女の子におすすめの情報♪

■掲示板に戻る■

兄ィがカレシになる日まで。

1 :柚子:2006/04/12(水) 19:06:41
梶原くるみ。13歳。

あたしには、2つ年上の『お兄ちゃん』がいる。
髪は金色がかった茶髪。整った顔立ち。キレイな瞳。
誰もが認める、完璧なイケメン。

名前は、新田晴貴(ハルキ)。
あたしはハル兄ィと呼んでいる。

・・・そう。ハル兄ィとあたしは、名字が違う。
そりゃそうだ。血は繋がっていないのだから。

別に、親が子連れで再婚したとか、そういうやつじゃない。
というか、あたしの親は、きっとハル兄ィのことなんて知らない。


なら、なんであたしたちは『兄妹』なのか――。


それは・・・単に「申し込まれた」から。
異性に、交際を申し込まれるみたいに。「付き合ってください」と同じ調子で。


あたしは考える。
・・・なんで、『兄妹』なんだろ。

2 :柚子:2006/04/12(水) 19:10:30
こんにちはwというかこんばんはww
一般小説で「WISH〜鏡の中のキミとボク」を書かせていただいております、柚子デス☆
なんとなくこのお話しを書きたくなったので、WISHとは同時進行でいきたいと思いますw

あ、ちなみに「兄ィ」は普通に「にぃ」と読んでください。
「あにぃ」じゃないです((笑

ご感想書いてくださるとメッチャ嬉しいデスw
これからどうぞよろしくお願いしますww


3 :柚子:2006/04/13(木) 21:22:36
始まりは、卒業式の4日前。
雨が降りしきる帰り道だった。

その日は、大親友の真由が欠席で、あたしは1人だったんだ。

「ってかありえねぇしー」
「えーそぉかぁー?」

ふと顔をあげると、仲の良さそうな3年男子の先輩たちが、数十メートル先を歩いていた。
1年生だったあたしとしては、彼らはすごく大人に見える。

特に、真ん中を歩いている先輩。
背はそんなに高くないけれど、並外れたオーラを感じる。

(そういやあの先輩、みんながカッコイイって言ってた人かな)

卒業式の練習のとき、周りの友達がキャーキャー言ってたっけ。
目が悪いあたしは、その時はっきりとは顔が見えなかった。

(どれくらいイケメンなのかな)
(少し振り向いてくれないかなぁ)

そんなことを思いながら、あたしはその先輩の大きな傘を見つめていた。
その時。

「えーちょうど後ろにいるのにぃ?」

突然、右側にいた先輩が大声を出した。
真ん中の先輩の傘が、ビクっとゆれる。

(後ろ・・・?ってあたし?)
(えっ・・・なんの話ししてるわけ・・・?)

あたしが顔をしかめた、その瞬間。

突然、真ん中の先輩が、意を決したかのように振り向いた。
当然のことながら、思いっきり目が合う。

ドキっとして、思わず立ち止まったあたしに、その先輩は近づいてきた。

『キレイな瞳』――それが先輩の第1印象だった。
深い黒色に、吸い込まれそうになる。そういうイメージ。

先輩は、あたしの傘にくっつく寸前のところで止まった。
間近で見ると、先輩は本当にイケメンだった。
今までに会った人の中でも、1番・・・。

「あのっ」

妙に力の入った声。
正直言って、一瞬告られるのかと思った。

「あ・・・はい・・・」
「えと。あー・・・」

校則破りの、少し長い髪をかきむしると、先輩は一息に言った。

「あのっ。オレの妹になってくださいっ」

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・?」

あたしと、先輩の友達2人の頭の上に、ハテナマークが3つ。


・・・今思い返しても、あのセリフはやっぱりおかしい。
これが、先輩――新田晴貴との出会い。


9 :柚子:2006/04/14(金) 22:52:11
あの日、あたしが何と答えたのかは、あまり覚えていない。
ただはっきり言えるのは、そのおかしな申し出に、あたしがOKした事実だ。

『この人の傍にいたい』――とっさにそう思った。
兄妹でもなんでもいいから、とにかく傍にいてほしい。

・・・今思えば、その瞬間から気持ちは動き出していたんだ。


「マジッ!!!??よっしゃーっ」

ハル兄ィは嬉しさのあまり、あたしに抱きつこうとした。
しかし、傘とカバンで両手がふさがっていることに気付く。

「・・・うわ。最悪」
「晴貴。オレが傘もったる」

ニヤニヤしながらそう言ったのは、右側の先輩・・・俊(シュン)先輩だった。

「別にいいよっ。感情がもっと高まったときにギュってする」
「あーなんかカッコイイー」

スラっと背の高い左側の先輩・・・隆也(タカヤ)先輩がニコニコして言う。

あたしはただ、笑いながら3人を――いや、たぶんハル兄ィを見ていた。
その時から、あたしはハル兄ィに夢中だった。


もしあの日雨が降っていなくて、ハル兄ィの手があいていたら・・・
ハル兄ィは、あたしを抱きしめてくれたのかな。

・・・でもその「ギュッ」は、恋人に対する「ギュッ」とは、違うんだよね。


10 :柚子:2006/04/14(金) 22:54:07
ケイさん
あげありがとうございますw
あははwそれ狙いました((ぇ
嬉しいデスーwありがとうございますw

11 :柚子:2006/04/15(土) 14:21:34
「くるみぃっ」

移動教室で、ちょうど理科室の前を通っているとき。
突然弾んだ声が聞こえたかと思うと、大きな手で目隠しされた。

「ぎゃっ!!?先輩っ!!!??」
「先輩って呼ぶなよぉー」

ゆっくり手を放す先輩――つまり、当時のハル兄ィ。

「じゃ、じゃあ・・・なんて呼べばいいんですか・・・?」
「そっりゃあ『お兄ちゃん』じゃねーのっ?」

ハル兄ィの後ろから、ひょっこり顔を出す俊先輩。

「お、お兄ちゃんっ!!!??」
「うんうん。それはオトコの憧れってやつよぉー」

そう言うと、俊先輩は『なっ?』とハル兄ィの肩を抱いた。
しかしハル兄ィは、首をかしげる。

「んーなんかしっくりこない」
「晴貴は男兄弟だからねぇー・・・」

いつの間にか側にいた隆也先輩が、いつものニコニコ顔で言った。

「そうなんだよなぁ〜」
「なんかないーっ?」
「・・・あのぉ〜・・・」

あたしはその時、ふっと思いついて言ってみた。

「えと、『にぃ』ってどうですか・・・?
 ハル兄ィ、みたいな・・・」

あっさり却下されると思ったが、案外その評判はよく。

「いいじゃんハル兄ィ!!!!なぁっ?」
「あーいいかもー。じゃあハル兄ィでいこうぜっ。あと敬語も禁止な」

ポンポンとあたしの肩を叩くハル兄ィ。


こうやって、あたしたちの「兄妹関係」が整っていって・・・。

12 :柚子:2006/04/15(土) 21:10:26
当然のことながら、あたしとハル兄ィの噂はどんどん広まっていった。

「ねぇ、くるみちゃんと晴貴先輩って、付き合ってるの?」
「なんか急に仲良くなーい?」

そんなことを言われるたび、あたしは説明に戸惑った。
『義理の兄妹』なんて、なんだかフクザツ。

これをちゃんと理解してくれるのは、真由くらいだ。

真由には、あたしがハル兄ィに恋していることも言ってある。
このフクザツな関係を、真由は一生懸命理解してくれた。


「真由ぅー・・・このキモチ、一体どうすればいい・・・?」
「どうすれば・・・と言われてもねぇ・・・」

苦笑いしながら、真由が首をかしげる。

「くるみは、『兄妹』って関係じゃあイヤなんでしょ・・・?」
「うん・・・恋人になりたいっ。ハル兄ィが高校行ったら、きっともぉーっとモテるもん・・・」

あたしは深くため息をつくと、続けた。

「でもね、今急にそんなコト言ったら、ハル兄ィに嫌われそう・・・」
「えっなんで・・・?」
「だってハル兄ィ、あたしに妹になってほしかったんだよぉ。
 それなのに、急に『恋人になってください』なんて言ったら・・・」

どんどん自分の世界に入っていくあたしを、真由は暖かい目で見ている。

「んー・・・じゃあもう少し様子見る・・・?
 先輩に、彼女とかスキな人とかいるか、聞いてみるとか」
「あー・・・そっか。聞いてみようかな」

こくこく頷くあたしを、真由が笑った。


15 :ゅか♪:2006/04/17(月) 01:04:06
あげぇ☆彡

16 :柚子:2006/04/17(月) 17:15:12
壁】*´∀`)【汚姫☆】サン
あげありがとうございますw
メチャ嬉しいです・・・///
ええと、なんて小説ですかー?見に行きますww

ddd仔dさん
こちらもあげありがとうございますw
嬉しいデスーwww
頑張りまっすw

ゅか♪サン
あげありがとうございますw
これからも頑張りまっす☆


17 :柚子:2006/04/18(火) 20:57:00
卒業式前日。


『最後くらい 兄妹一緒に帰りたいなー』
昨日の夜、ハル兄ィからそんなメールが届いた。

でも、ハル兄ィはクラスのお別れ会で出し物をやるらしく、居残り練習するそうだ。


・・・ということで、今あたしは屋上にいて、ハル兄ィを待っている。

この屋上という場所は、ハル兄ィに教えてもらった『サボリ場』。
あたしの場合、1日1回はこの場所に来る。
寝転がって、空を見上げるのが大スキだ。


(・・・ハル兄ィはあたしのコト、やっぱり『妹』としか見てないのかな)
(でも・・・あたしはハル兄ィのコト大好きなのに・・・)
(高校行ったら、彼女できてもわかんないし・・・ってか、もうすでにいるのかも)

