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ピコ森

チェーン―呪―メール

1 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/22(日) 14:36:19 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
  "メールを一件受信しました。"

其れはある日の丑三つ時。

高鳴る携帯の着信音。

其れに気付いて内容見れば、

恐怖が始まる呪いのメール。

―このメールは嘘じゃありません。



…貴方はチェーンメールを信じますか?

2 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/22(日) 14:37:25 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
初めましてー(・∀・)
炎厭と申します…

……あわわ!!汗
他の方と被ってしまっている!!!汗

3 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/22(日) 14:46:27 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
改めまして初めまして(・∀・;)
炎厭と申します。

今回は今学校で問題になっているチェーンメールが題材です…
他の方と題材は同じですが、内容は違うはずです…;
もし被ってしまったら消去願いを出させて頂きます故に…;

それではお楽しみ下さい。

4 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/22(日) 14:54:22 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
この話は、一人終わるごとに話が変わります(?)
あ、でも噂やメールの内容などに今までの登場人物が加わる場合があります。

----------- 受信者美保 ------------

私はチェーンメールなんて信じない。
信じても、意味がない。



チチチ…
鳥のさえずりが響く快適な朝。
私は重い身体を起こし、一息つく。

『んー…!』

大きく伸びをし、洗面所へと向かう。

私は美保。現在は中学二年生。
学校に携帯持っていたりするような女子には
なりたくない今日この頃。

『うわ…私の顔滅茶苦茶不細工…』

鏡に映る私の顔は非道い物で、まるで…

『般若みたい…』

いや、般若がどんな物かは知らないけど。

------------- NEXT -------------

5 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/22(日) 18:44:02 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
------------- 受信者美保U -------------

学校に着く。
自転車から降り、指定の場所へ行く。

『あ、また…!』

私の番号は13番。
いつも学校へ行くと12番の自転車が…。

『何で此処に止めるのよ!』

苛々しながらどける。
自分の自転車を止めて、教室へ向かう。



「えー!!?マジでかぁー!!」

大きい金切り声を上げて笑う女子が、
私の机に座っている。

邪魔だなとか思いながら、机に向かう。

「キャハハ!!ありえねぇー!」

「でしょでしょ?」

「アハハハ!!」

…いつもの三人か。

『あの。』

教室が静まりかえる。

「…何?」

『私の机に、座らないでくれる?
 ってか五月蠅いんですけど。』

少し睨みながら言ってやる。
相手は何か言いたげだったが、怯えているのか素直に机から降りた。

『(フンッ…いい気味。)』

私は心の中で嘲笑った。


「何アイツー!メッチャ調子じゃん!」

「うぜー!!」

「しんじゃえばいいのにー!」

そう叫びながら教室を出る三人。

『ハァ…!どっちがうざいんだよ…。』

小声で私は言葉を吐き捨てる。

「美保。」

『あ、薫。』

友達の薫が話しかけてくる。
顔は強張っていて、真剣な話でもあるのだろうか。

------------- NEXT -------------

6 :プリン:04/23(月) 17:18:16 HOST:KD124210053250.ppp-bb.dion.ne.jp
あげ^^

7 :(●くねくね圉'Д`艸○):04/23(月) 17:43:39 HOST:softbank218125016040.bbtec.net
あっげえええん♪

8 ::04/23(月) 19:50:56 HOST:p22023-adsao01yokonib1-acca.kanagawa.ocn.ne.jp
期待あげ〜


9 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/24(火) 19:23:51 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
―プリン様、(●くねくね圉'д`艸○)様、え様―
あげありがとうございます(・∀・)

------------- 受信者美保V -------------

『で、何?』

私たちは今、旧校舎のとある教室にいる。
薫は重そうな口を開きこういった。

「さっきの三人…気を付けた方がいいよ。」

『何が?虐められるとか?』

私は笑いを混じらせた声を出す。
でも、薫の顔は強張ったまま。

「冗談じゃないの!!
 あの人たち、メアドを知ったら酷いメールを…!」

『はっ…だから何?
 私は、あんな奴等には負けない。』

虐められるのも、怖いわけない。

『私には、現実という味方がいるから。』

負けない。負けたくない。

「…そう。」

落胆したような表情を見せ、薫は教室から出ようとする。

「じゃあ…一つだけ忠告。
 今、噂になっている"死の予告メール"…
 送られてきたら、回したほうがいいよ。

 じゃないと、死んじゃうからね。」

そう言い残し、彼女は去った。

『チェーンメール…か。』

そんなもの、私は信じない。

------------- NEXT -------------

10 :小枝:04/24(火) 20:22:03 HOST:softbank219011062035.bbtec.net
私のとタイトル似てますが・・・
こっちの方がおもしろそうですね♪

頑張ってください。

11 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/24(火) 22:19:46 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
―小枝様―
はわわわ!!!汗
本間すいませんでした!(・A・;)
チェーンメール題材の小説が先にあるとはつゆ知らず…!!

