ない振りをするのもどうかと思うから手を貸してやった。
顔を見て、俺は目を見開いた。
何でこいつ男子生徒の制服着てんの?
身長はかなり小さく、 色白で細く華奢な体。 大きな目に長い睫毛。
その第一印象だけでもう俺の半分を支配していた。
「あ、ゴメンなさい・・・・・・・・・・・・」
そして俺は疑問に思った。 あれ?こいつ俺と同じ制服・・・
「もしかして、新入生?」
「あ、はい。そうです」 「俺もなんだ。」 「そうなんだ!僕の名前は廣谷 泉。そっちは?」
「俺は古賀 亮輔。よろしくなおチビちゃん」
俺はそう言って泉の頭をポンッと叩いた。
すると泉は頬を膨らませて俺を見上げた。 俺の身長は187だから、 150半分ほどの泉は自然と上目遣いになる。
うわ、やべぇ。 可愛い・・・・・・・・・・かも。
「もーっ!小さいの気にしてるのにっ」
そうやって唇を尖らせて言う泉はすごく可愛かった。
「はいはい。ゴメンなー。あ、遅刻するっ急げ!」 「うんっ」
俺達は二人で体育館へと向かった。
- 4 :咲夜:07/04(火) 15:13:23 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「えー、入学生の皆様・・・・・・・・・・・・・・・」
校長先生のどうでもいい上に長ったらしい話が30分以上続き、 入学式は終わった。 俺はなんとか眠らなかったが、 俺の隣に座っていた泉は思い切り寝ていた。
俺の肩に寄りかかり、 安らかに寝息をたてている。
周りの生徒達は、泉の可愛さに皆見とれている。 生徒達はゾロゾロとそれぞれの教室へと帰っていく。 俺は慌てて泉を起こした。
「おい廣谷、ひーろーたーにーっ!起きろ」
「んー・・・・・・・?」
泉が目を擦りながら起きた。 寝起きの声がなんだか色っぽい。
一瞬ドキッとしたけど、すぐに平常心をもどし、言った。
「教室行くぞ。俺達一緒のクラスだろ」
「あ、そうだった。2組だっけ?」 「おう。こっから近い」
「んーっ・・・・・・・・・・・・・・・」
泉は椅子から立ち上がり、 大きな屈伸をした。
窓の開いた体育館から風が吹いて、 泉のフワフワとして茶色がかったくせっ毛を撫でる。 うわ・・・犬みてぇ。 俺は泉の髪に手を伸ばした。
「ん?」
「あ、わりぃ。その髪染めてんの?」 「ううん。お母さんの遺伝なんだ。地だよ。よく間違われるけど」
「ふぅん・・・・・」
そして教室に入った。 すると、既に教室内にいた男子生徒の視線が俺達に集中した。 多分皆、泉に見とれているのだろう。 俺は泉をガードするように黒板に近づいた。 席順を見るためだ。
「えーっと、俺達の席は・・・・・・あ」 「どうしたの?古賀くん」
「・・・亮輔でいいよ。俺も泉って呼ぶし」 「・・・じゃあ亮輔。どうしたの?」 「あ、そうそう。俺達となりだって」
「ホント?やったー!!」
泉はそう言って笑顔で俺の腕に抱き付いた。
ドキッ
や、柔らかくね?こいつ・・・
- 5 :咲夜:07/04(火) 15:20:44 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「ば、バカ。離れろって。席座るぞ」
「うんっ」
全く・・・ こいつホントに男かよ? さっきも女みてーに柔らけぇし。 っても女なんか抱いたことねーけど。
と言っても、全くもてなかったワケではない。
自慢ではないが、告白されたことは多々ある。 中学のときも、8回ほど告られた。
でも俺は、部活のサッカーに夢中で、 女に興味はなかったから全部断った。 ついでに中学でも成績はトップで、生徒会長をやっていた。
なんだろう・・・ 自分で言うのもなんだが、 リーダー的な存在だったと思う。 サッカーでもキャプテン任されたし。
うーん何でだろう? ま、いいか。
皆をまとめるのもなかなか楽しいものだし。
俺は黙って席についた。
隣に小さく可愛く座っている泉をチラッと見た。 ・・・相変わらず、可愛いなぁ・・・
俺はそのまま黙って泉を見ていた。
泉が、俺の視線に気付き何?と言った。 俺は慌ててふと思ったことを言った。
「い、泉は部活何入るの?」
「美術部入るよ」 「へー!絵描くの好きなの?」
「うん。中学でも美術部だったし」 「コンクールでも入賞してたの?」 「まぁ・・・ほどほどに」 「へぇ、すげぇじゃん」
俺がそう言うと、 泉は少し頬を赤らめてそんなことないよ。 と言った。
その顔が激しく可愛かった。
- 6 :咲夜:07/04(火) 15:35:18 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺達が喋っていると、先生が教室に入ってきた。
ジャージとタンクトップで、筋肉質な先生だった。 まだ4月なのに寒くないのかな・・・?
先生はいきなり言った。
「ではいきなりだが、今度ある生徒会選挙に出る代表者2名を決めたいと思う」
生徒達がブーイングを起こした。
俺は一つ疑問に思うことがあり、言った。
「先生。生徒会なのに何で1年生も参加するんですか?」 「お、お前は・・・古賀か」
「はい」
何で名前を知っているのだろう?と思ったけどそれは流した。
「この学校は生徒会においては学年は関係ないんだ」
「え?」
「まぁつまり、全学年から生徒会が構成されてるんだよ」 「じゃあ1年生が生徒会長になるって可能性も・・・?」 「勿論だ。どうだ古賀、お前やってみないか?」
「え?」
「お前、中学でも生徒会長やってたらしいじゃないか」 「別に・・・立候補するのはいいんですけど・・・」
「そうか、頼もしいな。じゃあ、あと一人!」
先生は辺りをキョロキョロと見回した。
生徒達が先生と目を合わせないよう必死に俯く。 そしてふと、先生と泉の目があった。
「お、廣谷。やってみないか? 古賀とも仲良いみたいだし。デコボコで面白いぞ?」
「んー・・・亮輔と一緒にやれるならいいですよー」
「お、そうか!じゃあこの二人でいいか?」
先生が皆に同意を求める。
生徒達は皆、賛同の声をあげた。
そして俺は、自分に向かって微笑んでいる可愛らしい少年の笑顔にドキドキしていた。
この気持ちは何だろう?
- 7 :咲夜:07/04(火) 15:43:02 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- そして生徒会役員選挙当日・・・
「あーっ、緊張するねぇ亮輔!」
「別に。こんなん慣れてる」 「わー、カッコイイね亮輔は」 「なんだそら」
泉は俺をからかいながら生徒会役員選挙で自分の出番を待った。
俺は一番最初に演説をした。 ちっとも緊張しなかった。 そこは自分の良いところであると思っている。 ・・・肝がすわっているっやつか?
泉は、今演説しているやつの次の次。
俺は自分の目の前で緊張の色を見せる泉の肩を掴み、言った。 「大丈夫。泉なら大丈夫」
俺は腰をかがませながら、 泉の目を見つつ言った。
「頑張って来い。一緒に生徒会当選してやろうぜ」
泉はこくんと頷いた。
そして泉は声も震えることもなく、 無事に原稿用紙を読み終わった。 舞台裏で待機していた俺は、 拍手の中からひょこっと出てきた泉を迎えた。
「意外と緊張しなかったかも」
「だろ?」 「まぁ、亮輔のおかげだけど・・・・・」
「え?何か言った?」 「べっつにー!早く部屋帰ろうよっ」 「待て。これから当選者発表があるだろ」 「あ、そっか」
うちの学校の生徒会役員選挙の方法は、 代表者が演説を終えたらその場で投票をする。 というやりかただ。
俺は泉とともに当選しているだろうか・・? 俺は期待と不安を胸に発表を待った。
「では、当選者を発表します」
胸が、ドキンと波打った。
- 8 :咲夜:07/04(火) 15:50:04 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「生徒会長はなんと1年生!ダントツ1位の古賀 亮輔!!!」
生徒達がわぁぁぁっと沸き立った。
俺はフラフラと、放心したまま壇上へ上がった。 嘘・・・俺、生徒会長?
嬉しかったが、泉が当選するまでは油断できない。
「副会長、一人目は3年生の高田 竜!!」
また、体育館が拍手の嵐につつまれた。
胸が、ドキドキいっていた。 あと、一人・・・ てゆうか副会長じゃなくても会計とか書記とかあるんだけどな。
「副会長二人目、古賀と同じく1年生の廣谷 泉!!」
足が、震えた。 やった! やった!!! 泉と一緒に生徒会できるんだ・・・
泉が、俺の横にならぶ。
他の生徒会のメンバーは皆2.3年生だった。 少し肩身は狭いが泉と一緒なら別に気にならない。
当選者発表も終わり、 皆が自室へと帰っていく。
同じ部屋の俺と泉は、二人で廊下を歩いていた。
「やー、それにしても今日はお疲れ様でしたー」 「だな。よかったな二人とも当選して」
「うん。だって亮輔だけ当選したらどうしようって思ったよ」
「まぁ、良かった良かった。頑張ろうな、泉」 「うんっ」
そしていつも通り自室のドアを開けた。
- 9 :咲夜:07/04(火) 15:55:55 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 先に部屋に入った俺は、自分のベッドに倒れ込んだ。
すると泉が、俺の上に倒れ込んだ。
「わっ!何すんだよ泉っ」
「もー僕疲れたー・・・起きあがれな・・・・・・・」
「泉?いずみ・・・・・・」
泉はもう既に寝息を立てていた。 全く。 無防備なやつ。 俺は泉の白くて柔らかそうな頬に口づけを一つ落とし、 泉のベッドに泉を運んで寝かせた。
そしてまた自分のベッドに倒れ込んでから、 自分のやったことが分からなかった。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
俺は今、泉に何をした・・・?
しかし考えても分からないものなので、 俺は泉のことが好きなのだと認めざるを得なかった。
そしてモヤモヤした気持ちのまま眠りについた。
+++朝+++
「ん・・・・・・・・・・・・・・・」
朝、俺は自然と目を覚ました。
なんか・・・ベッドがいつもより狭い。 ふと横を見ると、目の前には長い睫毛。
「ん?」
思考停止。
泉 が 俺 の ベ ッ ド で 寝 て る ! ?
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ?」
俺の大声(叫び声)にゆっくりと目を覚ました。
- 10 :菜々:07/04(火) 16:00:27 HOST:ser356604007168775
- ageです(ノ∀`*)
- 11 :咲夜:07/04(火) 18:42:40 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 菜々さん
ageありがとうございますー 駄文ですいません↓↓
- 12 :咲夜:07/04(火) 18:48:47 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「な、な、何でお前俺のベッドで一緒に寝て・・・・・?」
「あれ?何でだろ・・・? 夜トイレ行ったあと間違えたかも・・・」
泉美は目を擦りながら言った。 全く。 天然というかアホというか・・・ そこもまた可愛いけどな。
「あ、そーだ」
「何?亮輔」 「今日土曜日だよな?」 「うん」
「俺買い物あんだよ。付き合ってくんね?」 「いいよ!僕も買う物あったし」
よっしゃ! これで泉とデートができる! まぁデートじゃないけどな。
俺は嬉しい気分で服を着替え、 髪の毛のセットに入った。
普段は短めの髪の毛でワックスも何も使わないのだが、 今日は少し気合いを入れてみたりする。 ワックスで決めた髪の毛はツンツンヘアーで、 今日のパンク系の服によく合うと思う。
実は、俺は将来スタイリストを目指している。
サッカー選手になろうと思ったが、 ありきたりだしそんな簡単になれるものではない。
俺は友達の洋服を見立てるのも好きだし、 こういう仕事があるのを知ってから興味を持っていた。 ここを卒業したら、 専門学校でも行こうと思っていた。
卒業したら・・・・・・・・・・・・・・・
そこで、俺の胸がチクリと痛んだ。
卒業・・・・・・・か。
まだ2年半以上もあるけど、
あと2年半しかないんだよなぁ・・・・
泉と一緒にいられるのも。
- 13 :咲夜:07/04(火) 18:56:03 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「泉ー。準備出来たか?」
「うーん・・・どうしようかなぁ・・・ 洋服、選んでくれない?」 「いいぜ」
俺は、泉の手持ちの服を選んで、 泉に渡した。
「こんなもんだろ」
「あ、いいかも。ありがと亮輔w」 「・・・別に・・・」
こうして、俺達は街へと向かった。
俺の行き先は本屋。 新しい参考書を買いに。 それとCD欲しかったんだよなぁ〜
てゆうか泉の用事は何だ?
俺達は、二人並んで街を歩いていた。
3回ぐらいナンパされたけど、 丁重にお断りしておいた。 泉とのデートを邪魔されたらたまらんからな。
俺は参考書もCDも買って満足したところだった。
「なぁ、泉の用事って・・・・・・」
「ああ、あのね・・・・・・・・・・・・・・」
「い、泉っ!!!???」
声の主は女。
後ろから泉を呼ぶ声が聞こえ、 俺と泉は反射的に振り返った。
・・・可愛い女だった。
でも、コイツ何・・?
泉が、呟いた。 「葵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
- 14 :咲夜:07/04(火) 19:00:47 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「泉!久しぶり・・・1ヶ月ぶりくらい?
何で電話もメールもしてくれないのよ!」
「ご、ゴメン・・・忙しくてさぁ・・・・・・・・・・」
「あら?この人は・・・?」
葵とか言う女は、 今はじめて俺の存在に気付いた様子で(無礼だ) 泉に聞いた。
「ああ、その人は古賀 亮輔。寮で一緒の部屋なんだ」
「へぇー」
葵とかいう女は、 俺の全身をなめ回すようにジロジロと見てきた。
何か、ムカつく。
「おい、行こうぜ泉。時間ねーし」
「あ、そうだね。じゃあね葵」 「ちょっ、泉!電話とかメールとかしてよっ!!」
「はいはい」
泉がそう言ったあと、 葵とかいうムカつく女は走って去って行った。
「何だありゃ?」
「ああ、僕の双子の妹。葵って言うんだ」 「え、お前双子だったの?」 「うん。結構似てるでしょ?」
「・・・まぁな」
あのムカつく女の第一印象が可愛いということは流して、 俺は再三聞いた。
「で、泉の用事は何だって?」
「ああ、もうすぐ葵の誕生日だから何か買ってやらなきゃと思って」
- 15 :咲夜:07/04(火) 19:06:47 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「誕生日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「うん。5月5日。子供の日だね。あと4日かな?」 「じゃあ・・・泉ももうすぐじゃん」
「あ、そっか。自分のこと忘れてた・・・・・・・・・・」
相変わらず天然の泉。 俺は泉の頭をくしゃくしゃと乱暴に撫で、 言った。
「俺が盛大に祝ってやるからよ」
「ありがと。あ、亮輔の誕生日はいつなの?」 「俺・・・は8月7日」
「誕生花って向日葵だよね?」
「ああ、なんか聞いたことある。何で知ってんの?」 「僕、向日葵好きだから」 「へぇー。でもそんな感じかも」
「そう?僕、よく美術で向日葵描くんだよ」
「そうなんだ。今度見せろよ」
「ヤダー。恥ずかしいよ」 「何今更恥ずかしがってんだよ気持ちわりぃな」 「だって・・・じゃあ今度ね今度!」
「ああ、絶対だぞ」 「うん」
その後、泉が葵のために可愛いブレスレットを買った。 俺も見立てたが、 あの葵にはこのピンクゴールドのブレスレットが似合うだろうと思った。 泉と葵は似ているから、 きっとこれ泉にも似合うんだろうなーとか思いながら。
あ、そういえば泉ももうすぐだったんだった。 後でこっそり買っておこうかな。
「じゃあ、買い物も終わったし、帰りますか」
「そうだな。あーでもお腹すかね?マックで何か食いてぇ」 「そだね!マックで食べてこー」
こうして俺達はマックに向かった。
- 16 :咲夜:07/04(火) 19:13:50 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- マックに入って、注文を済ませる。
食べ物を受け取ってから、椅子に座った。
「いたっきまーす」 「いただきまぁーす」
俺達はハンバーガーやポテトを食べながら、 生徒会など色々なことを喋っていた。 そのときだった。
「あれ・・・?亮くん・・・・・・・・・・・・・・・?」
ん? 今、亮くんってきこえた気が・・・ しかもこの声聞き覚えが・・・
顔を上げると、 目の前には中学のとき一番仲良しだった女子の田原 愛美(たはら まなみ)がいた。
「愛美・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
愛美は中学時代ショートカットでさわやかな女子だったが、 高校に入った今、髪の毛がのびていて女らしくなっていた。
「久しぶりじゃん亮くん。」
「・・・おう」 「高校入ってから電話もメールもしてなくて寂しかったよ」 「俺は忙しいんだよ」
「あれ?そっちの子は・・・・・・・・・・・?」
愛美は、たった今はじめて泉に気付いたような失礼極まりない顔で俺に聞いた。
「コイツは俺と相部屋の廣谷 泉。」 「そうなんだ!よろしくね廣谷くん」 「・・・よろしく・・・」
泉が、いつもと違う笑顔で微笑んだ。
俺は、なんだか居心地悪かったので、 この場を立ち去ることにした。
「じゃあ、食べ終わったし、行くか泉!」
「・・・でも・・・いいの?」
「そぉだよー。せっかくだし喋ろうよー」 「ゴメン愛美!俺急いでんだ。メールすっからよ」
「もー、絶対だよ?」
「ああ、じゃあなっ。行こうぜ、泉」 「・・・うん」
俺達は足早にマックを出た。
- 17 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/04(火) 19:14:13 HOST:actkyo122062.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- こんばんゎッ初ァゲですッッ
すごくイイ感じの小説デスЙё(汗 更新頑張ってサイッ↑↑
- 18 :咲夜:07/04(火) 19:22:06 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
コメどうもですw いやいやィイ感じだなんてっ!本当に駄文ですよ。 文才能力0ですから・・・更新頑張りますね!
- 19 :咲夜:07/04(火) 19:28:19 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は泉の手を掴んで、
そのまま足早に歩き出した。
「亮輔・・・・・・・・・・・?ちょっと、どうしたの・・・?」
俺は泉のほうを振り返ろうともせず、 泉の白くて細い華奢な小さい手を握りしめたまま、 ただ黙って歩いた。
だって。
さっきの泉の顔が・・・・・・ なんか、泣きそうだったんだよ。 分からないけど、 何で泣きそうだったのか分からないけど、 泉のそんな顔見たくなかったんだよ。
すると突然、 泉が走って俺の前に立った。
当然、俺の足は止まる。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「もう、怒ってるの?理由くらい言ってよねーっ」
泉は、もういつも通りの顔で。 頬を少し膨らまして俺を少し上目遣いで睨んでいる。
・・・こう言ったら悪いのだが、 全然迫力がない。 むしろ可愛い。
俺はなんでもねーよ。 とだけ言って、泉の頬を軽くつねった。
「ひゃ!?いたっ亮輔・・・・・・・・・・・っ」
「ゴメンな。泉・・・」 「何が?」
・・・そう天然で返されると・・・ ムード壊れるなぁ。
俺は別にいーや。 と投げやりな返事を返して、 再び泉の手を握って歩き出した。
目の前には鮮やかなオレンジ色の太陽が広がる。
泉の顔もオレンジ色に染まっている。 髪の毛も。
多分、俺の顔もオレンジに染まってるんだろう。
綺麗な夕焼け空を見ながら、 手を繋ぎながら帰った寮までの道程。
通り過ぎる人々は怪訝そうな顔で俺達を見る。
羨ましいか、馬鹿野郎。
俺は今、幸せだ。 文句あるやつはかかってこいよ。
俺が全力で相手してやるから。
- 20 :咲夜:07/04(火) 19:38:06 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- -------------------------------
亮くんへ
今日はホント偶然だったね! 久しぶりに会ったけど、 元気そうで安心した。 高校はどう? こっちは楽しいよw じゃあ返事ください。
愛美より
------------------------------
「はぁーっ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は、たった今きたメールの返信に打ち悩んでいた。 ・・・どうしよう。
そのときだった。
「ぷぁーっ、いいお湯でしたっ」
泉が、風呂から上がってきた。
白い肌がお湯で赤く染まり、 まだ濡れている髪の毛はいつもの泉よりなんだか色っぽい。
俺はドキドキしながら携帯に向き直った。
「亮輔そんなしかめっ面でどうしたの?」 「あ、愛美にメールの返信どうしようかと・・・」
俺がそう言うと、 泉は一瞬眉をひそめたが、 いつもの愛らしい顔に戻った。
泉がパカッと携帯を開いた。
「あ」
「んぁ?どうしたんだよ」
「・・・葵からメール来てた・・・」 「あっそ・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺はなんか気分が悪くなり、 愛美に適当に返信を打って風呂に入る準備をした。
泉はというと、 一つ溜息をついて葵へのメールの返信をしないまま、 ベッドに倒れ込んだ。
俺は一瞬愛美に返信をしたのを後悔したが、 後悔役に立たず。 そしてまた、俺の携帯が鳴った。
「んだよ・・・・・・・・・・・・・」
俺は着替えを棚の上に置き、携帯を開いた。 また愛美からだった。 内容は、「ちゃんと返信してよねっ」だった。 返信する気も起きなかったから、 俺はさっさと風呂へと向かった。
- 21 :さき:07/04(火) 21:07:26 HOST:ser350298003900129
- めっっちゃ面白い!!です(^O^)/あげ
- 22 :臨 (iYew7fjLSo):07/04(火) 21:46:15 HOST:59-171-162-222.rev.home.ne.jp
- 初あげですw
- 23 :咲夜:07/05(水) 14:46:22 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- さきさん
あげありがとうございます↑↑ 面白いですかね?嬉しいですっw
臨さん
あげありがとうございます↑↑ ホント駄文ですいません・・・
- 24 :咲夜:07/05(水) 15:01:27 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は短い漆黒の髪の毛をタオルで乱暴にがしがしと拭きながら部屋に入った。
冷蔵庫で冷やされた麦茶の入ったペットボトルを手に取り、 ベッドに腰掛ける。
そこで目に入ったのは泉の寝顔。
携帯を握りしめたまま、 スヤスヤと眠っている。
「ったく・・・布団ぐらいかぶれっつーの。風邪ひくし・・・」
俺はベッドから立ち上がり、 泉の体に布団を被せた。 そのときだった。 泉の携帯が鳴った。
「うわ、起きる・・・・・・・・・・」
泉が起きてしまうと思い、 俺は急いで泉の手から携帯を抜き取った。
「・・・着信・・・あ・・おい・・・・・・・・・・?」
あおい・・・? 葵・・・ 葵!!!