いろんな思いが、頭の中をグルグルまわる。

いつしか、空が薄暗くなっていた。
雨のにおいがしてくる。

(・・・そろそろ中に入るか)

あたしはゆっくり起き上がった。
扉のノックをまわす。


・・・開かない。


もう1度まわしてみる。

・・・やっぱり開かない。

あたしは青ざめた。
扉には、鍵がかかっていたのだ。


22 :柚子:2006/04/22(土) 10:53:50
あたしは、何度も何度もドアノブを回した。
扉をダンダン叩いたりもしたが、すぐに手が痛くなる。

明日は卒業式ということで、ほとんどの生徒は帰ったはずだ。
今この学校にいるのは、職員室でぬくぬくしている先生たちか、ハル兄ィみたいに練習している3年生・・・。

鼻をつく雨のにおい。
屋上が、だんだん湿ってくる。

「くちゅんっ」

思わずくしゃみが出た。
そういえば、今夜は冷え込むんだっけ。

「誰かーっ!!誰かいませんかーっ」
「鍵を開けてくださーいっ」

その声もむなしく、雨にかき消されていく。

(誰も気付かなかったら・・・あたし、ずっとここにいなくちゃいけない・・・?)
(ハル兄ィの学ラン姿も、もしかしたら最後になっちゃうかもしれないのに・・・)

ふっと、ハル兄ィの顔が浮かんだ。


「ハル兄ィ・・・」



23 :柚子:04/23(日) 17:53:44 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
夢を見た。


ハル兄ィが、遠くのほうで笑っている。
よく見れば、なんとタキシード姿で。

『結婚式だ・・・』

直感的に、あたしはそう思った。
ハル兄ィに声をかけたいのに、足が動かない。

しばらく見ていると、どこからか知らない女の人が駆けてきた。
真っ白なウエディングドレスを着て・・・。

呆然としているあたしを置いて、2人は腕をからませ行ってしまう。

『やっぱり・・・ハル兄ィの相手はあたしじゃないんだ・・・』
『ハル兄ィは、別の人と行っちゃう・・・』

苦しくて苦しくて、涙が出た。


「・・・るみ・・・くるみ・・・くるみっ・・・」


24 :柚子:04/24(月) 21:10:57 HOST:PPPa136.w14.eacc.dti.ne.jp
誰かに揺すぶられて、あたしは重いまぶたを開けた。

辺りはすっかり暗くなっている。
寒気が身体を包み込んでいるようだった。

「・・・くるみ・・・?」

ゆっくり顔をあげると、ハル兄ィが心配そうにあたしを覗き込んでいた。
キレイな瞳に吸い込まれそうになる。

「・・・ハル・・・兄ィ・・・?ハル兄ィ・・・ッ!!
 なんでココにいるの・・・ってか、なんでわかったの・・・?」
「なんでって・・・」

ハル兄ィがポリポリ頭をかく。

「だって、教室にも靴箱ンとこにもいないんだもんさぁ。
 でも靴はあるから、帰ったわけじゃないし・・・。
 ・・・で、屋上かなーって気がして・・・そしたら鍵かかってたから、まさかと思って・・・」

あはは、とハル兄ィが笑った。

「なんでだろうな。普通鍵かかってたら、違うかなーって思うのにな」
「・・・ハル兄ィ・・・」

ハル兄ィの優しい声に、あたしはなぜか涙が出てきた。
慌てふためくハル兄ィ。

「なっ・・・えっ・・・どうしたんだよっ・・・?
 どっか痛いのか・・・?」
「・・・うぅ・・・ハル兄ィ・・・ッ!!!」

勢いにまかせて、あたしはハル兄ィの首に抱きついた。

「えっちょっ・・・くるみ・・・っ?」
「なんか・・・なんか嬉しいよぉ・・・」

泣き止まないあたしに、ハル兄ィは少し戸惑っていた。
それでも、ぎごちなく頭を撫でてくれる。
本当に・・・本当に、『兄妹』みたいだった。

「・・・ねぇハル兄ィ・・・」
「・・・ん・・・?」
「ハル兄ィ、今彼女いる・・・?」

突然の質問に、ハル兄ィはきょとんとした。

「えっいないよ?なんで・・・?」
「・・・え、いないの・・・?」

あっさり答えたハル兄ィに、今度はあたしがきょとんとする。

「ほっホントにホント・・・?隠してない・・・?」
「なーんでンなコト隠すのさぁ?ホントにいないって」
「・・・そうなんだー・・・」

あたしは、心の中でガッツポーズをした。
ついでにもう1つ聞いてみる。

「あの、あとね・・・今、スキな人いる・・・?」

この質問に、ハル兄ィは一瞬ためらったようだった。
少し空を見上げてから、向き直る。

「・・・いるよ。スキな人ならいる」
「・・・・・・」

ハル兄ィの真面目な声に、あたしは言葉をなくした。
きっとハル兄ィは、その人のことが大好きなんだろう――そう思った。

「さ、早く帰ろうぜ。家族、心配すっぞ」

ハル兄ィにせかされて、あたしは重い腰をあげた。
雨雲は晴れて、少し欠けた月があたしたちを見下ろしていた。


25 :柚子:04/25(火) 21:04:28 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
“・・・いるよ。スキな人ならいる”

ハル兄ィの声が、頭の中で何度もリピートしている。
いつもふざけ半分のようなハル兄ィが、あんなに真面目に答えるなんて。

(それほどハル兄ィは、その人のコトが好きなんだ・・・)

夢で見た、ウエディングドレスの女の人を思い出す。
本当に『お似合いの2人』ってかんじだった。

「・・・聞かなきゃよかったじゃん、あたし・・・」

声に出してつぶやいてから、涙がこみあげてきた。
さっきから泣いてばかりだ。


明日は、ハル兄ィの卒業式なのに。


その時、突然ケータイが鳴った。
お気に入りの流行り歌。ハル兄ィからの電話だ。

『――もしもし、くるみ・・・?』
「う、うんっ。・・・ってか、ケータイなのにあたし以外は出ないよ・・・?」
『――あ・・・そっか』

ははっと笑うハル兄ィ。

『――でさー明日なんだけど』
「え、あ・・・うん」
『――えと・・・卒業式終わったら、会えないかな。少しでいいから』

電話の向こうのハル兄ィに、あたしは少しドキドキした。

「もっ・・・もちろんいいよっ。なんで・・・?」
『――あのぉ〜だからさ。古いとか言うかもだけどー・・・第2ボタン、貰って・・・?』

あたしは思わずケータイを見つめた。

「だ、第2ボタンって・・・いいの・・・?スキな人いるんでしょ・・・?」
『――え、何、そんなコト気にしてたのかよぉ。まぁ忘れて忘れて』

きっとハル兄ィは、電話の向こうで手を振ったりしてるんだろうな。
立ち話しているオバチャンみたいに。

『――とにかく、明日3時に・・・校門下の桜の木、集合』
「あー・・・うん。わかった」

電話を切ったあとで、ふとあたしは思った。

(・・・今の会話、兄妹なんかじゃ絶対しないよね・・・?)

29 :柚子:04/27(木) 20:50:03 HOST:PPPa195.w14.eacc.dti.ne.jp
さゆサン
縦書きのあげ、ありがとうございますw((笑
励みになりますよぉーw嬉しいデスw
これからも頑張りますww


30 :柚子:04/27(木) 21:35:59 HOST:PPPa195.w14.eacc.dti.ne.jp
卒業式当日。

真由と、いつもより少し早い時間に待ち合わせした。
1人で家にいても、そわそわして落ち着かないだけだ。

昨日ハル兄ィに『第2ボタン、貰って』と言われた話をしたら、真由は目をキラキラさせて言った。

「それってきっと、くるみのコト好きなんだよぉっ」
「えっ・・・そうなの・・・?そうなのかなぁ?」
「そうだよきっとぉ!!」

真由が興奮して、あたしの肩をたたく。

「ねぇくるみっ。これチャンスでしょっ」
「え・・・何が・・・?」

きょとんとするあたしに、真由がさらに興奮して言った。

「だーかーら、先にくるみが告っちゃえばいいのっ。晴貴先輩にっ」
「なっ・・・え!!!??」

あたしはビックリして、思わず飛びのいた。
顔がカッと熱くなる。

「そそそ、そんな突然・・・」
「突然でもなんでも、チャンスはチャンスでしょっ?」
「そ、そうだけど・・・」

口ごもるあたし。真由が大げさにため息をつく。

「悩むより実行っ!!後悔するぞーっ?」
「うぅ〜・・・」

あたしは頭を抱え込んだ。

31 :柚子:04/28(金) 21:28:25 HOST:PPPa256.w14.eacc.dti.ne.jp
静かに流れ出す、どこかで聴いたクラシック。
卒業生――つまりハル兄ィたちが、ゆっくり入場してくる。


