■掲示板に戻る■
(・∀・)占いが奇跡を起こす(・∀・)
- 1 :かあ:03/04(日) 20:12:14 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
―目次―
1.【ラッキーアイテム】
2.【○○へ行けば…】
3.【ラッキーデイ】
著:かあ
- 2 :かあ:03/04(日) 20:23:08 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
1.【ラッキーアイテム】
「あーこれこれ!今日発売だったね」
私と明美が手にしたのは一冊の雑誌。
丁度私達の年代に人気のある雑誌。
「今月、ためになる内容ばっかだよねぇ」
「確かにっ!新学期って何かと忙しいし☆」
「キレイになるためにねーっ!」
キレイになりたかったら、雑誌を読んで研究する。
最新のオシャレを知りたかったら雑誌でチェックする。
私達は自分に雑誌がつき物になっていた。
夜、家に帰って部屋で買った雑誌を熟読する。
「あ〜あ。読み終わったー!
…あ、そうだっ。占いの部分読むの忘れてた」
占いなんて嘘ばっかし。
別に興味なんてない。
けど、一応雑誌の1ページなのだから、読む。
「どれどれ…おうし座は…お?
黄色いモノを身に付けるとラッキーな事が…??」
【黄色いもの】
なんだそれ。
黄色いもの身に付けると何が起こるんだよ。
あーあ。
そんなの嘘、嘘。
今日は…寝よう。
- 3 :ちぇり:03/04(日) 22:47:11 HOST:adsl-saga-142.fk.enjoy.ne.jp
- 期待あげ★
- 4 :郁:03/05(月) 13:04:01 HOST:p4230-adsau12honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- 私も期待あげッ 笑
頑張ってくださいσ(´∀`●)
私は占い信じちゃう派です(´゜ω゜):;*.'
- 5 :かあ:03/05(月) 17:02:45 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
- ●ちぇりさン(・∀・)
期待あげありがとうございます!
●郁さン(・∀・)
期待あげありがとうございます!頑張ります★☆ 信じる派ですカ!ぶっちゃけ私も信じちゃいます♪
- 6 :かあ:03/05(月) 17:18:41 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
…あ!そうそう。
言い忘れてたけど、私の名前は岡本友里。
占いなんて信じない、元気が取り柄の16歳。
次の日…
「友美おは―」
前方に親友の友美の姿を発見。
だけど・・・
よく見ると、友美の隣には一人の男―
「…なんで?」
制服が同じだから、おそらく学校は一緒だろう。
誰だろう…?
「友美ー、おはよ!」
「あ、友里。おはよう〜!」
今日の友美はなんだか違う。
テンションが高くて
机の上にはいつもお菓子なのに
今日はミラーとくし。
そして、いつもストレートな髪が
今日は先端だけ巻いてある。
これはもしや…
「友美、もしかして―」
「はいっ!彼氏できました☆」
…やっぱり。
親友なんだから、言ってくれたっていいのに。
「いつから」
私は友美の前の席に着きながら少し冷たい口調で言った。
「昨日!」
そんな態度にも気付かずに友美はニヤついている。
「はぁ…親友何だから、言えよ」
「わははー☆ごめんごめん!
メールしようと思ったんだけど、時間が遅くてさ…」
そうゆう事なら…
「けど、好きな人なんて作るイメージない友美が、何で?」
- 7 :ちぇり:03/05(月) 23:30:46 HOST:adsl-saga-166.fk.enjoy.ne.jp
- あげーい!(・∀・)
めちゃくちゃ先気になります(>∀<●)
- 8 :郁:03/06(火) 09:53:21 HOST:p6075-adsan11honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- 信じちゃう派ですか!笑
仲間ですねッ (ぇ
面白いです(●′3`) 頑張ってください♪
あげ↑
- 9 :かあ:03/06(火) 15:37:38 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
- ●ちぇりさン(・∀・)
あげありがとうございます★! これカらも気になる内容になるよう頑張ります!
●郁さン(・∀・)
あげありがとうございます★! 仲間02〜(-∀-)*。笑 頑張ります!
- 10 :かあ:03/06(火) 15:48:26 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
…友美はずっと昔から好きな人も作らずにいた。
「まあ…告白されてねっ」
「好きでも無い人と付き合ったの?」
「…これから、じゃない?」
友美、そんな人だったっけ…?
私は、好きでもない人を愛しい人なんて思う事自体
あ り え な い 。
「友美、アンタ最低だよ」
いやっ…違う…。
少しはそう思ったけど
今は友美に彼氏が出来たことに嬉しく思わなきゃ…
「え?…友里?」
「好きでも無い人と付き合って何が良いのよ!」
違う…本当はそんな事、思って無いのに。
逆の言葉が次々と出てきてしまう。
「ゆ、り…何で怒って…?
―…友里、ご、ごめんねっ…」
「ちょっ、友美!」
友美はその場から去ってしまった。
…私の方が最低じゃない。
何で、思ってもいない事が口に出たんだろう。
最悪。
最低。
ポケットから飴を取り出した。
…レモン味…黄色…
「…なんだよ。
黄色い物持ってても良い事なんて起きないじゃん。
むしろ…むしろ悪い事ばっか…うぅ…」
だから、占いなんて信じないって言ったじゃん…。
- 11 :郁:03/07(水) 10:07:47 HOST:p7002-adsah09honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- おぉぉ(((・Д・;)
いい展開ですね〜(ぇ
もしかして・・・友美の彼氏が最低な人だったとか!?笑 で、別れて正解!占いバンザイ!!みたいな 笑
スイマセン、妄想が過ぎました(´゜ω゜):;*.'ぶ
頑張ってください♪あげッ
- 12 :かあ:03/07(水) 18:11:49 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
●郁さン(・∀・)
占いバンザーイ!!ですかあ-★! ま!最後まで読んでからのお楽しみですッ(・∀゜)+。 あげありがとうございます!!
- 13 :かあ:03/07(水) 18:38:46 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
―その日以来、私と友美の仲に深い溝が入った。
「とも―」
「あ、圭くんっ…」
私が友美を呼ぶと、
彼氏の菅田圭の元へと走ってしまう。
そんな毎日が何日も続いた。
―けど、そんな関係の中、私の人生は大きく変わる。
いつもと変わらぬ午前。
英語の授業中で、クラスは意外と静かで
窓から見える校庭では、生徒が体育をやっていた。
「…あ、…なあっ!」
突然呼ばれて、驚きが隠しきれなかった。
「…っ!?な、なななな何よ」
「そんな驚かなくても良いじゃん。」
隣の席の、酒井雅斗がはじめて私を呼んだ。
「ごめんごめん、で?何?」
「あのさぁ、これ、どこにあるか知ってる?」
見せてきたのはある情報誌のグルメ欄。
そこで指差すのは見覚えのあるカフェだった。
「あー、知ってるよ。行った事ある」
一度、友美と行った事のある店だったから…
「マジで!?じゃあさ、道教えてくれない?」
「道教えるとか、地図見なよ、書いてあるじゃん」
「無理無理!俺、地図とかそうゆうの超嫌いッ!」
仕方ない…のかな。
まあ、いいか。どうせ暇なんだし。
「いいよ、今日の放課後?」
「放課後はお前、いつも山田と帰るだろ?」
山田って…友美の事。
「うちら、ケンカしちゃったから…」
一瞬酒井の顔が引きつった。
「…ご、ごめん…。俺何も知らなくて―」
…酒井。
見た目はかなり雰囲気悪くてチャラそうで
怖いのに。
酒井は見た目と同じで中身も悪い人ではないのかもね。
- 14 :かあ:03/07(水) 18:55:38 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
「俺、放課後でも良いけど今、金あんま持ってないから…」
「じゃあ、土曜日にしようか?」
私の口が、勝手に動く。
「土曜・・・ね。うん!オッケー☆
あのカフェ超行きたかったんだよねー!ひゃっほう!」
…酒井に、カフェ…
「ぶふっ」
思いっきり聞こえてしまった…。
「な、なんだよっ!笑うなってー…」
頬を赤らめて恥かしそうに笑う酒井が、
なんだか可愛かった。
―土曜日―
10時に駅にある時計台の前で待ち合わせをした。
いつもは女の子と遊ぶけど、今日は一応デートって事だよね?
だから、自然と気合が入る。
白のワンピースを着て、中には黄色のキャミソール。
上に黒いカーディガンを羽織り、
勢い良く家のドアを開けた。
「…まだ、来てないや」
現在の時刻は9時40分。
意外と早く着いてしまった…
20分くらい、大丈夫だ。待とう。
携帯をいじったり、鏡で髪形をチェックしたりしていると、
時計は10時を廻っていた。
「岡本ーっ!」
「あ、来たぁ」
凄いオシャレな感じの服を着て、酒井が到着した。
私が隣であるいてもおかしくないかな…?
「遅くなってごめんなっ」
「大丈夫、今さっき来たところだったから」
なーんて、20分も前から来てたけどね。
こうゆうセリフ、少し憧れてたんだぁ〜。
「じゃあ、行こうかっ!」
「え、もうっ!?」
思わず出てしまった言葉。
「あ、何?他の所で行きたい所でもあるの?」
「…いや、そうゆう訳じゃないんだけど…
10時は早いかなって…あははは」
今になって恥かしさがこみ上げてくる。
「うーん…じゃ、あそこのゲーセン行こうぜ!」
時間も忘れて私達はプリクラを撮ったり、
ゲームをしたりして遊んだ。
この時間がずっと続くといいのに…
そう、思うようになった。
「はぁー!疲れたぁ」
「俺、4戦中全勝〜♪」
「悔しい〜!…けど、楽しかったからいいやぁ!」
「…ああ!ヤベッ!岡本、時間っ」
時計を見て焦る酒井。
時間は午後の1時を廻っていた。
「じゃあ、行こうか。お腹も空いてるでしょ。」
そう言って私達はカフェへ向かった。
- 15 :澪:03/08(木) 07:02:35 HOST:07022420633977_ee.ezweb.ne.jp
- めちゃ楽しいです゚+.(・∀・)゚+.
ぁげw
- 16 :かあ:03/08(木) 17:36:47 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
- ●澪さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 これカらも楽しい小説目指して頑張りますよお★!
- 17 :かあ:03/08(木) 19:22:18 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
「あ、あそこじゃね?」
数分歩いた所に情報誌で見たような店が見えた。
「あ、そうそう!」
――チャランチャラン...
『いらっしゃいませーっ』
店内はオルゴールの曲がきれいに流れていて、和む。
「お客さん結構いるんだねーっ」
私がそう言ってるのも聞かずに、酒井は辺りをキョロキョロ見渡す。
「どうかしたの?」
私がそう聞くと
「あ、いや…。き、綺麗だなぁ〜と思って。」
嬉しそうな笑顔。
道、教えてあげて良かったな。
「酒井、そんなに食べて平気なの?」
ケーキやパフェ、フロートなど…
酒井の前には甘いものがたくさん置いてある。
「大丈夫ー!俺、甘いものだぁい好きっ!」
…ほっぺに生クリームついてますって。
静かで時間がゆっくり進んでいるような…
そんな空気が私を幸せにした。
――チャランチャラン...
『いらっしゃいませーっ』
ドアの開く音。
不意にドアの方に目をやると、そこには―
「…友美」
私の視界内には友美と菅田圭が立っていた。
「…山田じゃん」
向かいに座っていた酒井が小声で呟いた。
「…け、圭君、別の場所に行こう?」
動揺しているのか、しどろもどろで口を動かす友美。
「え。けど…友美ここ行きたいって―」
「いいの!行こう!」
――チャランチャラン...
