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3歳上のあなたへ

1 :ミミ:09/25(火) 20:07:23 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
いつからだったんだろう

あなたが好きになったのは

あなたが大切な存在になっていったのは

あなたが笑うと嬉しくて、私も思わず微笑んじゃうの

ねえ笑って、こっちを見て

ずっと一緒にいてくれる?




初めまして⌒★
初めて小説を書かせていただきます
読んでくれると嬉しいです(●^∪^●)


    ミミ



2 :ミミ:09/25(火) 20:27:13 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「暑い」

起きた時から15回もいっている言葉を、学校に登校しようとして家のドアを開けた時に言った

私、熊澤美音 中学2年生

部活は空手をしていて一応オレンジ帯です

髪は黒い長い髪なので、上のほうに2つに結ってます

「それにしても暑すぎる!今まだ6月だよ〜」

半ば泣きそうになりながら美音は叫んだ

「やっぱり地球温暖化が進みすぎてるんだね♪きっと」

1人でぶつぶつ言いながら美音は歩き出す

「みっおーん!!」

「来ちゃった;;」

隣の家からニコニコしながら高校生ぐらいの男の子が出てきた

「全、うるさあいいい!!!」

落合全 高校2年生の美音の幼馴染

「だって美音が先に行こうとしてたんだもん」

ちょっぴりほっぺたを膨らました

「そんな別に一緒に行ってないじゃん」

美音はまた先にすたすたと歩き出してしまった


3 :ミミ:09/26(水) 20:20:39 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
(また言っちゃった;;)

美音は後悔していた

全が寄ってきてくれたとき、本当に嬉しかったのに

いつも素直になれない

(私のばかーーーー!!)

「どうしたの?」

全が美音の顔を覗き込んできた

全の茶色のちょっと長い髪

きれいな黒い目

整った肌

全のすべてが好き

「き、急に見ないでよ」

急いで全から離れた

顔が自分でも分かるほどに熱かった



4 :ミミ:09/26(水) 21:02:11 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「あれ、美音。顔赤いよ??大丈夫?」

「大丈夫。ほら全、急がないと電車に乗り遅れちゃうよ」

全は高校生だから電車通学している

美音は歩いて20分ぐらいの所にある[R中学校]に通ってる

「あ、そうだけど。でも美音・・」

心配そうに言った

「大丈夫!暑いだけだから。じゃね〜」

本当のことを知られるのが怖かった

いえるわけが無い

全を見て恥ずかしくなった。なんて・・・

全の視線を感じながら美音は学校に向かった

「暑い」

16回目の暑いを言いながら


5 :こもも (YkIgIufP86):09/26(水) 22:56:31 HOST:pd3ac7c.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp

全さんと一体どうなるんでしょうね?(わくわく
続きが気になります><
アゲーッッ!!

6 :ミミ:09/27(木) 19:56:04 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
こももサマ⌒★
初あげありがとうございます
これからも頑張ります


7 :ミミ:09/27(木) 20:06:58 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
◎学校◎

「美音、おはよー」

「おはー」

教室に入ってすぐに、親友の如月鈴が挨拶をしてくれた

「今日も一緒に登校してたでしょ。見たよ〜」

鈴はいたずらっぽく笑った

「それは、全が・・・」

「言い訳しない」

鈴は結構前から私の相談にのってくれている

やさしくて、面倒見がいいお姉さんタイプ

「でもさ、全がせっかく話しかけてきてくれるのに私恥ずかしいんだよね」

「誰でもそうだと思うけど」

鈴がきっぱり言った

「う〜ん。そういえばさ鈴は好きな人いないの?」

鈴からは恋の話は聞いたことがない

「あたし?あたしのことはいいから自分のことを考えなさい!」

(鈴恥ずかしいのかな。やっぱりいないとか・・・)







8 :ミミ:09/27(木) 20:14:14 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「ねえ、美音??聞いてる?」

ボーっとしてて鈴が呼んでるのに気がつかなかった

「ごめん、なんだっけ?」

あわてて答えた

「だから、転校生が来るんだって」

転校生?