あたしは、目で卒業生を追った。

3年D組の8番目・・・それがハル兄ィだった。
いつもは思いっきり着崩している制服も、先生に言われたのかビシっとしている。
だらしない感じのハル兄ィもカッコイイけれど、今日のハル兄ィもステキ。

式が始まってからも、とにかくハル兄ィ(がいそうな辺り)を、あたしはずっと見つめ続けた。
ハル兄ィは、特別背が高いわけではないので、そう簡単には見つからない。


卒業証書授与で、先輩たちの名前が次々に読み上げられていく。

「・・・高山俊」
「はいっ!!!!」

(俊先輩、やっぱ声おっきい〜)

あたしは頭の片隅で思った。
ハル兄ィはもうすぐだ。

「・・・中谷勇介」
「はいっ」

「・・・新田晴貴」
「はい」

1人立ち上がるハル兄ィ。
冷静で、なんとなくやる気はなくて、でも適当なんかじゃない。そんな感じ。

なんだか胸が苦しかった。
もう同じ学校の生徒じゃないんだと思うと、切なかった。


36 :柚子:04/29(土) 21:35:19 HOST:PPPa214.w14.eacc.dti.ne.jp
あたしは、自分の持っている服で1番オシャレなものを着て、家を飛び出した。
約束の3時まではまだ時間があるが、そんなの待ちきれない。

「遅れるよりは、早いほうがいいよねっ」

なんとなく、声に出して呟いてみる。
気分はデートだった。


真由に言われたコトは、決してシカトしたわけじゃない。
『先にくるみが告っちゃえばいいのっ』の話だ。

さっきから、それを言おうかどうしようかずっと悩んでいる。

『恋なんて早いもん勝ちだ』と、誰かが言っていた。あたしも少しそう思う。
しかしそんなコトを言ったら、ハル兄ィに嫌われるかもしれない。
『所詮、くるみも他の女子と同じかよ』なんて、言われるかもしれない。


でも・・・。


待ち合わせの桜の木を見上げてみる。
だんだん膨らんできたつぼみが、風に少し揺れた。

このつぼみが花開くとき、ハル兄ィはもう同じ学校の生徒ではないんだ。

真新しい制服を着てくぐる、高校の校門。
その側にあるであろう桜の木は、ここの桜の木とは違う。

高校には、いろんな人がいるだろう。
新しい教室。新しい先生。新しい仲間。そして、新しい・・・ハル兄ィファンの女の子たち。
あたしが告るのをためらっている間に、熱狂的なハル兄ィファンが、ハル兄ィを奪ってしまうかもしれない。

そんなの、イヤだ。


「なーんか悩んでるんですかー?顔、コワイよ」

突然、声をかけられた。
あたしの目に入ったのは、ニっと笑う、学ラン姿のハル兄ィだった。

37 :d(∀`d*)U-ヵ♪(*b´∀)bチャマ♪d(*´∀`*)bデェス♪:04/29(土) 21:45:49 HOST:f51.11.fgo.jp
ァゲァゲ*:.。*(●´∀`)八(´∀`●)*。:* ァゲァゲ

更新楽Uみ★★(*○'艸`)⌒*
がむばって(●´Д`ノ)ノ



38 :柚子:04/29(土) 23:00:57 HOST:PPPa214.w14.eacc.dti.ne.jp
U−ヵさん
あげありがとうございますw
そう言っていただけると嬉しいデス・・・//
これからも頑張りますね☆

39 :ゆみ:04/30(日) 14:40:02 HOST:p29cd30.ykhmac00.ap.so-net.ne.jp
続きが気になりますぅ〜!
がんばってください☆★


40 :亜美:04/30(日) 15:19:45 HOST:p8003-ipad211souka.saitama.ocn.ne.jp
     あ

        げ

           ま

              す

                 !!

41 :ぁみ♪:04/30(日) 17:27:09 HOST:p3148-ipbf01aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
続ききになりますっ☆
ぁげでつ♪


42 :柚子:04/30(日) 17:27:42 HOST:PPPa283.w14.eacc.dti.ne.jp
ゆみさん
あげありがとうございますw
いやぁ〜気にしていただけると嬉しいデス((笑
はいwメッチャ頑張ります☆

亜美サン
斜めあげ、ありがとうございます(笑
これからも頑張りまっすww

43 :柚子:04/30(日) 20:47:59 HOST:PPPa283.w14.eacc.dti.ne.jp
ぁみ♪さん
あげありがとうございますw
よかったらこれからもよろしくお願いします・・・www

44 :柚子:04/30(日) 21:17:45 HOST:PPPa283.w14.eacc.dti.ne.jp
「ハッ・・・ハル兄ィっ!!・・・なんで学ラン・・・?」
「えーだってさぁ〜ボタンだけもってくとか、寂しいっしょ?」

そう言うと、ハル兄ィはブチっと第2ボタンをもぎ取った。

「ん。どーぞ大切にしてやってください」
「あ・・・ありがと・・・大切にするね。宝物にする・・・っ」

嬉しくて、少し声が震えた。
ハル兄ィも照れたように笑う。

(言うなら・・・言うなら、今だ)

頭の中で、あたしが呟く。
心臓が飛び出しそうだった。

「・・・ん、くるみ・・・?どした?」

あたしの表情を見て、ハル兄ィが顔を覗き込んだ。
バチっと目が合う。

「あっ・・・あのー・・・ええと・・・」
「なんだよぉ?・・・あ、またスキな人がなんとかって話?」

あたしはとっさに頷いた。
ハル兄ィが肩をすくめる。

「あのなぁ〜・・・まぁいいや。で、何?」
「え、えっと・・・あ、ハル兄ィはその人に告らないの・・・?」

(何聞いてんのさ、あたし・・・)

自分がつくづく情けなくなる。
ハル兄ィが、うーんとうなった。

「・・・たぶん・・・たぶん告るね。うん。後悔するのやだし」

ハル兄ィに告られて断る子なんて、いるわけがない。
あたしは俯いた。

「くるみは・・・?スキなヤツ、いるわけ?」
「・・・いる・・・」

『あたしのスキな人は、ハル兄ィだよ』・・・そう言えたら、どんなにいいだろう。
でも、あたしは言えなかった。

「あっいるんだ。・・・なら、いつかは絶対気持ち伝えろよっ?後悔すんのは体によくないし」

なっ?と笑うハル兄ィ。
あたしも曖昧に微笑んだ。

55 :柚子:05/02(火) 15:48:52 HOST:PPPa186.w14.eacc.dti.ne.jp
「・・・で、結局そのまま告らなかったの・・・?」
「うん・・・ちょっと話して、バイバイって」
「アンタ、アホかっ!!」

真由があたしの後頭部をぱちんとはたいた。
さすがテニス部。強さも痛さも半端じゃない。

「だ、だって・・・」
「だっては通用しませんっ。こんなチャンスを逃すなんてっ」
「ご・・・ごめんなさい・・・」

真由がいつものキャラじゃない。
まるで、ミスした選手を怒鳴りつけているコーチだ。

「まぁとにかく、これで晴貴先輩に彼女ができても、文句は言えないねぇ」
「そっ・・・そんなぁっ」
「くるみが悪いの。そんな臆病なままじゃ、なんにもできないよっ」

真由の言葉が突き刺さるようだった。


74 :柚子:05/07(日) 18:44:00 HOST:PPPa281.w14.eacc.dti.ne.jp
雨が降っていた。
ハル兄ィに初めてあったあの日のように、絶え間なく降りしきっている。


ハル兄ィはこの春、隣町の高校に入学した。
真新しい制服が、なんだかぎこちなくて・・・でもやっぱり、ハル兄ィはカッコよかった。

あたしはと言うと、ごく普通に2年生に進級した。
真由とクラスが別れてしまって、最近少し落ち込みぎみだ。


傘に隠れて、あたしは考えていた。ハル兄ィのことだ。

まだ何も変わっていないようだけど、いつハル兄ィに彼女ができてもおかしくない。
それなのに、あたしは動けずにいた。

夢の中で見たウエディングドレスの女の人。
あの人が、将来のハル兄ィのお嫁さんなのかもしれない。

怖かった。
ハル兄ィに彼女ができるのが。違う人のことを大切にされるのが。
しかし・・・ハル兄ィに嫌われるのが、1番怖かった。


その時。
「そこのねーちゃん。ちっとええか?」


81 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/08(月) 20:33:41 HOST:PPPa265.w14.eacc.dti.ne.jp
突然声をかけられて、あたしは反射的に振り返った。
期待に胸を膨らませて――。