いえいえ!!小枝様の小説も面白そうですよ^^*

頑張らせて頂きます!!

12 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/28(土) 19:36:44 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
------------- 受信者美保W -------------

次の日から、アイツ等の陰湿な嫌がらせが続いた。

上履きはゴミ箱に。(ワンパターンすぎだし。)
トイレでは上から水。(ドラマの影響じゃないの?)
教科書やノートや机には酷い言葉が書いてある。(小学生じゃん。)

私は、それでも真っ直ぐに生きた。
先生にも相談した。
相談する度に、アイツ等に「テメェ何チクってんだよ!!」とか言われて蹴られたけど。
身体中に痣が出来ても、私の心は強いから。

『あー。またかよ…!』

嫌がらせメール。
消しても消しても来るメール。

『メアド変えようかなぁマジで。』

ドン!!!
強い衝撃が背中に響く。

「あ、ごっめーん!
 影が薄くて気付かなかったぁー。」

アイツ等だ。
私を嘲笑っている。
虫唾が走る。

「どうしたのー?
 もしかしてビビって声出なくなっちゃったぁ?」

「キャハハ!!馬鹿みてぇ!!」

馬鹿なのはどっちだっつの。
陰湿な嫌がらせしか出来ない癖に。

『…別に。貴方達のケバケバな化粧の臭いに胸焼けがして
 気分が悪いだけだから。』

実際、臭いし。

「何やと!!?」

殴りかかってくるのが嫌でも解る。

「おーい。何やってんねんお前等。」

声が聞こえた。
女子から隠れ人気の高い奴。(確か大阪から来たんだっけ。)
名前は知らない。

「き…紀冨君!?」

「ちょっとこの子がボケたからツッコミしただけ!」

いや、それは無理があるでしょ。

「そうそう!そうなの!!」

だから無理があるって。

「あぁ、そうなん?
 自分等生徒指導の先生に呼ばれてたで。はよ行き。」

信じるのかよ。

「え、あ。うん。」
「じゃあね!!」
「またね!美保ちゃん。」

そしてアイツ等は走り去った。
…美保ちゃんとか気持ち悪…!

「大丈夫か?自分。」

『ん?ああ、大丈夫。』

紀冨(今知ったけど)って奴が手を差し伸べてくるけど、
私はその手を掴まないで立ち上がる。

『どうせ、ボケてどつかれそうになった…だ、け…』

目の前にいるコイツは真剣な表情で私を見つめていた。

「…お前、どうせ虐められてんねやろ?」

だからどうなんですか。

    ------------- NEXT -------------

13 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/28(土) 20:40:11 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者美保X -------------

先日、私が紀冨(うろ覚え)って奴に助けられて以来、
変なチェーンメールが送られてくる。

全部、非科学的な内容ばかり。

『貴方は死にます。って!馬鹿じゃねぇの!?』

マジでうざいなぁ…。

そう考えていた、ある日の丑三つ時。
私の携帯は一通のメールを受信した。


   "メールを一件受信しました。"


誰からだろうか。
そう思って開いた。

   -------------------------
   送信者:NoRoI-chensinitae
ru.ne.jp
   -------------------------
   題名:(無題)
   -------------------------
   本文:
   このメールを受信した人は
   一週間以内に友達に一通で
   もいいから回して下さい。
   このメールは本物です。
   回されなかった場合、
   このメールを開いてから
   一週間後の丑三つ時に。
   貴方の枕元に、
   私が立っていることでしょ
   う。
   死にたくないなら人を犠牲
   にしないといけません。
   もう一度言います。

   このメールは嘘じゃありま
   せん。

   今までに死んだ方はまだ0人
   です。
   貴方が初めの1人かも知れま
   せんね。
       ―END―
   -------------------------

『はぁ…?また嘘じゃありませんメールか。』

何で友達にこんなん送らないとダメなの?