「こんな時期に?なんて微妙な時に」

だってまだそんな時期じゃないと思うんだけど

「知らないよ、そんなこと。でもさどんな人なんだろうね」

鈴はわくわくしながら聞いてきた

「さあ?いつくるの?」

「えっとね、確か・・・。明日、だったような」

「ふーん。まったく興味なし☆」

男だろうが女だろうが美音にはまるっきり興味がない

鈴は結構好きらしい


9 :ミミ:09/27(木) 21:26:14 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
その後担任の木原先生(女)が来てHRが始まった

それからは普通に過ぎて行った

放課後になってそれぞれの部活に行った

私はテニス部で、鈴は吹奏楽部

私のほうは今日休みだった

校門に行くといつもの見慣れたあの人が立っていた

私に気づくと嬉しそうに駆け寄ってくれた

「美音、一緒帰ろう」

いつもと変わらないやさしい言葉

嫌だと口にしながらも本当は嬉しい帰り道

他愛のない話が妙に楽しかった

「明日ね、転校生が来るんだって」

「へー、いいな。女?男?」

全が聞いてきた

「どっちだっけ・・・、わかんない。担任が行ってた様な」

美音は普段話を聞かない子ってコトは全もよーく知ってることなので

「やっぱり。聞いてなさそうだな、って思ったんだよな」

「ひど〜。私だって時々聞くもん」

「時々かよ。それじゃだめじゃん」

なんて2人でじゃれ合っていたらあっという間に家に着いた

(早いな、家に着くの)

ちょっぴり切なくなって、寂しくなった

「それじゃ、また明日」

全が手を振って家の中に入ろうとした

「全!」

思わず呼び止めていた

「ん?」

それでも全はいつものように振り返ってくれた

「あの、さ」

自分でも何を言いたいのか分からなかった

けど・・・


10 :ミミ:09/27(木) 21:35:38 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
言葉が見つからなくて気まずい空気が流れた

どうして呼びとめたんだろう

自分でもビックリしている

いつもより何故か心臓の音がどきどきしていた

「美音?」

全が1歩、近づいてきた

なんだか急に息苦しくなったような気がした

「全、私・・・」

好きって言っちゃえばどんなに楽なんだろう

泣きたくなってきた

全と美音はだんだんと距離が狭まっていく

「その・・」

喉がカラカラになっていく

「す・・・」

そこまで言いかけたときに全が急に美音を抱きしめた


11 :ミミ:09/27(木) 21:53:43 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「んっ」

ビックリして何がなんだか分からなくなっていた

全、どうしたの

「全っ、ちょっと・・・」

恥ずかしかった

誰かが見ているかもしれなかったし

でも全は離してくれない

「全ッ!!」

「美音、かわいすぎ」

そう言って全はもっと強く抱きしめてくれた

「え??」

かわいい、私が?

全が私にかわいいって・・・

「好きだ。ずっと好きだった」

ずっと聞きたかった言葉

そして私が全に対して思っていた言葉

嬉しい、ありがとう全

頬に雫が流れ落ちた

綺麗な綺麗な透明だった

「私も、だよ。全」

精一杯の言葉で、返事を返した

そしてそれまで口元にやっていた手を全の腰に回した



12 :ミミ:09/28(金) 19:40:27 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「ふう」

お風呂からあがったばかりの美音はベットに倒れこんだ

「全」

さっきまで抱きしめられていた肩に手を添える

信じられなかった

全が自分に好きって言ってくれた

嬉しい

明日からはもっと頑張ってかわいくしなくちゃ



13 :ミミ:09/28(金) 19:48:14 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「鈴にも教えなくちゃ」

机の上に置いといた携帯電話を開いた

美音は特別メールを打つのは早くなかったが、人と繋がってると思えてメールが好きだった

「えっと、全と付き合うことになりました。で、いっか」

メールを打ち終えた

「明日の朝、楽しみだな」

1人でニヤニヤしながら明日のことを考えていた

全とラブラブ登校!!