菅田圭の手を引っ張って外へと出て行ってしまった。
- 18 :ゆず$!:03/08(木) 21:55:35 HOST:p24165-adsao01kyotmi-acca.kyoto.ocn.ne.jp
- あげ〜♪
- 19 :郁:03/09(金) 11:24:16 HOST:p15120-adsah09honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- 更新されてるぅ〜♪
はぃ!最後まで読ませていただきますσ(´∀`●)ぶ
でゎでゎ頑張ってくださいッ あげ〜★
- 20 :かあ:03/09(金) 16:37:04 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
- ●ゆず$!さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。
●郁さン(・∀・) いつも02あげありがとうございます!*。 頑張りますよお〜☆★
- 21 :かあ:03/09(金) 16:48:24 HOST:ZC165015.ppp.dion.ne.jp
「…行っちゃったね。」
酒井が顔をテーブルに向けて呟く。
「…はぁ」
自然に出る溜息。
もう、友美とは一生こんな関係で終わってしまうのかな―
「ねぇねぇ、俺、詳しく聞こうとは思わないけどさ。
岡本と山田の仲ってそんな軟いモンだったの?
…違うでしょ?
俺、思うんだけど、このままお互い離れていくなんて
後悔が残るだけだと思うんだよね。
だからさ、ちゃんと話し合ったら?」
―――…なんでアンタなんかに言われなきゃいけないの。
…けど
すごく説得力あって
今なら―今なら友美と仲直りできるような気がしたんだ。
「…酒井、ありがとっ!
私、不安だけど…今から友美に電話してみる…」
携帯をもつ手が震えていた。
「…大丈夫。俺が一緒にいてやるからさ」
―その言葉が、何よりも欲しかったのかも…
私は携帯のダイヤルを押した。
プルルルルル…
―カチャッ...
『……』
相手は無言で電話に出た。
「…あ、友美…?
今日さ―あのっ…話せない?」
『……』
また無言。応答が無い。
…私、ダメなのかな。
目をギュッと瞑って待った。
『―――ったら?』
電話の向こうで男の人の声がした。
…きっと菅田圭だろう。
聞き取りにくかったけど、菅田圭は
≪行ってきたら?≫
って言ってたんだと思う。
『…いいよ』
やっと、返答があった。
「ホ、ホントッ!?
…じゃあ、夜6時に駅で―」
『…うん』
ガチャッ
電話はすぐに切られてしまった。
けど、約束を取り付けたっ!
「いいって…」
私は目の前にいる酒井に笑顔で言った。
「!…良かったなー!」
嬉しそうにハイタッチをする私達。
…酒井、ホントにありがとう。
- 22 :ゆず:03/09(金) 18:08:45 HOST:p24165-adsao01kyotmi-acca.kyoto.ocn.ne.jp
- あげ!
酒井くん,何かすッごイかッこイ-ね♪ワラ
- 23 :麻美☆:03/09(金) 18:56:43 HOST:softbank219204127212.bbtec.net
- あげです♪小説読みました!!
酒井くんサイコォ↑↑♪ うちも頑張ります♪(笑) 小説みてくれてありがとうございました!!
- 24 :曰:03/12(月) 19:09:48 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- 見つけちゃいましたよぉ〜!!
かあサンぁげぁりがとうございましたぁ!! あげでぇす♪おたがいがんばりましょうね^^
- 25 :郁:03/13(火) 09:57:26 HOST:p18159-adsan11honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- 参上ッ(´・ω・`)ノ
酒井くンいいねぇぇ↑笑
友美の反応は微妙ですね(ぇ 続き、超気になりますッ(・∀・) あげあげぇ〜♪
- 26 :かあ:03/13(火) 13:47:44 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
- ●ゆずさン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 酒井君は、私の理想の男の子でもあるンですッ★
●麻美☆さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 お互い頑張りましょうね♫
●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 見つかっちゃいました!笑 また小説読みに行きます♪
●郁さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 友美は何か個人的うざキャラですね!笑
- 27 :かあ:03/13(火) 14:01:02 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「…よしっ、じゃあ、頑張れよ」
酒井は私の顔を見るなり、ニカッと笑った。
人の気も知らないくせに。
こっちは不安で手と足が震えてるってゆうのに…
「お前なら、強いから大丈夫。
逆に強気で行ったほうが効果的かも♪」
私の頭を撫でながらハハッと笑っていた。
「…あ、ありがとう…」
「―――…」
酒井は、私の目をじっと見つめたまま動こうとしない。
「…?酒井、何か応答してよ」
「っえ?…あぁ。ごめん。岡本もありがとう言えるんだな」
「ひっどーっ!」
「はははっ…じゃあ、俺行くわ」
「ん」
酒井の背中を見えなくなるまで眺めていた―――。
緊張するし、めちゃくちゃ不安だけど
今日言ったら明日は変われるかも知れない。
気持ちが少しは楽になれるかも知れない。
今日言わなかったら明日もこんな関係で…
後悔の毎日なんて、もう終わりたい―
「友里」
背後から友美の声がした。
「友美…来てくれたん
「友里だって、今日好きでも無い男と一緒にいたよね」
私の言葉を遮って、強気の女を演じているのか、友美は私を睨む。
「…いたよ。酒井に頼まれたの。
あのカフェに一度行きたいから道案内してって」
ありのままを伝えた。そこに嘘はひとつもないから―
「ふぅん。」
何だ違うのかよ、そんな目で私を睨む友美。
今、強気でいる友美は普段の友美じゃない。
そんな悪人のような目で私を見るのは友美じゃない。
演じないでよ。ちゃんと話したい。
- 28 :郁:03/14(水) 10:10:20 HOST:p10200-adsah09honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp
- うざキャラですか!!笑
ちょっとツボッちゃいました(^ω^)ぷ
友里はなンかいい感じのコですねm 私だったら「あーそうだよ!!いたよ!!」っつって 帰ってきちゃうかもッ (ぇ
あげぇ♡
- 29 :かあ:03/16(金) 20:00:50 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
- ●郁さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 友里はきっと可愛い子だろうなぁ〜☆ と、私も時々妄想します♪ぷ 郁さンは強い子ですね-(゜∀。)笑
- 30 :かあ:03/16(金) 20:23:57 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
友美―…
仲直り、しようよ?
「友美…っ」
「友里」
ほぼ同時に言葉を発して少しためらっていると、友美が話しだした。
「…ごめん。
私やっぱり、今までみたいにっ…」
さっきとは別人のような瞳。
ほら…これが本当の友美じゃん。
「友美、私だって、仲直りしたいっ!
“ごめん”はナシだよっ」
「友里…」
友美の目には涙が浮かんでいた。
―二人は綺麗な綺麗な涙を流した。
「仲直りしたよっ」
月曜日、学校に着くと私は真っ先に酒井に報告した。
「ふぅん」
眠たそうに眉間にしわを寄せる。
「…な、何か他に無いの?」
期待はずれの答えで少し戸惑う。
おめでとう とか、 よかったな とか。
ないのかなぁ…。
「ってか、超眠い。
ねーむーいー。」
7時40分。
かなりの時間はある。
というか…
なぜ、こんな早い時間に酒井が登校しているのだろう。
まぁ、今日は8時15分から臨時集会とか何とか…
すー すー …
「…んぁ?」
隣で静かな寝息が聞こえた。
酒井、寝るの早いって…。
いいや、このまま寝かしておこう。
――8時15分。
教室は誰一人と登校して来なくて
窓から入る隙間風の音が微かに聞こえて…
酒井は隣で気持ち良さそうに寝ている。
…なんで皆来ないの?
私はとりあえず、友美に電話してみた。
プルルルル・・・
『…ふぁい』
寝起きだな。
「あっ、友里だけど…おはよう」
『ぅーん…』
「今起きたの?今日、学校遅刻していくの?」
ハハッと鼻で笑った。
『ぇ〜?…何言ってるのよ。
今日は祝日だよー??』
【今日は祝日】
はぁぁぁ???
「ええーっ!!!!!」
『まさか…学校来ちゃったとか?』
動揺を隠しきれなかった。
「う、うん…。臨時集会あるとか、先生言ってなかった?」
『…ぁあ。それは来週!
もう。友里ホントにバカねぇ。
とにかく今日は学校休み。先生達も多分来ないよ。
門、よく開いてたねぇ!』
確かに…。
何でだろう??
あぁ。酒井が開けたんだ。
『んじゃあ、またねぇ〜…ふぁぁあ』
1つあくびを最後に電話の向こうはツー…ツーと機械音に変わった。
「…マジかよ…。ホント馬鹿だわ」
- 31 :かあ:03/16(金) 20:52:15 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
酒井の事、どうしよう。
帰りたいけど…酒井一人置いていくのも、かわいそう。
「酒井ー…」
…
応答は無い。
…
起きるまで一緒にいてやろう。
「んがぁぁああっ!」
読んでいた本を床に落としてしまった。
隣では、酒井が大きく背伸びをしていた。
「…とうとう起きたね」
少々怒り交じりな私の声。
酒井は鞄からペットボトルを取り出してゴクゴク飲んでいる。
「岡本、今日何で皆来てないの?ドッキリ?」
「祝日だよ、しゅ・く・じ・つ!私帰って良い?」
あ〜。早く帰りたい。
「学校貸し切りって事?」
突然、目を輝かせて問う。
「うん。先生も来ないとよ」
「じゃあさ!一日中、学校で遊ぼうよっ!ね? はいっ、決まりーっ♪」
嬉しそうに一人ではしゃぐ酒井。
コイツって本当に自分勝手。
けど…今日1日だけなら。
楽しいかもしれないじゃない?
「いいよっ!」
こんな事、一生に一度しかないかもしれないけど
それでも、楽しめるなら良いから。
結局、私達は時間なんか忘れて
二人で学校中を旅して遊んだ。
「楽しかったねぇ〜!」
二人して満面の笑顔だった。
「校長室っ!
先生自分の写真ばっか壁に貼ってっ!ぷはは〜!!」
「あれは無いよねぇっ」
遊んだ後が一番楽しい時でもある。
でも、帰るのが嫌だなぁ。もっと、もーっと遊びたい。
ずっと…酒井と遊んでいたい。
「…帰ろっか」
「…うん」
オレンジ色の夕日が私達の影を大きく校庭に描いていた。
- 32 :かあ:03/17(土) 17:05:44 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「家どこ?」
「あ、右」
ふたつの分かれ道がある曲がり角で立ち止まる。
「俺もこっちだけど…危ないから送る」
そう言って、ツカツカ私の前を歩く。
―――…
帰り道から急に男らしくなっちゃって。
調子狂うんだけど…っ。
酒井って。酒井って。
背が高くて、顔整ってて。
手のひらも凄く大きくて、足も大きくて。
…そりゃあ男の子だからってわかってるけど。
酒井ってモテないのかなぁ。
「あのーっ…何か?」
「へっ!?」
隣で不思議そうに眉をしかめる。
あ、私、ずっと見つめちゃってたんだっ。
「ご、ごめん…
酒井って、モテないのかなぁ…?って」
「ぶはっ。俺、モテないんじゃね!?
そんな事考えてたのかよっ」
パシッ
…今。
今、今…頭ポンッて…っ!?
「……」
自然と顔が熱くなって、火照ってるのが自分でもわかった。
心拍数が高鳴るのが自分でもわかった。
頭と手が触れ合っただけなのに。
こんなにもドキドキするのは初めて。
だから、どうしていいのかわからない。
「…?黙り込んでどうしたんだよ?」
「……ぁあ、ああー…えっと…!
ってゆーかっ!何でこの前カフェなんて行ったの?」
無理矢理話題を変えようと必死で必死で…。
なんとか誤魔化せた…かな?
