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ピコ森

奏でる指先

1 ::08/18(土) 21:06:36 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





あなたのその細い指先が







私の思考回路を奪い取るから






もう私は







あなたの奏でる旋律に酔いしれてしまったの・・・・・・






2 ::08/18(土) 21:12:31 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





くそッ・・・・







俺は朝からイライラしている。







今日は別に雨なわけでもなく






今この瞬間、危機的状況にあるわけでもない。







ただ今日は・・・・・







高校の入学式だ。







でも、入学式がイライラの原因ではない。







入学式の“伴奏”が原因なんだ・・・・・

3 ::08/18(土) 21:21:19 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





どうしてこの俺が







入学式の一年生の







校歌初お披露目の伴奏じゃないんだ・・・・・







コンクールで優勝している俺が・・・・・







いったいどんな奴が伴奏するんだ・・・・?







たかが知れている。







どうせただ淡々と弾く







伴奏という名のつく役目も知らない奴が







最悪な伴奏をするに違いない。







この時の俺はまだ“中学生”が抜けていない







まだガキな俺だった。

4 ::08/18(土) 21:33:25 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





入学式が始まる







俺は少し緊張感の漂った







体育館の中へ入っていく。







校長の長い話が終わり







祝電が長々と読まれ







やっと校歌斉唱になった。







じっくり見てやるぜ・・・・・







それで、終わった後







色々そいつに向かってケチつけてやるんだ。







ステージの上に







髪を三つ編みにした女子が立っている。







あいつが伴奏するのか・・・・・







顔はまぁ可愛いほうじゃね?







だからって容赦なんかしねえ。







バッチリ評価させてもらうぜ。







三つ編みの伴奏者は、ペコッとお辞儀をすると







譜面も置かずに、サッと用意して







指揮者の方を見て、コクリと小さく頷いた。

5 ::08/18(土) 21:40:25 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





前奏が流れ出す。







あれ・・・・・?







上手い。







コイツ、テクニックが半端じゃねえ。







難しいスケールの入ったメロディラインを







いとも簡単に弾きこなしている。







コイツ何者だ・・・・・?







コンクール出場者の顔は、いつもチェックしているが







見たことある顔じゃない。







俺はその伴奏に聴き惚れて







校歌を歌う所ではなく







気がついた時にはもう







校歌は終わっていた。

6 ::08/18(土) 21:54:57 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





教室に帰る廊下を一人で歩きながら







俺は誓った。







アイツと話がしたい。







練習量とか、今どういう曲弾いてるとか







コンクールに出ないのかとか・・・・・







とにかく、聞きたい事がありすぎて







俺は頭の中で格闘していた。







気がつくと自分の教室を少し過ぎていた。







俺4組なのに・・・・・







こんなに考え込むとか、カッコ悪ッ・・・・・







教室にはもう、担任らしき男の先生がいた。







「席に早くつけ―――!座席は黒板に書いてあるぞ。間違うなよ!」







えっ・・と・・・俺の席は・・・・・







一番後ろの窓側から二列目か・・・・・







教室を見渡して、少し急いで席に着こうとした。







そして何気なく窓側を見て、俺はフリーズした。







アイツが・・・・・







俺が今さっきから、ずっと話したいと思っていた奴が・・・・・







窓際の席に座って、窓の外を眺めていた。

7 :りんか:08/18(土) 22:00:42 HOST:05004032145597_gb.ezweb.ne.jp
面白そうです♪♪頑張ってください!!

8 ::08/18(土) 22:18:12 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





先生が話をし始めた。







俺は、一気に質問をぶつけたいのをグッとこらえ







先生に聞こえないよう小声で







しかし隣にはハッキリと聞こえる声で、アイツに話しかけた。







「なぁ・・・お前、今日校歌の伴奏してなかった?」







すると、ピクッと反応して、アイツはこっちを向いた。







不思議そうに俺を眺めている。







そしてアイツがいった。







「してたけど・・・・・。ごめんね。歌あわせ辛かったでしょ?まだまだ練習不足で・・・・」







その言葉に俺は唖然とした。







あれのどこが練習不足なんだ・・・・・?







あれ以上に上手く弾けるっていうのだろうか・・・・・







俺は、素直に本音をぶつけた。







「どこが練習不足なんだ?めちゃくちゃ上手かったから、感動して声掛けたんだけど。俺もピアノ習ってるんだ。」







「本当に?上手かった?すっごく嬉しい!人にピアノの事で、褒められたの初めて・・・ありがとう!!!!!」







いきなり顔がパッと笑顔になって、俺はそのくったくのない笑顔にドキッとしてしまった。







「褒められたことねえの?あんなに上手いのに?どこでピアノ習ってるんだ?」







「あ―――・・・実は私、イギリスと日本のハーフで、オーストリアに住んでたの。」







あまりに予想外な答えに、俺はさらに唖然とした。


9 :華南:08/18(土) 23:37:43 HOST:ser352890017354455
期待あげ(´ー`)ノ
ピアノの話
好きです☆

10 :まゆ:08/19(日) 09:46:12 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげ!頑張れ

11 ::08/19(日) 16:39:22 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp



♬りんかサマ
応援ありがとうございます!!!!!
頑張りますので、よろしくお願いしますbb


♬華南サマ
期待あげありがとうございます☆
ピアノの話書きたかったので、書いちゃいました!
気に入っていただければ幸いです。


♫まゆサマ
あげありがとうございます⌒♪
頑張ります!!!!!

12 ::08/19(日) 16:53:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp


まゆ様の♬ミスりました↓ごめんなさい......
では、更新しますbb







ハーフなのか・・・・・







確かによく見ると、洋風な顔立ちだ。







髪は栗色、肌は白雪姫レベルの白さだ。







俺はとりあえず、名前を聞くことにした。







「お前の名前、なんていうの?俺は、羽月 弦(Haduki Gen)。」







「私の名前は、夜陽 奏(Yayou Kanade)。あっちでは、ナディーって呼ばれてたんだ。」







意外と日本風な名前だな・・・・・







そうだ質問質問!!!!!







俺が夜陽に話しかけようと、再び口を開きかけた瞬間







今日の授業の終わりを告げる、チャイムが鳴り響いた。







するとたちまち、夜陽は立ち上がった。







それを見た俺は、慌てて話しかけた。







「あのさ・・・・・俺もうちょっとピアノの事で聞きたいことが・・・」







すると夜陽から、意外な言葉が出てきた。







「じゃあ、ついてくる?」

13 ::08/19(日) 17:19:09 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





“ついてくる?”ってどこにだ?







「え・・どこに行くんだ・・・?」







「音楽室。私、まだピアノあっちに置いたまんまだから、ここの学校の音楽室のピアノ使わせてもらってるの。」







そうか!なるほど。







俺は色々聞きたい事が山ほどあったから







迷わずついて行くことにした。







夜陽は楽譜らしきものを、どっさり左脇に抱えて







右手にカバンを持ち、俺の方を向いた。







「じゃ、行こっか?」







「ああ。カバン持とうか?」







華奢な夜陽には、少し荷物が重そうだった。







「いいの?助かる―――!!!」







ここはヨーロッパに住んでただけある。







遠慮なく、カバンを差し出した。







俺はそれを持ち、音楽室に向かうため、教室を夜陽と一緒に出た。

14 ::08/19(日) 17:20:15 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





ここは二階。音楽室は最上階である、四階の一番奥の部屋だ。







「なぁ、夜陽まさか、校歌の練習ずっとここでしてたのか?」







俺はピンときて、とっさに夜陽に聞いた。







「勿論そうだよ。あ!夜陽って呼ぶのやめて。なんか堅苦しい。ナディーはあんまりだから、奏って呼んでよ。」







やっぱヨーロッパ育ち。言う事が違う。







いきなり呼び捨てなんかしていいんだろうか・・・・・?







「ああ・・・分かったよ。奏。」







階段を上がりながら、奏はこちらを向いて、ニッコリと微笑んだ。







「そうそう、私に対する質問ばっかり!私だって色々質問したい。







弦はピアノ習ってるんだよね?何弾いてるの?」







やっぱり俺の名前も呼び捨てか・・・・・







調子狂う・・・・・







「ショパンのエチュード弾いてる。今度のコンクールの課題曲の。」

15 ::08/19(日) 17:36:11 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





「あ!そのコンクール、六月にある奴?私も出るよ!」







奏も出るのか・・・・・超ラッキー!







奏の演奏が心おぎなく聴ける。







「まじで?!奏は何弾くの?」







「私も、ショパンのエチュードの革命弾くよ。







前も弾いたんだけど、他のコンクールにも出るから、譜読みが楽なようにって先生が。」







「じゃあ、聴かせてよ。音楽室着いたし。」







俺達は、音楽室のドアの前に着いていた。







ドアの上には“第一音楽室”と書かれた板が吊るしてある。







すると、奏がポケットから合鍵を取り出し







ガチャっと鈍い鍵の開く音がして







奏が音楽室のドアを開けた。

16 :まゆ:08/19(日) 18:13:24 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげまス!頑張ってネwwww


17 :華南:08/20(月) 00:56:39 HOST:ser352890017354455
期待あげ(^^ゞ
展開気になる☆笑

18 ::08/20(月) 11:27:32 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
あげありがとうございます♡
頑張ります!!!!!


♬華南サマ
期待あげありがとうございます^^
展開気になりますか!
まだまだエロなくてごめんなさい↓
多分もう少しで出てくるかと思います...

19 ::08/20(月) 12:14:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





すると迷わず奏は、横に長い間取りの







音楽室の一番奥にある、グランドピアノの方へ







グランドピアノの方を向いて、キチンと整列している







机と椅子の間をスルスルとよけながら、歩いていった。







でも俺は、この学校の音楽室に入るのが初めてだったから







音楽室の中をゆっくり歩きながら、奏に続いた。







楽器はピアノしかない。







やっぱり他の楽器は、準備室保管してあるんだろう。







少しガッカリしながら、奏がもうすでに楽譜を並べ







グランドピアノの椅子に、腰を落ち着けていたので







足早に、グランドピアノの方へ行った。







「ねぇ!先に少し弾いてよ、ショパンのエチュード。







弦のピアノの音聴きたい!!!!!」







奏が俺の方を向いて、目を輝かせながら言った。







「別にいいけど・・・・・ショパンとはいえ、







エチュード集の中じゃ、あんまりメジャーな曲じゃないぜ?」







「全然そんなの気にしなくていいから!ほらっ、座った座った!!!!!」







奏に腕をグイッと引っ張られ、俺は椅子にドサッと座った。







「分かったよ・・・・・Op.25 No.12な。」

20 :名無し:08/20(月) 12:25:50 HOST:softbank221100020007.bbtec.net
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○


21 ::08/20(月) 12:26:07 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





俺は呼吸を整え、全神経をピアノに集中する。







そして、一瞬の呼吸と共に、音楽が流れ出す。







激しい曲だ。







でも、俺の性にあってる。







少しさわりの部分を弾いて、演奏を止めた。







すると、たちまち奏が







「うわぁぁ・・・・聴いた事無いけど、すっごくカッコイイ曲だね!







弦に似合ってる。しかも、やっぱり上手いじゃん!!!!!」







と興奮気味に、笑顔を向けて言った。







その笑顔にまた俺は、不覚にもドキッとしてしまった。







そんな事など全く知りもしない奏は







なにやらブツブツと、独り言を呟いた後







“ちょっと変わって?”と言って







俺が退いた椅子に腰を下ろし







深く息を吸い、何かを弾き始めた。







・・・・・っ!?待てよ・・・・







これ、俺が今さっき弾いた曲じゃないか!!!!!







聴いた事ないって言ったのに・・・・・

22 :名無し:08/20(月) 12:26:19 HOST:softbank221100020007.bbtec.net
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○


23 :名無し:08/20(月) 12:26:38 HOST:softbank221100020007.bbtec.net
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
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24 :名無し:08/20(月) 12:26:52 HOST:softbank221100020007.bbtec.net
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
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25 :名無し:08/20(月) 12:27:06 HOST:softbank221100020007.bbtec.net
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
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26 ::08/20(月) 12:34:31 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





って事は、まさか・・・・・







コイツ、さっき俺が弾いた時に、全部耳で聴きおぼえて弾いてんのか?!







何なんだよ・・・・・







マジでコイツ何者だ・・・・・!?







奏は俺が止めた所で演奏を止め







考え事をしていた俺に向き直って







「へへっ・・ちょっと弾いてみちゃった!







でもやっぱり難しいね〜!!!!!」







と“自分が今やった事は日常茶飯事です”という具合に言った。

27 ::08/20(月) 12:37:02 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬名無しサマ
あげてくださるのは、嬉しいですが、荒らしはやめてください。
迷惑です・・・・・

28 :はやと:08/20(月) 13:38:55 HOST:07011021645091_ag.ezweb.ne.jp
あげ

29 ::08/20(月) 18:33:09 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp



♬はやとサマ
あげありがとうございます!







「奏・・・今、俺が弾いたの聴いただけで・・・・?」







俺は唖然としながら、奏に問うた。







最近俺、唖然としてばっかだな・・・・・







「そうだよ〜全然上手じゃないけどね――――!」







「上手上手じゃないの問題じゃねえよ!!!!!」







俺は、奏をこっちを向かせて、迫りながら言った。







「弦どうしたの?弦だって出来るでしょ?これくらいならさッ!」







本当に奏は、今自分がした事が







どんなにすごい事か全く分かっていないようだ。







「俺だって、ここまで完璧に出来ねぇに決まってんじゃん・・・







お前マジ何者・・・・・?」







「そんなに驚く事ないよ!弦だって、やれば出来るって!!!」







今日は、どれだけこの事を言っても







きっと奏は分からないだろう。







まだコイツには早い。







コイツの才能が、どれくらいのものかっていうのを







本人が全く分かってもいなければ、気づいてもいない。







俺は今日、本当にすごい奴に出会ってしまった・・・・・。

30 ::08/20(月) 18:42:24 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp




「じゃ、約束の通り、コンクールの曲弾くね。」







そう言って奏は、またピアノに向き合い







椅子に座りなおして、息を深く吸い







ピアノを弾き始めた。







“ショパンの革命のエチュード”といえば







ピアノ弾きで知らない人の方が少ない。







タイトルを聞いただけじゃ分からなくても







曲を聴けば、ほとんどの人が知っている。







コンクールでは、結構不利な曲だ。







メジャーな曲は、それだけ審査が辛口になりかねない。







それを奏は、見事に弾きこなしている。







文句のつけようがない。







テクニックは驚くべきものだ。







そして、手は大きい方ではないにもかかわらず







右手の和音をキッチリ、他の音を触れることも無く







完璧に弾いている。







やっぱり、普通に弾いてもただものじゃないんだ。

31 ::08/20(月) 18:56:50 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





そして、奏は見事にノーミスで、ピアニストのように完璧に弾きこなし終えた。







「やっぱここのピアノ弾きにくい・・・・・







STEINWAYのピアノがいいんだけどな・・・・・







無理だよね〜高いすぎるし・・・・・」







その言葉を聞いて、俺はピンときた。







「うちの家のピアノ、STEINWAYのピアノなんだけどさ・・・・・







よかったら、練習しに来る?」







すると奏は、ぱぁっといきなり日が差したかのように







まぶしい笑顔でこう言った。







「本当・・・!?いいの??ありがとう!!!!!毎日大丈夫なの?」







俺はまたそのとびっきりの笑顔にドキドキした。







「うん。全然OKだし。じゃ明日から俺の家な。」







「ほんっとぉ―――――にありがとう!!!!!!!」







こうして、奏は明日から毎日、俺の家でピアノの練習をする事になった。







この事が弦の心情を、大きく揺さぶる出来事になるとは







奏は全くもってまだまだ気付いていなかったのだが・・・・・

32 :まゆ:08/20(月) 20:07:14 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげえ!!!!マヂでファンですwww
頑張ってくださいネ!!

33 :hh:08/21(火) 14:12:42 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ

34 :まゆ:08/21(火) 18:46:15 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
下がってたからもういっちょあげ!!!
本当面白いですねえ!!!
頑張ってくださいっ

35 ::08/21(火) 20:28:43 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
二回もあげありがとうございます!!!!!
ファンとかめっちゃ嬉しいです><
面白いだなんて、そんな言葉もったいない......
頑張ります☆


♬hhサマ
あげありがとうございますbb

36 :夏華:08/21(火) 21:02:48 HOST:ser357666003579924
ぁげ☆
夏華もピァノしててコンクールでたりしてるんでこぅぃぅ小説ぅれしぃです!!
革命のェチュードも弾ぃたことぁりますーw
では頑張ってくださぃ!!

37 ::08/21(火) 21:08:08 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
「ただいま〜・・・」







プルルルルルルルルル・・・・・・







電話鳴ってる・・・・







カチャッ・・







「はい・・夜陽ですが・・・」







≪もしもし・・・・奏??≫







なんだ・・・・ママか・・・







「うん。そうだけど・・・」







≪今日は入学式だったのに、そっち行けなくてごめんね。







お金は大丈夫??制服は届いた??







ピアノ贈るの後一ヶ月くらいかかっちゃうみたいなの・・・・







奏の大切な宝物なのに、ごめんね・・・







でも、ちゃんと送るから・・・・







もう少し待ってて??≫







「全部大丈夫だから・・・・







ピアノは音楽室の使わせてもらってる。







でも明日から、今日出来た友達の家に







あのピアノと同じメーカーのピアノがあるから







それ使わせてもらう事にしたから、大丈夫。







後ママ・・・・そのセリフ、昨日も一昨日も聞いたよ・・・?」





途中だけど、いったん切ります・・

38 ::08/21(火) 21:08:25 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
≪あら本当・・・?ごめんなさいね・・・







そのお友達に感謝の気持ちを忘れないでね・・・≫







「うん・・・







今からご飯食べるから、そろそろ切るね・・・」







≪うん・・・







なにかあったら必ず電話するのよ・・・?







奏なら学校の事は安心だと思うけど・・・







じゃ、頑張ってね・・







Bye・・・・Kanade・・≫







「Bye・・・Mom・・・」

39 ::08/21(火) 21:12:49 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp






ピッ・・







さて、ご飯でも作るか・・・・・







卵あるし・・やっぱオムライスかな・・?







食べ終わったら、ピアノ弾かなきゃな・・・







電子ピアノだけど・・・







今日は色々あったな・・・







同じクラスの隣の席の男の子・・・・







Gen・・・ピアノ上手かったな・・・・







弦もキディーも・・・・







私はまだまだだな――――・・・







今頃どうしてるかな・・・・







私の愛しい人・・・・・・

40 ::08/21(火) 21:17:07 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬夏華サマ
あげありがとうございます!!!!!
嬉しいと言っていただけて光栄です><
ピアノ弾きなんですね♫
私も実は隠れピアノ弾きなんですが←
革命弾いた事あるんですか―――!
何歳ですか??
よかったら教えてください☆
応援ありがとうございますbb

41 :華南:08/22(水) 01:23:57 HOST:p2094-ipbf11kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
深い話ですね♪
なんか続き読みたいです(*'∀`◎)/
ねくすと(*´艸`)

42 :まゆ:08/22(水) 08:41:45 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげます!!!!!!頑張ってください♪

43 ::08/22(水) 10:55:05 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬華南サマ
ディープストーリですか!←
続き読みたいって言っていただけて、本当に嬉しいです♫
ねくすとありがとうございます!!!!!


♬まゆサマ
あげありがとうございます!!!!!
頑張りますbb

44 ::08/22(水) 11:04:27 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





翌日・・・・・







私はいつものように、朝食を食べ







いつものように、一時間前に学校に着いた。







音楽室の扉を開け、スタスタとピアノの方へ歩いて行き







蓋をそっと開けて、ピアノを弾き始める







奏・・・・・







日本人のママが付けてくれた名前・・・・・







私はママと幼い頃から、英語と同じように







日本語でも話しをするようにしてきた。







そのおかげで、日本語がしゃべれる・・・・・







そして今、私は日本にいるんだ・・・・・







悪夢のような時間と、今は開放された時間・・・・・







想い出したくない過去・・・・・







私はどうして、一人でピアノに向かう時







こんな感傷的な気持ちにひたってしまうんだろ・・・







もう住んだはずなのに・・・







もう満足してる事なのに――――――・・・・・

45 :まゆ:08/22(水) 11:41:05 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
次の展開が楽しみですっ♥
早くエロい場面を見たいって気持ちも・・・
ないわけじゃないですね←黙
頑張ってください!

46 ::08/22(水) 11:47:00 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
展開楽しみですかッ!
ありがとうございます♡
エロい場面はあともう少しかと・・・・
本当に待たせてごめんなさい><
やっぱり、ストーリーが重いので、
そっちを重視してしまいました;;
頑張ります!!!!!


後、ミス発見しました;;
もう住んだはずなのに・・・
ではなく、
もう済んだはずなのに・・・
です><
本当にすみませんでした↓

47 ::08/22(水) 11:55:33 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





ラ― ファ― ソ― ド―  ド― ソ― ラ― ファ―
(キ―ン コ―ン カ―ン コ―ン  キ―ン コ―ン カ―ン コ―ン)







予鈴なったな・・・・・







教室行かないと・・・・・・







急いでピアノの蓋を閉め、音楽室の鍵を閉め







階段を駆け下りて、教室に着いた。







ドアを開けると、まだ少しざわついていて







先生は来ていなかった。







席に着くと、弦が話しかけてきた。







「今日も三時間だし、俺の家OKだったから、







存分にピアノ弾けるよな!頑張れよ!」







「うん。ありがとう・・・・」







「おう。」







そして、弦がまた何か言いかけたが







先生がドアを開けて入ってきたので







弦は口を閉じ、前を向いて席に座りなおした。







頑張れよ・・・か・・・・







私には、荷が重過ぎる言葉―――――・・・・

48 :age:08/22(水) 14:31:58 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age!

49 :華乃亜:08/22(水) 16:38:41 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
はじめましてぇ〜かのあです!
なっなんか複雑な感じだけどおもしろぃ!!
FANになっちゃいましたぁ♪♪
アゲ↑

50 :華南:08/23(木) 01:55:22 HOST:ser352890017354455
ディープストーリー!!笑
今後○2人の関係に
期待あげ(´ー`)ノ

51 ::08/23(木) 02:21:42 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬ageサマ
age!ありがとうございます!!!!!


♬華乃亜サマ
はじめましてッ☆
かなり複雑で、ドロドロになっちゃうかもですが・・・
FANですか!?本当嬉しいです!
あげありがとうございます♫


♬華南サマ
ディープストーリーですよぉ ((笑
今後は全然考えてませんが・・・・
きっと頭の中で形になっていくかと←
いつもあげありがとうございますbb

52 ::08/23(木) 02:34:07 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
ミッドナイトだけど←またかよ
こっそり更新☆





その日は三時間しか学校が無かったせいか







いつもより時間の流れが早い気がした。







お昼ご飯どうしよ・・・・・







一回家ダッシュで帰るかな―――・・・







ボ――ッと窓の外を遠く遠く見つめながら







ぼんやりと頭の中で思考回路を活動させていたからか







弦が呼び掛けているのに全く気付かなかった。







「・・・なで・・・奏・・・・??







もう放課後だよ・・・・・?」







いきなり話しかけられたような気がして







ビクッと弦の方を向いた。







「何ビクついてんの――!ほら。早く。







・・・・・カバン。」







そう言いながら、私のカバンを差し出して







歯を見せてニカッと笑った弦が、かっこよく見えた。







「ごめんごめん・・・・!