「ハル兄ィッ!!」
「えっ今振り返る前に言ったよ・・・な」

思った通り、ハル兄ィが少し驚いた顔で立っていた。

「ハル兄ィの声だもん、わかんないわけないでしょ」
「えぇ〜せっかく関西弁にしてみたのにぃ」
「訳わかんないし・・・」

あたしの冷たい言葉に、ハル兄ィが大げさに胸を押さえた。

時々思うけれど、ハル兄ィは顔に似合わずコメディアンなところがある。
それがまた、なんというか・・・魅力的だ。

「・・・ってかくるみ、オレの声しっかり覚えてるんだね」

突然そんなことを言われて、あたしは真っ赤になった。
ハル兄ィがブツブツ独り言を言っている。

「オレの声って印象的なのかぁー?そんなコトないよなぁ。
 別に高くもないし、低くもないし、かすれてるわけでもなく・・・」

(ハル兄ィが鈍感でよかった・・・)
あたしはほっと胸を撫で下ろす。

ハル兄ィの独り言を聞きながら、あたしは幸せな気分だった。
隣りに――すぐ隣りに、ハル兄ィがいる。それがすごく幸せ。

その時、あたしは気がついた。

「・・・あれ、ハル兄ィの家って・・・こっちじゃないよね・・・?」
「ん?あぁ、うんっ」

ニマっと笑うハル兄ィ。

「えっじゃ、じゃあなんで・・・?こっちに用があるの・・・?」
「べっつにぃ。何にもないけどさぁ。
 だってカワイイカワイイ妹が、1人で歩いてるなんて・・・見てられないでしょ」

――どうしてハル兄ィは、あたしがもっと好きになっちゃうようなコトを言うんだろ。
漫画チックなセリフだけど、あたしは本気でそう思った。


85 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/08(月) 22:31:13 HOST:PPPa265.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
嬉しいデス〜//照れますー((ぇ
これからも頑張りますww

あL1さん
ありがとうございますw
あははw予想ついてました?((笑
はいぃっw頑張りまっす☆

86 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/09(火) 21:22:26 HOST:PPPa216.w14.eacc.dti.ne.jp
いつの間にか、家の前に来ていた。

「うっわぁ〜くるみの家でっけぇ」
「そぉ・・・かなぁ」
「うん、マジでけぇ。オレんちが物置きに見えてくる」

真面目な顔でそう言うハル兄ィ。
あたしはその顔を見て、思わず吹きだした。

「あら、くるみ。おかえり。
 お母さん、今から出かけるんだけど・・・って、ん?」

玄関から傘を持って出てきたお母さんが、あたしとハル兄ィを見て首をかしげた。

「くるみ・・・どちら様・・・?」
「あっどうも初めまして。新田晴貴デス」

あたしが言う前に、ハル兄ィが満面の笑みで自己紹介する。
お母さんが、目を白黒させた。

「えっ・・・ええと・・・カ、カレシ・・・?」
「あ、いや、アニキっす。義理の。
 あっあああ、深刻に考えないでください。お遊びみたいなもんで・・・」

2人のしどろもどろな会話を、あたしは複雑な思いで見ている。
ようやく理解したお母さんが、パァっと顔を輝かせた。

「なぁにくるみぃ、お母さんにも言ってよぉ!!
 こーんなイケメンのお兄ちゃん、大歓迎だわー。
 ささ、晴貴サン、雨降ってるし、あがってあがって」

お母さんがハル兄ィの背中を押す。

「ちょっちょっとお母さんっ」
「いいのよくるみぃ〜。お母さんは出かけるからぁ。ごゆっくり」

そう言うと、お母さんは鼻歌まじりで家を出て行った。

92 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/10(水) 21:36:03 HOST:PPPa200.w14.eacc.dti.ne.jp
「・・・くるみのおふくろ、なんかくるみに似てるな」

傘をたたみながら、ハル兄ィが含み笑いで言った。

「そっそんなコトないよっ」
「そんなコトあるー。あのテンションとか、くるみっぽ〜い」

ククッと愉快そうに笑うハル兄ィ。
その顔に、あたしはやっぱりドキドキした。


ハル兄ィをリビングに招きいれる。

「ってか・・・くるみの家、やっぱ広いな」
「そっそぉ・・・かな」
「うん、マジで。今度ウチ来る?マジで物置きだから。あれは」

ハル兄ィにつられて、なんでもないように笑うあたし。
でも、心の中では心臓バクバクだった。

『今度ウチ来る?』

ハル兄ィが、あたしを誘ってくれた。
こんな嬉しいことはない。

「・・・って言うかさぁ」
「は、はいぃっ」

突然改まったように言うハル兄ィに、あたしは声が裏返った。

「あ、いや・・・なんかくるみ、妙にテンパってない・・・?」
「テ・・・テンパ・・・?」
「んーテンパってる。やっぱ。なんか・・・焦ってるというか」

そう言うと、ハル兄ィはあたしの目を覗きこんだ。
キレイすぎる、ハル兄ィの瞳。

「なんか隠してない・・・?」

『はい、ハル兄ィと恋人になりたいって気持ち、隠してます』・・・言えるわけがない。

93 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/10(水) 21:38:44 HOST:PPPa200.w14.eacc.dti.ne.jp
ティコ☆青さん
ありがとうございますッw
面白すぎだなんて・・・メッチャ嬉しいデス//
はいっw頑張りまっす☆

あL1さん
またまたあげありがとうございますw
頑張りますっ!頑張りMAXデス((ぇ

103 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/12(金) 19:09:29 HOST:PPPa265.w14.eacc.dti.ne.jp
「なななそそそそんなコトないよっ!!!」

結局あたしは、誰が聞いても焦ってるようにしか聞こえない否定の仕方をしてしまった。
ハル兄ィも、少し肩をすくめて笑っている。

「そぉかぁ・・・?ならいいけどー」
「う、うん・・・気にしないで・・・」

あたしは、赤くなった頬を隠すために、両手で頬を包んだ。


「・・・ってか、高校って大変だよな」

突然、ハル兄ィがぽつんと呟いた。
目が遠くの方を向いている。あたしは不安になって尋ねた。

「な・・・なんか悩んでるの・・・?勉強・・・とか・・・?」
「いや、それは・・・ないわけじゃないけどね」

腕を組んで、うーんとうなるハル兄ィ。

「なんて言うかなぁー・・・精神的に疲れると言うか」
「精神的・・・に・・・」
「うん・・・。俊も隆也も違うとこ行っちゃったからさぁ。調子狂う・・・みたいな」

そう言えば、3人ともバラバラの高校に入学したんだっけ。
あたしは、俊先輩と隆也先輩が懐かしくなった。

「なんだかんだ言って、オレ無茶苦茶アイツらのコト頼ってたからさー・・・なんか――寂しい」

長い前髪が、ハル兄ィの横顔を隠した。
こんなハル兄ィは初めてだ。

「ハル兄ィ・・・」
「・・・あ、ごめんな。こんな話、くるみにしても・・・」
「ううん。・・・なんか、嬉しい。ハル兄ィがこんなに自分の気持ち話してくれたの、初めてかもしれない」

あたしは、ハル兄ィの顔を真正面から見つめた。
心臓はバクバク言っているが、テンパってはいなかった。

「きっと、俊先輩も隆也先輩も、同じ気持ちだと思うよ。
 どんなに離れてても、会えなくっても・・・友達は友達でしょ」

コレ、誰かが歌ってたような気がする。
でも、あたしが言いたいことそのまんまだ。

ハル兄ィは、しばらくあたしの顔を見つめたあと、ふいにくすっと笑った。

「・・・そうだね。うん。んーなんかスッキリしたわぁ。
 くるみに話してよかったなー」

ハル兄ィにそんなことを言われると、ものすごく照れてしまう。
あたしは照れ隠しに、コホンと咳をした。

110 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/13(土) 23:24:41 HOST:PPPa67.w14.eacc.dti.ne.jp
【真由、あたし・・・やっぱハル兄ィがスキだよぉ】

真由にメールを送信してから、あたしはふぅっとため息をついた。
数時間前まで、ハル兄ィとリビングでくつろいでいた(?)なんて・・・思い出すだけでニヤけてしまう。

ピロリ〜♪とシンプルな電子音が鳴った。

【なんかあったんだなぁ〜?ってコトは・・・告る気にもなったんだー・・・(ノд`*)】

カワイイ顔文字が、真由の顔を思い浮かばせる。
あたしは深呼吸して、返信した。

【・・・さすが真由だね・・・それ言おうと思ってメールした・・・(笑)
 うん・・・あたし、告ろうと思う・・・w】

送ってから、あたしはものすごいことを決断したんだと、改めて思った。
ハル兄ィに嫌われたくはない。だけど・・・この気持ちを隠し続けるなんて、無理だ。

真由の返信は、ものすごく早かった。

【ママママジでっ!!?とうとう決心したかぁっ。
 頑張れよっっ☆★☆応援するからぁっ】

「真由・・・ありがとぉ・・・」

あたしは、声に出して呟いた。

111 :愛璃:05/14(日) 10:59:28 HOST:baicbcac4a2.bai.ne.jp
一気に読みましたア!!
頑張ってくださぃねぇッッ

112 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/14(日) 14:33:11 HOST:PPPa275.w14.eacc.dti.ne.jp
愛璃サン
ありがとうございますw
頑張りますよぉーっっ☆☆

113 ::05/14(日) 16:03:10 HOST:softbank218134141039.bbtec.net
久しぶりのアゲです!!
覚えてますかーー?!?!
1番最初にカキコした繭ですょー((藁
さいきんアゲてなくてすいません。゚(゚*´Д⊂グスン
でも、ちゃんと読んでましたよ━*・゚゚・*:
頑張って下さい*でゎでゎーー+・'3`)b゜

114 :ゅぅヾ(・д・`●):05/14(日) 16:47:57 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆
ついにキタ━━━━(・∀・)=○)´Д`(○=(・∀・)━━━━━!!
告白!!!