俺は葵のことを思い出し、 急いで携帯を開いた。
このとき、携帯を開かなければ良かったんだ。
----------------------------
泉へ
泉、私ねずっと・・・ ずっと泉のこと好きだったんだ。 双子だけど、 血は繋がってるけど、 ずっと好きだったんだよ。 少しは私のことも考えてよ。 メールも電話もいつもいつも、 相部屋の亮輔って人のことばっかり。 私、絶対泉のこと渡さないから。 返事頂戴ね。
葵より
------------------------------
「嘘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だろ・・・・」
俺の手が、ガクガクと震えた。
- 25 :咲夜:07/05(水) 15:06:24 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は急いで携帯を閉じ、
泉の枕の上に置いた。
自分の心臓に手を当てて、 冷静になろうと考えた。 でも、どんなに心を落ち着かせようとしても、 ドキドキとすごい速さで動く心臓の鼓動が治まってくれない。
「嘘だ・・・・・・・・嘘だ・・・・・・・・・・」
葵が・・・泉を? 嘘だ。 双子だろ? 血も繋がってんだろ? 結婚もできねぇじゃねぇか。
結婚・・・
その言葉に俺はただ押し黙った。 結婚? まだ葵は泉と違う性別だからいいじゃねぇか。 どうにかすればなんとかなる。 でも俺は?
俺は泉と同じ性別の男だ。
どうにかすればなんとかなるとかいう問題ではない。 どうにかすることもできない。
俺は、泉と同じ性別に生まれてきた自分を恨めしく思った。
神様は、意地悪だ。
泉は、このメールを見たらなんて返信するのだろう?
泉は、俺が泉の携帯を勝手に見たと言ったら何と言うだろう?
葵は、どういう気持ちで今、 泉からの返信のメールを待っているのだろう?
心が、痛い。
俺は、タオルをベッドに投げつけ、 靴を履いて先生にバレないように外へ駆けだした。
- 26 :咲夜:07/05(水) 15:11:53 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- +++泉視点+++
朝。 「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
6時にセットしてある携帯が、いつも通りに鳴った。 僕は、いつも通り手を伸ばし、 携帯を開いた。
「あれ?新着メール・・・葵から?昨日だ・・・」
僕は葵から来たメールを見た。 そして言葉を失った。
「嘘・・・・・・・・・・・・・・・でしょ・・・・・・?」
何回か瞬きをして、 これは夢なのか?と疑った。 でも、何回目を擦っても、 古典的に頬をつねって痛さを実感しても、
メールの内容は変わらなかった。
「葵が・・・・・・・僕を・・・・・・・・・・・・・・・?」
僕は今まで、 葵のことは本当にただの妹だと思っていた。 だって、実際にも妹だし。 今更こんなことを言われても質の悪い冗談にしかきこえない。 でも葵は本気なのだろう。
どうすべきか。
ふと泉は、頭の中に亮輔の顔が浮かんだ。
何で亮輔が・・・? 今亮輔は関係ないハズなのに・・・
僕は頭をブンブンと振り、 亮輔が眠っているハズのベッドを見た。 「あれ?」
亮輔がいない。
乱れた布団の上にタオルが投げつけられている。 その上には麦茶が半分ほど入ったペットボトル。 手に取ると、もう生ぬるくなっている。 でもタオルはまだ湿っている。
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
きっと、朝ご飯を食べに食堂に行ったのだろう。
- 27 :咲夜:07/05(水) 15:18:55 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- そうじゃないと、
僕の胸騒ぎは治まらない。 何だ? 何で亮輔がいないんだ?
僕はパジャマを脱ぎ捨て、 制服のシャツを羽織って食堂へ走った。
行く前に、 トイレや風呂も確認した。 トイレも風呂も電気はついていない。
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
僕は靴を履いて、 真っ直ぐ食堂へ向かった。
「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・・・・・・・・・・」
息を切らせながら、 思い切り食堂のドアを開ける。
中には、運動部で朝練のある連中しか居なかった。 一人が、泉に気付いて声をかけた。 「廣谷?どうしたんだよ?」
「りょ、亮輔知らない・・・・・・・・・?」 「亮輔?見てないぞ。食堂俺が一番乗りだったし」 「そ、そう・・・ゴメンありがと・・・っ」
僕は身を翻してまた部屋に戻った。
バンッと豪快にドアを開けた。 すると丁度、僕の携帯が鳴った。
「!」
僕は靴を脱ぐのも忘れ、 無我夢中で携帯を開いた。 手が震える。
-----------------------------
泉へ
朝俺がいなくてびっくりしただろ? ちょっと野暮用で昨日こっそり 抜け出したんだ。 夕方までには帰ってくるからさ、 心配すんなよ。 本当に・・・心配すんなよ。
亮輔より
------------------------------
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
- 28 :咲夜:07/05(水) 15:28:47 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- +++亮輔視点に戻します+++
「ふぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は、ベンチの上で目が覚めた。 昨日、夜の街をやみくもに走りまくって、 着いた場所はどっかの山頂。 俺は山から夜景を眺めながらメールのことを思い返していた。
昨日、走り疲れてくたくたになって、 やっとのことでベンチに座った。 そこから見た夜景はすごく綺麗で、 なんだか泣けてきた。
俺は涙を拭いながら泉の名前を呼んだ。
「泉・・・・・いずみ・・・・・・い・・ずみ・・・っ」
もう嗚咽しか出なくて、 いくら涙を拭っても溢れてきて、 止めようがなかった。
格好悪い。 何で泣いてんだよ俺?
何で泉のこと考えただけで悲しくなんだよ?
何で俺男なんかに惚れてんの?
バカだ。
バカだ。
バカだ。
史上最強の大バカ者だ、俺は。 俺は自分で自分を罵るだけ罵り、 だんだんと明るくなってくる街並みを見下ろした。
朝日が眩しい。
さて、夕方までにどうやって立ち直るか・・・な。
- 29 :咲夜:07/05(水) 15:55:55 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は一日中むさ苦しいジムにいて、
ひたすら汗を流した。
汗と一緒に、自分のモヤモヤした気持ちも流した。
清々しい気分で、 手の中にあるものを再度確かめた。
泉の誕生日プレゼント用に買ったもの。 俺とお揃いの携帯ストラップ。
泉はつけてくれるのだろうか?
・・・多分、天使のように眩しい笑顔を見せて、 ありがとうと言ってつけてくれるんだ。 俺はそんな期待をしながら寮まで軽い足取りで帰った。
沈みかかった夕日が眩しい。
そういや、泉に夕方までには帰るって伝えたなぁ。 心配するなって送ったけど、 泉のことだから心配してるんだろうなぁ。
俺が玄関開けると、 飛びついてきて、 少し怒ったような心配してたような顔をして、
言うんだ。
「おかえり」って。
嗚呼 俺は今泉の笑顔に飢えている。
神様
何で人間を男と女に分けたのですか?
神様は意地悪だ。 何で。 何で俺も泉も男なんだ。
もしも泉が女だったならば。
俺は何の問題もなく泉に告白をしているのに。
ダメだ。
考えるな。 性別のことを考えるな。
俺は目を閉じて、深く深く深呼吸をした。
遠くで、カラスの鳴く声が聞こえた。
- 30 :咲夜:07/05(水) 16:01:07 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 遠慮しがちに、部屋のドアノブに手をかける。
ドアにかかった「古賀&廣谷」のプレートの文字。 俺は少し微笑んで、 思い切りドアを開けた。
そのときだった。
バンッ
「!!??」
「いっ!!!たぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ドアに、衝撃を感じた。 泉・・・?
ドアの向こうに回り、人物を確かめる。
「泉、そこで何してんの?」
「いや・・・亮輔待ってた・・・・・・・・・・」
「俺?何で?」
しらじらしく聞いてみたり。
「馬鹿!朝いなくて本当にびっくりしたんだから! 心配しないワケないでしょ!?本当に馬鹿馬鹿馬鹿!」
「わっ、ゴメンって。泉・・・いずみ?」
泉は、俺の胸を叩きながら、 やがて静かになって微弱ながら震えだした。
「馬鹿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「お前・・・・・何で泣いて・・・・・・・・・・・・・」
「何で・・・っ・・・? 僕、亮輔が怒ってるのかと思って・・・っ、 昨日僕が何かしたのかなって、 心配になって・・・・・・・・・・・・・・・っ」
泉が、泣きながら。
俺の胸に体重を預けたまま。
本音の欠片を少し零した。
- 31 :咲夜:07/05(水) 16:05:35 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は自然と泉を抱きしめた。
「りょうすけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「ゴメンな。泉・・・・・・・・・・ 心配かけてゴメン。何でもなかったんだ本当に。 泉は何も悪くない。 本当にゴメンな・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
泉が、俺を抱きしめ返した。 泉は柔らかくて、 良い匂いがして、 女みたいだった。
ずっとずっと、抱きしめていたかった。
嗚呼 神様
俺はどうすればいいのですか?
僕の胸の中にいる少年のことを、 愛してやまないです。
もう、この気持ちは止められない。 そう、誰にも。
誰にも止められない。
そこまで深く、泉のことを愛し始めていた俺。
そしてとうとう5月5日。 泉の誕生日が来た。(ついでに葵も)
- 32 :咲夜:07/05(水) 20:50:30 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「ありがとう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
泉は、俺があげた携帯ストラップを握りしめ、 最高の笑顔で俺に言った。 ほら、やっぱりな。 コイツなら、こういうと思ったんだよ。
「まぁ、俺のと色違いだけど」
このストラップは俺のが黒で泉が水色。 桃色のも見つけて、泉に似合うと思ったが、 さすがに桃色を男がつけるのもどうかと思ったから水色にした。
「早速つけよーっと」
泉はそう言って携帯を手にした。
「あれ?あれ?」
泉はストラップをつけようとするが、 不器用なのかなかなかつけることができない。
「貸して」
俺は少し微笑んで、 泉から携帯とストラップを取った。 手際よくストラップをつけ、 泉に携帯を渡そうとした。 そのときだった。
俺の手の中で、泉の携帯が鳴った。
「あ、電話。」
「誰から?」 「んーと・・・・・・・」
泉が携帯を開け、電話をかけてきた主を見る。 泉はそこで口をあけた。
「ん?」 「あ・・・葵だ・・・・・」
「出れば?」 「いいの?」 「だってそいつも誕生日だろ?祝ってほしいんじゃね?」 「あ、そっか。プレゼントも渡しにいかなきゃ・・・」
そこで泉はピッとボタンを押し、 葵からの電話に出た。
「はい。泉だよ」
『泉ー!誕生日おめでとうw』 「あ・・・りがと・・・」 『今、学校?』 「うん。どうしたの?」
『会いたいな・・・泉にプレゼントもあるし』 「そうなの?僕も葵にプレゼントあるんだよ」 『そうなの!?じゃあこれから会おうよ』
「え・・でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
葵の声は大きく、 電話越しでもよくきこえる。 泉は困ったような顔で俺を見る。
「行けば・・・・・・・・・・・・・・・?」
泉は、俺の言葉が気に食わなかったようで、 携帯の喋る部分を手で覆って、 俺に言った。
「でも僕はせっかくの誕生日なんだから亮輔といたいよ・・・」
俺は、その言葉にドキッとした。 泉の声が、なんだか甘えてて、 表情も上目遣いで、すごく可愛かった。
「・・・泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
- 33 :咲夜:07/05(水) 20:59:55 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- コイツ・・・無自覚?
取り方にとっては誘ってるようにもきこえるその言葉。 早くも俺の決意はぐらついた。
葵と泉は双子なのだから、 嫉妬するのはやめようといつの間にか誓ったのに。
・・いや、誓ってないかも。
とりあえず、自分のやりかたで泉と仲良く・・・ ラブラブ? あれ? どういう関係? まぁ言えば恋人のような関係になる!と決意したはずなんだけど・・・
だから今日泉と同じく誕生日の葵にも、 少しくらい良い思いをさせてもいいのでは?
と、少し大人になった俺の考えは泉の言葉と表情であっさり崩れた。
「だってだって・・・葵の喋り癖知らないでしょ? アイツ、しゃべり出したら何時間でも喋るんだよ」
「途中で・・・逃げればいいじゃんか」
「逃げれるならとっくにそうしてる。 逃げれないから悩んでるんだよ。 もし今日、葵のとこ行ったら亮輔といる時間がなくなる」
俺は、軽い茶色でフワフワのくせっ毛の泉の髪の毛を撫でながら、 ふと提案をした。
「んじゃ、俺も一緒に行こうか?」
「え・・・・・・?」
「3人で誕生日パーティーみたいなもんでもすりゃいいじゃんか。 葵んち行くときにケーキでも買ってよ」
「・・・そう・・・?」
「そうだよ。今日ほっておいたらさすがにちと可哀想だし」 「だよねぇ・・・葵寂しがりやなんだよね」 「じゃあ行くか?」 「行きますか!」
俺達は、葵んちへ行く準備をした。
って、葵んちに行くってことは泉んちでもあるんだよな!? 急に、胸のときめきを覚えたが平常心を無理矢理呼び戻し、 ちゃんとした格好に着替えた。
- 34 :咲夜:07/05(水) 21:09:38 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- そして、途中でいきなり電話を切られた葵は、
家の中で一人でブーたれていた。
「何よ、泉ったら!」
クッションを握りしめ、 泉にあげるためのプレゼントを眺めた。 そして一つ溜息をつく。
携帯を開け、昨日泉から着たメールを再度覗く。
--------------------------------
葵へ
ごめんね。 葵のことはどうしても、 妹としてしか見ることができない。 でも、僕は葵のこと大好きだから。 まぁそれは兄妹愛になるんだけど。 今の葵との関係は崩したくないよ。 今まで通り、仲良くしてね。 それに僕は好きな人いるしね。 それは葵にも分かってるんじゃない? じゃあね。
泉より
--------------------------------
「分かってた・・・断られることぐらい、分かってた・・・」
少女は、ふと目に浮かんできた涙を拭うと、 この前街で会った、泉の横にいた人物を思いだした。
漆黒の短い髪。
少し日焼けしているがきめの細かい綺麗な肌。
すらりとした身長に長い手足。
一見怖そうな外見だけど、ものすごく優しい声。
相手を真っ直ぐ、しっかりと見つめる黒目がちの大きな瞳。
まとめれば、ジャニーズにいそうな人。
ものすごくカッコイイけど・・・ 泉まさか・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
そこで、葵の思考は停止した。 それしか考えられない。 だって泉は女性恐怖症だもの。 勿論家族以外の・・・ね。
葵は嘲笑に似た笑顔を零し、携帯を閉じた。
「・・・素直に兄の恋を応援してやるかぁ・・・・・・・・っ」
- 35 :咲夜:07/05(水) 21:24:52 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 泉の家のインターホンを押すと、
中から騒がしい足音がきこえて、 葵が飛び出してきた。
「い、泉・・・・・・・・・・・・・・・っ!!??」
「えへへ。来ちゃったw16歳おめでとう、葵!」
泉が、葵にプレゼントを渡す。
「ありがとう・・・私もプレゼントあるの。中入ってよ。 それと・・・えっと・・・亮輔くんだっけ?」
「おう」 「中へどうぞ」
「・・・ども・・・・・・」
葵に優しく微笑みかけられ、 少し面食らってしまった。 何だ? この前と態度違うような・・・・・・
今更ながら、可愛いと思ってしまった。
まぁ、泉には負けるけどな(毒)
「僕いちごのやつね。葵はチョコでしょ?」 「うん!」 「亮輔甘いもの苦手だからチーズケーキで・・・」
泉が、手際よくおいしいと評判のケーキ屋さんで買ったショートケーキ3個を皿に移す。
「じゃあ、泉と葵の生誕16周年を祝って・・・」
「「「かんぱーい!!」」」
泉んちにあったコーラをコップについで、 3人でコップをかちんを合わせる。
「あ、私からのプレゼント!はい、泉っ」
「ありがとう葵」
葵が、泉に渡した少し大きな角張ったプレゼント。 中を開けると、真新しいスケッチブックが入っていた。
「わぁ!新しいスケッチブック欲しかったんだ!」 「良かった。泉の趣味全然分かんないし、 こんなものでよかったの?」
「うん。だってもうすぐ切れそうだったんだ。 ありがとう!」
「ってゆうか私も泉からの開けようっと」
葵が、中を開けてそれを見ると目を輝かせた。 「嘘!これ欲しかったの!!!!」 「え、本当?」
「この色すっごく可愛くてすっごくすっごく欲しかったの! でも高くてさぁ・・・って、泉こんな高いの買ったの!?」
「え、まぁ・・・でも少し亮輔も出したし・・・」
「え、そうなの!?ゴメンね亮輔くん・・・・・・・」 「亮輔でいいよ。今更くん付けも変な感じするし」 「あ・・そう。じゃあ亮輔もありがとう・・・・」
「どーいたしましてっ。ついでに俺の誕生日は8月7日だからねー」 「はいはい。あげればいいんでしょっ」
「あははっ」
今日は、昼過ぎの3時ぐらいまで葵んちにいた。 素直に楽しかった。 葵も、悪いやつじゃなさそうだし。
- 36 :咲夜:07/05(水) 21:33:19 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 帰ろうと玄関に出て靴を履こうとしたときだった。
泉はもうすでに外に出ている。 葵に呼ばれた。
「亮輔、ちょっと待って」
「?何だよ葵」
葵は、泉にきこえないように小さな声で言った。
「泉のこと、好きなんでしょ?」 「えっ?」
何で知ってんの!?
「まぁ、見てたら分かっちゃったよ。 泉は大丈夫。 女性恐怖症だから。家族以外の女の人のね」
「女性恐怖症・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 「そっ。触られるとじんましんとか出ちゃうの」
「へぇー」
「ま、頑張って。私はもう振られたから」 「え・・・?」 「この前、告白したんだけどあっさり振られたよ。 好きな人いるからって」
「え、泉好きな人いんの!?」
「・・・・・・・・・・・・・(脱力感)・・」
「なぁ、いんの?」 「あんたも相当鈍感のようね。 コイツのために手を引いたかと思うと悔しいわ」 「え?何の話だよ?」
「まぁ、泉にでも聞いてみればー?」
「教えてくれっかなー・・・・・?」 「大丈夫だって。ほら、帰りなさい。泉が待ってるわ」
葵に呼び止められたのに、 半ば追い出されるように外に出た。
泉は、庭の薔薇の植えてあるところにいた。
「泉?帰ろう泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
息を、飲んだ。
薔薇の花を見つめる泉は綺麗という言葉が相応しかった。
まだ昼の太陽が出ていて、 葉の隙間から零れる光が泉の顔を照らす。 白い肌が余計に白く見えた。
薔薇を手に取り、哀愁漂った瞳で見つめる。
ここは・・・どこだ・・・・・・・?
あまりにも神秘的なものが目の前に広がっていて、 自分がどこにいるのかさえ忘れた。 全体が、ボーッとする感じ。
そこで俺の記憶は一回途切れた。
遠くから、必死で俺の名を叫ぶ泉の声が聞こえた。
嗚呼 泉の声が心地良い。
- 37 :奈緒:07/05(水) 21:58:43 HOST:34.192.12.61.ap.zero-isp.net
- 上げです♪
面白いです☆ミ 続き頑張って下さいvv めっちゃ期待です(´∀`●)ノ
- 38 :モモ:07/08(土) 19:07:34 HOST:softbank219051042078.bbtec.net
- アゲです☆
- 39 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/08(土) 20:23:24 HOST:actkyo090252.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ァゲ松☆ミってかゼンI駄文ぢゃナイですよ??
むしろ師匠ですッ ちなみに咲夜様ゎおいくつですか??
- 40 :咲夜:07/13(木) 21:34:14 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 奈緒さん
あげありがとうございますーw 続き更新してなくてすいません(汗 これからちょっとだけ更新しますねー
モモさん
あげありがとうございますー これからもよろしくですっ
:。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さま
いやいやいやっ! し、師匠だなんてそんなっ・・・! えーっと、歳は14です。 中学3年生ですっ! 受験勉強ほったらかしで・・・ あ、:。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。様はいくつなんですか?
- 41 :咲夜:07/13(木) 21:39:53 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ふと、目をあけると白い天井が瞳に広がった。 体を起こそうとしたが、動かない。
否、動けない。
何故って? 泉が俺の上で寝てるから。
それに気付いたのは目をあけてから3分後。 俺の頭はまだ起動していなくて、 ずっと天井をぼんやりと見つめたままだった。
ふと、喉が乾いて水を飲みに行こうと、体を起こそうとした。
しかし、起きあがれない。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
ふと自分の体を見ると、 俺の上に覆い被さるように寝ている泉の姿。 俺の手を握って、安らかに寝息をたてている。
あれ?
何で俺、寝てんの?
その疑問に気付いたのは起きてから10分後。
何で俺、寝てんの? もう一度、自分に問いかける。
まだクラクラする頭を押さえつつ、 自分の記憶の中を漁る。
「あ!」
思い出した。
葵んち(泉)に、誕生日パーティーしにいって、 帰る間際にクラクラってきて倒れて・・・ 起きたら自分の部屋?
あれ?
おかしいな。
- 42 :さとみ:07/15(土) 01:05:28 HOST:ser350278009308790
- あげます!
- 43 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/15(土) 11:06:47 HOST:actkyo065145.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ァゲ松☆ミ更新頑張ってサイッッ
うちゎAデスッッ咲夜様ゎB。。。。。って受験生!? っていきなり━─━─━─[すみま線_○/ ̄|_]━─━─━─━(ワラ 続き楽しみにしてますッッ!!
- 44 :奈緒:07/16(日) 09:17:56 HOST:34.192.12.61.ap.zero-isp.NET
- 上げです♪
- 45 :咲夜:07/16(日) 13:15:53 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- さとみさん
あげありがとうございます!!
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
ちぅAなんですかぁ〜・・・若いってィイですねぇw 受験ですよ・・・Uuでもパソコンしちゃうとか。
奈緒さん
あげありがとうございます!!