じゃ、行こ――!って言いたい所だんだけど・・・・・







お昼ご飯持って来てないから、一回家帰らなきゃいけなくてさ・・・」







すると弦はきょとんとした顔で、こう言った。







「何言ってんの!俺が作るに決まってんじゃん!!!!!







ほら、行くぞ――――!」







グイッ・・・







弦に腕をつかまれて







私は全速力で走る弦を追いざるをえなかった。

53 ::08/23(木) 02:36:26 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
またミス↓
じゃ、行こ――!って言いたい所だんだけど・・・・・
は、
じゃ、行こ――!って言いたい所なんだけど・・・・・
でした・・・・
ホントごめんなさい><

54 :まゆ:08/23(木) 07:12:52 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
まぢあげ!!!!!
ミッドナイトに更新←
お疲れさまです藁

55 ::08/23(木) 18:33:26 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
まぢあげありがとうございます!!!!!
ミッドナイトはさすがに、キツかったです ((苦笑

56 ::08/23(木) 18:43:58 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





走り始めてから、約3分・・・・・







弦がようやく立ち止まった。







「ここだよ。走らせてゴメンな・・・・







なんか早く奏の演奏聴きたくて・・・・・・」







周りを見渡すと、そこは閑静な住宅街だった。







私達の目の前に、少し大きめの一軒家が立っている。







「全然いいよ。大丈夫だか・・・・・・・」







グラッ・・・・・・・







急に足元が揺れた。







頭がクラクラして、体が重い・・・・・







風邪ひいて、また出たのかな・・・・・







「おい・・・・っ・・大丈夫か!?!?」







間一髪。







弦が私を支えてくれた。







その後は、よく何も覚えていない・・・・・・

57 ::08/23(木) 18:56:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
ここからは、弦目線に戻りますbb





「全然いいよ。大丈夫だか・・・・・・・」







足元がフラつき、奏が倒れそうになる。







俺はなんとか奏を支えた。







奏は気を失っていた・・・・・







どうしたんだ・・・・?







いきなり・・・・・・







走らせすぎちゃったかな・・・・・・・







そして、なんとなくおでこに触れた。







・・・・!?・・・・・・・・熱い・・・







そうか、コイツ体調悪かったのか・・・・・・







まさか夜中までピアノ練習してたりすんのか・・・・・?







無茶しやがって・・・・・







俺は奏を抱きかかえ







ひとまず、俺の家に入る事にした。

58 ::08/23(木) 20:16:59 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





奏をソファーの上に寝かせ、カバンを傍に置いた。







とりあえず、氷枕持ってこなきゃな・・・・・・







冷蔵庫に取りに行く。







持って来た氷枕を手に







奏の寝ているソファーの近くに椅子を置き







そこに座った。







そっと奏の頭を持ち上げる。







細くてやわらかい栗色の髪に触れる。







すごいサラサラ・・・・・・







初めてみた時は、イライラしてたし







“まぁまぁ可愛いんじゃなね?”なんて思ってたけど







改めて間近でみて、その可愛さに驚く。







睫毛長いな――――・・・・・







今はスヤスヤと寝ているようだが、本当に大丈夫なんだろうか・・・・?







少し不安になる。







すると、奏がピクッと動き、ゆっくりと目を開けた。







「・・・・ここは・・・?・・・弦の家・・・・?」







ひとまず目を覚ましたので、ホッとする。







「うん。そうだよ。大丈夫か?起きれる?」







「うん・・・・大丈夫。いつもの事だから・・・・」







・・・・・・・・・・?







いつもの事ってなんなんだ・・・・・?







「いつもの事って・・・・?」







「持病のせいなの・・・・・・病名は、白血球減少症。」

59 ::08/23(木) 20:31:52 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
「それどんな病気なんだ・・・・・?」







「白血球が減少して、抵抗力が弱くなるの・・・・・







最近は割と良くなったと思ってたんだけど・・・・・」







「大変な病気なんだな・・・・・







頼むから無茶すんなよ・・・・







俺が走らせたばっかりに・・・・・・







本当にごめんな・・・・・・・」







「弦のせいじゃないよ。







私の体調管理が悪かったの・・・・・・







こっちこそ、心配掛けてごめんね・・・・・?」







奏が申し訳なさそうに謝る。







悪いのは俺なのにな・・・・・・・







「そうだ・・・・!







ピアノ練習しなきゃ指鈍っちゃう・・・・」







そう言って、奏は立ち上がる。







でもグラッとフラつき、倒れこむ。







「今日は無理すんな・・・・・







また明日でいいから、今日はゆっくり休め。」







「うん・・・・・折角来たのに・・・・







本当ゴメンね―――――・・・・・・」







そう言って、奏はトロンと眠りに落ちていく。

60 :華南:08/23(木) 20:38:32 HOST:p2094-ipbf11kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
奏大丈夫かな??。゜(*´A`*。)°゜

ネクスト希望(σ′ω`*)

61 ::08/23(木) 20:38:58 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp






しばらく、俺は奏をずっと見つめていた。







・・・・・本当に可愛い。







俺に今までにない感情が湧き上がる。







俺は、奏が好きなんだ・・・・・・







まだ会って、たった二日しか経っていない。







でも、俺は奏が間違いなく好きだ。







コイツを守ってやりたい。







ただそう強く思った。







この時俺は、何か本能のようなもので







奏の過去を、未来を、現在を感じていたのかもしれない。







そして俺は、まだそれを何も知らずに







奏にキスをしてしまったんだ・・・・・・







奏が起きようと、目を開けようとしていたのも知らずに。







湧き上がる感情を抑えられずに――――・・・・

62 ::08/23(木) 20:42:17 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬華南サマ
奏の病気は、これからを大きく左右する重要な鍵になると思います......
ネクスト希望ありがとうございます!!!!!

63 ::08/23(木) 21:03:11 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
ここからはまた奏目線になりますbb





・・・・・?







唇に何かが触れる感触がする。







そっと薄く目を開けてみた。







すると目の前にあるのは・・・・・・







弦の顔・・・・・・・・!?!?







私、弦にキスされてるの・・・・・・・?







信じられない・・・・・・・・・







心臓がありえないくらいドキドキいってる。







しばらく、そのまま硬直して動く事が出来なかった。







やっと十分程経って、意を決した私は







全く気づいていないフリをして







ソファーからゆっくりと起き上がった。

64 ::08/23(木) 21:03:32 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





窓の外を見る。







多分もう六時くらいだろう。







夕焼けが眩しかった。







ふと人の気配がしてキッチンを見ると







弦が食事の支度をしていた。







するといきなり弦の顔を見て







さっきの出来事を思い出した。







・・・・・・・・恥ずかしいくて、弦の傍に居られない。







「弦・・・・・私、帰る。」







「えっ!?今夕食の支度してるから、食べてってよ。」







弦は私のいきなりの言葉に、かなりビックリしている。







「ううん。要らない。じゃ帰るね。今日はありがと・・・・・」







そう言うと、私は走って弦の家を出た。







弦が背後で何か言ったような気がしたが







かまわず走り続けた。

65 :まゆ:08/24(金) 08:58:56 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
きゃあーっ!!!!やばい!マヂおもしろスww
めっちゃファンです!やばいです!←落ち着け


66 :華乃亜:08/24(金) 09:54:22 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
弦ーいきなり///!!!
おもしろーぃ!!
読むの楽しみぃ♪


67 ::08/24(金) 11:46:55 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
おもしろいですかッ!?!?
めっちゃファンとか、嬉しすぎて涙ちょちょ切れます←


♬華乃亜サマ
弦いきなりですね―――!!! ((笑
読むの楽しみとか嬉しすぎです・・・・・←感動
ありがとうございます!!!!!!!!!!

68 ::08/24(金) 12:01:05 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp







翌朝・・・・・







昨日の事ばっかり考えて、全然眠れなかった・・・・・







弦はいったい私の事どう思ってるの・・・・?







いきなりあんな事・・・・・・







弦が分からないよ―――――――・・・







時刻は七時。







朝食の支度をうつろうつろしながら







さっきから、同じ疑問ばかりが頭の中をグルグル回る。







「・・・・・・ッ・・・はっくしょんッ・・・」







う゛――――――――・・・







風邪悪化しちゃったかな・・・・・・







どうしよう・・・・・







頭がガンガンする・・・・・・・・・







さすがにキツイな・・・・・・







そう思いながらも、学校は休みたくない。








だって今日は最初の音楽の授業あるし・・・・







今日から五時間授業だ。







絶対休めない。







私は決心し、ご飯を食べ、カバンを持って家を出た。

69 ::08/24(金) 12:20:48 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





学校に着き、靴箱で上靴に履き替える。







今日は寝坊したため、音楽室に行く時間が無い。







フラリフラリと教室に上がる階段を上った。







音楽室に行く時間が無いとはいえ







いつも教室に帰ってくる時間よりは早い。







なので、教室はかなりざわついていた。






教室に入り、席に着こうとすると







前の席の女子に話しかけられた。







「入学式の時、校歌の伴奏してたよね??







あの時、ピアノすっごく上手くて、そっちに感動しちゃった!!!







私、大森 舞亜(Omori Maia)。よろしくねッ!」







素直そうな子だな・・・・







なんだか親しみやすい。







こっちの学校に来て、初めてクラスの女子に話し掛けられて







私は、異常なまでに嬉しかった。

70 :名無し:08/24(金) 12:30:11 HOST:i220-220-92-6.s04.a028.ap.plala.or.jp
あげwww

71 ::08/24(金) 12:36:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
「話しかけてくれてありがとう!!!!!







私は、夜陽 奏。こちらこそよろしくね!」







「あッ!そうそう、私の事は舞亜って普通に呼び捨てでいいから!







ちゃん付けとか、苗字だと、なんかすごく他人みたいで嫌で。」







舞亜はそう言って、ニッコリと微笑んだ。







「分かった!







私の事も奏って読んでね。舞亜!」







私もニッコリと笑顔を返した。







「奏ってもしかして、ハーフ?







めっちゃ大人っぽいからビックリしちゃった。」







私、そんなにハーフに見えるかな・・・・・・?







確かにそうなんだけど・・・・・







「うん。そうだよ。イギリスと日本の。







中学までは、あっちに居たから、日本の事よく分かんなくて・・・」







「そうなの!?分かんない事あったら何でも聞いてね。」







舞亜はちょっとビックリしたようだが







優しい笑顔で言った。







それが私にはとても心強くて







心にジーンときた。

72 ::08/24(金) 12:36:42 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
「うん。ありがとう。」







「そういえば、さっきから奏顔色悪いよ?







大丈夫?気分悪そう。」







やっぱ分かっちゃうのかな・・・・・・







舞亜の心使いにまたジーンとなる。







「ちょっと風邪ひいただけだから







大丈夫!!!!!」







「本当無理しないでよ?







今日体育だから・・・・・







ウチの高校の体育の先生、熱血で厳しいらしいよ・・・」







そっか体育!すっかり忘れてた。







どうしよう。







でも、初めての授業だし、大丈夫だよ・・・ね・・?







舞亜と話しているうちに、時間が過ぎたのか、予鈴が鳴った。







そして、それとほぼ同時に弦が教室に入ってきた。

73 :華乃亜:08/24(金) 12:38:03 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
わぉ更新されてる♪
奏chan話しかけられておめでとう!!
やっぱりおもしろいねぇ♪
ぁと。
憂サン…さま付けしないで、タメ口でいいよん☆
ってか、さま付けされるのキライなの!!
お願いです☆



74 ::08/24(金) 12:45:43 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬名無しサマ
あげありがとうございます!!!!!





弦が私の隣の席に着く。







弦の顔を見て、昨日の事また思い出しちゃった。







どう接すればいいかわかんないよ――――・・・・







そう思っていると、案の定







弦が話し掛けてきた。







「おはよう。昨日どうしたんだ?







風邪大丈夫か?もう治ったのか?」







・・・・・ッ・・・!







弦が、昨日の事何もなかったかのように振舞っている。







私が気付いてたの知らないんだよね・・・・







「おはよ・・もう大丈夫だから・・」







弦の方を向かずに、そう短く答えて







窓の外を見る。







「おい・・・本当に大丈夫か?







奏、顔赤いぞ・・・・?」







顔赤いのは、弦のせいじゃん・・・・・・・・







「大丈夫だから・・・・」







私がそう言うと、先生が教室に入って来た。







先生が話をしている間、弦は何度も私に小声で話し掛けてきたけど







私はそれを聞こえないフリをした。

75 ::08/24(金) 12:51:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬華乃亜
じゃあタメで☆
わぉ更新しちゃった!←
奏は複雑な心中にあります......
面白いとか嬉しすぎだよ――――!!!!!!!!!!
ウチの事も普通に呼び捨てしちゃってね!!!

76 ::08/24(金) 13:36:51 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
一時間目から体育・・・・・








ついてないな・・・・・・







一階にある更衣室で着替える。







「奏!体育出るなら、一緒に行こうよ!」







教室から出ようとした時、舞亜に声を掛けられた。







「うん!行こう!!」







弦はまだ何か物言いたげだったが







私が友達と話しているのを見て







声を掛けるにのを止めたらしい。







弦といつまでも、こんなギスギスした関係は嫌だな・・・・・







でも、どう接していいか分からない・・・・・・







更衣室で着替えを済ませ、グラウンドに出る。







今日は、男女合同らしい。







何するんだろ・・・・・・・・







グラウンドの中央に背の順で整列し、先生を待っていると







すぐに男の先生がやって来た。







「初めての授業だね。しかも一時間目からか・・・・・







キツイかも知れないけど、全学年やることだから







文句は言わないでくれ。







今日はグラウンドをずっと四十分間走ってもらう。」

77 :まゆ:08/24(金) 16:12:54 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
よ、よ、よ、よ、四十分間!?!?!?!?←
奏が心配だあ;
頑張ってくださいねっ♪

78 :。。:08/24(金) 20:27:03 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ

79 ::08/25(土) 00:16:01 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
四十分間です......
奏はどうでしょうか・・・・?
頑張りますッ☆


♬。。サマ
あげありがとうございます!!!!!

80 ::08/25(土) 00:27:23 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





その言葉を聞いた途端、クラス中はブーイングの嵐。







「ここのラインから後ろに適当に並んでくれ。







タイマーで時間を計って、この時間でどのくらいの距離を走ったかで







みんなの持久力と体力が知りたいんだ。」







先生の呼びかけを聞いて、みんなしぶしぶスタートラインに並ぶ。







私は舞亜と並んで位置についた。







その間も、弦の視線が気になった。







「それじゃあ、四十分間頑張れよ!







位置について・・・・・スタート!」







先生の号令と共に、みんな一斉に走り出した。







私は運動は得意な方だ。







みんなを良いペースで追い越して行く。







舞亜はバリバリの体育会系なので







私と同じように、どんどんみんなを追い越して行く。







でも、私の事は追い越そうとしない。







気遣ってくれてるんだ・・・・・・







それがまた、本当に嬉しかった。







グラウンドは一周が500m。







丁度、四周走り終わった時だった。







グラッ・・・







視界が揺らいだ。







目の前の景色がぼやけていく・・・・・・







舞亜の私を呼ぶ声。







状況に気付いた女子の悲鳴。







そして、弦の声―――――――・・・・

81 ::08/25(土) 00:51:06 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
では、またまた弦目線に戻ります☆





俺はわざと後ろから、奏を見守っていた。







今日は朝からなんか変だったな・・・・・







よそよそしかったし・・・・・







絶対まだ完治してないに違いねえ・・・・・







アイツにもしもの事があったら・・・・・







俺は――――――――・・・・・







そんな事を考えながら、じっと奏を見つめていた時だった。







グラッ・・・







奏の体が傾いだ。







そして、奏が地面に倒れていく・・・・・







スローモーション映像で見ているかのようだった。







「・・・ッ・・・・!・・・・奏・・・・!!!!!!!!」







俺は奏の元へ全速力で走り







奏を揺さぶり、ほっぺたをペチペチと叩いた。







奏の体が、ほっぺたが、異常に熱い・・・・・・・

82 ::08/25(土) 00:51:28 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





「・・奏・・・!!!!!!







しっかりしろ!!!!!!!・・・・・奏!!!!!!」







奏と話していた女子も、奏の傍で必死に呼びかける。







ダメだ・・・・・







完全に昨日と同じ状況。







気絶している・・・・・・







俺達の行動の一部始終を目撃していた奴らや







状況に気付いた奴らが、集まってくる。







その間を掻き分けて、先生がやって来た。







「おい!!!!!大丈夫か!?!?







夜陽だな・・・・どうしたんだ??」







先生はかなり驚いた様子で、奏を見ている。







「コイツ風邪ひいてて、熱あるみたいで・・・・・







俺、保健室に連れて行きます。」







そう言うと、奏を抱きかかえてすっくと立ち上がり







みんなの間を掻き分けて、俺は急ぎ足に保健室へ向かった。

83 :あかね:08/25(土) 01:33:21 HOST:05004031560656_ej.ezweb.ne.jp
あげっ凵堰

84 :華南:08/25(土) 09:50:48 HOST:ser352890017354455
弦かッこいいpΔ・ミ
展開に期待あげ○2

85 ::08/25(土) 13:24:40 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬あかねサマ
あげありがとうございます!!!!!!!


♬華南サマ
弦カッコイイですかッ!
カッコイイイメージにしたかったので、良かったです ((笑
展開に期待あげ嬉しいです☆
ありがとうございますbb

86 ::08/25(土) 13:34:46 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp






保健室のドアを開け、中に入る。







先生がいない。







出張中らしい・・・・







俺は奏をベッドの上に寝かせた。







奏の息が荒い。







あんなずっと走ってて、風邪ひいてりゃ無理も無い・・・・・・







俺は奏の寝ている、ベッドの横にあった椅子に腰を下ろし







奏を見守った。







せめて、この一時間だけは、奏の傍にいたい――――――・・・







そもそも、ここまで奏が無理をしたのは、俺のせいだ。







俺があの時、奏を無理矢理にでも止めていれば







こんな事には―――――――――・・・・・







とその時、奏が何か言ったと思えば、鼻をグスグス言わせていた。







泣いてるのか・・・・・・?







そして、奏が何か呟いた。







「・・・・いてかないで・・・・・







わ・・・たしを・・・・・・置いていかないで・・・・」

87 ::08/25(土) 13:56:04 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
ここからは、奏の夢の中です☆





ここはどこだろ・・・・?







真っ暗な闇の中。







光も届かない。







唯一見えるものは、私自身・・・・・







すると目の前に、いきなり人が現れた。







その人が私に話しかける。







「ごめんな奏・・・・・・







無理させて。辛かったろ・・・・・?







でも、父さんはお前にピアノが上手くなって欲しくて・・・・・・







最低だな・・・・・・







本当ごめんな――――――・・・・







もうお前は自分の好きな事していいから・・・・・







ありがとう。







奏のピアノの旋律が、今まで聞いた中で







一番大好きだったよ―――――――・・・・」

88 ::08/25(土) 13:56:41 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





私は泣いていた。







とめどなく流れる涙を、どうする事も出来なかった。







「置いていかないで・・・・・







無理なんか・・・・・・して・・・ない・・・・







私は・・ピアノが好きで・・・・・・







父さんが・・・・・好きで・・・・・・・・・







わ・・・たしを・・・・・・置いていかないで・・・・・・・」







父さんが手を振り、どこかに歩いて行く。







そして、だんだん見えなくなる。







追いかけたくても、足が前へ進まない。







私はそのまま、そこに座り込み







嘆き、泣き叫んだ。







「・・・・・ッ・・イ・・・・ヤァァァァァァァァ・・・・・!!!!!!!!」

89 :hh:08/25(土) 16:17:42 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age

90 :まゆ:08/25(土) 17:13:56 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげますっ

91 :まゆ:08/26(日) 10:16:09 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
下がってたからもういっちょあげますっ

92 ::08/27(月) 01:40:19 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





コイツは今まで過去に、何かあったんだ。







俺は直感した。







そして気がつけば俺は







泣きながら寝ている、奏を抱きしめていた。







涙を指で拭い、ギュッと強く抱きしめた。







「俺が傍にいる・・・・・







俺がずっと傍にいて、守るから―――――・・・・」







俺がそう呟くと、奏が我に返ったかのように、パッと起きてしまった。

93 ::08/27(月) 01:42:30 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬hhサマ
ageありがとうございます!!!!!


♬まゆサマ
二回もあげありがとうございます><


更新遅れちゃってごめんなさい↓
頑張りますので、よろしくお願いします。

94 ::08/27(月) 01:48:56 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
ここからは、奏目線ですbb





スッと我に返ったかのように、意識が戻った。







そして目を開けると、弦が私を抱きしめていた。







ドンッ・・・







私は弦を突き放した。







「・・・・ッ・・弦は何で・・・・







・・・・弦は何でそんな事するの・・・・・?







・・・昨日何で・・キス・・・したの・・・・・・?」







私はつい、口が滑って言いたい事を言ってしまった。







いけない。







こんな事を聞いたら、弦が困ってしまう・・・・・・







「ごめん・・・俺・・・・







奏が好きなんだ・・・・・・!!!!!!!」

95 :華南:08/27(月) 02:33:16 HOST:p2094-ipbf11kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
弦よく言った♪(σ′ω`*)
展開に期待あげ(+'v`+)

96 :華乃亜:08/27(月) 12:11:28 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
弦ー
よく告った!!

奏ー
過去に何があったのー

憂ー
タメありがとぉ〜
ぅん!!やっぱり面白い☆
読んでて続きが気になって楽しいよぉ♪
更新がんばってね!!

97 :まゆ:08/27(月) 20:18:11 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
やばイ!!告ったよ?弦告ったよ??←死
頑張ってネw応援してまス1

98 ::08/28(火) 00:59:40 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
♬華南サマ
弦頑張りましたよぉ――!!!!!
期待あげありがとうございます☆


♬華乃亜
弦いきなりだ ((笑
超真面目なのです!!!!!

今回、謎というか、影というか、
そういう役はすべて、奏に背負っていただきました・・・・
色々あるんだよ・・・!
少しずつだけど、明らかになっていくから、
よかったら、お付き合い下さい♫

面白いって言ってくれると、すごく励みになるよ><
ありがとう!!!!!
更新、スローペースでごめんね;;
頑張るねッ☆


♬まゆサマ
告っちゃいましたぁ・・・・!
ショック死ですか!?
大丈夫でしょうか・・・←
応援ありがとうございます><
めっちゃ嬉しいです!!!!!頑張りますbb

99 ::08/28(火) 01:11:23 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
「まだ会って三日しか経ってないけど・・・・・







時間なんか関係無いくらい







奏が好きなんだ・・・・・・・!!!!!!!!!!」







弦は、顔を少し赤くしながらも







私を真っ直ぐに見据えて







真剣な眼差しで言った。







これが、告白・・・・・・?







日本に来て、いきなりの告白―――――・・・・







どうやって受け答えしたら良いんだろう・・・・・







分からない。







でも私は―――――・・・・







私には――――――――・・・・・

100 ::08/28(火) 01:13:21 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp
100いきました><
これも、皆様方の応援のおかげです・・・・・
ありがとうございます!!!!!!!!!!
どこまで長くなるかは分かりませんが、
これからも、よろしくお願いします。





「弦・・・・ありがとう。







気持ちはすごく嬉しい・・・・・







でも、私・・・・・







その・・・・・」







「好きな奴がいるんだろ・・・・・?」







弦が後を引き取って言った。







「・・・・・ッ・・・・////」







「そいつは今、あっちに居るのか・・・・?」







「・・・うん・・・・。







ゴールデンウィークに、会いに帰る。」







「そっか・・・・・







でも、俺・・・・・







奏の事あきらめない。







何か過去にあったんだろ・・・・・・?