くるみにもガンバッテもらいたいですねっ☆☆

でわA更新楽しみにしてぃます!!!

がんばれぇぇ↑↑柚子さんも♪♪

115 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/14(日) 18:05:47 HOST:PPPa186.w14.eacc.dti.ne.jp
繭さん
あげありがとうございますw
もちろん覚えてますよッッwww
頑張りますねー☆

ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
きちゃいましたーwえへへw
頑張っていただきます☆&頑張りますw

116 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/14(日) 20:38:10 HOST:PPPa186.w14.eacc.dti.ne.jp
告白を決心したはいいが、あたしはその方法に悩みまくっていた。

“目を見て伝える”・・・それは決めた。
勇気はかなりいるが、ハル兄ィの表情も見ていたいから。

でも、もう同じ学校に通っていないだけに、会える機会も少ない。
メールで呼び出せばいいのだが・・・そんなに改まって言えるのだろうか。

「っていうか、みんなはどうやって告るんだよぉー・・・」

あたしはベットに寝転がった。
ふっとハル兄ィの顔が浮かんで、頬が熱くなる。

『今度ウチ来る?』

深い意味はないにしても、やっぱりこれは嬉しかった。
あのキレイな瞳に見つめられて、こんなことを言われたんだから――

「キャア〜ッ!!もうメッチャ最高だよぉっ」

ベットでバタバタしすぎて、あたしは床に転がり落ちた。
それでもあたしは、幸せすぎて痛いなんて気にならなかったくらいだ。

(ハル兄ィ・・・ハル兄ィは誰のことが好きなの・・・?)

天井を見上げて、あたしは思った。
ハル兄ィの真面目な顔は、あたしをからかって言ったものなんかではなかった・・・。

117 :ゅぅヾ(・д・`●):05/14(日) 21:17:59 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆がんばれっ!!くるみ&柚子さん☆☆

告白って大変ですよね…すごく勇気がいりますし。。。
しかも〜相手が年って…みたいなねぇぇ〜!!!!
この気持ちすごく分かります♪♪

ぅちの好きな人も年なんで(〃>З<)ワラ☆

118 :まりこ:05/14(日) 21:30:34 HOST:pfa7d82.gifunt01.ap.so-net.ne.jp
ぁげ↑↑めっちゃぃぃです♪♪


119 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/15(月) 18:49:30 HOST:PPPa237.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
あらまwあたしもスキな人年上だったり・・・ww
ホント、告白って勇気メッチャいりますよね;;
でも、伝えるコトに後悔はないですから☆((笑
くるみもあたしも頑張りますっっww

まりこさん
あげありがとうございますw
嬉しいデスー///
これからもよろしくお願いします☆

120 ::05/15(月) 20:00:53 HOST:p1159-ipbf11kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp
超あげ↑↑

121 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/15(月) 20:47:35 HOST:PPPa142.w14.eacc.dti.ne.jp
籠サン
超あげありがとうございますっ((笑
これからも頑張りまぁーす☆

122 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/15(月) 21:00:02 HOST:PPPa142.w14.eacc.dti.ne.jp
次の日の朝。
あたしは、決心して目覚めた。

“今日の帰り、ハル兄ィの家に寄ってみる”。

とりあえず、寄るだけだ。見てくるだけだ。今のあたしには、これが精一杯。
でももしハル兄ィに会ってしまったら・・・それはその時だ。


やっぱり、雨が降っていた。
しかも妙に蒸し暑くて、なんだか嫌な天気だった。

あたしは真由を誘って――1人で行く勇気はなかったのだ――ハル兄ィの家に向かう。

「ハル兄ィ、いるかなー・・・いたらイヤだなぁ・・・いや、やっぱ嬉しいのかな」
「くるみったら、さっきから独り言多すぎだよぉ。晴貴先輩の前でもそんな感じなのぉ?」
「ん〜・・・ハル兄ィのほうが独り言多いかも」

時刻は5時過ぎ。ちょうどハル兄ィがいても、おかしくない。

ハル兄ィの家から数百メートル離れたくらいのところに、公園があった。
ふと聞こえた声が気になって、あたしがちらっと公園を覗く。

息をのんだ。

ハル兄ィが、大きな木の下にいたのだ。
しかも1人ではない。・・・あたしの知らない、女の子と一緒に。

123 :ゅぅヾ(・д・`●):05/15(月) 21:13:38 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆まじ気になる!!!

くるみどぉーなるんだっ!!!頑張ってよっ☆☆

更新楽しみにしています゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

124 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/16(火) 17:04:35 HOST:PPPa124.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
くるみには頑張っていただきますよ((ぇ
更新頑張ります☆

125 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/16(火) 21:04:44 HOST:PPPa124.w14.eacc.dti.ne.jp
あたしは硬直して、1歩も動けなくなった。
視線は、ハル兄ィと女の子に釘付けになったままだ。

ハル兄ィとは違う学校の制服だが、背格好からしてハル兄ィと同い年くらいなのだろう。
雨宿りをしながら、2人は仲良く話していた。

「う・・・うそぉ・・・」

隣りで真由が愕然として呟く。
あたしは口を開いたが、言葉が出てこなかった。

『お似合いのカップル』――まさに、そんな感じだった。
美男美女の、誰もが憧れるカップル。

「おっかしいよねぇ〜」
「初めて聞いたし、それぇ」

2人がゲラゲラ笑う声が、あたしたちのところまで届いてきた。

ふっと頭をよぎる、ウエディングドレスの女の人。
その横で寄り添ってあるく、タキシード姿のハル兄ィ。


気がついたとき、あたしはくるりとUターンして、家の方向に走りだしていた。
真由があたしを呼び止めた気がしたが、止まれなかった。

ハル兄ィの、好きな人――。
あたしよりも、大切に想う人――。

129 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/17(水) 21:01:24 HOST:PPPa263.w14.eacc.dti.ne.jp
部屋に鍵をかけて閉じこもってから、それだけ時間が経ったのだろう。
あと数十分すれば、晩御飯だ。


冷静になって考えれば、あの女の子がハル兄ィの好きな人かなんて、わからない。
中学が同じだったのかもしれない。幼馴染なのかもしれない。

でも・・・なぜだろう。あたしは悲しかった。
どれだけ前向きな考えを並べても、涙はあとからあとから頬を伝った。

(あたしは、ハル兄ィの全部を知ってるわけじゃないんだから)

自分を慰めるつもりだったのに、それが逆に悲しみをさらにあおった。


ハル兄ィの全部を知りたい。全部を受け止めたい。
今思っていることも、過去のどうでもいい話も、なにもかも。

「今、ハル兄ィは誰のコトを想ってるの・・・?」

あたしは、自分でも聞き取れないくらいの声で、そう呟いた。
窓の隙間から入り込んだ風が、静かにカーテンを揺らした。

130 :ゅぅヾ(・д・`●):05/17(水) 23:36:48 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
↑のカキコしたるぅヾ(>わーぅちです☆☆

名前間違えましたぁ…。。。

age☆あぁーくるみぃ…ここで終わりにしてしまうの??

伝えようよっ♪自分のきもち(*´∀`)b
彼氏になってもらうための告白ぢゃなくて〜自分の気持ちを
伝える告白しよーぜっ☆☆

くるみ&柚子さんがんばれっ(∩´∀`)⊃

更新たのしみにしています!!!!


137 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/19(金) 20:32:34 HOST:PPPa255.w14.eacc.dti.ne.jp
☆kiki☆さん
あげありがとうございますw
頑張りまっす☆☆

まこさん
ありがとうございますw
いやぁ〜そういっていただけると嬉しいデス///
更新頑張りますww

歩さん
あげありがとうございますw
えええー;;まだまだまだまだですよ・・・;;;
お互い頑張りましょぉーwまたあげに行きますww

ゅっけ☆さん
あげありがとうございますw
あたしもハル兄ィ大好きですーっっ((ぇ
これからもよろしくお願いしますww


138 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/19(金) 21:02:11 HOST:PPPa255.w14.eacc.dti.ne.jp
「くるみ・・・大丈夫・・・?」

次の日の朝。
席に着いたあたしに、真由が心配そうに尋ねた。

「うんっ。昨日はおいてっちゃってゴメンネ」

あたしは笑顔を作って言った。
心配させるわけにはいかない。ずっと引きずるわけには、いかない。

「そう・・・?それならイイけど・・・。
 あんまり気にしないほうがいいよ・・・?もしかしたら別に・・・」
「別にハル兄ィが好きな人かどうかなんて、わかんないもんね」