- 46 :咲夜:07/17(月) 12:58:30 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「んん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
泉が、少し睫毛を動かした。 白く透き通るような顔に、睫毛の影が落ちる。
「泉、俺どうしたんだ?何でここに寝て・・・・・・・・・」
「あ、具合大丈夫?亮輔ねぇ、僕んちから帰る前に倒れたんだよ。 熱があってね・・・それで、タクシー呼んで連れて帰ったけど」
「そっか・・・ゴメンな?」
「何で謝るの?」 「やー・・・せっかくの誕生日だったのに俺が潰しちまって」 「いいのに。」
泉は柔らかく笑って、俺の額と自分の額をくっつけた。 そのいきなりの行動にびっくりしたが、すぐに俺の熱を計るためだと分かる。
「んー・・・まだ少し熱いかな?」
「頭グラグラする・・・・・・・・・・・・」
そしてふと、自分がものすごく汗を掻いていることに気付いた。 自分の来ていたシャツをパタパタと仰ぐ。
「熱い?」 「いや・・・どっちかっつーと寒いけど汗掻いてっから・・・」
「あ、着替える?なんかシャツ取るよ?」 「ああ、悪いな・・・」 泉が俺の箪笥からシャツを取っている間に、 俺は今来ていたシャツを脱ぎ、洗濯籠に入れる。
「サンキュ」 「ん」
泉からシャツを受け取り、羽織る。
泉の額に、フワフワとした茶色のくせっ毛が汗で張り付いているのに気付いた。 俺は、泉の額から髪の毛を掻き上げながら、言った。
「お前も汗掻いてんじゃね?」 「まぁ・・・ちょっと。僕も着替えようかな」
泉は自分の箪笥からシャツを一枚取り、 自分の来ていたシャツを脱ぐ。
「!」
視線のやり場に困った。
- 47 :咲夜:07/17(月) 13:04:12 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 泉の華奢な体が。
泉の白い肌が。
少し汗ばんだ淡い桃色の頬が。
俺 を 崩 し て ゆ く 。
俺は、やましいことを考えないために自分の頬を一回ぺちっと殴った。 やめろ。 考えるな。
泉は男だ。
「わっ」
そのとき、 泉がコケそうになった。 俺は条件反射で泉を抱き留める形になった。
「っと・・・・・・・・・・・・・」 「あ、ゴメン亮輔・・・・」 「ん・・・気ーつけろ」
と言って、体勢を立て直そうと思ったが、 やはり熱があるせいか、一瞬目眩がして泉を抱き留めたまま倒れてしまった。
泉の上に覆い被さるように倒れた俺は、
朦朧とする意識の中で必死に理性を保っていた。
「てて・・・大丈夫?亮輔」 「ああ、ゴメン泉・・・ちょっと動けない・・・・」
「・・・僕が動けば大丈夫かな・・・?」
泉が、なんとか俺を助けようと少しからだを動かす。 そのとき、泉の手が俺の腕に当たり、 俺の力のない腕は自分の体重を支えきれなくなった。
・・・当然。
「「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
- 48 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/17(月) 16:22:50 HOST:actkyo077204.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- うわぁmmmmmmこぅぃぅ展開まぢ好きです!!更新楽しみにしてます!!ァゲ☆ミ
うちも来年ゎ受験。。。。でも咲夜様ゎ頭よさそうですから心配いりませんЙё(ワラ
- 49 :咲夜:07/18(火) 20:53:54 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
うわぁぁ更新楽しみだなんてっ! 恐れ入ります・・・ そうですね、貴方様も来年は受験なんですねぇ。 咲夜は頭悪すぎです!ヤバイです!でも気にしてません(ぉぃ
- 50 :咲夜:07/18(火) 20:59:30 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は、事の重大さに気付き泉の上からバッと跳ね退いた。
「あっあ・・お、俺・・・・お・・・・・・・・・・・っ」
口が震えて声に出せない。 今・・・俺達・・・何・・・した?
泉も、元々丸い目をさらに丸くして固まっている。
「りょう・・・・す・け・・・・・・・・・・・・・?」
「泉・・・・・・・・・・・・・・」
泉が、放心したままで俺の名前を呼んだ。 俺の胸は締め付けられて、 グッと唇を噛みしめた。
泉は、パッと明るい顔をして、言った。
「だーいじょうぶ!今のは事故じゃん!ねっ?」
「え・・・・・・・?」
「ホラ、亮輔は早く寝て!まだ熱あるんだから」 「お、おお・・・・・・・・・・・」
泉に背中を押され、 ベッドに寝転がる。 泉・・・?どうしたんだよ一体?
「僕飲み物買ってくるね。何が飲みたい?」
「んー・・・じゃあポカリ」 「分かった。ちょっと待ってて」 「ん・・・」
ぱたんとドアの閉まる音がして。 そしてパタパタと廊下を走る音が遠ざかっていく。
俺は、心臓を押さえたまま深い深呼吸をした。
「・・・・・・・・・・・・・ふう・・・・・・・・・・・・・っ・・・・・」
- 51 :咲夜:07/18(火) 21:00:35 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- てかー今気付いたけどさ、
やっとキスシーンでてきたね・・・ 自分あんまりエロいの書けないけどさぁ、 頑張りますよ。 これからちょっとずつエロくしていきます。 ちょっとずつですよ。 気長にお待ち下さい。
- 52 :咲夜:07/18(火) 21:27:58 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- ドクン
ドクン
ドクン
無の世界
静寂に俺の心臓の音だけが聞こえる。 さっきから数分経って心臓の鼓動はまた正常に動き始めた。
ドクン
ドクン
ドクン
心臓のある部分に手を当て、 震動を感じながら心を落ち着かせる。
がちゃ
「亮輔ーーーーーー?」
びくんっ
いきなりドアが開いてビックリし、 ベッドの上で仰け反ってしまった。
ぎし
ベッドが軋む。
泉の手にはポカリとクーのオレンジが握られていた。
- 53 :咲夜:07/18(火) 21:42:36 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「はいっ、亮輔」
「ん、サンキュ・・・・・・・・・・・」
泉からポカリを受け取り、 キャップを開けて一口飲む。 冷たい液体が喉元を通り、頭に爽快感が広がる。
泉は、俺の隣に腰掛けオレンジジュースを飲んでいる。
長い睫毛
染めていない茶色のフワフワとしたくせっ毛
白い肌
細い手足
華奢な体
淡い桃色の唇
髪の毛と同じ色の瞳
上げればキリがないけれど。 見ていると、全てが見えてくる。泉の全てが。
カーテンからわずかに零れた光が泉の顔に当たる。 泉の軽い茶色の瞳が光に反射して、綺麗に輝いた。 泉の瞳には金の繊維も混じっていて、 見ているとその大きな瞳に吸い込まれそうになった。
金の繊維が七色に光って、 俺の中で何かが沸々とわき上がった。
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
泉が心配そうに俺の顔をのぞき込む。 俺は次の瞬間とんでもない行動に出た。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!・・・」
泉の柔らかい唇と、 俺の少し乾いた唇が重なる。
というか、俺が自分の唇を泉の唇に重ねた。
頭が追いつかない。
- 54 :咲夜:07/18(火) 21:50:34 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「ん・・・・・・んっ・・・亮輔ぇ・・・・・・・・・・・・?」
俺は無我夢中で泉の口内を犯した。 唾液が零れるのも構わず、 俺の舌と泉の舌を絡ませた。
「んぁ・・・・・っ、りょ・・う・・・ふぁ・・・・・・っ」
俺は一瞬だけ力を緩めた。 そのとき、俺の頬に一滴雫が落ちた。
紛れもない、泉の涙。
俺は、自分のしでかしたことに気付いた。
いきなり口を離された泉は、 ワケが分からずただ放心して俺の名前を呼んだ。
「りょうすけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
俺は泉の口周りについてしまった俺の唾液を先程まで被っていたタオルケットで拭いて、 言った。
一言。
何故言ってしまったのかは分からないけど、 自然と、ポロリと出てしまった言葉。
「好き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ」
- 55 :夕莉:07/18(火) 23:57:43 HOST:tohk203192106185.itakita.net
- おもしろいです!!
あげ↑
- 56 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/19(水) 13:58:13 HOST:actkyo115213.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ぉおおおおお!?とぅとぅ。。。。。(涙
早く続きが気になります!!更新がんばってサイッッ
- 57 :咲夜:07/19(水) 19:47:33 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 夕莉さん
あげどうもですーw 面白いと言って頂けるのは嬉しいですねぇ!
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
おほほwとうとうですよぉー 続きはぁ・・・うふふっまたあとでw(キモイ) 今はちょっと忙しいんですけど、 あとで絶対更新しますから!
- 58 :咲夜:07/19(水) 20:10:33 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
泉の驚く顔を見たと同時に、 後悔という二文字の言葉が俺の頭の中に浮かび上がった。
「あ!ちょっ!い、今のはナシ!あ、ありえねぇだろ男が男を好きんなんて・・・ 俺今熱あって頭可笑しいからさ・・・な!今のは気にすんなよ!!」
両手をブンブンと振って、 顔を真っ赤にして、 慌てて弁解をする俺。
かっこわる・・・
でも、恥ずかしさはどうしても消えなくて。
「りょ・・「お、俺!ちょっと頭冷やしてくんな!」
泉が、俺の名前を呼びかけたけど、 拒絶されるのが怖くて、つい逃げてしまった。 タンスの中のシャツとズボンを取って、 風呂場へそそくさと行こうとした。
「待って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
泉の小さな手が、俺の腕を捉えた。
俺は必然的に振り向いてしまう。 間近に、泉の顔があった。 いつもの可愛い顔じゃない。 真剣な顔。 真剣な声。
一瞬、ドキッとした。
「気にすんなって言われても気になるときはどうすればいいの?」
「え?」
泉が、いつもの顔に戻って聞いた。 俺は間抜けな声をあげてしまった。
- 59 :咲夜:07/19(水) 20:12:24 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「気になるよ。だって僕亮輔のこと好きだもん」
俺の中で時が止まった
気がした。
無の世界に放り出された。
今、泉は何て言いましたか?
- 60 :咲夜:07/19(水) 20:53:37 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「え・・・・・・・・・・・・・・・い、今何て・・・・・・・・・・・?」
「だから、僕は亮輔のことが好きなの!」
頬を赤くして、 俺の腕を掴む力を少し強めて、 そして恥ずかしそうに目を伏せた。
少し唇を尖らせ、頬を膨らませる姿はもはや何にも代え難い可愛いものだった。 顔に落ちた睫毛の影がちょっと動いて、 クリクリとした大きな瞳が俺を捉える。
う・・・・・・・・・上目遣いすんな・・・・・・・・っつーの・・・ って言っても、 本人には全くその気はないのだから、 そんなことを指摘しても直るものではない。
俺は、少しだけ考えて口を動かした。
「泉」
俺が名前を呼ぶと、 泉は気持ちよさそうに何?と答えた。
俺は返事の代わりにただ無言で泉を抱きしめた。
- 61 :咲夜:07/19(水) 20:59:34 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「わ・・・・・・・・・・・ちょっ・・・・・苦し・・・」
俺はずっと無言で泉を強く抱きしめ続けた。 泉の体温がシャツを通して伝わってきて。 それと同時にお互いの心臓の音が行き来して。
泉の、心臓の鼓動は速かった。 でも俺も同じくらい速かった。
同じドキドキ。
そう思うだけで、幸せだ。
俺は泉を抱きしめる力を緩め、少し屈んだ。
さっきとは違う、優しい優しいキス。
お互いの存在を確かめ合うような、愛のあるキス。 泉は、俺の腰に手を回し、ギュッと抱きしめてきた。 俺は泉のフワフワの髪の毛を撫でながら、 濃厚なキスを進ませて行った。
「ん・・・・・・・ぁ・・・・ふ・ぁ・・・んん・・・・っ」
泉の声が唾液とともに零れ、 静かな部屋に響いた。 声はいくら出しても大丈夫だ。 この部屋には・・・というかこの寮は防音設備が整っているから。
俺は静かに泉のシャツの中に手を入れ、 背筋をなぞった。
「んっ!・・・・・・・・・・・・・・・・」
泉の体がびくんと反応した。 その新鮮な反応が嬉しかった。
めちゃめちゃにしてやりたい。
- 62 :夕莉:07/19(水) 21:20:44 HOST:tohk203192106005.itakita.net
- もうファンになっちゃいましたvvv
泉くんかわいいですねーvvv とっても続きがきになります。 あげ↑
- 63 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/20(木) 14:51:56 HOST:actkyo117187.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- とぅとぅ!!かなり(☆>∀<)っ<嬉嬉嬉嬉嬉
ァゲ松☆ミ更新頑張ってサイ!!
- 64 :咲夜:07/20(木) 20:00:16 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 夕莉さん
ファンですか!? や、やめたほうが・・・ 泉可愛いですかね? まぁ可愛いやつ設定なんですけどねw
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
そんなに嬉しいですか? 咲夜もこんなにあげしてもらって嬉しいですw ではちこっと更新します。
- 65 :咲夜:07/20(木) 20:04:32 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- いきなり、亮輔に抱きしめられて。
「わ・・・・・・・・・・・ちょっ・・・・・苦し・・・・・・・」
ちょっと苦しいけど、すごく嬉しい。 大好きな、大好きな亮輔にこうやって抱きしめられていることが、 どんなに幸せなことか。
「好きだ」
耳元で、そう囁かれて心臓が口から飛び出しそうなほど恥ずかしかった。 亮輔の声がいつもより艶があって色っぽくて、ドキドキした。 背筋が、ぞわーって。
熱い熱い濃厚なキスを交わしながら、 亮輔の手が僕の背筋をなぞった。
「んっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
つい、こんな声が出てしまってびっくりした。 僕、普段こんな声じゃないよね・・・?
亮輔の手が触れるだけで、 体がびくんと反応する。
大好きだよ、亮輔。
- 66 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/20(木) 20:13:53 HOST:actkyo136186.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ァゲ☆ミ
続きが早く読みたかったカラかなり☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆うれしぃデス 更新これからも頑張ってサイッッ
- 67 :咲夜:07/20(木) 20:21:54 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
うふふーw 悠さんのために更新頑張りますよぉ! 今しゃっくり出て大変ですがUu
- 68 :咲夜:07/20(木) 20:31:30 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 俺は泉の華奢な体をお姫様抱っこしてベッドに移動させた。
ベッドの上にふわりと泉を降ろす。 泉の目が、俺を求めていた。 それと同時に、俺の目も泉を求めていた。
俺は泉のシャツを脱がした。 泉の白い肌が露わになり、思わず目を細める。 ヤバイ・・・かも。 こんな泉を見ただけでも勃ってしまいそうなのに、 泉が俺を急かし、甘い声で「早く・・・」と言うものだから、 俺は理性の壁を壊してしまった。
元々、理性の壁なんか必要なかったのかもしれない。
俺は何かが切れたように泉の首筋を吸った。
「ん・・・あっ・・・・・・・・・・・・・・・ぁあっ・・・」
くすぐったいのか、 それとも痛いのか。 泉は声を出しながらシーツをきつく握る。
口を離すと、 首筋には赤い痕がくっきりと出ていた。
俺は少し位置をずらし、 泉の小さな突起を口に含んだ。 「んぁっ!・・・・・・あ・・・ふ・・っ、あ・・・っ」 淡い桃色の、唇と同じ色の乳首を、 俺は舌を駆使して弄ぶ。
舌の位置を動かす度に、 泉が体全体で反応して、面白い。
うっすらと顔に汗がにじんできた泉の頬を優しく撫で、 色々な箇所に赤い痕をつけた。 ・・・俺達の愛の証だから。 誰にも、入ることのできない世界だから。
俺は、泉の履いていたズボンと下着を脱がせた。
- 69 :咲夜:07/20(木) 20:33:32 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 泉は恥ずかしそうに横を向いて、目を瞑った。
俺は、泉のモノを手で扱き、ふと手を止めた。
「りょ・・・・・・・・・・・・・すけ・・・・・・・・・?」
「悪・・・・・・・・・い・・・・・・・・・・っ」
俺はそこで泉に覆い被さるように倒れ込んでしまった。 頭が、グラグラする。
泉が、俺を呼んでる気がする。
起きなきゃ。
でも体が上がらない。
泉・・・・・・・・・・・・・
泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 70 :咲夜:07/21(金) 19:31:58 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 目が覚めると、目の前には裸の泉が。
「っ!!??」 息を呑んで、 しばらく泉を見つめて、気が付いた。 泉の体の至る所に赤い痕。 「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 あれ? 記憶が戻って来ない。
俺は目を覚ますためにトイレで用を足し、 水を軽く飲んだ。 「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!」 いきなり昨日のことを思い出し、 飲みかけていた水を喉にひっつまらせてしまう。
「げほげほっ!・・・・・・っ・・・・・・」
そう、昨日俺達はあと少しでヤってしまうところだったのだ。 しかし、俺が熱で倒れ、結局そのまま寝てしまったということか。
俺はベッドに戻り、 泉の赤い痕のついている場所を触っていった。 「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ?」 泉が起きて、目を見開いた。 「ちょっ!?亮輔・・・・・・・・っ?」
「あ、おはよう泉」 「おはよう・・・で、何してんの?」 「いや・・・昨日俺がつけた痕が気になってさ・・・」
「!・・・・・・・・・」
俺がそう言うと、泉は顔を林檎みたいに真っ赤にさせた。 「?どうしたんだよ」 「だって!亮輔が昨日のこと思い出させるから・・・」
泉の照れている顔を見ていると、 俺も無意味に照れてしまった。 「アホ!俺まで・・・・・・・・・・・・・・・っ」 そこまで言うと泉を自分の胸に引き寄せた。 「わっ・・・・・」 泉を自分の胸に押しつけて、 自分の照れている顔を泉に見せないようにした。
「ちょっと亮輔苦しい・・・・・・・・・・・・んっ!・・・」
俺はいきなり抱きしめるのをやめ、 泉の唇と自分の唇を無理矢理重ね合わせた。
「んん・・・・・っ、ぁ・・・・・・・・・んっ・・・っ」 「ぷは・・・・・っ」
しばらくして口を離した。 泉は変わらず赤い顔のまま、俺の胸を叩いた。 「馬鹿!何でいきなりキスするのさぁっ!」 「んー?おはようのチューですけどそれが何か?」 「もぉ・・・・・・・・」
泉はそこで押し黙って、 そして突然、俺に軽いキスをした。 唇と唇が軽く触れるくらいの空気みたいなキス。
「!」
いきなりの自体に固まってしまった俺。 泉はしてやったりという顔で俺に言った。
「仕返しだもんねー♪」 「!!」
そこで逆に俺の顔が林檎に負けないくらいの赤い顔を作ってしまった。
- 71 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/22(土) 10:38:06 HOST:actkyo132197.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- いやぁmmmmラブAってイイデスЙё(遠い目
早く続きが気になります!!咲夜サンのレスがあがるよぅにァゲ☆ミ
- 72 :咲夜:07/22(土) 17:25:25 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
更新をチマチマとしかしない咲夜にいつもあげしてくれてありがとうございます! 今日は出来るだけたくさん更新したいと思ってます。
- 73 :咲夜:07/22(土) 17:32:33 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「あはは、真っ赤だぁ」
そう言って無邪気に微笑む泉を押し倒したくなったのは俺の頭がおかしいのか? 俺は、泉の腕を掴み、動けないようにした。 「りょう・・すけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「そんな無防備な姿してっと俺みたいなやつに襲われっぞ」 「僕のどこが無防備なのさ?」 泉が怪訝そうな顔で聞いてくる。 答えは一つ。
全て。
泉の存在が全て無防備なのだ。 シャツも羽織っていない上半身。 俺に何一つ疑いをもたない純粋な表情。 本当に俺以外の男に襲われたらどうすんだよ・・・
俺は改めて泉にキスをした。 優しいキス。
不思議だ。
体温が
お互いの体温が解け合うと 伝わると 自然と安らげる。 安心できる。
泉の髪の良い匂いが淡く鼻に香ってくる。 目の前にこんな狼みたいな、 今にも理性の壁を壊しそうな男がいるっていうのに。 何でそんな安心しきったような顔すんだよ?
「んっ・・・・・・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・っ」
俺達はそっと口を離した。 そんなに激しいキスはしていないから、 息もそんなに荒くない。
「なぁ、お前俺のこと怖くねぇの?」
「何で?」
「何でってお前・・・いつ俺に襲われるか分かんねーんだぞ?」 「亮輔ならいいよ」 「え?」
「亮輔になら、何されたっていい」
ボンッと、 俺の頭の中の思考回路が切れた。
眩しい。
純粋すぎる。 俺は、言葉に形容しがたい気持ちがふつふつと心の底から沸き上がって、 今にも溢れ出そうだった。
- 74 :咲夜:07/22(土) 17:40:33 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- 「亮輔?」
押し黙っている俺に、泉が声をかける。 次の瞬間には、理性の壁だとか、そういうものはどうでも良くなった。 ベッドの上に、泉を押し倒した。
「わっ」
いきなりのことにビックリしたのか、 泉は軽く悲鳴をあげた。 でもすぐに状況を察知し、全身の力を抜いた。
「いいのか?」
「いいよ。さっきも言ったじゃん。亮輔になら何されてもいいよって」 「泉・・・・・・・・・・・・・」
俺達は再三、唇を重ねた。 さっきの優しいキスとは違う、激しいキス。
「んぁっ・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・っ」
唾液が顎をつたい、首の後ろに垂れていく。 そんなことはお構いなしに、どんどん舌を絡ませ合う。 息をするのが辛い。 でも、唇を離したくない。 荒い息づかいの中で、必死に泉の名を呼んだ。
「いず・・みっ・・・・・ハァッ・・・・・・・っ」 「りょ・・・・・・すけ・・・・・ぁ・・っん」
俺の手は自然と泉の小さな突起にかかっていた。 その小さな突起を軽くつまむ。 「んぁっ・・・・・・・あぁ・・っ、あ・・・っ」 泉の甘い声が天井に反射して返ってきて。 背筋がゾクゾクした。
唇をそっと離し、 片方の突起に舌をつける。
「んん・・・・・・・・・・あっ・・・んぁっ・・ん・・」
ザラザラとした舌の感触が泉の突起を刺激しているのか、 泉の突起がどんどん硬く勃ってくる。
俺はそっと下に手を移動させた。
- 75 :咲夜:07/22(土) 18:56:43 HOST:softbank219212184015.bbtec.net
- ちょっとご飯食べてきまぁーすっ
- 76 :柑☆+゜:07/22(土) 21:50:08 HOST:60-56-200-57.eonet.ne.jp
- 初ァゲ♂でフ0−Pq'v`◆)+:。*
亮輔カッコィ−!!ャヴァぃンです`(*´艸`) ゥチも襲ゎれたぃな−(!人'A゚)⌒★*死*
- 77 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/22(土) 22:22:15 HOST:actkyo058200.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ァゲ☆ミ
とぅとぅなんか今思考回路ぶっつんしてます(ワラ もぅ腐女子であることを誇りに思ってる。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。デス♪引くなら引いてサイッッってくらい壊れてます(ワラ 更新頑張ってサイッッ
- 78 :咲夜:07/24(月) 18:18:16 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 柑☆+゜さん
お、初あげですかぁ!ありがとうございますっw 亮輔は男前にしようと頑張ってます☆ お、襲われたいですか・・・?襲っちゃいますよ?(ぇ)
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
あーぷっつんしちゃいましたか? 婦女子!!じゃない腐女子・・・自分もですよっ!! はーい更新頑張りますw
- 79 :☆龍之介☆ (crj5rcA1jk):07/29(土) 08:39:07 HOST:ser356609004212492
- 初です(●^曲^)v
主サン頑張れー!!!
- 80 :咲夜:07/31(月) 13:07:38 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- ☆龍之介☆さん
あげどうもですーw 頑張りますっ!