俺がお前を守りたい。







だから、辛いかもしれないけど







話してくれ―――――――――・・・・







さっきの夢の事を。」

101 ::08/28(火) 01:24:29 HOST:FLH1Aaz219.fko.mesh.ad.jp





弦には隠せない。







この事は遅かれ早かれ、話す羽目になる。







私は、話す事を決意した。







「分かった・・・・・・







私がピアノを始めたきっかけはね







父さんが、ピアニストだったからなの。







私は物心ついた頃には、もうピアノを弾いてた。







父さんにずっと教えてもらってて・・・・・・







でも、それがものすごく厳しくて。







こっちで言えば、中学三年生の時







練習が辛くて、家を飛び出したの・・・・・







そしたら、それを聞いた父さんが心配して







私を探しに、走り回って・・・・・・







それで車にひかれて父さんは―――――――・・・・」







気がつけば、私は涙を流していた。







そして、それを見た弦が







私を抱きしめた。







「奏・・・・そんな事が・・・・・・







辛かったろ・・・・・?







俺が傍にいる・・・・・・







絶対離さねえから・・・・・・・」

102 :まゆ:08/28(火) 08:25:33 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
うおーっっ!!!!こんなにかっこィイ弦の告白を
奏は・・・奏は・・・っ!!!!←
奏辛いねえ・・・頑張れ!

103 :華乃亜:08/28(火) 10:29:21 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
弦ーカッコよすぎ///。
みんないろいろあって…複雑だね!!
憂ー読ませてもらってるんだから、
「更新、スローペースでごめんね」
とか、いわないでねぇ☆
あと、100突破おめでとう♪

104 :名無し:08/28(火) 10:37:07 HOST:i220-220-92-6.s04.a028.ap.plala.or.jp
弦かっこぃぃッ
しかも感動するッ!!

あげww

105 ::08/29(水) 00:29:22 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
弦、内心はかなり痛いでしようね><
奏も辛い所です・・・・・
応援ありがとうございます☆


♬華乃亜
弦、ウチの文章力のせいで、
あんまりカッコイイイメージついてないかなぁ
って不安だったけど・・・・・
カッコイイって言ってもらって、ホッとしたよ♫
みんな色々ありすぎて、深いですが・・・・・
スローペースですごい悪いなって思ったんだけど;;
大丈夫かな・・・・・?
100突破出来たのも、華乃亜のおかげだよ!!!!!!!!!!
本当にありがとう☆


♬名無しサマ
弦カッコイイとか、めっちゃ嬉しいです><
感動していただけて光栄です!!!!!!!!!!
あげありがとうございますbb

106 ::08/29(水) 01:07:49 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
ここからは、弦目線に戻りますbb




俺はその後、奏を慰め







奏に、音楽の授業には出てほしい







とお願いされたので、保健室を出た。







音楽の授業は、今日は簡単な自己紹介と







校歌の練習だけで終わった。







今日の校歌伴奏は、奏の代わりに俺が弾いた。







チャイムが鳴って、音楽室から出ようとした所を先生に呼び止められた。







「羽月くん!ちょっと・・・良い?」







「はい・・。」







「夜陽さんの事なんだけど、体育の時間に倒れたって聞いたんだけど・・・?







彼女、とても熱心で、春休みもここに来て練習してたから・・・・







すごく残念・・・・







音楽の授業一発目は、夜陽さんに弾いてもらいたかった・・・・・







別に羽月くんがダメとか、そういうのじゃなくて・・・・・」







先生の奏を思い、悲しんでいる顔を見て







俺はとてつもなく切なかった。

107 ::08/29(水) 01:08:08 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「はい・・・・そんなの分かってます・・・・







俺もそう思ってましたから・・・・・・・







アイツ今日の音楽の授業、すごく楽しみにしてたんで・・・・・







今日は俺も早退して、一緒に帰ります。







次の音楽の授業の時は、きっと大丈夫ですから・・・・







では、また・・・







先生ありがとうございました・・・」







俺はペコッと頭を下げ、音楽室のドアに手を掛けた。







すると、背後で先生がポツリと独り言のように呟いた。







「こちらこそありがとう・・・・」

108 ::08/29(水) 01:18:36 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp






音楽室から保健室に戻ると、奏は身支度を整え







保健室にお見舞いに来た友達と、楽しそうにおしゃべりをしていた。







とても感じがよさそうな、素直そうな女子だった。







どうやらその女子が荷物を持って来てくれたらしい。







俺の分のカバンもあった。







そして、次の授業のチャイムが鳴ると







その女子は奏に







「お大事に」と言って、そそくさと保健室を出て行った。







「じゃ・・・帰るぞ。」







「うん・・・・







弦、本当にいいの・・・・?







学校早退なんかしちゃって・・・・・・







私一人で帰るよ・・・・・?」







奏は申し訳なさそうに言う。







そんな事言って・・・・・







まだ顔色が悪い。







「一人で帰らせるわけないだろ・・・・







心配なんだよ・・・・・・







保健室の先生出張だから、送る人いねえし・・・・・







途中で倒れたりしたらどうする??







俺が好きでやるんだからさ・・・・・・







ほら、行くぞ。」







そう行って、奏のカバンと俺のカバンを左手に持ち







右手で奏の手をにぎり、保健室を後にした。

109 ::08/29(水) 01:37:13 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





俺は、奏を家まで送り、ご飯を作って奏に食べさせ







「安静にしとけよ・・!」と一言言い残して、奏の家を出た。







そこで俺は初めて気がついた。







奏は一人暮らしだったのか・・・・・







だから、看病する人もいなくて、悪化したんだろ・・・・・







それから二日程、奏は学校に来なかった。







見舞いに行こうかと考えたが







女一人しかいない家に行くのは







俺の理性がふっとびかねないと思い







あえてやめておいた。







奏が学校に来てからは、毎日ピアノ三昧。







朝、昼、放課後と、あらゆる場所でピアノの練習をした。







奏のピアノは、どうやらゴールデンウィーク後に届く予定らしい。







そのピアノに関する、話もしてくれた。







「私がずっと使ってるピアノなんだけどね







父さんがすっごく大切にしていたピアノで







俺が死んだ時は、奏にやるからって







いつも、笑いながら話してくれたものなんだ・・・」

110 ::08/29(水) 01:37:38 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





そして、さらにこんな話もしてくれた。







「今度弦も出る、コンクールで私が弾く曲・・・・・







ショパンの革命のエチュードなんだけど







前、こっちでいう小学六年生の時に弾いてて







父さんが、この曲がすべてのピアノの曲の中で







一番好きだって教えてくれたんだ。







だから、譜読みとかそんなの本当は関係なくて







父さんのために弾きたいなと思って・・・・・・」







この話を聞いて、俺は奏の親父さんの存在が







奏にとって、どれだけ大きいものなのかを







思い知らされたような気がした。







あまりにも、強い大きな絆で結ばれている事に







気づかされた。







そうして時間は過ぎていき







明日から、ゴールデンウィークとなった。







奏がオーストリアに里帰りする日―――――・・・・

111 :華乃亜:08/29(水) 10:48:43 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
えー...
奏…むこうで何かないよねぇ。。
っとめっちゃ続き気になるよぉ♪

憂…スローペースかなぁ??違うとおもうよ!!
だから大丈夫!!気にしないの♪

アゲ↑↑しとくねぇ!!

112 :あぉ:08/29(水) 17:38:28 HOST:05004031749599_en.ezweb.ne.jp
あげ

113 ::08/30(木) 01:56:40 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬華乃亜
いつもコメありがとう!!!!!
さぁ......これから奏はどうなる!?←

スローペースじゃないかな?
気にしないでおくね☆

あげ、いつもいつもありがとう♫


♬あぉサマ
あげありがとうございますbb

114 ::08/30(木) 02:15:22 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
明日から、オーストリアに帰るんだろ?」







帰りの会が終わり、奏が帰る支度を整えていた時







俺が何となく話し掛けた。







「そうだけど、オーストリアじゃないの。







イギリスのオックスフォードに前の家があって、







私がこっち来るちょっと前に、引越して戻ったから







オックスフォードに帰る。」







そうだったのか・・・・・







色々あるんだな・・・・・・







「そっか・・・・楽しんで来いよ。」







「うん。」







「それでね、今日の20時の飛行機に乗るから







今日は弦の家行けないや・・・







支度まだしてないし・・・・」







途中だけど、いったん切ります・・

115 ::08/30(木) 02:16:10 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





夜行くのか・・・・







「分かってる。






俺が、空港まで送る。」







夜一人でのこのこと、空港なんぞ行かせたら危ない。







「え・・・・ッ・・いいの?







眠くない?」







お前が心配なんだよ・・・・・・







「20時だから眠くないって。







危ないから送ってく。」







「うん・・・・ありがと。」







「じゃ、奏の家の前で18時に待ち合わせな。







搭乗一時間前には、着いといた方が良い。」







「うん。じゃ後でね!」







そう行って、奏は足早に教室を出て行った。

116 ::08/30(木) 02:35:36 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





5分早く着き、奏の家の前で待っていると







18時ぴったりに奏が家から出て来た。







「ごめん・・・待った?」







「全然。ジャストぴったりの時間だよ。」







「そう。よかった・・・」







奏は、右手にキャリーケースを持ち







左手には、パスポート等が入っているであろうバッグを、肩に掛けていた。







「奏・・・キャリーケース、持つ。」







「え・・・見送りに来てくれるだけでもありがたいのに・・・







荷物持ちまで・・・・悪いよ・・・・・」







奏の華奢な体には、どう見ても重そうだ。







「いいから。ほら・・・かせよ。」







「うん・・・ありがとう・・・」

117 ::08/30(木) 02:35:56 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





俺は、奏のキャリーケースを左手に持ちながら思った。







今日の奏私服だからか、やけに可愛い。







そういえば、私服見るの初めてだな・・・・







黒の七部丈のジャケットがよく似合っている。







日本っぽい服装じゃないから、結構目立つ。







バスに乗って空港に行く時も、服装のせいもあって







奏に対する視線を感じた。







でも、当の本人は全く気付いていないようだ。







やっぱり無防備すぎるんだよ・・・・・







着いてきてよかった・・・







そして、まもなくバスが空港に到着し







奏はお土産を買いたいと言ったので、







空港にある店を色々と見て回った。







そうしているうちに、時間はあっという間に過ぎ







奏が搭乗する時間がやってきた。

118 ::08/30(木) 02:42:17 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「じゃ、そろそろ行くね!







今日は本当ありがとう。







すごく助かった。







お土産買って来るから!







また学校でね―――――――!!!!!」







そう言って、手を振りながら







奏は搭乗口の向こう側に消えて行った。







俺も手を振りながら







「またな!」と言った。







でも、その時の奏の笑顔が







なんだかとても遠くに行ってしまうように感じて







俺は、小さく祈るように呟いた。







「何も・・・起こるなよ・・・・」

119 ::08/30(木) 17:36:36 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
小説専用ブログ開設したので、載せときます!
小説はまた後で更新します><

120 :まゆ:08/30(木) 18:52:38 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげえ!頑張れ♪ブログ見ますっ♪

121 ::08/30(木) 19:24:37 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
あげありがとうございます!!!!!
ブログもよろしくお願いします><
両方頑張ります☆

122 ::08/30(木) 19:31:59 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





俺は帰りのバスに乗り







窓の外を見ながら考えていた。







ゴールデンウィークは三日間。







奏に会えないのは







正直キツイ・・・・・・







風邪ひいてたときは







絶対安静だし







自分の中で抑える事が出来た。







でも今回は違う。







あっちで会ってるんだろ・・・・・?







きっと・・・・・・







好きな奴に・・・・・・







今度奏に会ったら







真面目に理性ふっとびそうだな・・・・・・・







ヤベぇ・・・







もう会いたくなってきた・・・・・







でも無理だし。







我慢だ俺。







我慢強い男になれ!







俺はボソッと名前を呼んでみた。







「・・・奏・・・・







・・・・会いてえ――――――・・・」

123 ::08/30(木) 19:53:18 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
ここからは、奏目線です!





日本との時差、約九時間。







十一時過ぎに、イギリスに着いた。







なんか、時間戻るって不思議な感じ・・・・・







懐かしいな・・・・・・







この風景。







空港を出て、地下鉄に乗り換え







ロンドンまでやってきた。







まだ来てないのかな・・・・・?







確か車で迎えに来るって・・・・・・







「おーい!!!!!!!







ナディー久しぶり!!!!!!!!!!」







その声は・・・・・







「キディー・・・・・?!?!」

124 ::08/30(木) 19:53:43 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





やっぱりそうだ。







キディーが乗っている、車の方へ走る。







「でもキディー・・・・・







学校は・・・・・・?」







私がそう質問すると







キディーは即座に答えた。







「サボリに決まってんじゃん!







ナディー帰ってくるのに







学校なんかやってられるかって!」







ニカッと歯を見せて







キディーは当たり前のように言う。







「え―――――――!







嬉しいけど、サボっちゃマズイんじゃ・・・・・」







「大丈夫だって!







ってかそれ以前に







母さんもOKしてくれたし!」







嘘・・・・ッ?!







あの母さんが・・・・・?

125 ::08/30(木) 19:56:51 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
「え―――――――?!?!







ありえない!!!!!!!!!!」







「ありえなくて悪かったわね・・・・」







う゛・・・・・・・ッ







この声はまさか・・・・・・・・







「母さん・・・・!?







何で車の運転して・・・・・・?」







「いいじゃない別に・・・・







もう慣れたし。」







あんなに怖いから







運転は出来ないって言ってたのに・・・・・?







私はふいに胸がジーンときて







こう言った。







“ただいま”に“ありがとう”の意味を込めて。







「ただいま・・・・







・・・・母さん・・・・・」







すると、母さんもハンドルに手を掛けながら







ボソッと独り言のように呟いた。







「お帰り・・・・奏・・・・」

126 ::08/30(木) 20:20:27 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





母さんが車を走らせる。







「それにしても







いきなり英語で呼ばれたから







ちょっと戸惑った・・・・・」







私が苦笑する。







「無理もないよな〜!







じゃ、こっちでも日本語にしようか?」







キディーがからかって来る。







「いいよ別に・・・・!







私ちゃんと英語しゃべれるもん・・・」







私も負けじと言い返す。







「冗談だって〜・・・







ったくナディーはすぐ本気にするんだから!







それにしても、会いたかったぞ!







我が妹よ・・・・・」







キディーがおどけて言う。







「もう・・・







いい加減にからかうのはやめてよ――――――・・・」







そんな他愛も無い話をしながら、家に向かう。







そう・・・・







私とキディー事、夜陽 希唯(Yayou Ki)は







双子のお兄ちゃん。







そして・・・・・







私の秘密の彼氏―――――――・・・・・

127 :華南:08/30(木) 22:49:15 HOST:p1163-ipbf08kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
奏の彼氏ってお兄ちゃんかあ(´゜ω゜)
意外な展開♪
あげ○2(+'v`+)

128 ::08/30(木) 23:52:01 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬華南サマ
奏の彼氏は・・・・・
実はお兄ちゃんなんです!!!!!!!!!!
意外ですよね←
あげありがとうございます☆

129 ::08/31(金) 00:13:34 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
やっと家に着いた。







本当に懐かしい・・・・・・







この風景。







レンガ作りの二階建ての一軒家。







結構大きめで、庭もちゃんとある。







私はあまりにも懐かしくて







ドアを開けるのをためらった。







「何ボサ――ッとしてんの?







早く入るぞ!」







キディーにドアをぐいと開けて







ポンッと背中を強く押されて







反論する暇も無く、家に入った。







懐かしいにおいがする・・・・・・・







「奏!希唯!







ご飯の支度するまで、二人で時間潰してて!」







母さんが車を、庭の隣にある車庫にとめながら言った。







私達は「分かった!」と返事をして







二階に上がる階段を上った。

130 ::08/31(金) 00:14:07 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





階段は吹き抜けになっていて







下が見える。







私の部屋は階段を上がってすぐ左。







キディーは一番奥の部屋だ。







私が自分の部屋のドアノブに手を掛けると







キディーが言った。







「ナディーの部屋何も無いんじゃない?







ナディーの事だから・・・・







ピアノ弾きたいんでしょ?







あのピアノはもう送っちゃったよ。







俺の部屋にあるからおいでよ。」







そっか・・・・







もう送っちゃったのか・・・・・







「分かった!







そうさせてもらう―――!」







私も合意して







キャリーバッグを自分の部屋の前に残し







楽譜の入った肩掛けバッグだけを持ち







一番奥のキディーの部屋に入った。

131 ::08/31(金) 00:44:43 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





ドアを開けた瞬間







目の前には大きなグランドピアノが置いてあった。







「うわ――――!







大きい!!!!!







リビングにあったやつ移したの?」







「うん。







そうだよ。」







「なんかキディーの部屋にあると







ますます大きく見える・・・ね・・ッ・・?!」







私が話していると







いきなりキディーがキスをして来た。







深い・・深い・・・・







「・・・っ・・・き・・キディ・・・・ふ・・っ」







二十秒くらいのキス。







でも、何だかとてつもなく長く感じた。

132 ::08/31(金) 00:46:29 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
「・・・・は・・・







キディーいきなりどうしたの・・・///?」







「会えなくてすっごい寂しかった・・・・・







だって奏いきなり行っちゃうんだよ?







俺に何も言わずにさ―――――・・・!」







拗ねた様な表情をしながら、キディーが言った。







「ごめん・・・・・







私も寂しかったよ・・・・・?」







「そう・・・・?







・・・・・良かった・・。」







キディーはそう言うと







またキスをして来た。







でも今度は違う。







深いけど短めのキスをした後







唇から首筋にキディーの舌が這うように移動する。







私は思わず声を漏らした。







「・・・・っ・・ん・・・やぁっ・・・」







「イヤじゃないでしょ?







感じてるじゃん・・・







声・・・出てるけど・・・?」







「・・・・んん・・・っ・・待って!!!!!」







キディーがジャケットのボタンに







手を掛けようとした時







私はキディーの肩を持ち、抵抗した。

133 ::08/31(金) 00:47:04 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「こんな真昼間から・・・・・







下に母さんいるし・・・・」







「ダメ・・・・?







俺達全部知ってる仲だし







まだキス止まりじゃん・・・・?」







「ごめん・・・・・今はダメ・・・・・」







キディーの悲しそうな顔を見て







申し訳なく言った。







「いいよ!







俺も突っ走り過ぎてたかも・・・・・







じゃ、お詫びに奏がピアノ弾いてよ!」







キディーはまだ、少し悲しそうだったが







すぐにいつもの笑顔に戻っていた。







「うん!OK!!!!!







キディーも後で聞かせてよね!」







私そう言って、ピアノの鍵盤の蓋に手を掛けた。

134 ::08/31(金) 02:11:24 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
鍵盤の上に手を置き、弾こうとした時







私はひらめいた。







この前、弦が弾いてた曲弾いちゃお♪







さすがのキディーも、この曲なら知らないだろう・・・・・







そう決めると、椅子に座り直し







呼吸を整えて弾き始めた。







さわりの部分しか知らないので







そこで止める。







「ナディーそんな曲弾いてたっけ?!







俺も聴いた事無いし・・・・・







確か革命のエチュードで







今度あっちのコンクールに出るんじゃ・・・・」







キディーはかなり驚いているようだった。

135 ::08/31(金) 02:12:33 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「これ実はね、あっちの高校で知り合った子が







今度同じコンクールに出るらしくて







その子がその時に弾く曲なんだよ!







しかも、その子すっごいピアノ上手くて・・・・・・」







「そうなんだ!







やっぱ奏の耳はすごいね!







どうせ一回聴いただけで弾けたんだろ?」







キディーが当然という顔をして聞いてくる。







「うん・・・その子かなり驚いてた・・・」







「そりゃそうだよ。







俺でもそこまで出来ないのに―――――!!!!!







それで、久しぶりのSTINWEYのピアノはいかがでしたか?







ナディー電子ピアノしか持ってってないから







久しぶりでスッキリしたでしょ?







音楽室のピアノもSTINWEYじゃないだろうし・・・・・」







キディーには言ってなかったっけ・・・

136 ::08/31(金) 02:13:44 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「それがね!







その同じコンクールに出る子の家に







STINWEYのピアノがあって







それ使わせてもらってるんだ♪」







私がそう言うと、キディーはまた驚いた顔をした。「そうなの!?







よかったじゃん!!!!!







で、その子の名前なんていうの?」







「羽月 弦っていうんだ!」







私がそう言った途端







キディーの目つきが少し厳しくなったような気がした。







「その子って・・・・もしかして男・・・・・?」







「うん!







そうだよ――――!」







そして私が話し終わるのと同時に







一階から母さんの声がした。







「奏!希唯!ご飯出来たから、下りてきて!」







私達は「は――――い!」と返事をした後







階下に下りていった。







その時私はご飯のメニューの事を考えていて







隣でキディーがボソッと言った独り言も







全く耳に届かなかった。







「今日・・・力ずくで俺のものにする・・・・」







まさか、さっきの私の何気ない発言が







あんな事の発端になるなんて・・・・・・・

137 :まゆ:08/31(金) 07:00:24 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
え?え!?ええーー!?!?←
どうなるのッ!?とにかくあげえー!!!!

138 :華乃亜:08/31(金) 10:46:09 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
っえー!!!
やばくなィ??
奏の彼氏がお兄ちゃんとは…。びっくりしたよぉ...

憂♪
ブログに遊びにいくから待っててねぇ!!

139 :まゆ:08/31(金) 18:56:32 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
もういっちょあげ!!頑張れ!

140 ::08/31(金) 20:02:58 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
二回もあげありがとうござます!!!!!
ここから待ちに待っていたエロが・・・・?←
頑張りますので、よろしくお願いします☆


♬華乃亜
ビックリしてくれて、ウチ的に嬉しい ((笑
ブログにコメありがとう☆
一日一回は更新しようと思ってるよ♫
イメージ画は不定期だけど;;

141 ::08/31(金) 20:20:30 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





昼食を食べた後







午後からは庭で日向ぼっこをした。







のどかな風景に私は癒された。







キディーは午後はずっと







一人で部屋に閉じこもっていた。







そして、夕食を食べ終え







自分の部屋でくつろいでいた時







キディーがやっと話し掛けてきた。







「ピアノ練習する?







午前中のあの練習量だけじゃ足りないでしょ?」







私はキディーの気遣いが嬉しかった。







「うん行く!」







私は、それから二時間程練習した。







その間も、キディーは私が練習しているのを







傍で黙って見ていた。







そして、時計が九時を指しので







私はキディーにおやすみを言って







部屋から出ようとした。







その時・・・・・・・・







「待てよ・・・・・」

142 ::08/31(金) 20:20:54 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





キディーが恐ろしいくらい







低い声を出して言った。







グイッ・・・







ドサッ・・







私はキディーの声にビクッとして







抵抗する暇も無く







腕を引っ張られてベッドに倒れこんだ。







「奏さぁ・・・・







あっちで何、一人で男の家に







のこのこ行ってんの・・・・?