あたしが元気に振舞っているのが、真由は意外だったらしい。
少し戸惑ったように微笑んだ。


そうだ。引きずっていても仕方ないんだ。
確かじゃないのに、そんなことで落ち込むなんて・・・バカらしい。

この考えに持ってくるまで、結構時間はかかった。
腫れぼったい目が、その証拠だ。なかなか寝付けなかった。


「あたし、ハル兄ィに確かめてみようと思う・・・。
 好きな人がいるのに、あたしといたら誤解されちゃうでしょ」
「えっくるみ!!?それは違うよっ・・・なんで・・・」
「いいの。それでいいんだってば」

これが、あたしが一晩かけて出した『答え』。

ハル兄ィに好きな人を確かめてみる。
ハル兄ィのためなら・・・兄妹関係がキレイになくなったって、構わない。

あたしはハル兄ィが好きだから。大好きだから。


145 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/21(日) 19:56:14 HOST:PPPa235.w14.eacc.dti.ne.jp
次の日は、土曜日だった。

その日あたしは部屋にこもって、ケータイとにらめっこしていた。
別に、ハル兄ィに電話するのを、ケータイが邪魔しているわけではないけれど。

(ハル兄ィに聞くんだ・・・ハル兄ィが好きな人について・・・)

ケータイを持つ手が、震えてくる。
体の中から、何かもわっとしたものが込み上げてくるみたい。

あたしは大きく深呼吸すると、ハル兄ィの携帯番号を押しかけた。


その時。
突然、ケータイ自体が震えだした。大好きな最新ヒット曲とともに。

【ハル兄ィ】

小さな画面に、はっきりと表示された。
ハル兄ィから電話がかかってきたのだ。こっちが電話する前に。

「ななななんでっ・・・」

あたしは思わず武者震いした。
こほんと1つ咳をして、ボタンを押す。


「・・・もしもしっ」

153 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/23(火) 20:57:40 HOST:PPPa275.w14.eacc.dti.ne.jp
『――もしもし。くるみ?・・・って、あ、くるみしか出ないか』

ハル兄ィの声。あたしの大好きな声。
心臓がドクンと音をたてる。

「ハ・・・ハル兄ィ。今電話しようとしてたの」
『――え、マジッ?すげぇ偶然。運命だねっ」

ニコっと笑うハル兄ィの顔が、頭に浮かぶ。

「運命だね・・・っ。えと・・・なんかあった?」
『――あぁ・・・なんか改めて聞かれると、戸惑うかも』

くくくと、電話の向こうからハル兄ィの笑い声が聞こえてくる。
あたしはその言葉に、少し緊張した。

「えっ・・・なんか大事な話・・・?」
『――大事、だね。うん』

ハル兄ィはこほんと咳をすると、急に真剣な声になった。

『――あのぉ・・・えっと。だからぁ・・・』
「うん・・・?」
『――だから、えと・・・あのな』

ハル兄ィが口ごもれば口ごもるほど、あたしの胸の鼓動は早くなる。
思わずじだんだを踏んだ。

「な・・・なに・・・?」

ハル兄ィを急かしてみる。
そして、次の言葉に唖然とした。


『――オレ・・・今から好きな人ンとこに、告りに行く』

154 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/23(火) 20:59:55 HOST:PPPa275.w14.eacc.dti.ne.jp
あL1さん
ありがとうございますw
えへへwカッコよくしてます((ぇ
これからも頑張ります☆

ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
お待たせしてすいません;;

いくさん
あげありがとうございますw
頑張りますーwwww



155 :ゅぅヾ(・д・`●):05/23(火) 22:05:30 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆
えぇー!!!好きな人って…誰っ??謎ォォォd(゜Д゜*)゛
もしかしてー…くるみだったり))笑☆

でわA更新楽しみにしていますヽ(☆´∀`☆)ノ


156 :季夏:05/23(火) 22:22:25 HOST:softbank219054067038.bbtec.net
ものすごくアゲです☆★お気に入りの小説デス!!

157 :奈央子:05/24(水) 19:03:19 HOST:p120.net220148017.tnc.ne.jp
あげ

158 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/24(水) 20:31:47 HOST:PPPa279.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
あははー楽しみにしていてくださいww
更新頑張ります☆

季夏さん
あげありがとうございますw
くぅぅううそういって頂けると嬉しいデス////
頑張りまっすwww

奈央子さん
あげありがとうございますw
これからも頑張ります☆

159 :U-ヵ:05/24(水) 21:37:10 HOST:61-208-219-238.fgo.jp
ァゲ↑●´Д`●↑ァゲ・.。* MAX ・.。*ァゲ↑●´Д`●↑ァゲ

更新待ってます(*ノ∀`*)



160 :ゅぅヾ(・д・`●):05/24(水) 22:35:10 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆ガンバレFight!!(o^-^)尸~''
まーじ続ききになるd(゜Д゜*)゛
かなりお気に入りの小説だからっ☆☆

更新楽しみにしてぃるよっ!!!

161 :あL1 (LUgt.3e446):05/25(木) 17:44:49 HOST:i60-42-212-57.s02.a023.ap.plala.or.jp
おおおおおおおお?????????????

せェェェエエェェエエエェい!!
待て-い!!笑

気になりすぎるぞ??!!!
やヴぁ-ス!!
更新よろでス♡♥

162 :ぁりさ:05/25(木) 19:20:57 HOST:softbank220055163092.bbtec.net
これゃばい!!
めっちゃドキドキする♥♥
更新待っτますww


163 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/25(木) 20:29:08 HOST:PPPa275.w14.eacc.dti.ne.jp
U−ヵさん
あげありがとうございますw
なかなか更新できなくてすいません;;

ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
嬉しいデスー///更新頑張ります☆

あL1さん
ありがとうございますw
気にしていただけるなんて光栄ですー((笑
更新頑張りますww

ぁりささん
あげありがとうございますw
ドキドキしていただけるなんて嬉しいデス〜///
更新頑張りますww

164 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/25(木) 20:54:58 HOST:PPPa275.w14.eacc.dti.ne.jp
「えっ・・・」

声がかすれた。
頭の中で、何かがぐるぐる回っている。吐き気までした。

『――あ、いや、なんか宣言しといた方が、気合が入るっつうか・・・なっ?』

無頓着なハル兄ィの声。
あたしはやっとの思いで、声を絞りだした。

「・・・そっか・・・頑張ってね」


そのあと、ハル兄ィはあたしにいくつか質問した。
というか、質問されたはずだ。

実のところ、何を聞かれたか、何と答えたか、全く覚えていない。


『――ってコトで・・・じゃあな。また電話すっから』
「・・・うん・・・」

プツン。ツーツー・・・。

電話の切れた音だけが、耳鳴りのように響いていた。

171 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/26(金) 20:46:00 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
あげありがとうございますw
いやぁ〜そんな熱く語っていただけるなんて嬉しいデス((笑
そうですよね。気持ちは伝えないとw
更新頑張りますw

季夏サン
あげありがとうございますw
テスト終わったんで、これから更新しまくりたいと思いますw
これからもよろしくお願いします☆

まこサン
あげありがとうございますw
うふふwお楽しみに☆☆
これからも頑張りますw

172 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/26(金) 20:49:07 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
はららさん
あげありがとうございますw
楽しんでいただけて光栄ですー☆
頑張りますw

ゅか♪さん
ありがとうございますw
切ない・・・ですねぇ・・・;;;
ハル兄ィに悪気はないんですけどねぇ・・・。
これからも頑張りますww

あL1さん
あげありがとうございますw
あははwハル兄ィに伝えときます((笑
これからもよろしくお願いします☆

173 :ゅぅヾ(・д・`●):05/26(金) 22:34:09 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
熱く語りすぎました…スイマソン(*/д\*)
でもー恋愛のコトになると…つい口が出てしまう
もんでして。。。
特にこぅいう切ない系(?)だと。

ぅちもーこんな状況におかれたときがありまして…。。。
スゴク辛くてA。死ぬかと思いました。。。

だからー@人でも多くの人に幸せになってもらいたいのです!!!

またA熱く語ってしまぃました。。。
でわ〜更新楽しみにしてぃますヽ(*´∀`)ノ



174 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/26(金) 22:42:34 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
オレ・・・今から好きな人ンとこに、告りに行く。
オレイマカラスキナヒトントコニコクリニイク。

句読点を入れ間違えただけ?本当は、全く違う意味なのかもしれない。

あたしは何度も目を閉じて、ついさっきハル兄ィが言った言葉を思っていた。
でも、何度思っても、意味が変わることはない。

聞きたくなかった。受け入れたくなかった。


ハル兄ィの好きな人は、あたしじゃない。
他の・・・きっと、こないだの女の子・・・。

「ハル兄ィ・・・あたしは・・・あたしはこんなにスキなのに・・・」

あたしはケータイの電源を切ると、その場に座り込んだ。
声は出なかった。静まり返った部屋で、肩を震わせ泣いていた。

ハル兄ィが、他の誰かと一緒に歩いている。
その情景が、あたしの目に浮かぶようだった。


175 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/26(金) 22:50:16 HOST:PPPa271.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
いやー・・・ゆうさんステキ((ぇ
あたしは恋愛経験少ないんで(!?)・・・リアルなくてすいません;;
こんな読者サマがいて、柚子は幸せですw((笑


176 :ゅぅヾ(・д・`●):05/26(金) 22:59:13 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆

ステキだなんて…照ッ(〃ノ∇ノ)
リアル感ぜんAぁりますよっ!!!!