それと、長い間放置(?)っぽくなっててすいませんでした。(謝)
- 81 :咲夜:07/31(月) 13:15:37 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 下のほうへ手をのばすと、もう泉のそこはテントみたいに張っていて、
泉は少し苦しそうな表情を浮かべていた。 「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は一回泉の名前を呼び、そっと泉のモノに触れた。 「んっ!!・・・・・・・・・・・」 びくんと泉が仰け反って。 ものすごく、感じていることが分かった。
そのことがなんだか嬉しくて。
先走りの蜜をペロリと舐め取った。
「んん・・っ、あぁ・・・・・・・っんぁっ!・・・・・・っ」
泉のモノに合わせ、舌を這わせる。 唾液を絡ませ、舌の先で犯す。 泉は荒い息で尚も色っぽい声を出し続ける。
「も・・・ダメ・・・・っ・・あああっ・・・・んっ・・・・」
泉が俺の口内に射精して、そのままぐったりと肩の力を抜いた。 俺はごくんと精子を全部飲み込み、泉の頬を撫でた。
「の・・・飲んだ・・・の?」
泉が、少し眉をひそめて聞く。 「おう。それが何か?」 「ま、不味いんじゃないのっ!?」 「別に・・・まぁ、美味しいとは言えないけど」
「体に悪いよ絶対!!」 「いーんだって」
「うー・・・」
泉はまだ少し荒い息で、何故か納得のいかない表情を浮かべる。 「どうした、泉?」 「なんか、僕ばっかりやられてる気がするんだけど・・・」
「ははっ、いーじゃんか別に」
「だってー!亮輔意地悪なんだもんっ!!」
泉は枕でばふばふと俺の胸板を叩く。 「しょーがねぇだろ、お前見てっとからかいたくなんだよ」 「もーっ・・・・・・・・・・」
俺は、少し膨れた泉に、優しい口づけをした。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・亮輔・・・・・・っ」
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
好きだ。
泉のことが好きだ。
狂おしいほどに。
- 82 :咲夜:07/31(月) 13:24:05 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 早く
繋がりたい。
その一心で俺は泉を犯した。
別に、一つになって泉の存在を確かめたかったワケじゃない。 違うんだ。 別れのときは迫っている。
それを知らなかったんだ俺は。
でも、知らなかったからこそ、気持ちだけが急いていたのかもしれない。 本能では、分かってたんだ。 別れがもうすぐそこの目の前まで来ていることが。
だから、一緒にいれるときを存分に味わって、 狂ってると思われてもいい。 泉と一緒に過ごすことが出来るなら。
何故、気付かなかった?
毎週土曜日の8時から、泉はいつも出掛けていたことに。
何故、気付かなかった?
泉がいつも体育を休んでいたことに。
何故、気付かなかった?
時々、泉が苦しそうに心臓の部分を押さえていることに。
何故、気付かなかった?
泉の引き出しの3段目に病院でもらった薬が入っていることに。
何故、気付かなかった?
泉は小さくて、華奢で、どうしようもないくらい弱いことに。
否、気付かなかったワケじゃない。
全部、気付いていた。知っていた。
現実に目を向けられるほど大人じゃなかっただけなんだ。
この最悪の現実に目を向けることが出来る人が大人というならば、
俺は一生ガキでいい。子供でいい。 そう思った。
- 83 :咲夜:07/31(月) 13:27:24 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「んぁああっ・・・・・・ハァハァ・・・っ、あっ・・んぁ・・っ」
今日、俺達はやってしまった。
やってしまったというより、俺が犯したのほうが正しいのだろうけど。
神様、どうすればこの現実を変えられることができるのですか?
0・1%でもいい。
ほんの、少しでも可能性があるのなら。 俺はどんなことでもするだろう。
悪あがきだって、
格好悪いって、
馬鹿みたいって。
なんとでも言え。
俺は泉と離れたくない。
ずっとずっと、傍にいたいんだ。
その叶うはずもない願いは星になって弾けてしまうのだけれど。
- 84 :咲夜:07/31(月) 13:34:17 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 流れ星に願いごとを三回唱えれば本当に叶うのですか?
もしそれが本当なら、流れ星を手当たり次第に探して、 何が何でも願いごとを三回唱えるだろう。 毎日、毎日やるよ。
唱えるよ。願い事。
その願い事はあとになって変わるんだけど。
とりあえず、今の願いごと。
『ずっと、泉と一緒にいさせてください』
叶うハズもない願い。 流れ星は出ない。
変わりに俺の頬から伝う涙が満月の光で反射して輝く。
流れ星のように。
俺の横で安らかな寝息をたてる泉を起こさないよう、 着替えを持って風呂場へ行った。
ザーッ
と、シャワーの水音が耳につく。 悪い音ではない。 これなら、心の声はきこえない。
ベッドに入ると聞こえてくる、自分自身を呪う憎悪の声。 断末魔の叫び。 汚い罵り。
今更足掻いたって無駄なことなのに。
それでも、聞こえてくる。 耳を塞ぎ、嗚咽を漏らす。
「っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぅ・・・っ」
こみ上げてくる吐き気と頭痛。 実際には吐かないけど、吐けない苦しさ。 鈍器で殴られたような後頭部の痛み。
- 85 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:07/31(月) 15:18:51 HOST:actkyo089064.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- ァゲ☆ミ
更新楽しみにしてましたぁmmmm なんかこの後号泣しそうな。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。デス(ワラ p(○´∀`)q ガンバッテくださぃ♪ 応援してます!!
- 86 :咲夜:08/02(水) 13:34:03 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
更新楽しみにしてくれていたなんて・・・! それじゃあ頑張りますよw まぁ、まだ終わりは遠いのですが、感動することが出来る小説を作りたいです。
- 87 :咲夜:08/02(水) 13:45:23 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- シトシト
シトシト
と、いつまでも降り続く雨。
あの日から、数週間。 何事もなかったかのように、日にちが過ぎた。 季節は梅雨。 毎日降り続く雨に皆、うんざりしている。 テンションが下がるやらなんとやら。
俺は生徒会室で黒板の字を見て思わず呟いた。
「・・・体育・・・・・祭?」
「そ、体育祭♪」 頭上から降ってきた声は低いけどテンションは高い。 「た、高田先輩?」
3年生で、副会長の高田 竜先輩。 野球部のキャプテンで、エースピッチャー。 短髪にユニフォームが似合うさわやかな先輩だ。
「もうこの時期から練習を始めないと9月に間に合わないからな」 「体育祭自体は9月にあるんですか?」 「ああ、だから早めに準備をして、本格的なやつにするってワケ」
「へぇー・・・」
俺はそこで隣でうつぶせになって眠りこけている泉をチラッと見た。 体育祭・・・か。 泉は授業でも体育はいつも休んでいる。 先生も暗黙の了解で見守っている。 よく・・・分からない。
体育祭ぐらいは出るよな。
「泉、起きろ。いずみーっ」 「ん?・・・・・・・・・・・・っ」
肩を揺らすと、泉が微かに声を出して、目をうっすらと開けた。
- 88 :咲夜:08/02(水) 13:53:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「な・・・に?りょーすけ・・・・・・・・・・」
「何じゃねぇよ。これから体育祭の話し合い」 「あ、そう・・・」
泉は目を擦って、椅子に座り直した。
俺はまだ一年だから、副会長の高田先輩に仕切ってもらうことにした。 高田先輩が一つ咳払いをして、言った。 「えー、これから生徒会本部の体育祭についての話し合いを始めます」 高田先輩の低い声が、生徒会室に響く。
「まぁ・・・今年も打倒に学年対抗でいいだろうな」
「学年対抗?」 「ああ。うちはいつもそうなんだ」 「そうなんですかぁ・・・」
学年対抗か。 じゃあ、3年が勝つ可能性が高いかな。
「で、応援団についてだが、生徒会は全員参加だからな」 「え」
そこで泉が声をあげた。
「あ、そうか。廣谷は遠慮しとけ」 「はい・・・すいません」 「泉どうしたんだ?」 「えーと・・・まぁ、部屋に戻ってから話すよ」 「そう・・か」
「で、続きだが。今年特攻服着るからな」 「カッコイイっスねー」 「まぁ、これも伝統の一つだし、ある意味でのメインなんだよ」 「へえー!」
知らなかった。 なんか、楽しみだな。体育祭。
泉の顔が曇っていることにも気付かない程、 俺は体育祭のことで頭が一杯だった。
「はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
泉の溜息は、他の生徒会のメンバーの話し声で掻き消された。
- 89 :咲夜:08/02(水) 14:00:20 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- がちゃっと、部屋のドアを開けた。
話し合いのあと、亮輔は先生に呼ばれ職員室へ行った。 僕は一人で、ベッドに寝転がってただボーッとしていた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
ふと、引き出しの3段目から封筒を取り出した。
病院でもらった薬。 1日2錠。 未だに錠剤を飲むのは慣れない。 喉に異物感があるから。
ねぇ、亮輔。
僕、運動出来ないんだ。
そう言うと、多分亮輔は笑ってこう言うだろう。 「何?激しい運動音痴なの?」
違うよ。そう言う意味じゃない。
運動したらいけないって意味。
何でかって?
僕ね、心臓病なんだ。
- 90 :咲夜:08/02(水) 14:04:50 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「高校へは進学しないほうがいいでしょう。」
そう、お医者さんに言われた。 でも、僕は高校進学を希望した。
だって、高校に行かなかったらすぐに自分が息絶えてしまいそうな気がして。
「無事に卒業できる可能性が10%満たないです」
それでも僕は笑顔で言った。 「それでもいいです。少しでも、思い出を作りたいんです」 そう言ったら、両親も賛成してくれた。
只一人、葵が泣いていた。
そこで少し胸は痛んだけど、僕は今高校に進学したことを後悔はしていない。
多分、高校を卒業することはできないだろう。 永遠に。 僕の体は短くて半年から一年、もって二年ぐらいらしい。 死ぬことは怖くない。
でも、
もう亮輔に会うことが出来ないと思うと。
ものすごく、怖い。 怖い。 怖い。
神様、僕はどうすればいいのですか?
怖い。
亮輔・・・・・・・・・・・・・
- 91 :鞠子:08/02(水) 15:36:57 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
- 初アゲ(ノ*´∀`)ノ☆ヲォォォォゥ゚+・。*♪
めっさたのしいっすっっ やばい、BLファンになりそう・・・ っていうか、この小説のファンにたった今なりました!!(ワラ 切なすぎますよぉぉ神様じゃなくて主さんがひどいです(何 最新待ってます!!頑張ってね (О>艸<О)゚,+。BYE゚・+。* P.S 図々しいですが名前覚えさい!
- 92 :咲夜:08/02(水) 17:23:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鞠子さん
初あげどうもありがとうございますっ! いやーファンになっても得することは一つもございませんが(苦) えええっ、咲夜がひどいんですか!?ぎゃー 出来れば更新しますねー
名前覚えるのは構いませんが・・・「まりこ」でいいんですか? 読み方・・・
- 93 :咲夜:08/02(水) 18:14:28 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 泉と廊下を歩いていると、先生に呼ばれた。
「何ですか・・・?先生」 「実は・・・廣谷のことなんだが」 「え?泉のことですか?」 「ああ・・・」 先生は何だか苦そうな顔をして、目を伏せた。
「どうしたんですか・・・?」
「廣谷の病気のことについて、本人から何も聞いてないか?」
「え?」
病気?泉が? はは、そんなまさか。
「聞いて・・・ないんだな・・・・・・・・・・・・・・・?」 「え、ええ何も・・・でも病気って・・・」
「まぁその病気のことは本人から聞いといてくれ。」
「え?何ですか?」
何でそこで勿体ぶるんだ? 俺は怪訝そうな顔をしたが、先生の表情は至って真剣だ。 職員室を出て、早歩きで部屋へ向かった。
がちゃ・・・
「泉・・・・・・・・・・・・・・?」
部屋に入るなり、泉の名を呼んだ。 しかし、返事がない。 「泉?寝てんのか?泉・・・・・・・・・・」
ベッドに寝転がっている泉を発見し、 俺もベッドの端に腰掛けた。
「ん?」
泉の頬に、涙の跡があるのを見つけた。
「泣いた・・・・・・あと・・・・・・・・・・・・・・・?」
そして俺はふと、泉の手中にある封筒を見た。
「!」
- 94 :咲夜:08/02(水) 18:18:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「まさか・・・・・・・・・・・コレ・・・・・・・・・」
手が、震えた。 きっと、声も震えていたことだろう。
冷や汗が、背中を伝う。
「心臓病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
封筒の、病名を書く欄にはそう書いてある。 中を見ると、白く小さな楕円の錠剤。 「嘘だろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
ただ、放心していた。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
泉が、目を覚ました。
「!」
泉が、俺が泉の薬を握っているのを発見し、 目を見開いた。 「りょ・・・・・・・・・・ソレ・・・見たの!?」 「あ、ああ・・・部屋に戻ったらお前が寝てて・・・手に握ってたから何かと思って・・・」
「知っちゃった・・・・・・・・・・・んだ・・・・・・・・・・?」
「ああ・・・・・・・・・・・・・・」
受け止めるには、あまりにも重い現実。
- 95 :咲夜:08/02(水) 18:26:41 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「で、でも大丈夫!お医者さんには50まで生きれるって言われてるから!運動は出来ないだけで・・・っ」
泉が、慌ててまくし立てた。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ゴメン・・・黙ってて」 「別に・・・でも、他の人は知ってたんだ?」 「亮輔だけには・・・言えなかったんだ」
「何で?普通俺に言うべきじゃないのか?」
「だって言ったら亮輔が僕から離れちゃうかと思って・・・」
「馬鹿野郎!!!!」
俺は反射的にギュッと、強く強く強く泉を抱きしめた。 華奢で細い泉が折れそうなぐらい強く。
「りょ・・・すけ・・・・・・・・・・・・っ」
泉の頭に自分の涙が零れることも構わず、 泉の涙で俺のシャツの胸元が濡れることも構わず、 強く強く抱きしめた。
風船みたいなやつだから。
強い風でどこに飛ばされるか分からないやつだから。
俺がしっかり抱きしめとかなきゃな。
「病気がなんだ!!・・・泉は泉だ。俺の大好きな泉だ」
泉が、声をあげて泣く。 俺はつられまいと嗚咽と呼吸だけをゆっくりと吐き出す。
- 96 :咲夜:08/02(水) 18:33:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「何だよ馬鹿泉。お前は俺のことそんなやつだと思ってたのかよ?」
「そういうワケじゃ・・・・・・っ」
「俺は、泉の全部が好きなんだ。性別だって、病気だって、何も関係ない。好きになっちまったんだから、しょうがねえよ」
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
視界が霞む。 涙が、溢れて止まらない。 涙と同時に、泉への想いが溢れ出す。
「泉のこと好きんなった俺の負けなんだよ」
「亮輔・・・・亮輔・・・・・・・・・っうっ・・・・・」
泉が力一杯俺を抱きしめ返してきて。 俺は涙を拭うことも忘れ、泉の頭を撫でた。
フワフワの、くせのある天然の茶髪。
ふわりと漂ってくる良い匂い。
これがいつかは消えるんだ。
そう思うと、果てしない恐ろしさが襲ってきて。
- 97 :咲夜:08/02(水) 20:58:02 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 白い肌も
フワフワの茶色のくせっ毛も
不思議な色した大きな瞳も
細い腕も
淡い桃色の唇も
少し高い澄んだ声も
いつも俺の目の前にあった優しい笑顔も
全部全部 消えるのか?
鳥肌が、治まらない。 嫌だ。 嫌だ。 嫌だ。
泉が、死んでしまうかもしれないなんて。
泉が寝静まったあと、静かに窓を開けた。 顔を上げて夜空を見ると、そこにはビーズを散りばめたような綺麗な満天の星空。 ポロッと、涙が零れて。
流れ星を探した。
『せめてでも、泉と一緒にこの高校を卒業させてください』
願いは変わった。
- 98 :☆龍之介☆ (crj5rcA1jk):08/02(水) 23:09:02 HOST:ser356609004212492
- (PД`q゜*)゜。ウワーン!!!
なんとまぁ悲しい展開で……。 でも応援してますよ♪
- 99 :咲夜:08/03(木) 07:20:06 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- ☆龍之介☆さん
悲しい展開・・・ですかね? 結構シリアスなものにしようとは思ってますよw 応援ありがとうございます! 更新はまたあとでしますねー
- 100 :咲夜:08/03(木) 07:20:54 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 100ゲット?しとこう。
今ラスト考えてるところですー でもまだだけどね(汗)
- 101 :咲夜:08/03(木) 07:39:08 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- パンパンパンパンパン!!!
軽快な銃声が空と校庭と自分の頭に響き、 体育祭が始まった。 行進のあとで100M走、200M走、800M走がある。 その次に学年対抗で応援合戦があって、 そしてそのあとの締めが生徒会による応援団。
多分、コレが一番盛り上がるんじゃないかと思う。
でも、心の底からどうしても盛り上がらない人が二人。 俺と泉だ。
何週間か前に、泉が心臓病であることを知り、 俺は幾分かショックをうけた。 泉が病気のことを俺に黙っていたからではない。 泉がそう遠くない未来に死んでしまうかもということを知ってしまったから。
泉は、医者には50歳くらいまで生きれるって言われたと言っていたが、アレは多分嘘だ。
泉のつく嘘なんか、すぐ見抜ける。
多分、この高校を卒業するまで生きれるかどうか・・・ってとこだろ。 それを考えただけで胸が苦しいというのに、 あの泉の無理矢理な作り笑いを見せられたら、たまったもんじゃない。
俺は行進の途中で、1年生の座る場所で一人座ってボーッとしている泉を見た。
少し、悲しそうな瞳。
あの日から、ああいう瞳をするようになった。
俺と喋っているとき急にとか。 空を眺めているときとか。
もう、泉のそんな瞳は見たくない。
前までのあの不思議な瞳の色の底で輝いていた光は鈍い光へと変わっている。
何かがどこかで少し違えば。
こんなことにはならなかったのか?
- 102 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/03(木) 08:04:55 HOST:actkyo120196.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- すごいたくさん更新されてますЙёッッ
かなりァゲ損ねた。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。デスc(涙'Д`.)v すごい切ないデスЙё。゚.o。(ノU≦泣)。o.゚。 もう涙が止まりませんッッァゲ松☆ミ更新頑張ってサイッッ
- 103 :咲夜:08/03(木) 08:52:45 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
まぁ、なかなか更新頑張りましたよw いやいや!泣くのはまだ早いですよ。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。☆さん! これからですこれから。 っつってもまだラストはちょっと遠いです。
- 104 :咲夜:08/03(木) 09:01:49 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- パシャッ
200M走でぶっちきり1位だった亮輔。 ゴールテープを切った瞬間の、最高にカッコイイ亮輔を写真に撮った。
僕が写真を撮ったあと、亮輔は僕に気付き、真っ先にピースをしてくれた。
騒がしいから声は届かない。 でも、口パクだけでも会話は出来る。 僕は、そっと口を動かした。 『おめでとう』
すると亮輔はそれを読みとったのか、少し照れた顔で返した。 『今日は泉の分まで頑張るからな』 ドキドキと、心臓の鼓動が速くなる。
僕は、インスタントカメラを握りしめたまま、 亮輔に笑顔を返した。
しばらく、亮輔の出番はない。
だから、亮輔が僕のいる応援席まで戻ってきた。 「よっ、泉。さっきはよくも写真撮ってくれたなー!」 「だって亮輔カッコ良かったんだもんー」
「・・・このカメラももうそろそろ終わるな・・・」
「・・・そうだね。夏休みから使ってるけどね」
カメラの残りのフィルムが5枚ほどになっている。
このカメラは、僕が夏休みに入ってから買ったもの。 カメラの中には、亮輔と二人で行った夏祭りの写真とか、 葵も混ぜてスイカ割りをしたときの写真とか、 沢山沢山、亮輔との思い出が詰まっている。
何で、あのとき僕は嘘をついてしまったのだろう?
50歳くらいまで生きられるハズがないのに。 僕は、きっと2年生になる前に死ぬだろう。
何故だろう。
そんな気がするんだ。
元々、いつ死んでもおかしくない状態。 いつ、発作が起きるか分からないんだ。
でも、死ぬ覚悟は出来ている。
だから、亮輔との思い出を作っているんだ。
・・・なんて言ったら、亮輔に怒られるかな。
- 105 :咲夜:08/03(木) 12:38:22 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 笑ってる亮輔
怒ってる亮輔
寝てる亮輔
勉強してる亮輔
サッカーしてる亮輔
全部全部、僕の大好きな亮輔。 亮輔の全部が、このカメラに収まってるんだ。
甚平を着ている亮輔も、 水着姿の亮輔も、 生徒会の応援で来ている特攻服姿の亮輔も、
全部全部、詰まっている。
「泉、ツーショット撮ろうぜ」
「うんっ!」
新しい、思い出を刻む。
ねぇ、亮輔。楽しかったね、夏祭り。
僕達葵にもらったお揃いの甚平来て大はしゃぎして。 寮の門限破って、先生に2時間怒られたよね。
それは、2週間前の夏休みまっただ中のお話。
- 106 :咲夜:08/03(木) 12:44:44 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「・・・コレ、どうやって着るの?」
「ああ、これは・・・・・」
甚平が上手く着れない僕に、上手に着付けてくれた亮輔。 何故か、大人っぽく見えた。
「早くいこー!!」 「泉お前・・・はしゃぎすぎっ」 「あ、そうだ!」 「?」
カメラを取り出して、パシャッと亮輔の甚平姿を撮る。
「おまっ・・・!撮ったな!お前も撮るぞ!!」
亮輔が、僕からカメラを奪って僕の甚平姿を撮る。 「やべ。ぶれたかも」 「いーよ別にっ」 亮輔が撮ってくれたから。
「林檎飴買ってぇー」
「そんなもん食いてぇのか?しょうがねぇなぁ」 少し、甘えて言ってみた。 亮輔は、颯爽と林檎飴を買ってきてくれた。
「ホラよ」
「あ・・・ありがと」
林檎飴を受け取り、一口かじる。
しゃりっ
そういう音がして、外側の赤い雨が砕かれた。 中の、新鮮な林檎がしゃきしゃきしてて美味しい。
「美味いか?」 「うんっ!」
僕は、一口いーよと言って亮輔に林檎飴を差し出した。 「や・・・甘いもんは・・・」 少し苦い顔をしてそう言った。 あ、そうだった。と、思い出して手をひっこめる。
でも、亮輔に手を取られて。
「でも記念だから一口」
「え」
しゃりっ
控えめにかじって、そのあと照れくさそうに手を離した。
遠くで花火がドーンとあがった。
- 107 :咲夜:08/03(木) 12:53:59 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「花火!?」
「行こうぜっ」
海岸沿いで行われている花火。 僕達は小走りでそこへ向かった。僕の心臓に支障がないようにね。
海岸沿いで見た花火は綺麗だった。
花火の輝きが海に散って。 ずっとずっと眺めていたかった。 「綺麗だな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「うん・・・・・・・・・・・・」 亮輔の言葉に反応して、亮輔の顔を見上げる。
花火に照らされたいつもより少し哀愁のある笑顔は、切なかった。
亮輔の方が・・・・・・・・・・・・・・・
と、言いかけて呑み込んだ。 いいんだ。僕の瞳の中に映っていれば。
言葉なんかいらない。
こうして、お互いの体温を確かめ合っているだけでいいんだ。
亮輔の手は温かい。
僕よりずっとずっと大きな手。 ちょっとゴツゴツしてて。でも、すごく優しい手で。 亮輔らしい手だと思った。
さりげなく、手を握る力を強くすると、 それに応えるかのように亮輔も握り返してくる。
それが、嬉しかった。
最後の特大花火が終わって、空が漆黒の夜空へと戻った。
「わぁ・・・・・・・・・・・・・・・・」
花火で気付かなかったけど、星が沢山出ている。 綺麗だ。と、思った。 まるで宝石を並べてあるような夜空。
「あ、流れ星」
亮輔が、指を差して言った。 「え?」 僕には、見えなかったけど、亮輔は目をつぶって何かを囁いていた。 その言葉は聞き取れなかったえけど、真剣な顔だった。 まるで命をかけてでもその願いを叶えようとしているような。 そんな、真剣な顔。
亮輔は、目を開けると、言った。
「そろそろ、帰るか」
「・・・そうだね・・・・・・・・・・・・」
そのあと、先生の説教を2時間も聞くはめになるけど。
- 108 :咲夜:08/03(木) 13:00:39 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 俺の隣で、嬉しそうに空を見つめる泉がいる。
「泉?泉?」 「え?あ、ゴメンボーッとしてた(思い出に浸っていた)」
「まーた・・・プール行きてぇな・・・」 「そうだね!もう季節違うけどね(汗)」 「来年・・・・・」
「え?」
「来年、また行こうぜ。絶対」
「うん。絶対」
まさか、この願いが叶わないとは思わなかった。
3週間前の夏休みに入りたての頃。
「暑い暑い暑い暑い暑い(エンドレスリピート)」 「はいそこまでー!」
いつまでも暑いと連呼する俺に、かき氷を作って差し出してきた泉。 「サンキュ」 「ハワイアンブルーで良かったんだよね?」 「ああ。泉はやっぱ苺なんだな」 「うんっ!」
しゃくしゃくと、かき氷を食べる。
「うめー」 「冷たいねっ」
「なぁ、プール行かねぇ?」
「で、でも僕泳げない・・・・・・・・・」
言ってから、しまった。と思った。 そっか。そうだった。泉は運動をしたらいけないんだった。
「じゃ、泳がない。浸かるだけ。涼みに行こうぜ」 「泳がないの?」 「だって・・・お前置いて一人だけ泳ぐのはちょっと・・・」 「いいのに」
「いーの!お前も水に浸かるぐらいならいんだろ?」
「それは構わないけどさ」
「じゃ、決まり。行こうぜ」
「もー・・・分かったよ」
そう言って仕方ないなぁと笑う泉が、 なんだか弱々しく見えた。 暑さで弱っているだけなのか。
それとも、死期が近いからなのか。
分からないけど。
- 109 :鞠子:08/03(木) 13:10:43 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
きゃーー最新されてる!!(ノ*´∀`)ノ☆ヲォォォォゥ゚+・。*♪ 今日はHappy dayですな♪ もちまりこでいいです! んもぉ切なすぎです!やばいです!泣きますよ?(ェ 頑張ってねぇ!!