だんだんと色んな妄想を膨らましていった

そして、そのまま眠りについた


14 :ミミ:10/13(土) 19:19:40 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
気が付くと6時

「そろそろ起きなきゃあ・・」

重たい体を無理やり起こす

昨日の告白を思い出した

「全の彼女かあ」

なんか、全然そんな感じがしない

15 :ミミ:10/13(土) 21:01:39 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
準備が終わって、外に出ると全が居た

「おはよ」

いつもと変わらない笑顔を私に向けた

「おはよう。待った??」

「だいじょーぶ」

いつもは此処でそのまま進むけど、今日からは違う

「はい」

私が手を出した

全はニコって笑って、手を繋いだ

幸せ。

ただその一言



16 :ミミ:10/13(土) 21:35:11 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
ずっとこのままでいたかったけど、まあ無理に近いんだよね

「それじゃあね、全」

繋いでいた手を離した

急に寂しくなった

「そっか、そうだね」

全はやっぱりいつもと変わらない

寂しくないのかな

くるっと、向きをかえ、進もうとしたとき全に呼び止められた



17 :米沢牛:10/13(土) 22:07:50 HOST:05001018052108_va.ezweb.ne.jp
ミミさま、


初めまして!


米沢牛と申します!
o(^-^)o


『3歳上のあなたへ』


楽しく読ませてもらいました!


ミミさまは小説を書くのは初めてとのことですが、


なかなかどうして、
小説の基本の書き方はしっかりと出来ているし、


なにより、
美音と全の幼馴染みの微妙な関係と、
美音の素直になれない繊細な心理が、
うまく表現出来ていて読んでる俺もドキドキとして思春期に戻った様な気分にさせられました!


美音と全の初恋は
このまま成就するのか?


ドキドキワクワクしながら、話の続き待ってますね!


ミミさま、
楽しんで作品を書いて下さいね!


o(^-^)o




18 :ミミ:10/14(日) 17:30:47 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
★米沢牛サマ
ありがとうございます
こんなに素敵な言葉をもらえてミミは嬉しいです
これからも頑張って更新していきたいと思います(●´∪`●)ノ

19 :ミミ:10/14(日) 17:41:06 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「ちょっと、待って」

「ふあ??」

呼び止められるなんて思ってもいなかったから、変な声を出してしまった

「えーと、何??」

困ってしまって、いい言葉が見つからなかった

「うん・・、あのさ」

何だろう

悪いことじゃないといいけど

「今日、部活終わったら一緒帰らない??」

全が顔を赤くして、美音の目を見た

「でも、私きっと遅いよ?終わるの・・」

テニス部は、7時ぐらいまでみっちり練習をする

「いいよ。だって・・・」

そこまで言って全は下をうつむいてしまった

「だって、何??」

気になる・・

こんな全見たことないし

「だって・・、彼女を夜遅くに1人で歩かせるわけにはいかないだろ」

「え・・」

全・・

そんなに私のこと思ってくれてたの??

「迎えいくから、待ってろよ」

また笑顔を私に向けた

ここで断る馬鹿が何処にいる!!

「うん」

あー!!

今日の放課後楽しみだあ!!



20 :ミミ:10/14(日) 18:32:39 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
学校に行く途中で、鈴に会った

「なんかご機嫌じゃん」

「えへへー。分かる??」

「まあ、あれでしょ??告白のやつでしょ」

鈴は何でも分かってるなあ・・

「それもあるけど。それにさ、今日の朝ね・・」

さっき全から言われたことをそのままそっくり話した

「へー。よかったじゃんか」

「だよね!かなり幸せ!生きててよかったーーー!!」

周りの人にくすくす笑われてしまった

「美音、なにやってんの??」

「ごめんなさい;;」

すごく恥ずかしい

私の馬鹿ーー!!



21 :米沢牛:10/14(日) 20:24:10 HOST:05001018052108_va.ezweb.ne.jp
なんか・・・・
すごく美音ちゃんが可愛いです!


(*^_^*)


良い作品なので、
小説雑談板の、
レベルが高い小説スレに紹介させてもらいました!


ミミさま、
ドキドキワクワクしながら更新待ってますね!


(^o^)/




22 :ミミ:10/14(日) 22:55:05 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
★米沢牛サマ
ありがとうございます!!の一言しかありません
これからも頑張ります!!