ふと、私の脳内に薫の言葉が蘇った。

"「じゃあ…一つだけ忠告。
 今、噂になっている"死の予告メール"…
 送られてきたら、回したほうがいいよ。

 じゃないと、死んじゃうからね。」"



『あり得ないって。』

私はメールを無視して、眠りに落ちた。

    ------------- NEXT -------------

14 :さくら:04/29(日) 21:54:18 HOST:softbank221032060185.bbtec.net
あげ!
めちや面白い♪

15 :炎厭 (aowZDp2DrA):04/29(日) 23:13:49 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
―さくら様―
あげ有り難うございます。
そう言っていただけて嬉しいです(・∀・)

    ------------- 受信者美保Y -------------

朝。
目覚めは悪い。
決して最悪ではない。

この世に100%は存在しない。
すなわち最悪は、あり得ない。

『ふぁっ…』

欠伸が出た。

「おっ。よぉ。美保…やっけ?」

…紀冨(?)だ。
何で行き道で会うんだ。

『何で勝手に呼び捨てなの?』

不機嫌そうに答えてやる。

「ええやん。俺お前の苗字知らんし。」

『…はぁ…。私の名前は菅野美保(かんの みほ)。
 美保って呼ぶのやめてね。』

「おぉ。サンキューなっ菅野!」

何だコイツは。

『そんじゃ。』

私は紀冨からさっさと離れたくて、靴箱へ颯爽と向かった。

バサバサッ!!!
靴箱を開けると、落ちてくる物。



『くっさ!!!』

生ゴミ。
しかも、魚とか、肉とか…!
多分これ牛乳とか混ぜて有るなぁ…。

「うわ。何や菅野。お前…虐められて…」

『五月蠅い。
 別に気にしてないし。』

私は落ちてきた物と上履きを捨て、その辺にあった雑巾で拭いた。

『臭い…取れない。』

「本間くっさいなぁ。」

…まだ居たのか。お前。

『さっさと教室行けば?
 私一人で出来るし。』

「アホか。虐めの現場目撃して何でほっとかなアカンねん。」

…こいつ意外といい奴?

『…まぁありがと。』

「別に。」

    ------------- NEXT -------------

16 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/04(金) 14:57:02 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者美保Z -------------

教室へ入る。
居心地も、悪い。
周りから聞こえるのは、潜めた声。

「菅野さん虐められてるんだって…」
「まじで?可愛そう…」
「でも私菅野さんうざかったから丁度いいしー。」

バンッ!!!!
机に鞄を叩き付ける。
自分の機嫌が、悪いのが、痛い程解る。
周りの奴等は驚いたのかビクッと肩を震わせた。

『コソコソ言ってんじゃねぇよなぁ?蛆虫共がッ!
 私は虐めなんかで負けるようなテメェ等みたいな人間じゃねぇんだよ!!!』

一気に捲し立てる。
皆、呆然としている。

『負けない。』

そう言って私は教室を出た。


「美ー保ちゃん。あのメール見てくれたぁ?」

廊下で、アイツ等と出会った。
笑いながらこちらへ近づいてくる。

『へぇ。あの"絶対死ぬ"とか?
 どうせ自作でしょ?誤字脱字多すぎだしッ!
 あぁ、あの夜中のメールもアンタ達?
 枕元に立てるもんなら立ってみろよ。ばぁか。』

苛々していたのもあったのか、私は嘲笑うように言ってやる。
相手は、怒りが混じった表情でこちらを睨み付けている。

「夜中…?はッ!私そんなメール送ってないですけどぉ?
 あ、最近話題の死の予告メールって奴じゃない?

 回したの? 薫 ち ゃ ん に 。」

笑いながら、一人が言う。
送って、ない?

『薫に回すわけないじゃん。
 私はチェーンメールなんて信じないの。』

私はその場を去った。



【もう 遅 いよ …フフ フフ フ フフフッ…】

    ------------ NEXT ------------

17 :はちみつ*⌒+◇☆:05/04(金) 15:57:13 HOST:FL1-122-132-188-103.stm.mesh.ad.jp
NEXT*⌒+◇☆
めっちゃおもしろいですー!
頑張ってください♪゜*(o'v`●)♭+゜♪

18 :ちこ:05/05(土) 17:26:49 HOST:ser357664003468842

あげーっ(・∀・)


19 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/05(土) 18:39:56 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
 ―はちみつ*⌒+◇☆様―
NEXTありがとうございます(・∀・)
そう言って頂けると嬉しいですvV
頑張らせて頂きますw

 ―ちこ様―
あげありがとうございます(・∀・*)

20 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/07(月) 01:58:30 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者美保[ -------------

あのメールが来てから、三日目…
身体に異変が起きた。

『何コレ…!!』

鏡を覗くと腕や足に琥珀色の斑点が出来ていた。

『気持ち悪いッ…!!』


朝食を食べ、もう一度確認をした。


『………あれっ… 消 え て る …。』

不思議…奇妙。
恐怖が頭をよぎる。




身体が崩壊していくような
そんな感覚に襲われた。




怖い…怖い…
あのメール………!