- 110 :咲夜:08/03(木) 13:26:45 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鞠子さん
うおう!なんか凝ったあげ嬉しいですねw 切ないですかぁぁぁ!!良かったです。 これからラスト書きたいんですけど、今日の更新はここまでです。 これから美容院いくんで・・・ また明日更新しますよ!時間があれば今日の夜でも・・・
- 111 :咲夜:08/04(金) 10:55:35 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 俺の隣で水着に着替える泉。
俺はドギマギしながら仕上げにゴーグルをつけた。 「泉、終わった?」 「ん。行こっ」
プールには、結構な人がいた。 っつっても俺達みたいな高校生はいなくて、子供ばっかりだったけど。 俺は、泉が女と接触しないように(女性恐怖症だから)泉をガードしながら歩いた。
「・・・そこまでガードしなくても大丈夫だけど・・・」
泉が、少し照れて言った。 「いや・・・念には念を。な?」 「まぁ・・・・・・・・・・・・・・・ありがと・・・」
それに、女が泉に惚れたら困る。俺がな。
パチャパチャと、足だけ水につけて涼んだ。 水のかけあいっこもしたし、泉のカメラで写真も撮った。
太陽が、眩しかった。
灼熱の太陽が俺達を照らす。 まるで、この世に俺と泉しかいないみたいで。
音も、色も、消えた。
見えるのは、泉だけ。
そんな1日だった。
- 112 :咲夜:08/04(金) 13:31:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「今思えば・・・ゴーグルつける必要なかったなぁ・・・」
「え?」
「あ、ゴメン何でもない(思い出に浸ってました)」 ふと口に出してしまった言葉に反応する泉に、 慌てて弁解する俺。
そういや、体育祭の途中だった。
『次の種目は三色対抗リレーです。選手の方は至急・・・』
「あ、やべっ!俺選手だったっ」 「いってらっしゃーい」
慌てて走っていこうとする俺に、笑顔で手を振った泉。
「位置について」
「よーい」
パンッ
銃声が鳴り響き、第一走者がスタートする。 俺達1年生は赤、2年生は白、3年生は緑のはちまきをしている。 俺はアンカー。 赤い襷をかけて、準備をしている。
第一走者は2着で次走者へ。 次走者は白いはちまきをしたやつに抜かれ最後尾に。
「頑張れ!!赤頑張れーっ!」
生徒の、1年生を応援する声。 俺も、声を張り上げて応援した。
そして、最後尾のまま俺の手にバトンが渡る。
「頑張れ古賀!差ぁ縮まってるぞー!!!」
先生の声が、聞こえた。
差は・・・あと少し。
今、2年生を追い越した。 「古賀ー!!頑張れ古賀ー!!!」 友達の、声がした。
3年生との差は、あと少し。
でも、きつい。 3年生のアンカーは高田先輩だった。 速い、高田先輩。
「亮輔ーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
泉の、声がした。
バトンを握る力が強くなった。
ギュッと。
「うしっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺は、ラストスパートをかけた。
- 113 :咲夜:08/04(金) 13:37:26 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- うおーっ!!
俺が逆転してゴールテープを切った瞬間、 男子生徒の低い雄叫びが聞こえた。(男子校だしな。)
俺は赤い襷を取って、宙にあげた。
「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
俺はそのまま、泉の元へ全力疾走した。
息は、荒い。 でも、苦しくない。
今、お前んとこ行くからな。
俺が走って応援席まで行くと、 泉が歩いてそこまで出てきてくれていた。 最高の笑顔で、俺を出迎えてくれた。
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!!」
俺は駆けつけ1番に泉の頭を撫でくり回した。
「わっわっ・・・・・・!?」
「お前の声、ちゃんと聞こえたぞ。」
「亮輔・・・・・・・」 「ありがとな。お前のおかげで高田先輩抜けた」 「違うよ。亮輔が頑張ったからだよ。」
「へへ・・・・・・」
「偉い偉い」
泉は椅子に乗って、俺の頭を撫でた。
「ばっ!俺は子供かよUu」
「何さ、亮輔だってよくするじゃんかー」 「お前は特別なの」
「僕だって特別だもんねー!」
そうやって、いつまでもはしゃげていたら良かった。
いつまでも、いつまでも・・・・・・・・
- 114 :鞠子:08/04(金) 13:59:30 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
ィェ━ヽ(*゚Д゚)人(*゚Д゚*)人(*゚Д゚*)人(*゚Д゚*)人(゚Д゚*)ノ━ィ 最新されてる!やった♪♪ もう泉可愛すぎですよぉ☆★ 文章力ってすごいっすね!!めちゃくちゃその場面が浮かんでくる!!主さんすげぇよ゙ヽ(*`・∀・)ノ゙ 続き気になる!!1位かな?? んじゃまた来ますネ(О>艸<О)゚,+。BYE゚・+。*
ちょっとウザくてスマソ(汗
- 115 :咲枝:08/04(金) 16:39:02 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- おもしろすぎマスッッ!!
なンか今まで読んだ、どのBL小説より最高デスッッ!!
途中、意外な展開に「えェッッ!!」って感じでしたぁ!! これから、もっとすごい展開になりそうですねェ!! 更新楽しみにしてますねェ!!
ってか、コノ話、本として出版して欲しいくらいデスッッ!!
- 116 :咲夜:08/04(金) 18:08:06 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鞠子さん
まぁ・・・泉は可愛く可愛く!と思って作ってますけどねw いぁいぁ、咲夜は文才ないですよ!全然凄くないですよっ! いやーうざくなんかないです! 鞠子さんからたくさん更新パワーもらってます(笑)
咲枝さん
うわうわー!なんか凄く褒められてる気が・・・!(嬉) 最高だなんて・・・!勿体ないですよー これからの展開に期待してくださいw ええっ!!本ですか!?出来るもんならしてください(笑) てゆーのは嘘です。
- 117 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/04(金) 20:57:21 HOST:actkyo106074.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- すごいたくさん更新されてる!!
かなりァゲ損ねた。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。デスc(涙'Д`.)v 泉ゎやっぱりもうすぐで。。。。゚.o。(ノU≦泣)。o.゚。 この思い出に浸ってるカンジがイイです(体育祭ゎ違う`o 更新楽しみにしてますp(○´∀`)q ガンバッテくださぃ♪
- 118 :咲夜:08/05(土) 15:11:30 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「ねぇねぇ、あのカッコイイ人誰ぇ!?」
「生徒会長らしいよ!1年だってさ!」 「嘘ーっ!名前は?」
「確か・・・古賀亮輔くんだったはず・・・・・・・」
「あとで声かけちゃおうよっ!」 「そうだねー!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
この数名の他校生の女子の会話を複雑な気持ちで聞く僕。 否、聞いてるんじゃない。 聞こえるんだ。僕の近くで話しているから。
この男子校の体育祭は、地元ではかなり有名だ。
一番の目玉は、なんといっても生徒会による応援。 真ん中で太鼓を叩いたり、一番目立つのが生徒会長。
つまり・・・今年でいう亮輔だ。
亮輔は長身だし、黒い短髪でさわやかだ。 顔立ちも整っていて、つい見入ってしまうほどカッコイイ。
そうだ。
他校生の女子が騒がない訳がない。 今日は特に他校生の女子の出入りが多い。
ましてや亮輔なんてひとたまりも・・・・・・・・
そう考えると、恐ろしくなった。
わぁぁぁぁっ!
歓声が、大きくなった。 僕は、ハッと顔を上げた。そうだ。今応援の真っ最中だった。
瞳に映ったのは、亮輔のかろやかなアクロバット。
バク転を連続でして、最後の締めに宙返り。
女子の黄色い声援は、やまなかった。
亮輔は、なにやらくすぐったそうな顔で、頭を掻いた。 僕は、握っているカメラを落とさないようにしながら、目を瞑った。
やきもちって・・・・・・
こういう感じかな・・・・・・・・・・・・・・?
- 119 :咲夜:08/05(土) 15:13:14 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
あぎゃぁ。コメ忘れてたわぁ!すいませんUu 泉はこれから・・・どうなるんでしょうねぇ?(笑) まぁそれは咲夜しか知らない訳ですよw
- 120 :咲夜:08/05(土) 15:25:37 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 沢山の声援の中にいる亮輔が、遠く感じた。
9月。
もう、蝉は鳴かない。
「亮輔、すごかったよ!」 「そうか?」
「宙返りとか出来たんだねぇー!!」 「まぁ・・・中学のときそういう団体に入ってたしな」 「ふーん・・・」
再び応援席に戻ってきた俺は、 泉の頼りない笑顔に迎えられた。
「泉・・・具合悪い?」
「え?」
「や、違うんだったらいいけど。なんか元気ないみたいだぞ?」 「そ、・・・んなことないよっ!」
無理そうに笑う泉の笑顔になんだか胸が締め付けられて。 「・・・・・・発作がきたら言えよ。すぐ駆けつけるから」
「・・・大丈夫。心配性だなぁ亮輔は」
「大切なやつ心配して何が悪ぃ!?」
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「お前の場合・・・生死に関わる問題なんだぞ!?」
「一応今日はお医者さんも待機してるし・・・」
「そっか・・・なら安心だけど。あんまり動くなよ」 「うん・・・」
そのとき少し、泉の表情が解れた気がした。
そのときだった。
「すみませぇーん」
妙に声がクネクネしてて、無理矢理可愛い声を作っている女に声をかけられた。 それも4〜5名に。
「?」
せっかく戻った泉の表情がまた雲って、少し苛立った。
今、いい感じだったのに・・・・
「何スか?」
少し態度悪そうに言うと、 一人の女が言った。
「えっとぉー・・・生徒会長さんの古賀亮輔くんですよね?」
「・・・それが何か?」
そう言うと、女達は少し騒がしくなった。
泉の表情は曇るばかり。 俺は、そっちばかり気になっていた。
- 121 :咲夜:08/05(土) 15:32:10 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「やっぱり!さっきのアクロバット凄かったですー!」
「・・・どうも・・・・・・・・・・・」
「あのー・・・写メ撮っていいですか?」 「え」
突然、携帯を手に握った女に言われた。 さすがにそれは・・・ 「それはちょっと・・・・・」
「一枚でいいんです!お願いします!」
「でも・・・」 俺の隣に座っている亮輔が、俺の体育服の端をキュッと握った。 その行動の愛らしさに俺は少し嬉しくなった。
「すいません、コイツちょっと具合悪いんで。そういうのは控えてもらえますか?」
「あ・・・すいません・・・・・・・」
女達は、残念そうな顔をして去っていった。
「ふぅ」
「亮輔・・・・・・・・・・・・」 「何?」
泉の、曇った顔から不安そうな声が聞こえる。 それだけで、こんなにも切なくなるというのに。
「僕、具合悪くなんかないけど?」 「だって・・うざかったんだもんあの女達」 「亮輔は・・・やっぱり女の子と付き合ったほうがいいと思うよ・・・・」
「え?」
またしても、突然の言葉。
「ちょっと、トイレ行ってくる。」
泉はそう言ってトイレのほうへ行ってしまった。
追いかけたかったけど、そう言うわけにも行かなかった。 次に、クラス全員リレーが待っていたから。
- 122 :咲夜:08/05(土) 15:43:32 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「何で・・・・・・・あんなこと言っちゃったんだろ・・・」
『亮輔は・・・やっぱり女の子と付き合ったほうがいいと思うよ・・・・』 自分が言った言葉に激しく後悔した。 亮輔は僕を選んでくれたのに、何で自分から関係を崩すようなことを口走ってしまったのか。
それは、死への恐怖。
自分が死んだら、亮輔は一人になる。 亮輔は・・・僕が消えたら泣いてくれるかな。 僕のことを、忘れたりしないかな・・・ 思い出を、大事にしてくれるかな。
「も・・・・・・・・・・やだ・・・・・・・・・っ」
涙がこみ上げてきて。 嗚咽とともに溢れ出てくる涙を止める方法は知らなくて。
トイレ個室に隠って、泣きじゃくった。
「うっ・・・・・・ヒッ・・りょ・・・すけ・・・・・・・っ」
亮輔は、僕のことを愛してくれている。 それは前から分かっていたハズなのに。
何で、こんなに怖いんだろう。
もう、生きてる意味はないのかもしれない・・・
死ぬのが怖いなら、自分からその恐怖を断ち切ればいい。 僕は、トイレを出てそこらへんに落ちていたガラス片を取った。
コレで手首切ったら・・・この世にいなくて済むかな・・・・・・・
そっと、手首に移動させた。
- 123 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/05(土) 16:02:08 HOST:actkyo059244.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 更新キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
泉がリスカッッ!?続きが激しく気になります(ぇ 更新頑張ってサイッッ楽しみにしてます!!
- 124 :咲夜:08/05(土) 17:16:31 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
リスカかなぁ?うふふー これから更新するので、確かめてみてください♪ 毎回あげありがとうございますね!
- 125 :咲夜:08/05(土) 17:39:09 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「痛っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
黄土色の土の上に、赤い液がしたたり落ちる。 その上から、血に濡れたガラスの破片。
「っつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
手首は、白いまま。
ガラスの破片を持った指先が、切れた。 ・・・手首を切る直前に。
神様は、酷い。
今、死ぬことすらも許されていないのですか・・・・・・?
僕は、その場に泣き崩れた。
人気が無いのが幸いだった。 僕は、一生分かと思われるほど、泣いた。 命を無駄にしようとしたことへの、自分への罵りと、 亮輔への申し訳ない気持ちで。
「うぅっ・・・りょ・・・・ゴメ・・・・・・・・っひ」
ザッ・・・・・・・・と、足音がした。 ビックリして、振り返った。
「ひ、廣谷・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「!」
高田先輩だ。 ど、どうしよう・・・・・
「お前、何やってんだ!?」
僕の指先の怪我に気が付いて、血相を変えて僕のところへ来た。 「だ、大丈夫か?他は切ってないか?」 「大丈夫です・・・すいません・・・・・・・」
すると高田先輩は立ち上がって、どこかへ走っていった。
「・・・・・?」
- 126 :咲夜:08/05(土) 17:55:17 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 数分後、高田先輩が亮輔を連れて戻ってきた。
「ハァハァっ、・・・・いず・・・・・・・・・・みっ?」
「亮輔・・・・・・・・・・・」
亮輔を見たら、この数分間の間で止まっていた涙がまた戻ってきて。 「うっ・・亮輔ぇ・・・・・っひっく・・・うぁ・・・・っ」 「おい泉、どうしたんだよ?」 「ふぇ・・・・・・・・・・っ、ううっ・・・・・」
「じゃあ俺はもうすぐ出番だから戻るな」
「高田先輩・・・ありがとうございましたっ」 「いや別に・・・治療、ちゃんとしてやってな?」 「はい!」
「それと・・・・・・・・・」 「?」
「さっきは、おめでとう」
「え?」
「ホラ、学年対抗リレーのとき」 「ああ・・・」 「負けたぜ。まさか越されるとは思わなかった」
すると亮輔は僕の肩を引き寄せて、笑顔で言った。 「こいつのおかげっすよ!」
「そういうことか」
高田先輩は一つ嘲笑を見せると、 軽く身を翻して去っていった。
「ちょっと・・・高田先輩に誤解されたんじゃないの?」 「ああ・・・誤解されるってか・・・先輩は知ってんだよ」 「え?」
「やー・・・この前泉とのメール見られてな」
「嘘・・・もしこれバラされたら・・・・・・・・・・・・・」
血の気が引いていくのが分かった。 高田先輩にバレるとは・・・・・・・・・・・・
「大丈夫だよ。高田先輩にはもっと速く投げれるコツを教えるからバラさないでくれって頼んだんだ」
「え・・・そんなんで大丈夫なの!?」
「ああ。だからこの前の試合高田先輩ノーヒットノーランだっただろ?」 「そういえば・・・」 「アレ、俺がコツ教えて3日後だぜ?」
「そーなんだ・・・」
「試合終わったあと、すっげぇ感謝されてな・・・命かけてもバラさないって言ってくれたんだ」
「そっか・・・良かった・・・・・・・・」
まだ涙は止まらないけど、別のものも溢れてくるよ。 それはね・・・亮輔への言葉。
「ゴメンなさい・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
- 127 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/06(日) 09:12:40 HOST:actkyo088030.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 高田先輩ナイス!!(ぇ
続きすごく気になります!!結局リスカゎしませんでしたあЙё(安堵
- 128 :鞠子:08/06(日) 11:17:46 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
(ノ*´∀`)ノ☆たくさん最新されてる♪♪ 高田先輩!!いい人ですねぇd(・ω・)b リスカはダメですよ!!やきもちしてる泉も可愛い☆ 自分の妄想ですが、顔は小池てっぺい君のイメージです。 (あくまで妄想ですが・・・・・) もう、自分は妄想族なんですよ壁|艸д<О)キャ(ゥザ 続き気になる!!
- 129 :咲夜:08/06(日) 11:39:29 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
そぉですー高田先輩はナイスな人ですw 最初悪役で出そうと思ったけど・・・自分悪役作るの苦手みたいでUu リスカ・・・は、危ないからダメです!!(何
鞠子さん
おぉ、高田先輩は好印象ですかっ! やっぱリスカはダメですよね!痛そうですもんね! ああ〜小池くん!自分でもそういうイメージあります! でも初期のイメージは山田涼介くんがちょっと成長しましたーみたいなかんじです。 んで、亮輔がもこみちくんみたいな・・・
- 130 :咲夜:08/06(日) 11:48:56 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- いきなり、泉が謝って。
ビックリして、しばらく放心してしまった。 「え?な、な・・・んで、謝るんだ?」
「だっ・・て、りょ・・・すけはちゃんと・・・っ、僕のこと好きなのに・・・っ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なのに・・っ、他の女の子と付き合えば・・・いいとか、言ったり・・・っ」 「泉、ゆっくりでいいぞ」
涙で掠れた声。 まだ止まらない涙は地面に落ちて染みを作る。 嗚咽を上げながら喋る泉は苦しそうだ。
「うっ・・・・しかも・・・僕・・は、自殺も・・・考えて・・・」
「えっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
そこで、察した。
泉のすぐ傍に落ちている血に濡れたガラスの破片。 泉の指先の怪我。
そして、謝罪の意味。
「でも・・っ、怖くて・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「そうだよな。死ぬのは怖いもんな」
俺は優しく泉の頭を撫でながら、ゆったりと言った。 しかし泉は、首を横に振って言った。 「違・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「え、何が違うんだ?」
「僕は・・・・・っ、死ぬのは怖くない・・・・・・・・・」
「え?」
「僕は、いつ死んでも・・・おかしくないから・・・それは小さいときから知ってて・・・」 「ぁ・・・・・・・・・・・・・・」
「生きてる意味ないから・・・いつ死んでもいいやって思ってた・・・」
「泉・・・・・・・・・」
泉はそれでも苦しそうに続ける。 一度涙を体操服の裾で拭って。
「でも・・・亮輔に会ってから・・・・・・・・・・・・・・・」
俺に会ってから。
その言葉が、やけに大きく胸の奥で響いた。
- 131 :咲夜:08/06(日) 11:54:55 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「亮輔に会ってから・・・生きる意味ができて・・・っ
だんだん・・・死ぬことが怖いんじゃなくて、亮輔と会えなくなるっていうのが怖くなってきて・・・・っ」
泉は、そこで俺の胸に崩れてきて、泣いた。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「うぅっ・・ひっく・・・亮輔・・・ゴメンなさ・・・・っ」 「泉、もういい。落ち着け。とりあえず指の怪我・・・」
「あ・・・・・・・・・・」
そこで泉は少し落ち着きを取り戻し、 大人しく指の怪我を見せた。 俺は、高田先輩に渡された包帯と消毒液とテーピングを出した。
「痛っ・・・・・・・・」 「当たり前。ガラスで切ったんだから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・リスカしようとしたのか?」
「・・・・・・」
俺が率直に聞くと、泉は罰の悪そうな顔で一つ小さく頷いた。 俺は、テーピングを終えると、言った。
「お前は、自殺なんかできない」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
泉の、元々丸い瞳がさらに丸くなる。
「だって、俺がいるから」 「亮輔が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「お前が死ぬときは俺も一緒だ」
「りょ・・・「だからもうそんな顔すんな。」
もう、泉のそんな顔は見たくない。
- 132 :咲夜:08/06(日) 13:18:28 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「これから昼飯だろ?行こうぜ」
「うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
僕は鼻を啜りながら、 亮輔に手を引っ張られつつ昼ご飯を食べるところまで歩いた。 今日は、葵も来ている。 葵が、メールで昼ご飯作ってくると言っていた。
「そういえば・・・葵が昼ご飯作ってきてるよ・・・」 「そうなん?」 「だから、3人で一緒に食べよ」 「おう」
亮輔は、そう言って優しく微笑んだ。
僕は、この温かさを失いたくない。
僕の瞳の中に亮輔が映っている限り、生きている実感がある。 だからこそ、失いたくないんだ。
繋いだ手から伝わる体温。
自分でも分かる心臓の鼓動。
瞳の中に映る人物。
それだけで、いい。
だから、一生この手を離ささないでくれますか?