てかぁーくるみ(○>∀<)尸〃ガンバレ☆
まだ、望みわ汲ゥもしれないよ!!!
あきらめるコトないぜっ♪♪
可能性が@%かもしれなぃケド…その@%
にかけてみよっ??

でわー更新楽しみにしてぃまスヽ(*´∀`)ノ
柚子さんに幸せにあんるよーに
これからもage☆しますねっ!!!!!!!


180 :ゅぅヾ(・д・`●):05/27(土) 19:40:43 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
もっとイィもの!!??
この小説充分イィですよ!!!!ヽ(☆´∀`☆)ノ
これ以上いい小説かけた方がビックリやっ!!!

じーんときちゃぃましたか??
そー言ってもらえると嬉しいですキャッ(/∀\*))★
ここにアゲ☆するかぃかるなぁ〜♪♪
とか思います!!!!

コレカラもage☆続けるんでー頑張ってください(○>∀<)尸〃
更新楽しみにしてます★☆

181 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/27(土) 20:45:32 HOST:PPPa200.w14.eacc.dti.ne.jp
歩さん
あげありがとうございますw
気にしていただけるのってメッチャ嬉しいです〜((笑
お互い頑張りましょう☆

キティ☆さん
あげありがとうございますw
これからも頑張りますww

ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
そんなそんな・・・もっとレベル高い作家様はいくらでもいますよw
もっと頑張りますww経験して((ぇ


182 :あL1 (LUgt.3e446):05/27(土) 21:16:01 HOST:i60-42-212-57.s02.a023.ap.plala.or.jp
もウ-
ハル兄ィooo
はっきりせェェエエェェェいッ!!{HG風o

更新更新ッ〜♪

183 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/27(土) 21:27:52 HOST:PPPa200.w14.eacc.dti.ne.jp
雨が降ってきたようだった。激しい通り雨。

あたしの涙は、雨とは逆に止んできたようだった。
そして代わりに、情けなさがこみ上げてきた。


もっと早く告白すればよかったんだ。
ハル兄ィがあんな事を言い出す前に、あたしが先に・・・。

「結局あたしがダメだっただけじゃん・・・」

声に出して呟くと、さらに情けなさが増してきた。
胸の中に、もやもやしたものが広がってくる。


「・・・くるみっ・・・」

ハル兄ィの声・・・?
・・・気のせいだろう。きっと。

「くるみっ・・・くるみぃっ」

また聞こえた。今度は確かに、ハル兄ィの声だった。
あたしはバッと立ち上がると、窓にかけよった。

そして、次の瞬間目に入ったのは。

「ハル・・・ハル兄ィ・・・」

雨に濡れて、額に張り付いた髪をかき上げ・・・
ハル兄ィが、笑っていた。

196 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/28(日) 22:46:18 HOST:PPPa250.w14.eacc.dti.ne.jp
ミルクさん
こちらもあげありがとうございますw
『WISH』もこちらも頑張っていきます☆
これからもよろしくお願いしますww

祐奈さん
ありがとうございますw
気にして頂いてるのに更新できなくてごめんなさいー;;
これからも頑張りますww

あL1さん
ありがとうございますw
ハル兄ィ出しちゃいましたー作者が寂しくなってきたんで((ぇ
更新できなくてすいません;;

夏帆さん
超熱烈なあげ(!!?)ありがとうございますw
そこまで言っていただけると、柚子もつられてバカ全開に・・・((マテマテ
うざいなんてとんでもありませんっ;;とっても嬉しいですww
これからも頑張ります☆

197 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/28(日) 22:49:57 HOST:PPPa250.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
実話入り・・・とは言っても、99%妄想の世界ですね((笑
実はハル兄ィにはモデルが・・・きゃはは((何
今日はお母様がブチ切れそうなので(!!?)更新明日にしたいと思います;;
お待たせして申し訳ありません;;;

198 :季夏:05/28(日) 23:47:42 HOST:softbank219054067038.bbtec.net
明日の更新楽しみにしてます!!帰ったらスグ見ますね^^
頑張ってください!!

199 :ツー¢:05/29(月) 18:49:44 HOST:ser350249005093744
一気に読んじゃった奠奠これすっっごLlマ
まぁぢハマったョ☆★☆★続きヵゞハヨ見たLlゎFコレカラも頑張っτΝΕ漱
柚子¢才能囿りваi

200 :あL1 (LUgt.3e446):05/29(月) 19:45:14 HOST:i60-42-193-168.s02.a023.ap.plala.or.jp
頑張って-ね☆+゜
ウチは-今日テスト0I日目終わったよ☆+゜
明日で終了(*-∀-)
早く終らんかな-♡笑
あげx0Z!!

201 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/29(月) 20:29:53 HOST:PPPa260.w14.eacc.dti.ne.jp
季夏さん
お待たせしてすみません;;
更新頑張ります☆

ツー¢さん
ありがとうございますw
嬉しいデスー///才能なんて・・・そんなモノないですけどね;;
頑張りますwww

あL1さん
あげありがとうございますw
テスト頑張ってくださいーwww
これ読んで息抜きに・・・ならないかもだけど;;((ぇ
頑張ります☆

202 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/29(月) 20:49:16 HOST:PPPa260.w14.eacc.dti.ne.jp
あたしは、今までにないくらいのスピードで下に降りていった。
傘も持たずに、ハル兄ィのところへ飛び込む。

「ハル・・・ハル兄ィ・・・どうして・・・」
「くるみ、ケータイの電源切っただろっ。傘も持ってねぇし、呼んでも出てこねぇし・・・」

ハル兄ィが、濡れて色が変わったパーカーを体に巻きつけた。

「だっ・・・ごめん・・・あたし・・・」
「いや、謝んなくていいから」

あたしの目線にあわせて、ハル兄ィが腰をおとした。
額に張り付く前髪の向こうに、キレイな瞳がのぞいている。

「あっ・・・あの・・・告白って・・・もうしたの・・・?」
「え。いや?まだだけど」

ハル兄ィが、きょとんとして言った。


・・・と、すると。


あたしの脳裏を、いろんな妄想が駆け巡る。
顔が熱くなってきた。

「・・・でさ。先に言っとく」

急にハル兄ィが、真っ直ぐにあたしを見つめた。
その瞳から、目が離せなくなった。

「あのー・・・オレらの『兄妹』って関係、やめにしよ?」
「・・・えっ・・・」
「だからぁ・・・つまりね・・・」

ハル兄ィが、何か言おうと息を吸い込んだ・・・瞬間。

「あらぁー晴貴サン〜ッ。濡れちゃってるじゃないのっ。
 なんで家に入れないのよくるみっ」

この声は・・・。
あたしは、おそるおそる振り返った。

「えー・・・」
「お母さん・・・」
「えっ何よ。何?ってか早くあがって晴貴サンッ」

こんなイイトコロに・・・なんでお母さん・・・。

207 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/30(火) 18:41:23 HOST:PPPa239.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
いやー2日ぶりなんですよ;;
でもそれだけ楽しみにしてくださっているなんて嬉しいデスw

U-ヵさん
ありがとうございますw
更新どんどん頑張りまっす((笑

季夏さん
ありがとうございますw
なるべく早めに更新できるように頑張りますww

夏帆さん
ありがとうございますw
あははwくるみママは微妙に天然ですよね((ぇ
しかもおいしいトコロを持ってくという・・・ww
更新頑張りますww

208 :ゅぅヾ(・д・`●):05/30(火) 18:53:51 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
ぶっちゃけーぃつも楽しみに
させてもらってます☆☆

つーかAハル兄ィとくるみ付き合うん
ぢゃねぇ??
って感じですよね↑↑ヽ(*´∀`)ノ
まじ楽しみだわぁぁ〜〜♪♪

お母さん…ぁんたタイミング良すぎだわっ!!!
モーチョイーくるみ&ハル兄ぃの事
考えてやってください☆☆笑
でもA−お母さんもハル兄ぃを
したってくれてて良かった♪♪

でわーA更新楽しみにしてますぞぃ!!!

209 :あL1 (LUgt.3e446):05/30(火) 18:56:32 HOST:i60-42-193-168.s02.a023.ap.plala.or.jp
テスト終りました-☆+゜
ハル兄ィパワーで乗り切りまs{強制終了o

ママンoooタイミングよすぎでわ??

ハル兄---!!
頑張れィ☆+゜

210 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/30(火) 20:23:58 HOST:PPPa239.w14.eacc.dti.ne.jp
ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
うふふwまぁ楽しみにしててくださいーww
くるみママもいいキャラにしようと頑張ってますんで((ぇ
更新頑張りますww

あL1さん
ありがとうございますw
テスト終わりましたかーwお疲れ様でした☆
ハル兄ィ応援してください((違ゥ

211 :柚子 (zwIiEhGwKo):05/30(火) 20:54:39 HOST:PPPa239.w14.eacc.dti.ne.jp
「晴貴サン、このタオル使ってね。代えの服持ってきましょうか」
「あ、いえ、お構いなく・・・ありがとうございます」

ハル兄ィが『お構いなく』なんて言うなんて・・・なんだか変なカンジ。

「ってかお母さんっ・・・ちょ、ちょっと向こう行っててよ。
 お母さんいたら、ゆっくりできないでしょっ」
「え、そぉー?・・・まぁ兄妹ってコトだし、いっか」

あたしに背中を押されて、しぶしぶ部屋を出て行くお母さん。

「・・・はぁー・・・」
「まぁまぁ・・・くるみママだって、悪気があるわけじゃねぇんだし」
「そうだけどぉ・・・ってか・・・」

さっき、何言おうとしてた・・・?