俺の事考えなかったの・・・・・・・?







俺は奏がいなくて、死ぬ程寂しかったのに。







やっぱり奏はまだ、俺への愛が足りないんじゃない?







だから、調教して上げるよ・・・・・・。」







そしてキディーは







奏の服をぐいと上に上げた。

143 ::08/31(金) 20:44:35 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
訂正です・・・・
奏の服をぐいと上に上げた。
ではなく、
私の服をぐいと上に上げた。
でした↓

緊張感漂うところなのに、申し訳ないです('・ω・`)





「え・・・・ッ・・キディーちょ・・・待ッ・・・」







「うるさい。」







そして、キスで口を封じられる。







「・・・キ・・・ディ・・・いやぁ・・・ッ・・」







「真昼間は嫌だって奏が言ったから







夜にしてあげたのに・・・・・







嫌はないんじゃない・・・・・?」







キスを止めると







キディーが耳元で不気味に囁く。







そしてキディーの右手が







下着をとり、胸に触れる。







「まだ誰にも触らせてないみたいだね・・・・・







だってほらこんなに・・・・・」







「・・・っあ・・っん・・・やぁぁッ・・・」







「ちょっと触れただけで、感度良いし。」







キディーの細い指がつぼみを摘む。







「・・ッぁ・・やめ・・ヤアアァァッ・・っ・・」







「胸だけで感じすぎじゃない・・・・?







じゃあ・・・・ここは・・・・・・・?」







キディーの左手が







スカートの中へと進入する・・・・・・・・

144 ::08/31(金) 21:09:47 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
「奏・・・・濡れてるよ・・・・?







感じてるんだ・・・・・・?」







パンツの上から







そっと割れ目をなぞる。







「・・ぅっ・・いやぁぁっ・・・は・・んぁ・・・」







「いい加減、嫌って言うの止めたら・・・・?







もっとおしおきするよ・・・・・・?







それとも、奏はそっちの方が嬉しいかな?」







私は首を思い切り横に振り







必死に否定した。







「じゃあ・・・・







嫌って言わないで・・・・?







感じてるのに嘘ついたら







罰ゲームだから・・・ね・・・・?」







パンツを脱がせ







クチュクチュと音をいわせて







愛撫する。







変な気分・・・・・・







でも・・・嫌だ・・・・・・







何でキディーはこんな事するの・・・・・?







優しいキディーは・・・・







どこ・・・・・・・・・?

145 ::08/31(金) 21:20:54 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
考え事をしていた私の不意をついて







キディーはクリトリスを刺激する。







「・・あっやぁぁぁ・・・はっんあぁ・・・・」







「嫌って言った・・・ね・・・・?







じゃ・・・罰ゲームで・・・・







見えやすいところにキスマーク・・・・ね?」







そう言ってキディーは







私の首のド真ん中に赤い跡をつける・・・・・







その間も、右手は私の上半身







左手は下半身を触り続ける。







「・・・っやぁ・・は・・んあぁぁ・・・・っぁ・・」







「奏の顔やらしいよ・・・・・?







感じちゃってさ・・・・・・・







そろそろ、入るかもね・・・・・」







そう言うとキディーは







左手の人差し指を







私の中に入れてきた。







「・・・・っう・・ああっ・・!?







・・・・あああぁっ・・・あ・・っん・・・」







そして、ゆっくりと出し入れする。

146 ::08/31(金) 21:24:11 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・はっ・・あ・・やっ・・あぁ・・んぁ・・」







「奏・・・・濡れすぎだよ・・・・・・?







クチュクチュいってるの・・・・・







聞こえる・・・・・・・?







後、また嫌って言ったよね?







じゃ二個目ね・・・・・・?」







またキディーはさっきの跡の







すぐ横にキスをする。







こんなの嫌だよ・・・・・・







いつものキディーじゃない・・・・







奏って呼んでるし・・・・・・・・・







誰か・・・・・助けて・・・・







母さん・・・・・・・・







弦――――――――――・・・・・

147 ::08/31(金) 21:35:17 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





ちょうどその時







母さんが階段を上がってくる音がした。







「奏――――・・・?







いないの・・・・・・・?







もう寝た方が良いんだけど・・・・・







希唯の部屋に居るの・・・・・・・・?」







母さんの足音が近づいてくる。







キディーが仕方なく行為を止めた。







その瞬間、私はキディーのベッドから急いで降り







服の乱れを直して、部屋を出た。







「あら・・・・奏!







やっぱり希唯の部屋に居たの?」







母さんは今までの私達の行為に







全く気付いていないようだ。

148 ::08/31(金) 21:35:51 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・・うん・・・・・







キディーの部屋でピアノの練習を・・・・







じゃあね母さん・・・・







おやすみ・・・」







「そうなの・・・熱心ね。







おやすみ・・・奏・・・・」







そう言って母さんは







自分の部屋に入った。







私も一目散に、自分の部屋目掛けて走り







部屋に駆け込んで、ドアを閉めた。







そして気が付くと







涙がポタポタと零れ落ちていた。







「・・・・っ・・こんなの・・やだよ・・・・・







・・・・誰か・・・助けて・・・・・・・・」

149 :まゆ:09/01(土) 10:36:33 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
キ・・・キディーのばかやろー!!!
奏かわいそうに・・・(哀ノД`)゚+.゚゚+.゚
待ちに待ったエロシーンありがとうです←
弦と奏くっついてほしーなっ♪

150 ::09/01(土) 19:21:30 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆサマ
キディー馬鹿野郎ですよね!!!!!
奏は本当に可哀相なんです・・・・・
エロシーンどうでしょうか・・・・?!
何しろ書くの初なんで;;
弦と奏は良いコンビですよね♫

151 ::09/01(土) 19:43:22 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





次の朝・・・・・







私は眠い目を擦りながら







朝食を食べに階下に下りて行った。







ダイニングテーブルに腰を掛けると







母さんに話し掛けられた。







「おはよう。奏。







眠そうね・・・時差ボケ?」







「うん・・・・そうみたい・・」







本当は違うのに・・・・・







昨日の事を考えると







怖くて眠れなかった・・・・・・







でもそんな事、母さんには言えない。







第一付き合ってる事すら内緒なのに・・・・







双子だから、結婚する事は許されない。







勿論、あんな事もしちゃいけないのに―――――・・・







そんな事を考えていると、キディーがやって来た。







・・・・・怖いよ・・・・・。







「おはよう。母さん。ナディー!」







あれ・・・・・?







全然普通・・・・・・・・







いつものキディーだ・・・・・







「おはよう。キディー。」







キディーに何も変化が無いので







私も普通に接する事にした。







でも、それが間違いだったなんて―――――――――・・・・

152 :まゆ:09/01(土) 20:56:17 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
エロシーン最高ですっbbパーフェクトですっ←
これからも死ぬまで応援しますわ←
頑張れ♪
あ!あたしの事呼び捨てで構いませんよおーっ

153 ::09/01(土) 21:01:39 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
さっそく呼び捨てにさせていただきました☆
パーフェクトありがとうございます♫
死ぬまでとか、嬉しすぎてウチが死にます←
完結まで頑張りますねッ!!!!!
後、タメでOKですよぉbb

154 ::09/01(土) 21:08:42 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「あっ!そうそう・・・・・







ナディーも俺と一緒に学校行かない?







ナディーも通うはずだった学校!







今日本当は、学校休みなんだけど







昨日休んだから







プリントとか取りに







行かなきゃ行けなくて・・・・」







キディーが相変わらず







普通に話し掛けてくる。







「うん行く行く!!!!!







どうせ今日暇だし・・・・・」







「じゃあ決定ね――!」







キディーが嬉しそうに







無邪気な笑顔で笑った。







私はそれに見とれて







口もとに不気味な笑みが







こぼれているのに気が付かなかった。

155 ::09/01(土) 21:22:32 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「じゃ・・いってきます!」







私とキディーは自転車に乗り







キディーの高校へと向かった。







キディーが先を走る。







自転車なんて久しぶりだな――――――・・・・







しかも、自分の自転車だし。







学校へは、自転車で5分くらいで着いた。







「うわ―――――――・・・・







結構大きいんだね・・・・・!」







校舎を眺めながら呟く。







「日本の学校に比べたら大きいかもね!」







キディーも同意する。







そして、学校に入って歩き始める。







すると、男子のグループが近付いて来た。

156 ::09/01(土) 21:23:14 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「よぉキディー!







お前昨日学校サボっただろ?







あれっ?!







もしかして、その子彼女??」







出た――――――・・・







彼女か双子の妹か・・・・・







キディーはなんて答えるんだろ・・・・・・?







「バーカ!!!!!







俺の双子の妹だよ。







日本から休暇で帰って来てんの。」







あれ・・・・・・?







意外にさっぱりと・・・・・・

157 :まゆ:09/01(土) 22:00:25 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あっ!!そんじャ憂サンもタメでお願いしまあーすっ♥
いいねえ〜!この小説キテるねえ〜!←誰
キディよ!!!なぜ不気味な笑みをするんだあ〜っ!!
気になる度MAXや〜んっ←
頑張ってくださイなあー♪
応援してるゼィww


158 ::09/01(土) 22:03:51 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
じゃタメで☆
キテる〜?? ((笑
キディーは・・・
何故でしょう・・・・・・?←
応援ありがとねッ♫


159 ::09/01(土) 22:12:15 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「まじかよ!?







この子がウワサの・・・・・







やっぱ可愛いな〜!」







男子グループにジロジロ見られてる。







「まぁな。







それじゃ!







俺、職員室行くから・・・・・







またな!」







そう言ってキディーは







私の腕をグイッとひっぱり







走って遠ざかった。







校舎に入り、キディーがようやく言った。







「じゃ俺、今から職員室行って来るから。







その間ナディーは







校内自由に見学したらどうかな?







後ここの音楽室







開いてるから自由に使って良いよ。」







「分かった。ありがとう!」







私がそう言うと







背中越しに手を振りながら







キディーは歩いて行ってしまった。

160 :まゆ:09/02(日) 09:14:48 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
再び参上!そしてあげ〜っ!
文才ありすぎだよ、君は。←あ
これからの展開に期待100%!!!
頑張ってネえ〜っ

161 ::09/03(月) 00:00:20 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
再び参上&あげありがとぉ↑
文才全然無いよぉ><
小説初めて書いてるし・・・・・
期待100%Thanks☆
学校始まっても、更新めっちゃ頑張るね!!!!!!!!!!

162 ::09/03(月) 00:10:21 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
さて・・・・・







今日全然ピアノ弾いてないし







やっぱ音楽室直行しよ!







と私はそう決めて







校内の案内掲示板に







書いてあった地図を頼りに







音楽室へと向かった。







四階の一番奥。







“音楽室”という







看板の掛かったドアを開けると







グランドピアノがドーンと







二台も置いてあった。







しかも広い!!!!!







そして驚きを隠せないまま







ピアノの方へ行き







ピアノの蓋をそっと開けると・・・・・

163 ::09/03(月) 00:10:48 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





STINWEY!?!?







この学校どんだけ・・・・・?!







本当キディーに感謝。







しばらくキディーも来ないだろうし







四階の一番奥だから







人気無かったし・・・・・・







ここの学校の生徒じゃないけど







思う存分弾きますか!!!!!







私は高鳴る胸を押さえながら







ピアノを弾き始めた。

164 ::09/03(月) 00:22:27 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





やっぱ最高だね♪







やっぱりもうキディーの部屋に







入るのは怖いし・・・・・・・







今日は多分もう弾けないだろうから







しっかり練習しとこう・・・・・!







それから私はしばらく







ピアノを弾いていた。







そしてキディー遅いなぁ







と思い始めた頃・・・・・・







音楽室のドアがガラッと開いた。







「やっぱりずっと此処に居たんだね!







やっぱり奏・・・上手くなったね。」







キディーがやっと来た。







でもなんか・・・・・







あれ・・・・・・・・・?







今・・・奏って呼んだ・・・・よね・・・・?







「じゃあ、今からテストするね♪」







そう言ったキディーの顔は







不気味な笑みに満ちていた。

165 ::09/03(月) 01:04:59 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「テストって・・・・・・・?」







私はキディーの不気味な笑みに







気が付いて怖かった。







「音当てゲームかな。







俺がピアノの音弾くから







その弾いた音答えるだけ。」







あれ・・・・・・・?







別に普通だ・・・・・・・・







勘違いかな・・・・・・・・?







警戒しすぎ・・・・・・・・・・?







「ただし・・・・・・・・・・」







そう言ってキディーは







私が座っていた







ピアノの椅子に近付いて来た。







「ちょっと良い?」







キディーが退いてと







言っているのに気付き







サッと退いた。







するとキディーが其処に座り







私の腕をぐいと掴んだ。







そして私はキディーが







座っている上に







座ってしまった。

166 ::09/03(月) 01:06:02 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「あ・・・ッ!







ごめん・・・・・。







つい倒れこんじゃって・・・・・・」







「俺がそうさせたんだから良いよ。」







・・・・・・・・!?







「この体制でするの♪







俺が奏を犯しながらね。







だって奏、百発百中だから







やっても意味無いし







犯してたら普通よりは







答えにくいでしょ?」







「ちょ・・・・






ちょっと嫌ッ・・・・・・・」







最後まで言い切る間も無く







キディーの右手が







私のパンツの中にスルリと入っていった。

167 :ww:09/03(月) 10:48:41 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ

168 :華乃亜:09/03(月) 14:10:11 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
憂ー
お久ー…!?かなぁ??
なんか、家のことが忙しくて、ちょっと来れなかったけど...
ごめんねぇ。。
憂って、小説…初めてかくんだねぇ♪
書き方が上手だから、びっくりしたよぉ☆★

キディーも変態君だねぇ///。
奏もがんばれぇ!!
でも...やっぱり弦とくっついてほしいなっ!!
いっつもドキドキしながら読んでるカラ、
更新がんばってねぇ♪♪

169 ::09/03(月) 23:27:31 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬wwサマ
あげありがとうございます♫


♬華乃亜
お久ぁぁ☆
全然謝らなくて良いよぉ!!!!!!!!!!
忙しいのは、しょうがない!
初めて書くよbb
書き方はまだまだだよ↓
こんな小説読んでくれてホントありがと―♪

キディーは変態君&暴走君だね・・・・・ ((苦笑
奏は頑張って欲しい所だね><
弦派なんだね!
さてどうなることやら......
では、更新頑張るね↑

170 ::09/03(月) 23:40:49 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「やっぱまだ、さすがに濡れてないね?







それにしてもホント







奏は単純だよね・・・・







俺が昨日した事・・・・・







もう忘れたの?」







キディーが耳元で囁く。







右手で私を愛撫しながら







悪魔のような声で・・・・・・







「だいたい・・・・







こんな高いグランドピアノが







置いてある音楽室が







開いてるわけないでしょ。







さっきの奴らに







事前に鍵開けてもらってたの。







さすがにもう俺の部屋には







入ってくれないだろうからね。







俺の気があのくらいで済むと思ってる?







後、昨日の罰ゲーム







まだ終わってないから。」







キディーが楽しそうに言う・・・・

171 ::09/03(月) 23:47:44 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「でも今回は、嫌の一つも言えない程







ぐちゃぐちゃにするから







答えられなかったり







イっちゃったりしたら







罰ゲーム・・・・ね・・・?」







相変わらずキディーの右手は止まらない。







やがて、厭らしい音が響きだす・・・・・・







「もう感じてるの?







濡れてきたけど・・・・・?」







クスクス・・・・







キディーが冷笑する。







「・・・・っあ・・感じてなんか・・・







・・・・・な・・いあ・・!?・・・ッアアア・・」







キディーの指がクリトリスを摘む・・・・・







「後・・・・今日はバンダナで







隠してるみたいだけど







学校の制服だったら微妙に見えちゃうね?







校則で首にバンダナまくなんて禁止でしょ?







思いっきりあの・・・・・







弦とかいう奴に見せ付けてやったら?」







そう言いながら、キディーは指を







私の中に入れていく・・・・・・・

172 ::09/03(月) 23:54:29 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp




「じゃ、濡れてきた所だし







音当てゲーム開始ね?







答えないとその分も







キスマーク付けるから。







ネックレスみたいに







綺麗に並べてあげるよ・・・・・・」







私はもう抵抗出来ない程







体に力が入らなかった。







昨日の恐怖と変な感覚が蘇る・・・・・・







これが感じてるって事なの?







何で私嫌なのに感じてるの・・・・・・・?







もう自分が分からなくなっていた。







一生のお願いだから・・・・・







誰か・・・・・・・







誰か助けて―――――――・・・

173 ::09/04(火) 00:13:23 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「まずは一音からね。







この音は?」







キディーは私を右手で愛撫しながら







左手でピアノを弾く。







ピアノの鍵盤の一番左端の音が鳴る・・・・・・







でも私は意識が朦朧としていて







鍵盤を見る事など到底出来なかった。







それでも答えるしかなかった・・・・・・・・







「・・・うッ・・・ら・の・・お・と・・んああッ・・」







「正解・・・







刺激足りないかな?







じゃもう一本♪」







そう言ってキディーは







私の中に入れていた指を二本に増やす。







「このピアノの音聴いたら







今日の事思い出すまで







今日は止めないからね・・・・?







奏が俺以外の奴に近づけなくなるくらい・・・・・・」

174 ::09/04(火) 00:31:23 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「またイっちゃったの?







じゃ今日の罰ゲーム







五回目ね・・・・・」







あれから二時間が経過していた。







もう何も考えられない・・・・・・・







もう・・・・・・・







ピアノの音を聴くたびに







私が・・・・・・・・・







崩れていく―――――――――・・・・







「濡れすぎてやばいよ?







太ももまで、びしょびしょじゃん・・・」







この時もう、同時に







当てなければならない音は







五個に増えていた。







「この音は?」







「・・ああああッ・・んあ・・・うッ・・あ・・ん・・」







私は限界を超えていた・・・・・・

175 ::09/04(火) 00:32:41 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「さすがにいくら奏でも







もう・・・・・無理かな?







でも俺まだ・・・・・・







満足してないんだけどな―――――――・・・







じゃキスマークプラス三個ね?







それで許してあげる。」







首にキスマークが十個。







赤く目立つ。







これ程にまで何故・・・・・・







あなたは私を・・・・・・・・・?







「じゃ。後は一人で帰ってね。







みんなに見られながらさ。







錠前かけて帰れよ。」







そう言ってキディーは







音楽室を出て行った。







その途端







私は椅子から床に倒れこみ







声を押し殺してただただ泣いていた。

176 :まゆ:09/04(火) 06:57:58 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
キディ・・・・・このー!!!!!!!←
あたしの大好きな奏チャンに何しやがんだ!!!←黙
奏かわいそうだあ〜ッ(哀ノД`)゚+.゚
更新頑張ってネっ♥応援してまス!


177 :ww:09/04(火) 19:24:04 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ


178 :華南:09/04(火) 20:39:25 HOST:p1163-ipbf08kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
久々あげ(圉*'U`*)b
奏可哀相だあ。゜(*´A`*。)°゜


179 ::09/04(火) 20:53:08 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
キディーにかなり、お怒りモード??
奏派なのは嬉しい限りだよッ☆
奏は今後どうなるのでしょうか・・・・・
更新頑張るね!ありがとぉbb


♬wwサマ
あげありがとうございます!!!!!


♬華南サマ
久々あげありがとうございます><
奏は悲惨な事になってて、
書いてて正直ツライです......

180 ::09/04(火) 21:02:06 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





気が付くと私は







泣き疲れて寝てしまっていた。







夕暮れ時の空。







ほんのり赤い空が眩しかった。







そしてふと、黒塗りのグランドピアノに







写る自分に気付く。







なんて変わり果てた姿・・・・・・







首には十個の赤い苦しみの跡。







抵抗して汗まみれの私。







自然と涙が頬を伝う。







イギリスに来る前とは違う







醜い私・・・・・・







何でもっと抵抗しなかったのだろう?







何でこんなに弱いんだろう?







助けを求めるばかりで







まだまだ未熟な自分―――――――――・・・・

181 ::09/04(火) 21:10:10 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





とりあえず身なりを整える。







首元のバンダナをさっきよりきつく閉めた。







そして脱力・・・・・







さっきまでの出来事のショックで







まともに立つ事が出来なかった。







壁伝いに必死にドアの方へ向かう。







それを繰り返しながら







自転車に辛うじて乗り







家に着いた時は、もう七時を回っていた。

182 ::09/04(火) 21:17:07 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





家には誰も居なかった。







でも、その方が私には好都合だった。







やっとの事で階段を上がり







自分の部屋に入ると







ベッドにダイブした。







もう涙は枯れ果てて







一滴も落ちる事はなかった。







泣けた方が楽なのに・・・・・・







泣きたい時に







涙が出ない事程辛い事はなかった。







明日は日本に帰る日。







朝から家を出て







ロンドンで買い物をした後に







此処を立つ・・・・・・・







私は心此処に在らずのまま







深い眠りへと落ちていった。

183 :まゆ:09/05(水) 07:24:52 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
お!?奏、日本に帰るのね♥よかったよかった!!!!
早く弦と再開してほしーなっ

184 ::09/06(木) 00:30:21 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
日本に帰るよぉ!!!!!
弦LOVEなんだね♡
いつもコメありがとう><
めっちゃ励みになるよッ☆




昨日は更新できなくてごめんなさい><
主は実は受験生という事もあり、学校が始まったので、
更新出来ない日があったり、スローペースになってしまったりすると思われます;;
でも、この小説はもう形が出来ているので、必ず完結させます!!!!!
放置は絶対にしないので、そこの所ご了承願います。
明日は更新出来ると思うので、これからもよろしくお願い致します。

185 ::09/06(木) 23:47:56 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp






眩しい朝の光に顔を撫でられ







私は自然に目が覚めた。







昨日はいつの間にか寝ちゃったんだ・・・・・・







昨日の出来事が蘇る―――――――・・・・







・・・ッ・・・・!!!!!







・・・・・・イ・・・・・ヤ・・・・・







私は顔をペチペチと叩いて自己暗示し







昨日着ていた服のまま







階下に下りて行った。







リビングに入ると母さんしかいなかった。







ホッと安心で心が埋め尽くされる一方







母さんの顔をまともに見れないと思った。







無理矢理とはいえ







キディーと付き合っている事自体が







今は後ろめたかった・・・・・

186 ::09/07(金) 00:04:56 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
「昨日は遅くなってゴメンね。







調律が遅くまでかかっちゃって・・・・・







ご飯ちゃんと食べた?」







母さんは調律師兼演奏家。







そういえば昨日ご飯







食べるのすっかり忘れてた・・・・・・







「昨日・・・・あんまり食べてないんだ・・・」







私は少し嘘をついた。







母さんにこれ以上







心配は掛けられない。

187 ::09/07(金) 00:05:44 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「そうなの!?







日本に着くのは夜なんだし







機内じゃそこまで良い







食事は出来ないと思うから







沢山食べて行きなさい。







ご飯食べたら出るんでしょう?」







「うん・・・・・ありがとう。」







母さんいつもいつも・・・・・・・・







本当ごめん・・・・・・・・・・







こんな娘でごめんね・・・・・・・・・?