「カフェ?…あぁ、土曜日のね。」
頭をかきながら恥かしそうに俯き気味の酒井。
「…昔なんだけど。ってか、これから全て秘密の話だから。
岡本、頼むから誰にも言わないでくれよ?」
「う、うん…」
そんな真剣な目するような事?
何だろう…。
- 33 :かあ:03/17(土) 17:18:15 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「まあ、実は言うと、俺カフェの場所知ってたんだよね。
昔、友達とあのカフェの向かいにあるファミレスによく行ってたんだよ。」
※ここから、酒井の視点で書かせてください。
「俺、いつもので良いかなぁ〜。雅斗どーする?」
「俺もいつもので良いや。」
いつも暇さえあれば何人か集めて、このファミレスでよく語り合ってた。
「でよー。俺の彼女がさ――」
近所のババァじゃないけど、そんな他愛の無い話で長時間盛り上がっていた。
俺はそんな“友達の彼女”なんて興味なくて窓の外を眺めていた。
―そんな時だった。
窓の外に見える向かいのカフェ。
目を細めないとよく見えなかったけど、あの店の中が無性に輝いていた。
…違う。
そんなキラキラした輝きを出しているのは、あの店員だ。
ファミレスから見た限りだったけど、
モデル並みに細くて、髪がサラサラしていて。
目がパッチリしてて、笑顔が凄く可愛くて。
何かいかにも ほんわか した感じのオーラが出てるような。
多分、窓越しの一目惚れだったと思う。
- 34 :かあ:03/18(日) 13:17:00 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
それから俺は友達を誘ってはファミレスから向かいのカフェを覗いていた。
普通にカフェに入れば良い話なんだけど。
雰囲気が大人っぽかった事もあるし、男だけでってゆうのもちょっと…。
そう思ったから、行けなかった。
一言も話した事は無いし、外では見た事も無い。
だけど、俺の中でその気持ちは薄れる事は無かったんだ。
※酒井視点、終わり
「こんな感じかなっ」
少し苦笑いでこっちを見た。
…カフェの店員、ね。
あー、カフェの場所知ってたんだ。
そういえば、カフェの向かいにファミレスあったよね。
そうか、そうか。…そう、か……
「岡本?どした?」
…我に返った
「え!違う違うー!わははっ。
じゃ、帰るっち〜!バイバーイ」
「お、おいっ送り途中だぞっ!?」
酒井が遠くから叫んでるのが聞こえたけど
足が速度をぐんぐん上げて走るから、無視した。
―いいじゃん?
好きな人つくることって素敵な事じゃん。
モデル並みに細いって…羨ましいな。
私なんて…私なんて…
「…なんでっ…酒井好きな人いるんじゃんっ…
なんで、私と…仲良くするんだよぉっ…」
その場にしゃがみ込んで泣いた。
- 35 :かあ:03/19(月) 14:37:54 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
私、やっぱり、酒井が好きなんだ。
―――…
泣いてから、どれくらい経っただろう。
外は暗くて、不気味だし…
途中優しいお婆さんの心配する声が聞こえたけど、そのまま泣き続けてしまっていた。
もう…家に帰ろう。
そう思い、私は家へとゆっくり帰って行った。
部屋に入り、携帯を手にとる。
すると、携帯のライトがチカチカと光っていた。
【メール2件】
「誰だろ…どうせ、サイトからのだよね」
違った。
送信者は酒井。
【さっきはどうした〜?俺、何か悪い事したかな?】
…もうひとつのメールは、意外と長かった。
【ごめん。さっきは心配だったから。
俺が原因なら言って欲しいんだ。
何か相談できる事あったら言えよ?
俺、お前のダチじゃん?笑】
………もうダメだ。
酒井なんて、私の事、友達としか思ってくれて無いんだもん。
どんなに頑張ったってやっぱり…。
【私も急に帰っちゃってごめん。でも、平気だから。】
いつもより素っ気無いメール文を打って送信した。
原因なんて関係なかった。
ただ、私をちゃんと女の子として見て欲しかっただけ―
ブー ブー …
すぐに携帯が鳴った。
【いや、本当は平気なんかじゃないだろ。
今からさっき岡本と別れた道にいるから。】
「どうして…“友達”の事なのにこんなに優しくしてくれるの…?」
そんな事言うのは口だけで、私の体は急いでドアを飛び出した。
- 36 :澪:03/19(月) 15:23:43 HOST:07022420633977_ee.ezweb.ne.jp
- 切ないですねェ(´・Д・`)
- 37 :かあ:03/19(月) 15:28:41 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
- ●澪さン(・∀・)
切ない…!!人物像想像するともっと切ない…!!何。 コメントありがとうございます★!
- 38 :かあ:03/19(月) 15:40:30 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
ハァ ハァ …
全速力で走ってきたから息が切れてキツい…
「岡…本…。本当に…来た…」
驚いた様子の酒井。次の瞬間、笑顔になった。
「良かった」
「好きなの」
同時に重なって、相手の発した言葉は曖昧に聞こえた。
「…え?ごめん、もういっか―」
「好き」
良いんだ。
言わないと、始まらない気がしたんだ。
これからの―人生が。
フラれるってわかってる。
だから…堂々と言える。
「………」
複雑そうな顔をして黙りこんでしまった。
「迷わないで。フラれるのわかって言ってるんだから」
「…今は…ごめん。」
頭なんか下げちゃって。
フラれるの覚悟の上だもん。
だから…大丈…夫…
「良いんだ。…これ言わないと死んじゃう気がしたから…」
「岡本…涙…」
知ってる。
知ってるよ。
涙が頬を伝ってることくらい、知ってる。
「…あっははっ…やっぱり思った以上…に、キツ…ぃ」
やばい、涙、止まらない。
それ以上、酒井は何も言ってこなかったし
私もただ、泣き続けるだけだった。
- 39 :曰:03/19(月) 18:04:22 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- あげ↑がんばってね◇⌒+。
- 40 :かあ:03/20(火) 18:39:57 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 頑張りますよ-d^膿)♪日さンも頑張ってくださいw
- 41 :かあ:03/20(火) 18:49:09 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「岡本…顔上げろ?」
心配している声で酒井が私の頭の上に手を置く。
そうゆう…
そうゆう優しいこと、しないで。
もっと、嫌いなら突き放してよ。
悲しい時ほど貴方の優しさは心に染みる。
「ありがとう…」
そう言って、私は家へと走った。
曲がり角の所で、私は酒井のいる方向を見た。
―酒井はもう、いなかった。
「友里ー!アンタどこ行ってたの!?」
お母さんの怒鳴り声なんてまともに耳に入らなかった。
部屋に入り、ベッドの上で寝るまで泣いた。
―次の日―
しぶしぶ学校へ登校する。
気まずい…席、隣なのに…
何も言わなければ良いよね。
ガラッ...
「おはよう」
教室に入ると、友美が出迎えてくれた。
「おはよっ!昨日は大丈夫だった!?」
心配して聞いてくれる友美。
…でも今は、昨日の事なんて思い出したくもないよ。
「…大丈夫…だったよ」
「―嘘っ!その声っ!友達なんだから、話しなっ」
友美にはかなわない…。
「酒井も昨日間違えて学校来てた」
「えぇっ!?」
目を丸くする友美。
「そんで一日中遊んだ」
「はぁぁぁ???」
「夜に告白した」
「…!???」
友美は声にも出せないほどの驚きぶりを見せた。
- 42 :かあ:03/21(水) 09:20:44 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「そんでフラれた…」
これが言うのが精一杯だった。
目頭が熱くなる。
「友里…。」
心配して肩をポンポンたたいてくれる。
すると、安心感で涙が溢れてしまった。
「わたっ…私…諦めたくないよぉっ…」
「うん…うん…」
「酒井には…好きな人がいた…の」
「ぇ…。…そっか。
諦めなくてもいいと思うよ?想い続けるほど、素敵なことはないって」
友美の言葉が何より励みになった。
すごく、すごく嬉しかった。
「…うん。私、…頑張ろう…かな」
「頑張れっ!」
その場面を、酒井に見られていたかは知らない。
―酒井、私、まだ好きでいても良いかなぁ?
――…
それからというものの
私は以前より占いを信じていた。
毎日通学の鞄には黄色のストラップをつけて。
何か良い事あると良いなって
心からそう願ったから…。
けど、フラれてからの一週間は何もなかったけど。
フラれて一週間後―――
大分会話の無い授業中にも慣れてきた今日この頃。
私は授業中暇さえあればいつも空を見て外の観察をしていた。
丁度良い。
酒井と正反対を見ていられるから、視界内に入ってこない。
…空はどんより雨模様。
私の気持ちも雨模様。
雨の音がザーザー降り注ぐ。
……
………?
…………!?
何が起こっているのだろう…
私の目の前にある物体は何?
…てるてる…坊主?
ハッと思い振り返って見た。
すると、イタズラっ子のような笑顔の酒井。
「…な…何―
「てるてる坊主、窓にぶら下げてくれない?」
微笑む酒井。
ちょっと…怖い。
ってゆーか!自分でやればいいんじゃないの?
何でわざわざ…
「早くっ!雨、止まないからっ」
無言でてるてる坊主を受け取り、窓にぶら下げた。
そして、私は授業のノートに鉛筆を置いた。
そこに…
【ありがとっ^^】
ノートのど真ん中に急いで書いたような雑な字。
私は誰も見ずに、無意識にノートを1ページめくっていた。
- 43 :曰:03/21(水) 17:37:11 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- あぁ〜切ないですねぇ(pq;ω;。゜
酒井クンかっこいい〜 笑 なんか青春感じる!! もうすぐ50やねぇ^^がんばって!!! あげます↑*。゜◇
- 44 :うみ:03/21(水) 17:48:52 HOST:softbank219053100063.bbtec.net
すごくこの小説楽しいデス ドン02先が気になります★ミ
更新頑張ってクダサイ!!!!!
ァゲ↑↑
- 45 :花火 (utWEud8dUs):03/22(木) 12:51:11 HOST:p2149-ipbf09kouchinwc.kochi.ocn.ne.jp
- 続き気になりますv
頑張ってくださいねb
- 46 :8:03/22(木) 14:01:15 HOST:ntfkok188192.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
- アゲ
- 47 :かあ:03/22(木) 18:20:42 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 青春感じちゃいますかッ!?そう思ってもらえて光栄ですよ★!
●うみさン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 楽しいなんて…!!嬉しいです♫お互い頑張りましょう!!
●花火さン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 これからも気になる作品にしたいと思います★!
●8さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。
- 48 :かあ:03/22(木) 18:37:50 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
部屋に帰ってベッドにダイブする。
――はぁ。
酒井の気持ちがわからないよ…。
…あ。
酒井の好きな人ってどんな人なんだろう。
正直、口で説明されただけじゃ良くわからなかった。
あのカフェに…行ってみようかな。
ただいま午後6時10分前。
一人で行くのは勇気がいるから、友美に頼もう。
携帯のダイヤルを押した。
プルルル…
『もしもし?』
「友美っ!今すぐ、出れる?」
『…はぁ?なぜ?』
「あのね…あのカフェに行きたいの!」
『カフェ?…まぁ、理由は後で聞くよ!』
「…!ありがとっー」
プチッ...