送らないと…でも…



    信   じ   ら   れ  な  い  。

    ------------- NEXT -------------

21 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/08(火) 21:42:09 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者美保\ -------------

日を追う毎に、身体が弱っていくのが解る。

三日目には琥珀色の斑点が出た。
四日目には食欲が無くなった。
五日目には寝れなくなった。
六日目には斑点が消えなくなった。

…そして、今日が七日目。
寝ていない私の肌はボロボロ。
あまり食べてもないから頬も痩せこけ、
所々に琥珀色の斑点が覗く。

『コレが私―――?』

あのメールは本物だった?
今、送れば、助かる?

否。
此処まで来てしまった。
もう、助からないだろう。

『…ぅっ…』

微かな嗚咽。
私、泣いてるんだ。

まるで他人事みたいで。



それでも、学校へ行く。
斑点は、持病だと嘘をついた。
最近寝てないから肌色も悪いと言った。

でも、アイツは…

「お前、虐めでそんなんなったんちゃうやろな?」

『…紀冨ッ』

無意識の内に踵を返そうとする。
腕を掴まれる。

「待ち。この斑点…何?」

『別に…持病だし。』

「此処一週間の内に出来た斑点が持病?」

コイツ見てたのか。

『五月さ―――…』

五月蠅いと言い切る前に、喉を何かが通った。
と、思いきやその"何か"は私の口から出てきてしまった。

『ゴホッッ!!?』

咄嗟に手で口を押さえる。
落ち着いて、手を見ると、紅い血がこびり付いていた。

「菅野大丈夫か?病院行った方が…」

もう私はダメなんだ。
そういう絶望感から苛立ちを覚える。

『五月蠅いッ!!!』

私は紀冨を力一杯突き飛ばし、学校から飛び出した。

    ------------- NEXT -------------

22 :歌音:05/09(水) 18:41:22 HOST:p030.net219096010.tnc.ne.jp

 おもしろいです! 頑張ってください!


23 :炎厭:05/09(水) 19:47:11 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
  

24 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/09(水) 19:48:11 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
あわわ;;↑の私です;;
失敗しましたorz

  ―歌音様―
おもしろいですか?w
ありがとうございますw
頑張らせて頂きます^^

25 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/12(土) 20:18:36 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者美保] -------------

その後、病院へ行くと、原因不明の病気だと宣告された。

…入院が決まった。
私の病室は、200号室。

2:00………丑三つ…時。

考えたくなくても、深く考えてしまう。

『私ッ……死ぬの…かな…』

病室で一人、涙を流した。



夜中。
私はまだ、寝れずにいた。
恐怖からか…身体は無意識の内に小刻みに揺れる。

『はぁっ………は……』

心なしか、息が荒く感じる。


携帯が、鳴った。

時間を確認する。

 ………2:00。

私は、まだ、死んでない。

『はははっ…やっぱ嘘なんだ…』

そう思って、布団に潜った。



瞬間、に。
首を締め付けられる。

『グッ…!!!?』

苦しい。息が出来ない。
藻掻いて、藻掻いて…暗闇に眼が慣れる。

『………!!!!?』

其奴は―――……




私の意識は、  其処で   途絶えた。


   "メールを一件受信しました。"

開けば不幸が訪れる。
ただし、親友に送れば…助かるんですよ?

   -------------------------
   送信者:NoRoI-chensinitae
   ru.ne.jp
   -------------------------
   題名:(無題)
   -------------------------
   本文:
   このメールを受信した人は
   一週間以内に友達に一通で
   もいいから回して下さい。
   このメールは本物です。
   回されなかった場合、
   このメールを開いてから
   一週間後の丑三つ時に。
   貴方の枕元に、
   私が立っていることでしょ
   う。
   死にたくないなら人を犠牲
   にしないといけません。
   もう一度言います。

   このメールは嘘じゃありま
   せん。

   今までに死んだ方はまだ1
   人です。
   その人は、
   菅野美保さん
   です。
   貴方の名前も此処に入るか
   も知れませんよ?
       ―END―
   -------------------------

    ------------- 受信者美保 END -------------

26 :炎厭 (aowZDp2DrA):05/14(月) 20:22:52 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------- 受信者浩輔 -------------

泣きはらした目。

…アイツは、死んだ。


『何でや…』


俺が、アイツの変化に気付いた。
俺がアイツを救いたかった。

『なぁ…菅野ッ…
 俺は邪魔な…存在やった…?』

俺のせいで虐めをうけたん?
俺のせいで死んだん?