- 133 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/06(日) 14:32:28 HOST:actkyo072015.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 離させませんッッ(ハイこれ無視o
更新してますЙёッッ続き楽しみにしてますッッァゲ☆ミ
- 134 :咲枝:08/07(月) 12:22:37 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- いやぁ−ッッ!!
ずいぶん見ないうちに、めちゃンこ更新されてるゥ−ッッ人´∀`).☆.。.:
めちゃンこ、コノ小説最高にエエですッッ!! 私の心、わしづかみですッッ((*´∀`))ウキャキャ
コノ話、どっかのBL系出版社に送ってみたら、どぉですかぁ??絶対、出版されますよぉ!!マジでッッ!! ってか、私はぁ絶―ッッ対買いますッ♪(●´Д`人´Д`●)♪ 更新楽しみにしてますッッ!!アゲッッ!!
- 135 :モモ:08/07(月) 18:54:12 HOST:softbank219051042078.bbtec.net
- こんにちは!
陰から応援してました〜。 ハッピーエンドにしてあげてください〜〜! アゲです☆
- 136 :咲夜:08/07(月) 19:38:26 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
あ、誤字発見。「離ささないで」じゃなくて「離さないで」です。 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん、本当に毎回あげありがとうございますw
咲枝さん
いやいやいや!そんなに褒めないでください!(照 えええっ!む、無理ですよ・・・!出版されませんってUu 買う人もよほどの物好き・・・あ、だったら咲枝さんは・・・(殴 あげありがとうございましたw
モモさん
あげありがとうございますw 陰ながらの応援とても嬉しいです! ハッピーエンド・・・にはなるのでしょうかね?はてさて。
- 137 :咲夜:08/07(月) 19:49:11 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「・・・・・・・・・・美味い・・・・・・・・・」
「美味しいーw」
「そぉ?良かった〜。沢山作ったからどんどん食べて!」
意外だった。 葵は、料理が上手かった。 重箱に、たくさんのおかずとおにぎりを詰めて、俺達を待っていた。 腹ペコで死にそうだった俺は、濡れタオルで手を拭くと思い切り素手でおにぎりにかぶりついた。
「あっ!、亮輔フライングーっ!」 「あ、すまん。俺腹減って死にそうなんだよ」 「まぁ・・・いいけどー」
あっさりとそう言って、泉も紙皿にたこさんウィンナーとおにぎりを取って、いただきますと言ってから箸で食べ始めた。
「葵って一見不器用そうだから料理できないのかと思った」
「何よ、失礼ねー!」 「あははっ」
俺がそう言うと、葵が唇を尖らせて丁度良く冷えたペットボトルを俺に投げつけてきた。 「わっ!葵お前・・・・・」 「ふんだっ!あたしだって女の子なんだからねっ」
やっぱり・・・
泉と葵はよく似ている。 隣に並べば、さらにそれが強調される。
しかし、一つだけ。
泉のほうが体つきが華奢かもしれない。
そりゃ、泉は運動できない体だから仕方のないことかもしれないけど、 女の葵と細さも一緒だ。
どう考えても、高校生の男子には見えない。
俺の目は自然と、泉のほうへ向けられていた。 俺の視線に気付いた泉が何?と聞いてきた。 「いや別に・・・」
「そぉ?」 とだけ言うと、泉はまたおにぎりを口に運び始めた。
「うーん、これじゃ食べきれないねぇ。どうしよう」 「お前作りすぎなんだよ。俺もー腹いっぱい」
「でもせっかく葵が作ってくれたから・・・・・・」
泉は、何かを考えるかのように腕組みをして唸り始めた。
そして少し経ってから、何か思いついたように古典的なポーズで「そうだ!」と言った。 (古典的なポーズ=手のひらをグーでポンッと打つ仕草)
「何?」
「高田先輩に手伝ってもらおう!」 「あー・・・そうだな」
俺は泉の意見に賛成して、高田先輩を呼びに行くことにした。
- 138 :咲夜:08/07(月) 19:57:04 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「たーかーだーせーんぱいっ♪」
俺は、木陰のところで休んでいる高田先輩のところへ行った。 「ん・・・?亮輔か・・・・・・・?」 「どーも!昼飯食べましたかぁー?」
「あぁ・・・さっきパンを食ったが」 「一個だけ?」 「ああ」
「腹減ってますよね?」
「まぁ・・・あれで足りるわけもないけどな」 「んじゃ、あっちで一緒に食べませんか?」 「え・・・?」
「泉の双子の妹がたくさん作って、食べきれないんです。 それで、高田先輩にも手伝ってもらおうと思って・・・」
「そうか・・・じゃあご馳走になるかな・・・」
そして俺と高田先輩は雑談を交わしながら泉達の元へと向かった。
---一方、泉達は---
泉は、亮輔の広い背中が遠ざかっていくのをボーッと見つめていた。 「泉・・・?」 私の声で、泉はハッと我に返る。
「あ、ゴメン葵、何?」 「別に・・・なんかボーッとしてたから・・・」
「ねぇ葵・・・・・・・・・・」 「何・・・?」
「僕ね、病気のこと亮輔に言ったよ」 「え・・・!?」 「でもね、後悔してない。」 「泉・・・」
「死ぬまで、亮輔の隣にいたい」
そう言った泉の顔はなんだか泣きそうで。
そんなこと・・・言わないでよ。 何故か、涙が出そうになった。
- 139 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/07(月) 22:47:41 HOST:actkyo137127.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- いやぁmmmm葵¢可愛いデスЙёッッ
あんな妹が欲しいoooあ!!でもそしたら葵¢が可哀想デスЙё(ワラ 更新p(○´∀`)q ガンバッテくださぃ♪
- 140 :咲夜:08/08(火) 18:34:51 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
葵も可愛こちゃん設定ですw これから活躍します。 え、え、!可哀想じゃないですよ!むしろ嬉しいんじゃ? それと体育祭後に展開あります。(予告)。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん優しそうですからねw まーだ終わらないよーっ(うざ
- 141 :咲夜:08/08(火) 18:44:44 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- うわ、何か変な風になっちゃった。
---------更新----------
「うまーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「高田先輩つめこみすぎー」 「や、めっちゃ美味いぞ!」 「嬉しいですっ」
高田先輩は、よほど腹が減っていたのか物凄い勢いで平らげていった。 良かった・・・と、一息ついて俺はお茶を飲んだ。
「それにしても廣谷と葵ちゃんはそっくりだなぁ」 「よく言われます。」 「まぁ双子だもんねー」
落ち着いたところで、高田先輩が言った。 隣に並ぶ二人を交互に眺め、感心する。
「あ、いけね。俺役員だった。」 「もう行くんですか?」 「ああ。ありがとうな、3人とも。ご馳走様」
「はーいっ」
「先輩、俺も後で行きますんで」 「おう。じゃあな」
走り去っていく高田先輩の背中を見ながら、 次の競技のことを考えていた。
「亮輔・・・?」
「あ、ゴメン。俺もそろそろ行かなきゃ」 「亮輔も役員だったっけ?」
「いや・・・俺は次の部活動紹介のやつで・・・」 「そっか。行ってらっしゃい」 「ちゃんとミサンガとキーホルダーもつけてるから」 「ホント?」 「ああ。じゃあ行ってくる」
俺はそう言って、またギンギンと熱気を伝える太陽の下に走り出した。
俺が、夏休みにあったサッカーの試合でレギュラーに入れたのは泉のミサンガとキーホルダーのおかげかもしれない。
それは、真夏にある俺の誕生日の日だった。
- 142 :咲夜:08/08(火) 18:56:49 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 8月7日。
俺の誕生日。
朝泉に起こされるやいなや俺は目を見開いた。 「!!??」 「じゃっじゃーん!すごいでしょー?」
部屋の中が、ものすごいことになっていた。
俺の誕生日を祝うために見事にセッティングされていた。 まさかコレ・・・俺が寝ている間にやってたのか!?
「誕生日おめでとう!亮輔」
泉はそう言うと俺の頬にキスを一つ落とした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
反射的に頬を押さえて思い切り赤くなってしまった。 泉のやつ・・・! 俺は、仕返しと言わんばかりに泉の肩を引き寄せ、唇を重ねた。
「んっ・・・・・・・・・・・・・」
唇を離してから、挑発的な笑みで言った。
「ありがとう、泉」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
泉は真っ赤になって、 俺の胸板をポカポカと叩き出して、俺は笑いながら泉の頭を撫でた。
「えーっと・・・、はいコレ!」
「え?ああ、サンキュ」
泉に手渡されたのは可愛くラッピングされた小さめの袋。 「開けていいか?」 「いいよ!」
ワクワクしながら中を開けた。 「うわ!すっげぇ・・・」 「ミサンガは僕の手作りだよw」
中には、ミサンガと、サッカーボールのキーホルダーだった。 ミサンガは赤と黒で、俺のイニシャルが入っていた。 「なんかいいのが思いつかなくてさ・・・」 「いや・・・ありがとうな、泉」
俺はそう言って、泉の額に軽くキスをした。
「もーっ、また!」
頬を染めながら怒ったそぶりを見せる泉。 「いーじゃねぇか。今日は俺の誕生日なんだから」 「う・・・そうだけど・・・・」
「んじゃ、今日は俺とイイことして遊ぼうぜ」
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
俺は、嘲笑を含んだ笑みで言った。
泉の、唾を呑み込む音が聞こえた。
- 143 :咲枝:08/08(火) 22:17:18 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- ゥゎぁ―ッッ((*´∀`))ウキャキャ
更新されてるゥ―ッッ*´∀`)*´∀`)♪
葵かわエエですッッ(*´∀`*)ホケェ
泉の「死ぬまで亮輔の隣にいたい」って言葉イイですねェ!! 切なく聞こえるンだけど、切なさだけじゃなくって亮輔への愛とか、本当に亮輔の事が好きなンだって思いが伝わってきてェ―ッッ(ノ∇≦*) キャハッッッッ♪ 私も泉に愛されたいッッ!!
亮輔の誕生日はぁ、G月F日なンですねェッッ!! 北海道ではぁ、七夕の日ですねェッッ!!藁 私の泉にィ、誕生日祝われたいッッ!!
更新楽しみに待てますッッ!!アゲッッ!!
- 144 :咲枝:08/08(火) 22:19:09 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- 「私の」じゃなくって「私も」でしたッッ・・。。
- 145 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/09(水) 10:13:51 HOST:actkyo078056.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- はい,いきなりァゲ☆ミ(ワラ
いやBoooうちかなり鬼畜ですから!!(ワラ ってゆぅかまだ終わらないでサイッッ この小説まぢおもしろいデス(尊敬b
- 146 :咲枝:08/09(水) 12:13:32 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- 私も。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さンと一緒で終わって欲しくないですッッ!!
毎日の楽しみが無くなっちゃいますもンッッ!!
めちゃンこ、更新楽しみにしてるンで更新頑張ってくださいッッ!! も―、コノ小説たまんなくLOVEデスッッ!! 最高デスッッ!!
アゲッッ★☆
- 147 :咲夜:08/09(水) 18:29:38 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 咲枝さん
え、北海道では七夕の日なんですか!? へぇー!!初めて知りました。 うち、鹿児島のほう住んでるからなぁ・・・ 咲枝さん、たくさんのあげありがとうございますw
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
悠さん(顔文字略です)は鬼畜なのですか!? いやいや、今日は驚くことばっかりだなぁ。 んー・・・終わるかなぁ・・・もうすぐ終わるような、あとちょっと遠いような。
あと一個温存している小説あるんです。 それを、この小説書き終わったら新しいスレッドで書こうと思ってます。 いつになるかは分からないですが・・・
- 148 :咲夜:08/09(水) 18:48:13 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「い・・・イイこと・・・・・・・・・・・・・?」
「そ♪イイことっ」
「ど、どんな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!?」 それを言いかけたとき、亮輔に壁に追い込まれた。 僕を体全体で通せんぼして、両手で囲って逃げれないように。
「ちょっ・・・りょうす・・・・・・・・・・・んっ」
反抗する暇もなく、亮輔の唇と僕の唇が重なった。 息をしようと、口を開けた瞬間に舌が滑り込んできた。
「ん・・っ、ぁ・・ふぁ・・・・・っんぁ・・・・・・・っ」
僕と亮輔の混じり合った唾液が、顎を伝って床に落ちる。
息が、しにくい。
でも、なんだか気持ちいい。
ザラザラとした舌の感触が、だんだん気持ちよくなってきて。 気が付けば亮輔の背中に手を回して抱き付いていた。 その反応が嬉しかったのか、亮輔は僕の首筋にかるく痕を残した。
首筋を舐められるのは、苦手だ。
いっつも、鳥肌が立つほどぞわーってくる。 気持ちいいのか、気持ち悪いのか、分からない。
亮輔はそれを知った上で首筋ばかりを舐める。
「んぁっ!・・・あ・・・っ、りょうす・・け・・っ・・・」
位置をずらしながら、ところどころに痕をつけていく亮輔。 僕は、亮輔のシャツの端を握りしめていた。
ふと、亮輔が唇を離した。
「一回休憩ーーーーーーーーーっ」
「ぇ・・・・・・・・・・・・・・?」 「何?まだやって欲しかった?」 「や!休憩します!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
僕が意気込んでそう言うと、亮輔はプッと笑った。
「な、何さ?」
「シャツ、皺になりそう」
「あ!」
僕は、まだ亮輔のシャツの端をギューッと掴んでいたことに気付いた。 慌てて手を離した。 顔の高揚は収まらない。
僕、今絶対顔赤い・・・・・・・・
すると亮輔が、少し身を屈ませて僕の頬に優しいキスを落とした。 「林檎みてー」 「!」 そう言われて、さらに顔が熱くなるのを感じた。
- 149 :鞠子:08/09(水) 22:02:27 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
- きゃーーーーめちゃめちゃ最新されとる(誰
なんか、キュン死にしそう・・・。いや。もう息絶えた(は かろうじて、意識はあります(大爆 いいです★☆*+:。.。イィ(o´Д`o)イィ。.。:+* ちょーー泉可愛い♪♪主さん良すぎ!!!天才!!尊敬します!! んじゃ頑張ってください!
- 150 :咲夜:08/10(木) 19:55:43 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鞠子さん
更新遅い咲夜にいつもあげしてくださってありがとうございます! いや、死なないでくださいよっ! 泉が可愛いのはいいのですが咲夜は天才じゃないですよ!! 尊敬なんて・・・しないほうが・・・!
- 151 :咲夜:08/10(木) 20:06:02 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「い・・・・意地悪・・・・・・・・・・・・・っ」
真っ赤な頬を両手で押さえながら、自分を見てケラケラと笑っている男をキッと睨み上げた。 そしたら頬を隠していた両手首を掴まれ、再度キスをされた。
「んっ・・・ぁ・・・っ、んぁ・・、ふ・・・ぅ・・っ」
呼吸がなかなか出来なくて、苦しくて。
でもやっぱりどこかで快感を感じている自分がいて。 余裕はないのに亮輔の名を呼んでいる自分がいて。
「亮輔・・・っ、んぁ・・っ、あ・・ハァ・・・っ、ぅぁ・・っ」
だんだん、意識が朦朧としてきて、立っているのも辛くなって。 そしたら亮輔は僕をお姫様抱っこしてベッドへ寝かせてくれた。
ひょいっと、軽く持ち上げて。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?りょ、亮輔!?」
「うわ、お前軽っ!ちゃんと飯食えよ」 「ちょっ!?」
そうこう言っている間に亮輔は僕をベッドへ寝かせ、 上から馬乗りになった。 「わっ」 いきなりのことで少し声を出してしまったけど、そんなことを気にしている暇はない。
亮輔の舌が、僕の首筋を這う。
「んぁぁっ、・・・・ちょっ・・りょう・・・・っあっ・・」
言葉になっていない声をあげて。 でも亮輔はどんどん僕の首筋、耳、鎖骨を舐めていった。
何とも言えない感触が首筋あたりから全身に伝わって。
下が熱くなっていくのが自分でも分かった。
亮輔は、シャツをはぎ取ると泉の硬くなった乳首を甘噛みした。
「あああっ・・・・・・・・・・っ」
そのあとに優しく優しく吸い上げて。 赤ちゃんが母乳を飲むみたいに優しく優しく吸い上げて。
また、何とも言えぬ快感が泉を遅う。
「もぅそろそろかな・・・」
亮輔が、僕のズボンと下着を取り払った。
- 152 :咲夜:08/10(木) 20:09:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 俺は、泉のズボンと下着を取り払ったあと、指を這わせた。
触れただけで、泉が思い切りびくんと跳ねた。 「んぁっ!・・・・・・・・・・・・・・・っ」 俺に見られるのが恥ずかしいのか、毛布で必死に隠そうとしている。
俺は、その毛布を払いのけて泉の額にキスを一つ落とした。
「だーいじょうぶだって♪」 「ぅ・・・でも恥ずかし・・・・・・ああっ!・・・っん・・」
俺は泉が言い終わらないうちに手でギュッと握った。
すいません、ご飯オチします。
更新少なくてすいません。 でも明日にはまた更新再開します。
- 153 :咲枝:08/12(土) 08:26:13 HOST:p4012-ipad27sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- きゃあぁ―ッッ♥♥
更新されとるゥ―ッッ☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆ 泉はぁ、相変わらず可愛ィですねェ―ッッ♪(●´Д`人´Д`●)♪ 亮輔もぉ、相変わらずイイですッッ・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・ いつもながらぁ、PCの前で萌え死に寸前ですよぉッッ!! 咲夜サマはぁ、やっぱり天才ですッッ!!神の領域ですよぉッッ!!眩し過ぎて見えませんッッ!! 最高ですッッ!!
まだまだ、応援してるし、 楽しく最後まで読ませていただきますンで更新頑張ってくださいッッ!!
- 154 :咲夜:08/12(土) 20:22:45 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 咲枝さん
あげありがとうございます! 自分のキャラを褒めてもらうと気分がいいですね♪嬉しいですw いやいや、天才なんて・・・!眩しいどころか荒んで見えますって。 応援ありがとうございます! これが完結しても次回作が待っておりますのでー!
明日から里帰りするので更新はお休みします。 三泊四日で帰ってくるので、16日には再開致します。 それでは皆様お元気で!
- 155 :咲夜:08/16(水) 17:14:48 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あうー・・・ただいま帰りました。
でも頭痛が酷いので今日は大人しく寝ます。 明日から更新再開するので、宜しくお願いします!
- 156 :ミホ端:08/16(水) 17:41:40 HOST:server12.janis.or.jp
- 彼氏の家でゲームをしていました。
するといきなり「なぁ、これから本気で勝負しねぇ−か?」 ちょっと半笑いで彼氏は言います。 「えぇー絶対負けるよぉー」 私は完全に負けるとわかっていたのです。 「大丈夫。お前が思ってるほど俺強くねぇーから。」 「・・・。いいよ。」 「よしきた!したら、負けたヤツはなんでも言う事を聞く。なんでもな。」 そんな約束をそて勝負開始! けど・・・やはり負けてしまいました。 「俺の勝ち〜そんじゃあ・・・・セックスしようか。」 私の首を舐めり押し倒し、マンコに手をいれ、舐めり、手でモミモミみて胸もなめくりまわし・・・ 彼氏のチンコからは白い液体のようなものが出てきました。 その後はお風呂に入り、当然しました。 その時、いきなり彼氏が私のマンコに飛びついてきて写真をとりはじめたのです。「やめて・・・よ」写真を1枚とってはマンコを舐める。そしたらまた撮る・・・」 感じながらも拒否してまいたが30枚以上も撮られました。
その写真が見たい方はこの文章を五ヶ所に貼ってください。 すると、『』←ここにアドが出てきて見れますので
- 157 :咲枝:08/16(水) 22:23:11 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- 咲夜サマ、ぉ帰りなさいましッッ((*´∀`))ウキャキャ
頭痛、大丈夫ですかぁ?? あまり無理しないでくださいねッッ!!体大事にしてくださいッッ!!
更新楽しみにしてますッッ(*´∀`)♪アゲッッ!!
>156:荒しはぁ、やめてくださいッッ!!
- 158 :゚o。 トモ。o゚ (aCKP.Ugd7Y):08/17(木) 02:00:36 HOST:58-190-30-140.eonet.ne.jp
- 初めまして!ょろ∪く━━。:+((*′艸`))+:。━━ぅ!!!
最初っから読ませていただきましたぁ〜!!!(●ノ∀`)゚o。アヒャャ 泣いちゃいました。:゚(。ノω\。)゚・。 ハッピーエンドにしてサイ(○´ノД`)
- 159 :咲夜:08/17(木) 17:08:52 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 咲枝さん
ただいまぁー!ですw 頭痛はもう大体治ったので大丈夫です! 心配してくださってありがとうございます!
咲夜は荒らしシカトタイプです。
゚o。 トモ。o゚さん
初めまして、よろしくですw 泣いてくださったんですか、咲夜の小説で? 嬉しいですwありがとうございます! ハッピーエンド・・・に、なるかなぁ・・・?
- 160 :咲夜:08/17(木) 17:28:22 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 泉の先走りの蜜が俺の手に付いて。
俺はそれをペロッと舐めた。 泉の真っ赤な顔が少し青くなって。 「ど、どうした泉?」 「なんっで・・・舐め・・るの・・・!?」
切れ切れながらに口をパクパクさせて、今俺のした行為が物凄く恥ずかしいというように頬を押さえた。
いーじゃん別に。
という言葉を呑み込み、代わりに泉のモノを口に含む。
「ああっ・・・、はぁっ、んぁ・・・っ・・ゃ・・・っっ」
どんどん、大きく硬くなっていく。 それがなんだか面白くて、夢中で扱いた。
舌を転がして、唾液を絡ませて、甘噛して。
「っは・・んぁ・・・・っ、ぁぁっ・・んゃ・・・っあっ」
泉の瞳がどんどん潤んできて、それがまた色っぽかった。
頬は赤く染まって、涙目で。 声を出すまいと必死に口をきつく結んでも、 激しい快感の波が襲ってきて自然と声が出てしまう。
そんな、顔してる。
俺は、最後のトドメに思い切り吸い上げた。
「ああああっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
泉が背中を剃り上げて、俺の口の中に精液を放出した。 そのあとすぐ、泉は果てた。 肩で息をしながら、目を閉じて。
俺は泉の精液をごくんと一飲みすると泉の横に寝ころんだ。
「ふぅっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
数分後に泉がむくりと起きあがって。 「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 「今度は、亮輔の番だよね?」 「え・・・・・・・・・・・・・・・・・?・・!っちょ、泉!?」
泉が小悪魔みたいな顔で俺に笑顔を向けて。 額にうっすら汗が光っていて、なんだか艶っぽくて。
というかそんなことを考えている暇はなかった。
泉が、俺のズボンとトランクスを脱がした。
その意外な行動に驚いているのは・・・・・勿論、俺。
- 161 :鞠子:08/17(木) 17:49:52 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
きゃぁぁぁぁ(ノ*´∀`)ノ☆ヲォォォォゥ゚+・。*♪ 最新されてる♪♪ 泉まぢ可愛い★しかも、大胆(キャ やっぱ、BLはいいですよねぇ。。 禁断の愛(?)が*+:。.。イィ(o´Д`o)イィ。.。:+* です。(爆 なんていうか、なんか、好きです((照 応援してます♪♪頑張れぇぇ
- 162 :柑☆+゜:08/17(木) 21:01:21 HOST:60-56-200-57.eonet.ne.jp
- 亮輔−かッこょすぎゃゎ−ンPq'v`◆)+:。*
泉も結構大胆ゃね−○′3`)b゚+゚$*ワラ* でも,禁断の行為*ワラ*ゎ運動くらぃ激しぃのでゎッ!?*ワラ*
- 163 :咲枝:08/18(金) 12:59:31 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- 更新されてるゥ―ッッ☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
やっぱ、いつ見ても亮輔ゎァカッコぇぇ―ッッ♥♥ 泉はァ、なンか段々と大胆になって来ましたねェッッ♥♥ BLはァ、いつ見ても最高ッッ!!藁
更新頑張ってくださいッッ!!アゲッッ!!