ありがとう―――――――――・・・・







私は母さんの作った朝食を







ゆっくりと食べ







母さんにまた夏休みには







帰ってくると告げて







ロンドンに向かうバスに乗るために







家を出た。

188 ::09/07(金) 00:37:40 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
イギリス編、終了という事で、
此処で登場人物の整理を、しておきたいと思います。





゜*.Cast.*゜


*日本名* 夜陽 奏【Yayou Kanade】 (高一)
*英名*  ナディア・グルー

主人公。通称、ナディー。
絶対音感ならぬ、完全音感を持っている。
ピアノも凄腕。
父がイギリス人、母が日本人のハーフ。
幼少の頃から父母より、英語&日本語を学んでいたため
どちらもスラスラと話せるバイリンガルである。
持病があり、昔病弱だった。
髪は栗色のロングヘア、目は灰色。
希唯は双子の兄であるが、奏の想い人で付き合っている。


*日本名* 羽月 弦【Haduki Gen】  (高一)

奏によれば、日本で初めて出来た友達。
勿論日本生まれの日本育ち。
幼い頃からピアノを習い、こちらもかなりの凄腕。
コンクールにも数多く出場しており、好成績を残している。
黒髪の短髪。
奏に惚れている。


*日本名* 夜陽 希唯【Yayou Ki】  (高一)
*英名*  キルア・グルー

通称、キディー。
奏は双子の妹。そして、彼女でもある。
ピアノは奏より遥かに上手いらしい。
奏と同じバイリンガルである。
さらに、奏と同じ持病を持っている。
髪は栗色の長髪。目は灰色。


*日本名* 大森 舞亜【Oomori Maia】 (高一)

奏曰く、日本で初めて出来た女友達。
純粋で明るく、さばさばした女の子。
髪は黒のショートヘア。
バリバリの体育会系である。


*英名*  ブライアン・グルー

奏と希唯の父親で、二人に幼少からピアノを教えていた。
かなりのスパルタらしいが、愛情は計り知れない。
ヨーロッパでは有名なピアニスト。
イギリス人。


*日本名* 夜陽 雅【Yayou Miyabi】

奏と希唯の母親。
調律師兼演奏家。
日本人。


こんな感じです!
ではこれからも、まだまだ続きますので、
よろしくお願いします。

189 :まゆ:09/07(金) 07:28:37 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
はい♥弦ラブっ仔なのーっ((+'3p圉q)
頑張ってネ!
ちなみにーっ!あたしもピチピチの受験生よっ♪←
お互い頑張ろ!

190 :華乃亜:09/07(金) 09:47:41 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
4日ぶりだぁー
ごめんっ来れなくて...
学校始まって、次の日に実力テストで…。。。
はぁー...テスト、めっちゃやばい↓↓
何とか、英語は93点といいのですがぁ……ぁぁ
あっ…ごめんね!!グチ言っちゃって。

やっと奏が帰国するよぉ!!なんか嬉しい(バカ...
弦とどうなるかきになる♥♥

憂は、受験生なんだー
うちにわ、まだまだ先のはなしだぁー。
お勉強がんばってっちょ!!
んぢゃ☆また来るねん♪

191 ::09/08(土) 00:16:37 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
弦ラブ仔なのねッ!!!!!
気に入ってもらえてよかった♡
ピチピチ受験生だね♫
キツイけど頑張ろうねぇ・・・・・!


♬華乃亜
忙しくてめっちゃ大変そうだね><
体に気を付けてね!!!!!
英語得意なんだね☆
ウチも課題テスト&県模試があって、大変だった;;
愚痴はいつでも聞きますよッbb

弦・・・・・かなり期待されてるみたい!?
頑張れッ弦!!!!! ((笑

華乃亜は何年生なの〜?
まだまだ先とかうらやましい限りです・・・・
こんな大変な思いしなきゃならないような、
受験生にならないようにね←余計なお世話
勉強頑張らなきゃね―――――・・・

192 :まゆ:09/08(土) 19:15:44 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげえ〜!更新急がずに頑張ってちょ♥♥
弦に会いたい今日この頃です←
早く弦登場しなイかなあ〜((+'3p圉q)

193 ::09/08(土) 20:06:19 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
あげいつもいつもありがとう!!!!!
弦本当に居たら惚れる・・・・・? ((笑
もうそろそろ、出てくるのでどうぞお楽しみに☆←
では、今から更新するね♫

194 ::09/08(土) 20:08:55 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ

195 ::09/08(土) 20:17:59 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp






ロンドンで弦や舞亜へのお土産を買い







自分の欲しかった物も沢山買った。







そして十一時発の飛行機に乗った。







私はかなり疲れていたのか







いつの間にか眠ってしまっていた。







そして目を覚ませば







後三十分で日本へ到着。







ご飯も何も食べていない。







とりあえず、機内でご飯を食べ







到着と共に急いで機内を出た。







ロビーに着くと







自然と独り言を呟く。







「弦に会いたい・・・・・な・・・・・」







とその時・・・・・・







聞き覚えのある声が私を呼んだ。

196 ::09/08(土) 20:34:20 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「奏――――――――――!!!!!







お帰り!!!!!」







弦が笑顔で私に向かって走って来る。







「・・・!?・・弦・・・・!!!!!







何で此処に・・・・・?!」







弦が私の前まで来た時







かなり吃驚していた私は







弦が落ち着くのも待たずに質問した。







「一人で帰国じゃ寂しいかなぁ――――――――・・・







って思ったから!







なんてね〜・・・」







弦が無邪気にケラケラと笑う。







「でも本当は・・・・・・







奏が好きで早く顔見たかったから・・・・・







だよ・・・・・・・・」







弦が少し照れくさそうに







頭を掻きながら言った。







その言葉に私は







素直にドキッとしてしまう。

197 ::09/08(土) 20:42:34 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「あ―――――・・・







そういえば・・・・・







彼氏と会ったんだろ?







久しぶりでどうだった?」







弦の表情が







さっきと少し違う笑顔になる。







切ない・・・・・・







胸を締め付けられるような・・・・・・・







笑顔――――――――――・・・・







それの感情と同時に流れ出す







あの出来事・・・・・・・







・・・・・・ッ・・・・・・・・!







弦だけには・・・・・・







絶対に知られたく無い・・・・・・







「・・・うん・・・・。







楽しかったよ・・・・・。」







そう言って、作り笑いで誤魔化した。

198 ::09/08(土) 20:43:03 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「そう・・・・・?







よかった。







じゃ、帰ろっか。







家まで送る。」







弦は変わらず切ない笑顔で







そう言った。







弦に感づいかれたのかは分からないけど







それ以上追求されなかったのが







とてつもなく嬉しかった。







私は「うん」と言って同意し







弦と一緒に家に帰った。

199 ::09/08(土) 20:43:40 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬wサマ
あげありがとうございます!!!!!

200 ::09/08(土) 20:58:44 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





そして翌日・・・・・







昨日は疲れていたので







今日は音楽室に行くのは止め







ゆっくりと起きた。







久しぶりの学校。







弦と舞亜へのお土産を







しっかりとカバンに入れ







私は眩しい朝の日差しの中に出た。







学校に着くと、舞亜が来ていた。







「あッ!奏!







おはよッ!!!!!







ゴールデンウィークどうだった?」







・・・・・・・・ドクン・・・・・・・・







またあの出来事を思い出す。







私は必死に考えまいと頭を振り







席に着いた。







「・・・楽しかったよ〜・・・







はいこれ、イギリスのお土産。







気に入って貰えると良いけど・・・・・」







私はそう言って







小さな包装紙に包まった箱を







舞亜に差し出した。

201 ::09/08(土) 21:08:38 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「えっ・・・・!







いいの・・・?







嬉しい!!!!!







今開けても良い?」







私が頷くと舞亜は







そっと包装紙の包みを開けた。







そして小さな箱をパッと開けると







舞亜の名前と♡の彫刻入りの







シルバーのプレートネックレスが







ちょこんと入っていた。







「何にしたら良いかよく分かんなくて・・・・・







これならシンプルだし







気に入ってもらえるかなぁと思って・・・・・」







すると舞亜の顔が、パアッと笑顔になった。







「めっちゃ可愛い!!!!!







奏これ最高だよ!







本当にありがとう!!!!!!!!!!







大切にするね!!!!!」







そう言って舞亜は嬉しそうに







箱からネックレスを出して眺めていた。

202 ::09/08(土) 21:21:26 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





それから少し舞亜と







イギリスについて話していると







弦が隣の席にストンとカバンを置いた。







「弦!おはよう。







突然だけど・・・・はい。







これイギリスのお土産・・・・・」







そう言って私は







舞亜にあげた同じ様な







小さな箱を弦に渡した。







「まじで買って来てくれたんだ・・・・!







サンキュ。







一生大切にするから・・・・・」







弦はそう言って







本当に嬉しそうにニカッと笑った。

203 :まゆ:09/09(日) 09:33:17 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
弦さん。スキです。あたしと付き合ってください。←待
マヂかっこイイんですけどおーっ!
本当に弦がいたら惚れる!間違いない!
あ〜・・・どーせ今好きな人いないし、
この際弦に恋しちゃおうかしら?←

204 :華南:09/09(日) 13:56:37 HOST:p2154-ipbf202kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
弦とくっついて
ほしいな♪笑
期待あげ(*'∀`◎)/

205 ::09/09(日) 14:47:24 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
弦に告白どうもです♡←
弦は割りと硬派なイメージなんですが・・・・
さぁこれから、彼はどう変化していくのでしょうか・・・・?


♬華南サマ
やはり弦派なんですね!!!!!
期待あげありがとうございます☆

206 ::09/09(日) 14:53:20 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





そしてその時







丁度良いタイミングで(?)







チャイムが鳴った。







「今日一時間目音楽じゃん!







移動教室急がないと・・・・・







行こッ!!!!!」







弦が焦り気味に言った。







確かに私達が話している間に







クラスの四分の三が移動してしまったらしい。







「うん!急ご!」







私も同意し、舞亜も頷いたので







三人で教室を飛び出した。

207 ::09/09(日) 15:02:50 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





音楽室に着くと







ほぼ全員が席に着いていた。







それを見て私達が無言で席に着くと







すぐに先生が教室に入ってきた。







「みなさんおはようございます。








では今日から九月に行われる







文化祭の行事の一つである







合唱コンクールの練習に入ります。







合唱コンでは、課題曲と自由曲の両方を歌います。







課題曲はもう決まっているので







今日は自由曲を実際に聞いて







アンケートで決めたいと思います。」







先生がそう言って







プリントを配り







CDの準備をし始めた。

208 ::09/09(日) 15:14:01 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





配られたプリントを見ていると







舞亜が少し声を落として話し掛けてきた。







「奏、伴奏やったら?







奏なら絶対、伴奏者賞貰えるよ!」







「えっ・・・・・







弾きたいけど・・・・・







伴奏者賞はやっぱ弦でしょ!」







私はまさか舞亜にこんな事を







言われるとは思っていなかったので







少し驚きながら言った。







「羽月君もピアノ弾けるの?!







でもどっちにしたって







伴奏者は課題曲と自由曲の







二人必要なんだから







奏、やってみなよ!」







舞亜は弦の事を聞いて







少し驚きながらも言った。







「うん・・・・・







考えてみる・・・・・・・







舞亜ありがとッ!」







私がそう言い終えた時







先生がCDを流し始めた。

209 ::09/09(日) 15:25:42 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





ピアノの前奏が流れ出す。







・・・・・・・・・ドクン・・・・・・・!!!!!







あの出来事が・・・・・・







あの光景が・・・・・・







戻る・・・・・・・







蘇る――――――――――・・・・!!!!!!!!!!







“ピアノの音聴いたら







今日の事思い出すまで・・・・・・”







カ   ラ   ダ   ガ   オ   ボ   エ   テ   ル







私が・・・・・・・







ワ   タ   シ   ガ   ク   ズ   レ   テ   イ   ク







私はフラッと体が傾いで







椅子から落ちて







床に倒れ







気を失った。

210 :まゆ:09/09(日) 18:34:53 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
か・・・・奏ーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!←
弦,奏が倒れたよ!?早く助けてあげてえ〜っ!←落ち着け

211 :まゆ:09/10(月) 17:13:06 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
もういっちょあげ!頑張れ〜

212 ::09/11(火) 02:03:13 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
奏倒れちゃったよぉぉぉ・・・・・・
弦頑張れ!!!!!!!!!!
あげありがとうbb
更新遅くてゴメンね><
頑張るね☆

213 ::09/11(火) 02:25:38 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





重い瞼が開く。







手が暖かい。







「・・・・・で・・・







・・・・・奏・・・・・・!







・・・・・・・・よかった・・・・・・」







弦が私の手を握り締め







私が目を開けたのに気付いて







名前を呼んでくれた。







「此処・・・・・・何処・・・・・・?」







「病院だよ・・・・・







奏が倒れた後







すぐに保健室に運んだんだけど







何度呼びかけても







意識が戻らなかったから







救急車呼んだ・・・・・・・」







お前丸々三日間







昏睡状態だったんだぞ・・・・・?







まじで俺、奏が・・・・・・







死ぬほど心配で・・・・・・・」







起き上がって時計を確認した。







13時12分。







倒れてから三日も経ったのか・・・・・・







全く実感が無い。

214 ::09/11(火) 02:26:01 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「弦・・・・・・







心配掛けてゴメン・・・・・・







私・・・・・







いつも弦に心配させっぱなしで・・・・・・・・」







本当に本当に







弦の悲しい顔見たくなかった。







見られなかった・・・・・・・・・・







「今此処に生きてくれてる事だけで良いんだよ・・・・・







倒れた原因は、重度のショック症状と







栄養失調、持病だって。







意識戻っても、三日は入院しろってさ。」







「そっか・・・・・・







分かった。」







そう私が良い終えると







弦の視線が私の首元にあるのに気が付いた。

215 :まゆ:09/11(火) 07:26:40 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
弦・・・亜wせdrftgyふじこlp;←あ
かっこよすぎなんですけど!!!!!!!!!!
首元ッッッッッッッッッッ!?!?!?
それはもしや・・・・;;;;;;
続きが気になるゥゥゥ〜
あげえ!

216 :華乃亜:09/11(火) 20:36:27 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
奏...だっ大丈夫!?
弦もしっかり守ってあげなくちゃネ☆
ちょー心配です!!

憂ーごめんっ!!
しばらく来れなくて...っていうか、実わ…
『入院』することになっちゃった(^_^.)...
こないだ学校で“バッターん”と倒れちゃいましたぁヽ(^▽^)ノ
んで、病院送り→速入院…みたいにネ♪
だからしばらく来れナィo( _ _ )o
ほんとにごめんねぇ。。。
忘れないでね!!まぁ...別にいいけどネ☆

あと、受験まだまだと言ってたけど…
ぁと2年先かな!!
だから1の陸上部っ仔だぉ♪

んぢゃ!!皆さんお体にゎ気をつけて☆


217 ::09/11(火) 20:36:32 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
弦モテモテでよかった!!!!!!!!!!
首元・・・・・です・・・・・
もしや・・・・・?ですかね←
あげありがとうございます☆
更新しますッbb

218 ::09/11(火) 20:40:04 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬華乃亜
奏はなんとか大丈夫かな!?
弦には頑張ってもらわねば・・・・・!
それより、華乃亜大丈夫かぁぁぁ―――――??
入院とか><
早く良くなると良いね・・・・・!!!!!
お大事に・・・・・・
絶対忘れないから、心配しないで☆
来てくれるなら、いつでも待ってるよッbb

陸上部カッコイイ!!!!!
ウチの学校陸上部無いもんで・・・・・;

体に気を付けるね!

219 ::09/11(火) 20:50:10 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





三日前、学校に居たから







その時は勿論制服だった。







でも今は病院で入院中。







制服では無く、患者さんが着る服に







着替えているのは当たり前の事だ。







制服ではギリギリ隠れていたから







何も対処しなかった







首筋の赤い華。







皮肉にも綺麗に







ネックレスの様に並んでいるから







見られてしまえばバレバレ。







患者さんの服は







首元が綺麗に開いていた。







「・・・・・ッ・・・・・







何でも無いよ・・・・・」







弦の視線に気が付き







布団をとっさに被る。

220 ::09/11(火) 20:50:36 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「本当に・・・・・・・・?







赤くなってるし







なんか傷みたいだったけど・・・・・・







一度先生に見て貰った方が







良いんじゃ・・・・・」







弦はこの赤い華の意味に







気付いていないようだ。







「大丈夫だから・・・・・・・







弦・・・・・・・・







学校もしかしてずっと







私の為に休んでたんでしょ・・・・・・?







今日は今から学校行って・・・・・・・・?







私は大丈夫だから・・・・・・・」







私は必死だった。







「奏がそう言うんなら・・・・・・・







じゃあ・・・・・・また放課後来る。」







そう言って







弦は病室を出て行った。

221 ::09/11(火) 21:16:33 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
奏よかったね気づかれなくて...
弦も本当に気づいてないのカナ…??

大丈夫だよー!!
ただの喘息だから、死にはしないと…(笑)
でもちょっとキツイけどね...
季節の変わり目は、どうも体が耐え切れなくてね。

憂ゎ何部なの??
陸上部ゎ楽しいけどやっぱ体が弱いから...
でも!!大会とか出るのめっちゃ楽しいから、やめれないんだよね♪

んじゃ!!投稿ガバショ☆
病院でもコッソリ読むね!!(携帯で...)
楽しみにしてるよん♪

222 :まゆ:09/12(水) 06:38:54 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
気付かれなくてよかったわあああーっ♥♥♥
そして弦ステキーっ♥♥♥←

223 :ww:09/12(水) 14:16:49 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ!!

224 ::09/12(水) 14:34:01 HOST:KD124209204024.ppp-bb.dion.ne.jp
お め で と う ご ざ い ま す !
こ の レ ス を 見 た そ こ の ア ナ タ ! !
こ れ は 、 幸 せ の レ ス で す !
こ の レ ス に は 、 凄 い 力 が あ り ま す 。
3 日 後 に 幸 せ な こ と が お こ り ま す !
こ の レ ス を 他 の ス レ に 5 回 コ ピ ペ し て く だ さ い !
そ う し な い と 、 幸 せ の レ ス は 不 幸 のレ ス へ と 変 わ っ て し ま う ん で す 。
不 幸 の レ ス を 見 た ま ま 放 置 し て い る と 3 日 後 に 不 幸 が お と ず れ て し ま い ま す か ら ね っ !



225 ::09/12(水) 15:18:24 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬優
弦はどうなんだろうねぇ・・・・・・←

季節の変わり目って体調崩しやすいよね><
お大事に・・・・・
無理しないでね!!!!!

ウチは元美術部だよッ☆
大会とかカッコイイね!!!!!!!!!!
やっぱり好きなものは止められないよね!

携帯使ってまで読んでくれるなんて、
本当に嬉しいよぉぉぉ・・・・・・・!!!!!
スローペースになっちゃうかもだけど、頑張るねbb


♬まゆ
ハート全開だねッ♥♥
弦にはがんばってもらわなきゃね――――――!!!!!


♬wwサマ
いつもあげありがとうございます!!!!!!!!!!
あげて下さる方がいて、幸せ物です・・・・・・


♬kサマ
あげて下さるのは嬉しいですが、
そういうコメは止めてください・・・・・・

226 ::09/12(水) 15:33:24 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





それから三日後の朝。







私は退院した。







あれから弦は毎日







お見舞いに来てくれたけど







首元の赤い跡の話題は触れなかった。







そして退院した次の日







久しぶりに学校に行った。







「奏・・・・・・!!!!!







めっちゃ心配してたんだよ!!!!!!!!!!







あの時は本当に吃驚で・・・・・・・・・







もう平気なの?!大丈夫??」







久しぶりの舞亜との再会は嬉しかった。







私・・・・・みんなに心配掛けてるよね・・・・・







ごめんね・・・・・・・・・・







「うん!スッカリ元気だよ!!!!!







心配掛けて、本当にごめんね・・・・・・・」







「何言ってんの!







心配するのは当たり前でしょ!!!!!







奏は大切な人の一人だもん。」







舞亜はそう言って







私のおでこに軽くデコピンした。







そしてニッコリと笑顔で言った。







「うん・・・・・・







ありがと・・・・・・」







私もそう言って笑顔を返した。

227 ::09/12(水) 15:37:56 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





それから席に着いて







向かい合って、舞亜としばらく話していると







弦が声を掛けてきた。







「奏・・・・おはよう。







もう大丈夫なのか・・・・・・?」







弦はまだ少し不安そうな







何かを分かりかけているような







そして探っているような顔で言った。







「うん。平気。







ありがと。」







「そっか・・・・・







なら良いんだけど・・・・・・」







まだ何か物言いたげな顔をしながらも







弦はそう答えて席に着いた。

228 :まゆ:09/13(木) 06:42:28 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
やっぱ弦大好きやあーっ♥♥♥
更新頑張ってネbb
テスト近くてなかなか来れないかもしんないけど
頑張って応援しに来るからネ((+'3p圉q)


229 ::09/14(金) 01:07:03 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
弦は本当に愛されてるね!!!!!!!!!!
感動です・・・・・
ウチもテスト近いから更新は、
ちょっとずつしか出来ないけど、
少しでも多く更新できるように、頑張るね☆
応援ホントありがとぉぉぉぉぉ♫

230 ::09/14(金) 01:35:52 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





そして、いつもの授業が終わり







放課後になった。







私は帰り支度を整え







本能的に何となく







急いだ方が良いと感じたので







足早に教室を出ようと







ドアに手をかけた瞬間。







「今日来ないの・・・・・・?







まだピアノ届いて無いんだろ?







もしかして最近







ピアノの練習どころじゃなかったから







忘れてた?」







弦が笑顔を向けながら







サラリと言った。







“   ピ   ア   ノ   ”







あの出来事が、フラッシュバックされると共に







恐怖心で心が覆われる。







コ     ワ     イ

231 ::09/14(金) 01:36:43 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・・・あ・・・・







それなら、昨日届いたから・・・・・・・







大丈夫・・・・・・







今までありがとう・・・・・・!」







私は早口でそう言って







全速力で廊下を走った。







弦の私を呼ぶ声が







空しく廊下に木霊する。







初めて弦に嘘を付いた。







罪悪感で胸が締め付けられる。







恐怖心と罪悪感・・・・・・・







そのどちらともを抱えた私は







疾走しながら風をうけ







横に流れていく涙を







止める事が出来なかった。

232 :まゆ:09/14(金) 06:32:28 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
奏,お願いだから弦を避けないでえーっ(哀ノД`)゚+.゚
悪いのはナディだからッッ!!!ね?ね!?←
でもかわいそうだねえ・・奏;;
あたしは弦と奏が大好きだあああああーっ♥♥←どうした

233 :まゆ:09/15(土) 08:06:44 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
もいっちょあげーっ♥♥♥
忙しいと思うけど
更新頑張ってネwww
応援してます!

234 :あく:09/15(土) 09:56:08 HOST:ser357666005187882
↑あれ??ナディって奏じゃないですか??
キディの間違いだと思うのですが…違ったらすみません

235 ::09/15(土) 17:29:41 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
二回もあげありがとう><
この前の塾の模試の結果が、
あまりよろしくなかったから、
更新、更にゆっくりになりそう↓
本当ごめんね ((涙
弦&奏LOVE感激っす・・・・・・
なんてったって、主要人物だからね!