普通にOKしてくれて良かった…。
―酒井の好きな人を見たら諦めがつくかもしれない。
ううん、諦めよう。
酒井の幸せを願おう。酒井の背中を押してあげられる側になろう。
それから40分後。
私と友美はあのカフェへ向かった―。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「私、これ。友里は?」
「…あ、私もそれで」
メニューになんか集中出来なかった。
私は辺りを見渡して、酒井の好きな人を探した。
「どう?いた?」
なぜか小声で友美が囁く。
「…ううん、いない」
それに攣られて私も小声で答える。
私は、思い切って優しそうな若い店員に聞いてみた。
「あぁ…中村さんの事かな?」
独り言のように呟く店員。
「ごめんなさい。中村さんだと思うんだけど…
その人、つい三日前に、辞めてしまったんです」
辞め…た?
「な、何でかわかりますかっ!?」
「詳しくは知らないけど、結婚されると思う…」
結…婚…。
そんな…酒井…。
「そ…うですか…。」
「…なんでそんな事聞くんですか?」
不思議そうに店員が首をかしげる。
「あ、いや…ちょっと私、その人を憧れてたので…」
適当な嘘をついておいた。
すると、店員がクスッと笑ってこう言った。
「大丈夫。お客様も十分可愛いですからっ」
何に勘違いしたのかもわからず、私は唖然としていた。
店員は店長に呼ばれ、どこかへ行ってしまった。
- 49 :かあ:03/23(金) 19:41:20 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
「…辞めちゃったんだ…」
自分の事かのように悲しい表情をする友美。
「うん…」
そんな気持ちのまま私達は解散した。
―――酒井の失恋。
中村さんにとって、結婚する事は人生の中でも凄く幸せな出来事なんだ。
けど、酒井にとって、それは凄く悲しい事なんだよね…。
(酒井に、教えてあげた方が良いのかな…。)
そんな思いが浮かんだ。
…何、自分に都合良い事ばっか考えてる私、最低。
そんな女なんて演じたくない。
この事は―何も言わないでおこう。
♪〜♫〜♪
【着信:酒井】
ビックリした…。
酒井の事考えてたら酒井から電話…。
一応、出るだけ出ておこう。
「…はい」
『明日の放課後、開けといてっ』
プチッ ツー ツー ツー …
―――は?
切れた…。
意味の解らない発言。
私はその場に呆然と立ち尽くしていた。
―次の日―
「はよっ」
席に座りながら酒井が挨拶をしてきた。
私はわけがわからず、目を丸くしていた。
「ちょっと消しゴム貸して?」
授業中、酒井は私の筆箱をあさり、消しゴムを奪った。
「今日は酒井デーだ…」
驚きが続いて焦る私を友美は爆笑しながら見ている。
「あはははっ…すげぇ」
「凄くないよ…!怖いくらいっ」
私は両手で怖さを表現した。
「まぁ…今日の放課後が全てだね〜」
フンフン...と鼻歌を唄いながら友美はどこかへ消えて行った。
…なんだろ?
- 50 :かあ:03/23(金) 19:50:48 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
―放課後―
…ついに来た。
酒井は、教室内を見渡してもどこにもいない。
「…はぁ」
―5分経過。
教室には私一人が取り残された。
「…帰ろうかな」
そう呟いた瞬間―
「待って!」
教室のドアを勢い良く開け、酒井が私の目の前に突っ込んできた。
「わぁっ!?」
バンッと私の机に手をついて、酒井が息を切らしながらこう言った。
「さぁ!今から5分後にベランダから校庭を見下ろしてください!」
ドタドタドタ...
歯を出して笑うと、酒井は再び、廊下に全速力で駆けだした。
ドッキリ―…?
そう思うと、心臓がドキドキ高鳴る。
―5分後―
私は、恐る恐るベランダから校庭を見下ろした。
…。
―――――酒井?
酒井…?
「酒井…?」
誰も居ない校庭には
あのノートに書いてあった雑な字で
岡本! 好きだ。
「…ドッキリー!」
満面の笑顔で手を振る酒井。
いつの間にか、私の頬は温かくなった。
―涙が溢れ出した。
「酒井ー!…酒井ー!」
私はただ、ひたすら酒井に向かって叫んだ。
- 51 :かあ:03/24(土) 18:45:23 HOST:ZC166066.ppp.dion.ne.jp
…私なんかで、いいの?
本当に…良いの?
ベランダで涙を流していると、後ろから暖かい温もりを感じた。
酒井…。
「俺、この前あのカフェの人に会った」
「え…」
「それで、告白したんだ。
あの人、めっちゃビックリしてた。
だって、初対面の人に『好き』って言われるんだぜ?」
鼻で笑った。
「あの人、結婚するんだって。
…ってか!」
そう言い、私と自分を向かい合わせる酒井。
ドキッと心臓が波打つ。
「俺、お前と話せないのが一番辛いってわかったから…」
まっすぐな目をして言う彼の気持ちは本当だって感じられた。
私はウン、と大きく頷いた。
「俺の一番大事な人は―お前だってわかったから…」
――酒井とのキスは、
とてもとても幸せで、優しかった。
「私も…好き」
「知ってる」
そう言い、酒井は私を抱きしめてくれた―。
―――ふと、駅前の本屋に寄って見る。
いつもの雑誌を手にとる。
「あ、そういえば、新しい雑誌チェックし忘れてた。」
そう言って雑誌の占い欄をめくってみた。
おうし座…
【席が近い男の子が、実は運命の相手かも☆】
この時―
私は初めて占いを信じた。
◇*。
あなたは、本当に人を好きになった事がありますか?
あなたは、本当の幸せを感じた事はありますか?
。*◇
【ラッキーアイテム】おわり...
☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆
皆さんッ!! やっと第一章終わりましたあ-★! 皆さんのおかげです♪*。 皆さんがいてくれたからかきあげる事が出来ました!! 是非、第二章も楽しんでくれたら嬉しいです(♭'`*)
☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆
- 52 :曰:03/25(日) 21:28:14 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- かあさん◇
わあー!!やっと終りましたねぇ◇涙 本当にい話でした。。。。私泣いちゃいました 涙 本当感動ですね・・・感動・・・(´;ω;`) 感動の意味を知った感じです;
- 53 :かあ:03/26(月) 11:35:04 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
終わった終わった...★! 泣いちゃったッ!?私は幸せ者ですッ(-∀-)+。 お褒めの言葉、本当にありがとうございます!*。
次の章も、よろしくです-♪*。
- 54 :かあ:03/26(月) 11:45:46 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
2.【○○へ行けば…】
占い大好き!
心理テスト大好き!
とにかくそうゆうのだーいすきっ!
朝は毎日ニュースの占いチェックするし、
雑誌を買えば、占い欄はとにかく熟読!
人に何かを占われたら信じちゃうし。
―徳田あさみ。現在高校二年生。
って言っても今日から二年生。
♪〜♫〜♪
「あ、メールだ」
朝ご飯を食べてると、携帯が鳴った。
【あさみ、学校の裏HPみた!?】
裏HP・・・
あぁ。
教師にバレないように色々な学校の噂とかを載せてるHPの事ね。
だから裏HPなんだよね。
【見て無いよ!何かあったの?】
それだけ打って、冷めないうちに急いで味噌汁を口の中に流し込む。
♪〜♫〜♪
すぐに鳴った。
【HPの掲示板に書いてあったんだけど、転校生来るらしいよ!】
…ふぅん。
【そうなんだー。楽しみだねっ】
別に興味なかったけど…
とりあえず、送信…と。
転校生なんて興味ない。
まぁ…カッコイイ男の子だったり?
良い子そうな女の子だったら
それなりに名前は覚えてもらうけど…。
…ま。
関係ないか。あたしになんか…
「行ってきまーす」
- 55 :うみ:03/26(月) 20:37:52 HOST:softbank219053100063.bbtec.net
おもしろいデス◆◇ 更新頑張れェー
私も、更新頑張るんで!!!!
アゲェ↑↑
- 56 :澪:03/27(火) 10:02:34 HOST:07022420633977_ee.ezweb.ne.jp
- 【ラッキーアイテム】
いいお話で泣いてしまいました;ω; 【○○へ行けば…】 も楽しみです(●+'V`b)+゜
- 57 :曰:03/27(火) 12:22:19 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- 新しいぉ話キタ━━━(∀)━━━!!!笑
【○○へ行けば…】もがんばって下さい!! 楽しみだなぁ〜〜、あげw
- 58 :かあ:03/27(火) 13:44:05 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●うみさン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 更新頑張りますッ!!うみさンもファイトです(♭'`*)
●澪さン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 泣いてくださるなんて…◇+゜次の作品も頑張ります!
●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 キター(・∀-)!楽しくなるように頑張ります★!
- 59 :かあ:03/27(火) 13:56:09 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
学校へ通う途中―
あたしはいつも通り、同じ電車に乗った。
同じ電車に乗る人達とはほとんど知り合い。
「おはよー」 「おはよー」
そんな会話が電車の中で連呼される。
―あれ?
見たことない顔。
…もしかして。
これが噂の転校生だったり!?
一応、声かけてみようかな…
「おはようっ」
彼は驚いたようにあたしを見て、
また視線を鞄へと戻した。
(無視かぁ…)
ま、最初はそうゆうもんだよね。
とりあえず、もう一度。
「道、大丈夫?わかる?」
親切に聞いてあげた。
「わかるよ、俺、記憶力良いんだ」
…何とも自信のある返答だこと。
「ふぅ〜〜ん」
【次は〜、○○駅〜出口は右側です…】
―…
「あさみっ!」
教室の窓側でさっきメールをくれた、親友の和が手を振った。
「おはよう」
そう言ってあたしは席に着いた。
「あさみ、通学途中に転校生見たっ?」
早速その話題かよ…
どうせあと10分後には見れるのに…
「うん、それらしき人は」
「マージー!?どんな感じ?」
「う〜ん…?普通?」
そう言った瞬間、和の表情は曇っていった。
「なぁんだ!普通かぁ〜。イケメン狙ってたのにぃ」
和…アンタには彼氏という名の人間がいるだろうが。
「じゃあ、あたしに和の彼氏ちょうだい」
「ダメっ!冗談やめてっ」
二人で苦笑いした。
キーンコーンカーンコーン...
「皆!おはようっ!席へ着きたまえ」
今日も奇妙なオヤジの挨拶から1日が始まる。
- 60 :かあ:03/28(水) 09:33:48 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「今日は転校生を紹介する!わははは」
騒がしいオヤジは転校生を教室内に招き入れた。
転校生が入ってきたと同時に、教室はざわめき始めた。
「…ほぉ」
後ろから和の感心したような声が聞こえる。
「あさみっ結構イケてんじゃんよ」
肩を叩かれるが、「うん?」とだけ言っておく。
「○○県の田舎の方から来ました、徳田翔です。」
わ。
あたしと同じ名字。
一瞬体がビクッと跳ね上がった。
「席はどうしようか…」
先生がそんな事を呟いてた。
その瞬間―
パチッと徳田…君?と目が合ってしまった。
「あ!」
…確実に徳田君の指先はあたしに向かっている。
皆の視線もあたしに変わる。
「何!?知り合いなの?」
和が後ろで騒いでいる。
あたしはすっかり血の気が引いてしまった…
「あ、はははっ!今日の通学途中に少しだけ話した…んだ!」
「あさみ、一人だけずるいよ〜!」
冗談でクラスの女生徒がわめく。
「静かにっ!じゃあ…徳田、知ってるならお前色々教えてやれ」
…はあぁっぁあ???
「よ ろ し く っ」
ニコーッと満面の笑みを浮かべて、隣に徳田君が座ったのだった。
- 61 :澪:03/28(水) 10:10:04 HOST:07022420633977_ee.ezweb.ne.jp
- あげ★!