- 164 :デコ:08/18(金) 16:41:59 HOST:136.34.205.61.west.flets.alpha-net.ne.jp
- めっさ面白いデス!!!
一気に読んでしまいましたぁッ♪♪ マジ、泉LOVEですわぁ笑
更新頑張って下さい!!
- 165 :咲枝:08/19(土) 20:51:58 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- はァッッΣ(゜ロ゜;)!!
めっちゃ下がってるッッ!!ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ〜
アゲておきマスッッ!!
- 166 :咲夜:08/20(日) 09:18:16 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鞠子さん
いつもながら応援ありがとうございますw やっぱBLは禁断の愛なんですよねぇ・・・((しみじみ
柑☆+゜さん
泉は・・・うん。結構大胆だったりします。 はい、問題はそこなんですよね。 行為・・・うーん。悩むところなんですけど、今後を見てくださいな。
咲枝さん
2回もあげありがとうございます! BLはィイですよね!(ぇ)自分のはどうでもいいんですけどっ! 更新頑張りますーw
デコさん
面白いと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます! 泉人気高いですねぇw これからちょっと頑張りますー
- 167 :咲夜:08/20(日) 09:30:11 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「ちょっ!まっまっまて、待てっ!泉落ち着けっ」
冷や汗をかきながら必死に抵抗する亮輔。 なんだか、面白くて。 亮輔には悪いけど行為を続けさせてもらった。
僕は非力に見えるけど、人並みに筋肉ぐらいはある。
亮輔には負けるけど。 でも、今の亮輔はすごく焦ってたみたいで。 僕はあっさりと亮輔のモノを口に含んだ。
「うぁぁっ!?」
亮輔が素っ頓狂な声をあげて。 初めてされる行為。
いつもは自分がしてあげてたけど、今度は自分がされる番。
慣れてないから、すぐ声がでる。 僕も慣れてないけどね。
「ぅ・・・・・・・・あっ・・泉やめ・・・・・・・・っぁ」
亮輔は声に出すまいと唇を噛みしめている。 でも、快感の波はどんどん亮輔を浸食していって。
その控えめな声も。
淡く色づいた頬も。
額から流れる汗も。
全部、僕しか知らない。
「ん・・・・・・・・ぁっ・・・・・・いず・・・みっ」
苦しそうに僕の名前を呼んで、 でもその顔はどこか快感を覚えている顔で。
「出る・・・・・・・・・っ泉、離せ・・・・っぅあっ」
亮輔がそう言った瞬間、亮輔の精液が僕の口に流れ込んできて。
それが喉の器官に入ったもんだから、思い切りむせてしまって。 「げほっげほっ!・・・ぅっ・・・・・げほっ」
「だ・・・大丈夫か・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「うん・・だいじょ・・げほっ・・・・・・・・・・・・・・」 亮輔が、ぐったりして横たわりながら僕を心配してくれた。 疲れてるハズなのに、僕の口の周りについた精液をティッシュで拭いてくれたりして。
僕、子供みたいじゃんか。
「お前あんまり激しいのすっと発作おこすかもしんねぇからここまでな」 「えー?」
僕はあからさまに嫌そうな顔をして、文句を言った。 でも、亮輔は僕の頬に一回キスをして。
「その分たくさんキスしてやっから」
その優しい微笑みが僕の心を癒す。
「・・・それならいいよ」
僕がそう言ったら、亮輔は嬉しそうな顔して僕の頭を撫でた。 大きくて、温かい手。 つられて僕の顔も綻んでしまった。
- 168 :捺 (NFzhLc2j2s):08/21(月) 17:50:42 HOST:FLA1Aat146.nig.mesh.ad.jp
- ぁげ☆
- 169 :咲枝:08/22(火) 20:18:47 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- きゃァ―ッッ+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
禁断ですゎァ―ッッ(*´∀`*)ホケェ
なンとも言えない甘々な感じがァ最高ですゎッ(*/∇\*) キャ これってェ、これから激甘系とかになって行くンですかァ?!藁 ってかァ、泉って意外とォSなンですねェッ!!そのギャップがァ、また堪らなくイイですねッッ☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
アゲッッ★☆
- 170 :咲夜:08/22(火) 21:39:55 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 捺さん
あげどうもありがとうございます。
咲枝さん
まぁ・・・甘々目指してますから☆ これから甘いっていうよりドロドロ・・・かな? まぁ泉はSというか・・・普段は違うんですけどね。 あげありがとうございますー
- 171 :咲夜:08/22(火) 21:46:54 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- チュッ
と、乾いた音が壁に跳ね返る。 まだ汗がうっすらと滲む腕や足を絡ませながら、男二人。
唇を少しつけてはパッと離し。
今度は長い口づけかと思いきやいきなり唇を名残惜しそうに離し。
かといって油断してたら舌が口内に入ってきたり。
「・・・ん・・・・もーっ、亮輔・・・真面目に・・・」
亮輔は、あれからずっと遊ぶように僕とキスを交わす。 息があんまり乱れない程度の深いキス。
唇がただくっつくだけの優しいフレンチキス。
たくさん、たくさんキスをした。
何百回もした。
名残惜しそうに。 もう少しで、この感触が消えてしまうかもしれないから。 今のうちに。
そう思っているのは僕だけかもしれない。
亮輔も同じことを思ってるかもしれない。
でも、やっぱり『死』というものには逆らえないのだ。
奇跡は起きない。
亮輔に出会わせてくれた。
僕はもうそこで一生分の運を使い果たしたんだ。 だから、もういい。
充分だ。
もう、充分幸せだよ、亮輔。
亮輔のおかげだよ・・・
夢の中でも伝わる唇の感触。 柔らかくて。 くすぐったくて。
切なくて。
- 172 :柑☆+゜:08/22(火) 21:57:51 HOST:60-56-200-57.eonet.ne.jp
- ンキャキャ−。゚+.(・∀・)゚+.゚*謎*
リァルタィムな更新だゎさ−⌒゚( ´∀`)゚⌒*黙* 泉もゃりますゎな−(*´艸`)囚並みにゎムキxθZなンですか−o*ワラ* また♂ァゲ♂しときますね−☆^v(*´Д`)人(´Д`*)v^☆
- 173 :咲枝:08/23(水) 21:46:00 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- なンか切ないィ―ッッ(PД`q゜*)゜。
奇跡はァ起きないのかァ―ッッ・・。。
「もう、充分幸せだよ、亮輔。」 って言葉イイですねェ!!切なさのにも甘々な感じがァ、たまんなくイイッッ♥♥
更新頑張ってくださいッッ "p(・ω・*q)ガン(p*・ω・)q"バレ ※q(*・ω・*)p※ファイト!!
アゲッッ★☆
- 174 :咲枝:08/24(木) 20:54:32 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- Σ(´Д`;) うあ゙
がってるゥ―ッッ・・・゜・(PД`q。)・゜・ これはァげなければァッッ!!
アゲッッ★☆
- 175 :鈴:08/25(金) 00:47:03 HOST:softbank219030172040.bbtec.net
- 初めて読みましたッ!!
すっごぃおもしろぃです―d(^U^*) すごぃ泣きましたょ―・・・ がんばってくださぃッ!!!
- 176 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/25(金) 12:37:56 HOST:actkyo073198.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- 田舎に帰ってたりとイロAしてて(ワラ
PC開けなくてゼンA小説読めませんでしたぁmmmmc(涙'Д`.)v もう新しい小説が!!絶対見ますy◎mmmmm 更新楽しみにしてます!!ァゲ☆ミ
- 177 :咲夜:08/25(金) 19:05:34 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- うあー・・・更新サボっててすいませんでした!
柑☆+゜さん
泉もやるときゃやりますよーw あげありがとうございますね。
咲枝さん
2回もあげありがとうですw 言葉を褒めてくれてありがとうございますー。 奇跡は起きないんでしょうかね?(人事)
鈴さん
お、面白いと言っていただけて嬉しいですw 泣いてくれたのですか? うわー!頑張りますねっ!
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
久しぶりでございますw これからちぉーっと更新致します! もうそろそろラストにいかねば・・・
- 178 :咲夜:08/25(金) 19:16:02 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 俺は、容赦なく自分を照りつける太陽の下で部活動行進をしていた。
野球部、バスケ部、ダンス部などその他色々が吹奏楽部(男子校だから人数は少ないが結構上手い)の演奏に合わせて行進をする。
サッカー部は最後尾に並び、行進を続けた。 俺は真ん中あたりで先輩の後ろに続きながら黙々と歩いていた。
行進が終わったら部活動対抗リレー。
俺は、トップバッターで出ることになっている。 まだ1年生なのに結構な大役を任され緊張しているところだが、 泉にもらったミサンガを足首につけているから問題ない。
キーホルダーも部活で使っているバッグにつけている。
泉、お前のために頑張るからな。 お前の分まで走るよ。
各部のトップバッターがスタート位置に並ぶ。
周りを見渡す限り、1年生は俺一人だけだ。
先輩達の気迫に一瞬負けそうになった。 でもグッと息を呑み込んで、内側から3番目の位置についた。
「位置について」
その合図で腰をあげる。
「用意」
グッと、足に力を入れる。
パァンッ!!
銃声が鳴った途端、俺はフライングじゃないかと思われるほど速く反応し、スタートした。 3年生の陸上部員と2年生の野球部員に横に並ばれる。
畜生。
なかなか、差がつかない。
そのときふと下を見ると、泉にもらったミサンガが見えた。 そうだ。
俺は今、一人で走ってるんじゃない。 泉も一緒なんだ。 泉、行くぜ俺。見てろよちゃんと。
「うぉぉぉぉっ!!」
踏ん張り声を出して、最後の力を振り絞った。 あっと言う間に差が開いて、俺は無事に1番で2番手にバトンを渡した。
「ハァハァッ・・・・や・・・やった・・・・・・・・・っ」
ふと、応援席のほうを見ると、泉が俺に手を振っていた。 「亮輔ーっ!カッコイイーーーーーーーっ!!」
バカ、照れんだろ。
と思いながらも俺は泉にガッツポーズを返した。
- 179 :咲夜:08/25(金) 19:21:13 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- ピッ
ピッ
ピッ
--------------------------------
亮くんへ
体育祭お疲れ様。 ちゃんと見てたよ!大活躍だったねw 声かけようと思ったけど、 忙しそうだったからやめた。 ねぇ、今度の土曜日会えない? 話たいことあるんだ。 返事絶対頂戴ね。
愛美より
-----------------------------
「よし・・・・・・・・・・と!」
メールの送信を終え、携帯をぱちんと閉じる。
誰にも、亮くんは渡さない。
私だけのものなんだから。
廣谷とかいう男は・・・・・・・邪魔ね。
ピッピッピッ
『もしもし?』
『あ、侑?』
『あ?愛美?』
『そうよ。ちょっと頼み事あるんだけど』
『何だよ。俺に頼み事なんて珍しい。』
『あのさ・・・・』
『え・・・・・・・・・・・?』
一度過ぎた嵐がまた舞い戻ってくる。
「あれ・・・雨降ってきた?」
- 180 :さき:08/25(金) 19:26:43 HOST:ser350298003900129
- 気になる〜あげ!
- 181 :咲夜:08/25(金) 19:27:47 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 体育祭は、1年生は僅差で3年生に負けた。
片づけのときに思い切り高田先輩に頭をグリグリと撫でられた。
「お疲れ」 「お疲れっス」
「・・・今日はなかなか波瀾万丈だったなー・・・(笑)」 「まぁ・・・1日で色んな事ありすぎてついてけませんでしたよ・・・」
「頑張れよ」
「はぁ・・・・」
最後にそう頭をポンッと叩いて、先輩は去って行った。
「亮輔ーーーーーーーーーーーーーーーーっw」
泉が、ちりとりを持ってきて、俺が集めていたゴミを回収していった。 「泉、お前今日退屈だったろ?」 「そんなことないよー?」
「だって、亮輔が僕の分まで走ってくれた。」
「泉・・・」 「僕と亮輔は一心同体だもん。ねっ?」
「はは、何だそりゃ。まぁ、そうだけど」
そう言うと、泉の顔が綻んで。 ドキッとした。 「今日は色々あったけど、カッコイイ亮輔たくさん取れたからよかったーw」
「そうですか・・・」
「カメラも使い終わったし、現像しなきゃっ」
「土曜日でも行く?」
「うんっ!約束だよw」
指切りを交わした。
出来ない約束は最初からしないほうがいいよな。
俺は、最低な男です。
- 182 :咲夜:08/25(金) 19:28:22 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- さきさん
あげありがとうございます。
- 183 :咲夜:08/25(金) 19:43:27 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「天気わりぃな・・・」
「そうだねぇ」
体育祭の次の日は休みだ。 そして、明後日は泉とカメラの現像をしにいく日。
「あれ・・・雨降ってきた・・・?」 「嘘っ・・・」
窓がポツポツと音をたてて濡らしていく。
「どーしよ・・・明日も雨降るかな?」 「大丈夫だろ。てるてる坊主とか作っておくか?」 「そうだねっw」
俺達は、てるてる坊主を作りにかかった。
そのときだった。
♪♪〜♪ ♪♪♪ ♪〜♪
「あれ、メールだ」 「誰?」 「んーと・・・・・・・あ、愛美だ」 「・・・・・・」
携帯をぱかっと開いて、メールを見る。
「ぇ・・・・嘘だろ・・・・・・・・・・・」
「どしたの?」
泉が背伸びをして携帯をのぞき込んでくる。
「ん・・・何か明後日会えないかって・・・話あるんだと」 「じゃあ行ってきてあげなよ。」 「でもお前とカメラの現像・・・・・・・」
「いいって。気ぃ使わなくても。大事な話かもしれないじゃん」
「でもお前との約束のほうが先だし・・・」 「いいってば!僕一人でも現像行けるよっ」
「ダメ!お前との約束のほうが俺にとっては大事だ。」
「亮輔・・・・・・」
「愛美には別の日にしてもらうよ。それならいいだろ?」 「いいけど・・・」
ピッピッピッ
-----------------------------
愛美へ
体育祭来てくれてたんだ? ありがとな。 ・・・土曜日先約あるから無理。 ゴメン・・・別の日ならいいけど。 また連絡して。
亮輔より
-------------------------------
「よーっし。んじゃてるてる坊主作るか」
「うんっ」
そのとき遠くで、雷が鳴った。
- 184 :咲夜:08/25(金) 19:45:15 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あ、なんか明後日と明日でごっちゃになっちゃった。
でも、カメラの現像と愛美の約束は明日です。 つまり土曜日。 なんかまぎらわしくてすいません。
- 185 :咲夜:08/25(金) 20:10:39 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 次の日。
昨日散々だった雷雨などはすっかり治まり、いつもの太陽が雲から顔を覗かせていた。 まだ、天気は快晴とはいえない・・・ 曇りだけど、普通にでかける分には支障はない。
「早く行こうよっ」 「待てよ、そんな急かすなって」
泉は、準備ができた途端俺の腕を引っ張って早く早く、と急かした。 無邪気に。
その姿が愛らしくて。
俺は足早に玄関へ行く。
がちゃりと鍵を閉めて、外に出る。
カメラ屋までは徒歩15分。 俺達は、ゆっくりのんびり歩いていくことにした。
「へへ、写真見るの楽しみだなーw」
「そうだな」
泉があんまり嬉しそうな顔で笑うから。 俺は泉の頭をぐしゃっと撫でて、微笑んだ。
「っ・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
「ん・・・?」 「あれ・・・愛美・・・・・?」
ここら辺は人通りが少ない。 少し遠くて、一組の男女が何かしている。
「やめてっ・・・離して・・・・・・・・・・・・っ!!」
愛美が、男性に腕を掴まれている。 俺はすぐさま駆け寄り、男を一発殴った。
「・・にしてんだよっ・・・・・・・・・・・・・っ」 「亮くん・・・・・・・・・っ」
愛美は泣きじゃくっていて、涙で濡れた顔で俺を見上げた。 泉は走れないため歩いてここまで俺を追った。
「ちくしょ・・・・・・・・・・・・・・っ」
愛美の腕を掴んでいた男は悪態をついて去っていった。
俺達がこれから向かう目的の方面へ。
「・・・大丈夫か?」
「ん・・・ありがと・・」
涙を啜りながら、安心した様子で俺に抱き付く愛美。 「ちょっ・・・・・・・・・」 「怖かった・・・・・・・・・・・・・・・っ」 「愛美・・・・・・・・・」
泉の顔が曇って、俺達を通り過ぎてカメラ屋に向かって歩き出した。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・っ!?」 「邪魔しちゃ悪いし、僕一人で行ってくる。愛美ちゃん一人にしちゃダメだよ」
「でも・・・・・・・・・・・・っ」
泉は俺を振り返ろうともせず、ただ歩いた。
俺の足は・・・動かない。
この状態で愛美を一人にするワケにはいかない。
でも、分からなかった。 愛美が俺の胸の中で悪魔のような笑顔を見せていることに。
分からなかった。気付かなかった。
さっき愛美に絡んでいた男が泉を待ち伏せしていることに。
そう、全部愛美の罠。
俺がそれに気付くのは遅すぎて。
- 186 :咲枝:08/25(金) 20:44:07 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- うァ―ッッ!!新展開だァ―ッッ!!
愛美ッッ!!A人の邪魔しないでよォ―ッッ!! きゃァ―ッッ!!亮輔もォ愛美の罠に早く気が付いてッッ!!
あァ―!!続きがァ気になるッッ!! アゲッッ★☆
- 187 :柑☆+゜:08/25(金) 23:26:46 HOST:60-56-200-57.eonet.ne.jp
- 愛美−ヽ( `皿´ )ノ邪魔xθZ(Pд`q.)*ワラ*
泉がどォなッてまぅンかも心配ゃ−(ノД`)~゜。
- 188 :なお:08/26(土) 00:12:09 HOST:i222-151-7-62.s05.a038.ap.plala.or.jp
- いっきに読みましたw
スゴイ感動しますネ…いい話です!
泉には生きて戻ってほしいですね汗
- 189 :咲夜:08/26(土) 17:22:02 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 咲枝さん
新展開です!! まぁ、これきっかけでラストにぐぐっと・・・(待) おっと、これ以上は言えませんな。 あげありがとうございますw
柑☆+゜さん
愛美は思いっきり悪役です。 泉はどぉなるんでしょうかね・・・?
なおさん
良い話と言っていただけて嬉しいです。 泉がこれからどうなるかは言えませんが・・・ これから更新いたしますので。
できれば今日にも完結させるつもりです。 ですが、まだ文がどのくらいになるか分からないので、 明日か明後日にも引き伸ばされるかもしれません。 ですが、夏休みが終わるまでには完結させます。
皆様、最後までのんびりお付き合いください。
- 190 :咲夜:08/26(土) 17:29:19 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 俺は今すぐにでも泉を追いかけたかった。
でも、愛美を一人にするワケには・・・・・・
畜生。
心のなかでこっそり悪態づいて、拳に力を入れた。
「廣谷くん・・・行っちゃったよ・・・・・・・・・?」
愛美が、涙声で言った。 分かってる。 分かってるよ。
「でもお前一人にするワケにはいかねぇし・・・」
「じゃあ・・・・・・・・・・・ずっと傍にいてくれる?」
「え・・・・・・・・?」 「怖いの。あの男、最近ずっと私にまとわりついてきて・・・ 家にも来るのよ?本当に怖くて・・・・・・・ だから亮輔、ずっと傍にいてくれる?私の傍に・・・」
何で俺はそこで頷いてしまったのだろう。
俺がそこで愛美をおいて泉のところへ行けば、間に合ったかもしれない。
「ありがとう・・・亮輔・・・・・・・・・」 「いや・・・いいけど。とりあえず送る」
「うん・・・」
ここから愛美の家はまぁ近い。
俺は、愛美を送ってから走って泉のもとへ行こうと思った。
------そのころ泉は------
「ふぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あと、少しでつく。 そのせいか、足早だった歩調がゆっくりになる。 軽く息を整えて、空を見上げた。
今にも、泣き出しそうな空。
今の自分の気持ちと重なって見えて。 ふと、涙が出そうになってしまった。
「・・・廣谷・・・・・・・泉・・・・ちゃん?」
そのときだったんだ。 僕の目の前にある一人の男が現れた。
「あれ・・・さっきの・・・・・・・・・・・・・?」
背筋が、ぞくっとした。 嫌な、予感。 その男は、さっき愛美ちゃんにまとわりついていた男。
亮輔に殴られた頬は、赤く晴れている。
男は僕に手を伸ばし、耳元で言った。
「なぁ・・・・・・・・・・・・・・・地獄を見せてやるよ」
ぽつりぽつりと、雨が降り始めた。
- 191 :咲夜:08/26(土) 17:30:35 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あ、誤字発見だ。
赤く晴れているじゃなくて、 赤く腫れているです。 すいません。
- 192 :咲夜:08/26(土) 17:35:32 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 逃げたかった。
走って、亮輔のいるところに逃げたかった。
デ モ ボ ク ハ ハ シ レ ナ イ 。
男は、僕の腕を掴んで、ビルの隙間に僕を連れ込んだ。 「やめて・・・・っ、離してよ!」 抵抗しても、びくともしない。
男の力。
怖い。
コ ワ イ
「っ、亮輔・・・・・・っ、亮輔!亮輔ぇーーーーっ!!」
叫んだ。 怖かったから、思い切り叫んだ。
届かない声だと知りながらも。
「聞こえるワケねぇだろ・・・・・・・・・・?」 男が、呟いた。
「何であなたは僕を・・・・・・・・・・・・・・・?」
男は、にやりと笑った。
「愛美に、言われたんだよ」 「愛美ちゃんに・・・・・・・!?」
「ああ、愛美は亮輔のことが好きだからな。お前の存在が邪魔だったんだよ」
ジ ャ マ
ボクハ、ジャマ。
「だから、お前をずたずたに犯してやるよ。 亮輔とかいう男は今頃愛美んちでヤってんじゃねーの?」
男が、ケラケラと笑った。
全身から、力が抜けたような気がした。
亮輔・・・・・・・?