23 :ミミ:10/15(月) 19:25:48 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
見慣れた道を通りながら、学校へ向かった

だけど今日は違かった

高校生くらいの、男の子がタバコを吸っていた

「ねえ、鈴!あいつタバコ吸ってる」

「うわ本当だ〜。やだ」

周りの人も、その男の子を迷惑そうにじっと見つめていた

「美音、気にしないで行こうか」

鈴はさっさと先に行ってしまった

「煙たい」

一言、呟いた

「へ?ちょっと、美音?」

鈴がそう言った時には遅かった

「すいません、此処禁煙場所なんですけど」

美音がタバコ男に近づいて、満面の笑みで話しかけた

「・・・」

聞こえてないとでも言うように、タバコを吸っていた

「あの・・」

美音苦笑い

「・・・。チビ」

プチッ

美音の頭の中で、何かが切れました



24 :ミミ:10/15(月) 20:11:00 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「おい、チビ。何処かに行ってくんね??」

「さ・・い・・」

「は??」

美音がプルプル震えている

「うるさあーい!!チビ言うな!!」

バコッ

タバコ男の顔面に空手チョップが・・

「痛えっ!何すんだよ!ドチビ」

「あんたこそこんなトコで、タバコ吸うんじゃない!」

かっこよく決めると、すぐに鈴の元へ戻ってきた



25 :ミミ:10/15(月) 20:22:58 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「鈴〜。チビって言われた」

泣き目になりながら、鈴に抱きついた

「はいはい。美音は凄いね。頑張ったよ」

鈴が、頭をなでなでしてくれた

「もう、あんなことしなくていいからね」

「うん、絶対しないもん」

実は美音、小さい頃から背が小さいことを気にしていた

ドチビって言われていた

でも、いつでも全が守ってくれた

「うう・・、全」

「ほらほら、泣かないの!」

「う・・ん」

もう、絶対あんなヤツには近づきたくない



26 :ミミ:10/15(月) 20:28:50 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
美音たちが行った後に、あのタバコ男が切れていた

「なんなんだよっ!あいつは」

殴られたところを、さすりながら言った

「ン?」

タバコ男が、何かを見つけた

それは・・

「生徒・・手帳・・?」

美音の生徒手帳だった



27 :ミミ:10/15(月) 20:48:06 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「ない、あれ??」

「どうしたの??」

何かを探している美音に鈴は声をかけてきた

「生徒手帳が無いの!!どうしよう・・」

「そんなに大切だったの??」

「うん・・」

あの生徒手帳には全との写真が入っている

「どうしよう」

「多分、さっきのトコじゃないかな?」

美音がタバコ男に空手チョップをお見舞いしてあげたところだ

「ありがと・・。帰りにでも探してみる」

全と一緒に

手伝ってくれるよね・・

あ、でも中身を見られたら恥ずかしい・・



28 :ミミ:10/15(月) 21:38:20 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
チャイムが鳴った

それと同時に、木原先生が教室に入ってきた

「はい、みんな座って」

ざわついていた教室が少しだけ、静になった

「みんな静に!転校生を紹介します」

また、ざわざわし始めた

「さ、入って」

ドアがガラッと開いた

すらっと足の長い男の子

金髪の髪の毛

高校生のような背の高さ

「どっかで見たことのあるような・・・」

鈴が呟いた

「ああー!!タバコ男ー!!」

「ドチビ女!!」

「ちげえよッ!俺は、降旗遼大だ!」

「私は熊澤美音!ドチビって言うな」

皆は2人のやり取りを面白そうに見ている

「ちょっと美音、やめなよ」

鈴が止めに入った

「ちょっと、タバコってどういうことなの??」

木原先生が聞いてきた

「先生!実は遼大が、今日の朝ふごッ「何?俺が??」

遼大が口を塞いできた

「先生、俺今日、タバコ吸ってるやつに注意したんですよ」

はあ??

なに言っちゃってんの??