♬あくサマ
その通りかと思われます!
あげて下さり、ありがとうございます☆

236 ::09/15(土) 17:43:10 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
ここからは、弦目線です☆







俺が呼ぶ声に振り向きもせず







奏は避けるように廊下を走って行った。







奏・・・・・・・・・・







どうしたんだ・・・・・・・・・・?







イギリスから帰って来てから







何故か奏の様子が可笑しい。







薄々感づいては居た。







空港に迎えに行った時も







音楽の授業でなんか倒れて・・・・・・・







それにさっきだって・・・・・・・







どうしたんだ・・・・・・・・







イギリスで何かあったのか・・・・・・?







頼りないかもしれないけど







俺を頼れよ・・・・・・・







奏――――――――――・・・・

237 ::09/15(土) 17:54:17 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp






「あのさ・・・・・・奏・・・・・







ちょっと・・・・・良い?」







次の日の学校の昼休み。







俺は奏に話しかけた。







「屋上行こ?」







俺はそう一言言って







奏より先に教室を出た。







その後を奏が着いて来る。







微妙な距離をとりながら。







今日は二時間目に







音楽の授業があって







又奏は倒れて







保健室に俺が運んだ。







幸いにも今度は







すぐに意識が戻ったが・・・・・・・







その時俺はある事に気が付いた。







奏はピアノの音を聴くと・・・・・・・







倒れるという事に――――――――――・・・

238 ::09/15(土) 18:56:35 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





屋上の少し重い扉を開け







一番奥まで行き







奏の方に向き直り







柵にもたれ掛かる。







奏は俺と少し距離を置いて







俺の目の前で立っている。







「単刀直入に聞く。







奏・・・・







もしかしてピアノの音・・・・・・・







怖い・・・・・・・?」







俺は静かに







奏の目を捕らえながら言う。







しかし奏は俺を見ようとしない。







でも最後まで言い終わると







吃驚した様な







焦っている様な







図星をつかれた様な顔で







ふいに顔を上げた。

239 ::09/15(土) 19:06:57 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・・・・・ッ・・・・







そんな事ない・・・・・・」







「奏・・・・・







嘘は嫌だよ・・・・・・?







ピアノ・・・・







まだ届いてなんか無いんだろ・・・・・?」







ピアノという言葉に







異常にビクッと反応する奏。







やっぱり怖いんだろ・・・・・・・?







「じゃあ何で・・・・・・







ピアノって言っただけで







こんなに・・・・・・」







そう言って俺は奏を引き寄せる。







奏の体が小刻みに震えている。







「・・・・・・・・・・!







弦に何か・・・・・・・・・







弦に何か関係無い・・・・・・・・・・・!」







奏は弱弱しく叫ぶと







俺を押して屋上から出て行った。

240 :まゆ:09/15(土) 21:50:02 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
奏〜・・・・かわいそうだねえ。
奏をそっと引き寄せる弦,ステキ♥♥←
更新、ゆっくりでも全然イイよ!
焦らずマイペースでbb←ウザ
頑張ってネ!あ!
ゴメンね?ナディーとキディー間違えちゃって;;


241 ::09/16(日) 14:03:15 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
奏は本当可哀想だよね><
弦・・・・・モテすぎだぁ!!!!!!!!!!
ゆっくりで良いとか・・・・・
本当ありがとうbb
気持ちが楽になったよ♫
焦らずマイペースで頑張るね☆★
間違いは全然OKだよッ!
ウチもしょっちゅう間違えるよ↓

242 ::09/16(日) 14:12:02 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





昼休みが終わるまで







奏を追いかけずに







俺はずっと屋上で柵にもたれながら







空を見上げていた。







今は奏に問い詰めない方が良い。







そう考えたから・・・・・・・・







そして俺はずっと考えた。







このままでは奏の才能が・・・・・







潰れてしまう。







俺が唖然とした・・・・・・







俺がどれほどまでに







尊敬したか知れないあの才能・・・・・・







いや・・・・能力といって良い。







そして・・・・・







奏が俺からどんどん遠ざかっていく・・・・・







そんな気がしたから―――――――・・・

243 ::09/16(日) 19:50:30 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
お久ー♥♥
ゅぅー復活っ!!!!(今日、退院したぁー
まぁ…5日??ぐらいかな。
きつかったぁ。。

奏ゎ大丈夫かなー…
弦!!
大事な奏のことを助けてあげてねぇー

んぢゃまた来るよん♪

244 :ひかり:09/17(月) 09:00:50 HOST:py-out-f136.google.com







おもしろよ〜

アゲ↑↑↑↑↑↑

245 :あき:09/17(月) 12:08:56 HOST:ZG202204.ppp.dion.ne.jp
最初から読ませてもらいましたー!!
面白いですね(*-▽-)b
あげです♪

246 :aw:09/17(月) 14:43:07 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age

247 ::09/17(月) 18:27:01 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
アゲー↑↑↑

248 ::09/18(火) 00:41:31 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬優
二回もあげありがとぉ!!!!!
復活おめでとう☆★
そして、お疲れ様です!
でも病み上がりは気を付けてねbb

弦は期待が大きいねッ!!
頑張れ!弦!!


♬ひかりサマ
面白いと言っていただけて、本当に嬉しいです><
あげありがとうございます!!!!!!!!!!


♬あきサマ
最初から読んで下さって、ありがとうございます☆
お褒めの言葉嬉しすぎです・・・・・・!!!!!
あげありがとうございます☆★


♬awサマ
ageありがとうございます!!!!!!!!!!





皆様、こんなまだまだ未熟な小説を、
あげて下さり、そしてコメントも下さって、
本当にありがとうございます><
実は、もう中間テスト二週間前に入ってしまいました;
なので、更新がいつもより更に、
スローペースになってしまうと思います・・・・・
ですが、放置は絶対にしませんので、よろしくお願いします!

249 ::09/18(火) 00:48:27 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





あれから約一ヶ月。







俺は来る日も来る日も







奏がああなった理由を考えた。







でも解決策所か







原因の欠片すら分からなかった。







そして今日。







とうとう来てしまった・・・・・・・







コンクールの日が。







奏とはあれから







殆ど話していない為







今日のコンクールに







出場するかも分からない。







でもまだあの状態は







全く治っていない事は確かだった。







あれから音楽の授業のたびに







倒れたり、苦しそうにしていたりして







保健室に行く羽目になっていた。

250 ::09/18(火) 01:16:57 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





今回のコンクールは







小さめで曲も自由曲。







とは言っても、審査員はかなり辛口の顔ぶれ。







奏・・・・・・・







来るんだろうか・・・・・・・







そして来たとしても







あの状態で弾けるんだろうか・・・・・・?







そう考えていると







俺がスタンバイしなければならない時間になった。







でも俺はどうしても奏の事が







頭から離れなかった。

251 ::09/18(火) 01:28:50 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「Program.10 羽月 弦さん







CHOPIN ETTUDE

252 ::09/18(火) 01:35:03 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
↑ミスりました><ごめんなさい・・・・・





「プログラム十番 羽月 弦さん







ショパン エチュード作品25の12」







アナウンスが流れる。







俺はただ一言だけを







噛み締めて舞台に上がる。







“奏”







そう・・・・・・・・







奏の為に今この曲をこの場で・・・・・・







願いを・・・・・・







想いを・・・・・・・・・







祈りの旋律に込めて







奏よう・・・・・・・・・・・・・







俺は椅子の高さを調節し







スッと椅子に腰を掛けて







一瞬の呼吸と共に







鍵盤に全身全霊を込めた。

253 ::09/18(火) 01:46:50 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





震え上がり







全身を貫く様な鼓動が・・・・・・・・・・







その空間で







そのほんの少しの時間







鳴り響いた――――――――・・・・







演奏を終えると







何事も無かったかの様に







奏の事だけを考えていた。







プログラム14番。







奏の番号である。







奏は出るんだろうか・・・・・・・・・・







控え室に戻る途中の廊下。







俺はその事ばかり考えていて







目の前に人が立っているのに







気が付かずに







思いっきりぶつかってしまった。

254 ::09/18(火) 01:47:51 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・・・・ッ・・痛ぇ・・・・・・」







ボソりと自然に言葉が出る。







「・・・あッ・・・ごめんなさい・・・・・!」







悪いのは俺なのに







文句の一つも言わずに謝る







聞き覚えのある声。







「・・・・・・・・・!?







奏・・・・・・・!!!!!」







目の前には少し涙目で俺を見つめて







吃驚しているの奏の姿があった。

255 ::09/18(火) 01:54:31 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「奏・・・・・・!!!!!







どうして此処に・・・・・・・?」







俺は吃驚しすぎて







咄嗟に思っていた事を口走ってしまった。







「だって私もエントリーしてるから・・・・・







前に言ったと思うんだけど・・・・・・・」







奏が複雑な表情をする。







「ごめん・・・・・・・・







今のは悪かった・・・・・・・







まさかあの状態で







出るわけ無いだろうと思ってて・・・・・・・」







奏の表情にかなり罪悪感を感じた俺は







必死に謝る。







「いいよ・・・・・・・







それは私も分かってる・・・・・・・







もう大丈夫だから・・・・・・・・・」







奏が微笑みがら言う。







でも本当の笑顔では無かった。







まだ完治していない・・・・・・・







ハッキリそう見て取れた。

256 ::09/18(火) 02:10:07 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「じゃ・・・・・・







私行かなきゃ・・・・・・・」







そう言って奏は







小走りで俺の前を通り過ぎる。







「奏・・・・・・!!!!!







待て・・・・・・・!







その状態じゃまだ無理・・・・・・・・・」







俺は全速力で呼び掛けながら







奏を追いかける。







その時。







「プログラム十四番 夜陽 奏さん







ショパン エチュード作品10の12」







というアナウンスが流れた。

257 :まゆ:09/18(火) 06:04:29 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
奏無理すんなってえー!!!!!!!←
ちゃんと弾けるのかなあ・・?
一応あたしもピアノやってんだー♪←聞いてない
つかお母さんがピアノの先生だし;;
無理矢理よー;;;←
そんな事おいといて!!!頑張って(σ´・ω・`)σЙё!!

258 ::09/18(火) 18:37:51 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
奏は頑張り屋さんなのです!!!!!
でも無理はしないでほしいよねぇ・・・・・
まゆもピアノやってるんだぁ!
ウチもでっせ☆★←
しかも、ウチのお母さんも先生だよッbb
ヤマハなんだけどね。
エレクトーンとピアノ両方教えてるよぉ!
ウチも気が付いたら習ってた・・・・・・
音感が付いたのは良かったんだけどね〜・・
又後で更新するね♫

259 :もも:09/18(火) 19:38:20 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
あげ

260 ::09/18(火) 20:13:54 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬ももサマ
あげありがとうございます!!!!!!!!!!


今日は結構更新出来そうなので、じゃんじゃん更新しちゃいます☆★
おそらく明日は更新出来ないと思うので・・・・・
ごめんなさい><
では、今から更新します!

261 ::09/18(火) 20:26:44 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





後少しで舞台に







上がってしまいそうな時







舞台裏でやっと奏に追いついた。







「奏・・・・・!







今回は止めといた方が良いんじゃ・・・・・」







俺は必死に小声で話し掛け







舞台に上がろうとしていた







奏の腕をグイッと引き寄せる。







すると奏がクルッと俺の方を向いて







目を逸らさず







真剣な眼差しで言った。







「大丈夫かどうかは分からないけど・・・・・







どうしても今日は弾きたいの。







今日だけは・・・・・・







弦には客席で聴いて欲しいな・・・・・」







そして奏は







時が止まっていたかの様に







固まっている俺の腕から







スッと自分の腕を解き







ギュッと軽く俺の手を握り







舞台の方に消えた。

262 ::09/18(火) 20:30:26 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





そしてその時







肩の開いたドレスの首元に







絆創膏が貼ってあるのが







一瞬だったが、ハッキリと見えたのを







俺は見逃さなかった。







俺は奏が言った通りに







急いで客席に入り







すぐ近くの座席に腰を下ろした。







その途端







あの衝撃的な和音が鳴り響いた。







奏は・・・・・・・







本当に弾くんだ・・・・・・・・

263 ::09/18(火) 20:39:20 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





やっぱり・・・・・・・







やっぱり凄過ぎる。







あの華奢な体の何処から







そんなに重い音が出るのだろうか?







俺は少しの間







奏の演奏に酔いしれていた。







そして中盤の左手の







特に難しい部分に入った時







何気なく舞台の上の奏を見た。







奏は目を瞑りながら泣いていた。







それを見た瞬間







俺はすべてを悟った。







奏は亡くなったお父さんの為に







今日だけは何としても弾こうと







自分に鞭を入れ







音を脳内から除外し







感覚だけで弾いているんだという事を。







ここまでして今日弾きたかった理由が







そういう事だと気付いた俺は







胸に鉛が突き刺さる様な







重苦しく切ない







これまでに感じた事の無い







痛みを覚えた。

264 ::09/18(火) 20:44:15 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





こんな事があって良いのだろうか?







感覚だけで弾くという前代未聞の演奏に







俺は何も違和感を感じること無く







ましてや聴き入っていた事が







信じられなかった。







審査員も客席で聴いている人達誰もが







息を呑み圧倒されていた。







そして最後の和音と共に







弾き終わった後の不思議な静寂が







ホールを包んだ。

265 ::09/18(火) 20:51:20 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp






奏が舞台から出て行ったと同時に







俺も客席を出て







奏を探した。







しかしホールの中に







奏の姿は何処にも無かった。







俺はそのままの格好で







ホールの外に出て







霧雨の中を







ただただ冷め冷めと







声を押し殺して泣いた。

266 ::09/18(火) 21:32:10 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





翌日。







俺は結局表彰式に出なかったため







賞が取り消しになったと







朝電話があった。







昨日いくら電話しても繋がらなかったから







朝掛けて来たらしい。







しかし俺はその事等







全く耳に入らなかった。







俺は学校に行く道を







ゆっくりと歩きながら







昨日の事を考えていた。







“今日だけは・・・・・・”







奏が演奏の直前に言った







精一杯の言葉。







俺は何となく







その言葉の意味の







想像が付いていた。

267 ::09/18(火) 21:32:41 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





奏はピアノを辞める気だ。







昨日は強い想いと精神力で







何とか上手くいったが・・・・・







あんな状態でピアノは続けられない。







一体何で奏はあんな風に・・・・・・・







その時。







俺はその後の光景が







フラッシュバックされると共に







ある事を閃いた。







“絆創膏”の下には







奏が入院していた時に病院で見た







“赤い跡”







の事を。

268 ::09/18(火) 21:47:18 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「律耶―――――!!!!!







律耶・・・・・・!」







教室に入ったと同時に







俺の親友の名前を







絶叫に近い声で叫ぶ。







「・・・っ何だよ・・・・!







朝っぱらから







大きな声出しやがって・・・・・・」







律耶が席を立ち俺の方に来て







俺の髪をくしゃくしゃと撫でる。







「ちょっと聞きたい事があるんだよ。







此処じゃなく廊下で。」







「そんなに大事な事なのか?







まぁ・・・お前の話ならいつでも聞くし







いつでも質問に答えるけど?」







律耶はそう言って







歯を見せてニカッと笑うと







二人で廊下に出た。

269 ::09/18(火) 21:50:38 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「・・で・・・聞きたい事って何だよ。」







律耶の顔が少し真面目になる。







「あのさ・・・・・・







結構前なんだけど・・・・・・







お前、前に俺に







自分の彼女に







首に赤い跡付けたから







見つけてみろって言ったじゃん・・・・・?







それってどういう時に付けるもんなの?」







真剣に俺が尋ねると







律耶の顔が少しにやける。







「お前も、もうそういう事







考える年頃になったか――――――!







よかったよかった!」







「そういう事ってどういう事だよ。」







俺は律耶の態度に少し腹を立てた。










「え!







そういう意味じゃねぇのかよ!







ちぇっ・・・・・・」







律耶がそう言って軽く舌打ちをする。







「意味分かんねぇよ!!!!!







とにかくさっさと教えろ!」







俺がイライラして軽く吼えた。

270 :まみ:09/18(火) 23:42:01 HOST:i125-203-230-232.s10.a034.ap.plala.or.jp
あげるww

271 ::09/18(火) 23:58:09 HOST:softbank218113078140.bbtec.net
こんばんゎー
奏は、どうなっちゃうのぉ〜??
弦もとうとう気づいたか...
複雑だけど…ちょっと感動するかも。

中間テストなんだぁー
私は、10月?日かでお祭りと重なるんだぁ...ひどい。
亀更新でも楽しみにしてまってるね♪

体の心配ありがとぉーたぶん大丈夫だょ!!
憂も体を壊さないように!!

272 :あやね:09/19(水) 13:24:25 HOST:ppp3451.hakata02.bbiq.jp
すごくイィですっ!!
あげますっ★!

273 ::09/20(木) 23:50:25 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まみサマ
あげありがとうございます><


♬優
感動してくれると有難いなぁ☆
これからは、結構急ピッチで進んでいくかも?!

お祭りと重なるのは、ホント嫌だね↓
後一週間で中間だぁ ((涙

これからも体に気を付けてね!!!!!
ウチも壊さないように、体調管理頑張るよッbb


♬あやねサマ
良いですかッ?!
そう言って頂けると、本当嬉しいです!!!!!
あげありがとうございます♫
まだまだ未熟者ですが、精一杯頑張ります!

274 ::09/21(金) 00:09:49 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「分かったよ・・・・







そんなに怒んなって!







お前が言ってる“赤い跡”ってのは







多分キスマークの事だろ?







そりゃあ普通は







ヤる時に付けるもんだぜ!」







「まさかそれって・・・・・」







「お前が今考えてる







そのまさかのまさかだろ。







まぁお前は童貞だしな。







刺激が強すぎる話かもしれないけど・・・・・・







普通はコイツは俺のモノだって







示したい時につけるんじゃねぇの?」







俺の想定の範囲内だった様で







どこかで目を伏せていた可能性が







ほぼ決定的になった事で







俺は顔が少し青ざめる感覚を覚えたのと同時に







今まで感じたことの無い







腹の底からグツグツと煮えたぎる様な







怒りを覚えた。

275 ::09/21(金) 00:29:22 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「律耶・・・・・







サンキュ。」







やっとの思いで高まる感情を抑え







短く律耶に礼を言って







俺は教室に入ろうとした。







その時







「弦・・・・!







大丈夫か?







なんか深刻な顔してるけど・・・・・・・







無理すんなよ!」







律耶が一言そう言って







先に教室に入っていった。







気・・・遣ってくれてるんだな・・・・・・・







俺は少しだけ心が静まるのを感じた。







そしてそれと同時に







“奏を守り通してみせる”







と改めて堅く誓った。

276 ::09/21(金) 00:40:52 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





ずっと待ち望んでいた放課後。







「奏・・・・・・・







今日話がある。







奏の家行って良い?」







隣で荷物をカバンに詰めている







奏に話しかける。







「うん・・・・・







良いよ?」







意外にあっさりとOKが出た。







きっともう俺が







奏が倒れる原因を探るのを







止めたと思っている・・・・・







「じゃ行こ!」







そう言って俺は







奏の腕をグイと掴んで







手を握った。

277 ::09/21(金) 01:19:42 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「おじゃまします・・・・・・







って誰も居ないんだっけ・・・・・・」







俺の声が奏の家の玄関に







すこし儚げに反響する。







「うん・・・・・







遠慮無く上がって!」







奏はそう言って







先にリビングの方へ入っていく。







そしてリビングのドアを開けると







其処には・・・・・・・







「うわッ・・・・・







・・・・凄・・・・・・!







ピアノ届いたんだ・・・・・!」







茶色いグランドピアノ。







大きさも結構ある。







おまけにやっぱりSTINWEYですか・・・・・・・・







「あ・・・・・ッ・・・







・・・・・うん・・・・・」







急に沈黙が流れる。

278 ::09/21(金) 01:23:49 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「奏・・・・・・







お前もしかして・・・・・・・







その・・・・好きな人に無理矢理・・・・・・







・・・犯された・・・・・・・・?」







いきなりだったが







直球で行くしかないと判断した俺は







勇気を振り絞って言った。







その途端







奏の顔色がみるみる悪くなっていく。







図星・・・・・・・







本当に俺は







残酷な事を・・・・・・・・・・・







「奏・・・・・・







辛かったろ・・・・・・?







気付いてやれなくてゴメン・・・・・・







本当・・・・・ごめん・・・・・・・」







俺はその場に座り込んだ。







「絶対そいつを許さねぇ・・・・・







絶対・・・・・・・!!!!!」







荒々しく淡々と言う俺の声が







又リビングに響いた。

279 ::09/21(金) 01:29:52 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





しばらくして俺は立ち上がった。







「じゃ・・・・帰るな・・・・







一方的に・・・・・







しかも酷い事言ってゴメン・・・・・・・」







そう言ってリビングを出ようとした。







次の瞬間







奏が後ろから抱きついて来た。







「弦・・・・







心配掛けてゴメンね・・・・・・・?







こんなにも私の事考えてくれるなんて・・・・・・・」







奏がそう言いながら







声が震えていて







泣いているのが分かった。

280 ::09/21(金) 01:34:07 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





俺は向き直って







奏を抱きしめた。







強く・・・・・・







不安なんか







恐怖なんか







暖かさを感じさせて







忘れさせたかった。







しばらく俺は奏を抱きしめたままで







奏は俺の肩で泣いていた。







そしてようやく落ち着いた時







奏から聞くとは本当に







予想も付かなかった言葉が







奏の口から出て来た。







「・・・・キス・・・・・・・







・・・・・して・・・・・?」

281 :まゆ:09/21(金) 06:57:21 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
うひょひょひょひょひょひょーっっっ!!!!!!!!!!!
キキキキキキキキキスぅー!?!?←落ち着けバカ
いよいよ念願の奏and弦のカップル誕生っ!?
やべえー続ききになるー!!!
スペシャルマックスあげええーっ

282 ::09/21(金) 17:41:18 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
テンションMAXだね ((笑
これから急展開なのでよろしくッ!
カップルになるかはどうなんだろう・・・・・?
スペシャルマックスあげありがとぉ☆★

283 ::09/21(金) 17:43:49 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp
ここからは奏目線です☆★







弦が私の方を向いて







強く強く抱きしめてくれた。







私はそれを拒むどころか







嬉しくて嬉しくてたまらなくて







安心出来た。







そしてその時気が付いた。







私は弦が・・・・・・・







きっと弦が好きなのだと。

284 ::09/21(金) 17:47:34 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





だから勇気を振り絞って







少し小さいけど







ハッキリと聞こえる声で言った







“・・・・キス・・・・・・・








・・・・・して・・・・・?”







弦の温もりで







あの恐怖をあの苦しみを







包んで欲しかった。







忘れたいなんて







そんな大きな望みは言わないから・・・・・・

285 ::09/21(金) 17:52:28 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





「本当に良いの?」







弦が吃驚しながら言う。







その言葉に私は







顔が火照るのを感じながら







コクリと頷いた。







弦の手がゆっくりと







私のほっぺたに触れる。







スッと目を閉じた瞬間







唇にやわらかい感触がする。







最初はほんの数秒のキス。







それからだんだん長くなっていく・・・・・・・







三回目くらいで私の口内に







暖かいものが進入した。







そして自然に絡み合わせる。







温もりを感じながら







優しくそっと・・・・・・・・・・

286 ::09/21(金) 18:00:21 HOST:FLH1Aan089.fko.mesh.ad.jp





ようやく繋がれていた唇が







スッと離れた。







息をするのが苦しかったから







ホッとした様な







でも温もりが消えていく







悲しみもあった。







そして笑顔を作りながら







弦の顔を見上げようとした時







弦がいきなり私をお姫様抱っこした。







そして近くにあった







ちょうど横になれるくらいの







サイズのソファに







私をゆっくりと寝かせた。







「奏が誘ったんだから







もう止まんないよ?」







弦が少し大人っぽく微笑してみせる。







その表情がまた







私の鼓動を更に速める。







弦は私の上に跨る様にして乗った。







そしてもう一度深いキスをした後







弦の顔が首元に移動する・・・・・

287 :ww:09/21(金) 18:36:29 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age

288 :あき:09/21(金) 23:22:01 HOST:ZG202204.ppp.dion.ne.jp
表現がスキですね♪あげ〜!!