- 62 :かあ:03/28(水) 10:11:44 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●澪さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。
- 63 :かあ:03/28(水) 10:19:46 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
徳田…翔…。
何となく嫌な雰囲気の子だなぁ…。
けど外見は、良く見たら…
悪くはないかもな。って感じ。
後ろを向くと、和は―
目をハートにさせて徳田君を直視!
…さすが男好き…。
「なぁなぁ。お前、名前なんて言うの?」
早速徳田君は話し掛けてきた。
「花田和だよぉ!よろしく!」
嫌、多分和に聞いてないと思うんだけど…
あたしと目あったし…
「ふーん。よろしく。で?お前は?」
和はあっけらかんとしながらも、一応目はハートのまま。
「あたしは、徳田!あさみ!」
ハァッと溜息をついて、席を離れて黒板を消しに行く。
「徳田あさみねぇ…」
そこで徳田君は呟いたらしい。
昼休みにもなると、他のクラスの生徒も好奇心で徳田君観察に来る。
「あれが転校生っ?」
「いやーん、結構イケてんじゃん!」
皆、勝手に言ってれば良い。
隣にいるのも息苦しくなったので、和を連れて、いつもどおりお昼を食べることにした。
あたしと和は、もう二人、和の彼氏と、その友達と四人で一緒に食べる。
「あさみ、転校生の隣なんだって?」
和の彼氏―三宅君が言った。
「うん、まあね。」
「羨ましいよね〜!」
彼氏もいるのにお構いなく思い出に浸る和。
「けど、転校生を狙う女子共に目付けられないように注意しろよ」
三宅君の友達の―高橋君が言う。
「うん、大丈夫。
あたし、徳田君の事狙ってる訳でもないし」
そう言ってブイサインをした。
- 64 :かあ:03/29(木) 17:08:49 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
まぁ、あたしは徳田君の事苦手だし。
自分から声を掛けようなんてしようと思わない。
あ、けど…
徳田君から声をかけてきた場合、どうすれば良いんだろう?
…とりあえず、軽く流せば。ね。
ある日の授業中、あたしは一変するのだった。
―授業はつまらないし。
和は寝てるし。
隣の徳田君も…?
って…あ…あ…あれ…!?
徳田君…もしかしてその手に持っているのは―
「ん?どしたの徳田あさり」
「あさりじゃねーよ、あさみだよ。」
自分の名前を間違える人を始めて見た。
「…見えます見えます」
隣で徳田君は最小の声で呟いた。
やっぱり―徳田君って…
「徳田君って占い師?」
興味深々に聞いて見た。
「うん、少しは。
お兄ちゃんが本物。俺はちょっとだけしかできないけど」
そう言って、片手に小さな水晶玉を持って笑っている。
あたしの心の炎は一気に燃え盛った。
「あたしのも占って!」
そう言うと、徳田君は水晶玉を見て集中した。
ごくん、と唾を飲み込む。
「…見えます見えます」
このセリフは、…独自の?
「ふーふーふー…」
ニヤついた表情の不気味な徳田君。
「な、なに」
「結果…徳田あさりはね―」
「しつこいから、あ・さ・み!」
しつこい…
「あぁゴメン。
水晶玉にはね、一人の男の人と一緒にいるのね。」
…ほぉほぉ。
「それが多分、徳田あさみの運命の人。」
…ほぉほぉ。
「その人と徳田は、学校の裏門の付近にある川原にいるんだ」
「あー、あのキレイな所?」
徳田君は頷いた。
「だから…徳田は川原へ行くと、運命の人に出会えるんじゃないかな」
笑顔でそう答えた。
これなら…信じられる気がする。
「…うん!ありがとっ」
- 65 :曰:03/30(金) 11:22:14 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- あげ↑
展開がおもしろい〜!!>< 本にしてほしいですね!本に!!笑 出版したら売れる!そして買う!笑
- 66 :かあ:03/30(金) 17:57:16 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 本か..凄いぞ!本になったら★!…うん、凄い!笑
- 67 :かあ:03/30(金) 18:16:15 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
川原かぁ…
どうしようかな。早速今日行ってみようかな。
―放課後―
「あさみ、今日カラオケ行かない?」
そう和が誘ってくれたけど
「ごめんね、今日用事あって無理なの!」
と断った。
「そっかぁ…また行こうねっ!バイバイ」
「バイバイ」
そう言うとあたしは裏門へ向かって歩き出した。
裏門から学校を出るのは初めてだ。
先生に見つからないか、少し緊張…
―なんとか出て、川原に向かった。
「すごーい。花がきれい!」
川原には綺麗な花が一面と咲いていた。
あたしはついつい運命の人探しなんて忘れて花に見とれていた。
「これ、何て名前だろう…?」
「リナリアだよ」
後を振り返ると徳田君がいた。
「わぁっ」
驚いて体が跳ねた。
「ふふふ〜。ごめんね、驚かして」
「ビックリしたよ」
「早速来たんだね。」
「うん」
徳田君って、どうしていつも笑顔なんだろう…
平凡で幸せな人だなぁ。
「リナリアっていうんだね。綺麗だぁ」
徳田君はあたしの隣にしゃがんでリナリアという花を一輪採った。
「この花の花言葉はね、『私の恋を知ってください』」
【私の恋を知ってください】
凄い…
「なんか、運命の人があたしに言い聞かせてるみたい!」
ヘヘッと歯を見せて笑った。
ドンッ
「ばーか」
徳田君は、あたしの肩を押して、ヘヘンと勝利を飾ったような笑みを浮かべて帰って行った。
―何が起こったのかわからない。
ビックリした…
「徳田君の、あーほ…」
帰ろうとしたとき、あたしの鞄の上に、一輪のリナリアが置かれていた。
- 68 :かあ:03/31(土) 19:05:41 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
―次の日―
「あと約1ヵ月後に体育祭があるぞう!わははは」
HRでオヤジが豪快な笑いを見せた。
「…体育祭嫌だなぁ」
あたしは体育祭が大嫌い。
「運動苦手なあさみには最悪な季節だよね。
ま、あさみは一番楽な競技で良いんじゃない?」
…それって
「男女リレー…?」
「そう!」
男女リレー…
毎年恒例でもあって、一番楽でもある競技。
ペアの男女で手を繋いで校庭を半周。
大体の出場者はカップルっていう噂だけど…
正しく言えば、そこからカップルが誕生するんだと思うけど。
「じゃあ、くじ引きで競技を決めてもらおう。」
…もし、男女リレーにならなかったらどうしよう!
あたしは、他の競技をやっても絶対に使えないのに!
そーっとくじを引いた。
【男女リレー】
「…はぁ」
安心して溜息をついた。
「あさみ、良かったじゃん!」
「うんっ。和は?」
「あたしはパン食い!ま、後でパンもらえるしね」
「そっか」
そう言って席に着いた。
「徳田、何になった!?」
徳田君が話しかけてきた。
「男女リレー…」
その瞬間、徳田君はあたしの机をバンッと叩いた。
「マジで!俺もっ」
嬉しそうな笑みを浮かべている。
徳田君が男女リレー…
徳田君をペアにする女子の争いが激しそう…。
「なぁ!徳田、俺とペアになってよ!」
…な、なんであたし!?
「他にもいるでしょうが」
「他の子は、何かやりづらいっつーか…
ほら!徳田は話しやすいんだよっ」
顔の前で手を合わせる。
…まあ、いいかな。
「わかったよ」
フンッと徳田君とは逆の方向を向いた。
「…!やたっ!」
そう、徳田君の方から聞こえた…
- 69 :曰:04/01(日) 11:25:00 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- やばい〜><おもしろすぎて。。。涙
なんかいいな〜徳田君。。。カッコイイ 酒井君もいいけど徳田君もいいなぁ〜
ッてのはおいといて。。。汗
あげます!!がんばれ〜!!
- 70 :かあ:04/01(日) 16:38:46 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 正直私は徳田君好みだったり.. まあ、これからの話を読んで、萌えちゃってください(-∀-)笑
- 71 :かあ:04/01(日) 16:50:51 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
それから、毎日毎日…
体育祭の練習の日々が続いた。
毎日毎日…
「徳田!練習しようぜ!」
気合の入った徳田君の声が、正直うざったかった。
それでもあたしは皆に迷惑をかけたくないし
一応、徳田君にも迷惑をかけたくなかったから
放課後、徳田君と川原で練習をした。
―ある日―
あたしは和と話していた。
すると…
「あさみっ。あんたに話したい事あるんだよね」
他クラスの美雪が声をあたしを呼び出した。
きっと、そう…
「話って何?」
すると美雪の表情は怒り顔に変わっていった。
「徳田君の事なんだけど」
いかにも強気な美雪を見ていると
自分も抵抗したくなってきた。
―これは、ただの嫉妬だろう。
あたしはケンカに負けた事はない。
強気のあたしを見せてやるんだからっ!
「徳田君とどうゆう関係なの?」
「どうって、席が隣で同じクラスの友達」
美雪はあたしを鋭く睨む。
「嘘だ!徳田君とあさみはいつも一緒にいる」
「それはあいつが付きまとうから。」
【それはあいつが付きまとうから】
「…そ!そんな訳、ないんじゃないの?」
あまりにも驚いた答えだったのか、美雪は動揺する。
おもしろい…。
「そんな訳あるよ。くだらない事で嫉妬すんなよな、バーカ」
そう言って、あたしは教室へと戻っていった。
- 72 :かあ:04/01(日) 16:59:36 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
―放課後。
今日もまた、徳田君に練習誘われるんだろうな。
はぁ、と溜息をついて帰りの仕度をしていた。
ガタッ
隣で徳田君が立ち上がった。
川原、行くんだな。
「徳田、ばいばい」
…あ、れ?
今日は練習しないのかな?
―そう言うと、徳田君は教室を走って出ていった。
「和、今日は一緒に帰れるよ」
「徳田君はいいの?」
不思議そうに聞いてきた。
「何か、帰った」
「ふーん。でも、あたしは今日誠とデートなんだよね」
申し訳なさそうに言った。
そうか、彼氏とのデートは邪魔しちゃいけないよね。
「わかった。じゃあ、バイバーイ」
手を振って見送った。
―誰もいなくなった教室。
校庭からは部活動をしている生徒の声。
…なんだか一人ぼっちの放課後は久しぶりだ。
今まではいつもいつも徳田君と一緒だったから。
少し―寂しかった。
とりあえず、あたしは川原へ行く事にした。
部活をしている友達に手を振って門を出た。
川原には、小さな犬を連れて歩くおじさん、おばさん。
野球をして遊ぶ子供。
一人物思いにふける……と、くだ君!?
なんで、帰ったんじゃないのかな!?
「…徳田君?」
恐る恐る顔を覗く。
―・・・
徳田君の遠い目。
何だか怖い。
…徳田君の目には今
何が見えているの?
徳田君、―――どうしたの?
- 73 :曰:04/01(日) 17:15:28 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- どうしたの・・・?
なんつって 笑
あげ↑がんばれ(うち一日に何回あげしてんだろう・・笑)
- 74 :かあ:04/02(月) 11:00:53 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 どうしたんでしょうね!?この先、真相が明らかになりますよ!!笑 01日に何度もあげ大歓迎ですよ!お願いします★!
- 75 :かあ:04/02(月) 13:48:21 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
あたしはしばらく徳田君の隣で
徳田君のみている方向を眺めていた。
どうしたのかな…?
今日は練習誘ってこなかったし。
練習するほど、元気じゃないのかな…
「徳田」
!?
話した。
やっと口を開いた!