「まあ、そうだったの。転校早々から良いことしてるのね」

先生・・

騙されないでよお・・

29 :ミミ:10/15(月) 21:49:43 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「皆も見習うようにね」

やっと、遼大が離してくれた

「おい、ドチビ女。言ったらただじゃおかないからな」

かなりがんを飛ばされながら言われた

「さあねっ!別に怖いことなんて私にはありませーん」

なに、あいつ

チョームカつく!!

「いいかげんにしなよ、全先輩が見たらどう思う??」

鈴が呆れながら言ってきた

「そうだよね。よし無視」

「全って誰?」

なんだよ、偉そうに

「ねえ鈴ー」

わざと鈴に話しかけた

「もしかしてこいつ??」

生徒手帳の写真を見せながら言ってきた

「なんで持ってるの!!」

こいつに拾われるなんて最悪

「なんでって、落ちてたから」

私のアホーー

涙出てくる



30 :ミミ:10/15(月) 21:59:27 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
遼大の手から、生徒手帳を奪い返すと席に着いた

「ねえ、無視すんなよ、ドチビ女」

うるさいな、タバコ男め・・

「話しかけてこないでくれる??」

冷たく言ってみた

「あっそ」

なに、逆切れ??

もう嫌だーー

全助けてよ

「ドンマイ」

鈴が一言呟いた



31 :ミミ:10/18(木) 19:56:08 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「はあ」

おおきなため息1つ

「疲れた」

あの後遼大から散々睨まれ続けたのだ

「タバコ男め・・・」

ぶつぶつと文句を言ってやった

部活にも身が入らなくて、何度も怒られた

「美音」

この声は!!

「全っ!迎えきてくれたんだね」

嬉しくって、思わず抱きつきそうになった

「当たり前じゃん。さ、帰ろうか」

ちゃんとリードしてくれるところにキュン

「うん!」

遼大のことはもう頭に無かった



32 :ミミ:10/18(木) 20:08:20 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「そういえばさ、転校生来たんじゃ無いっけ??」

ギクッ

「あ〜、来たかも??」

疑問形になってしまった

「どんな子?」

「うん、まあねっ。それより・・」

頑張って話をはぐらかした

全はあまり気にしてなかったみたい

私、ナイス!!

「なんだ、せっかく俺のこと話しててくれたのに。
 やめちゃったの?」

「当たり前でしょ。誰があんたみたいなタバコ男・・」

あり??

後ろを振り向くと、片手にタバコを持った遼大がいた

「タバコ男で悪かったな。ド・チ・ビ」

ずきん・・

やっぱりつらいもんだね

「うっさい!」

はっと気づく

隣には全がいたんだった

全はビックリしてる

「何?そいつドチビの彼氏??」

「ちょっと、あんたには関係ないでしょ!」

「いや、関係あるんだよな・・」

「は??ちょっと全には手出さないでよ?今度は空手・・」

ぐいっ

手を引っ張られた。と、思ったら抱きしめられていた

「好きな女と、彼氏を別れさせるのって楽しいよな」

「はあ??」

全がいるのにいいい

このタバコ男・・

「出来るもんなら、やってみろ」

ぜ・・、全??





33 :ミミ:10/18(木) 20:18:05 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
私と、遼大を引き離してくれた

そして全の顔がすぐ目の前にあった

唇と唇が重なり合った

どきん

「ぜ・・ん・・」

「美音は渡さない。何があっても」

全が遼大を睨んだ

「チッ!クソうぜー」

遼大が怒鳴り声を上げて、その場を去った

「全っ!」

「ごめん、咄嗟にキ・・キ・・」

そりゃあ恥ずかしいよね;;

「ありがと・・。嬉しかったよ」

ニコって笑ったら、全も笑ってくれた

その笑顔大好き

「それにしても、あいつうざい・・。
 学校で気をつけろよ?」

全が心配しながら言ってくれた

やさしすぎだよ!!