289 :まゆ:09/22(土) 11:31:19 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
きゃああああああああああああああああああ←
何々!?!?このラブラブすぎるキュン死にな展開!!!!
弦かっこいー♥♥奏ずるーい♥♥←黙れ

290 ::09/22(土) 21:31:13 HOST:ppp2482.hakata17.bbiq.jp
ヤバイ♥♥

面白すぎるッ!!!!   あげぇ♪

291 ::09/23(日) 22:22:54 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp
♬wwサマ
ageありがとうございます><
本当感謝です・・・・・!


♬あきサマ
表現がスキとか恐縮です・・・・・
まだまだ未熟者ですが頑張ります!
あげありがとうございます☆★


♬まゆ
悲鳴がぁぁ・・・・
キュン死したッ!? ((笑
弦は奏に一途だからね――――・・・
ちなみに理想像でっす←

♬nサマ
ヤバイですかッ!
♥嬉しいです←
面白すぎるとか本当ありがとうございます!!!!!
あげもありがとうございますbb


皆様、こんなに沢山コメありがとうございます><
もうすぐでテストが終わりますので、
待ってくださる方は、更新のペースが戻るのは
もうしばらくお待ち下さい・・・・
本当に更新したいのは山々なのですが・・・・・
本当に申し訳ないです↓
では今から久々更新します☆★

292 ::09/23(日) 22:32:08 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





そして弦はブラウスの第一ボタンを







そっと外した。







其処には







まだ薄っすらと







しかし結構目立ってしまう







赤い跡。







それを弦が見ると







一瞬動きが止まったが







すぐにキスをし始め







「奏の痛み・・・・・・・







絶対俺が癒すから・・・・・・」







優しく力強くそう言いながら







何回もキスをした。







私はその些細な行為にさえ







感じてしまう。







「・・・・・ッあ・・・んふ・・・・ぁ・・・///」







嗚呼・・・・・







これが本当の好きな人との







“愛を感じる術”であると







確信した。

293 ::09/23(日) 22:42:36 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





そして弦は







器用にキスを繰り返しながら







私の気付かないうちに







ブラウスのボタンを全て外していた。







弦の手が私のふくらみに触れる。







「ごめん・・・・・・・







怖くない・・・・・・・・・?







もう・・・・・止まんね・・・・・・」







そう言いながら







優しく揉み始める。







「・・・・あッ・・んぁぁ・・・・は・・・・







・・・弦なら良いよ・・・ッ・・・・







・・・私は弦が・・・・・・・・す・・・・」







そう私が言いかけた瞬間・・・・・・・

294 ::09/23(日) 22:42:57 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





ラ―ファソ ラ―ファソ ララシフドレミファソファ―・・・







カノンの曲が大きく部屋中に響く。







吃驚した私は言葉を失い







弦も手を止めた。







そういえば・・・・・・







電話機の説明書読んで







イギリスからの電話の時は







あの曲が鳴る様に設定したっけ・・・・・・・







何かあったのかな・・・・・・・・・・?







少し嫌な予感がした。







それでもさっきの出来事に







私は顔を赤らめながら







弦に「ごめん・・・電話なの・・・」と言って







電話の方へ走って受話器をとった。

295 ::09/23(日) 22:54:15 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





≪奏・・・・・・・!!!!!







大変なの・・・・・・







希唯が・・・・・・希唯が・・・・・!!!!!≫







受話器をとった瞬間







母さんの叫び声にも近い声が







耳にガンガン響く。







「何・・・・母さん・・・・・・?!







どうしたの・・・・・・・?!?!」







≪希唯が・・・・・・・・・!







学校で倒れて救急車で運ばれたって







さっき連絡があって・・・・・・







状態は分からないんだけど







凄く嫌な予感がするの・・・・・・・・!!!!!







本当にごめんね・・・・・・・







でもお願いだから・・・・・・







こっちに来てくれない・・・・・?≫







母さんは電話口で泣きながら







必死に言った。







私の直感が言っている







今イギリスに行かなければ







一生後悔すると・・・・・・・・・

296 :まゆ:09/24(月) 07:54:45 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
ええええええ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
いい所だったのにィ・・・。゚(ノA`○)゚。゚
奏〜・・・行くなあ!!!やめてくれえ〜・・←
あげ!!!頑張れえ〜ww応援しいぇるぜベィベ←誰

297 ::09/24(月) 11:11:25 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
良い所を妨害してしまったぁぁぁ><
本当はあのまま書きたかったんだけど・・・・ね・・・;;
ごめんね↓
奏は果たして行くのかッ!?!?
頑張るぜベィベ☆★←

298 ::09/24(月) 11:28:43 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp






「分かった・・・・・・







今から出来るだけ早く







そっち行くから・・・・・・







着くの夜の八時頃になると思うけど・・・・・」







時計を見ながら確認する。







只今日本時間、17時過ぎ。







只今イギリスの現地時間、8時過ぎ。







≪ごめんね・・・・







本当に・・・・・・・・







ありがとう・・・・・・・!







いつもの病院に入院してるらしいから・・・・・・・







迎えに行けないからバスで来てくれる・・・・・・?







本当にごめんなさい・・・・・・・







じゃあ又後で・・・・≫







そう言って母さんは







ほぼ一方的に電話を切った。

299 ::09/24(月) 11:44:06 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





私も少々呆気にとられながら







受話器を置いた。







それと同時に弦が口を開いた。







「なんかあったのか・・・・・・・?







行くって何処に?







まさか・・・・・・」







「うん・・・・・







今からイギリスに行く。」







私は決意した。







「今から・・・・・・!?







何で・・・・・・・?」







弦が絶句している。







「私の双子のお兄ちゃんが倒れたの・・・・・・







双子のお兄ちゃんが居るって事は







まだ弦には話して無かったよね・・・・?」







それを聞いた弦は更に吃驚していた。







「双子・・・・・・・!?







倒れたってそれだけで何で・・・・・・」







「母さんが・・・・・・







私もだけど・・・・・・







何か凄く嫌な予感がするから・・・・・







だから・・・・・行く。」







私は最後の言葉を言い切った。

300 ::09/24(月) 11:51:27 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





「じゃあ俺も行く。







奏で傷つけた奴に







会って話したいし。」







今度はその言葉に私が絶句した。







傷つけた奴=キディー







倒れたお兄ちゃん=キディー







・・・・・







でも弦の目は真剣そのものだった。







私にその決意を曲げる権利は無い。







「分かった・・・・・・







じゃ今から支度しないと・・・・・・







あッ!!!!!







でも弦パスポート持ってる・・・・・・・?」







イギリスに行くには当然







パスポートが必要だ。







「前・・・・海外旅行行った時のがある!」







そう言って弦がブイサインをした。







そしてその表現から







私は他の意味も読んだ。







“勝手な頼み、許してくれてありがとう”







という意味を・・・・・・・

301 ::09/24(月) 11:53:42 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp
とうとう300いきました><
これも本当に皆様のお陰です・・・・・・・
ありがとうございます!!!!!!!!!!
今日はもう更新出来ないかもしれません;;
出来れば時間が空いた時に、その都度更新します!
これからもよろしくお願いします。

                  憂

302 ::09/24(月) 18:36:45 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





いったん解散して







空港で待ち合わせにした。







弦が私のパスポートも持って







先にチケットをとってくれる。







学校には欠席の連絡を入れた。







少し大きめのボストンバッグに







一個だけの荷物を持ち







急いで空港に向かった。







到着時刻、18時少し前。







イギリス行きと書かれた案内板を探した。







四番ゲート。







急いで猛ダッシュ。







するとゲートの前で弦が待っていた。







「はい。これ。」







そう言って弦は







パスポートとチケットを差し出した。







私は「ありがとう」と一言呟き







ゲートを潜って搭乗した。







18時半発の国際便。







いくら病人とはいえ







やっぱりキディーの事が怖かった。







座席の番号をチケットと照らし合わせながら







恐怖が募り







足が縺れる・・・・・・・・

303 ::09/24(月) 18:50:36 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





「奏!!!!!







大丈夫か・・・・?」







弦が後ろから私の背中を支え







私の顔を覗き込む。







顔近いよ・・・・・・////







「大丈夫・・・・・・







ちょっと怖くて・・・・・・・」







弦は軽く首をかしげたが







深く問い詰めようとはしなかった。







弦にドキドキして







少し怖さが薄くなった。







でも・・・・・







もう本当の事を言わなくてはならない。







これ以上隠せない。







私は今日で二度目の決意をした。







弦と私は座席を見つけ







荷物を棚の上に置いた後







私は間を読み取って口を開いた。

304 ::09/24(月) 18:51:18 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





「あのね・・弦・・・・







私の跡・・・・・







付けたの双子のお兄ちゃんなの・・・・・・







私達付き合ってるの・・・・・・」







弦は何気なく聞いた私の話を







頭の中で復唱しているのか







ブツブツと唱えて







理解したと同時に目を丸くしていた。







今までで一番の驚き様だった。







「倒れた奏のお兄さんが・・・・・・?」







本当に絶句して唖然していた。







「そう・・・・・・・・」







私も平静を装おうと俯いた。

305 ::09/24(月) 18:58:16 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





「ピアノの音聴かされながら・・・・・・







苦しくて怖くて・・・・・・・







帰って来てからピアノ弾けなくなっちゃって・・・・・







辛くて・・・・・」







涙を我慢しようと頑張っても







後から後から零れ落ちた。







「もうそれ以上言わなくて良いから・・・・・







本当辛かったろ・・・・・・・・?







守ってやれなくてごめん・・・・・・







本当気付いてやれなくてごめん・・・・・・







ごめん・・・・な・・・・・」







弦はそう言って







私の頭をポンポンと撫でた。







私が泣き止むまでずっと・・・・・・・







そして







「俺が話しつけるから」







と言ってくれた。







その言葉が力強くて







あまりにも心強くて







飛行機が離陸する時の







あのグイッという感覚と共に







私の苦しみすべてを







包み込んでくれた気がした。







薄い紺の夕暮れ時の空の上で・・・・・・・

306 :魔魅:09/24(月) 20:13:42 HOST:gl10-040.gl10.cilas.net
これ一気に読んぢゃった--!!
あたしもピアノ習ってるから、絶対
音感とか羨ましい☆笑

307 :まみ:09/24(月) 20:36:11 HOST:i121-112-29-33.s10.a034.ap.plala.or.jp
あげ

308 ::09/26(水) 00:33:30 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp
♬魔魅サマ
一気読み、本当にお疲れ様です&
長いのに読んで下さって、ありがとうございます><
ピアノ習ってるんですか!!!!!
同じくです←
奏の音感は本当に凄いですよね;;


♬まみサマ
あげありがとうございます☆★


明日テストなので、今日は更新出来ません↓
ごめんなさい・・・・

309 ::09/27(木) 01:18:24 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





予定通り20時丁度。







イギリスの空港に着いた。







それから急いでバスに飛び乗り







掛かりつけの病院に向かった。







病院に着くと







カウンターで病室の番号を聞き







小走りにキディーの居る病室に向かう。







その間ずっと弦は無言だったけど







手をギュッと握ってくれていた。







病室の近くまで来ると







母さんが丁度病室から出て来たのが見えた。







それを確認すると急いで駆け寄った。

310 ::09/27(木) 01:18:49 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





「母さん・・・・・!!!!!







キディーの容態は・・・・・?」







「奏・・・・・・!!!!!







本当に来てくれてありがとう・・・・・・







今は病室に入っても良いって・・・・・







その子はお友達?」







母さんが弦に気付き







会釈した。







「そう・・・・・







ピアノ使わせて貰ってた友達。







じゃ行って来る。」







「OK・・・・・」







弦は母さんに会釈を返し







私達はキディーの病室の扉に手を掛けた。

311 :まゆ:09/27(木) 06:45:50 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
弦ステキーっ!スキー!大好きーっ!←
頑張ってネっ♥♥続き気になる〜っwww

312 ::09/28(金) 11:36:48 HOST:07021031054984_mh.ezweb.ne.jp
一気に読んじゃいました♪弦カッコいいですねー(*^-^)
続きが楽しみです♪

313 :まゆ:09/29(土) 13:27:26 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
更新ガンバーっ!早く続きみたいぜっ←

314 ::09/29(土) 22:32:49 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
二回もあげありがとう!!!!!
更新遅くなってゴメンね↓
テスト無事(?!)終わったよ☆★
でもその後塾があって、更新出来なくて;;
弦大好きと言って貰えて、本当いつも嬉しいよッ!
弦のキャラは、嫌われない様にしなくちゃね←
では今から更新するねbb


♬凪サマ
一気読みお疲れ様です&ありがとうございます!!!!!!!!!!
弦カッコイイですか♫
嫌われてなくて、安心しました ((笑
続き頑張ります!

315 ::09/29(土) 23:14:38 HOST:FLH1Abp014.fko.mesh.ad.jp





扉を開けると、ごく一般的な







普通の個室だった。







すぐにベッドが目に入り







キディーがベッドの上に座っていて







そこから視線を感じた。







でも・・・・・・







やっぱり顔を直視出来なかった。







するとそれをいち早く察知した







弦が小声で私の耳元で言った。







「大丈夫だから。







奏ちょっと此処出てて?







奏のお兄さんと話がしたい。」







そして弦はキディーに言った。







「ちょっと貴方と話がしたいから







奏には外で待ってて貰いますが良いですか?」







私とキディーは何も言わずに







弦の言った事にコクリと頷き







私はドアに手を掛けて開け







病室を後にした。

316 ::09/30(日) 02:32:55 HOST:07021031054984_mh.ezweb.ne.jp
疲れたなんて思わなかったですよ♪
登場人物や話の内容もしっかりしていて、とても読みやすいと思います(*^-^)

317 :まゆ:09/30(日) 21:13:17 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
あげーっ!頑張ってくれえー★

318 ::09/30(日) 23:57:06 HOST:FLH1Aas173.fko.mesh.ad.jp
♬凪サマ
疲れたって思わなかったですか!
嬉しいです><
読みやすいだなんて、素晴しい褒め言葉・・・・・
もったいないです!!!!!
ありがとうございます☆★


♬まゆ
本当にいつもいつも、
あげてくれてありがとう!!!!!!!!!!
感謝しても感謝しきれないよ><
ちょっとスランプ気味だね・・・・・
頑張らなくては・・・・!

319 ::10/01(月) 00:12:14 HOST:FLH1Aas173.fko.mesh.ad.jp





病室のドアをゆっくりと閉める。







キディーと弦大丈夫かな・・・・・・







やっぱりキディーの事とは







別の意味で不安だった。







私はいったいあの二人は







何を話しているのだろうと







物思いにふけりながら近くのベンチに座った。







その時すぐ近くで







母さんが誰かと話しているのを聞いた。







「先生・・・・・・・・!







今行った事は、本当なんですか!?







希唯が危ないって・・・・・・・・!?」

320 ::10/01(月) 00:12:48 HOST:FLH1Aas173.fko.mesh.ad.jp





「今日中に同じ型の血液が見つからなければ・・・・・







希唯君は非常に危険な状態に陥ります・・・・・・」







病院の先生らしき男の人の声が言った。







「そんなまさか・・・・・







それなら私の血液を・・・・・・・!」







母さんが必死に訴えかけている。







「貴女の血液は希唯君と型があいません・・・・・・・







前に血液検査をした時のデータがあります・・・・・・







それから双子の妹さんともあわないんです・・・・・・」







「じゃああの子は・・・・・・







あの子は助からないと・・・・・・・・?」







母さんの声が涙声になり







曇り始めた。







「まだ分かりません。







今日が勝負です・・・・・・・・







でも大丈夫です・・・・・・







看護師には交代で世話をさせますから・・・・・・







貴女は一度家に戻られた方が良い。







貴女まで体を壊されたら元も子もないでしょう・・・・?」







男の人はそう母さんを慰めて







足音が廊下中に響き







その場を後にした事が分かった。

321 :まゆ:10/01(月) 06:17:14 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
きゃあー・・・どうしよ;;この展開っ
これからの展開にあげえ〜ww

322 :ww:10/01(月) 10:31:38 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age

323 :ゆき:10/01(月) 22:42:18 HOST:221-186-242-142.ip1.george24.com
age

324 ::10/02(火) 00:33:48 HOST:FLH1Aas223.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
あげありがとぉぉぉ♫
予告通り、急展開でっす ((笑
これからは山場・・・・かな?!


♬wwサマ
ageありがとうございます><


♬ゆきサマ
ageありがとうございます!!!!!!!!!!

325 ::10/02(火) 00:50:06 HOST:FLH1Aas223.fko.mesh.ad.jp
ここからは弦目線です☆★







俺の目の前でベッドに座って







こちらを眺めている人。







奏のお兄さん・・・・・・・・







しかも双子だなんて・・・・・・・・・







確かにかなり良く似ている。







髪の色こそ違うが、他は全部そっくりだ。







特に綺麗な目の色が・・・・・・・・・・・・







俺は平常心を出来るだけ保とうと







必死だったので







そのお兄さんにいきなり話し掛けられて







心臓が飛び上がるほど吃驚した。







「君が・・・・・・弦君だね?」







日本語で話し掛けられたので







更に驚いた。







「はい・・・・・そうですけど何か・・・・・・?」







っていうか、何で俺の名前知ってるだ・・・・・・・・・?







「君は奏の事が好きなんだね?」







ドキッ・・







何か心を見透かされている様な







不思議な感覚に襲われた。

326 ::10/02(火) 00:51:38 HOST:FLH1Aas223.fko.mesh.ad.jp





でも自分の気持ちを隠す気は







さらさらなかった。







「はい。俺は奏が好きです。」







「そうか・・・・・・・」







奏のお兄さんはそう気の無い返事をして







窓の外に視線をやった。







“そうか・・・・・・・”ってなんだよ・・・・・!







俺は何かが自分の中で







プツンと切れるのを感じた。







「お前のせいなんだよ・・・・・・・!







お前のせいで奏は・・・・・







あんなにも苦しんで・・・・・・・







お前のせいでピアノ弾けなくなったんだ・・・・・・・・!







奏に何をした・・・・・・?!







何とか言えよ!!!!!!!!!!」







俺は奏のお兄さんのベッドの近くまで行って







ベッドに備え付けてある机をバンッと叩いた。







すると奏のお兄さんはビクリともせず







少しの間ただ俺を見つめていた。

327 ::10/02(火) 01:00:34 HOST:FLH1Aas223.fko.mesh.ad.jp





そして、奏のお兄さんはゆっくりと口を開いた。







「俺が奏に何か言う権利は無い・・・・・・・」







俺はそのどうでも良い様なニュアンスの言葉に







更に怒りを覚えて怒鳴り散らした。







「何か言う権利は無いって何だよ・・・・・







貴方が奏にした事分かってんのかよ!!!!!!!!!!







奏に謝れって言ってんだよ・・・・・・!!!!!!!!!!」







俺がいくら怒鳴り散らしても







奏のお兄さんは表情を変える事無く







静かに言った。







「俺は奏に話し掛ける権利は無い。







だから何か言う権利も無ければ







謝る権利も無い・・・・・・







俺は奏に何も言え無い程







最低な事をしてしまった・・・・・・・・







だから俺は一生この罪を背負って







生きていかなければならない。







そして少しでも償いになるならば







もう二度と奏に話し掛けたりはしない・・・・・・・・・」







俺はハッと我に帰った。







俺の視線に飛び込んできた







奏のお兄さんの頬を伝う涙を見て・・・・・・・・

328 :まゆ:10/02(火) 06:10:44 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
すごい展開だねえー・・・!
お兄さん,いい人なのかなー??
更新頑張れっ

329 ::10/05(金) 01:27:56 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
嬉しい反応ありがとぉ! ((笑
すごい展開って言ってもらえると、
かなり書き甲斐あります☆★
キディーは......
本当は優しいお兄ちゃんだよ―♫
更新遅くてゴメンね><

330 ::10/05(金) 01:37:38 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





「そんな事は無い・・・・!







奏も貴方が謝れば・・・・・・・







きっと許してくれる・・・・・・・・・!







傷跡は消えなくても







癒す事は出来る・・・・・・!!!!!」







俺は奏のお兄さんに必死に訴えた。







「奏は優しい子だ・・・・・・・







だからもうこれ以上・・・・・・







会って傷付けたく無いんだ・・・・・・







俺は奏がどうしようも無く好きで







勝手に嫉妬して・・・・・・・・







勝手に自分のものにしようとして







気が付いたら理性が吹っ飛んでて・・・・・・・







奏を傷付けてた・・・・・・・」







もう限界を超えてしまったのか







涙はとめどなく流れる中







奏のお兄さんは両手を握り締めて







歯を食いしばって泣いていた。

331 ::10/05(金) 01:55:57 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





「奏と話をして下さい・・・・・・・!







俺はこういう風な兄弟関係は・・・・・・







嫌なんです。







そして奏のこれ以上







辛い顔を見るのも・・・・・・・・







嫌なんです・・・・・・・







奏は貴方の事が好きだ。







奏は貴方をかばって・・・・・・







俺に中々この事を話そうとしなかった。







奏には貴方の存在が必要なんです・・・・・・」







俺は必死に訴えかけた。







奏のお兄さんを真っ直ぐ見て。







「奏・・・・・・・







会います・・・・・・・







それが許される事ならば・・・・・」







奏のお兄さんは軽く袖で涙を拭い







初めて俺の顔をしっかりと見てくれた。







目を見つめて・・・・・・・・

332 ::10/05(金) 01:56:29 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





「じゃ・・・・・







奏・・・・・・呼んで来ますね・・・」







俺はコクリと頷いてスッと立ち







ドアに向かって歩き出しながら言った。







「俺の名前は希唯だ・・・・・・







呼び捨てにして貰って構わない。」







奏のお兄さんはそう言って







初めて軽く笑ってくれた。







俺もその笑顔を見て







笑顔を返し







ドアを開けて病室から出た。

333 :あき:10/05(金) 18:17:29 HOST:ZG202204.ppp.dion.ne.jp
あげですー!!!!弦スキです!

334 :奈々:10/05(金) 21:31:56 HOST:p6119-ipbf307sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
めちゃ楽しいですヒ☆
頑張ってくださあああい♪

335 :まゆ:10/06(土) 10:10:49 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
うおーっ!あげあげあげあげー←落ち着け
お兄ちゃん,本当はいい人なのかもネえ。
次の展開に期待ーっ★

336 ::10/06(土) 21:23:39 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
♬あきサマ
あげありがとうございます!!!!!!!!!!
弦の事、気に入って貰えて光栄です☆★


♬奈々サマ
楽しいだなんて恐縮です><
これからも頑張ります!!!!!