「な、何?どうした!?」
徳田君は、あたしの向かいに座り、あたしと目を合わせた。
…何
怖いんだけど…
「付きまとってごめんね」
…あ
【嘘だ!徳田君とあさみはいつも一緒にいる】
【それはあいつが付きまとうから。】
「ごめんね、俺もうやめるね」
え、ちょっと…
聞いてたんだ―――
「ち、違うの!徳田君!」
徳田君は立ち上がった。
帰ろうとしている…
だめだ。誤解を解かなきゃ…
って、待って?
誤解なんてあるの?解くものなんてあるの?
あたし、本当に付きまとわれるの嫌だったからじゃないの?
ガシッ―
どうして―
今、あたしは徳田君の腕を掴んでいるの?
- 76 :かあ:04/02(月) 13:53:27 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
どうしよ…。
帰ろうとしている徳田君、止めちゃった…
誤解なんて、何もないのに…
これから付きまとわれなくて
せいせいするはずなのに―・・・
「徳田は喜んでると思ってたんだけどな…」
…え?
どうゆう…
「ごめんね。じゃ」
振りほどかれたあたしの手は、
力をなくして地面に落ちていった…。
―家―
あれは、どうゆう意味だったんだろう?
あたしが、嬉しい…?
意味がわからないよ。
何に嬉しい?
川原で練習出来て?
…あぁ、それだ。
運命の人は川原にいるから、
練習しながらでも探せるっていう…一石二鳥。
あぁ、そうか。
絶対そうだ。
―・・・
寝よ。
- 77 :あき:04/02(月) 21:45:21 HOST:05001016158731_mi.ezweb.ne.jp
- すんごく読んでて楽しいです(o^-’)b♪続きがめっちゃ気になります(*^^*)ドキドキ 頑張って下さい(o^v^o)/
- 78 :曰:04/03(火) 19:17:06 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- わほーい!!なんか本物の小説みたいやん 笑
徳田くんかっこぇぇ〜^^
あげします!!
- 79 :優奈:04/03(火) 22:08:31 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- ぁげ↑★+゚
今、全部いっきに読みました!!! メッチャぉもしろいです☆ 酒井くんも徳田くんもヵッコイィ!!笑 ドキ02しながら見ていました! かあさん、天才ですね!!!ww 続き楽しみしています(db'U`☆+)
- 80 :かあ:04/04(水) 09:31:45 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●あきさン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 楽しいですかあ!嬉しいですw頑張りますよお(゜∀゜)
●日さン(・∀・)
毎度毎度あげありがとうございます!*。 徳田君、好きですかあ??じれったすぎですよね(-∀-;)え
●優奈さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 天才だなんてっ..嬉しいです(゜V゜) 続きも、一気に読んじゃってくださいねぇ♪*。
- 81 :かあ:04/04(水) 09:37:05 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
―次の日―
…学校、行きたくないな。
あたし、どうしたらいいのかな?
あれから徳田君の事、凄い真剣に考えた。
あの言葉の意味も―
「…っくしゅんっ!」
あー
やばいかも。
気持ち悪い。
「おか〜さ〜ん…体温計ちょうだい」
必死で求めた。
「はいはいはいはい…って! あさみ、あんたその顔色どうしたの!死んでるわっ」
「生きてるから…」
…ピピッピピッ…
どわっ!
なんと、体温計の数字は
38.6度を示していた。
「あんた…今日は学校休みなさいね」
「はい…」
なんとなく、良かったのかも。
今日は徳田君に会わなくて済むんだ…。
こんなモヤモヤな気持ちのまま
徳田君に会わなくて済むんだ…
♪〜♫〜♪
あ、メール?
【あさみ、風邪?早く治しなよ】
和からだ…
【ありがとう。ダルいけど(笑)】
はあ〜…
画面見ているとクラクラしてきた…
ヤバイ
死にそう―――
- 82 :かあ:04/04(水) 09:44:41 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
―――ここ、どこだ?
「徳田」
…!?
目の前に、徳田君がいる。
あたし、風邪で家の中にいるんじゃなかったの?
なんで、徳田君があたしの横にいるの?
「徳田」
何度もあたしの名前を呼ぶ。
徳田君…?
「徳田、好き」
徳田君は思いもよらぬ言葉を発し、
あたしの手をそっと握った。
――すると
徳田君はあたしに笑顔を見せ
どんどんどんどん薄くなり
消えて行った―
「…夢?」
ちょうど外の夕日が綺麗な頃だった。
もう、こんな時間だったんだ。
一日中寝てたんだ…。
しかし
あの夢は何を現していたんだろう…
最近のあたし、変だ。
徳田君中心に世界が廻っている…
そんなんじゃいけないよね。
ダメだ…
目を瞑ったら徳田君しか浮かばない。
もっと他にいるじゃん。
和とか
三宅君とか
高橋君だって…
なんで徳田君なの?
――――…
なんか、頭の中でひらめいた。
今すぐ、行かなきゃいけない警告―
こんな熱も、ほっといてまで
行かなきゃいけないような場所―
【早く、あの川原へ行かなくちゃ】
- 83 :曰:04/05(木) 09:58:16 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばやばい!!!
おもしろすぎてこっちが死んでしまいますよ(・∀。)アヒャ なんかもう。。。あなた神様ですか?!笑 ぜーひ本にしていただきたいですわよ
- 84 :かあ:04/06(金) 12:48:19 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 神様…!?そんなあ!妄想が激しいだけですよ(゜∀゜)笑
いつもいつもありがとうございます♪+゜
- 85 :かあ:04/06(金) 12:56:56 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
川原に行かなくちゃ―
足が勝手に、走り出す。
早く、早く。
―…
「はぁ はぁ…」
息が切れて呼吸も上手く出来ない。
頭がクラクラしてる…
でも―立たなくちゃ。
そしてあたしは、川原に咲いているリナリアを手に取り、
川に流した。
流れていくリナリアは
一枚ずつの花びらを分裂させて、どこかへ消えていった。
「徳田…?」
後を振り返ると、徳田君が驚いた表情で立っていた。
「徳田…君」
「なんで、いるの?学校…休んでたじゃん」
あたしはその言葉でハッとした。
―そうだった。
徳田君とあたしは今、気まずい雰囲気で…
「携帯、見た?」
「え…」
そう言って携帯を開いた。
…わ。
着信:14件
メール:12件
ひとつひとつの着信履歴を見ていく
和…
三宅君…
高橋君…
徳田君…
メールもたくさん。
あたしが学校を休んだ理由を質問するメールや
心配してくれているメール。
―――――…
最後の1件は徳田君…
え
ちょっ…
【徳田、早く返信しろ。
俺、お前がいないとダメなんだけど】
- 86 :澪:04/06(金) 13:18:12 HOST:07022420633977_ee.ezweb.ne.jp
- きゃああああ(*/ω\)徳田クンかッこいいぞ★! ぶ
- 87 :うみ:04/06(金) 17:59:05 HOST:softbank219053100063.bbtec.net
先が気になるゥゥ!!!! 徳田クンみたぃな転校生来てほしィ(●´v`)ノ
更新頑張ってくださぁい♪+゜゜
- 88 :かあ:04/07(土) 09:51:45 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●澪さン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 徳田君、好きですか-!!??こんな人がいたらいいのに…(゜_゜)
●うみさン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 徳田君みたいな転校生来たら、女子のハート奪われちゃいますねッ!←何
- 89 :かあ:04/07(土) 10:00:47 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
バッと徳田君の顔を見上げる。
…今まで散々付きまとわれてうざったかったのに
嫌いな存在だったのに
いつの間にか頭から離れなくなってて
あたしは…
運命の人を探しに川原に行ってたんじゃない。
【川原へ行けば、徳田君に会える】
そう思っていたから―
徳田君…
徳田君が…
今すごく
―愛しい。
「お前ってホント鈍いよなぁ」
「…え」
徳田君が顔を赤らめながらはっと笑った。
「だって俺、めっちゃアピってんのに。 あのリナリアだって、植えたの俺だし。」
…え?
どうゆう事―
「意味、わかんなっ...
「俺、これからの人生、多分徳田しか考えらんねぇと思うんだ。
こんなに人を好きになったの初めてだし。
こんなに好きな人を振向かせようと頑張ったのだって初めてだし。」
嘘…
何、コレ―
え
いいの…?
「あのね、俺のお兄ちゃんが占い師っていうの、嘘。
俺が少し占いできるのも嘘。
俺、お前の事振向かせたくて…
どうやったらいいのか散々考えて……
で、運命の人が川原にいるとかいうガセ教えたら お前、本当に信じるんだもん。放課後川原に行くし。
俺、お前がマジで運命の人見つけちゃったら嫌だからさ、
毎日毎日放課後は川原に寄った。
リナリアも、俺の現実にピッタリの花言葉だったから。
全部、ぜーんぶ嘘。
ごめんな?」
―ホントだよ。
こんなに…
こんなに頑張ってる人―あたし知らない。
「あたっ、あたしも好きだよっ!」
- 90 :かあ:04/07(土) 10:49:05 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「…………」
「………」
あ、れ
あたし、今ものすごい頑張ったんだけどな?
今、聞いてなかったのかな…
下から徳田君を覗く。
「…な、何か言っ―
「お前超かわいいっ!」
くはーっと溜まっていた笑顔を吐き出すかのように
徳田君は叫んだ。
そして、あたしをギューと強く抱きしめてくれた。
「あはっ あははははっ」
「わらーうなって!マジ恥かしいんだけどっ」
照れてる徳田君の腕の中。
―正直、こんなあたしでいいのかなって思う。
けど、今それは言わないでおく。
だって、言ったら徳田君が離れちゃう気がして…
「…好きなんだけど」
「そんなの、知ってる!」
.*+゜
あなたは、人にちゃんと気持ちを伝えることが出来ますか?
その気持ちを伝えた時、あなたはまた強くなるのです―
.*+゜
- 91 :かあ:04/07(土) 10:52:07 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●●●皆さんへ●●●
第02章も完結です(・∀・) なんか、第01章と似た終わり方ですみません...;
完結したのも皆さんのおかげです-☆! あたしは本当に幸せ者ですね(;U;)+。 次の章は一応最終章となってます!! 頑張るので、最後まで、見届けてください!*。
●●●カえより●●●
- 92 :曰:04/07(土) 11:53:50 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- やあー!!次の【ラッキーデイ】も期待してますよ−!!
あげあげあげっす!! ついに完結!!春うららっすねー!意味不
うちも告白しよかなー え
- 93 :優奈:04/07(土) 14:39:55 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- ぁげ↑★+゚
完結ぉめでとうございます(〇'v`$*)⌒☆+゜ 徳田くん、ヵッコイィ−!!ww 「ラッキ−デイ」も楽しみにしてます☆
- 94 :かあ:04/07(土) 20:54:28 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
いやあ-★+゜嬉しいですね!! 日さンも告白…!?おおおお!*。後悔はしないように、頑張ってください!
●優奈さン(・∀・)
ありがとうございます!! 読者の皆さんはどんどん徳田君にハマっていきますね..(≧U゜)
――…
皆さん、ありがとうございます!*。 次回の「ラッキーデイ」も、最後まで読んでくださいね★!
- 95 :かあ:04/08(日) 11:28:30 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
3.【ラッキーデイ】
「別れようか」
今まで好きだった人にそ告げられて
「嫌だ…何で?」
普通に否定したのに
「理由言わんけど。無理、別れよ」
そう告げた彼は、吉子の元から離れて行った…
―名前にも問題があるんだわ。
吉子。樋口吉子(ひぐちよしこ)。
吉だよ?占いで一番微妙〜な位置の吉!
確かに吉子は、不幸な少女だよ…
何もない所で良く転ぶし
毎日黒猫見るし。そんで横切るし。
新しくサンダル買ったのに、家帰って開けたらヒール取れてたし。
とにかく、イイ事なんて一度もないくらい。
なんちゃって…
だからすぐに好きな人からも離れられるのかな?