口に出すのはためらわれたので、あたしは上目遣いでハル兄ィを見た。
ハル兄ィは少し困ったような顔をしている。

「ええと・・・さっきの話の続きなんだけど・・・」
「・・・うん・・・」
「・・・あ」

ガチャッ。

「晴貴サン、飲み物いるっ?」
「・・・あー・・・いい、です。ありがとうございます」
「そぉ?うんっ」

お母さん、またかよっ!!!
あたしはお母さんが出て行ったドアに向かって、思いっきり顔をしかめた。

「・・・この部屋カメラついてんの・・・?盗聴器とか・・・。
 せっかくオレがこく・・・っ」

言いかけて、慌てて口をふさぐハル兄ィ。

「・・・えっ・・・」
「あ、いや、だからさ・・・こくっ・・・こ・・・」

落ち着くためか、ハル兄ィが自分の頭をぽかぽか殴った。

「ハル兄ィ・・・大丈夫?」
「・・・ダイジョウブ・・・」

気のせいか、ハル兄ィが赤くなっている。
あたしは、そのハル兄ィの顔をまじまじと見つめた。


次の瞬間。


あたしは、大きくてあったかい毛布にくるまれたような感覚に陥った。
でも、それは毛布なんかじゃない。

耳元で聞こえるのは・・・ハル兄ィの鼓動・・・。

「くるみっ・・・オレ、くるみのアニキじゃなくって・・・



 彼氏ニシテクダサイッ」

212 :ゅぅヾ(・д・`●):05/30(火) 21:54:37 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆
キャ━━━(*´∀`*)━━━ !!!!!
ハル兄ぃーカッコよすぎるわぁぁ〜☆☆
ずるいぞっ!!!これでー好きにんらん相手わ
相当いないやろ〜!!???
せこいよっ☆☆笑

つーか…くるみママわなんなんだ??
どんだけーA人にしたくないんだよ!!!
みたいなぁ〜〜♪♪

でわー更新楽しみにしてぃます!!!!

223 :柚子 (zwIiEhGwKo):06/01(木) 21:00:28 HOST:PPPa236.w14.eacc.dti.ne.jp
「・・・それで、晴貴先輩と付き合うコトになったと?」
「うんっ」

真由に幸せの報告をしながら、あたしはずっとニヤニヤしていた。
そんなあたしを見て、真由が半ば呆れたように笑う。

「じゃあ晴貴先輩の好きな人って、くるみだったんだ」
「そういうコトだねぇっ」

「それなら悩むコトもなかったんやん」
「うんっ!!バカだねっ」

もう、何もかも幸せ。
今もしも誰かにヒドイ悪口を言われたとしても、全然平気。

「・・・あ。でもさぁ、あの雨の日に一緒にいた女の人は・・・?」

真由が思い出したように、あたしを見た。
あたしは満面の笑みで返す。

「あ、あの人ねぇ〜。実はハルのお兄ちゃんの彼女なんだって」
「えええっ!!!」
「ビックリでしょぉ。なんか、誕生日プレゼントの相談にのってたんだって」

このことについては、あたしも本当に驚いた。
まさか・・・ハルのお兄ちゃんの彼女って!!


「ってかくるみ・・・今ハルって言った・・・?」
「あ、うんっ。もう兄ィじゃないからさっ」

これは2人で考えた呼び方だ。
まだ時々“ハル兄ィ”って言っちゃうけど、ただいま矯正中。


その時、後ろから声がした。

むちゃくちゃイケメンの、ステキなお兄様。
あたしのだぁーいすきな、カレシの声。

224 :夏帆:06/01(木) 21:52:15 HOST:i125-202-140-109.s10.a024.ap.plala.or.jp
終わっちゃいましたねぇ・・・。何かしみじみです。
柚子さんお疲れ様でした!!素敵な時間をありがとうございました。
くるみとハル兄が両思いになれて私も嬉しいです(´∀`*)
柚子さんの小説本当好きです!!じじじ次回作とかも(蹴 楽しみにしちゃっていいですか?

225 :ゅぅヾ(・д・`●):06/01(木) 22:22:23 HOST:softbank221025227147.bbtec.net
age☆☆
いいですね↑↑ヽ(*´∀`)ノ
青春って感じ照ッ(〃ノ∇ノ)
ぁたしもー幸せにィなりたぃっ!!!!
まぢ切実…。。。

てかーAよくこんないぃ☆小説
かけますねっ!!!うらやまぁ〜ヾ(>∀<*ヾ))
この小説ぁたぃのお気に入りの@つでぇ↑ス♪
なにげーブッチャケたぁぁ〜☆☆


226 :あLl (LUgt.3e446):06/01(木) 22:52:36 HOST:i218-47-233-142.s02.a023.ap.plala.or.jp
ウチちゃっかりZ00GETしてまスね><
なンかごめンなさい><
この小説めち好きでス♡♥
ウチの恋が先パィ後輩なンで♥♡笑
だカら大好きなンでス(ノε゜●)
また書いてください☆+゜

227 :柚子 (zwIiEhGwKo):06/02(金) 20:07:04 HOST:PPPa231.w14.eacc.dti.ne.jp
夏帆さん
えっあっえっ!!?次が最終回ですよww((笑
まだあと1つ更新しますので☆
とっておきのエンディングをご用意いたしましたww
次回作ももちろん書きますので、よかったらそちらの方もお願いしますw

ゅぅヾ(・д・`●)さん
ありがとうございますw
青春いいですねーあたしも青春しないと((ぇ
もっとイイ作品が書けるように頑張っていきますw
ラストまでどうぞよろしくお願いしますw

あL1さん
あらホントw200GETおめでとうございます((笑
なるほどwあたしも先輩に恋してますよ((キイテナイ
また書きますねーwww
ラストまでどうぞお付き合い願いますww

228 :柚子 (zwIiEhGwKo):06/02(金) 20:56:53 HOST:PPPa231.w14.eacc.dti.ne.jp
えーっと・・・今から最終回を更新したいと思いますw
まぁ番外編みたいなもんなんですけど;;
ハル兄ィとくるみの幸せぶりを見てやってください((笑


229 :柚子 (zwIiEhGwKo):06/02(金) 21:25:35 HOST:PPPa231.w14.eacc.dti.ne.jp
「あ、コレどうよ?この黄色いヤツ。
 なんか・・・美女と野獣のコスプレっぽいか」
「カワイイッ・・・けど、やっぱ違うんだよなぁ」

ずらりと並んでいるドレスの前で、あたしとハルは悩んでいた。
ドレスって、どれもみんなステキ。

でも・・・
あたしが求めているのは、シンプルな白いドレスなのだ。

7・8年前、夢で見たあのドレス。


「あの、コレなんていかがでしょう」

その時、式場側の人が、奥から1着のドレスを持ってきた。
真っ白で、シンプルで、でもキラキラしていて・・・
まさにイメージ通りだった。

「コレですコレッ!!こんなドレスがいいっ」
「うわっすっげキレイ」

あたしたちは、顔を見合わせて喜んだ。



ドレス選びの帰り道。
突然ハルが、思い出したかのように聞いた。

「なぁ、なんでそんなに白いドレスにこだわってたん・・・?
 やっぱ結婚式=白いドレスなわけ・・・?」
「あ、そっか。ハルは知らないんだ」

あたしは、不思議そうな顔をしているハルを見て、思わず笑った。

「なんだよぉっ。あ、遺言?」
「遺言って・・・それに近いかもだけど・・・」
「えっ近いの!!?今冗談で言ったのに」

ハルは不意を付かれたような顔で、あたしはそれでますますおかしくなった。

「なんだよぉ〜気になるだろっ」
「あははっ・・・もういいでしょっ・・・くくく・・・」
「よくないっ!!気になるっ。教えろぉ〜っ」

ハルが少し乱暴に、あたしの肩に手をまわす。
まだ笑いが止まらないあたしは、両手でハルの腕を掴んだ。


「・・・ハルッ・・・」
「ん?」


「・・・大好きだよっ」


〈END〉

230 :柚子 (zwIiEhGwKo):06/02(金) 21:31:09 HOST:PPPa231.w14.eacc.dti.ne.jp
完結しましたぁーキャアー(*^^)/。 ・:*:・

結局ハル兄ィとくるみは、結婚しちゃったわけですw
あたしもこんなカレシが欲しい・・・((笑

皆様のおかげでここまで来るコトができましたw
本当に本当にありがとうございました☆☆

暇人・柚子は(!!?)次回作ももちろん書きますw
タイトルとか決定したら、ここのスレでお知らせしますので
よかったらそちらもよろしくお願いしますww

柚子でしたw


inserted by FC2 system