「紀冨君…」

声が聞こえる。
声の方へむき直すと、其処には菅野の親友(やったよな?)
である闇雲薫が立っていた。

『何や、闇雲さん…』

「美保…死んじゃったね…」

悲しそうな顔を俺に向ける。
俺は 闇雲さんの表情で 驚愕 した。

『ッ………俺、帰るわ…』

「そう?バイバーイ。」

気軽に話しかけるな。
お前が犯人か?お前なんか?
アイツは悲しい顔をするどころか笑ってた。

 親 友 の 死 を 笑 っ て た …

    ------------- NEXT -------------

27 :炎厭 (aowZDp2DrA):06/10(日) 18:03:47 HOST:pc9155.ztv.ne.jp
    ------------ 受信者浩輔U ------------

夜中。

闇雲さんの表情を考えると、寝れなかった。

…怖い。

何がやろ?

表情が?


…それとも、これからの事が?


 ヴーヴー

携帯のバイブが鳴る。


メール…?


   "メールを一件受信しました"



   -------------------------
   送信者:NoRoI-chensinitae
   ru.ne.jp
   -------------------------
   題名:(無題)
   -------------------------
   本文:
   このメールを受信した人は
   一週間以内に友達に一通で
   もいいから回して下さい。
   このメールは本物です。
   回されなかった場合、
   このメールを開いてから
   一週間後の丑三つ時に。
   貴方の枕元に、
   私が立っていることでしょ
   う。
   死にたくないなら人を犠牲
   にしないといけません。
   もう一度言います。

   このメールは嘘じゃありま
   せん。

   今までに死んだ方はまだ1
   人です。
   その人は、
   菅野美保さん
   です。
   貴方の名前も此処に入るか
   も知れませんよ?
       ―END―
   -------------------------



…驚愕。



呪いのメール。
呪い。呪われ。

俺はどうすればいい?

    ------------ NEXT ------------

28 :炎厭 (aowZDp2DrA):06/28(木) 13:49:35 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
浩輔が終わったら完結にします(・A・;)

    ------------ 受信者浩輔V ------------

翌朝。

『………』

気分が優れない。
俺は、どうすればええの?


『…送り返し…』


其れだけが脳裏に浮かぶ。


せやけど、送り主のアドレスには返信出来へんだ。


『闇雲さんの…アドレスを聞けば…』


俺は、助かる。
菅野の敵を、討てる。





学校。

「よッ!紀冨ー」

『おぉ…  なぁ、 お前闇雲さんのアド知っとる?』

「知らねぇけど?嗚呼、アイツ多分学校に持ってきてるぞ?」

『…さよか。解った。』



俺はそっと闇雲さんの机に寄る。

鞄の中に光る携帯電話が見えた。





誰にもバレへんように其れを盗んだ。




『こうすれば、バレんやろ…』


俺が、闇雲さんを殺す。
其れだけしか道がないんや。


   "メールを送信しました。"




    ------------ NEXT ------------

29 :招かない猫:07/01(日) 11:04:48 HOST:p196.net059084003.tnc.ne.jp
面白いです!!! あげ

30 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/04(水) 21:15:57 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
>招かない猫様
ありがとうございます(o∀O*)Σ

31 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/16(月) 19:35:36 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
てっ…展開が早い……
ネタが尽きてきているのですorz
その変わり違う小説のネタが思い浮かんできてしまったんですが…orz

    ------------ 受信者浩輔W ------------

メールを送ってから四日か過ぎ。
俺自身の変化は菅野の時ほどでは無い。

『助かるんかなぁ…?』

不安に溺れる日々。









七日目。

朝、学校へと向かうと…すっかり痩せこけた闇雲さんの姿があった。

『昨日まで元気そうやったのに…?』

不安やった気持ちが、一気に晴れる。

これで、菅野の敵がとれるんやな。

『ククッ…』

嬉しかった。
罪悪感もなにもない。

ただ、嬉しかった。







―――2:00。

ベッドに沈む。
アイツが来るのを、待つ。


 ペタッ…ペタッ…


………キタ。





恨み、晴らす。
この想い…

    ------------ NEXT ------------

32 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/16(月) 19:45:19 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
    ------------ 受信者浩輔X ------------