- 193 :咲夜:08/26(土) 17:41:05 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- ふと、雨が鼻の頭に落ちてきた。
「あれ・・・雨だ」 「本当・・・これから本格的に降りそうね」
「そうだな・・・」
泉が心配だ。 もし本格的に降り始めれば、風邪をひいてしまう。
早く愛美を送って、泉のところへ向かわなければ。
「着いた・・・・・・」
愛美の家についたころにはもうポツポツと降っていた。
「あがっていきなよ」 「でも・・・・」 「いいの。お礼したいし」 「いいってそんなん」
愛美に無理矢理家に招かれ、少々納得いかない気分で家に入った。
「もういい頃合いかしら・・・・・・・・・・・・?」
「え?・・・・・・・」
「廣谷くん、今頃ボロボロだわ・・・・・・・・・・・」
愛美が、今まで俺に見せたことのない表情で笑っていた。 悪魔のような、嘲笑を含んだ笑み。
ゾッとした。
「は・・・・・?ど、どういうことだよ・・・・・・!?」
「そういうことよ。さっきの男は友達。今そいつに犯されてる最中かしらね・・・?」
クスクスと笑いながら、一歩ずつ俺に近づく愛美。
「やだ、服濡れちゃってる。着替えないと・・・・・・」
そして、目の前で脱ぎ始めた。
「くそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!」
- 194 :咲夜:08/26(土) 17:46:47 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「お前・・・・・・・何してんだよっ・・・・・!?」
「何って・・・着替えてるだけよ?」
といいつつ、一枚一枚脱いでいく愛美。 俺は、愛美の裸に照れもせず勃起もせず、ただ愛美を睨み付けた。
「やぁだ。怖い顔しないでよ亮くん」
「何で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「だって私、亮くんのことずっと好きだったのよ」 「俺は・・・っ」 「分かってる。街で会ったときだって亮くん私のことは眼中になかったわ。あの廣谷っていう男のことばっかり。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
唇を、噛みしめた。
「邪魔なのよあの男。だから今ボロボロにしてあげるの。精神的にね。もう亮くんといられなくなるくらい・・・・」
俺は、カッとなって愛美の頬を平手打ちした。
「きゃっ」
「・・・・・・・・・・・・・そ野郎・・・・・・・っ」 「え・・・・・・・・・?」
「糞野郎!!何犯そうとしてんだよ!!あいつは心臓病なんだよ!もし発作でもおこったら泉は・・・・・・・・・・・・っ」
「え・・・?嘘つかないでよ。バレバレよ」
「何で今嘘つかなきゃなんねぇんだよ!!・・・・っ、帰る!!」
俺は、バタンと玄関のドアを閉めて、土砂降りの雨の中走った。
「本当・・・・・・・・・・に・・・・・・・・・・・・?」
愛美は、放心してその場に座り込んだ。 さっきの言葉は嘘じゃない。
「亮くんが・・・・・泣いてた・・・・・・・・?」
さっき亮輔が見せた涙で明らかになった。
- 195 :鈴:08/27(日) 00:17:01 HOST:softbank219030172040.bbtec.net
- 亮輔イイコですね―ww
カッコィィッ☆ この小説にゎもぉ感激させられっぱなしです…w ラストまで応援してるのでFIGHTですッ(*^U^)/
- 196 :咲枝:08/27(日) 10:43:09 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- 愛美ィ―ッッ!!最悪だァ―ッッ ンモォー!! o(*≧д≦)o"))
泉、助かってェ―ッッ!! 亮輔、間に合ってェ―ッッ!!泉、助けてェ―ッッ!!
いやァ―!!ますます目が放せない展開になって来ましたねェッッ!!ラストまで応援してるンで頑張ってくださいッッ!!
この小説がァ、終わってもォ他の小説書く予定ってあるンですかァ??
- 197 :なお:08/27(日) 17:07:14 HOST:i222-151-7-62.s05.a038.ap.plala.or.jp
- 泉…亮くんに助けてもらってぇ!!!
- 198 :咲夜:08/27(日) 18:10:14 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 鈴さん
亮輔は泉ラブですからw 感動のフィナーレを用意してるとかしてないとか。 うーん。今日完結できるかなぁ・・・?
咲枝さん
これからの展開にご期待を☆ はいはい、この小説終わっても他の書く予定あります! 実はもう考えてあります(早) これ終わったらまぁ、チラホラと描き始めます。
なおさん
亮輔はヒーローですから! そしてヒロインは泉ですから! まぁ、これから更新しますのでー
- 199 :咲夜:08/27(日) 18:16:13 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「泉・・・・・・っ、泉!!・・・っ・・泉・・・・!」
周りの目も
自分の今の格好も
何よりも
泉のところへ行きたかった。
お前に代えられるものは何もないのだから。
------------------------------------------------------
「やめっ・・・・ぁ・・・・・・・・・・触んな・・・っ」
気持ち悪い男の手が、僕に触れる。 雨で濡れた髪の毛が額にはりついて気持ち悪い。
でも、そんなことを気にしている暇はない。
「亮輔っ・・・・・・助・・け・・て・・っ!亮・・・っ」 「だーかーらっ、助け呼んでも無駄だって」
何でだろう。
胸が苦しい。
「♪ー♪♪ ♪〜♪」 「んぁ?愛美からメールだ・・・」
「ぇ・・・・・・・・・・・・・・・・」
男の携帯が鳴った。
片腕で掴まれているので逃げられない。
それよりも・・・意識が・・・・・・・・・朦朧としてきた。
「え、もういいって・・・何が!?」
男が、携帯に向かって叫んだ。
「泉!!!!!」
あの、聞き覚えのある声が聞こえた。
- 200 :咲夜:08/27(日) 18:18:16 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 物凄い勢いで亮輔が男を殴りつけた。
「てめぇ・・・愛美のグルだったんだな・・・・・・・・っ」
「って・・・・」
「亮輔・・・僕まだ何もされてないからっ・・・いい・・・よ・・・・・・・・・」
亮輔にそう言った瞬間、僕の意識は途絶えた。
最後に見えたのは亮輔が必死に僕の名前を叫んでいるところ。
次の瞬間、視界から亮輔が消えて暗闇に堕ちた。
- 201 :咲夜:08/27(日) 18:21:49 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- ピッ
ピッ
ピッ
ピッ
「・・・・・・・・・・・・・・」
いつか、この音が消えることはあるのだろうか。
病院の個室で聞こえる規則的な機械音。 全く動かない泉。
この先の未来が暗闇で見えなくなってしまった僕等。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・」
さっきから、祈るように呼びかけている。 でも、返事はない。 指先さえも動かない。
30分前。
俺は泉のところへ駆けつけた。 男を殴って、泉の声が聞こえて振り返ったら・・・ 泉は心臓の部分を押さえて倒れ込んでいた。
真っ青になって救急車を呼んだ。
男は愛美に電話をしていた。
俺は構う暇も無くすぐに来た救急車に乗り込んだ。
祈った。
どうか、その小さな命の灯火が消えないように・・・・と。
- 202 :咲夜:08/27(日) 18:22:26 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あら、200いってた。
おめでとう。 では、ラストへ向けて頑張ります。
- 203 :咲夜:08/27(日) 18:31:21 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 風邪をひくから。と、医者に着替えとタオルを貸してもらった。
着替えたあとすぐ、泉の手を握りしめて、祈った。
涙で二人の手が濡れても構わない。
それで泉が目を覚ますのなら。
「亮輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
バッと、飛び起きた。
泉の声が聞こえた。 どうやら俺は眠ってしまっていたらしい。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
顔を上げると、そこにはいつもの泉の笑顔があって。 心底安心して、涙がどっと溢れてきた。 泉の小さな手をギュッと握りしめて、何度も何度も存在を確かめた。
「いず・・みっ・・・・・ぅあ・・・っ泉・・・・・・っ泉・・・」 「亮輔・・・心配かけてゴメンね・・・・」
こんなに泣いて格好悪い。 でも、なりふり構わず他のことを考える暇もない。 これが、人を愛するってことだろう?
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
体中の水分がなくなるかと思うくらい泣いた。 泣いて泣いて泣いて。
泣いてる間ずっと泉が手を握っていてくれた。
小さいけど温かい手。
「・・・医者には、絶対安静って言われちゃった」 「そりゃそうだろな・・・」
「亮輔、もう疲れたでしょ?今日は帰ったほうが・・・」 「いや、今日はそんまま泊まる」 「でも・・・・・・・・・・・」 「いーの!お前のいねぇ部屋に泊まって何の意味があんだよ」
頭をぐしゃっと撫でてそう言ったら今まで柔らかく曲線を描いていた唇が反対に歪んで。
「りょう・・すけ・・・・・・・っ、ゴメン・・・・・・・っ」
「な・・・にが?」 「僕がこんな体じゃなかったら・・・こんな・・・・・・・っ」
そういうことか。
不器用な泉。
ずっと、涙を堪えているのも分からずに一人で泣いていた自分が恥ずかしくなった。 そうだよな。一番辛いのは、泉だ。
「泉、もういいから寝ようぜ」
泉を無理矢理寝かしつけて、その後で俺も椅子に座って、 ベッドにもたれて寝た。 勿論、泉の手を握りながら。
- 204 :咲夜:08/27(日) 18:35:28 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 亮輔に、無理矢理寝かしつけられた。
でも、眠れない。
僕はもうすぐ、死ぬ。
亮輔にお別れ言わなきゃ・・・
そう思って亮輔の寝顔みたら何も言えなくなって。 涙だけが溢れてきた。
「っ・・・・・・・・・・・・・・・・・ぁ・・・・・・・っ」
規則的な寝息をたてる亮輔が愛しくて。 僕の手を包み込んでくれる大きな手を離したくなくて。
震えるもう片方の手で、ペンを取った。
「・・・・・・・・バイバイ・・・亮輔・・・・・・」
ペンが、床に落ちた。
カツーンという音が静かに響いて。 それが妙に虚しかった。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
夢を、見た。
泉が、笑顔で俺に「バイバイ亮輔」と言った。 ふと、目を覚ますと泉の手が冷たいということに気付いた。
心臓が、ドクンと波を打った。
激しく震える手でナースコールを押した。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
- 205 :咲夜:08/27(日) 18:38:12 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 目眩がして、その場でよろけた。
そのとき、床に落ちていたペンをふんづけて、転んだ。 「いて・・・・っ」
さっきまでは落ちていなかったペン。
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
腕に、何か書いてある。
『引き出しの、2段目』
ドクン
ドクン
ドクン
ドクン
ドクン
心臓が、妙に大きく響いて。 息が上手くできない。
バンッと、勢いよく医者が入ってきた。
- 206 :咲夜:08/27(日) 18:43:38 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「えー・・・9月23日、12時37分。廣谷泉さん、ご臨終です・・・」
医者の低く重たい声が病室に響いた。 俺はただ放心して泉の顔を見ていた。
椅子には、泉の両親と、葵が泣きじゃくりながら座っていた。
ナ ン デ イ ズ ミ オ キ ネ ェ ノ ?
ナ ン デ イ ズ ミ ノ カ オ ニ ヌ ノ ガ カ ブ サ ッ テ ン ノ ?
ナ ン デ テ ガ ツ メ タ イ ノ ?
泉はもう、一生目を覚まさない。
泉の小さくて温かい手。
泉の華奢で白くて細い体。
泉の無邪気で優しい笑顔。
泉の全て。
今、全部消えた。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
葵の、泣き叫ぶ声が耳の奥底で聞こえた。
- 207 :咲夜:08/27(日) 18:48:12 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「ぉえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っげほげほっ・・・ぅ・・・っ」
トイレに行って、思い切り嘔吐した。
どうしても、受け止めることの出来ない現実。 全て、吐き出して。
もう一度最初からやり直せたらいいのに。
もう一度・・・
もう一度、泉に好きだって言いたい。 もう一度、泉を抱きしめてやりたい。 もう一度、あの笑顔が見たい。
もう一度・・・・・・・・・・・
もう一度。
もう、二度と叶わないもう一度。
「うぅ・・・・・・っ、泉・・・・・っ、いず・・・み・・・・・・・」
静かにトイレを出ると、 真っ赤に目を腫らした葵が待っていた。
「葵・・・・・・・・・・・・・・」 「亮輔・・・・・・・・・・・っ」
葵が、俺の胸で泣き始めて。
また、泉が死んだんだという現実が襲ってきて。
俺は只、葵を抱きしめて一緒に泣いた。
神様、僕等は何か悪いことをしましたか?
何で、泉が死なないといけないんですか?
何で、俺から最後の希望を奪ったんですか?
- 208 :咲夜:08/27(日) 18:53:06 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 寮に、帰った。
先生に事情を説明して、部屋に戻った。
目的はただ一つ。
「引き出しの・・・・・・・2段目・・・・・・・・・・」
泉の、引き出しの2段目を開けた。 中には、泉の誕生日に葵があげたスケッチブックが入っていた。 「スケッチブック・・・・・・・?」
中を開けた。
「コレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
紙には、画面一杯の向日葵の大群。 青い空。 この学校のグラウンド。
全部、真ん中で俺が映ってる。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
スケッチブックに、涙がぽたりぽたりと落ちる。
ふと、スケッチブックから封筒が落ちてきた。 「ん・・・・・?」
『亮輔へ』
と、書かれていた。 急いで封を切って、中をとりだした。
- 209 :咲夜:08/27(日) 18:59:28 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 亮輔へ
何か、亮輔に手紙を書くのは初めてなので緊張するなぁ。
多分亮輔がこの手紙を読むときは僕はこの世にいないでしょう。
だから、スケッチブックを亮輔に残します。
つまり、形見です。
何でスケッチブックなのかはつっこまないでね。
前亮輔が「絵見せろ」って言ったのにまだ見せてなかったよね。
だから、今の僕のありったけの絵を。
今の僕の気持ちを。
亮輔に全部あげます。
今までありがとう。
亮輔に出逢えたのは奇跡です。
だから、もうこれ以上の幸せは望みません。
亮輔の大きい手も、
亮輔のぶっきらぼうだけど優しいところも、
運動神経抜群で頭がいいところも、
器用に何でもこなすところも、
はにかんだように笑う笑顔も、
全部全部僕の大好きな亮輔です。
だから・・・どうか、ずっと笑っていてください。
ずっとずっと笑っていてください。
言ったよね?
僕達は一心同体だって。
だからね、僕は亮輔の中で生きてるんだ。
ずっと、一緒なんだよ。
大好きな亮輔への手紙はもう終わるけど、
亮輔は僕の分まで100歳まで生きてください。
くれぐれも、葵と仲良くね。
さようなら。
泉より。
- 210 :咲夜:08/27(日) 19:03:22 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 涙で、文字が読めない。
頭の中に浮かんでくる泉の笑顔。 スケッチブックに残された泉の想い。
全部全部抱きしめて、俺は走った。
走って、葵のところに行った。
「泉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
手紙を読んで、葵がまた泣いた。 でも俺はもう泣かない。
決めたんだ。
泉に言われたもんな。(正確には書かれた)
ずっと笑っていてくださいって。 泉が望むなら。
「亮輔・・・良かったね・・・こんなに・・・泉に想われてたんだね・・・」
葵の泣き顔が、泉と重なった。
ギュッと葵を抱きしめて、言った。
「おめぇだって、想われてるよ・・・ちゃんと」 「そうかな・・・・・・・・?」 「だから、もう泣くのはやめようぜ。」
泉のために笑っていようぜ。
- 211 :咲夜:08/27(日) 19:07:49 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 「亮くん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
葵と、二人で泉の病室を片づけているところに愛美がやってきた。 背後から聞こえた声。
俺の体は強張る。
途端に葵が眉毛をつり上げて、敵意むき出しで言った。 (葵には全部話した。愛美達とのことを)
「あんた・・・何しにきたの・・・・・・・・っ!!??」
「あ、・・・謝りたくて・・・・・・・亮くんと廣谷くんに謝りたくて・・・」
「謝って、どうすんの?」
振り返らずに、聞いた。
「え・・・?謝るから・・・何でも償いはするから・・・」 「お前が謝ったって泉は帰ってこねぇ」
「帰って・・・ください・・・・・・・・・・」
葵が、グッと堪えて言った。
「でも、償いをさせてください・・・何でもします・・・」
「じゃあ・・・二度と俺達の前に姿表さないでくれ」
愛美は、無言で部屋を出ていった。
「亮輔・・・大丈夫?」 葵が、涙ぐんで言った。
俺の肩は、小刻みに震えていた。
でも、泣くもんか。 ここで台無しにしたらダメだ。
その日以来、俺と葵は愛美やあの男の姿を見ていない。
- 212 :咲夜:08/27(日) 19:11:30 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 数年後。
「おら葵、行くぞ」 「待ってよ亮輔ーっ」
俺達二人は、結婚した。 子供も、生まれた。
可愛い可愛い女の子。
「泉、走ったら危ないわよーっ!」
「パパ、ママ。早くっ」
娘の名前は泉。
葵と二人で考えた。 否、考えるまでもなく即決だったけれども。
泉という名前に相応しく、泉そっくりの可愛い女の子になった。
今年で、5歳。
幸せだ。
俺今、幸せだよ。
泉・・・
「ホラ泉、ちゃんとお手手あわせて!」 「はーいっ」
お墓参りに来て、念入りに墓を綺麗にして、向日葵を添えて。
泉の大好きな向日葵を。
- 213 :咲夜:08/27(日) 19:16:06 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 泉の命と引き替えにして得られるものは何もないと思っていた。
でも今は、新しい泉がいる。
前の泉も、俺の中で一緒に生きている。 ずっと、ずっと。
夕方から夜になるとき。 俺は2階のベランダから空を眺めていた。
「あ、一番星」
薄暗い空に綺麗に光る星を見つけて、つい微笑んでしまった。
それがなんだか泉に見えたから。
そのとき、俺のズボンが軽く引っ張られた。
「ん・・?泉?」
下を見ると、俺を見上げている泉。
「あのねぇ、ママがご飯だって!」 「ああ・・・」
泉を抱き上げて、部屋に戻った。
もう、悲しむことなどないのだから。
一生、お前を愛するって誓ったのだから。
俺の声はちゃんと君に届いたかな。
- 214 :咲夜:08/27(日) 19:17:36 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あー・・・おわた。
おわたよ。 ちかりたよ。 一気に完結させました。 ラストはずっとこうしようって思ってました。 皆様は納得いくでしょうか・・・? まぁ、ラストの一つとして捉えて欲しいです。
毎回あげしてくださった方、どうもありがとうございました!!
- 215 :途中下車した旅人:08/27(日) 21:23:53 HOST:p78b08c.iwatnt01.ap.so-net.ne.jp
- ひそかに読んでいました。
すごく感動しました!!! ありがとうございました。
- 216 :さき:08/27(日) 23:48:17 HOST:ser350298003900129
- お疲れ様です!もう号泣ですよ;;ピコ森の小説で泣いたの初めてです!!次も頑張って下さいね($'v`★)b
- 217 :鞠子:08/28(月) 10:05:54 HOST:softbank220057137030.bbtec.net
- ☆イョ―――――(o'д`o)ノ゙―――――ゥ☆
お疲れ様です!! いやぁぁぁぁぁぁ死んじゃったよ・・・・。 めっちゃ号泣です・・・。 でも、みんな幸せになってよかった。 ホントにホントによかったです!!完結おめでとう!! なんか、言いたいけどなんて言えばいいのか分からん・・。 だから、とりあえず感謝です!ありがとうごいざいました! 気が早いかもしれませんが、次回作作ってください!! 番外編も・・・。(迷惑 ほんとに、お疲れ様でした!!
- 218 :鈴:08/28(月) 11:11:21 HOST:softbank219030172040.bbtec.net
- お疲れ様でしたァ―!!!
めちゃめちゃ泣きました… スケッチブックと手紙最高&最強ですねッw 泉は亮輔の心の中でずっとずっと生きつづけますねッ☆ ありがとぉございました^U^
- 219 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/28(月) 15:24:28 HOST:actkyo119026.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- あぁ!!途中ァゲられなくてすいません!!
今体カラ水分が抜けています!! もしこの終わり方に納得のいかない人がいたら絞めます!!(恐 他に何か小説を書く予定があれば教えてサイッッ真っ先に飛んで生きます!! メアド載せておきますo小説お疲れ様でした!!
- 220 :咲夜:08/28(月) 15:40:33 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- 途中下車した旅人さん
お、ひそかに読んでいてくださっていたのですか! ありがとうございます。 無事に完結できて何よりです。
さきさん
泣いてくれたんですか? 嬉しいですw感動系にはしようと思ってましたが・・・ 次回も頑張るのでよろしくお願いします。
鞠子さん
ありがとうございます。 皆様のおかげで完結させることができました。 感謝したいのはこっちですよw 次回作も作りますよーw
鈴さん
ほんと・・・お疲れ様でしたっ! 皆様のあげがあってこそのこの小説ですから! こちらこそありがとうございました。
。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。さん
じゃあ今すぐ水分補給をっ!! ・・・じゃあ、納得いかない人いたらお願いします(笑) 次回作も書きますよーw ありがとうございましたっ!!
次回は・・・えっと。 小説などの世界だからこそできる小説を書こうかと・・・ 題名は「シロ。」です。 まぁ、新しいスレに冒頭部分だけ書いておこうかと。
皆様、本当にありがとうございました!!
- 221 :咲夜:08/28(月) 15:45:07 HOST:softbank219212184017.bbtec.net
- あ、題名変更です。
「シロ。」じゃなくて「キミの欠片」です。 よろしくおねがいしまーす
- 222 :咲枝:08/28(月) 20:22:43 HOST:p7143-ipad206sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
- いやァ―ご苦労サマサマでしたァ―ッッ!!
最後、泣いちゃいましたァ―ッッ・゜・(PД`q。)・゜・ 愛美さえいなければァ、泉はァもう少し長く生きられたンでしょゥかねェ―・・。。 あァ―・・涙が止まらないッッ!!誰かァこの涙の止め方教えてェ―ッッ!! それにしてもォ、最後ゎ私的に意外でしたァ!! でもォ、さすが咲夜サマですッッ!! 感動のフィナーレヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ 次回作もォ、ちゃンと読みますッッ!!
- 223 :†彪乃†:08/28(月) 20:43:12 HOST:ntaich288184.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
- 最近ピコ森にきはじめた彪乃というものです。
咲夜様お疲れ様です。 ひそかにずっと読んでいました。 そして最後にほっぺに何か流れてるんです【涙(*ノェノ) とっても感動しました。 次回作も真っ先に見に行きます。 ではでは
- 224 :。*。+゚σ(o´∀`悠) ゚+。*。:08/28(月) 21:05:57 HOST:actkyo078110.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
- まぢ任せてサイッッ
もう新スレゎ立てたのですか??
- 225 :柑☆+゜:08/28(月) 21:32:32 HOST:60-56-200-57.eonet.ne.jp
- ぉ疲れサマでした(●#'A`qp).+゚
マヂで泣きました(ノД`)~゜。*素* 亮輔ゎ葵と結婚したンですねPq'v`◆)+:。* しかも子供の名前が泉($圉'Д`艸)⌒**+。感動しました−((◆'x`从*゜ 次回作もパソ禁が出なければ, (・∀・){受験生なので*ワラ*] 必ず常連になッて♂アゲ♂まくります(★'U`v$) マヂぉ疲れサマでした−(●P'v`q)+。*・♪
|