「大丈夫!鈴がいるもん」

「そうか・・。何かあったらすぐ電話しろよ」

「うん」

なんで全はこんなに暖かいんだろう



34 :ミミ:10/18(木) 20:24:44 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
幸せな時間というものは、あっ!という間に過ぎちゃって、気が付くと家についていた

「あ、送ってくれてありがとう」

「こちらこそ、また明日の朝な」

そうだった

毎朝、学校に行ってるんだもん

すぐに会える・・

でも家に入るとなんだか寂しい気持ちになっちゃう

一緒に居ないと嫌いになられそうで

遼大がなんだか怖くて・・

なかなか、また明日って言えなくて

「大丈夫。俺、居なくなったりしないから」

なんでも分かるね、私のこと

嬉しいよ。全

「うん、また・・明日」

やっと言えた

全は安心したように笑ってくれた

そして、それぞれの家に入っていった

35 :ミミ:10/18(木) 22:51:55 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
家に居ても遼大のことが頭から離れなかった

好きとかの感情では無い

もし私が遼大のことを好きになってしまったらどうしよう。そう思った

全のことはこの世で1番好き

でも・・

私、不安でたまらない

全私なんて弱いんだろうね

ずっと、傍に居てくれる??



36 :ミミ:10/18(木) 22:56:32 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「美音起きなさい」

お母さんが1階から叫んでいる

起きる時間なんだ

「う・・」

体が重い

どうしたんだろう

「美音??熱があるみたいね」

熱??

そんな、全に会いたいのに

「学校お休みしましょうね。全君にも言っておかなくちゃね」

待って・・

学校行くから、ちょっと待ってよ・・



37 :ミミ:10/18(木) 23:00:53 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「お母さん、お仕事行って来るね」

声が出ない

ただ頷くだけ

そんなにヒドイ風邪なのかな・・

まあ、いいや

今日は全とのラブラブ登校を諦める

明日頑張って行ける様にしなくちゃ

では、寝ます

全お休み〜



38 :ミミ:10/18(木) 23:11:58 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
目が覚めたときは5時だった

「こんなに、寝たんだ・・」

朝よりも気分が大分いい

でも、なんか足が重い

足元を見ると、子犬のように丸まって寝ている全がいた

「全??」

なんでこんな所に居るんだろう

もしかして心配してきてくれたのかも・・

寝息を立てながら、気持ちよさそうに寝ている

「ぜ・・ん??」

声をかけた瞬間、全は飛び起きた

「美音っ!熱もう大丈夫???」

やっぱり心配してきてくれたんだね・・

嬉しい

「大丈夫。ありがとう」

「ごめん、寝てて」

頭をかきながら、謝った

「いいよ、来てくれただけで凄く嬉しいよ」

全の顔をみたらなんか、元気になっちゃった



39 :ミミ:10/19(金) 00:02:25 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
その日はゆっくり寝た

でもいっぱい寝た後だったから、あんまり寝付けなかった

だけど次の日は普通にやってくる

「いってきまーす」

昨日とは裏腹にすっかり元気になった

ドアを開けると必ず全がいる

「おはよう」

「おはよう。もう大丈夫??」

「全然!すっごく元気だよ」

全と一緒にいると自然と笑顔になる

これって凄く幸せなことなんだよね!





40 :ミミ:10/19(金) 00:11:16 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
学校に着いてから、まず遼大と目が合った

でも最悪なんて思わない

私頑張るし!!

「俺さ、お前のこと好・・「私さ」

「遼大とは、仲良しがいい。このままでもいいでしょ??」

告白の最中に断るって楽しいね(フッ

「はあ、これ以上言うと空手チョップくらいそ〜」

「まあねっ」

「まっ、別に俺本気じゃないから。気にしてないけど」

遼大が笑いながら言った

きっとこれは嘘の笑い・・

全とは正反対の笑いだもん

「本当にごめんね」

「気にすんなって、んじゃな」

「うん、ばいばい」

教室に行けば、普通に会える

でも言っておきたかったんだ

ばいばぃって

遼大にいつかとっても素敵な人が見つかりますように

そんな気持ちを込めて・・・

41 :ミミ:10/19(金) 00:15:57 HOST:p5079-ipbf01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
いつもの帰り道

隣に居るのはずっと幼馴染の君

2人で笑いあってる

この先、なにがあってもずっと一緒だよね

また笑ってるの??

でも、その笑顔大好きだよ・・



   END




なんか変な終わり方です;;
やっぱり初めてですので、多めに見てやってください
次も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします

   ミミ


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