よく、わからないけど。
「なんで、吉子の名前は吉子なの!?」
「何度も言わせないで。
生まれてすぐに占ったら吉が出たからよ」
【生まれてすぐに占ったら吉が出たからよ】
お母さんはそう言う。
あーそうかい。
いいもん。自分の手で幸せ掴んでやるんだから!
あ、ちなみに…
お姉ちゃんの名前は「幸子」。
幸せ降りかかってくるじゃん!
お姉ちゃんは、確かに幸せ者だよ。
結婚して、子供もいるもん。
…いいもん!!
- 96 :YU-LU:04/08(日) 11:50:48 HOST:ZB017040.ppp.dion.ne.jp
- あげw
- 97 :(*'`*そら)b:04/08(日) 12:35:16 HOST:221x117x57x149.ap221.ftth.ucom.ne.jp
- あげます!!!
- 98 :かあ:04/09(月) 13:05:55 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●YU-LUさン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 続きも、読んでくださいね〜♫
●(*'`*そら)bさン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 続きも、読んでくださいね〜♫
- 99 :かあ:04/09(月) 13:21:09 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「吉子、今日啓太と一緒に家行って良い?」
「うん、いいけどー」
啓太っていうのはお姉ちゃんの旦那さんな訳で。
お姉ちゃん家と吉子の家は隣な訳で。
窓を開ければお互い普通に話が出来る距離な訳で。
啓太さんは、お姉ちゃんの事が大好きらしい。
「吉子ー。お前は彼氏の一人や二人、いないのか!」
「いないよー」
「作らないのか!?」
「昨日別れた。」
吉子がそう言うと、啓太さんは驚いた。
「まあっ!…ご、ごめん吉子。」
そんな謝られたら悲しくなるから…。
「いいよ、別に!」
そう言って吉子は、お姉ちゃん達の子供の龍之介と遊んだ。
「…いいもんね、彼氏なんて!…ねー、龍君っ」
「あー?」
龍之介は、吉子にガン飛ばした。
さすがお姉ちゃんの子供…。
「吉子、皆川と別れたってホント!?」
次の日学校へ行くと、親友の奈々が駆けつけてきた。
「うん、そうだよ」
「…吉か。」
ボソッと奈々が呟いた。
それに吉子は酷くショックをうけた。
「朝から言わないでよ…テンション下がるよぉ」
「あ!…ごめん!
けどさ〜…吉子は顔も良いし、ほどよく性格良いからモテると思うんだけどな」
奈々はそう言う。
「…ほどよくって酷くなぁい?」
「あはは、でも…好きな人くらい、できるよきっと!」
…出来ると良いけどなぁ…。
- 100 :かあ:04/09(月) 16:17:04 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「ただいま」
家に帰ると…
「お、吉子おかえり」
手を頭の上でひらひらさせている啓太さんと、
龍之介のおむつを変えているお姉ちゃん…
そして、もう一人、お兄さん…
―――誰だろう。
「はじめまして」
お兄さんはニッコリ笑って敬礼のポーズを見せた。
ズキュンッ―
やばい...
めちゃめちゃ好み!
「よ、あっ、初めまして!吉子ですっ」
動揺しまくりの挨拶。
恥かしい…
「よろしく、俺は隼人。」
またもや吉子の胸を刺激するかのように隼人さんはニッコリ笑った。
「お姉ちゃん!今日はありがとう!」
夜、吉子は窓からお姉ちゃんに話しかけた。
お姉ちゃんは、こっちを一瞬見て、再び龍之介をあやした。
「お礼なら啓太に言って。啓太が吉子にって」
…あぁ
昨日、吉子は啓太さんに別れたことを教えたから…
それで、友達を紹介してくれたんだ…
―でも年上…
吉子はまだ16歳だし
啓太さん達は21でしょ?
でも、まだ好きな訳じゃないし!
吉子、まだ隼人さんの事知らないもん。
でも…
また、会えると良いなぁ…。
- 101 :優奈:04/09(月) 16:22:53 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 102 :優奈:04/09(月) 16:23:15 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 103 :優奈:04/09(月) 16:23:28 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 104 :優奈:04/09(月) 16:23:45 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 105 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 106 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 107 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 108 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 109 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 110 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 111 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 112 :優奈:04/09(月) 16:24:17 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 『ラッキーデイ』始まってる−(◆´∀`♭)⌒☆
期待してます!!! ぁげ−★+°
- 113 :優奈:04/09(月) 16:27:16 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- かあ様すみませン…(*´A`◆◇)
ぁげれてないと思って書き込むおしまくってしまいました… でもとにかく楽しみにしてます!!!
- 114 :かあ:04/11(水) 14:09:05 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●優奈さン(・∀・)
あげありがとうございます!*。 かなりビックリしました^^;けど、大丈夫です!! これカらも見てくださいね〜★!
- 115 :かあ:04/11(水) 14:21:01 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「吉子、最近浮かれてるね」
「そーお?うふふ」
あれから一週間、いつもこんな調子。
それと―吉子はあれから隼人さんに出会うことはない。
でも、いいんだ。
隼人さんだって、社会人だし、忙しい。
そんなに毎日遊びには来ない。
お姉ちゃんと啓太さんは、基本ワルだから、仕事も真剣に頑張りはしない。
でも、隼人さんは違う気がする。
お姉ちゃん達とは違う気がする。
吉子がそれをお姉ちゃんに言うと
「ざけんな」
って言われるだけだけど。
―3日後―
ピンポーン・・・
吉子が一人で留守番をしていると、インターホンが鳴った。
「はー…
「こんにちはっ」
玄関に現れたのは、吉子が約一週間待ち続けていた人―
「隼人さんっ!」
「ふふ、こんにちは。」
えっと…
こうゆう時はなんて言ったらわからない。
えっと、えっと……
「あ、ごめんね急に。
ちょっと渡したい物があって来たんだ」
渡したいもの…??
隼人さんは、自分の鞄から小さな袋を取り出した。
そして、吉子に差し出した。
「これ、お守り。
…俺、この前まで社員旅行行ってて…」
あ、
それで会えなかったんだ。
「あけてもいい?」
「うん」
隼人さんはニッコリ笑った。
袋の中を開けると…
意外と小さいピンク色のお守り。
「わあ!かーわいいっ」
「ホント?これ、幸福のお守りらしいよ。
啓太と幸子が吉子ちゃんへのお土産はお守りにしろって。」
…お姉ちゃん、啓太さん…
「隼人さん、ありがとっ!」
吉子、今一番最高かも!
今までの不幸な人生が嘘みたい。
「いえいえ。あ、ちなみに俺も色違いのお守り〜」
そう言って隼人さんは鞄についているお守りを見せた。
「あ、ホントだぁ!あははっ」
今、多分吉子の顔真っ赤だ。
恥かしいけど、嬉しい!
「そのお守り、捨てたりしちゃダメだよ?」
アハハッと笑った。
そして、隼人さんは帰って行った。
- 116 :かあ:04/11(水) 15:49:17 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
……。
吉子は、本当に恋をした気分です…。
おそろいのお守り。
隼人さんからもらったお守り。
吉子は、本当の恋…しちゃったのなぁ。
「吉子、浮かれすぎ」
今日もまた奈々が呟く。
「そう?ぐふっ」
「気持ち悪いよ?アンタ、どしたの?
そろそろ言ってくれないとーうちら友達じゃん?」
ニヤリと口角を上げる。
怖い…これは話さないと後に何が起こるかわからない。
「…好きな人が、できました」
「のわっ 吉子展開早っ」
…仕方ないじゃん。
好きになっちゃったものは、しょうがないじゃん?
「で、誰なの?」
「お姉ちゃんの旦那さんの友達の隼人さん」
「名前までもいわなくて良いけど…大人!?」
驚いた口調で問い詰める。
「うん、だよ」
「えー!」
その時、奈々の顔にはこう書いてあった。
≪アンタが年上を落とせるの!?≫
…落とせるもん。(わからないけど
落としてみせるもん。(自信ないけど
「吉子の決めたことだから、うちは気にしない」
「そうだけど…」
「まぁ、頑張りなよっ」
「…うん!」
- 117 :かあ:04/11(水) 15:56:55 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
―そろそろ、連絡先を聞いてもよろしい頃かな?
「お姉ちゃーん…」
窓の向こうに向かって話し掛ける。
「吉子、隼人さんからお守りもらった?」
吉子の話を聞こうともしないでお姉ちゃんは話題を作る。
「…うん」
するとお姉ちゃんは「見せて」と、手を突き出す。
「これ!ピンクっ!」
「わおっ、かーわいいっ」
お姉ちゃんが目を輝かせる。
「良かったな、吉子!」
お姉ちゃんの隣にいた啓太さんも話に加わる。
うふふーと幸せの笑顔がもれる。
「隼人、多分また遊びに来ると思うから」
「ホントッ!?わーいっ」
部屋の中で一人喜びの舞を踊った。(喜びの舞 作曲:吉子)
「うん、じゃあ、おやすみ」
そう言うと、お姉ちゃんは窓とカーテンを閉めた。
「相当喜んでるよ、吉子の奴」
「ははっ。聞こえてた!」
「そりゃそうだわ」
「吉子ちゃんって、幸子とは全然違うよなぁ」
「お前、うるさいんだけど」
「あはは、ごめんごめん」
…お姉ちゃんの部屋に、隼人さんもいた事など
吉子は全く知りませんでした。
- 118 :優奈:04/12(木) 18:53:15 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 優しいぉ言葉ありがとうございます($◆´∀`*)
これヵらわ気をつけます!!!
吉子の恋の行方??がメチャ気になります!!! 続き楽しみにしてます☆
- 119 :かあ:04/12(木) 19:10:34 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●優奈さン(・∀・)
コメントありがとうございます!*。 吉子はどうなるんでしょうねぇ??笑 楽しみにしていてください♪
- 120 :かあ:04/12(木) 19:18:56 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
隼人さんとおそろいのお守り…
吉子は、幸せ者になれたのかな?
…なれてるといいなぁ。
―次の日―
今日の学校つまらなかった!
奈々は学校休んでたから、暇だったし…
クラスメイトの莉子ちんが相手してくれたけど…
放課後、どうしようかなぁ。
吉子は教室でぐうたら考えていた。
「吉子ちんバイバーイ」
「あ、莉子ちんバイバーイ」
莉子ちんにバイバイして、また一息つく。
…いいや、ゆっくりお散歩しながら帰ろう!
信号待ちをしている時、ふと思ったんだ。
―ここですれ違う人と、いつか結ばれたりする事もあるのかな。
今は顔も知らない、名前も知らない、何も知らない人
だけど
いつか出会って
友達になって
普通に好きになって
付き合って…
人ってどこで出会うかわからない。
だから、何億もの確率で出会える事は運命なんだね。
…隼人さんと吉子は―運命?
「…ちゃん?吉子ちゃんっ!?」
人込みの中、吉子の名前を呼ぶ声がした。
「…隼人…さん?」
そう言うと、隼人さんらしき人はこっちに笑顔で走ってきた。
「そうだよっ!信号ですれ違った時に声かけたのに!
無視したろ〜?だから、追いかけてきた!あははっ」
「む、無視じゃ…!」
―――…運命だ。
これは本物の運命ってやつだ。
吉子は真剣に隼人さんの笑顔を見ていた。
- 121 :かあ:04/13(金) 21:41:51 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「…?どうしたの?」
「……」
運命・・・だ。
「吉子ちゃん?今日の吉子ちゃん、おかしいよ?」
…ハッ
「あっ!あは〜…あはは!?」
意味がわからない。
今の発言、まったくわからない。
吉子のバカ全開。
恥かしい。
「あは?吉子ちゃん、悩み事でもあるの?」
…隼人さんは、吉子の事を本気で心配している様子。
どこまで、天然なんだ?