 キィッ……

ドアが開く。


『……ッ…?!』


其処にいたのは、闇雲さんと、










…………菅野。


「クスクス…きーとみくーん…」

「起きてるんだろぉ?」


目を見開いて、此方を見下ろす二人は。


『……化け…物…!!』


獲物を得たような、
獰猛な笑みを浮かべている。


「化け物…?フフッ…何のことぉ?」

「私には解らないよ?」


菅野の首には、人の手形。

…否。



 闇 雲 さ ん の 手 形 。


『んで…?何で…菅野…!!』


混乱する。
菅野は、死んだやろ?
菅野は、もうおらんのやろ?

『何で、お前が…!?』


「何でって?……決まってるじゃない。」


『決まってる…?』



菅野は先程まで見開いていた目を閉じ、
また開く。

…と、同時に。
闇雲の横顔を持っていたと思われるバッドで殴りつけた。


『…!?』


「薫を殺すためだよ?フフフッ…」


まるで何かに取り憑かれたかのように、
闇雲さんを殴り続ける菅野。

やがて、闇雲さんは、冷たくなった。


「紀冨………有り…難う………。」


そう言って振り向いた菅野の表情は、
ずっと前に見て俺が惚れた…菅野の笑顔やった。


瞬間、睡魔に襲われる。
薄れゆく意識の中、菅野の笑顔だけが視界に残った。






菅野と闇雲さんの死体は、翌日の朝俺の部屋から消えていた。

    ------------ NEXT ------------

33 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/16(月) 19:52:18 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
    ------------ 受信者浩輔Y ------------

学校へ向かい、教室の中へ入る。


『…あれ?』


俺の席が、無い。

闇雲さんの席も。
菅野の席も。


『何で、ないねん…』


近くにいた奴に話しかける。


……気付いてないんか?


『何で…?何で…?』


解らない。
俺は、生きてるやろ?
闇雲さん、おったやん。
菅野も、おったやん。

何で、俺等の机あらへんの?




…携帯が、鳴った。

   -------------------------
   送信者:NoRoI-chensinitae
   ru.ne.jp
   -------------------------
   題名:(無題)
   -------------------------
   本文:
   このメールを受信した人は
   一週間以内に友達に一通で
   もいいから回して下さい。
   このメールは本物です。
   回されなかった場合、
   このメールを開いてから
   一週間後の丑三つ時に。
   貴方の枕元に、
   私が立っていることでしょ
   う。
   死にたくないなら人を犠牲
   にしないといけません。
   もう一度言います。

   このメールは嘘じゃありま
   せん。

   今までに死んだ方は3人で
   す。
   その人は、
   菅野美保さん
   闇雲薫さん
   紀冨浩輔さん
   です。
   貴方の名前も此処に入るか
   も知れませんよ?
       ―END―
   -------------------------

『うあぁぁぁぁぁ!!!!!!!』


俺は、死んだ?
何故?何故?何故?

俺は、今、此処に、生きて―――…





「おい、この学校の噂知ってるかー?」

「何だよ。」

「呪いのチェーンメールだよ。
回さないとマジで死ぬんだってさ。」

「マジで死んだ人とかいるのかよ。」


「居るんだよ。3人。」




そのメールが届くとき、
躊躇せずに、送ればええんや。



「まぁ、死んだのは…もう5年も前らしいけどな。
此処の生徒だってよ。」

    ------------ 受信者浩輔 END ------------

34 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/16(月) 19:54:25 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp



  "メールを一件受信しました。"


それはある日の丑三つ時。

夜中に高鳴る着信音。

決して躊躇は無用です。


さぁ、回しなさい。


回さなければ、命がなくなりますよ?



回すなら、お友達にしたほうがいいでしょう。








本当は、一日でも経つと………………












35 :炎厭 (aowZDp2DrA):07/16(月) 19:57:23 HOST:dhcp181-060.ztv.ne.jp
------------ END ------------

チェーン―呪―メールは完結しました。
お楽しみ頂けたでしょうか?
また、新しいお話が出来たら書かせて頂きます。
その時は何卒よろしくおねがいします。

------------ END ------------


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