♬まゆ
あげいっぱいありがとぉぉ⌒!
キディーはきっと良い人だよッbb
期待に応えられるように頑張るね♫

337 ::10/06(土) 21:38:03 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





病室を出てすぐのベンチに







奏がちょこんと座ったいた。







良く見ると、顔がかなり青ざめている。







「奏・・・・・・?







なんかあった・・・・?」







俺は奏にそっと声を掛ける。







すると奏はかなり吃驚した様に







一瞬硬直してから、見る見るうちに







目にいっぱい涙をためて、俺を見つめて言う。







「キディーが・・・・・・







キディーが危ないって・・・・・・・!」







俺は予想もしなかった







いきなりの言葉に驚愕する。







「希唯さんが・・・・・・・・?!







そんなまさか・・・・・・・・」

338 ::10/06(土) 21:38:35 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





「私・・・・キディーに会って来る・・・・・・・!」







そう言って奏は急いで立ち上がる。







「希唯さんも奏に会いたいって・・・・・







あの事凄く後悔してたよ・・・・・







でも奏・・・・大丈夫・・・・?」







俺は心配で堪らなく







奏の頭をポンポンと軽く撫でる。







「うん・・・・!







ありがと。







行って来るね?」







奏はそう言って涙を袖で軽く拭い







俺に笑顔を見せる。







俺も笑顔を返す。







嗚呼・・・・・







なんでこんなにもこの兄妹は・・・・・







苦しい想いをしなければならないんだろう・・・・・・・







涙の拭い方も







切ない笑顔も







瓜二つのこの兄妹に







俺は胸が締め付けられる程







切なく想った・・・・・・・・・

339 :まゆ:10/06(土) 21:50:40 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
文才ありすぎだよ〜!
かなりやばいよ〜!←
弟子にしてくださいって感じだし★←
続き頑張れえー!

340 :ui :10/06(土) 22:03:13 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
「だからね・・・・・







これからは一人でも二つだよ・・・・・・・







俺は奏の事ずっと見てるから・・・・・・・







遠くに行ってもずっと・・・・・・・・







でも・・・ね・・・・・・・







時々奏の成長が早すぎて







見失っちゃうかもしれない・・・・・・・







だから・・・・・・・・







ずっとピアノ弾いてて・・・・・・・・・?







俺の一番好きなあの曲・・・・・・・・・・







奏ならきっともう弾けるよ・・・・・・・







だから寂しくなったら







その曲弾いてくれる・・・・・・・?







奏が寂しい時はきっと







俺が見失ってる時だから・・・・・・・・・」







「絶対あの曲練習するから・・・・・・・・・







キディーは傍で聴いてよ・・・・・・・!!!!!







お願いだから・・・・・・・・」







その時、弦とあの男の人、看護師さんが







病室に慌しく入って来た。







「ピアノ絶対辞めちゃ駄目だよ・・・・・・・?







約束だから・・・・・・」







そう言ってキディーは







左手の薬指を立て







約束の合図をする。

341 ::10/06(土) 22:05:19 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
物凄いミスっちゃいました・・・・><
>>340の分はカットでお願いします・・・・・

342 ::10/06(土) 22:05:47 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





私は意を決して







キディーの病室のドアノブに







再び手を掛けた。







そっと開けると







其処には私のお兄ちゃん







そして私の初恋の人・・・・・・・・







「奏・・・・・・・







奏・・・・・・・・!







本当にゴメン・・・・・・・」







キディーはそう言って







涙を流す。







「キディー・・・・・・・・







良いよ・・・・・・・







キディーは私の大事なお兄ちゃんだもん・・・・・・







私達・・・・・・いつでも二人で一つでしょ?」







私も堪らなくなって







涙が頬を伝う。







「でも・・・・・・俺・・・・・・・







もう遠くに行かないといけないみたい・・・・・」







キディーが何ともいえない顔で言う。







それと共に







心拍数の装置がけたたましく鳴り出す。

343 ::10/06(土) 22:08:01 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp





「いやッ・・・・・







嫌だよ・・・・・・!!!!!!!!!!







キディー・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!」







必死に私は苦しそうな表情の







キディーに呼び掛ける。







「だからね・・・・・







これからは一人でも二つだよ・・・・・・・







俺は奏の事ずっと見てるから・・・・・・・







遠くに行ってもずっと・・・・・・・・







でも・・・ね・・・・・・・







時々奏の成長が早すぎて







見失っちゃうかもしれない・・・・・・・







だから・・・・・・・・







ずっとピアノ弾いてて・・・・・・・・・?







俺の一番好きなあの曲・・・・・・・・・・







奏ならきっともう弾けるよ・・・・・・・







だから寂しくなったら







その曲弾いてくれる・・・・・・・?







奏が寂しい時はきっと







俺が見失ってる時だから・・・・・・・・・」







「絶対あの曲練習するから・・・・・・・・・







キディーは傍で聴いてよ・・・・・・・!!!!!







お願いだから・・・・・・・・」







その時、弦とあの男の人、看護師さんが







病室に慌しく入って来た。

344 ::10/06(土) 22:22:26 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
「ピアノ絶対辞めちゃ駄目だよ・・・・・・・?







約束だから・・・・・・」







そう言ってキディーは







左手の薬指を立て







約束の合図をする。







「うん・・・・・・・!!!!!







絶対約束するから・・・・・・・!」







そう言って私は







キディーの小指に自分の右手の小指を







絡ませる。







「弦君・・・・・!







奏の事よろしく・・・・・・・







後・・・・奏・・・・・・・・







奏のピアノの音・・・・・・・







この世のピアノの音で一番好きだよ・・・・・・・・・」


















七月のある日・・・・・・・・・・







私のお兄ちゃんは







15歳で空へ羽ばたいた――――――――・・・

345 :憂い:10/06(土) 22:25:10 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
文才とか本当に・・・・・・
全く無さすぎてやばいよ><
弟子とか素で嬉しすぎだし!!!!!!!!!!←
話の方、一段落したけどこれからもよろしくね☆★

346 ::10/06(土) 22:25:57 HOST:FLH1Aap241.fko.mesh.ad.jp
↑自分の名前ミスりました・・・・・・
パソコンの調子なんか可笑しくて・・・・・
すみません><

347 :まゆ:10/07(日) 10:10:45 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
号泣してしまったあーっ!!!
やべえって!この小説やべえって!←
お兄さんの分まで弦が奏を守らなきゃだネ!
続き頑張れえ〜★!

348 ::10/07(日) 21:24:24 HOST:07021031054984_mh.ezweb.ne.jp
お話一段落ですね♪楽しく読ませていただきました(*^-^)

349 :未來:10/08(月) 19:02:52 HOST:i121-112-29-33.s10.a034.ap.plala.or.jp
感動wwwwwwwww

350 :ww:10/09(火) 20:27:08 HOST:p4033-ipbf309aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
age

351 ::10/09(火) 22:57:01 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
号泣とかまぢ嬉しいよぉぉ!!!!!!!!!!
やべえっすか?!←
弦には守ってもらわなきゃね☆★
続き遅くなってごめんね><


♬凪サマ
どうにか一段落です!
お付き合いありがとうございますbb
だんだん皆様が期待している、
展開に向かうと思うので(?)
もし良かったら、これからもお付き合い下さい・・・・・


♬未來サマ
感動していただけましたか?!
ありがとうございます♫


♬wwサマ
ageありがとうございます!!!!!!!!!!


二日間更新出来なくてすみませんでした><
実は塾で県模試がありまして......
今日晴れて無事(?)終わりましたので、更新します!!!!!
新キャラも登場予定ですので、
もう少しこのお話は続きます!
またお付き合いいただけたら幸いです・・・・

352 ::10/09(火) 23:32:09 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





九月。







始業式。







「弦―――――!







久しぶり――――――!」







「奏!







久しぶり。







あのさ・・・・・」







「弦・・・突然だけど・・・・」







「「これ知ってる?!」」







夏休みはずっとイギリスに居た。







だから弦と会うのは久しぶりで。







なんか突然大人っぽくなって様な気がして







ドキドキを抑えるために言った言葉。







弦と見事にハモった。







しかも全く同じ物を手に持って。







「見事だね・・・・・・」







「凄いな・・・・これこそ・・・・」







「「以心伝心・・・!」」







またハモる私達。







自然と笑顔がこぼれた。

353 ::10/09(火) 23:39:37 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「それにしても本当奇遇だよね・・・・・・」







「まぁありえる事じゃないかな?







なんてったってかなり大々的なコンクールだし。」







そう。







私達が揃って手にしていた物は







ピアノコンクールの広告。







しかもコンクールの名前が又凄くて・・・・・







「弦も出るでしょ?







もうエントリーした?」







「じゃ奏もか・・・・・・!







嬉しいよ。







それにしても凄いよなこのコンクール・・・・・







上位二名は一年間







ウィーンに留学出来るんだからな・・・・・







しかもその名前が“ナディア”って・・・・・・」







ナディアピアノコンクール。







今年から開催されるコンクールらしい。







私の英名と同じ名前。

354 ::10/09(火) 23:53:49 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「課題曲ショパンのエチュードだけど・・・・・・







奏は六月に弾いたの弾くの?」








「ううん。







私はちょっと難しいけど・・・・・







Op.10,No.4にするよ。







弦は六月の?」







「そうだけど・・・・・







あれかなり難しいだろ・・・・・?!」







弦が意外だという顔で吃驚している。







確かにあの曲は難しい。







革命も難しいが・・・・・・







レベルが違う。

355 ::10/09(火) 23:54:16 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「でも大丈夫。







夏休み特訓したし!







向こうで習ってた先生に見て貰ったら







弾ける様になったから!







弦は自由曲何にするの?」







「もう弾けたのか・・・・・







奏やっぱ凄いよな―――――・・・







努力の賜物!







俺はリスト得意だから







水の戯れにした。







奏はやっぱりあれ・・・・・・・?」







弦が感心した様に言った。







そして深い昔の事を思い出すように







私を真っ直ぐに見て言う。







「うん・・・・・・







リストの愛の夢第三番・・・・・・







キディーの一番好きな曲。







リスト初挑戦だけど







弾くつもり。」







私はこのコンクールは







この曲を弾く為にあるものだと







何となく確信していた。

356 ::10/10(水) 00:04:41 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
裏話?!キディーについてです。
読みたい人だけどうぞ。





愛の夢第三番は、主の本当に本当に大好きな曲です!
キディーとは趣味が合うんです ((笑
キディーはあんな形でそれこそ、彗星のごとく現れ
嵐を起こし去っていったという感じで、
しかも嫌われそうな役No.1という事で、
読者様にはかなり(?)嫌われたんじゃないかと思いますが、
この小説はキディーが居なければ、成り立たなかったかもしれません。
そのくらい主には思い入れの深い、人物なのです。
キディーについてですが、皆様、何か感想をいただけると嬉しいです・・・・・
ちなみに、奏が弾くと言った、ショパンのエチュード、
Op.10,No.4は、のだめカンタービレで、のだめがコンクールで弾いた、ショパンのエチュードです。
愛の夢も、Op.10,No.4も、未熟な主にはまだちょっと無理がありますが、
いつか弾きたい曲です・・・・・・・
なんか私情入っちゃってすみません><
でも、奏と主は好きな曲の趣味が・・・・←矯正終了。
こういう事話し出したら止まらないので。
では・・・・・
今日はこのくらいにしときます;

357 :ぇり:10/10(水) 01:26:49 HOST:ser350287008220872
初アゲです↑
この小説大好き♪♪



あの〜
水の戯れッて…ラヴェルじゃないですか?

358 ::10/10(水) 16:44:20 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
♬ぇりサマ
初アゲありがとうございます><
大好きとか本当に嬉しいです!!!!!!!!!!

すみません間違えました↓
本当は、リストのため息の事を言いたくて・・・・・
水の戯れはラヴェルですよね;;
寝ぼけてました・・・・・
ご指摘ありがとうございます!!!!!!!!!!

359 :love:10/12(金) 19:46:38 HOST:p6119-ipbf307sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
age

360 ::10/13(土) 17:35:27 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
♬loveサマ
ageありがとうございます!
更新送れちゃってごめんなさい↓
今日はじゃんじゃん更新します☆★

361 ::10/13(土) 17:42:15 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「それでさ・・・・・・







提案なんだけど







これから放課後毎日







私と弦の家交代で







ピアノの練習しない?







ピアノの質とか微妙に違うし・・・・・







一つのピアノで練習するより







そっちが良いと思う。」







私はピンと閃いて







笑顔になりながら言った。







「それ良いんじゃない?







賛成。」







弦も笑顔で言った。







「じゃあ今日は弦の家で良い?」







「OKだよ」







「じゃ決まり!」







私達はそう約束して







丁度先生が来たので







席に着いた。

362 ::10/13(土) 17:51:44 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





放課後――――――・・・







「じゃ行こっか?」







そう言って







弦は私の腕を掴んだ。







今日は三時間しか授業が無かったから







只今の時刻十二時過ぎ。







昼食は弦が作ってくれるらしい。







まだ夏が残る青空から







暑い日差しが照りつけてくる。







弦の家に向かう途中







弦は私の手を離さなかった。







たったそれだけで







鼓動が二倍になる。







そしてふと思った。







弦は今私の事どう思ってるの・・・・・・・・?

363 ::10/13(土) 18:01:18 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「おじゃましまーす・・・・・」







久しぶりの弦の家。







誰も居ないみたいだ。







「先上あがってて?







俺昼飯作って持ってくから。







一番奥の部屋。」







そう言って







弦は階段を指指した。







「うん・・・分かった。」







階段を上り







一番奥の部屋の扉を開けた。







その途端







整理整頓された部屋が







目の前に広がる。







そして中に入り







改めて見渡す。







「綺麗・・・・。」







この一言に尽きた。

364 ::10/13(土) 18:01:40 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





私はふと本棚に目をやった。







そこには楽譜が相当な数入っていた。







しかも棚ごとに製造会社で別れている。







「うわッ・・・・・・







ウィーン原典版・・・・・







これ高いんだよな――――――・・・」







そうブツブツと独り言を呟きながら







物想いにふけっていると







廊下の方で足音が聞こえ







いきなり部屋のドアが開いた。

365 ::10/13(土) 19:45:21 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「女物のローファーがあったから







まさかとは思ったけど・・・







予想的中!







しかもめちゃくちゃ可愛いじゃん・・・・







さすがに彼女・・・・・ではないよね?







兄貴手遅いしなぁ・・・・・・・」







弦が小さくなった・・・・・・・・!?







ってそれは無いとして・・・・







弦って兄弟居たの!?







「・・・え・・・・・・!?」







そして気が付けば







腕をグイと掴んで引き寄せられ







唇に柔らかいものが触れていた。

366 ::10/13(土) 19:53:45 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





そしてそれとほぼ同時に







ドアが再び勢い良く開いた。







「琴波――――――!!!!!!!!!!!







お前・・・・・・!!!!!」







いきなりの兄弟乱闘。







「お前っ・・・・・・







奏に何・・・・・・・ッ!」







「だって俺のもろ好みだし!







兄貴手遅すぎだから







奪っちゃおうかな――なんて♪」







「もう二度と俺の部屋に入るな!!!!!」







バンッ







そう弦が怒鳴って







弦のミにバージョンを追い出し







勢い良くドアを閉めた。







そしてその途端







弦が抱きしめて来た。







「奏・・・・・・!







ごめん言ってなくて・・・・・・・







あれ俺の弟・・・・・・







なんかアイツ異常に手早くて・・・・・」







「うん・・・・・!







私は大丈夫だよ・・・・・・?」







そう自分で言いながら







キスされた事がショックだった。

367 ::10/13(土) 20:01:10 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
ここからは弦目線です☆★







俺はショックを受けている奏を







いつの間にか抱きしめてた。







最近こういう事無かったから







最近こういう事考える暇なんて







無かったから今思うけど







奏は俺の事どう思ってる・・・・・・?







そしていつしか俺の理性は限界すれすれ。







「消毒して良い?」







そして返事も待たずに







俺は静かに奏の唇に触れた。

368 ::10/13(土) 20:10:34 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp








君が幸せならそれで良い

そんな言葉

無き物にしてくれる

閉じ込めていた想いが

いつしか音となり

重なり合い

響   き   だ   す







「・・・ッ・・げ・・・ん・・・?」







何度も何度もキスを繰り返す。







その度に奏の顔が赤く染まっていく。







それだけで俺の理性は切れた。







愛しいすぎる君を前に







もう止まる術が分からない。







俺は場所を考えず







その場に奏を押し倒した。

369 ::10/13(土) 20:23:44 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





奏の制服のボタンを一つ一つ外していく。







そして丁度良い大きさの胸が現れる。







「弦・・・・・・!?!?







ちょっと待って・・・・・







何でこんな事・・・・・・」







奏が俺の行為を手で制す。







すると俺は我に帰った。







「ごめん・・・・・・







琴波に奏がキスしたの見て







勝手に嫉妬して・・・・・・・







でも俺・・・・・・・







やっぱ奏の事好き。」







俺最低だな・・・・・・・・・・







もうこんな事絶対しない。







そう思ったのに。







奏の一言で簡単に







その決意は頭から消えた。







「私も・・・・・弦が好き・・・・」

370 ::10/13(土) 20:29:40 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「奏・・・・・・







今・・・・何て・・・・・・・・?」







「私も・・・・・弦が・・・・・・・







・・・・好・・・・・き・・・・・/////」







真っ赤な顔をして見つめてくる







神秘的な灰色の目。







もう本当に限界だった。







「そんな事言って・・・・・・・・







マジで俺・・・・・・・







止まんないよ・・・・・・?」







「前も言い掛けたけど・・・・・







弦なら・・・良いよ・・・・・/////」







奏はそう言って







物欲しげな目をした。







それを見て俺は







奏をお姫様抱っこし







ベッドに再び押し倒した。

371 :まゆ:10/15(月) 06:52:50 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
キャアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーっ!!!!←待
マヂあげあげっ!
続ききになるー
ってかやっと二人が結ばれたあ★


372 ::10/16(火) 00:11:44 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
♬まゆ
絶叫だね☆★
あげ本当ありがとッ!!!!!!!!!!
見事結ばた・・・・・!
いよいよクライマックスだよbb
でも今日はちょい体調悪くて、
熱あるから更新出来ないんだ・・・・・
本当ゴメンね><
明日は絶対更新するね!!!!!

373 ::10/16(火) 23:31:27 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





ブラのホックを外し







手で優しく触れる。







そしてその行為に







奏はすぐに反応する。







「あ・・・!・・っは・・・」







そして赤いつぼみを摘む。







その間も奏の甘い声は止まらない。







「・・・んあッ!・・・・ぅ・・っん・・」







「奏・・・・







可愛い・・・・・」







俺がそう言うと







ますます顔を赤くして鳴く。







その顔に欲情する・・・・・・・・







そそられる・・・・・・







そして左手でそのまま胸を触りながら







俺の右手が奏の下へと伸びていく・・・・・・・

374 ::10/16(火) 23:48:25 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





奏の其処は、かなり湿っていた。







その事に嬉しさを覚えながら







俺は右手を器用に動かし







愛撫する。







途端に蜜が溢れ出す。







「ああッ・・・!・・・ふぁ・・・んっ・・・・」







「奏・・・・声ヤバイ・・・・・・・







すっげーそそられる・・・・・・・」







かなり濡れてきたところで







奏の中に指を一本入れる。







これでもかなりキツイ。

375 ::10/16(火) 23:48:57 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





「奏・・・・・







もしかして初めて・・・・・・・・?」







「・・・ッああ・・・・はんっ・・・・







・・そんな・・・・こ・・と・・ッあ!







聞かな・・・・いで・・・ッ・・・!」







初めてなのか・・・・・・







大丈夫だろうか・・・・・?







でも俺もそろそろキツイ。







「奏・・・・・・?







大丈夫・・・・・・・?







そろそろ入れても良い?」







俺は指を二本に増やして







愛撫を続けながら







不安になりながら聞く。







「弦なら・・・・・良い・・・ッあ!」







俺は了解して







ゆっくりと奏の中に入った。

376 ::10/16(火) 23:58:14 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





奏は顔を歪めて痛みに耐えている。







「やっぱりキツいよね・・・・・?







ごめん・・・・・・・」







俺は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。







「弦が好きだから・・・・・ッ良いよ・・・!」







奏がそう言って笑顔を見せる。







「痛かったら言って・・・・・・?







少し動くから・・・・・・・・」







そう俺は声を掛け







ゆっくりとほんの少しだけ動く。







奏は最初痛みに顔を歪めたまま







涙を流していたが







やがてそれが快感と変わっていったのか







さっきとは比べ物にならないくらい







甘い声で鳴く。







「あああっ・・・はッ・・・んあ・・・!!!」







そして俺達は







同時に果てた。

377 ::10/17(水) 00:07:41 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp





高校二年生 九月―――――・・・







私達はコンクールの特典で

オーストリアに留学する事になった。







「奏―――――――!







お待たせ!」







「じゃ行こっか!







母さんあっちで待ってるって。







引越しの片付け終わったら







イギリスに戻るらしいけど・・・・・」







「良かった!







奏のお母さん好きだけど・・・・・







居たら奏の事、独占出来ないし・・・・







それにこんな事も出来ないしね♪」







そう言って弦は







私の唇に軽くキスをする。







「もうっ!







道端でいきなりしないでってば!」







「そう言いながら







奏・・顔真っ赤〜!」







クスクス・・















私と貴方は会った時から

もうお互いの旋律の虜

そして私は今日も

貴方の指に奏でる指先に

酔いしれる―――――――・・・







Fin...

378 ::10/17(水) 00:15:02 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
短い様な長い様な間、本当に有難うございました!
二ヶ月と少しこの小説を書く事が出来て、
本当にまだまだ駄目な所ばかりだけど、
読んでくれた方の支えで完結出来ました!!!!!!!!!!
本当に皆様のお陰です。
有難うございました><

ではまた、この作品を執筆中にネタが浮かんだので、
次の作品も書きたいと思います!
タイトルは「覚醒」です。
もし良かったら、少しでも覗いていただければ、
感激です・・・・・
今度はエロ入れまくると思うので←

では本当に有難うございました!
                 憂

379 :夏呂:10/17(水) 00:16:08 HOST:05004032365328_gc.ezweb.ne.jp
来ちゃいました!!\(≧▽≦)丿
おもしろいですよ!!!\(≧▽≦)丿
と言っても終わってしまいましたが………
でもよかったです!!\(≧▽≦)丿

380 ::10/17(水) 00:24:49 HOST:FLH1Abr196.fko.mesh.ad.jp
♬夏呂サマ
わざわざ来て下さり、本当に有難うございます><
面白いだなんて、本当恐縮です・・・・・
終わっちゃいましたが・・・・・・・
有難うございました!!!!!!!!!!

381 :まゆ:10/17(水) 06:48:56 HOST:i125-202-107-120.s02.a015.ap.plala.or.jp
終わってしまったあーっ;;;でも,すごくすごーくいいお話だったっ♥♥このお話を書いてくれてありがとうっ!
次のお話も引き続きファンでいくからー笑

382 :未來:10/19(金) 20:30:24 HOST:i121-112-29-33.s10.a034.ap.plala.or.jp
お疲れ様デス
おもしろかったですw
というか感動でしたぁw
ありがとうございましたッッ

女の子ショッピング♪

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