どこまで、優しい人なんだ?
「隼人さん、なんでいるの?」
「…ん!?あ〜。仕事の帰りっ」
「ふーん?早いね」
「まあね。新人さんは早く帰らされちゃうのさ」
くすくすと吉子は笑った。
「あ!…それ、付けてくれてるんだ!」
隼人さんは吉子のバッグを指差した。
お守り―…
「…大事だから…」
吉子はとんだ発言をした。
大事…!?
大事=隼人さんが好き(※そんな事にはなりません)
どうしよう!?
「大事なのかぁ!そりゃあ良かった〜」
嬉しそうに隼人さんは笑う。
これも…単純な喜びなんだろうな。
ただただ、普通の。
「隼人さんは、珍しく携帯につけてるね?」
「おう!俺、結構このお守り効くんだよ?」
「へぇ〜?本当に?」
吉子は冗談交じりに疑った。
隼人さんは頬を膨らませると、こう言った。
「本当だよ!こうして吉子ちゃんにも会えたっ なんちゃって!」
………
「あはっ」
「…あはは!あはっ」
「あははははーあはは!」
意味がわからなかった。
けど、嬉しくて
頬がすっごく熱くなるくらいに恥かしくて
くすぐったくて…。
本当に意味がわからないけど、幸せ。
―もう黒猫も見ないよ。
何もない所で転ばないよ。
- 122 :かあ:04/14(土) 09:05:02 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
…隼人さんは、吉子の事どう思ってるのかな?
好き?嫌い?
吉子の事、どんな風に見てるの?
「吉子、今日帰りどこか行かない!?」
奈々が久しぶりに誘ってきてくれた。
最近の奈々、なんか忙しそう。
「奈々、大丈夫なの?遊んだりして」
「なんで〜」
奈々は髪の毛をくるくるいじりながら言った。
「だって、最近奈々学校来たり来なかったり…忙しそうだから」
すると、奈々は顔をしかめてこう言った。
「うち、モデルやる事になったの」
…えー!?
「そうなのっ!?どの雑誌!?」
「雑誌じゃなくて…定期的なモデルなんだけどさ。
美容院のカットモデル。HPとかにも出させてくれるらしい」
…奈々の昔の夢。
それは足がスラッとしたモデル。
それに向かって奈々は頑張ってるのを、吉子は今でも覚えてるよ。
「奈々…良かったねぇ!」
奈々は、満面の笑顔を見せて
「うんっ!」
と言った。
- 123 :かあ:04/14(土) 10:16:51 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
奈々と一緒に、駅前のショッピングモールに遊びに行った。
そこで、プリクラを撮ったり、雑貨を見て買い物したり…
奈々と遊ぶ時はいつも楽しいなぁ…。
こんな友達は大事にしたいなぁ。
「吉子、隼人さんとはどうなの?」
ファミレスで休憩してる時、奈々は隼人さんの話題を振った。
吉子は恥かしそうに
「うん、まあまあ」
と自慢げに答えた。
「嘘ー!凄いじゃん!」
「おそろいのお守りももらった」
更に自慢を付け加える。
奈々は「かわいい」といいながらお守りを触る。
「隼人さんと吉子は運命の相手なんだよっ」
一人で変な事を話しはじめる。
「運命〜?」
奈々は怪しげに答える。
「そうだよっ!この前、隼人さんと信号ですれ違った」
「それだけで、運命なんてっ…吉子らしいねっ」
アハハ、と奈々は笑う。
ちょっと悔しかった。
「きっと、吉子達は結ばれるんだよっ!…なんちゃって」
と言って吉子は顔を赤らめる。
奈々に吉子の全てを聞いてもらった。
奈々は、静かに聞いてくれた。
―ありがとう、奈々。
- 124 :かあ:04/15(日) 10:36:43 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
夕方になって、吉子と奈々はそれぞれの家に帰った。
「ただいま」
今日も隼人さん、いたりして…
なんてね。
「おかえりっ!吉子ちゃんっ」
――――…いたし。
「あわわわわ!…こ、こんばんは。」
焦りがもろに出た。
ヤバイ…恥かしい。
「こんばんは〜」
ニッコリと隼人さんは笑う。
その笑顔を見て吉子は和む。
隼人さんの隣には、龍之介。
「…あれ?お姉ちゃん達は?」
「お買い物に行ったよ」
「ふぅーん」
そう言って、とりあえず自分の部屋に荷物をおきに行った。
鞄の中を整理して、携帯を制服のポケットに入れてリビングに戻る。
「隼人さん、仕事はいいの?」
「あ、うん。仕事前っ」
「えっ!夜ご飯とか、大丈夫?時間はっ?」
だってもう19時…
隼人さん、夜も仕事してるんだ…。
ってそんな事じゃなくて!
急がなくて良いのかな?
「大丈夫大丈夫。ただ、ちょっと吉子ちゃんの顔見に来ただけだから!」
龍之介をあやしながら答える隼人さん。
愛しい―…
そんな言葉、生まれて初めて言われた言葉。
嬉しい…
「あはっ」
自然と笑っていた。
吉子って、本当に気持ちが顔に出るなぁ…。
「あはって〜…また笑う」
ちょっとスネ気味の隼人さん。
頬を膨らませている。
だから吉子は、その膨れっ面を潰しに行った。
ブフッ
「…あはははは!」
大爆笑の吉子。
隼人さんは、顔を赤らめながら
「ひどーい」
と呟いていた。
- 125 :かあ:04/16(月) 19:04:44 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
「吉子!」
ちょうど、吉子もテストが近い頃の夜、
お姉ちゃんが窓から大声で叫んだ。
かなり驚いて体が跳ねた。
「な、ななな何っ」
その時吉子は、何かを悟った。
…お姉ちゃん、真剣な顔だもん。
きっと、大事な事だよ。
「あのね、よく聞いて…」
ごくっと唾を飲み込む。
吉子は黙って聞く。
「隼人、…結婚するかも」
――――え。
今、なんて言った?
隼人さんが…結婚!?
「確実っ!?」
吉子は焦って聞き返した。
「ううん、確実ではない。かもって事だけど…」
お姉ちゃんは頭を抱える。
吉子が涙目になってる事と吉子のひどい顔を見て、
「言わなきゃ良かった」って後悔してるんだろう。
「…確実では、ないんでしょ?」
「…うん、ごめんね吉子」
大丈夫。
吉子は大丈夫だよ。
隼人さんだもん。そりゃあ…隼人さんだもん。
プルルルルル…
隼人さんに彼女がいたとしてもいいの。
吉子が、隼人さんを好きでいれたらそれで…
『はい、吉子ちゃん?』
「隼人さん、よく聞いて」
『うん?何さ、改まって』
隼人さんは笑っている。
この笑い声を聞くのは、最後かもしれない。
隼人さんが結婚したら、家庭を築かなきゃいけなくなるから
吉子とは会えなくなるかもしれない。
だから―だから伝えるの。
「吉子は、今まで隼人さんが、好きでした。
今までじゃなくて、今も。現在進行形だよ?
隼人さんと出会えてよかったよ。吉子は、隼人さんに
幸せにしてもらったんだ…っよ?
は、隼人さん…けっこ…結婚するかもって…おねっ…ちゃんが言ってた…。
だからっ…今、言わないと後悔っ…するからっ…」
涙がしょっぱい。
顔はぐちゃぐちゃで、鼻は赤くなってて
視界は全てぼやけてて。
- 126 :かあ:04/17(火) 15:48:43 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
ふーと一旦息を吐く。
吉子の部屋にはひくっというひゃっくりの音が響いた。
『……』
隼人さんは黙ったまま、口を開こうとしなかった。
「…きゅ、急に言ってもね…ごめっ…んね」
涙は枯れることを知らないのだろうか。
『吉子ちゃん?』
「…はい」
『俺、結婚するなんて、誰にも言ってないんだけど』
苦笑い気味の隼人さん。
…え?
「だ、だって…お姉ちゃんが言ってた」
―――結婚、しないの?
『この俺が、結婚できるわけないだろう』
ハハッと笑う声が携帯越しに聞こえる。
「う…そ」
だったら、吉子の告白はどうなるの!?
伝えちゃったから、隼人さんには知られちゃったじゃない!
吉子ってやっぱり―…
『吉子ちゃん、ありがとう』
穏やかな声が聞こえてきた。
「うん?」
吉子は聞き返した。
『嬉しかったよ、さっきの告白。
けど、俺は恋愛には興味がないってゆうか…
その。吉子ちゃんとは、今までの関係が一番いいんだ。』
―――吉子、失恋かな。
「…うん」
『けどね、これだけは言わせて?
俺の中で、吉子ちゃんは最高な女の子なんだ。
大好きだから。でも、恋人とか…そうゆうのは』
優しい声だった。
吉子は、満足できた。
だって、こんな素敵な人に出会えたんだもん。
最高だよ。
どうして好きなのに恋人同士になれないのかは、わからない。
理解出来なかった。
だけど、いつかきっと。
吉子がちゃんと大人になったらわかるかもしれない。
吉子は今、最高に幸せだよ。
もう不幸な女の子じゃないよ。
いつか、良い女になって、きっと…
ね?
☆END☆
- 127 :かあ:04/17(火) 15:49:58 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- やっと終わりましたあ〜!!
すごい、達成感でたくさんです♪*。
ここまで頑張れたのも、皆さんのおかげです。 本当に本当に感謝しています!! ありがとうございました(●+'V`b)+゜
いつか、また… どこかで会えることを願って…。
さようならっ⌒P'`q*)+。+
- 128 :曰:04/17(火) 20:13:53 HOST:softbank219044198002.bbtec.net
- おわりきたー!!〔・∀・〕え
なんかパソ禁くらってて前の小説流れていった 笑 また新しいの書くかもなんで・・・見つけてね!!笑
そしてね!!最高のおしらせ☆があります!!
なんと私がここに告白しようかなーって書いた次の日に!!
好きな人に告白されたんです!!キタぁー!! 今らーぶりんこ中で・す・が、女好きなんですねコレまた。 まぁ先わ長いね 笑
とにかくとにかく完結おめでとう!! これからもステキな小説かけよぉbb
- 129 :かあ:04/18(水) 18:25:40 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●日さン(・∀・)
ホントですかっ!!?? おめでとうございます(;∀;)+。 やばいです..嬉しすぎて、泣きそうですっ!! 女好きでも、日さんは、他の誰より特別ですよっ!! 末永く幸せな関係でいてくださいねっ♪
私も、次の作品書こうと思っています。 これまた実話にしちゃおうかなっとか…^^ まあ、探してくださいねっ!!名前は変わりませんので*。
これからも、頑張りましょうっ!! そして、ありがとうっ⌒P'`q*)+。+
- 130 :優奈:04/20(金) 22:58:35 HOST:menet70.rcn.ne.jp
- 完結ぉめでとうございます($´∀`◆◇)
とても素晴らしいラストでした!!! 吉子わ大人になりましたね!!! 私も今の恋、頑張ろうと思います!!ww
次の作品も頑張ってください☆
- 131 :かあ:04/21(土) 11:34:42 HOST:ZD124249.ppp.dion.ne.jp
- ●優奈さン(・∀・)
ありがとうございます!! 吉子は大人になったなあ… 優奈さんも、今の恋、諦めずに頑張ってください♪
|